「漫画化」の版間の差分
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2006年7月15日 (土) 06:40時点における版
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コミカライズとは、映画、小説、ドラマ、アニメーション、ゲームなど、漫画以外の表現手法やメディアで既に作成・発表された作品を、漫画の手法で表現しなおして発表する事。漫画化、コミック化とも称される。
コミック"comic"に動詞化の接尾語"-ize"を付けた造語と思われるが、何故か余計な'al'が増えている。おそらくは「ノベル」→「ノベライズ」という流れから「ライズ」を付ければ動詞になると勘違いしたものと推察される。当然ながら英語には"comicalize"なる単語は存在しないが、無理に日本語にすると「コミカルにする」という様な意味になる。
コミカライズされて発表された漫画作品に対し、その元となった他メディア作品は原作と称し、元作品の作者は原作者として遇される。ただし、このケースにおいて原作者となる者は、いわゆる漫画業界における専業的な漫画原作者としては遇されない。それは作品そのものが漫画となる事を目的として作成されたものではないためである。
逆に、「元になった」アニメーションやゲームのスタッフに漫画家が加わり、そのプロットに基づいた漫画を発表した場合、手順としては実質的にコミカライズであっても、しばしばその漫画家に現著作権が付与され、その漫画はアニメやゲームの原作漫画として扱われる。
コミカライズは企業のメディアミックス展開においてはノベライズと同様、近年はそれ以上によく使われる手法であり、対象原作の絶大な宣伝効果をもたらす。
また、レディースコミック分野では既存推理小説のコミカライズが盛んに行われている。