「焼きたて!!ジャぱん」の版間の差分
登場人物を焼きたて!!ジャぱんの登場人物に分割 |
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==登場人物== |
==登場人物== |
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登場人物については[[焼きたて!!ジャぱんの登場人物]]を参照。 |
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===主要キャラクター=== |
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*'''東和馬'''(あずま かずま) ([[声優]]:[[小林由美子]]) 血液型B型 |
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*:本作の[[主人公]]で、「[[#用語|太陽の手]]」の持ち主。6歳の頃姉の稲穂に連れられて行った「サンピエール」で出会った、日本独自のパン・「ジャぱん」を創ることを目指すおじさんと出会い、自らもジャぱんを作り出すことを夢としパン職人に。そのおじさんは後に最大の敵となる『霧崎雄一』である。 |
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*:[[新潟県]][[魚沼郡]]の田舎から上京し、日本最大のベーカリーチェーン・「パンタジア」の本店採用試験を受けたが河内の家庭事情を知り辞退(その家庭事情は河内の嘘が少々混じっていた)。その才能を見出した月乃によりパンタジア南東京支店の店員になる。 |
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*:長髪で前髪に月乃から貰った[[カチューシャ]]を付けている。天才肌で、独学の経験で知識を得ていっているのでパン用語は全然知らない。ただ実家が米農家なので、そのコネや祖父の馬太郎から3万回ほど聞かされた事により、米や寿司についてなど一部の分野に関しては冠以上の知識を持つ。涙もろく、親切でお人よしな性格である。 |
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*:国語が大の苦手で、難しい言葉が出るととんだ勘違いをする(例:クロワッサン→黒輪さん、アナフィラキシーショック→アラビア[[石油ショック]]、ドラゴンフック→[[ジェームズ・クック|キャプテン・クック]]/[[100円ショップ]]、エンドプロテアーゼ→遠藤風呂で風邪、アスコルビン酸→アスコルビン山、葉長石→[[ナンシー関]]/[[朝青龍明徳|朝青龍]]関、イグレシアの滝→[[フリオ・イグレシアス]]、[[オーギュスト・ロダン|ロダン]]の考える人→ボタンをかけ違える人等)が、数学には非常に強く、10桁を超える掛け算だろうと正確に暗算してしまう。そのため、あっさりと[[RSA暗号]]を解き、才能を発揮した。 |
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*:【主な記録】 |
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*:*パンタジア本店採用試験 最終戦辞退 |
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*:*パンタジアvsサンピエール 対店長 模糊山(現パンタジア店員) 引き分け |
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*:*第39回 パンタジア新人戦 優勝 |
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*:*第2回 モナコカップ 優勝(日本代表) |
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*'''河内恭介'''(かわち きょうすけ) (声優:[[阪口周平]]・幼少時代:[[杉本ゆう]])血液型O型 |
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*:和馬と同じパンタジア本店採用試験を受ける。汚い手段を使ってでも合格するつもりでいたが、利用していたはずの和馬の純な性格に触れ、また彼が自分のために試験を辞退したことを知るに至り、自分の行動を深く悔やみ採用が決まった後、自分からそれを辞退する。その後和馬とともに「パンタジア」南東京支店に勤務することに。そしてパンタジアの新人戦で3位という成績を修めたことで、本店へと異動していった。 |
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*:[[大阪]]出身で、自らの稼ぎで弟や妹を養っている。「なんやて!?」が口癖。髪形がコロコロ変わり、特にハゲ率が高い。実は父親・恭太郎もパン職人で、パンタジアの本店採用試験を毎年受けては落選の繰り返しであった。しかし絶対に逃げ出さなかった父の姿を見て、憧れを持つ。しかし河内が子供の頃、父親の不注意により自宅のパン工房から出火。家は火事になり父親は焼死してしまった。それ以降は母の実家で弟や妹の世話をしながら、細々と暮らしてきた。しかし父親への憧れは捨てておらずパンについての勉強を重ね、父の遺志を継ぐべくパン職人として上京。努力家で熱血漢。でも努力はなかなか報われない、いじめられキャラである。 |
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*:パン職人としての才能が和馬や諏訪原といった天才に比べやや見劣りすることは本人も自覚しており、その差を少しでも埋めるために[[#用語|太陽の手甲]]を取得したり、[[アフロ]]にしたりなど数々の試練を乗り越え、やがて天才達と同じ世界で渡り合える職人へと成長していく。ただし、最近では和馬や諏訪原や冠に頼ることが目立ち、もっぱら驚き役やリアクション役を務めることが多い。アフロになった理由は、外見がアフロっぽい「聖アンドリュー教会」を店長に紹介され、河内がそこで懺悔をしたら、「なんやて人間」「ザコキャラ」「一生天才たちには勝てない」と散々痛めつけられたあげく、アフロにされたということである。諏訪原と仲が悪いが、内心では気にかけていて、「大好き」と言ったこともある。 |
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*:なお、パンを除く料理の腕はなかなかの腕前と思われる。(カツサンドの豚カツは彼の担当だったほか、やきそばパン作りに悩む和馬に知恵を与えたりしていた。) |
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*:【主な記録】 |
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*:*パンタジア本店採用試験 合格→採用辞退 |
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*:*第39回 パンタジア新人戦 3位(諏訪原戒と同率) |
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*:*第2回 モナコカップ 優勝(日本代表) |
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*'''梓川月乃'''(あずさがわ つきの) (声優:[[大塚ちひろ]])血液型A型 |
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*:「パンタジア」[[オーナー]]、梓川貞尚の孫娘ではあるが、彼女が父・貞道の愛人の子であると言う理由により、周りからはよく思われていなかった。南東京支店店長代理をつとめていたが、霧崎雄一がパンタジアを乗っ取った後、「一つの会社が市場を独占すると、業界がだらけてしまう」という理由で、パンタジアの社長に据えられ、サンピエールの社長となった雪乃と争うこととなる。 |
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*:和馬を慕っており、和馬も月乃に好意を持っているようだが、和馬がその思いに気づいていないため、2人の関係はなかなか進展しない。当初はクールな美少女・薄幸の[[ヒロイン]]という位置づけだったが、次第にボケ役として位置づけられ、松代によく突っ込みをいれられる。そんな彼女だが、8歳の頃にパンタジア新人戦で三位入賞を果たす程の腕前を持つパン職人でもある。 |
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*:【主な記録】 |
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*:*第31回 パンタジア新人戦 3位(当時小学生) |
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*'''松代健'''(まつしろ けん) (声優:[[東地宏樹]])血液型B型 |
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*:31歳。「パンタジア」南東京支店の店長、髪型は[[アフロヘアー]]でサングラス着用、無精ヒゲに体格はマッチョと、[[松田優作]]を思わせる風貌をしているが、若かりし頃の回想からも分かるように素顔はなかなかの美形。 |
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*:20歳の頃にパンタジア新人戦で優勝。23歳の頃、自らの作ったパンを食べた妹・楓が意識不明になってしまう。原因は乳製品アレルギーによる[[アナフィラキシーショック]]であると知り、彼女のように乳製品を拒む体質の人でも、おいしく口にできるパンを目指し努力を重ねる。 |
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*:しかし、マイスター霧崎や模糊山のような天才職人に劣等感を抱いていた時期もあった。そんな中、聖アンドリュー教会のアンドリュー・グラハム神父の教えを受け、アフロへアーとなり常識の殻から脱出。『日本一の[[フランスパン]]職人』の異名を持つ名高い職人として知られるようになった。 |
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*:様々な試行錯誤の中、発芽玄米が天然酵母として非常に優れていることを発見。それがもとで黒柳に弟子にしてくれとしつこく頼み込まれ、その時本人は「いいデシ。」と承諾。しかし黒柳の人間離れした味覚感知能力を感じ取り、松代は彼を弟子一日目にしてパン職人ではなくプロの味覚審査員へと育て上げたいと思うようになる。だがそのときはまだ弟子になって日も浅く、なおかつ性格上そんな事を言葉で言うことが恥ずかしいため、仕方なくその思いは何かにつけての嫌がらせとして表れてしまい、その誤解がもとで一時期は黒柳と対立していた時期があった。 |
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*:優れた知性と判断力を兼ね備えており、河内や月乃に東達の技法を解説することもしばしば。また強力な太陽の手甲を会得するために拳法の修行をしていたため、戦闘能力が異常に高い。そのため、組長・橋口隆死に惚れ込まれてしまい、彼が後継者を探している暴力団「橋口会」の跡継ぎにされてしまった。無論本人は渋っていたが、やはり適材適所だったのか、現在は抗争にも積極的に参加したり応援にもスーツ姿で決め込んだりと、すっかり板についてしまっている。 |
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*:同じサンデー連載の漫画「[[ワイルドライフ]]」にチョイ役で登場した。 |
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*:【主な記録】 |
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*:*第28回 パンタジア新人戦 優勝 |
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*'''木下陰人'''(きのした かげと) (声優:[[佐藤せつじ]]) |
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*:「パンタジア」南東京支店勤務。パンタジア主催のパン教室に来ていたところを月乃にスカウト(誘惑?)され惚れ込み、南東京支店に入店。実は日本最大のサーカス・木下隊[[サーカス]]の御曹司で、それゆえ他人のパンのコピーをすることが得意(冠が新人戦で作ったパンのコピーですら95%のコピーをやってのける)。さらに分身の術まで身につけており、何人にも分身し、仕込み・陳列・応対・会計という南東京支店の全ての業務を1人だけでやってのけている。ただオリジナルのパンを作ることに関しては全くダメなため、ほとんど注目はされず影が薄い。アニメ版においては彼の母への手紙が話のモノローグに使われたり、河内のリアクション内にも登場している。 |
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*:【主な記録】 |
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*:*第38回 パンタジア新人戦 予選落ち |
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*'''黒柳亮'''(くろやなぎ りょう) (声優:[[子安武人]])血液型AB型 |
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*:松代健の元弟子で、「パンタジア」本店勤務。性格はとても非情で、且つ非常識。自らが評価するに値しないと感じたパンや人物に対してはまさに悪魔のように冷酷になる。「カス」や「クズ」などと平気で言い切るなど、パンに関係する事柄に関しては一切の容赦をしない。一方、これこそはと認めたものは素直に賞賛する面もある。 |
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*:[[ハーバード大学]]出身の秀才科学者で19歳で卒業した。職人としての腕もあり、留学中や帰国後もパン作りの公式戦ではパンタジア新人戦まで100連勝を誇っていたが、パンタジア入社後、松代との勝負に敗れて挫折。後に松代に弟子入りするが、弟子入り初日にして松代のパンの分量を0.1g単位で、発酵時間・焼き時間を秒単位で見抜いてしまった。松代は黒柳をパン職人ではなくプロの味覚審査員にしたくなり、黒柳自身も職人兼科学者より審査員兼科学者の方が向いているのではないかと考え、合格者10人に1人と言われる程取得が難しい味覚審査員の資格の取得に踏み切り、パン職人達の対決の審判を務める。何故かジャッジの際のリアクションに命をかけており、彼がどんなリアクションをするのかが、本作の見所の一つである(モナコカップの際は、彼の役割をピエロ・ボルネーゼが代行した)。リアクションが激しすぎて死にそうになろうとも、うまいパンを食べたいがために命を懸けるという常人離れした思考の持ち主。パンタジアが乗っ取られた後は、サンピエールのオーナー・霧崎雄一の勧めでパンタジアを退職し、フリーの味覚評論家に転じ、「焼きたて!! 25」(アニメ版では「焼きたて!! 9」)の司会兼審査員を務める。 |
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*:現在22歳だが、老人以上に豊富な知識やグチる事が多い等から年上に見られることが多い。しかし、それを言われると異常なまでに怒る。(和馬におっちゃんと呼ばれたときには2点減点にした)河内には「黒やん」、冠には「先輩」と呼ばれる。人に対して厳しく、本店採用試験ではデブ・不細工・汗臭いなど清潔感が欠如しているという理由で採用希望者を失格にしたことがある。何度も遅刻する和馬に対しては、はじめは減点などの処置をとっていたが、途中であきらめたようである。 |
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*:【主な記録】 |
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*:*第37回 パンタジア新人戦 優勝 |
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*'''諏訪原戒'''(すわばら かい) (声優:[[坂詰貴之]])血液型A型 |
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*:パン製造技能士一級の史上最年少取得者。クロワッサンが得意で、雑誌にも紹介された経験あり。古き良き日本男児という性格の持ち主で、プライドが高く頑固かつ冷静だが、高所恐怖症という欠点がある。言葉遣いも古風である。本店採用試験で、実質的に和馬・河内に敗れてから(ただし、本店採用は和馬・河内が辞退したため諏訪原)、ライバル関係となる。世界大会には3人で日本代表として出場した。侍風の着物姿を好み頭には青いバンダナを巻いており草履を履いている。常に日本刀を帯びている。世界中のパンの技術を盗んで作った「ルパン」をつくる。河内の事を何かと馬鹿にしているが、内心では彼の実力を認めている。モニカと付き合っている。剣術の師匠(声優:[[宮澤正]])が一人いたが、享年124で亡くなった。 |
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*:【主な記録】 |
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*:*パンタジア本店採用試験 本店採用(東・河内が辞退したため) |
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*:*第39回 パンタジア新人戦 3位(河内恭介と同率) |
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*:*第2回 モナコカップ 優勝(日本代表) |
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*'''模糊山剛'''(もこやま つよし) (声優:[[玄田哲章]]) |
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*:パンタジア南東京支店の斜向いにあるベーカリー「サンピエール」東京本店の店長。一見してその風貌はマッチョなオカマであるが、「菓子パンの神様」と称される一流の職人である。松代が嫉妬する程の実力者であったが、自分の腕前を過信し傲慢な態度を取る事が多くなっていた。TVオンエアーでの新作パン対決で南東京支店勤務五日目の和馬に引き分けたことでオーナーである霧崎の怒りを買い、サンピエールをクビにされるが、月乃の妹水乃に拾われパンタジアの店員となる。しかし、彼の作ったパンは未だにサンピエールの主力商品として大いに売れている。大きな体とはうらはらに編物が得意。 |
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*:【主な記録】 |
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*:*パンタジアvsサンピエール 対パンタジア南東京支店店員 東 引き分け |
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*:*第39回 パンタジア新人戦 ベスト8(準々決勝で東と引き分けるが、準決勝出場を辞退する) |
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*'''冠茂'''(かんむり しげる) (声優:[[井上麻里奈]])血液型O型 |
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*:頭脳明晰なパン職人兼科学者。[[ハーバード大学]]を16歳で卒業した天才。大学では黒柳の後輩。元は雪乃の部下だったが、東に敗れたため雪乃とSオーナー霧崎のお金で研究していた研究室を雪乃の手によって爆破されてしまう。新人戦での行動をはじめとする彼女の卑劣な行動に愛想を尽かし、後に「パンタジア」南東京支店勤務となり月乃や和馬の参謀的存在として活躍する(月乃の学校の着付けの課題に付き合わされることも)。髪の色はピンクでまつげが長い美少年。作業着の時は半ズボン。そのためなのか女性に人気が高い。最近の河内の堕落ぶりを心配している。和馬と同じ「[[#用語|太陽の手]]」の持ち主。 |
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*:【主な記録】 |
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*:*第39回 パンタジア新人戦 準優勝 |
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*'''マイスター霧崎'''(マイスター きりさき) (声優:[[速水奨]]・少年時代:[[日比愛子]]) |
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*:本名はシルヴァン。「パンタジア」オーナーから「マイスター」の称号を与えられた唯一の人物。チタ二ウム合金の仮面を付けた謎の人だが、その正体はパンタジアのライバル店「サンピエール」のオーナー・霧崎雄一の、妹・ソフィと共に捨てられた息子である。仮面の中には、[[孔雀]]の「クー」をはじめ数多の種類の鳥を仕込んでいる。松代の親友でもあり、共に同じ店の職人であった時には仮面をつけてはいなかった。ある時、ソフィにより発見された母の日記から父の豹変の理由を知り、自ら“人格を変えるパン”を開発し、父に食べさせ人格を元に戻そうと試みたが失敗。逆に“人間の脳みそを支配するパン”・能生みそゴぱんを食べさせられ、リアクションによって洗脳されてしまい、パンタジアを退職。「焼きたて!! 25」にて和馬の前に立ちはだかったが、和馬の活躍もあり洗脳が解けた。 |
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*'''梓川貞尚'''(あずさがわ さだなお) (声優:[[塚田正昭]]) |
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*:パンタジアのオーナー。月乃・水乃・雪乃のうち誰を次期後継者するか迷っている。雪乃がサンピエールの霧崎オーナーと組んでパンタジアを乗っ取ろうとしていることを知らない。味にはうるさそうだが人には優しいお爺さんらしい。パンタジアが霧崎と雪乃に乗っ取られた事で失脚し、その後の行方は不明。 |
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*'''東稲穂'''(あずま いなほ) (声優:[[斉藤梨絵]]) |
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*:東和馬の姉、和馬をパン職人に引き合わせ、和馬の将来を決定付ける。中学生のときは自転車を飛ばし、今はバイクを飛ばしている。 |
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*'''東馬太郎'''(あずま うまたろう) (声優:[[長島雄一]]) |
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*:東和馬の祖父、新潟県で稲作農家を営む。ぼけた89歳。孫の為に自分の作った小麦粉(作り方を間違えてうどん粉)を送る事もある。 |
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*'''東馬次郎'''(あずま うまじろう) (声優:長島雄一) |
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*:東馬太郎の弟、奈良県に住む。日本鎧を着用し、竪穴式住居のような穴に住むなど古い物が好きな気難しい人間。新しいパンであるジャぱんを作り出した和馬を毛嫌いしている。アニメでは焼きたて!! 9最終戦で和馬に野生よもぎを提供した。 |
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*'''東馬三郎'''(あずま うまさぶろう) (声優:長島雄一) |
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*:東馬太郎の弟、岐阜県に住む陶芸家。ペターライトを作った。ジャぱん44号を食べて天国に行ったことがある。 |
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===パンタジア新人戦編=== |
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*'''梓川水乃'''(あずさがわ みずの) (声優:[[池田千草]]) |
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*:梓川月乃の異母妹。謎のパン職人「コアラ」と共に新人戦で和馬に勝負を挑む。小悪魔っぽい性格で月乃にも嫌味な態度を見せていたが、和馬に敗れた後は少しだけわだかまりが消えたようだ。出番や活躍は少ないが独特の健康的な可愛さから読者からの人気は高い。雪乃には、「世界一使えない妹」「バカ」とさんざん嫌われている。「やったねいん!」「まったねいん」が口癖。 |
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*:【主な記録】 |
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*:*第39回 パンタジア新人戦 本戦1回戦敗退 |
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*'''コアラ''' (声優:[[玄田哲章]]) |
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*:水乃と共に現れた、コアラのマスクを被った謎の職人。その正体はサンピエール東京本店元店長である模糊山剛。実力は新人のレベルとは比べ物にならないが、「パンタジアにおいては」入社一年目の新人であったので出場を許可された。和馬に引き分けてからパン職人としての修行をやり直し、準々決勝で20本編みの竜パンを作るも、再び和馬と引き分ける。黒柳が再試合を申し渡したが、「未来ある素晴らしい若者こそ勝ち進むべき」と再試合を辞退する。その後は、引き続きパンタジアで水乃のいる支店で勤務を続け、主婦からも人気のある職人として活躍した。 |
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*'''梓川雪乃'''(あずさがわ ゆきの) (声優:[[湯屋敦子]]) |
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*:梓川月乃の異母姉で、性格は極悪非道を絵に描いたような存在。愛人の子である月乃とその傘下に居る和馬たちを露骨に毛嫌いしているが、祖父・貞尚の前では猫を被っており、目に入れても痛くないほどの寵愛を受けた。サンピエールの霧崎オーナーと組み、パンタジア乗っ取りに成功。その後サンピエールの社長となる。「太陽の手」とは対極の能力「吹雪の手」を持ち、タルトのコンテストで優勝した事がある。和馬にタルト勝負に負け空気となり「某女性型ドール」をボディとして使っている。登場人物紹介で「極悪非道の人殺し」と書かれた経歴を持つ。 |
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*'''S・H・ホコー'''(スペンサー・ヘンリー・ホコー) (声優:[[桐本琢也]]) |
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*:「パンタジア」名古屋支店勤務のパン職人。アメリカ合衆国出身(正確にはイタリア出身)で、通称「シャチホコ」と呼ばれる。日本語の語彙力や文法力はかなりのものなのになぜか[[名古屋弁]]は間違いだらけという不思議な語学力の持ち主<!-- 実際のところは作者が名古屋弁を知らず、知っている人に校正もしてもらわなかったためでしょうが、それを言ってはお終い。ここはシャーロキアン調に作者の存在を忘れてあくまで事実として解釈してみました-->。自称名古屋県人。パンタジア新人戦で和馬に敗れた後、雪乃の計らいで「サンピエールUSA」からアメリカ代表として、モニカ、シャドウと共にモナコカップに出場。 |
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*:【主な記録】 |
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*:*第39回 パンタジア新人戦 本戦2回戦敗退 |
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*:*第2回 モナコカップ 準優勝(アメリカ代表) |
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*'''デーブ橋口'''(デーブ はしぐち) (声優:[[島香裕]]) |
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*:作者の[[橋口たかし]]自身がモデルで、過度の肥満体で動くこともままならない。パンの評価は、試食した際、自らが出す叫び声の声量の大きさで示す。単位はホーン。設定では超人気漫画「炊きたて!! ゴはん」の作者になっている。(原作コミック数巻ではおまけ漫画として掲載されている。) |
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*'''胚地'''(はいぢ) (声優:[[神田朱未]]) |
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*:デーブ橋口の[[アシスタント]]でアニメ作品『[[アルプスの少女ハイジ]]』の主人公・ハイジのパロディー。アニメ版では「拝島(はいじま)」という[[メイド]]に変更されている。 |
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*'''ブラッド・キッド''' (声優:[[堀内賢雄]]) |
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*:黒柳のクラスメート、[[弁護士]]、マッサージ師など、多くの場合に使われる脇役。毎回別人という設定で登場するが、表情と声はどんな時も全く同じである(これらに登場するキッド達は年齢差がぜんぜん違うので同一人物とはいえないが、兄弟なのかどうかも不明)。黒柳のクラスメートであったキッドは現在、調査カンパニー「KID」の社長を務めている。 |
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*'''海野カツヲ''' (うみの カツヲ)(声優:[[田中真弓]]) |
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*:「パンタジア」津軽支店勤務のパン職人。豚のような外見の31歳。パンタジア新人戦の第一次予選で不合格だったが、和馬が実家で飼っている豚の三平に似ていたという理由で助けようとし、それに賛同した松代が黒柳の過去をばらそうとしたので予選通過になった。その後、二次予選も通過し本戦準々決勝で河内と対決するがバイトの子に手を出す不純な行為をしていたことが分かり審査なく負けと判定された。その後、修行を経て料理全日本選手権の豚肉部門で優勝し、焼きたて!! 25編で再び現れ勝負する。そのときは自らを負かした河内を圧倒的に超える程の凄腕調理パン職人になっていたものの、一歩及ばず敗退。そして、ブタの貯金箱になってしまい今もその状態である。 |
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===モナコカップ編=== |
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*'''ソフィ・バルザック・霧崎'''(ソフィ・バルザック・きりさき) (声優:[[水樹奈々]]) |
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*:マイスター霧崎の妹で、パリのベーカリー「ゴルドン・ブルー」の職人。フランス代表「カイザー家」を打ち破るべく和馬、河内、諏訪原に自らの技術を全て教える。幼少時代自分と兄に惨い仕打ちをした父・霧崎雄一を心から憎んでいる。 |
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*'''ピエロ・ボルネーゼ''' (声優:[[関智一]]・少年時代:[[山崎みちる]]) |
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*:ケダムサーカス団長。モナコカップの司会兼審査員をつとめる。135ヶ国語を操る語学の天才であり世界レベール(レベル)の洞察力・観察眼等を持ち合わせる。周囲の迷惑を顧みず何事も自分のペースに引き込んでしまうという困った性格の持ち主でもある。 |
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*:実は彼こそモナコ国王レオンハルト14世の息子「レオール・レオンハルト」であり、生まれて間もなくモナコ王家のしきたりにより庶民の家に預けられたがその夫婦が逃走。ケダムサーカスへと捨てられピエロ・ボルネーゼとして、顔も知らない両親を探すため伝説のピエロとなるべく修行を積んできた。そして遂にモナコ王が父親であることを知ったが、王は投げナイフにより刺されたピエロを救うため輸血をし失血死してしまう。 |
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*:しかし、モナコカップ決勝にて和馬が作った「ジャぱん61号・大麻ジャぱん」を食べリアクションをとった結果、なんと自分の生まれる前にタイムスリップ。ピエロを生んだと同時に亡くなっていた母親「メーテル・レオンハルト」を助け出したことにより歴史を変更してしまった。現実世界へと戻った後は伝説のピエロにちなんでケダムサーカスに預けられた王子、ピエロ・レオンハルトとして、無事両親との再会を果たす。 |
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*'''エドワード・カイザー''' (声優:[[遊佐浩二]]) |
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*:モナコカップで[[フランス]]代表として出場している「カイザー家」の三男。グランやボブとは義兄弟。「クグロフ・オ・ミエール」を得意とする優秀なパン職人だが、卑怯な手も使う。諏訪原と引き分けてしまったことにより、3階建ての一番下に組み込まれてしまった。 |
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*:【主な記録】 |
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*:*第1回 モナコカップ 優勝(フランス代表) |
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*:*第2回 モナコカップ 3位(フランス代表) |
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*'''ボブ・カイザー''' (声優:[[星野貴紀]]) |
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*:「カイザー家」の次男。雄弁。乗り物に弱い。3階建ての真ん中。[[ボブ・サップ]]に似ている。 |
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*:【主な記録】 |
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*:*第1回 モナコカップ 優勝(フランス代表) |
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*:*第2回 モナコカップ 3位(フランス代表) |
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*'''グラン・カイザー''' (声優:[[中田譲治]]) |
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*:「カイザー家」の長男。3階建ての一番上。生まれたばかりの頃腕に重石をつけられたせいで、2m72cmの巨大な腕の持ち主となってしまい、その結果「太陽の手ギガントス」、「女神の手ウルティマ」を手に入れた。パン作りに必要な機能(すなわち手)を発達させるために、めったに喋ったり、足で歩いたりしない。3兄弟の中では、一番正々堂々としている。 |
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*:【主な記録】 |
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*:*第1回 モナコカップ 優勝(フランス代表) |
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*:*第2回 モナコカップ 3位(フランス代表) |
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*'''モニカ・アデナウアー''' (声優:[[釘宮理恵]]) |
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*:[[アメリカ合衆国]]出身(正確には[[ドイツ]]出身)のパン職人。本職は菓子職人で、第59回世界菓子職人選手権の覇者になるほどの実力を持つ。特技は[[飴#飴細工|飴細工]]。「サンピエール」のオーナーに見出され、パン職人に転向。モナコカップの決勝で諏訪原と当たり勝利。飴細工でボロボロになっている自分の手を、「まさに究極の職人の手」と賞賛してくれた諏訪原に恋心を抱き付き合うように。後に「焼きたて!! 25」の大曲戦にて諏訪原とともに出場するが敗退。その後自決しようとした諏訪原を引き止めるためについた松代の方便により、諏訪原の子を[[妊娠]]していることにされてしまい(実際は経験がない)、現在は腹に丸めた新聞紙を詰め込み、妊婦を演じている最中である。とはいえ、本当に諏訪原との子供が欲しいとも思っているようである。 |
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*:読者からの反響がかなり大きい人気女性キャラである。 |
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*:【主な記録】 |
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*:*第59回世界菓子職人選手権 優勝 |
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*:*第2回 モナコカップ 準優勝(アメリカ代表) |
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*'''シャドウ・ホワイト''' (声優:[[青山穣]]・少年時代:[[松元恵]]) |
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*:アメリカ合衆国出身のパン職人。物心ついた時から他人の動きをマネることが非常に上手く、マルセル・マルソーのビデオから彼の動きを完全にマスターするも、反射的に見たもの全てをマネしてしまうようになってしまい、そのため普段は視線を逸らして白目にしている。こうしてパントマイマーとなるが契約を打ち切られ、路頭に迷っているところで彼のマネの才能に目をつけた「サンピエール」のオーナーにすすめられパン職人に転向。彼の技術「ゴぱん」を100%コピーしモナコカップに出場。 |
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*:【主な記録】 |
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*:*第2回 モナコカップ 準優勝(アメリカ代表) |
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*'''霧崎雄一'''(きりさき ゆういち) (声優:[[立木文彦]]) |
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*:サンピエールのオーナーであり、マイスター霧崎の父親。もともとは善人だったが、自ら開発した“(美味すぎて)人格を変えるパン”を食べ続けた結果、リアクションにより徐々に悪人化していき、ついには目的のためには手段を選ばない極悪人へと変貌してしまった。自他共に認める、世界最強のパン職人であり、米をベースにしたパン「ゴぱん」をつくる。雪乃と組み、パンタジア乗っ取りに成功し、その後、パンタジア社長に月乃を、サンピエール社長に雪乃を据えて戦わせる。和馬が幼い頃に出会った、パン屋「St.Pierre(サンピエール)」のおじさんその人だった。自分の作ったパン『魔王』のために二重人格になった経緯を和馬に語り、魔王にまた人格をのっとられてしまう。 |
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*'''レオンハルト14世''' (声優:[[小杉十郎太]]) |
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*:第14代モナコ王。モナコ王家の王は代々ライオンを模した、フルフェイスの[[王冠]]を被っている。レオール・レオンハルト(ピエロ・ボルネーゼ)の父。 |
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*'''ファラオ''' (声優:[[木下浩之]]) |
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*:モナコ秘密警察のリーダー。[[ピラミッド]]型の模型に身を隠している。秘法「ピラミッドパワー」により、相手を治療したり場所を探知できたりできる。また、地面を掘り進む事ができる。 |
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*'''ムハンマド''' (声優:[[姫野恵二]]) |
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*:モナコ秘密警察の一人。 |
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*'''クレオ''' (声優:[[北西純子]]) |
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*:モナコ秘密警察の一人。 |
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===焼きたて!! 25編(アニメでは焼きたて!! 9)=== |
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アニメと原作ではこの辺りから要素が微妙に変わり、一部原作とはキャラ設定の変わる者などもいる。 |
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*'''CMAP'''(クマップ) |
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*:"Cooking Meal Assemble People"(料理と食事のために集められた人々)を意味する、日本最強の[[アイドル]]料理人集団。実力はプロ級だがメンバー同士の仲は非常に悪く、協調性は皆無に等しい。 |
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**'''坪塚拓美''' (つぼづか たくみ) (声優:[[野島健児]]) |
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**:物静かな性格のCMAPメンバー。カタカナ言葉を多用する不思議少年として訓練させられたため、他人と会話する時にも普通に喋ることができなくなってしまった。当然料理の腕は超一流。一回戦で和馬達に敗れ、その後CMAPを脱退して和馬の親友となる。一回戦で和馬の作った「茶碗蒸しパン」を食べたことで、毛を針のように鋭く硬くする事が出来るようになったようだ(その時の顔は[[ゲゲゲの鬼太郎]]の鬼太郎)。 |
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**'''千祭剛''' (ちまつり ごう) (声優:[[鳥海浩輔]]) |
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**:CMAPの一人。ヤンキー系として訓練させられる。どんなに暑くても汗をかかない特殊な体質のため、気温が高いほど手の温度が上昇し、時には「太陽の手」をも凌ぐ「炎の腕」を持つ。 |
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**'''要博士''' (かなめ ひろし) (声優:[[石井真]]) |
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**:料理に関してはずば抜けた知識を持つ、CMAPメンバー。新しい料理のレシピ考案もお手の物。イケメンだが、一度メガネをはずすと「[[野比のび太|の○太君]]の目」に。 |
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**'''成海静人''' (なるみ しずと) (声優:[[緑川光]]) |
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**:長髪で「死んじゃえ」(アニメでは「消えちゃえ」に変更)が口癖のCMAPメンバー。生粋のナルシストとして訓練させられる。口は悪いが料理の腕は超一流で、「鉄鍋の調律」を使いこなす洋食のプロフェッショナルである。 |
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<!--↑レイアウトが崩れますので、ここだけは間隔を空けないようお願いします--> |
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*'''堤政伸'''(つつみ まさのぶ) (声優:[[日野聡]]) |
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*:オーストリア宮廷料理人である、冠の異母兄。自分とは比べ物にならない程の天才である弟・冠にコンプレックスを抱いている。負けた方が橋口会組長を継ぐという勝負を冠に仕掛ける。 |
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*'''橋口隆死'''(はしぐち たかし) (声優:[[谷口節]]) |
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*:日本最大の暴力団組織「橋口会」の[[総帥]]。冠と堤の父親。後継者問題で頭を悩ませる。[[橋口たかし|作者]]と名前が似ているが気のせいである。 |
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*'''三木のり平'''(みき のりへい) (声優:[[青野武]]) |
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*:「ごはんですよ!」で有名な[[三木のり平]]その人。和馬のジャぱんに興味を抱き、サンピエールの職人として対戦、和馬らを破る。作品のタイトルまで変えさせるという、史上最大級のリアクションを起こさせた(実際、放送日の新聞のテレビ欄には、変えられたタイトルがそのまま掲載されていた)。ちなみに原作・アニメとも[[桃屋]]の許可は得ており、著作権の侵害には繋がらない。 |
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*'''パンダ''' (声優:[[玄田哲章]]) |
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*:パンダの着ぐるみを着て現れた、模糊山剛。パンタジアの職人であるが、和馬に勝ちたい一心で、サンピエール側からエントリー。指定された特産品と自ら特別配合した「スーパーベーキングパウダー」で生地内の温度を分けることにより、[[ケーキ]]並みのフワフワ感を持つ[[蒸しパン]]を作ったが、特産品(和)とケーキの様なパン(洋)が合わなかったために、遂に和馬に敗れてしまった。しかも、和馬がパンに用いた「笹」の匂いを嗅いだことによるリアクションで本物のパンダになってしまった。 |
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*'''ジョヴァンニ=ヴァン=デル=ヘッセリンク'''(アニメには未登場) |
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*:オランダの菓子職人。その姓名の長さから和馬より“ヘ”と呼ばれる。50回から60回までの11回ある大会でモニカが優勝した59回目を除く10回を優勝したものの「焼きたて!! 25」に於けるパンケーキ対決で和馬に敗れ、ダムとなった。 |
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*:なお、モニカが優勝できたのは彼が病気で欠場したためであり、敗れたわけではない。 |
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*'''マルコ・チッコリーニ'''(アニメには未登場) |
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*:シャチホコのいとこ。シャチホコ曰く、ピザの実力なら「神の子というより本当の神」。彼の冷めたピザを食べてしまった河内は膝(ヒザ)そのものになってしまい、時間が経って直ったものの途中まで目・鼻・口が膝に移動したままだった。彼もピザ対決で和馬に敗れ、腹だけが(亀の子)タワシの亀になってしまった。 |
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*'''岩城鉄生''' (声優:[[板倉光隆]]/[[檜山修之]]) |
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*:同じサンデー連載の漫画「[[ワイルドライフ]]」の主人公。漫画版では霧崎に能生みそゴぱんを食べさせられ洗脳されてしまった河内を獣医なのに診療した。アニメでは熱中症に倒れた東たちを診察したり、リアクションで[[埴輪]]になって動けなくなった黒柳の心の声を聞いて代弁もした。 |
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== その他登場人物== |
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*焼きたて!! ジャぱんの登場人物にはジャぱんキャラだけではなく、[[ワイルドライフ]]の岩城鉄生(声優:[[板倉光隆]]→[[檜山修之]])などサンデー誌上で連載している作品のキャラがゲスト出演したことがある。他に「[[江戸むらさき]]」などの海苔の佃煮でおなじみの[[桃屋]]のマスコットキャラクター、[[三木のり平]](声優:[[青野武]])が和馬の対戦相手として登場したり、TVシリーズの脚本家の一人、[[大和屋暁]]が少年役で登場、キャラクター紹介で父親が名脚本家の[[大和屋竺]]である事や、掲載後に05年[[有馬記念]]を勝利した[[ハーツクライ]]の馬主である事(実際に大和屋氏は一口馬主である)等、実際の大和屋氏に即した設定でゲスト出演した。 |
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==リアクション== |
==リアクション== |
2006年8月23日 (水) 23:55時点における版
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『焼きたて!! ジャぱん』(やきたて!! じゃぱん)は、週刊少年サンデーに連載中の橋口たかしによる料理・グルメ漫画である。第49回(平成15年度)小学館漫画賞少年向け部門を受賞。料理漫画というよりはギャグ漫画という声も少なくない。
作品概要
もともとは5週限定の短期集中連載だったが、読者からの反響が大きかったため、正式連載となった。
比較的年齢層が広くファンが多い。ベーカリー関係の仕事(例:ベーカリーコンサルト)をしている人が購読していることも少なくない。漫画では珍しく専門用語を解説しているので、パンを中心とした勉強になるのも特徴でありこの部分が最も高く評価されている。また勉強になる部分はパンだけにとどまらず、「ミスター味っ子」を見た世代にも高い人気がある。アニメ化され、高い人気を誇っていたが、パンを試食する際のリアクションが人気アニメや漫画のパロディが多い(「この番組は『ジャぱん』です」などというテロップが出たこともある)ことに関して「著作権侵害なのでは…」と問題視される事も少なくない。
しかし、これがパロディだということは理解しておかなければならない。だが、パロディであろうと、これだけの人気作品で、ほかの作品のシーン、キャラを真似てギャグにすることを行うのは、読者や、作家志望の者に影響を与えてしまうのはやむを得ないだろう。そして今後それが盗作であるか、パロディであるかの線引きがあやふやになり、盗作を平気で行う作家が現れるのではないかという懸念はある。焼きたて!! 25以降の大幅な画風変化や主人公の性格も変わることなどから、苦情も多く、売り上げも大幅に減少したが、アニメ放映中はサンデーでもかなり人気が高かった。
テレビアニメ
テレビアニメ化され、2004年10月12日から2006年3月14日まで毎週火曜日19:00~19:30にテレビ東京系で放送された。
BSジャパンは毎週木曜17:55から、テレビ和歌山は毎週月曜18:30から、三重テレビ放送は毎週木曜17:00から、岐阜テレビは毎週日曜8:00から放送。なお、福岡のテレ東系列局TVQ九州放送はホークス戦中継の関係で4月2日より毎週土曜7:00からの遅れ放送に、テレビ北海道は原則としてテレビ東京と同時ネットだが日本ハム戦中継がある場合は翌週の火曜日に2週分連続で放送される。テレビ愛知もナイターシーズン中も原則同時ネットだが(野球は20:00~20:54のみの放送)、7月26日の2時間特番(ミルモとの2本立て)の日に野球中継と重なってしまったため特番はネットせず1週分のみを独自に放送した(19日放送での告知は放送された)。翌週は19:00~20:54(中日主催のゲーム)の枠で野球中継を放送したため休止となり、3週の遅れとなったが、8月9日、16日を2本立て放送で対応、23日から同時に戻った。テレビ大阪も阪神戦中継により1週遅れになった。(なお、東日本放送は2005年4月30日をもってネット打ち切りになった。)しかし10月からはナイターオフシーズンになった事からテレビ大阪、TVQ、テレビ北海道も同時ネットに復帰した。
また、番組スポンサーである山崎製パンがこれをテーマにした菓子パン(マヨネーズ焼きそば・米粉入りピザパンは惣菜パン)を製造し、全国のローソン(一部地域を除く)とデイリーヤマザキとジャスコで販売している。このパンの系統はジャぱんとパンタジア ジャぱんに分かれており前者はアニメに登場するパンをモチーフにしている。 また後者は和馬たちのいるパンタジアで販売している設定にしており、アニメには登場しない。
さらに2006年1月12日にはバンダイよりDS専用ソフトとして「焼きたて!! ジャぱん ゲーム1号パンタジックグランプリ」が発売された。1号と名乗っているが、それ以降ゲームは発売されていない。
アニメ版焼きたて!! ジャぱんは2006年3月14日をもって終了した。原作に追いついてしまったことがその理由と考えられるが、マイスター霧崎との勝負や「人格を変えるジャぱん」など最低限の要素はギリギリまで原作に合わせている。この時間枠の後継アニメは「銀魂」(『週刊少年ジャンプ』連載)となる。
少年サンデーCM劇場『焼きたて!! ジャぱん』編
アニメ放送開始以前、連載誌である『週刊少年サンデー』のCMにこの「焼きたて!! ジャぱん」が起用されたことがある。
キャスト
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
あらすじ
パンの発酵に適した温かい手「太陽の手」を持つ少年、東 和馬は、幼少の頃、姉・稲穂に連れられて行ったパン屋サンピエールの主人から、「日本人にとっての『ごはん』より美味い日本独自のパン『ジャぱん』を創りたい」という夢を聞かされ、自らも「ジャぱん」を生み出すべく、独学でパンづくりを覚えていく。
中学校を卒業した和馬は、大手ベーカリー・チェーンの「パンタジア」東京本店の採用試験を受ける。和馬は河内 恭介、梓川 月乃、諏訪原 戒と共に最終選考に残るが、オーナーの孫娘で有力な新人を発掘するために採用試験に参加していた月乃は最終選考を辞退してしまう。一方、河内は大げさな身の上話で和馬の同情を買い、最終選考の課題の「クロワッサン」づくりにおいて「324層クロワッサン」の秘伝を和馬から聞きだすが、河内の話を真に受けた和馬は河内に勝ちを譲るために最終選考を辞退してしまう。和馬の優しさに心打たれた河内もまた最終選考を辞退し、和馬と河内は月乃に拾われて、彼女が店長代理を務めるパンタジア・南東京支店に勤務することになる。
しかし、そこはパンタジアの支店とは思われないほどに寂れた店だった。実は、月乃の母は正式な妻ではなかったため、月乃は梓川一族の中でも冷遇され、寂れた店をあてがわれていたのだった。そうとは知らない和馬と河内は協力して南東京支店を盛りたてていき、やがてパンタジア・グループの新人職人が挑戦する新人戦に参加する。しかし、そこで和馬と河内は正妻の子で異母妹である水乃から姉として扱われていない月乃の姿を目にする。南東京支店の店長である松代 健から月乃の境遇を聞かされた和馬と河内は、月乃の力になろうと誓い合う。
水乃そして水乃が放つ謎の職人・コアラ(正体は模糊山 剛)をも撃退した和馬だったが、さらに月乃の異母姉である雪乃の挑戦を受ける。パンタジアのライバルチェーンであるサンピエールのオーナー・霧崎 雄一と手を組んだ雪乃は、パンタジアを乗っ取るために、なりふりかまわず汚い手を使って和馬を潰しにかかるが、和馬はそうした妨害をことごとくはねのけてしまう。そして、雪乃は最期の切り札として酵母菌に造詣が深い冠 茂と和馬を対戦させる。しかし、タンパク質分解酵素を試合前に混入させ、親友の河内をも陥れた雪乃の汚い手口に和馬は怒りを爆発させ、見事冠に対しても勝利を収めるのだった。
新人戦終了後、研究所を雪乃の手によって爆破された冠も南東京支店に移籍する。冠は、雪乃の悪事を阻止するために、パンタジアが乗っ取られても別行動が取れる月乃個人名義の南東京支店に移籍したのだった。経営をうまくいかせるための資金として、和馬・河内・諏訪原が出ることになったパンの世界大会、モナコカップでの日本チームの優勝に冠は5170万円を賭けた。冠が河内に教えたある作戦が大成功したためオッズは300倍、日本チームが優勝するのを待つばかりとなった。だが、サンピエールからの数々の妨害が和馬ら日本チームを待っていたのだった。しかし困難を乗り越えた日本チームは見事に優勝、150億円が手に入る。だが時すでに遅しサンピエールはパンタジア株50%以上を買い取り、パンタジアを企業買収してしまう。そんな時、サンピエールオーナー霧崎雄一は月乃をパンタジアの社長、雪乃をサンピエールの社長にして2社をテレビ番組焼きたて!! 25で対戦させ、パンタジアが勝てばサンピエールは株を返し、負ければ返さないと挑戦状を叩きつけ、月乃はそれに応じた。 和馬は次第にパンタジア対サンピエール・月乃対雪乃の対立に巻き込まれていき、和馬は月乃を守るために新たな挑戦者たちに対峙していくことになる。
登場人物
登場人物については焼きたて!!ジャぱんの登場人物を参照。
リアクション
料理漫画では出された料理を食べた客や審査員が「うまい!」と唸る等のリアクションを起こすのが常であるが、本作の場合、単なる演出のレベルにとどまらず、そのリアクションが過剰に大きい。作中の人物も「リアクション」として異常現象を認識している(この手の演出はジャぱんと同様にテレビ東京とサンライズが制作していたテレビアニメ『ミスター味っ子』がルーツと思われる)。
作品世界内では審査員の起こしたリアクションが過剰であればあるほど旨いパンだったということになっている。リアクションは一般人であっても起こすことがあるが、ピエロや黒柳といったプロの審査員は、よりエスカレートしたリアクションを表現することに文字通り命を賭けている。リアクションの中には、下手をすると著作権侵害になりかねないようなものも数多くある。(しかし、アニメのオリジナルのリアクションで『NARUTO』、『ONE PIECE』などの『週刊少年ジャンプ』系の漫画のパロディーがよくあるのを見ると原作者(尾田栄一郎、岸本斉史など)に許可を取っている可能性も高い。しかし製作者のサンライズがパロディーを楽しんで悪乗りしているという見方もできる。)原作では1話ないし数話まるごとリアクションだけに費やされることもある。
- リアクション例
- クロワッサンを食べた際、審査員である黒柳が月面に初めて降り立った宇宙飛行士アームストロングと化す。
- ノーベルガンダム(何故か操縦系統はモビルトレースシステム型ではなく、普通のコクピットになっている)が月面上にてジェットストリームアタックで攻撃してきた黒い三連星を、やはり踏み台にしつつハリセンで倒す。黒い三連星(パン職人として登場)のデザインは、明らかに『機動戦士ガンダム』に出てくるパイロット達そのままの姿で声優もそれを意識したものであった(アニメ版のみ。その際、「この番組は『焼きたて!! ジャぱん』です」とのテロップが出た。)
- 『銀河鉄道999』の世界観に紛れ込む。(あまりにも999そのままの内容に許可が出なかったのか、このリアクションは原作のみでアニメではパロディ的な表現になった。)だが原作の最後のページに松本零士が感想を書いている。
- 大怪獣ガメラとしか思えない演出をする(アニメ版では、EDテロップに現在ガメラの版権を所有する角川映画の名前があり、ちゃんと許可を取り版権料を支払っていることがわかる)。
- パンを食べた審査員が臨死体験をして天国へ行く。(その際の評価は死ぬほど美味い)
- 画風が一時的に変化(劇画風、少女漫画風、印象派など)。
- 和馬のジャぱん61号・大麻ジャぱんを食べたピエロがタイムパラドックスを起こして母親に会う
- 黒柳が河内のカニパンを試食した際、手がカニのようにチョキにしかできなくなり、横歩きした。
- 黒柳が河内のダブルクラストのフランスパンを試食した際、黒柳の学生時代の友人で「ダブるクラスメイト」の「キッド」という青年にまつわる回想(?)話が始まった。
- モナコカップのフランス代表が宣戦布告に持ってきたブリオッシュを食べた黒柳が『金色のガッシュベル』の主人公がブリを丸ごとかじっている話を出し、「せめて洗って食べよう、ブリウォーッシュ!」と叫んでブリを洗い始めた。
- カナヅチだったピエロがかまぼこジャぱんを食べて、エラ呼吸(!?)になり泳げるようになった(アニメ版のみ。漫画版では本当に沈んでおり、モナコ警察のファラオに助けられている)。
- ピエロが突然利根川コナンになる(顔のパーツのみピエロ)。もちろん元ネタは本作と同じく『週刊少年サンデー』に掲載の『名探偵コナン』の主人公江戸川コナン。
- スーパーサイヤ人となった黒柳は同じパンを食べて冷蔵庫(フリーザー→フリーザ)となった河内と戦いながら(ハゲハゲ波!等。)解説を始めた(『ドラゴンボール』のパロディ)。
- アニメのオリジナルの中華まん対決で和馬の手伸べ製法で作った和風ジャぱんまんを食べた黒柳は『ONE PIECE』の主人公ルフィになりゴムゴムの実の能力を身に付け解説を始めた。
- 秋田県大曲市の名産「曲がりネギ」を諏訪原が河内に食べさせた際、河内が『NARUTO』のナルト、諏訪原がサスケに変身。サスケになった諏訪原は火遁焼きネギの術(火遁豪火球の術)の他、ネギ分身(影分身)とネギ連弾(うずまきナルト連弾)などナルトの術パロディも使う。まあナルト連弾はサスケの獅子連弾をモデルにしている技なので、関係ないと言えなくもないが…(アニメ版のみ)。余談だが、この話が放映された同じ週に放送されたNARUTOは、ナルトたちが料理対決をするというアニメオリジナルストーリーだった。
- アニメ最終話の一話前、雪乃とのタルト対決では東と雪乃のタルトを黒柳に同時に食べさせたために、一話丸ごとリアクションにしてしまった。内容は『ロード・オブ・ザ・リング』(『指輪物語』)のパロディ(原作では和馬の夢であり、リアクションとは無関係)。
などの異常な暴走を見せたり、果ては命に関わる非常に危険な寸劇などを行う。不条理なものも多い。また、和馬のパン等のせいでリアクションを取ったまま人間に戻れなくなってしまった哀れな人達も少なくない。
傾向
- 山崎製パンが製造している「ジャぱん」は好評で、前述のジャぱんが売り切れで取寄せ時間に買いにくる人や、このパンを食べて放映日にリアクションをとりながらアニメを楽しむ人もいた。
- 和馬や冠など中性的な顔立ちの美少年キャラが多いためか、女性のファンも少なくない。
- 黒柳のリアクションではジャンプキャラのコスプレが多いためジャンプ色が強い。
用語
- 太陽の手
- 通常、体の末端である手の温度は体温よりも低くなるが、血行が盛んならば手の温度と体温の差は小さくなる。そのような手をフランスではこう呼ぶ。パンの調理においては手の中で生地の発酵が進みやすいという利点がある。末端部の血行が必要以上に盛んだと体温を奪われやすく生物としての人間の生存には不利なので実際の持ち主は非常に限られている。また、木下が冠のパンの味の95%をコピーしたことから、太陽の手があるからといってそこまで大きな差があるわけではない。
- 主な所有者
- 東 和馬
- 冠 茂
- グラン・カイザー(彼の場合は、さらに通常の2倍超の太陽の手甲を装備した「太陽の手・ギガントス」)
- 太陽の手甲(ガントレット)
- 全身を鍛え、その上で腕の筋肉を強化することで人為的に血行を促進して手の温度を上昇させ、太陽の手に近い能力を得ることが出来る。
- 主な所有者
- 河内 恭介
- 松代 健
- 模糊山 剛
- 諏訪原 戒(彼の場合は、ドライアイスを握ることで手を冷やし、身体の防衛本能を利用してさらに血流量を増やす「太陽の手甲・オーバーコート」)
- 霧崎 雄一
- 女神の手(ラ・マン・ドゥ・デエス)
- 指の関節が柔らかい、女性的な(?)手。利点は、あらゆる固さのパンをこねることが出来ること。
- 主な所有者
- 東 和馬
- 諏訪原 戒
- エドワード・カイザー
- ボブ・カイザー
- グラン・カイザー(彼の場合は、手を足として使い続け、さらに柔らかくなった「女神の手・ウルティマ」)
- 吹雪の手
- 太陽の手の対極に位置する能力。異常に手が冷たい為、当然パン制作に最も不向きだが、無発酵、特にバターを多用するタルトを作る際は手の温度でバターが溶けにくいので、そういった物を作るのに最も適している手である。
- 所有者
- 梓川雪乃
- ベーパーアクション
- 通常、パン生地は200℃前後で15分ほどかけて焼成するが、それを敢えて300℃以上の高温で3分ほどで焼成することにより、生地内の水蒸気を一気に爆発させ、ふっくらとしたパンに仕上げること。オーブンと生地の温度差が大きいほど良いが、チョコレート等を混ぜていない純粋な生地でないと、温度が上昇しにくい。
- ホットプレス
- パンをプレスして潰しながら焼く。日本でいうホットプレスサンドを作る手法。
- 超低温長時間焼成
- 150℃前後のパンの焼成温度としては超低温で長時間焼くことでパンの色を焦がさず焼き上げることが可能であるが、通常は水分が飛ぶことによって味や食感が損なわれる。作中では水飴にコーティングすることでその欠点を克服した。
- バイタルグルテン
- 小麦などの植物性タンパクから精製したグルテンのことで蛋白強化剤といわれる添加物のこと。通常はグルテンを形成しない穀類でパンを作るときに用いるが、作中ではモチモチした食感を作るためにグルテンを通常の二倍にするダブルグルテンとして用いられた。
- トゥルニュ
- 生地を一定方向にねじる手法。そうすることによって、熱が伝わりにくい部分が生じる。その部分は焼成中でも生地の発酵が進み(これを窯伸びという)、パンがよりふっくらと仕上がる。ただ、ねじりすぎるとガスが抜けてとてつもなくまずいパンになってしまう。
- フォンデュ
- 生地を折り曲げることで窯伸びをさせる手法。トゥルニュよりも簡単な上、二度折り曲げることでよりふっくらさせることが出来る。
- クリーミング処理法
- あらかじめ泡立てることにより空気を含んだバターを生地に加えると、ふっくらとしたパンに仕上がる。ケーキなどで主に使われる手法。
- リミックス法
- 一次発酵の後に生地を再度捏ね、新たなグルテンを作りふっくらしたパンを作る方法。失敗するとグルテンが破壊される為に非常に硬いパンになってしまう。
- 老麺法
- イーストの代用品として充分に発酵した古い生地を新しい生地に加えること。熟成した生地を加えることで風味豊かなパンになる。
ジャぱん
カッコ内は特徴。また※は山崎製パンによって製品化したジャぱん。
- 1号・豆乳食パン ※
- 2号・炊飯ジャーぱん(炊飯器で焼いたパン)
- 3号・電子レンジパン(発酵に電子レンジを使う)
- 8号・ミドリ亀パン(ホウレン草・抹茶・よもぎを練り込み、水飴を塗ってから超低温長時間焼成) ※
- 9号・たい焼きジャぱん(ヤシの樹液と芋を使った餡を使用)
- 12号・チョココロネ ※
- 16号・無発酵パン(ナン)
- 21号・カステラジャぱん ※
- 22号・かまぼこジャぱん(洞窟に生息する淡水魚ブラインド・ケーブ・テトラ使用)
- 24号・フランスジャぱん
- 24号改・フランスジャぱん(山羊乳使用)
- 32号・わさび入り食パン
- 43号・324層クロワッサン(太陽の手によって生成される「太陽の生地」) ※
- 44号・試作史上最強のジャぱん(焼成時、オーブンに敷く葉長石「ぺターライト」の板)
- 51号・にんにく入りのパン
- 51号戒(改)・うなぎ海苔パン(シルクパウダー・海苔・うなぎ・黒豆)
- 56号・(アニメのみ)米糠入りクロワッサン
- 56号改・(アニメのみ)竹炭入りクロワッサン ※
- 57号・歌舞伎揚げパン(表面がガチガチになった、売れ残りのパン)
- 58号・メロン寿司パン(パン生地とクッキー生地を別々に焼き、メロンクリームを間に挟む) ※(「クッキーメロンパン」の名で販売)
- 59号・お好み焼きサンド(パンを潰しながら焼き(ホットプレス)、お好み焼き風に味付け。原理はイタリアのパニーニ)
- 60号・モチモチジャぱん(一つ目の生地を洗って、グルテンのみを二つ目の生地に加える「ダブルグルテン」)
- 61号・大麻(たいま)ジャぱん(大麻乳・大麻きな粉・大麻油・鍋ふち黒糖によるキャラメリゼ) ※
- 注、ここで言う大麻とは、七味の一つ「麻の実」のこと。アニメでは「“おおあさ”ジャぱん」と呼称した。
焼きたて!! 25(アニメでは焼きたて!! 9)シリーズ
- 大間(おおま)・ウニ茶碗蒸しパン(紫ウニ・身土不二・パンの器・クルトン)
- 大口(おおくち)(アニメのみ)・和風ジャぱんまん(黒豚・手延べ麺製法)
- 西都(さいと)・埴輪ジャぱん(完熟マンゴー・塩の花・パンワッフル)
- 大曲(おおまがり)・折曲ジャぱん(曲りネギ・ブランシール・ダブルフォンデュ)
- 十六島(うっぷるい)・十六島海苔パン(十六島海苔のコーラ煮・クリーミング処理法・リミックス法・ライスペーパー)
- 下呂(げろ)・トリプル笹パン(恵那の栗きんとん・老麺法・笹茶・笹の香り・笹の効能)
- 伊予(いよ)(原作のみ)・ジャぱんケーキ(ビワ蜜・白玉粉・蕎麦の実のフレーク・焼き揚げ)
- 千歳(ちとせ)(原作のみ)・たこ焼きジャぱん(地中海水牛のモッツァレッラチーズ・ボンバーピザ・インカのめざめ)
- 富浦(とみうら)・ビワタルト(超高タンパク粉・ビワ餡・発酵生地)(アニメ版では、超高タンパク粉・黒糖漬けのビワ・太陽の手)
- 能生(のう)(原作ではつくば市・コッペパン)・能生味噌ジャぱん(能生味噌・米粉・野生よもぎ・「ペターライト」の板)
その他
パロディ
焼きたて!! ジャぱんではほかのアニメ・漫画同様に企業名などのパロディが存在する。原作ではそのまま使われる事もある。
- 電気系
金融系
量販店
食品
- ぺぷみコーラ→ペプシコーラ
- 運輸
商品・作品
そのまま使われているパロディ
企業
商品・その他
スタッフ
- 原作:橋口たかし(週刊少年サンデー連載)
- 単行本編集:冠茂
- 監督:青木康直
- 企画:ディーライツ、アニプレックス
- プロデューサー:山川典夫(テレビ東京)、冨岡秀行
- 企画プロデューサー:杉山孝太
- アソシエイトプロデューサー:古瀬和也、岩上敦宏
- シリーズ構成:隅沢克之
- キャラクターデザイン:前澤弘美、戸部敦夫、菱沼義仁
- 美術監督:池田繁美
- 美術ボード:丸山由紀子
- 撮影監督:大神洋一
- 音響監督:木村絵理子
- 編集:鶴渕友彰
- 色彩設計:佐藤美由紀
- 特殊効果:長谷川敏夫
- 仕上処理:前林文恵
- 色指定:金月梨香
- 音楽:岩崎琢
- 効果:横山正和
- 選曲:会田剛
- スタジオ:オムバニスジャパン
- 音楽協力:田口貴章、テレビ東京ミュージック
- 作画協力:荒井紀乃、高馬祐馬
- 録音調整:池田裕貴
- 録音助手:戸田恵美子
- 音楽製作:ANIPLEX
- ビデオ編集:東京現象所
- 音響製作:東北新社
- 製作デスク:小形尚弘
- 文芸製作:高橋哲子
- 設定製作:安川浩司、小川比呂美
- 製作事務:加藤道子→長田江美子
- プロデューサー:山川典夫(テレビ東京)、富岡秀行
- 番宣プロデューサー:山本和子
- 企画プロデューサー:杉山孝太
- アソシエイトプロデューサー:古瀬和也、岩上敦宏
- 制作協力:テレコム・アニメーションフィルム、動画工房、フロントライン
- アニメーション制作:サンライズ
- 企画・製作:パンタジア(サンライズ、ディーライツ、アニプレックス)
- 製作:テレビ東京、サンライズ
主題歌
オープニングテーマ
- 『ホウキ雲』 (第1話〜第29話 放送開始から2005年5月中旬まで)
- 『Promise』 (第30話〜第53話 2005年5月中旬-下旬から11月8日まで)
- 作詞:小林夏海 作曲:北浦正尚 編曲:河野圭 歌:TiA
- 『小さな詩』 (第54話〜第69話 2005年11月15日から最終回まで)
エンディングテーマ
- 『SUNDAY』 (第1話〜第12話 放送開始から2004年12月まで)
- 作詞・作曲:田中明仁 編曲:長田進、河合誠一、The Babystars 歌:ザ・ベイビースターズ
- 『To All Tha Dreamers』 (第13話〜第29話 2005年1月から5月中旬まで)
- 作詞:Diggy-MO',Bro.Hi 作曲:Diggy-MO',Shinnosuke 編曲:Shinnosuke 歌:SOUL'd OUT
- 『ハミングバード』 (第30話〜第42話 5月中旬-下旬から8月中旬まで)
- 作詞・作曲:tetsuhiko 編曲:tasuku 歌:little by little
- 『Re:START』 (第43話〜第53話 8月下旬から11月8日まで)
- 作詞:椎名慶治 作曲:椎名慶治、永谷喬夫 編曲:渡辺善太郎、永谷喬夫、椎名慶治 歌:surface
- 『Merry Go Round』 (第54話〜第62話 11月15日から2006年1月23日まで)
- 作詞・作曲:星村麻衣 編曲:CHOKKAKU 歌:星村麻衣
- 『ココロビーダマ』 (第63話〜第68話 1月31日から3月7日まで)
- 作詞・作曲:RYTHEM 編曲:CHOKKAKU 歌:RYTHEM
- 『ホウキ雲』 (第69話 最終回のみ)
- 作詞・作曲:RYTHEM 編曲:CHOKKAKU 歌:RYTHEM
放映リスト
パンタジア新人戦編
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モナコカップ編
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焼きたて!! 9編
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関連項目
外部リンク
テレビ東京 火曜19時台前半 | ||
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焼きたて!!ジャぱん
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