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*{{仮リンク|ポポロ・ディタリア|it|Il Popolo d'Italia}}([[ファシスト党]]) |
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*[[中央日報 (機関紙)|中央日報]]([[中国国民党]])停刊(事実上の廃刊)の後、インターネット上の民間ニュースサイトとして復活 |
*[[中央日報 (機関紙)|中央日報]]([[中国国民党]])停刊(事実上の廃刊)の後、インターネット上の民間ニュースサイトとして復活 |
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==「準機関紙」== |
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組織が直接発行に携わらないため機関紙には分類されないが、組織と連携し、組織の路線に沿って編集・発行される新聞は「準機関紙」などと呼ばれる。この定義は曖昧であるが、概ね下記の通り。 |
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#元機関紙で、購読者を引き継いだ。 |
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#購読者がほぼ特定組織内であり、組織内で読まれることを前提とした情報を載せるなど事実上機関紙代わりとなっている。 |
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#特定組織の路線に沿って編集される。 |
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#機関紙ながら、編集権が独立している。 |
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ただし、俗に言われる範囲の「御用新聞」「○○の機関紙」「○○御用達の新聞」「○○いいなりの新聞」などは経営上の都合や政治に阿る論調を[[揶揄]]しているだけで、機関紙・準機関紙には含まれない。 |
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=== 「準機関紙」各紙 === |
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*[[長周新聞]](日本、長周新聞社、[[日本共産党(左派)|日本共産党左派]]) - 定義3 |
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*[[世界日報 (日本)|世界日報]](日本、世界日報社、[[世界基督教統一神霊協会]]) - 定義3 |
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*世界思想新聞(日本、世界思想社、[[国際勝共連合]]) - 定義3 |
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*[[朝雲新聞|朝雲]](日本、朝雲新聞社、[[自衛隊]]) - 定義1・2 |
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**自衛隊機関紙として創刊したが、後に民間会社に移管した。自衛隊員に購読者を持つ。 |
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*[[自衛隊スポーツ]](日本、朝雲新聞社、自衛隊) - 定義2 |
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**自衛隊員向けに発行される。 |
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*[[防衛ホーム]](日本、防衛ホーム新聞社、自衛隊) - 定義2 |
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**自衛隊員向けに発行される。 |
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*[[日刊警察]](日本、日刊警察新聞社、[[日本の警察|警察]]) - 定義2 |
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**警察関係者向けに発行される。 |
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*[[星条旗新聞]](日本、星条旗新聞社、[[在日米軍]]、米軍機関紙<ref>[[:en:Stars and Stripes (newspaper)|Stars and Stripes (newspaper)]]</ref><ref>[http://epaper.stripes.com/ Stars and Stripes 本国版・欧州版・中東版・韓国版・日本版・沖縄版]</ref>) - 定義4 |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
2019年9月25日 (水) 03:56時点における版
機関紙(きかんし)とは、政党や各種団体などの機関(主に執行機関)が組織およびその見解等の広報・宣伝、会員や同じ階層に向けた情報交換などのため、定期的に発行する新聞である。同種の構造を持つ雑誌形態の出版物は「機関誌」と呼ばれる。
細分類
公的機関が公民に公表する目的の機関紙は公報、専ら部外者に向けられた告知集は広報といい、現代では狭義の機関紙とは区別されることもある。
概説
広く一般に向けて発行され、報道機関として不偏不党・中立が求められがちな新聞(狭義の新聞)と違い、特定の団体がその目的に沿った形で発行する新聞である。機関が発行するため「機関紙」と呼ばれる。単に広く社会の出来事を報道することが期待される狭義の新聞と比べ、何らかの社会的・政治的目的を持って発行されているか、団体の活動範囲の中の出来事を報じるもので、団体によってその趣旨は様々である。
現代では、政党・政治団体・職能団体・労働組合・業界団体・宗教団体・社会運動団体や国家機関(政府・軍隊など)が発行していることが多い。
組織論と機関紙
ロシア革命の指導者ウラジーミル・レーニンは1902年、自著「何をなすべきか」の中で労働者の手による「全国的政治新聞」の発行の重要性を説き、機関紙が「暴露」と「扇動」のみならず、革命組織を全国的に作り上げる「集団的組織者」であるとした。
新聞は、集団的宣伝者および集団的煽動者であるだけでなくまた集団的組織者でもある。新聞は建築中の建物の回りに組まれる足場に喩えることができる。
足場とは建築の輪郭をしるし、各作業員間の連絡を容易にし、組織的な労働によって成し遂げられた共同の成果を見渡すのを助けるものであり、すなわち新聞を制作して配達を終えるまでの一連の流れを秘密裏に完成できれば、革命は半分達成されたようなものだからである。この新聞(機関紙)活動を中心とした党建設論は、レーニン主義を理論とする各国の政党や団体に引き継がれている他、レーニン主義を標榜しない団体でも経験則的に熟知している場合があり、大衆運動の場では機関紙が重要視される場合がある。
また、ソ連型社会主義ないしは共産党一党支配体制をソ連崩壊後も維持している国では、国内で発行されるすべての新聞が、党をはじめとする何らかの組織の機関紙でなければならないとする方針を取っているところもある。東アジアでは中国やベトナム、ラオス、北朝鮮が2018年現在もこの例に該当する。
類型
機関紙はその形態が様々であり、いくつかのパターンに分類できる。
組織の種類
あらゆる種類・分野の組織が機関紙を発行している。機関紙により同時に構成員間の理念の共有や組織の団結をはかろうとするものでもある。
- 議員を抱える政治団体である政党は、自身の政策や議会報告を行う必然性があり、ほぼ全ての政党が何らかの形で機関紙を発行している。旧「共産主義」諸国の支配政党機関紙は、党の主張・宣伝を伝播する目的があった。
- 特定の政治体制を志向する性格から、他の分野と比べても機関紙が重視され、執行部の運動方針・声明、団体の決定事項、現状課題の報告などが掲載される。また、支持者向けには政治思想を前面に出さないものもある。
- 社会団体
- 各分野の社会団体は、それぞれの活動報告などが掲載される。
- それぞれの宗教の教義・教理を伝道する目的がある。また団体運営上の方針や祭礼などの行事案内・報告が行われる。ただし、一部団体の広く配布する機関紙では、必ずしも教義・教理を伝道する内容となっていないものもある。
- 経済団体
- 農業協同組合や企業団体・同業者団体などが当該業界の動向や団体の報告などが掲載される。
- 単位組合のもの、ナショナルセンター発行のものがある。当該労働者の改善要求や運動方針・活動報告が掲載される。要求による団結が原則のため、記事の主体性が強い。
- それぞれの国により公的機関が発行する機関紙。
- 趣味組織
- 活動報告や当該趣味に関する記事がある。機関誌が多く、機関紙(新聞)形態は少ない。
発行所
- 内部機関
- 外部の別組織
- 組織外部の会社や団体が、当該組織の路線に沿って編集・発行する形態。
発行形態
- 日刊
- 週刊
- 週に数回刊
- 1週間に2回以上5回未満発行される。
- 「朝鮮新報」(在日本朝鮮人総聯合会)、「プラウダ(ソ連共産党、ロシア連邦共産党)」など
- 旬刊等
- 月に2〜3回発行される。
- 「国民民主プレス」(国民民主党)、「消費者リポート」(日本消費者連盟)、「民医連新聞」(全日本民主医療機関連合会)など
- 月刊
- その他
- 年に4〜6回程度発行されるものがある。
- 月刊以上に発行頻度を必要としない場合。年4回であれば「季刊」、6回であれば「隔月刊」と呼ばれる。但し「隔月刊」は題名に冠される事はない。
- 「JL NEWS」(日本発達障害福祉連盟)、「ADRA News」(アドラ・ジャパン)、「JARL NEWS」(日本アマチュア無線連盟)など
購読対象
- 会員限定
- 組織構成員でなければ購読できない機関紙。
- 極めて小規模の組織は必然的にこの形態になる場合が多い。
- 一般購読可能
- 中規模以上の組織では、構成員外の購読を受け付けていたり、積極的に販売していることがある。後者は、組織の見解を広く伝え、支持者・構成員を増やす目的の他に、機関紙を売ることで組織活動資金の増収を目的とする場合が多い。
- 政党・政治団体の多くはこの形態を採る。
配布方法
- 自主配達
- 組織が自前で購読者への配達まで完結する方法。極めて活動範囲の狭い組織では必然的に採用される事が多い。地域活動を行っている大規模組織がこの形態を採るところもあるが、活動範囲が広い組織は完全にカバーできない。全体では少数である。
- 郵送
- 販売店配達
- 販売店が戸別配達をする形態があるが、機関紙では多くない。
- 「聖教新聞」(創価学会)、「公明新聞」(公明党)など
- 販売店購入
- 販売店で購入する形態。
- 専売所
- 「官報」(日本国)
- 一般の販売店
- 「人民日報」(中国共産党)など
その他の特徴
- 一般ニュースも多く掲載するもの
- 「人民日報」(中国共産党)、「しんぶん赤旗」(日本共産党)、「聖教新聞」(創価学会)、「朝鮮新報」(在日本朝鮮人総聯合会、朝鮮新報社)など
- 2つ以上の団体共同の機関紙
- 「京都民報」(日本共産党京都府委員会と諸団体)、「大阪民主新報」(日本共産党大阪府委員会と諸団体)
主な機関紙
新聞名(カッコ内は、発行・対応機関)。中国共産党の人民日報など別会社が発行する形態もあるが、ここでは機関名を記す。
日本
政党
- 自由民主(旧「自由新報」。自由民主党)
- 立憲民主(立憲民主党)
- 国民民主プレス(国民民主党)
- 公明新聞(公明党)
- しんぶん赤旗(日本共産党)
- 社会新報(社会民主党)[5]
- 週刊新社会(新社会党)
- 社会大衆(沖縄社会大衆党)
- プレス自由(自由党)
政治団体等
- 労働新聞(日本労働党)
- 日本新聞(緑の党)
- SENKI(「戦旗」。BUND)
- 海つばめ(労働の解放をめざす労働者党)
- プロレタリア(労働者共産党)
- 前進(革命的共産主義者同盟全国委員会)
- 解放(日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派)
- かけはし(日本革命的共産主義者同盟(JRCL))
- 解放(革命的労働者協会(社会党社青同解放派)) - 現代社・狭間派
- 解放(革命的労働者協会(解放派)) - 赤砦社・木元派
- グローカル(自治・連帯・エコロジーをめざす政治グループ・蒼生)
- 人民の星(日本共産党(左派))
- 現代革命(統一共産同盟)
- レコンキスタ(一水会)
- 愛国新聞(大日本愛国党)
- 大吼(大行社)
- 新風(維新政党・新風)
- 憲法しんぶん(憲法改悪阻止各界連絡会議)
- 全国革新懇ニュース(平和・民主・革新の日本をめざす全国の会)
青年学生団体
- 民主青年新聞(日本民主青年同盟)
- われら高校生(日本民主青年同盟)
- 青年の声(日本社会主義青年同盟)
- そがく(祖国と学問のために)(全日本学生自治会総連合)
- 緑の旗(全日本学生寮自治会連合)
- 社研通信(全国社会科学研究会連絡会議)
- 青ア研ニュース(青年アジア研究会)
- 日本青年団新聞(ウィリータイムス)(日本青年団協議会)
- The YMCA(日本YMCA同盟)
宗教団体等
- 教団新報(日本基督教団)
- ときのこえ(救世軍)
- 本願寺新報(浄土真宗本願寺派・本願寺新報社)
- 同朋新聞(真宗大谷派)
- 聖教新聞(創価学会)
- 創価新報(創価学会青年部)
- 金光新聞(金光教)
- 天理時報(天理教)
- 芸生新聞(パーフェクト・リバティー教団)
- 友輪(大山祇命神示教会)
- 光明、新生(世界救世教いづめの教団)
- 顕正新聞(顕正会)
- 顕正新聞(親鸞会)
- 秀明(神慈秀明会)
- 佼成新聞(立正佼成会)
- 聖使命(生長の家)[6]
- 霊波(霊波之光教会)
- シャンバラ新聞(オウム神仙の会)
- 神社新報(神社本庁)
- 中和新聞(世界基督教統一神霊協会)
- 新宗教新聞(新日本宗教団体連合会)
- 宗教と平和(日本宗教者平和協議会)
NGO・NPO・市民団体
- 赤十字新聞(日本赤十字社) - 本社のとは別に独自の広報紙を出している支部もある
- ADRA News(アドラ・ジャパン)
- BAJ通信(ブリッジエーシアジャパン)
- 消費者ネットワーク(全国消費者団体連合会)
- 消費者リポート(日本消費者連盟)
- 新婦人しんぶん(新日本婦人の会)
- 主婦連たより(主婦連合会)
- 全地婦連(全国地域婦人団体連絡協議会)
- ふぇみん・婦人民主新聞(ふぇみん婦人民主クラブ)
- 婦民新聞(婦人民主クラブ)
- 救援新聞(日本国民救援会)
- 救援(救援連絡センター)
- 解放新聞(部落解放同盟)
- 平和新聞(日本平和委員会)
- ノー消費税(消費税をなくす全国の会)
- 生活と健康を守る新聞(全国生活と健康を守る会連合会)
- JL NEWS(日本発達障害福祉連盟)
- 日本と中国(財団法人日中友好協会)
- 日中友好新聞(日中友好協会)
- 日本とキューバ(日本キューバ友好協会)
業者・職能団体
- 日本農業新聞(JAグループ)
- 農民(農民運動全国連合会)
- 農民新聞(全日本農民組合連合会)
- 民医連新聞(全日本民主医療機関連合会)
- 全国商工新聞(全国商工団体連合会)
- 協会ニュース(日本看護協会)
- ジャーナリスト(日本ジャーナリスト会議)
労働組合
- 連合(日本労働組合総連合会)
- つばさ(電力総連)
- 船員しんぶん(全日本海員組合)
- JP労組新聞(日本郵政グループ労働組合(JP労組))
- 日教組教育新聞(日本教職員組合)
- 全労連新聞(全国労働組合総連合)
- 生協のなかま(全国生協労働組合連合会)
- 国公労新聞(日本国家公務員労働組合連合会)
- ちぎん(全国地方銀行従業員組合)
- 金属労働新聞(全日本金属情報機器労働組合)→JMITU(日本金属製造情報通信労働組合)
- 全労協新聞(全国労働組合連絡協議会)
公的機関
外国人組織
趣味団体
- CYCLING JAPAN(日本サイクリング協会)
- JAF MATE(日本自動車連盟)
- JARL NEWS(日本アマチュア無線連盟)
- シクリスムエコー(日本自転車競技連盟)
朝鮮民主主義人民共和国
- 労働新聞(朝鮮労働党)
- 民主朝鮮(政府機関)
- 朝鮮人民軍(朝鮮人民軍)
- 青年前衛(金日成社会主義青年同盟)
中華人民共和国
キューバ共和国
ベトナム社会主義共和国
- ニャンザン(人民)(ベトナム共産党)
- タインニエン(青年)(ベトナム共産党、ベトナム青年連協会)
- サイゴンザイフォン(サイゴン解放)(ベトナム共産党)
- トゥオイチェー(若者)(ベトナム共産党、ホー・チ・ミン共産青年団)
- ラオドン(労働)(ベトナム職業総同盟)
- ダイドアンケット(大団結)
- コンアンニャンザン(人民公安)
過去に存在した機関紙
- 鉄道公報 (日本国有鉄道)
- プラウダ(ソビエト連邦共産党)ソ連崩壊後も一般紙として存続
- イズベスチヤ(ソビエト連邦政府)ソ連崩壊後も一般紙として存続
- ノイエス・ドイチュラント(ドイツ社会主義統一党)東西ドイツ統一後も一般紙として存続
- フェルキッシャー・ベオバハター(国家社会主義ドイツ労働者党)
- ダス・シュヴァルツェ・コーア(ナチス親衛隊)
- ポポロ・ディタリア(ファシスト党)
- 中央日報(中国国民党)停刊(事実上の廃刊)の後、インターネット上の民間ニュースサイトとして復活