コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「First Love (宇多田ヒカルのアルバム)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m cewbot: ウィキ文法修正 26: HTMLの<b>タグの使用
15行目: 15行目:
*2000年度年間82位(オリコン)
*2000年度年間82位(オリコン)
*週間9位(15th Anniversary Edition、オリコン)
*週間9位(15th Anniversary Edition、オリコン)
*<b>オリコン歴代アルバムランキング1位</b>
*'''オリコン歴代アルバムランキング1位'''
| Certification = *8ミリオン([[日本レコード協会]])<ref name=8M></ref>
| Certification = *8ミリオン([[日本レコード協会]])<ref name=8M></ref>
| Last album = <br/><br/><br/>[[Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2]]<br/>[[Utada The Best]]<br/>(2010年)
| Last album = <br/><br/><br/>[[Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2]]<br/>[[Utada The Best]]<br/>(2010年)
37行目: 37行目:
== 概要 ==
== 概要 ==
当時宇多田ヒカルは無名だったが15歳の若さでのデビューと、洗練された歌唱力と大人びた歌詞が社会的に大きな反響を呼んだ。
当時宇多田ヒカルは無名だったが15歳の若さでのデビューと、洗練された歌唱力と大人びた歌詞が社会的に大きな反響を呼んだ。
新人アーティストの1stアルバムとしては当時異例の初動売上200万枚超えを記録し、[[オリコンチャート|オリコン]]集計による<b>累積売上765万枚は日本国内のアルバムセールス歴代1位の記録となっている</b><ref>{{cite web|url=http://www.oricon.co.jp/news/2034862/full/|title=『First Love』発売から15年、宇多田ヒカルの色あせない輝き|publisher=[[オリコン|ORICON]]|date=2014-03-07|accessdate=2016-05-04}}</ref>。また、発売4週目で累積売上400万枚を突破した唯一のアルバムでもある{{refnest|group=注|初動で300万枚以上売り上げた自身の2ndアルバム『[[Distance (宇多田ヒカルのアルバム)|Distance]]』でも発売4週目では400万枚に到達できなかった。}}。
新人アーティストの1stアルバムとしては当時異例の初動売上200万枚超えを記録し、[[オリコンチャート|オリコン]]集計による'''累積売上765万枚は日本国内のアルバムセールス歴代1位の記録となっている'''<ref>{{cite web|url=http://www.oricon.co.jp/news/2034862/full/|title=『First Love』発売から15年、宇多田ヒカルの色あせない輝き|publisher=[[オリコン|ORICON]]|date=2014-03-07|accessdate=2016-05-04}}</ref>。また、発売4週目で累積売上400万枚を突破した唯一のアルバムでもある{{refnest|group=注|初動で300万枚以上売り上げた自身の2ndアルバム『[[Distance (宇多田ヒカルのアルバム)|Distance]]』でも発売4週目では400万枚に到達できなかった。}}。


日本レコード協会の集計では発売から10日間で200万枚以上<ref>{{cite web|url=http://www.riaj.or.jp/riaj/open/open-record!file?fid=757|title=『The Record 1999年05月号』|page=9|publisher=[[日本レコード協会]]|date=1999-05-10|accessdate=2016-05-04}}</ref>、1999年4月20日までに600万枚以上<ref>{{cite web|url=http://www.riaj.or.jp/riaj/open/open-record!file?fid=755|title=『The Record 1999年06月号』|page=9|publisher=[[日本レコード協会]]|date=1999-06-10|accessdate=2016-05-04}}</ref>{{refnest|group=注|2016年現在、日本レコード協会から6ミリオン以上の認定を受けた作品はシングル、ダウンロードを含めても本作のみとなっている。}}、5月20日までに700万枚以上<ref>{{cite web|url=http://www.riaj.or.jp/riaj/open/open-record!file?fid=753|title=『The Record 1999年07月号』|page=9|publisher=[[日本レコード協会]]|date=1999-07-10|accessdate=2016-05-04}}</ref>、9月20日までに800万枚以上<ref name=8M>{{cite web|url=http://www.riaj.or.jp/riaj/open/open-record!file?fid=745|title=『The Record 1999年11月号』|page=8|publisher=[[日本レコード協会]]|date=1999-11-10|accessdate=2016-05-04}}</ref>、2000年1月31日までに853万8465枚<ref>{{cite web|url=http://www.riaj.or.jp/f/pdf/issue/anniversary/60th.pdf|title=『60周年記念誌』|page=8|publisher=[[日本レコード協会]]|date=2002-12-20|accessdate=2016-05-04}}</ref>を売り上げた。
日本レコード協会の集計では発売から10日間で200万枚以上<ref>{{cite web|url=http://www.riaj.or.jp/riaj/open/open-record!file?fid=757|title=『The Record 1999年05月号』|page=9|publisher=[[日本レコード協会]]|date=1999-05-10|accessdate=2016-05-04}}</ref>、1999年4月20日までに600万枚以上<ref>{{cite web|url=http://www.riaj.or.jp/riaj/open/open-record!file?fid=755|title=『The Record 1999年06月号』|page=9|publisher=[[日本レコード協会]]|date=1999-06-10|accessdate=2016-05-04}}</ref>{{refnest|group=注|2016年現在、日本レコード協会から6ミリオン以上の認定を受けた作品はシングル、ダウンロードを含めても本作のみとなっている。}}、5月20日までに700万枚以上<ref>{{cite web|url=http://www.riaj.or.jp/riaj/open/open-record!file?fid=753|title=『The Record 1999年07月号』|page=9|publisher=[[日本レコード協会]]|date=1999-07-10|accessdate=2016-05-04}}</ref>、9月20日までに800万枚以上<ref name=8M>{{cite web|url=http://www.riaj.or.jp/riaj/open/open-record!file?fid=745|title=『The Record 1999年11月号』|page=8|publisher=[[日本レコード協会]]|date=1999-11-10|accessdate=2016-05-04}}</ref>、2000年1月31日までに853万8465枚<ref>{{cite web|url=http://www.riaj.or.jp/f/pdf/issue/anniversary/60th.pdf|title=『60周年記念誌』|page=8|publisher=[[日本レコード協会]]|date=2002-12-20|accessdate=2016-05-04}}</ref>を売り上げた。

2018年4月29日 (日) 00:02時点における版

『First Love』
宇多田ヒカルスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル 東芝EMI/イーストワールド
EMI R/イーストワールド(15th Anniversary Edition)
プロデュース 三宅彰, 宇多田 Skingg 照實
チャート最高順位
  • 週間1位(2週連続3回・通算6週、オリコン
  • 1999年3月・4月・5月度月間1位(オリコン)
  • 1999年度年間1位(オリコン)
  • 2000年度年間82位(オリコン)
  • 週間9位(15th Anniversary Edition、オリコン)
  • オリコン歴代アルバムランキング1位
ゴールドディスク
  • 8ミリオン(日本レコード協会[1]
  • 宇多田ヒカル アルバム 年表



    Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2
    Utada The Best
    (2010年)
    First Love
    (1999年)


    First Love -15th Anniversary Edition-
    (2014年)
    Distance
    2001年


    宇多田ヒカルのうた -13組の音楽家による13の解釈について-
    (2014年)
    EANコード
    EAN 4988006158764(オリジナル盤)
    EAN 4988005809629(15周年記念盤)
    『First Love』収録のシングル
    1. Automatic/time will tell
      リリース: 1998年12月9日
    2. Movin' on without you
      リリース: 1999年2月17日
    3. First Love
      リリース: 1999年4月28日
    テンプレートを表示

    First Love』(ファースト・ラヴ)は、日本女性シンガーソングライター宇多田ヒカルの1stアルバム1999年3月10日発売。

    概要

    当時宇多田ヒカルは無名だったが15歳の若さでのデビューと、洗練された歌唱力と大人びた歌詞が社会的に大きな反響を呼んだ。 新人アーティストの1stアルバムとしては当時異例の初動売上200万枚超えを記録し、オリコン集計による累積売上765万枚は日本国内のアルバムセールス歴代1位の記録となっている[2]。また、発売4週目で累積売上400万枚を突破した唯一のアルバムでもある[注 1]

    日本レコード協会の集計では発売から10日間で200万枚以上[3]、1999年4月20日までに600万枚以上[4][注 2]、5月20日までに700万枚以上[5]、9月20日までに800万枚以上[1]、2000年1月31日までに853万8465枚[6]を売り上げた。

    1999年8月10日、東芝EMIから累計出荷枚数が800万枚を突破したと発表された[7]。現在までに日本で870万枚以上[8]、全世界で991万枚以上[9]を出荷している。

    2014年3月10日、発売15周年を記念して『First Love -15th Anniversary Edition-』(ファースト・ラヴ -フィフティーンス アニバーサリー エディション-)をリリース。オリコンTOP10入りを果たした。

    収録曲

    • 全曲作詞・作曲:宇多田ヒカル
    1. Automatic -Album Edit- (5:28)
      編曲:西平彰 / Rhythm track Arrangement:Taka & Speedy / Additional Arrangement:河野圭
      1stシングルのアレンジ。
      フジテレビ系「笑う犬の生活-YARANEVA!!-」エンディングテーマ。
    2. Movin' on without you (4:38)
      編曲:村山晋一郎
      2ndシングル。日産.テラノCMソング。
    3. In My Room (4:19)
      編曲:村山晋一郎
    4. First Love (4:17)
      編曲:河野圭
      後に3rdシングルとしてシングルカット。TBSドラマ「魔女の条件」主題歌。
    5. 甘いワナ 〜Paint It, Black (5:02)
      作詞・作曲:宇多田ヒカル(甘いワナ) / Mick Jagger & Keith Richards(Paint It, Black) / 編曲:西平彰
      ローリング・ストーンズの「黒くぬれ!(原題:Paint It, Black)」の詞の一節を引用している。
    6. time will tell (5:27)
      編曲:森俊之、磯村淳
      1stシングル。フジテレビ系『ごきげんよう』エンディング テーマ。
    7. Never Let Go (3:57)
      作詞・作曲:宇多田ヒカル / Sting[注 3] / Dominic Miller[注 4] / 編曲:河野圭
      スティングの「Shape of My Heart」 のガット・ギターのフレーズを引用している[10]
      TBS 系ドラマ『魔女の条件』挿入歌。
    8. B&C -Album Version- (4:20)
      編曲:西平彰 Rhythm track Arrangement:Taka & Speedy
      2ndシングルのカップリングのアレンジ。
      仮のタイトルは「何があっても」[要出典]
    9. Another Chance (5:22)
      編曲:西平彰、Taka & Speedy(Rhythm track Arrangement)
    10. Interlude (0:17)
      一部が、次作アルバム『Distance』収録の「言葉にならない気持ち」でも使用されている。
    11. Give Me A Reason (6:27)
      編曲:西平彰
    12. Automatic -Johnny Vicious Remix-(Bonus Track) (4:37)
      「Automatic」のジャニー・ヴィシャスによるリミックス。15th Anniversary Editionには本編には収録されずボーナスディスクに収録される。

    アナログ盤収録曲

    • SIDE 1
      • 1.,2.,3.,4.
    • SIDE 2
      • 5.,6.,7.
    • SIDE 3
      • 8.,9.,10.,11.
    • SIDE 4 Remix Side
      • 12.+First Love -John Luongo Remix-

    数字は上記のCDの順番に対応して表記。

    SIDE 1,2とSIDE 3,4との2枚組。SIDE 4の2曲目には、CDシングル「First Love」にも収録されたリミックスが1ヴァージョン追加収録されている。

    15th Anniversary Edition 収録曲

    • 15th Anniversary Editionは期間限定生産。ユニバーサル・ミュージックより2014年3月10日発売。
    • 15th Anniversary Editionの15,000セット完全限定生産として、『First Love -15th Anniversary Deluxe Edition-』(ファースト・ラヴ -フィフティーンス アニバーサリー デラックス エディション-)も発売された。
    • 本作の発売と同時期に、収録曲である「First Love」が新たにNTT東日本のCMソングに起用された[11]

    First Love [2014 Remastered Album]

    • 15th Anniversary EditionはSHM-CD。15th Anniversary Deluxe EditionはプラチナSHM
    • 収録曲はオリジナルと同じなのでここでは割愛(ただし、「Automatic -Johnny Vicious Remix-」は未収録で、Bonus Tracksに収録)。
    • テッド・ジェンセンによる2014年最新リマスター。

    Luv Live

    • 1999年4月2日、Zepp TOKYOにて行われたファーストライブを収録したDVD
    1. 甘いワナ 〜Paint It, Black
    2. time will tell
    3. In My Room
    4. Never Let Go
    5. Another Chance
    6. Give Me A Reason
    7. Automatic
    8. 今夜はブギー・バック feat. スチャダラパー
      スチャダラパー/小沢健二のカバー。
    9. First Love
    10. Movin' on without you

    First Love [TV Mixes]

    • 15th Anniversary Deluxe Editionのみ収録。SHM-CD。「Interlude」を除くオリジナルカラオケを収録。
    1. Automatic [TV Mix]
    2. Movin' on without you [TV Mix]
    3. In My Room [TV Mix]
    4. First Love [TV Mix]
      宇多田の3rdシングル「First Love (8cmのみ)」にもOriginal Karaokeとして収録されたことがあるが、シングルの音源はコーラスが残っていない純粋なインストであったのに対して、本作のTV Mixではコーラスが残されている。
    5. 甘いワナ 〜Paint It, Black [TV Mix]
    6. time will tell [TV Mix]
    7. Never Let Go [TV Mix]
    8. B&C [TV Mix]
    9. Another Chance [TV Mix]
    10. Give Me A Reason [TV Mix]

    First Love [Bonus Tracks]

    • 15th Anniversary Deluxe Editionのみ収録。CD(通常のCD-DA)。レアトラックやカップリング曲を収録。
    1. Automatic -Johnny Vicious Remix-
    2. Movin' on without you -Tribal Mix-
    3. time will tell -Dub Mix-
    4. First Love -John Luongo Remix-
    5. In My Room -Alternate Version-
    6. time will tell -English Version-
    7. CALLING YOU
      作詞・作曲:ロバート・テルソン
    8. 言葉にならない気持ち -Demo Version-
    9. Movin' on without you -Demo Version-
    10. B&C -Demo Version-
    11. Another Chance -Demo Version-
    12. First Love -Demo Version-
    13. Give Me A Reason -Demo Version-
    14. Automatic -Demo Version-
    15. SUKIYAKI (上を向いて歩こう) -Live Version-
      作詞:永六輔 作曲:中村八大

    脚注

    注釈

    1. ^ 初動で300万枚以上売り上げた自身の2ndアルバム『Distance』でも発売4週目では400万枚に到達できなかった。
    2. ^ 2016年現在、日本レコード協会から6ミリオン以上の認定を受けた作品はシングル、ダウンロードを含めても本作のみとなっている。
    3. ^ ノンクレジット。
    4. ^ ノンクレジット。

    出典

    1. ^ a b 『The Record 1999年11月号』”. 日本レコード協会. p. 8 (1999年11月10日). 2016年5月4日閲覧。
    2. ^ 『First Love』発売から15年、宇多田ヒカルの色あせない輝き”. ORICON (2014年3月7日). 2016年5月4日閲覧。
    3. ^ 『The Record 1999年05月号』”. 日本レコード協会. p. 9 (1999年5月10日). 2016年5月4日閲覧。
    4. ^ 『The Record 1999年06月号』”. 日本レコード協会. p. 9 (1999年6月10日). 2016年5月4日閲覧。
    5. ^ 『The Record 1999年07月号』”. 日本レコード協会. p. 9 (1999年7月10日). 2016年5月4日閲覧。
    6. ^ 『60周年記念誌』”. 日本レコード協会. p. 8 (2002年12月20日). 2016年5月4日閲覧。
    7. ^ 「宇多田ヒカル800万枚 デビューアルバム『First Love』」『日経産業新聞』1999年8月11日付、3頁。
    8. ^ ヒッキーの初ベスト盤、発売初日で260万枚”. ZAKZAK (2004年4月1日). 2016年5月5日閲覧。
    9. ^ 宇多田&Utadaのライブ映像を配信 『First Love』15周年記念盤も発売決定”. ORICON (2013年12月9日). 2016年5月6日閲覧。
    10. ^ アルバム「First Love」収録曲「Never Let Go」の著作権に関して”. Hikki's WEBSITE (1999年4月4日). 2016年5月4日閲覧。
    11. ^ 宇多田ヒカル「First Love」がNTT東日本CM曲に “15周年”タッグ”. ORICON (2014年3月7日). 2016年5月4日閲覧。