「パラサイト (1998年の映画)」の版間の差分
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(相違点なし)
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2018年12月15日 (土) 12:18時点における版
パラサイト | |
---|---|
The Faculty | |
監督 | ロバート・ロドリゲス |
脚本 | ケヴィン・ウィリアムソン |
原案 |
デヴィッド・ウェクター ブルース・キンメル |
製作 |
エリザベス・アヴェラン ロバート・ロドリゲス |
製作総指揮 |
ハーヴェイ・ワインスタイン ボブ・ワインスタイン |
出演者 |
イライジャ・ウッド ジョシュ・ハートネット ジョーダナ・ブリュースター クレア・デュヴァル |
音楽 | マルコ・ベルトラミ |
撮影 | エンリケ・シャディアック |
編集 | ロバート・ロドリゲス |
配給 | ギャガ=ヒューマックス |
公開 |
1998年12月25日 1999年8月7日 |
上映時間 | 104分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $15,000,000[1] |
興行収入 | $40,283,321[1] |
『パラサイト』(The Faculty)は、1998年製作のアメリカ映画である。ロバート・ロドリゲス監督、ケヴィン・ウィリアムソン脚本のホラー。ジャック・フィニイの『盗まれた街』[2]がベースになっている。
ストーリー
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
オハイオ州ハリントン高校。アメリカのどこの都市にでもあるような平凡な高校で、いじめられっ子のケイシーは、グラウンドで奇妙な生物を見つける。ケイシーはそれを生物の先生の元に持って行き、水槽の中に入れてみると、その生物は生き返ったように動き出す。一方、チアリーダーのデライラは、教師たちの様子がおかしいことに気づく。
登場人物
主要人物
- ケイシー・コナー
- いじめられっ子の優等生。ある日、パラサイトの死骸を見つける。先生達の異変を察知し、他の5人と共にパラサイトの親玉を倒すことを決意する。仲間が次々と寄生されていく中、仲間の1人・メアリーベスが親玉だと知り、ストークリーと共に更衣室に逃げ込むが、ストークリーまでパラサイトに寄生されてしまい、さらにジークも瀕死の重傷を負ってしまう。しかし、捨て身の行動でメアリーベスを倒し、ヒーローとなった。決戦後でもデライラら新聞部や地元の新聞社が殺到するほどである。
- ジーク・タイラー
- 優秀な不良。留年生だが様々な知識に精通しており、校内で偽造免許や薬物を販売している。彼が作っていた薬の脱水作用が、後にパラサイトへ対抗する強力な武器となる。ケイシーら5人と共に自分の家に逃げ込むが、パラサイトに寄生されたデライラに薬の製造機を破壊されてしまい、窮地に追い込まれるも、捨て身の作戦で無事に薬のストックを取りに行くことに成功した。メアリーベスを不審に思い、親玉だということを知った後に対決するが、逆に返り討ちに遭い重傷を負ってしまう。決戦後は、フットボールチームのメンバーになった。
- デライラ・プロフィット
- 新聞部部長兼チアリーダー。良くも悪くも社交的で、世間体や身だしなみに気を使うタイプ。ある日、教師達の異変をいち早く察知し、他の5人と共にジークの家に逃げ込むが、ファーロングの襲撃の際にパラサイトに寄生されてしまった(仲間がカフェインを吸うテストを実施するまで自分自身はおろか誰一人気付かなかった)。メアリーベスを倒したケイシーによって解放され、決戦後にケイシーのヒーローぶりを新聞に掲載した。
- ストークリー・ミッチェル
- SF小説オタクのゴス。孤独を愛するアウトサイダーと嘯いているが実際には他人とのコミュニケーションを恐れており、周囲にはレズビアンと吹聴することで他人を遠ざけている。実際には他の仲間がパラサイトに寄生されていく中、メアリーベスが親玉だと言うことを知り、ケイシーと共に逃げた際、メアリーベスに捕まってしまい、寄生されてしまう。しかし、最終的にはメアリーベスを倒したケイシーによって解放された。
- メアリーベス・ハッチンソン
- 転校生。両親は死亡しており、孤独感を抱えている。カフェインアレルギー。
- その正体はパラサイトの親玉であり、ジークの薬を使ったテストでは、寄生体で鼻を塞いで薬を吸ったように見せかけて床に捨てることでクリアし、親玉だと自ら明かした途端、自らの手でストークリーに寄生する。その後、不審に思ったジークを重傷に追いやり、捨て身の行動に出たケイシーにも寄生することに成功したが、その直前にカフェインでできた薬を打ち込まれ自滅した。
- スタン・ロサド
- フットボールチームのキャプテン。優秀な選手として持て囃されるあまり、フットボール以外の事まで過大評価されることに嫌気が差してチームを辞めようとしていた。ドレイク校長の死後、フットボールチーム達のもとへ向かうが、その際、パラサイトに寄生されてしまう。メアリーベスを倒したケイシーによって解放され、決戦後は正式にフットボールを辞めた模様。
生徒
- ゲイブ・サンドラ
- フットボールチームのメンバーでスタンのチームメイト。メアリーベスがこの学校に転校した後は経緯が不明のままパラサイトに寄生されるが、メアリーベスを倒したケイシーによって解放された模様。
教師
- ジョー・ウィリス
- 短気な性格の持ち主であるフットボールコーチ。謎の人物によって寄生されてしまう。ケイシーによって解放された決戦後は寄生された影響で性格が丸くなった。
- エリザベス・バーク
- ジークのことを気に掛ける内気な教師。パラサイトに寄生されたことで凶暴な性格に一変。その後性格が丸くなり、ジークを襲ったが、首と胴体を真っ二つにされてしまう。しかし、ジークはカフェインでできた薬を打ち込まず恐怖に怯え逃げ込んだ事と、その直後に結合したことで、ケイシーによって解放された決戦後に健全な姿を見せることができた。
- ローザ・ハーパー
- 保健婦。ウィリスとオルゾンの異変を察知し、逃げようとしたが、オルゾンによって寄生されてしまう。メアリーベスを倒したケイシーによって解放された模様。
- エドワード・ファーロング
- 生物教師。パラサイトの事を生徒達に見せたが、その直後に寄生されてしまい。ケイシー達を襲ったが、ジークに指を切断された上、カフェインでできた薬を目に打ち込まれ脱水症状を起こし死亡したと思われたが、エンドロール中に目に眼帯を付け、指に包帯を巻いた姿で現れた状態で生存していたことが判明する。
- ジョン・テイト
- 歴史教師。ゲイブ同様メアリーベスがこの学校に転校した後は経緯が不明のままパラサイトに寄生されるが、メアリーベスを倒したケイシーによって解放された模様。
- カレン・オルゾン
- ウィリスがドレイク校長を襲った際にパラサイトに寄生されてしまう。メアリーベスを倒したケイシーによって解放された模様。
- ドレイク
- ハリントン高校校長。ウィリスの襲撃の際にすでに寄生されたオルゾンに殺害されてしまい、その後パラサイトに寄生されてしまう。ケイシーらにカフェインでできた薬を吸うように強要されたが、拒否してしまった為、ジークに殺害される。その直後、パラサイトが大量発生し、それを見たメアリーベスに薬をかけられ溶けてしまった。エンドロールで生存が判明したファーロングを除くと本作で死亡したのは、老教師のフランメルに続いて2人目となった。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
---|---|---|---|
ソフト版 | フジテレビ版 | ||
ケイシー・コナー | イライジャ・ウッド | 岡野浩介 | 野島健児 |
ジーク・タイラー | ジョシュ・ハートネット | 今井朋彦 | 神奈延年 |
デライラ・プロフィット | ジョーダナ・ブリュースター | 田中敦子 | 魏涼子 |
ストークリー・ミッチェル | クレア・デュヴァル | 本田貴子 | 朴璐美 |
メアリーベス | ローラ・ハリス | 篠原恵美 | 小林さやか |
スタン・ロサド | ショーン・ハトシー | 檜山修之 | 坪井智浩 |
ゲイブ・サントラ | アッシャー・レイモンド | 河相智哉 | 樫井笙人 |
ジョー・ウィリス先生 | ロバート・パトリック | 井上和彦 | 谷口節 |
エリザベス・バーク先生 | ファムケ・ヤンセン | 金野恵子 | 五十嵐麗 |
ローザ・ハーパー先生 | サルマ・ハエック | 門美樹 | 寺内よりえ |
エドワード・ファーロング先生 | ジョン・スチュワート | 石井隆夫 | 水野龍司 |
カレン・オルソン先生 | パイパー・ローリー | 菊池いづみ | さとうあい |
ジョン・テイト先生 | ダニエル・フォン・バーゲン | 遠藤純一 | 有本欽隆 |
ジェシカ・ブランメル先生 | スーザン・ウィリス | 大橋世津 | |
ヴァレリー・ドレイク校長 | ビビ・ニューワース | 唐沢潤 | 一城みゆ希 |
- フジテレビ版:初回放送2002年3月23日『ゴールデンシアター』
脚注
- ^ a b “The Facultys (1998)”. Box Office Mojo. 2009年11月30日閲覧。
- ^ 『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』(1956年)に始まり、本作を数えずに4度映画化されている。
外部リンク
- パラサイト - allcinema
- パラサイト - KINENOTE
- The Faculty - オールムービー
- The Faculty - IMDb