コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「クリス・ユーバンク・ジュニア」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Poro789(会話)による ID:69532477 の版へ差し戻し (ポップアップ使用)
m クリス・ユーバンク・ジュニア」を保護しました: 度重なる荒らし: LTA:DARU ([編集=自動承認された利用者のみ許可] (2019年2月15日 (金) 05:30(UTC)で自動的に解除) [移動=自動承認された利用者のみ許可] (2019年2月15日 (金) 05:30(UTC)で自動的に解除))
(相違点なし)

2018年8月15日 (水) 05:30時点における版

クリス・ユーバンク・ジュニア
基本情報
本名 クリストファー・リビングストーン・ユーバンク・ジュニア
通称 Next Gen
階級 スーパーミドル級
身長 178cm
国籍 イギリスの旗 イギリス
誕生日 (1989-09-18) 1989年9月18日(35歳)
出身地 イースト・サセックス州ホヴ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 28
勝ち 26
KO勝ち 20
敗け 2
テンプレートを表示

クリス・ユーバンク・ジュニアChris Eubank Jr.、男性、1989年9月18日 - )は、イギリスプロボクサー。元WBA世界ミドル級暫定王者。エディー・ハーンのマッチルーム・スポーツ所属。イースト・サセックス州ホヴ出身。父は元世界2階級制覇王者のクリス・ユーバンク

来歴

2011年11月12日、トラフォードトラフォード・パークでデビュー戦を行い、4回1分16秒TKO勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。

2012年9月12日、フレゼリクスハウンアレナ・ノルトでタダス・ヨンクスと対戦し、3回2分29秒TKO勝ちを収めた。

2012年12月1日、ベルファストオデッセイブラッドリー・プライスミドル級契約8回戦を行い、8回判定勝ちを収めた。

2013年9月14日、ロザラムマグナ・サイエンス・アドベンチャー・センターでアレクセイ・リブチェフとミドル級契約8回戦を行い、3回1分45秒TKO勝ちを収めた。

2014年7月26日、マンチェスターフォンズ4uアリーナ・マンチェスターでイバン・ユキッチとミドル級契約10回戦を行い、初回2分32秒TKO勝ちを収めた。

2014年11月29日、ロンドンエクセル展覧会センタービリー・ジョー・ソーンダースの持つEBU欧州ミドル級王座、BBBofC英国ミドル級王座並びにコモンウェルスイギリス連邦ミドル級王座を懸け対戦したが、プロ初黒星となる12回1-2(114-115、116-113、113-115)の判定負けを喫しEBU王座、BBBofC英国王座並びにコモンウェルス王座の獲得に失敗した[1]

2015年2月28日、ロンドンのO2アリーナでタイソン・フューリー対クリスチャン・ハマーの前座でWBA世界ミドル級暫定王者ディミトリー・チュディノフと対戦し、12回2分11秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[2][3]

2015年3月18日、WBAは最新ランキングを発表し、上述のチュディノフ戦に勝利し王座獲得に成功したユーバンクはWBA世界ミドル級暫定王者としてWBA世界ミドル級ミドル級1位にランクインした[4]

2015年9月25日、エディ・ハーンのマッチルーム・ボクシングと契約した[5]

2015年10月9日、WBAはユーバンクがWBA世界ミドル級暫定王座を戴冠してから1度も試合をしていない為、ユーバンクの王座剥奪を決定したのだが、ユーバンク陣営が同月24日にシェフィールドでトニー・ジーターとの対戦が決定していることや王座戴冠後の不活動状態となっていた理由を説明し、同月24日のジーター戦の終了を以って王座を返上し、同月10日にカラカスポリエドロ・デ・カラカスでWBA世界ミドル級10位のアルフォンソ・ブランコ対WBA世界ミドル級15位のセルゲイ・コミットスキーとの間で行われるWBA世界ミドル級暫定王座決定戦の勝者を同月25日に王座に認定することでWBAとユーバンク陣営が合意した[6][7]

2015年10月24日、シェフィールドシェフィールド・アリーナでWBA世界ミドル級13位のトニー・ジーターと対戦し、2回29秒TKO勝ちを収めWBA世界ミドル級暫定王座の初防衛に成功した[8][9][10][11]。しかし、上述のWBAとの合意に基づきWBA世界ミドル級暫定王座を返上した。

2015年11月10日、WBAは最新ランキングを発表し、上述のジーター戦後に王座を返上したユーバンクをWBA世界ミドル級2位にランクインした[12]

2015年12月10日、WBAは最新ランキングを発表し、ユーバンクをWBA世界ミドル級2位に据え置いた[13]

2015年12月12日、ロンドンのO2アリーナでゲイリー・オサリバンとWBA世界ミドル級挑戦者決定戦を行い、オサリバンの7回終了時棄権によりダニエル・ジェイコブスへの挑戦権獲得に成功した[14]

2016年3月26日、ウェンブリー・アリーナでBBBofC英国ミドル級王者ニック・ブラックウェルと対戦し、10回2分21秒ドクターストップによるTKO勝ちを収め王座獲得に成功したものの、試合直後にブラックウェルが意識を失い昏倒。病院へ搬送される事態となった[15]。これに伴い元2階級制覇王者のデビッド・ヘイは、5月21日に行われる試合の入場料10%をブラックウェルに寄付することを発表した[16]。WBAはブラックウェルの回復を祈っているという声明を出した[17]。また、1991年に同じような事故が起こった父親のクリス・ユーバンクが8回のインターバル中にリング内に入り、「もし、レフェリーが止めなければ、ストップがかからずに、このまま相手をたたきのめし続ければ、必ずけがをさせてしまう。レフェリーが試合を止めないのであれば、私にはその判断を理解できないが、お前はレフェリーに任せておいてはいけない」「これからは相手の顔ではなく、ボディーを狙っていけ」とユーバンク・ジュニアにアドバイスを送る姿がテレビの映像に映し出されていた[18]。ブラックウェルは同年4月3日に家族会話出来るまで意識が回復した[19]

2016年4月13日、WBCは最新ランキングを発表し、上述のニックウェル戦を制しBBBofC英国王座を獲得したユーバンクをWBC世界ミドル級3位にランクインした[20]

2016年6月25日、ロンドンのO2アリーナでトム・ドランと対戦し、4回2分35秒TKO勝ちを収めBBBofC英国王座の初防衛に成功した[21][22]

2016年7月5日、エディー・ハーン氏がケル・ブルックジェシー・バルガスと同日にゲンナジー・ゴロフキン対クリス・ユーバンク・ジュニアを行うと発表した[23]

2016年8月8日、エディー・ハーン氏はクリス・ユーバンク・ジュニアとゲンナジー・ゴロフキンの対戦交渉は決裂したが(ファイトマネーを更に欲しがったため)、ケル・ブルックが同年9月10日にロンドンでゲンナジー・ゴロフキンとの対戦に踏み出す為のドアを開けたのだと発言した[24]。同日、IBFは最新ランキングを発表し、ユーバンクをIBF世界ミドル級4位にランクインした[25]

2016年8月11日、ゲンナジー・ゴロフキンと対戦する機会を逃しケル・ブルックに与えたクリス・ユーバンク・ジュニア陣営はトミー・ランフォードとのBBBofC英国ミドル級王座の指名試合の入札に臨んだが、ランフォード陣営のフランク・ウォーレンプロモーター(クィンズベリー・プロモーションズ)がクリス・ユーバンク・ジュニア対トミー・ランフォードの興行権を獲得した[26]

2016年8月12日、WBCは最新ランキングを発表し、ユーバンクをWBC世界ミドル級2位にランクインした[27]

2016年8月15日、WBOは最新ランキングを発表し、ユーバンクをWBO世界ミドル級9位にランクインした[28]

2016年9月17日、同年10月22日にカーディフモーターポイント・アリーナ・カーディフでトミー・ランフォードと対戦し、指名試合を制してのBBBofC英国ミドル級王座の2度目の防衛を目指す予定だったが[29]、ユーバンクが練習中の負傷によりランフォード戦から撤退、BBBofC英国ミドル級王座を返上した[30]

2017年2月4日、リー・バレー・ヴェロパークIBO世界スーパーミドル級王者のレノルド・クインランと対戦し、10回2分7秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[31]

2017年2月7日、WBAは最新ランキングを発表し、上述のクインラン戦を制し王座を獲得したユーバンクをWBA世界ミドル級4位にランクインした[32]

2017年7月3日、IBFは最新ランキングを発表し、ユーバンクをIBF世界スーパーミドル級8位にランクインした[33]

2017年7月7日、WBCは最新ランキングを発表し、ユーバンクをWBC世界スーパーミドル級5位にランクインした[34]

2017年7月15日、ウェンブリー・アリーナで元WBO世界スーパーミドル級王者のアルツール・アブラハムと対戦し、12回3-0(118-110が2者、120-108)の判定勝ちを収めIBO世界スーパーミドル級王座の初防衛に成功した[35][36]

2017年8月19日、WBAは最新ランキングを発表し、ユーバンクをWBA世界スーパーミドル級8位にランクインした[37]

2017年9月11日、WBCは最新ランキングを発表し、ユーバンクをWBC世界スーパーミドル級4位にランクインした[38]

2017年10月4日、IBFは最新ランキングを発表し、ユーバンクをIBF世界スーパーミドル級4位にランクインした[39]

2017年10月7日、シュトゥットガルトハンス=マルティン・シュライヤー・ハレで行われたWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)スーパーミドル級準々決勝でWBC世界スーパーミドル級3位のアブニ・イルディリムと対戦し、3回KO勝ちを収めIBO世界スーパーミドル級王座の2度目の防衛に成功、WBSSの準決勝進出を果たした[40][41]

2017年10月11日、WBCは最新ランキングを発表し、ユーバンクをWBC世界スーパーミドル級4位にランクインした[42]

2017年10月28日、WBAは最新ランキングを発表し、ユーバンクをWBA世界スーパーミドル級3位にランクインした[43]

2017年11月9日、WBCは最新ランキングを発表し、ユーバンクをWBC世界スーパーミドル級2位にランクインした[44]

2018年1月31日、WBAは最新ランキングを発表し、ユーバンクをWBA世界スーパーミドル級2位にランクインした[45]

2018年2月17日、マンチェスター・アリーナで行われるWBSSスーパーミドル級準決勝でWBA世界スーパーミドル級スーパー王者ジョージ・グローブスと対戦し、12回0-3(112-117、112-116、113-115)の判定負けを喫しWBAスーパー王座の獲得に失敗、IBO王座をグローブスに明け渡すと共にWBSSの決勝進出を逃した[46][47][48]

2018年2月28日、WBAは最新ランキングを発表し、上述のグローブス戦に敗れ王座獲得に失敗したユーバンクをWBA世界スーパーミドル級6位にランクインした[49][50]

獲得タイトル

脚注

  1. ^ ヒューリーTKOでチゾラを返り討ち Boxing News(ボクシングニュース) 2014年11月30日
  2. ^ Eurbank Jr. dethrones interim champ Chudinov Fightnews.com 2015年2月28日
  3. ^ Chris Eubank Jr is the new Interim Champion 160 pounds WBA公式サイト 2015年3月1日
  4. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2015年3月18日
  5. ^ Eubank Jr. Signs With Hearn, Added to Brook-Chaves Bill”. Boxing Scene.com (2015年9月25日). 2015年9月26日閲覧。
  6. ^ Khomisky/Blanco Winner Crowned Champion on October 25 WBA公式サイト 2015年10月9日
  7. ^ WBAで暫定王者が2人!? 月間MVPはメイウェザー Boxing News(ボクシングニュース) 2015年10月10日
  8. ^ Eubank Jr. crushes Jeter in two Fightnews.com 2015年10月24日
  9. ^ Chris Eubank Jr stops Tony Jeter in round two in Sheffield BBC 2015年10月24日
  10. ^ Chris Eubank Jr defends WBA title and eyes grudge match with O’Sullivan The Guardian 2015年10月25日
  11. ^ ユーバンクJr束の間の暫定王座防衛 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年10月25日
  12. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2015年11月10日
  13. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2015年12月10日
  14. ^ Eubank Stops O’Sullivan WBA公式サイト 2015年12月13日
  15. ^ ユーバンクJrに敗れたブラックウェルが重体 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年3月28日
  16. ^ David Haye to donate 10 % of ticket sales from Arnold Gjergjaj fight to Nick Blackwell”. Mirror (2016年3月30日). 2016年4月3日閲覧。
  17. ^ WBA Prayers for Nick Blackwell WBA公式サイト 2016年3月29日
  18. ^ 英ボクサーがKO後に昏睡、勝者の父は元ミドル級王者”. AFPBB News (2016年3月29日). 2016年4月2日閲覧。
  19. ^ ブローナー出頭、視聴件数は好調101万件 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年4月5日
  20. ^ RATINGS WBC公式サイト 2016年4月13日
  21. ^ Groves tops Murray, Eubank destroys Doran Fightnews.com 2016年6月25日
  22. ^ ジョシュアが7回KO勝ち、IBFヘビー級初防衛 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年6月26日
  23. ^ Golovkin-Eubank Jr, Brook-Vargas Updates Fightnews.com 2016年7月5日
  24. ^ Hearn: Eubank chose not to take the fight Fightnews.com 2016年8月8日
  25. ^ IBF Ratings IBF公式サイト 2016年8月8日
  26. ^ Frank Warren wins Eubank Jr-Langford purse bid Fightnews.com 2016年8月11日
  27. ^ RATINGS WBC公式サイト 2016年8月12日
  28. ^ WBO RANKING AUGUST 2016 WBO公式サイト 2016年8月15日
  29. ^ No GGG fight, but Eubank Jr vs. Langford is on Fightnews.com 2016年8月25日
  30. ^ Eubank Jr. vacates British belt, pulls out of fight Fightnews.com 2016年9月17日
  31. ^ Quinlan-Eubank collide Feb 4 in London Fightnews.com 2016年12月14日
  32. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2017年2月7日
  33. ^ IBF Ratings IBF公式サイト 2017年7月3日
  34. ^ RATINGS WBC公式サイト 2017年7月7日
  35. ^ Eubank beats Abraham, punches ticket to WBSS Fightnews.com 2017年7月15日
  36. ^ セルビー大差判定でV3、ノックアウトも防衛成功 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年7月16日
  37. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2017年8月19日
  38. ^ RATINGS WBC公式サイト 2017年9月11日
  39. ^ IBF Ratings IBF公式サイト 2017年10月4日
  40. ^ WBSS: Eubank score spectacular KO Fightnews.com 2017年10月7日
  41. ^ セルビー比嘉挑戦に名乗り、クローラがバーンズ下す Boxing News(ボクシングニュース) 2017年10月8日
  42. ^ RATINGS WBC公式サイト 2017年10月11日
  43. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2017年10月28日
  44. ^ RATINGS WBC公式サイト 2017年11月9日
  45. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2018年1月31日
  46. ^ Groves defeats Eubank, headed to WBSS final Fightnews.com 2018年2月17日
  47. ^ Groves retained his WBA Super Championship against Eubank WBA公式サイト 2018年2月18日
  48. ^ グローブスがユーバンクに判定勝ち、WBSS決勝進出 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年2月18日
  49. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2018年2月28日
  50. ^ The WBA announces ranking for February WBA公式サイト 2018年2月28日

関連項目

外部リンク

前暫定王者
ディミトリー・チュディノフ
WBA世界ミドル級暫定王者
2015年2月28日 - 2015年10月24日(返上)
次暫定王者
返上により消滅