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中学卒業 |
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[[2018年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)|2018年 |
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=== プロ入り後 === |
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== 選手としての特徴 == |
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高校時代には投手として最速147km/hを計測した地肩の強さを持ち、遠投は116m<ref name="琉球181128"/><ref name="スポニチ181023"/>。沖縄県の高校野球部対抗の競技大会において立ち[[三段跳]]で高2・3と連続で優勝し、1塁までの到達が3秒8を記録するなど、強いバネも武器としている<ref name="スポニチ181023"/>。 |
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== エピソード == |
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オリックス入団1年目の2019年には、9月7日の対日本ハム戦(札幌ドーム)7回表の第2打席で左投手の[[堀瑞輝]]から二遊間にゴロを放ったところ、いったん内野安打と判定。判定に問題がなければ、一軍公式戦での通算5打席目にして、この一打が初安打になるはずだった。しかし、この判定に対して、日本ハム監督の[[栗山英樹]]が[[野球のビデオ判定#リクエスト制度|リクエスト制度]]を通じてリプレー検証を審判団に要求。その結果、ゴロを処理した二塁手・[[渡辺諒]]から一塁手・[[中田翔]]への送球が宜保の一塁到達より早いことが確認されたため、判定は二塁へのゴロに変更された<ref>{{Cite web|url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/09/07/kiji/20190907s00001173277000c.html|title=リックス・宜保 まさかの“プロ初安打”取り消し リクエストで判定覆る|publisher=スポーツニッポン|date=2019-9-7|accessdate=2019-9-24}}</ref>。実際には同月23日の対ソフトバンク戦(前述)で一軍公式戦初安打を二塁打で記録したが、二塁への到達後に三塁へ果敢に向かったところ、三塁塁審の梅木謙一からタッチアウトを宣告。この判定に対して、オリックス監督の[[西村徳文]]が栗山と同じくリクエストを要求したものの、梅木の判定は覆らなかった。安打自体は認められたが、一連のプレーは公式記録上、二塁打と走塁死として扱われている<ref name=1sthit" />。 |
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== 詳細情報 == |
== 詳細情報 == |
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=== 記録 === |
=== 記録 === |
2019年9月23日 (月) 18:34時点における版
オリックス・バファローズ #53 | |
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京セラドーム大阪にて(2019年9月23日) | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 沖縄県豊見城市[1] |
生年月日 | 2000年11月26日(23歳) |
身長 体重 |
174 cm 66 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 遊撃手 |
プロ入り | 2018年 ドラフト5位 |
初出場 | 2019年9月6日 |
年俸 | 500万円(2019年)[2] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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宜保 翔(ぎぼ しょう、2000年11月26日 - )は、オリックス・バファローズに所属する沖縄県豊見城市出身[1]のプロ野球選手(内野手)。右投左打。
経歴
プロ入り前
沖縄県立豊見城高等学校の学生時代にバレーボール部の選手として活躍した実父と、同部から沖縄県の代表として国民体育大会へ出場した実母の間に出生[3]。豊見城市立とよみ小学校の2年時に、根差部ベースナインで軟式野球を始めた[3][4]。長嶺中学校時代には、野球部で遊撃手や投手に起用される一方で、一時生徒会長を務めた[3][5]。
中学校からの卒業後に、KBC学園未来高等学校沖縄へ進学。硬式野球部では、2年時の秋から4番打者を任された[4]。レギュラーに定着してからの背番号は6で、主に遊撃を守っていたが、投手として試合に登板することもあった。3年生だった2018年春の沖縄県大会では、興南高校との決勝戦に投手として先発。興南打線を完封したことによって、創部4年目の母校を県大会初優勝に導いた[3][4][6]。
未来沖縄高校への在学中は甲子園球場での全国大会と無縁であったが、大阪桐蔭高校の3年時に春夏連覇を経験した同学年の根尾昂とともに、「走・攻・守揃った二刀流選手」としてNPB球団のスカウトから注目されていた[3]。実際には、2018年のNPBドラフト会議で、内野手としてオリックス・バファローズから5巡目で指名[7]。契約金3,500万円、年俸500万円(金額は推定)という条件で入団した。未来沖縄高校の出身者では初めてのプロ野球選手で、背番号は53[2]。
プロ入り後
2019年には、中日ドラゴンズへ入団した根尾と共に、内野手としてウエスタン・リーグ公式戦へ100試合以上出場。大城滉二・安達了一の相次ぐ離脱で一軍の遊撃手が不足したチーム事情を背景に、シーズン終盤の9月6日には、札幌ドームの対北海道日本ハムファイターズ戦で「8番・遊撃手」としてスタメンで一軍公式戦へのデビューを果たした[8]。その後も公式戦1試合に出場したが、通算で5打数無安打、2失策を喫した末に、9月11日付で出場選手登録をいったん抹消[9]。自身の抹消中に安達が一軍公式戦への出場中にアクシデントで脳震盪を起こしたことから、NPBの定める脳震盪登録抹消特例措置によって、9月23日に再び登録された。同日の対福岡ソフトバンクホークス戦(京セラドーム大阪)に「8番・遊撃手」としてスタメンに再び起用されると、3回裏の第1打席で、一軍公式戦での初安打を二塁打で記録した[10](詳細後述)。
選手としての特徴
高校時代には投手として最速147km/hを計測した地肩の強さを持ち、遠投は116m[1][3]。沖縄県の高校野球部対抗の競技大会において立ち三段跳で高2・3と連続で優勝し、1塁までの到達が3秒8を記録するなど、強いバネも武器としている[3]。
エピソード
オリックス入団1年目の2019年には、9月7日の対日本ハム戦(札幌ドーム)7回表の第2打席で左投手の堀瑞輝から二遊間にゴロを放ったところ、いったん内野安打と判定。判定に問題がなければ、一軍公式戦での通算5打席目にして、この一打が初安打になるはずだった。しかし、この判定に対して、日本ハム監督の栗山英樹がリクエスト制度を通じてリプレー検証を審判団に要求。その結果、ゴロを処理した二塁手・渡辺諒から一塁手・中田翔への送球が宜保の一塁到達より早いことが確認されたため、判定は二塁へのゴロに変更された[11]。実際には同月23日の対ソフトバンク戦(前述)で一軍公式戦初安打を二塁打で記録したが、二塁への到達後に三塁へ果敢に向かったところ、三塁塁審の梅木謙一からタッチアウトを宣告。この判定に対して、オリックス監督の西村徳文が栗山と同じくリクエストを要求したものの、梅木の判定は覆らなかった。安打自体は認められたが、一連のプレーは公式記録上、二塁打と走塁死として扱われている[10]。
詳細情報
記録
- 初記録
- 初出場・初先発出場:2019年9月6日、対北海道日本ハムファイターズ20回戦(札幌ドーム)、8番・遊撃手で先発出場
- 初打席:同上、3回表に杉浦稔大から空振り三振
- 初安打:2019年9月23日、対福岡ソフトバンクホークス23回戦(京セラドーム大阪)、3回裏に高橋礼から左中間2塁打
背番号
- 53 (2019年 - )
脚注
- ^ a b c “背番号は53 宜保翔オリックス入団合意 「挑戦」誓う”. 琉球新報 (2018年11月28日). 2019年4月4日閲覧。
- ^ a b “オリックス5位宜保が仮契約、トリプル3で顔になる”. 日刊スポーツ (2019年11月27日). 2019年4月4日閲覧。
- ^ a b c d e f g “未来沖縄・宜保 走・投・打・頭の四拍子そろった“沖縄の根尾””. スポーツニッポン (2018年10月23日). 2019年4月4日閲覧。
- ^ a b c “オリックス・バファローズ 宜保翔”. 週刊ベースボールONLINE. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “宜保 翔 選手(KBC未来沖縄) オリックス5位指名”. 沖縄県豊見城市立長嶺中学校. 2019年4月4日閲覧。
- ^ “宜保翔選手はオリックス5位指名 KBC未来沖縄 プロ野球ドラフト2018”. 沖縄タイムス (2018年10月25日). 2019年4月4日閲覧。
- ^ “2018年度ドラフト会議 契約交渉権獲得選手”. オリックス・バファローズ (2018年10月25日). 2019年4月4日閲覧。
- ^ “オリックス宜保デビュー戦 無安打に「力んだかな」”. 日刊スポーツ (2019年9月6日). 2019年9月23日閲覧。
- ^ “【オリックス】ドラ5・宜保が登録抹消「いい経験になった」”. スポーツ報知 (2019年9月11日). 2019年9月23日閲覧。
- ^ a b “オリ ドラ5宜保“うれしい?”プロ初安打「二塁打と走塁死」”. スポーツニッポン (2019年9月23日). 2019年9月23日閲覧。
- ^ “リックス・宜保 まさかの“プロ初安打”取り消し リクエストで判定覆る”. スポーツニッポン (2019年9月7日). 2019年9月24日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 宜保翔 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手名鑑 53 宜保 翔 - オリックス・バファローズ オフィシャルサイト