「トミー・コグビル」の版間の差分
Mistabassman (会話 | 投稿記録) ウィルソン・ピケット、キング・カーティス |
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セッション・ベーシストとして、ソウル、R&Bを中心に幅広いジャンルのレコーディングに参加した。地域は主に南部マッスル・ショールズ、メンフィス、ナッシュヴィルを中心に活躍したベーシストだった。ウィルソン・ピケット<ref>http://www.allmusic.com/artist/wilson-pickett-mn0000677781</ref>の「ファンキー・ブロードウェイ」や、キング・カーティス「メンフィス・ソウル・ステュー」等、コグビルがクリエイトしたベース・ラインの傑作はかなり存在するが、クレジットが無かったりといった理由で人に知られる機会が少なかった。デヴィッド・フッド、ジェシ・ボイス、[[ジェリー・ジェモット]]やリロイ・ホッジスらはコグビルの影響を受けた。 |
セッション・ベーシストとして、ソウル、R&Bを中心に幅広いジャンルのレコーディングに参加した。地域は主に南部マッスル・ショールズ、メンフィス、ナッシュヴィルを中心に活躍したベーシストだった。ウィルソン・ピケット<ref>http://www.allmusic.com/artist/wilson-pickett-mn0000677781</ref>の「ファンキー・ブロードウェイ」や、キング・カーティス「メンフィス・ソウル・ステュー」等、コグビルがクリエイトしたベース・ラインの傑作はかなり存在するが、クレジットが無かったりといった理由で人に知られる機会が少なかった。デヴィッド・フッド、ジェシ・ボイス、[[ジェリー・ジェモット]]やリロイ・ホッジスらはコグビルの影響を受けた。 |
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コグビルは1960年代後期に「アメリカン・サウンド・スタジオ」のプロデューサーも担当し、スタジオのハウス・バンド『メンフィス・ボーイズ』でベースを弾いた。彼は[[ダスティ・スプリングフィールド]]のジェリー・ウェクスラー、[[トム・ダウド]]とプロデュースの69年アルバムのプレイでも評価された<ref>{{cite web|url=http://www.bassplayer.com/article/dusty-springfields-son/Feb-06/18128 |title=Dusty Springfield's 'Son of a Preacher Man', Chris Jisi |publisher=Bassplayer.com |date= |accessdate=September 6, 2019}}</ref>。 他に[[ウィルソン・ピケット]]、[[アレサ・フランクリン]]、[[クリス・クリストファーソン]]、[[J・J・ケイル]]、[[チャック・ベリー]], [[ドリー・パートン]], ボブ・シーガー、[[エルヴィス・プレスリー]]、 |
コグビルは1960年代後期に「アメリカン・サウンド・スタジオ」のプロデューサーも担当し、スタジオのハウス・バンド『メンフィス・ボーイズ』でベースを弾いた。彼は[[ダスティ・スプリングフィールド]]のジェリー・ウェクスラー、[[トム・ダウド]]とプロデュースの69年アルバムのプレイでも評価された<ref>{{cite web|url=http://www.bassplayer.com/article/dusty-springfields-son/Feb-06/18128 |title=Dusty Springfield's 'Son of a Preacher Man', Chris Jisi |publisher=Bassplayer.com |date= |accessdate=September 6, 2019}}</ref>。 他に[[ウィルソン・ピケット]]、[[アレサ・フランクリン]]、[[クリス・クリストファーソン]]、[[J・J・ケイル]]、[[チャック・ベリー]], [[ドリー・パートン]], ボブ・シーガー、[[エルヴィス・プレスリー]]、[[ニール・ダイアモンド]]などのレコーディングにも参加している。トミー・コグビルは1982年に50歳で早逝している。 |
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== ディスコグラフィ == |
== ディスコグラフィ == |
2019年9月29日 (日) 00:03時点における最新版
トミー・コグビル(Tommy Cogbill、Thomas Clark Cogbill、1932年4月8日 - 1982年12月7日)はアメリカ合衆国のベーシスト、ギタリスト兼レコード・プロデューサー。テネシー州に生まれ、1960年代と1970年代にかけて多くの歴史的なR&Bレコーディングに関わったベーシストである。
ライフ&キャリア
[編集]セッション・ベーシストとして、ソウル、R&Bを中心に幅広いジャンルのレコーディングに参加した。地域は主に南部マッスル・ショールズ、メンフィス、ナッシュヴィルを中心に活躍したベーシストだった。ウィルソン・ピケット[1]の「ファンキー・ブロードウェイ」や、キング・カーティス「メンフィス・ソウル・ステュー」等、コグビルがクリエイトしたベース・ラインの傑作はかなり存在するが、クレジットが無かったりといった理由で人に知られる機会が少なかった。デヴィッド・フッド、ジェシ・ボイス、ジェリー・ジェモットやリロイ・ホッジスらはコグビルの影響を受けた。
コグビルは1960年代後期に「アメリカン・サウンド・スタジオ」のプロデューサーも担当し、スタジオのハウス・バンド『メンフィス・ボーイズ』でベースを弾いた。彼はダスティ・スプリングフィールドのジェリー・ウェクスラー、トム・ダウドとプロデュースの69年アルバムのプレイでも評価された[2]。 他にウィルソン・ピケット、アレサ・フランクリン、クリス・クリストファーソン、J・J・ケイル、チャック・ベリー, ドリー・パートン, ボブ・シーガー、エルヴィス・プレスリー、ニール・ダイアモンドなどのレコーディングにも参加している。トミー・コグビルは1982年に50歳で早逝している。
ディスコグラフィ
[編集]シングル
[編集]- 「ダンス天国」 ウィルソン・ピケット
- 「リスペクト」 アレサ・フランクリン
アルバム
[編集]- 『エキサイティング・ウィルソン・ピケット』ウィルソン・ピケット、1966年
- 『レディ・ソウル』アレサ・フランクリン、1968年
- 『ダスティ・イン・メンフィス』、ダスティ・スプリングフィールド、1969年
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ http://www.allmusic.com/artist/wilson-pickett-mn0000677781
- ^ “Dusty Springfield's 'Son of a Preacher Man', Chris Jisi”. Bassplayer.com. September 6, 2019閲覧。