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「Ultra HD Blu-ray」の版間の差分

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* 松下電器産業は2015年11月に Ultra HD Blu-ray規格対応(Ultra HD Blu-rayは再生のみ)のBDレコーダー「DMR-UBZ1」を発売した。(世界初)
* 松下電器産業は2015年11月に Ultra HD Blu-ray規格対応(Ultra HD Blu-rayは再生のみ)のBDレコーダー「DMR-UBZ1」を発売した。(世界初)
=== 再生専用機器===
=== 再生専用機器===
* 松下電器産業は2016年6月24日に Ultra HD Blu-ray 規格対応のBDプレーヤー「DMP-UB900」を発売した。(日本初)</br>
* 松下電器産業は2016年6月24日に Ultra HD Blu-ray 規格対応のBDプレーヤー「DMP-UB900」を発売した。(日本初)
また同年7月には「DMP-UB90」を発売した。</br>
また同年7月には「DMP-UB90」を発売した。<br />
2017年6月16日には「DMP- UB30」を発売した。
2017年6月16日には「DMP- UB30」を発売した。
* ソニーは2017年6月24日にUltra HD Blu-ray 規格対応のBDプレーヤー「UBP-X800」を発売した。
* ソニーは2017年6月24日にUltra HD Blu-ray 規格対応のBDプレーヤー「UBP-X800」を発売した。

2017年12月29日 (金) 00:03時点における版

Ultra HD Blu-ray
UHD BD
メディアの種類

光ディスク

  • カバー層 :
  • 記録膜
記録容量
  • 50GB(2層 82Mbps)[1]
  • 66GB(2層 108Mbps)[1]
  • 100GB(3層 128Mbps)[1]
  • フォーマット
  • 物理フォーマット
    • レーザー波長 :
    • 対物レンズ開口数 (NA) :
    • トラックピッチ : 320nm
    • 線速度 :
    • チャネル周波数 :
    • 変調方式 : 1-7PP
    • 誤り訂正 :
    • アドレス方式
  • ファイルシステム : UDF 2.5
  • アプリケーション・フォーマット
  • コーデック
  • 映像
    • H.265/MPEG-H Part 2 (HEVC)
  • 音声
  • 読み込み速度
  • 50GB : 92Mbps
  • 66GB : 123Mbps
  • 100GB : 123Mbps
  • 策定 Blu-ray Disc Association (BDA)
    主な用途 4K映像(映画)等
    ディスクの直径 120mm
    大きさ Φ120mm(12cmディスク)/t=
    下位規格 Blu-ray Disc
    テンプレートを表示

    Ultra HD Blu-ray(ウルトラエイチディーブルーレイ)は、 Blu-ray Discの後継となる光ディスク規格。UHD BD(ユーエイチディービーディー)と略される。[2] [1]

    UHD BDは4K UHD (2160p - 3840×2160 60fps)をサポートする。

    概要

    物理メディアはBD-ROM Version2.0であり、すなわちBlu-rayと同じ第3世代光ディスクの一種であるが、大容量化が図られている。標準的なBD-ROMが25GB×1 - 2層であるのに対して、UHD BDは25GB×2層、33GB×2 - 3層のいずれかとなる[3]。そのため、既存のBlu-ray規格・機器との互換性はない(一般的には新しい機器が後方互換性を持つ)。

    UHD BDは4K UHD をサポートし、ビデオ・エンコードはH.265 (ISO/IEC 23008-2 HEVC)を使用する。また、ハイダイナミックレンジ合成 (HDR)をサポートする。

    なお、4K UHDおよびHDRは必須ではなく、H.265/HEVC下で2K(HDTV)、SDR(標準ダイナミックレンジ)の選択もそれぞれ独立して可能である。なおこの場合にも既存Blu-rayとの互換性はない。

    一般的には、UHD BD機器に接続されるディスプレイの4K UHDのサポート/非サポート、HDRのサポート/非サポートを自動的に判別して、非対応機器に対しては自動的に2K(HDTV)やSDRへのダウンコンバートを行う。このため、一般的には後方互換性を持つ[4]。同様に、UHD BD機器は一般的には既存のBlu-ray Discにも対応可であると考えられる。

    UHD BDにおけるDRMはいずれもAACS 2.0に更新される。

    DVDや既存のBlu-rayと異なり、UHD BDはリージョンコードを持たないと信じられている。[5]

    なお、Blu-rayでサポートされたBlu-ray 3DはUHD BDでは一般的には非サポート(optional)となる。

    UHD BDでは一般に、CMP Exportと言う外部媒体コピー技術をサポートする。[6]

    用途

    ホームシアターなど映像フォーマットとしての用途

    Ultra HD Blu-rayの用途は2017年現在これが一般的である。 Ultra HD Blu-rayのソフトは2017年現在で数百種類がある。

    Ultra HD Blu-ray規格の採用例

    レコーダー

    • 松下電器産業は2015年11月に Ultra HD Blu-ray規格対応(Ultra HD Blu-rayは再生のみ)のBDレコーダー「DMR-UBZ1」を発売した。(世界初)

    再生専用機器

    • 松下電器産業は2016年6月24日に Ultra HD Blu-ray 規格対応のBDプレーヤー「DMP-UB900」を発売した。(日本初)

    また同年7月には「DMP-UB90」を発売した。
    2017年6月16日には「DMP- UB30」を発売した。

    • ソニーは2017年6月24日にUltra HD Blu-ray 規格対応のBDプレーヤー「UBP-X800」を発売した。

    沿革

     2015年

    • 5月11日 - Ultra HD Blu-rayの規格(最大解像度3840x2160 ピクセル、HDR、Digital Bridge、片面2層で66GB、片面3層で100GB)策定完了を発表[7]
    • 11月13日 - 松下電器産業が世界初Ultra HD Blu-ray規格対応のBDレコーダー「DMR-UBZ1」を発売[8]

    脚注

    関連項目

    外部リンク