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爆転シュート ベイブレード | |
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ジャンル | ホビーアニメ |
アニメ:爆転シュート ベイブレード(第1期) 爆転シュート ベイブレード 2002(第2期) 爆転シュート ベイブレード Gレボリューション(第3期) | |
原作 | 青木たかお |
監督 | 第1期:川瀬敏文 第2期:竹内啓雄 第3期:橋本みつお |
シリーズ構成 | 第1期:相馬和彦、浦畑達彦、李銀美 第2期:竹内啓雄、金相勲 第3期:長谷川勝己、金相勲 |
キャラクターデザイン | 第1期:梅原隆弘、朴起徳 第2期:長森佳容、鄭雨英、方承辰 第3期:長森佳容、方承辰 |
メカニックデザイン | 第1期:やまだたかひろ 第2期・第3期:木村豪 |
音楽 | 第1期:平野義久 第2期:TOSS & TURN 第3期:高梨康治 |
アニメーション制作 | 第1期:マッドハウス 第2期・第3期:日本アニメディア |
製作 | テレビ東京、読売広告社、d-rights |
放送局 | テレビ東京 |
放送期間 | 第1期:2001年1月8日 - 12月24日 第2期:2002年1月7日 - 12月30日 第3期:2003年1月6日 - 12月29日 |
話数 | 全154話 (第1期:全51話、第2期:全51話、第3期:全52話) |
映画:爆転シュート ベイブレード THE MOVIE 激闘!!タカオVS大地 | |
監督 | 竹内啓雄、やすみ哲夫 |
制作 | d-rights |
封切日 | 2002年8月17日 |
上映時間 | 70分 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『爆転シュート ベイブレード』(ばくてんシュート ベイブレード)は、青木たかおの漫画『爆転シュート ベイブレード』を原作としたアニメ作品。
概要
タカラより発売された玩具ベイブレードを基に、ベイブレードバトルで世界一を目指す少年たちの物語を描いたテレビアニメ作品である。2002年には映画化もされた。
2001年1月8日より、テレビ東京系列の各局にて放送開始し、2003年12月29日までの約3年間放送された。また、テレビ東京系列のない一部の地方局でも遅れネットで放送された。
当初は原作を基にした展開だったが、第1期の第8話以降はすべてアニメオリジナルストーリーとなっている。また、キャラクターの性格、デザインなどにおいても原作と異なる部分が多い。
爆転シュート ベイブレード
アニメーション制作はマッドハウス。タカオたちの日本での活躍と、ベイブレード世界大会でのタカオとそのライバルたちの活躍と成長を描く。
爆転シュート ベイブレードのキャラクター
日本チーム(BBAチーム・Gレボリューションズ)
- 木ノ宮タカオ(きのみや タカオ)
- 声 - くまいもとこ
- 使用ベイ(聖獣):ドラグーン グリップアタッカー(青龍) → ドラグーンS(ストーム) → ドラグーンF(ファントム) → ドラグーンV(ビクトリー) → ドラグーンV2 → ドラグーンG(ギャラクシー) → ドラグーンGT(ギャラクシーターボ) → ドラグーンMS(メタルストーム) → ドラグーンMSアルティメットバージョン
- 本編の主人公。後に最強のブレーダーへと成長する。ハネた前髪と後髪が特徴でトレードマークのキャップを後ろ向きに被っている。瞳の色は茶色。「ドラグーン」とその進化系ベイブレードを操る。短絡的で無鉄砲な性格だが正義感があり、ベイバトルに情熱を持つ少年。考古学者である父は職業柄国外を飛び回り、母親は幼い頃に他界。歳の離れた兄である仁も父親と共に考古学で海外に行っているために家にはおらず、現在は祖父と2人暮らしをしている。
- 始めは身近な人物とのベイバトルを楽しんでいたタカオだったが、カイやマックスといった様々なライバルたちとの出会いを経て、BBAチームの一員として世界大会へと参戦、強敵たちとのバトルを経験していくことでベイブレードの更なる奥深さを知り、ブレーダーとしても人間としても成長していく。決勝戦ではユーリの圧倒的な実力に一度は世界中が絶望に沈んだが、一人笑顔を絶やさず、ただベイブレードを楽しむタカオの姿に皆が希望を取り戻すなど、実力以外の部分も高く評価されている。
- 『2002』では謎の研究者や聖封士に青龍を狙われた上、青龍を呼び出せなくなる、MGコアに苦戦するなど一種のスランプ状態に陥るが、仲間との特訓や強敵とのバトルの末状況を打開し、世界大会2連覇を達成する。
- 『Gレボリューション』でも、BBAチームの一員として世界大会に参戦することになるが、共に戦ってきた仲間たちが次々と敵チームへの移籍を表明したことにやるせなさを抱き、新メンバーの大地と対立してしまう。更に気持ちの空回りやチャンピオンとしてのプレッシャーに悩み、監督である仁に出場選手から外されたこともあった。しかし元BBAチームの面々による叱咤激励や、大地の一ブレーダーとしての前向きな姿勢に後押しされてそれらを乗り越え、計3度目の優勝を果たす。
- ジャスティス5ではプロ入りが確実だと思われていたが、ガーランドとユーリの残虐的な戦いに憤りヴォルコフに挑戦状をたたきつける。Gレボリューションズのリーダーとして、ジャスティス5戦に参戦。5人目のメンバーが足りない際には自分が2度戦うつもりでいたなどの強い決意を見せた。純粋にベイブレードを楽しむ“ベイ魂”はBEGAの選手にも大きな影響を与えた。ガーランドのアポロン、そしてブルックリンのゼウスと激闘を繰り広げ、勝利。ヴォルコフの野望を打ち砕いた。その後もただ純粋に一人のブレーダーとしてベイブレードを楽しみ続けるタカオは、最後にカイとの野試合の様子を見せている。
- 火渡カイ(ひわたり カイ)
- 声 - 高乃麗
- 使用ベイ(聖獣):ドランザーS(スパイラル)(朱雀) → ドランザーF(フレイム) → ドランザーV(ヴォルケーノ) → ドランザーV2 → ドランザーG(ギグス) → ドランザーGT(ギグスターボ) → ドランザーMS(メタルスパイラル)
- タカオの宿命のライバルにして同等の実力を持つブレーダー、そしてベイブレードを通じて得た最高の友でもある。ハネた灰色と黒のツートン髪、頬のペイントが特徴。瞳の色は第1期では赤茶、『2002』では灰色、『Gレボリューション』では紫と作品ごとに異なっている。『2002』で帝王学園中等部に一時在学しており、後輩に南ユウヤ(アニメオリジナルキャラクター)がいる。「ドランザー」とその進化系ベイブレードを操る。かつてはシェルキラーと呼ばれるギャング団をリーダーとしてまとめ上げていた。また巨大軍事企業「火渡エンタープライズ」の御曹司でもある。クールで無愛想な性格だが、独学によってブレーダーの腕を極める努力家としての側面を持っている。基本的に馴れ合いや助け合いを嫌うように見えるが、タカオたちがピンチの時に助言をするなど、根は優しい人物。ブレーダーとしても人間としてもプライドが高いために、自分と同じく財閥の御曹司でも、その権力を笠に着てふんぞり返っているユーロチームのジョニーには、「虫が好かない」と嫌悪感を見せている。また、祖父の宗一郎とも、元から確執があり不仲だった。
- 幼少時に、祖父がオーナーである世界征服を目論む組織「ボーグ」に所属していたが、ブラックドランザーの影響でその時の記憶を失ってしまっていた。一度ボーグに戻った際、ブラックドランザーを使用しており、ブラックドランザーの邪悪な力に支配されそうになるが、ドランザーを使用したタカオとのバトルを経て、メンバーと和解。以降は一貫して再びドランザーを使用している。世界大会決勝戦では祖父の宗一郎に再びブラックドランザーを渡されるが拒絶し、試合で使うことはなかった。セルゲイに敗北するものの、祖父の人形ではなくなったことを誇りに想っている。
- 『2002』では自室と思しき場所や一時期、帝王学園中等部に通うという学校生活の様子も描かれている。ブレーダーとしての情熱を失いかけていたが、学校の後輩でありベイブレードに情熱を燃やしていたユウヤとの関わりを経て、再びブレーダーとして復帰する。また、聖封士との初戦では唯一引き分けるなど、高い実力を保持していた。ユウヤが敵に利用され、廃人同然になってしまった際には憤り、その際に半狂乱状態に陥ったユウヤの幻影に悩まされることもあったが、克服している。
- 『Gレボリューション』では、自らの進むべき道に悩みながら、予選を突破し三度BBAチーム代表となるも、最終的には辞退し、ネオボーグのメンバーとして世界大会への参戦を決意。相変わらず高い実力を保持しているだけでなく、以前よりも更に厳しい鍛錬を積んでいることで、ほぼ負けなしの実力者となっている。BBAレボリューションとの初戦では、タカオが出場しないと知ると自らスタジアムアウト。決勝においても試合前にセルゲイ、ボリスと対戦し、事前に一試合消化していたタカオと同じ条件で戦おうとするなど、タカオとの真剣勝負に拘る様子を見せる。なお、後に彼のマフラーに床を凹ませるほどの錘が仕込まれていることが判明している。
- ジャスティス5においても、タカオとの再戦に拘り続けBBAの中では唯一BEGA側に就くも、代表決定戦でBEGAの秘密兵器である天才ブレーダーのブルックリンに惨敗したことで、大きく挫折。一人街中を彷徨い続けていたカイは、ユーリの入院している病室でドランザーMSを手にしたことで闘志が蘇るが、タカオたちと同様、最初はヘビーメタルシステムを使いこなすこともできずにいた(それでもロメロからすれば、BBAのメンバーでは最も早くに使いこなしているらしい)。しかし、ロメロとの邂逅を経て完全に立ち直り、Gレボリューションズの「Mr.X」としてジャスティス5に参戦。再びブルックリンに対峙し、満身創痍になりながらも攻撃に耐え続け、これまで経験してきた様々な思いをドランザーに託した一撃でリベンジに成功した。ブルックリンとの試合後、愛機ドランザーは力尽きたかのように砕け散ってしまい、カイ自身も倒れてしまったが、タカオとブルックリンの最終決戦にて、傷だらけになりながらもその無事な姿を現し、タカオを叱咤激励する。
- エピローグでタカオと対峙した時にはドランザーMSは修復されており、タカオとの約束の野試合で物語を締めくくっている。
- 水原マックス(みずはら マックス)
- 声 - 折笠愛
- 使用ベイ(聖獣):ドラシエル メタルボールディフェンサー(玄武) → ドラシエルS(シールド) → ドラシエルF(フォートレス) → ドラシエルV(ヴァイパー) → ドラシエルV2 → ドラシエルG(グラビティ) → ドラシエルMS(メタルシールド)
- 日本人の父親とアメリカ人の母親を持つハーフの少年。金髪のハネた髪とそばかすが特徴的。瞳の色は青。「ドラシエル」とその進化系ベイブレードを操る。操る日本語には「〜ネ」といった訛りや、台詞の随所に英語が混じるなどの特徴が見られる(ただし、『2002』では訛りが取れ、流暢な日本語を操っていた)。性格は陽気でフレンドリーだが、割と大人びた一面も持つ。タカオやカイに比べて戦績は悪いが互角と言っていいほどの実力を持つブレーダーで、カイからも「最強のライバルの一人」と言われている。
- タカオとは共に子犬を助けたのを切っ掛けに仲良くなり、行動を共にしBBAの一員となる。まだ母親離れのできない所があり、アメリカのPPBチームを率いる母、ジュディが現れた際は、母が自分を見てくれないだけでなく(これは彼の誤解であるが)、科学力を至上とする考え方に思い悩む日々が続いた。しかし、PPB.最強のブレーダーであるマイケルと戦い勝利したことで、ようやく母にも自分の戦い方を理解してもらえるようになる。
- 『2002』の序盤ではアメリカに滞在していたが、聖封士の一人であるマリアムに敗北、後に日本へと帰国し、タカオたちと合流する。敵であるマリアムにも「聖獣を掛けた戦いはやめよう」と説得するなど、友好的な性格が窺える。
- 『Gレボリューション』では、PPBオールスターズの一員として世界大会に参戦するが、元来のメンバーであるマイケルたちとの確執に加え、自分と同じ新メンバーであるリックとの衝突も絶えず、そんな不協和音が連携戦では特に如実に表れていた。しかし元来の友好的な性格もあり、次第にメンバーとの確執は取り除かれていく。世界大会でタカオと戦った時は敗れはしたもののチャンピオンであるタカオを相手に完全に互角の戦いを繰り広げている。また、今シリーズで色々な料理にマヨネーズをかけて食べるのを好むマヨラーとしての面が露呈し、この嗜好が原因でリックから「やっぱりお前とパートナーを組むのは嫌だ」と言われてしまう。また、他人にまで強引にマヨネーズを進めることもあるため、マックス親子の食事は若干ながら迷惑行為となっている(母親のジュディは不明)。
- BEGAとの戦いでは、Gレボリューションズの一員としてジャスティス5戦に参戦。対戦相手のミステルとは圧倒的に相性が悪く、いつもの防御スタイルではまず絶対に勝てないことを示唆されたマックスは戦闘スタイルを変えようとしたが、リックの言葉で自信を付ける。その結果、マックスはいつもの防御スタイルを保ちながら攻撃のタイミングをずらしダメージを最小限に抑える超高等テクニックを駆使し、引き分けに持ち込むことに成功している。
- 最終回では、次の世界大会でBBAとPPBオールスターズのどちらのチームで戦うか迷っている様子。
- 金李(コン レイ)
- 声 - 久川綾
- 使用ベイ(聖獣):ドライガーS(スラッシュ)(白虎) → ドライガーF(ファング) → ドライガーV(ヴァルカン) → ドライガーV2 → ドライガーG(ガトリング) → ドライガーMS(メタルスラッシュ)
- 中国の少数民族である白虎族(原作では牙族)出身の中国人ブレーダー。額には太極図の模様の入った赤いバンダナをしており、膝辺りまである黒髪を1本に纏めているのが特徴的。瞳の色は第1期と『Gレボリューション』では金色、『2002』では茶色。「ドライガー」とその進化系ベイブレードを操る。勝率自体は低めではあるが実力は非常に高い。基本的に冷静沈着な性格だが、時に熱くなることも。世界中を武者修行しており、その旅の途中に来日し、タカオとの勝負の後、B.B.A.の一員として世界大会に参戦する。また高い実力と整った容姿ということもあり、第1期では中国大会で多数の女性ファンから熱い声援を受けていた。ユーロ編では知り合いのコックに「料理の才能がある」と言われている。
- 世界大会のアジア戦にて、同じ白虎族の仲間であるライたちとの再会を果たすが、誤解と擦れ違いによって対立状態になってしまい、その負い目から迷いを感じたレイは白虎の力を失うことになる。しかしマオやタカオたちの叱咤激励により無事自信を取り戻し、再び白虎の力を得たレイはライたちとの和解に成功した。決勝である対ロシア戦ではボリスと対戦、ベイブレードのみならずブレーダーであるレイまでをも標的とした猛攻撃に瀕死の重傷を負うが、仲間への思いを力に紙一重で勝利を収める。
- 『2002』の序盤では中国に身を置いていたが、聖封士の一人であるユスフに敗戦を喫し、日本にてタカオたちと合流。一度聖封士に白虎を奪われるが、仲間の危機に捨て身で立ち向かったレイの思いに白虎が呼応し、その力を取り戻すことに成功した。
- 『Gレボリューション』では、チーム「白虎(バイフーズ)」の一員として世界大会に参戦。ライとコンビを組み、巧みなコンビネーションで多くのブレーダーたちを苦しめた。第1期と違いチーム内における確執はなかったものの、ライとの気持ちのすれ違いに苦しんでいた。世界大会初戦でいきなりBBAとぶつかるが、タカオの不調により本気のバトルができず、勝利はしたものの消化不良に終わる。予選リーグ最終戦にてカイと戦い、最後の切り札を使わせるほどに追い込むものの、わずかな差で敗北してしまいタカオと再戦する夢は叶わなかった。大会後にその心残りを払拭するべく、単身でタカオに勝負を挑み激闘を繰り広げるが敗北する。
- BEGAとの戦いでは、Gレボリューションズの一員としてジャスティス5戦に参戦しモーゼスと戦うことになる。試合では序盤からカウンターを決めた後、持前のスピードからモーゼスをサンドバッグ扱いにして圧倒。途中、モーゼスの意地の逆襲で動きを封じられるものの気迫でこれを切り抜けると同時にモーゼスのベイを一部破壊するなど終始主導権を握り、まともなダメージは一回も受けなかった。しかし最後の攻撃でお互いのベイが弾かれた時、モーゼスのベイがスタジアムの破片にぶつかって運良くスタジアムアウトしなかったため敗北してしまう。決着時にモーゼスのベイが粉々になったにもかかわらずそのタイミングではレイのベイは回転を続け、その後静かに動きをとめたことからも明らかであり、そのせいでモーゼスは自分の勝利を受け入れることができなかった。しかしレイに認めてもらったことからそれを受け入れ友情が芽生え、再戦を誓っている。
- 最終回ではマックスと同様、次の世界大会でBBAとバイフーズのどちらで参加するか迷っている様子だった。
- キョウジュ
- 声 - 桑島法子
- 使用ベイ:アインシュタイン(カエル)
- 本名は才媛マナブ。小学生ながらも典型的な学者肌で、BBAの頭脳のような存在。目元まで隠れた茶髪と丸メガネが特徴。タカオとはクラスメイトである(『2002』より)。頭脳明晰でメカに強いが、その反面、体力面に問題があり、乗り物酔いしやすい体質である。家はラーメン屋。
- 「アインシュタイン」というベイを持っているが、ブレーダーとしての実力はいまいちである。しかしメカニックとしては天才的センスを持ち、タカオたちは次々と高性能なベイを手に入れ、勝利を収めていくことになり、まさに「縁の下の力持ち」を地でいくタイプである。
- 『2002』ではあまり目立った活躍はなかったが、『Gレボリューション』では、苦戦したものの世界大会代表選手選抜戦を勝ち抜き、準決勝で敗れたものの仁にスカウトされる。基本的にはメカニックとしてベイのメンテナンスなどをおこなっていたが、スランプに陥ったタカオの代わりにユーリとバトルしたこともある。その際は戦いから彼の弱点を見つけ出し、大地の勝利に繋ぐなど、バトル面においてもタカオたちをサポートした。BEGA戦では、再びメカニックに専念して、他の世界大会代表のブレーダーたちと共に、最強のベイブレード『ヘヴィメタルシステム』を完成させた。そのメカニックの腕はヴォルコフすらも恐れさせ、キョウジュをノーマークにしていたことを悔やんでいた。ミンミンのファン。
- 原作では普通に話すが、アニメでは常に敬語で話す。
周りの大人たち
- 木ノ宮龍之介(きのみや りゅうのすけ)
- 声 - 大塚周夫
- タカオの祖父(じっちゃん)。剣道道場を開いている。タカオがベイブレードをすることを「そんなコマ遊びなんぞ」と快く思っていないように見えるが、タカオの試合観戦をしたり、行き詰った時にアドバイスをするなど、本心では応援しているようである。同様に孫である仁や息子の龍也に対しても理解があり、タカオの友人が家を訪ねれば快く屋根を貸す、家族思いで子供好きの老人である。
- 大転寺会長(だいてんじかいちょう)
- 声 - 大木民夫
- 本名は、大転寺小五郎。BBAの会長。おっとりした外見と性格をしているが、なかなか一筋縄ではいかない食えない顔をした老人であり、タカオたちの成長を促すべく、ユーロチームと戦わせるなど、色々と根回しをしている。
- 『Gレボリューション』後半では、BBAをヴォルコフ率いるBEGAに潰されてしまったことで、途方に暮れていた(公園でブルックリンと出会い、「鳥はいいものです。それに比べて私は…」と消極的な発言をしていた)が、BEGAの壊滅後は新設BBAの会長となり、世界大会復興への意気込みを見せている。
- ブレーダーDJ
- 声 - 第1期のみ真殿光昭、『2002』と『Gレボリューション』では実際の大会の司会で登場する2代目のブレーダーDJ本人が担当している。
- 水原太郎(みずはら たろう)
- 声 - 宇垣秀成
- マックスの父。ホビーショップ水原を経営している。妻ジュディとは離れて暮らしているが夫婦仲は良い様子。マックス同様マヨラー。
中国チーム(白虎族)
全員が白虎族(びゃっこぞく)出身。レイいわく古により皇帝に従事を誓って以来陰ながら国を支えてきた戦闘部族である。
- チェン・ライ
- 声 - 永野広一
- 使用ベイ(聖獣):ガルオン(黒獅子) → ガルオン2
- 白虎族チームのリーダー格。レイとは幼馴染でライバル格。髪型は無造作な黒髪を束ねている。基本的には冷静沈着で礼儀正しく、憎きレイ相手でも卑怯な手は嫌っている。単身里を出ていったレイに裏切られたと思い込み、憎しみを抱いていたが、後に和解して、レイのボリスとの壮絶な戦いにおいては、彼の気持ちを汲み取れるようになった。『Gレボリューション』では、レイとタッグを組み、スランプに陥りながらもPPBとの同時バトルでは彼だけが勝利を収めている。リックとマイケルとの喧嘩で「黒ネコ」と呼ばれた。
- チェン・マオ
- 声 - 熊谷ニーナ
- 使用ベイ(聖獣):ガルクス(山猫)
- ライの実妹。髪型はややくせ毛のピンク色のポニーテール。レイを「レイ兄」と慕っており、表向きはライ同様にレイを裏切り者扱いしていたが、本心ではレイとの和解を望んでいた。しっかり者で明るい性格。勝気で好戦的ではあるが、ライ同様に不正を嫌い正々堂々と勝負に挑むなど良識的でもある。年少のキキに対しては姉のような立場でもある。基本的に兄であるライのことも慕っているが、彼がジュリアとの喧嘩に口出ししてきた際は「あんたたちは黙ってなさい!」と一喝している。
- キキ
- 声 - 嶋方淳子
- 使用ベイ(聖獣):ガルマーン(ハヌマン)
- 最年少メンバー。髪型は緑色の髪を上に結んでいる。レイやタカオたちに対しての敵対心が最も強く、特にレイにはマオへの思慕の念からの嫉妬もあり、深く恨んでいる。裏に回っての卑劣な策動をしては、仲間であるライやマオたちからも窘められていた。第1期では、3人とは違いブラックドランザーと戦っていなかったために聖獣を奪われておらず、ユーロチームと共に、ジュディが最終手段として集結させた。『Gレボリューション』ではレイと完全に和解している。
- ガオゥ
- 声 - 石川和之
- 使用ベイ(聖獣):ガルズリー(熊)
- 大柄な少年であり、食いしん坊。髪型はモヒカン。マックスを破るなど実力はあるが、ややムラっ気あり。我の強いメンバーの中では温厚な性格であり、レイのことも特に憎んではいなかった。
- 老師タオ
- 声 - 塚田正昭
- バイフーズの監督。ダジャレ好きにして女好き。しかし老師と呼ばれるだけありどこか達観した老人である。
アメリカチーム(PPBチーム)
チーム名のPPBは、「ProJect Power of Beyblade(プロジェクト・パワー・オブ・ベイブレード)」の略称で、アメリカのベイブレード研究所である。所属しているブレーダーは全員がPPBによって育成されたエリートで、個々の潜在能力を引き出すために、それぞれのセンスに合わせたバトルスタイルとシューターで戦うのが特徴だが、『Gレボリューション』では一般的なシューターを使用している。第1期と『Gレボリューション』(『Gレボリューション』で初登場のリックを除いて)では容姿が若干変更されている。
- マイケル・ソマーズ
- 声 - 山口勝平
- 使用ベイ(聖獣):トライグル(ワシ) → トライグル2
- 野球選手としてのセンスに優れたブレーダー。派手なパフォーマー気質の持ち主。髪型は第1期では大きくハネた癖のある赤髪だが、『Gレボリューション』ではストレートヘアの金髪に変化している。基本的には陽気でサバサバとした性格だが、相手を見下すなど容赦ない部分もある。野球選手としてのポジションは投手。普段は左投げだが本気を出すと右利きとなる。散々見下していたマックスに敗れて鼻っ柱を折られる。『Gレボリューション』ではリックに敗れ「負け犬」と呼ばれてしまい、元来のメンバーである自分たちが補欠に回されたことやチームワークが悪かったことで何かとマックスとリックに突っかかっていたが、後に和解する。リックとライとの喧嘩では「鳥」と呼ばれた。
- エディ・スミス
- 声 - 菅沼久義
- 使用ベイ(聖獣):トライピオ(サソリ)
- バスケットボール・プレーヤーとしてのセンスに優れた黒人少年のブレーダー。髪型はこげ茶色の刈り上げ。将来NBAの入団を約束されている。敵のみでなく味方に対してすら嫌味や悪口をずけずけと言う性格だが、ベイの実力はレイを破るほどに高い。『Gレボリューション』ではマイケル同様にリックに敗れ、補欠に回されている。
- エミリー・ワトソン
- 声 - 本間ゆかり
- 使用ベイ(聖獣):トライゲータ(ワニ) → トライゲータ2
- テニス選手としてのセンスに優れた少女ブレーダー。髪型は跳ね上がった明るめの茶髪。研究者でもあり、ジュデイのアシスタントを務める。異様にプライドが高く高飛車なところがあり、物事を論理的に解決することに拘りがある。精神論には大きく否定的で、タカオたちBBAの功績を「運と偶然による勝利」とかなり侮蔑的な評価を下している。マオとは仲が悪い。『Gレボリューション』ではキョウジュやミハエルとともにヘヴィメタルシステムの開発に貢献した。
- スティーブ
- 声 - 鈴村健一
- 使用ベイ(聖獣):トライホーン(バッファロー)
- アメフト選手としてのセンスに優れたブレーダー。髪型は緑色の短髪。アメフトのキック力を生かしたパワー重視のシュート「デス・ラッシュ」を得意とする。しかしその反面、短気で理性を失いやすい欠点がある。それにより暴走し、タカオに敗北した。
- 『Gレボリューション』でGBCに参加していなかったのは、足の怪我により入院していたためだったことが最終話ラストで明らかになった。
- 水原ジュディ(みずはら ジュディ)
- 声 - 第1期のみ篠原恵美、『2002』と『Gレボリューション』では冬馬由美
- マックスの母で太郎の妻であるアメリカ人の女性。タカオから綺麗な人と評されており、息子と同じく金色の髪をしている。元々は大学の講師であったが、その優れた頭脳を買われて、PPBの局長および監督に就任した。基本的には子供が産めない体と引き換えに産めたマックスのことは愛しており、プライベートにおいては優しいものの、科学を至上としているが故に、タカオたちBBAの戦い方には徹底的に批判的な見解を持ち、加えて普段は夫と息子と離れて暮らしていることからマックスとすれ違い状態だった。しかし、自身が至上としていた科学の力がマックスたちの計算では図れない力に敗れたことで、マックスの考えを信じるようになった。
ユーロチーム
その名の通りヨーロッパを拠点とするチーム。全員良家の御曹司たちであり高い実力と能力を持つが、それぞれの我の強さやそもそもチームより個人での戦いを重視していた経緯がある。チームワークは皆無に等しく、第1期ではチームで戦わなければならない世界大会出場を辞退していたが、プライベートでは互いの家に遊びに行くなど仲は悪くない模様。バトルをする際は鎧を着用している。第1期でのタカオたちとの対戦でも、彼らの能力などを認めていたオリビエやジャンカルロと、徹底的に否定的だったラルフとジョニーで分裂状態だった。『Gレボリューション』ではラルフとジョニーのみ出演しており、ジャンカルロとオリビエは姿のみの登場である。タカオが世界大会に出場すると予想していたチームだが、バルテスソルダの罠にかかり予選落ちした。
- ラルフ・ユルゲンス
- 声 - 松田佑貴
- 使用ベイ(聖獣):グリフォリオン(グリフォン)
- ドイツのベイブレーダー。ドイツの名家、ユルゲンス家の跡取りでユルゲンス城の現主。髪型は紫のオールバックの短髪。自分のベイに秘められた聖獣さえも単なる道具と見なし、一度戦った相手とは二度戦わないという信念を持つ。聖獣を操る能力が高く、その強大な力はタカオにすら一度恐怖を抱かせた。ユーロチームでは敗北するまでジョニー共々タカオたちに無理解かつ敵対的だった。大会では銀色の鎧を纏いモーニングスターをシューターにしていた。
- ジョニー・マクレガー
- 声 - 手塚ちはる→時田光
- 使用ベイ(聖獣):サラマリオン(サラマンダー)
- イギリスのベイブレーダー。イギリスの名家、マクレガー家の御曹司。髪型は跳ね上がった茶髪にバンダナをしている。イギリス王室とも縁があり、ナイトの称号を持つ。しかしそれ故に、直情的でプライドが高い上に、自分の父親の運営する財閥の力を笠に着て凡人を見下そうとする傾向があり、同じ財閥の御曹司でも、自他共に厳しい考え方を持った高いカイからは「虫が好かない」と、嫌悪感を向けられていた。自分との勝負を拒否したカイに侮辱を受けたと感じて、イギリス人らしく手袋を投げて決闘を申し込み勝利するも、その後のエキシビジョンマッチでは、オリビエがわざと手加減したという侮蔑的な発言をした上に、カイとの再戦では慢心が仇になって敗北した。ラルフ共々敗北するまでタカオたちを認めなかった。大会では赤色の鎧を纏いハルバードをシューターにしていた。
- オリビエ・ポーランジェ
- 声 - 南央美
- 使用ベイ(聖獣):ユニコリオン(ユニコーン)
- フランスのベイブレーダー。中性的な容姿をしており、髪型は若草色のボブヘアでゴーグルのついた帽子を被っている。温厚さと冷静沈着さを併せ持っているように見えるが、実際はナルシストで我侭な性格。フランスの大富豪の御曹司でありながら、一流のフランスシェフでもあり、自らの父親がオーナーを務める一流レストランでは、副料理長の地位を得ている。趣味は絵画鑑賞であり、ルーブル美術館がお気に入りで貸切にするほど。タカオのことを「戦い方が美しくない」と見下していたが、実際にバトルをして引き分けたことで実力を認め、ジャンカルロに会うことを薦める。後のエキシビジョンマッチでは、レイと対戦し、引き分けという形で終わっており、自分がわざと手加減したと侮蔑的な考えをしたジョニーに苦言を呈している。大会ではレイピアをシューターにしていた。
- ジャンカルロ・トルナトーレ
- 声 - 阪口大助
- 使用ベイ(聖獣):アンフィリオン(アンピスバイナ)
- イタリアのベイブレーター。トルナトーレ財閥の一人息子。髪型はウェーブのかかった金髪のショート。一見プレイボーイな優男だが、人を見る目はあり、自らの聖獣であるアンフィスバエナも巧みに操ることができる。一度はタカオを破っているが、その後の再戦では血の気の多い上に二つの頭を持ったアンフィスバエナ同士が喧嘩したことに逆上して罵詈雑言を飛ばした結果、自らが激怒した聖獣に攻撃されるという大失態を招いてしまった上に、タカオに助けられる形で惨敗。オリビエ共々実力を認め、ラルフに引き合わせた。大会ではローマの古代戦士をイメージした鎧を纏い、剣と盾をシューターにしていた。
チームWHO(フー)
アニメオリジナルのチーム。メンバー全員がベイブレード世界大会予選ユーロ大会に参加していた選手であるが、ユーロチームのメンバーに敗退した上に、聖獣を持っていないことを卑下されたことで、聖獣を持つブレーダーたちを憎むようになり、チームとして結集した。特異な姿をした邪悪な聖獣と契約しており、常に聖獣への憎しみが抑えられないため、聖獣を持つブレーダーを無差別に襲っている。なおラルフは彼らを覚えてはいなかったが、オリビエは覚えていた。『Gレボリューション』においても、最終回に1カットのみ登場しており、再びユーロ出身のブレーダーに野外戦を挑んでいる様子。WHOというのはゾンビという意味でもある。
- ブラッド
- 声 - 神谷浩史
- 使用ベイ(聖獣):ドラキュオス(吸血鬼)
- ルーマニア出身のベイブレーダーで、チームWHOのリーダー格。ユーロ大会でラルフに敗れた過去を持つ。
- ハウリング
- 声 - 高山勉
- 使用ベイ(聖獣):ウルフォス(狼男)
- トランシルバニア出身のベイブレーダー。ユーロ大会でジョニーに敗れた過去を持つ。
- ジャイ
- 声 - 山本尚弘
- 使用ベイ(聖獣):フランケオス(フランケンシュタイン)
- オーストリア出身のベイブレーダー。ユーロ大会でオリビエに敗れた過去を持つ。
- カイロナ
- 声 - 坂口賢一
- 使用ベイ(聖獣):バンデオス(包帯男)
- エジプト出身のベイブレーダー。ユーロ大会でジャンカルロに敗れた過去を持つ。
ロシアチーム(ボーグ)
ロシア出身のチーム。ヴォルコフ修道院に身を置く少年たちで構成されており、第1期ではヴォルコフの指示で戦っていた。『Gレボリューション』ではネオボーグと名前を変え、ヴォルコフの支配下から脱している。そのため監督は存在せず、会議にはユーリが出席する。なお、彼らの聖獣は全てボーグのリーダーであるヴォルコフが生み出した人造聖獣である。第1期では銃型でトリガー式の特殊なシューターを使用していたが、『Gレボリューション』では銃型であることは変わらないものの一般的なワインダー式のシューターを使用している。第1期、『Gレボリューション』共にBBAの決勝の相手であり、いずれも準優勝。
- ユーリ・イヴァーノフ
- 声 - 森田チアキ
- 使用ベイ(聖獣):ウルボーグ2(銀狼) → ウルボーグ4
- ボーグのエース。冷酷非情かつ圧倒的な実力の持ち主。髪型は左右に尖らせた独特の赤い髪。苛酷な環境でボーグ最強のブレーダーとなったためにプライドが高く、ボーグのオーナーの孫というだけでカイが特別扱いされることに苛立ちを覚えていた。第1期ではPPBチームとのエキシビジョンバトル時に、エディを一撃で撃破。試合ではタカオと死闘を繰り広げ、氷雪の異空間を作り出す、青龍を凍らせる、1度に複数の聖獣を操るなど、その精神力の高さはジュディを絶句させた。「最終兵器」と呼ばれインキュベータに入れられるなど非人的な扱いを受けていたが、タカオとの対戦後は再戦の約束を交わし、笑顔を見せている。
- 『Gレボリューション』では狂気的な性格で、こちらは原作に近い。必殺技を出した時のカットにウルボーグが雪女になっていることもあった。また、この必殺技を出した直後に無防備になる癖を持つ。リーグ戦で大地に敗れ、彼に借りを返すために決勝にて再戦を誓うが、あくまでも世界大会の制覇にこだわっていた。バルテズソルダがヴォルコフの手先だということを知っており、世界大会で優勝にこだわっていたのは優勝チームがヴォルコフに目をつけられることを見越していたためだった。ヴォルコフの野望を打ち砕くために仲間と共にBEGAへ乗り込みガーランドと対戦するが、強制デスマッチに敗れ昏睡状態に陥る。その後、病院のベッドで長らく眠ったままだったが、タカオとブルックリンとの最終戦で目を覚まし、タカオをサポートした。その後は無事に退院しロシアに帰国した様子が最終話のエンディングにて描かれている。
- ボリス・クズネツォーフ
- 声 - 水田わさび
- 使用ベイ(聖獣):ファルボーグ(隼) → ファルボーグ2
- ボーグのメンバーで、普段は落ち着いているが、その実態はヴォルコフからも一目置かれるほど残忍で狡猾。髪型は薄紫色をややシャギーにした短髪。世界大会では鎌鼬を引き起こすことで、直接相手のベイブレードを攻撃するだけでなく、間接的にブレーダーまでも攻撃する殺人アタックを得意とする。普段はベイブレードで戦うことが無く、チーム内でも「秘密兵器」として名高い存在となっていた。
- 第1期ではレイと試合を行うが、ファーストバトルでわざとファルボーグをフェンスに激突させることで、スタジアムの回転を利用しフェンスの破片をレイの鳩尾に激突させた上で連続攻撃を行い、反撃の隙も与えずに勝利。セカンドバトルでは、鎌鼬による殺人アタックで追い込むが、勝ち急ぎ過ぎた隙を突かれて敗北する。そしてラストバトルでは、さらに強力な鎌鼬で追い込むが、ドライガーの捨て身のタイガーファングによって撃破され、ファルボーグも大破する。ただし、聖獣の白虎は最後の一撃によってファルボーグに取り込まれた。
- 『Gレボリューション』ではネオボーグの補欠。やや明るい性格になったが、ヴォルコフへの憎しみはユーリたちと同様に強い。ユーリ、セルゲイと共にガーランドと戦うが敗れる。
- セルゲイ
- 声 - 杉田智和
- 使用ベイ(聖獣):シーボーグ2(鯨)
- ボーグのメンバーで寡黙な大男。パワーを生かしたバトルを行う。髪型は黄土色にヘッドギアを被っている。「どんな手を使っても勝つ」という信条の持ち主。世界大会ではカイに連勝した。
- 『Gレボリューション』ではボリスと同様にネオボーグの補欠。ユーリ、ボリスと共にガーランドと戦うが敗れる。
- イワン・パホーフ
- 声 - 阪口あや
- 使用ベイ(聖獣):ワイボーグ(蛇)
- ボーグのメンバーの小柄な少年。『Gレボリューション』では最終回のみの登場であった。
- ウラジミール・ヴォルコフ
- 声 - 子安武人
- ボーグのリーダーで、ロシアでも屈指のマッド・サイエンティスト。
- シリーズ全体において暗躍してきた悪漢。目的のためには手段を選ばず、自分の部下でさえ平気で切り捨てる冷酷非道な人物。世界制服を悲願とし、それを成し遂げるためにベイブレードを利用しようと、自らの手で最強のベイブレードと人造聖獣、そして聖獣兵器を開発。更にはロシアにヴォルコフ修道院を築き上げ、そこで自らの手駒となる凶悪なブレーダーたちを育成する。しかし、ベイブレード世界大会の決勝戦で、タカオたちBBAチームに配下のブレーダーたちが敗れ去り、大善寺会長たちによってインターポールにヴォルコフ修道院の実態を告発された結果、その野望は失敗するが、完全には諦めていなかった。
- 『Gレボリューション』では、善人を装って新たにBEGAを発足させ、才能のあるブレーダーたちを集めてベイブレードのプロ化を実現させようとしていたが、真の目的はベイブレード界そのものを乗っ取ることにあり、ベイブレードで得られる巨万の富と権力を独占することにあった。だが、BBAのブレーダーのみをマークしていたことが誤算となり、キョウジュが最強のベイブレードであるヘビーメタルシステムを完成させる隙を与えてしまう。その結果、Gレボリューションズの活躍によってBEGAの精鋭たちが敗れ去ったことで、計画は失敗に終わり、最終回では子供たちに踏まれたり犬に小便をかけられて鳥に糞を顔に落とされるなど、かなり悲惨な状態だった。
- 火渡宗一郎(ひわたり そういちろう)
- 声 - 石井康嗣
- ボーグのオーナーでカイの祖父。全ての聖獣を手に入れ、聖獣を利用した聖獣兵器の力で世界の支配を目論んでおり、カイを道具のように扱っている。ボーグもまた、自らにとって利用するだけの存在に過ぎず、自らの野望を実現するために、独断でカイに接触。再び黒朱雀の力を使わせようとしていたが、拒絶されている。ボーグがBBAチームに敗れ去ったことで、その野望は費えることになったが、宗一郎自身は諦めていない様子であった。
その他のキャラクター
- 蛭田マコト(ひるた マコト)
- 声 - 森田チアキ
- シェルキラーの一員(シェルキラー四天王)。髪型は黒髪にバンダナを巻いている。タカオに意気揚々と挑戦してきた。カイのことを最初は「カイさん」と呼んで慕っていたが、タカオに敗れたことでベイを壊されシェルキラーを追放される。日本大会ではベイに刃物を仕込んで参加したがタカオに敗れ、後に彼と友情が芽生えた様子である。『Gレボリューション』の最終回でリックとバトルをしていた。
- スズカ
- 声 - 亀井芳子
- シェルキラーの一員。へそを出しているのが特徴。
- ツクバ
- 声 - ひと美
- シェルキラーの一員。帽子を被っているのが特徴。
- 木ノ宮龍也
- 声 - 細井治
- タカオと仁の父、世界中を旅する考古学者。聖獣について研究していた。、『2002』と『Gレボリューション』には、登場しない。
スタッフ
- 企画 - 岩田圭介(テレビ東京)、小林信一、金載英
- コミック原作・アニメ原案 - 青木たかお(小学館「コロコロコミック」連載)
- キャラクター原案 - 水野祥司、青木たかお
- 監督 - 川瀬敏文
- アニメーション監督 - 沈相日
- シリーズ構成 - 相馬和彦、浦畑達彦、李銀美
- キャラクターデザイン - 梅原隆弘、朴起徳
- メカニックデザイン - やまだたかひろ
- 美術監督 - 武藤正敏、林傭一
- 色彩設計 - 児玉尚子
- 撮影監督 - 坂本竜馬、李錫凡
- 編集 - 瀬山武司
- 音響監督 - 本田保則
- 音楽 - 平野義久
- 音楽制作ディレクター - 宿利剛
- アソシエイトプロデューサー - 丸山正雄、金炳憲
- アニメーションプロデューサー - 白井勝也、張元鳳
- プロデューサー - 崔鐘秀(テレビ東京)、池田慎一、青木真美子
- アニメーション制作協力 - スタジオマトリックス、Seoul Animation、D・R Movie
- アニメーション制作 - マッドハウス
- 製作 - テレビ東京、読売広告社、d-rights
主題歌
- オープニングテーマ「Fighting Spirits -Song for Beyblade-」
- 作詞・作曲 - 山田正人 / 編曲・Vocal - SYSTEM-B。ポケモンショックの影響で映像の一部のシーンが暗くなる。
- エンディングテーマ「CHEER SONG」
- 作詞・作曲 - 山田正人 / 編曲・Vocal - SYSTEM-B
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 | 収録DVD&VHS |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 爆転バトル、ゴー・シュート! | 大久保智康 李銀美 |
川瀬敏文 | 山本恵 | 秦野好紹 沈相日 |
2001年 1月8日 |
SHOOT.1 |
2 | ほえろ青龍!ドラグーン誕生! | 大久保智康 | 山本恵 | 高田淳 | 野道佳代 野武洋行 |
1月15日 | |
3 | 新しき友、その名はマックス | 水上清資 | 高田淳 | むらた雅彦 | 中原清隆 | 1月22日 | |
4 | 開幕!バトルトーナメント | 浦畑達彦 | うえだひでひと | 加藤茂 | タダカズ | 1月29日 | SHOOT.2 |
5 | 激突!マックスVSカイ | ふでやすかずゆき | 横田和 | 大関雅幸 | 野口木ノ実 | 2月5日 | |
6 | 吹き荒れろ!ドラグーンストーム | 荒西大介 | 石踊宏 | 山本恵 | 秦野好昭 | 2月12日 | |
7 | タカオVSカイ 宿命の対決 | 浦畑達彦 | 木村真一郎 | はしもとなおと | 猿渡聖加 | 2月19日 | SHOOT.3 |
8 | 結成!BBAチーム世界へ | ふでやすかずゆき | 高田淳 | 野道佳代 野武洋行 |
2月26日 | ||
9 | 新たなる聖獣 白虎族 | 荒西大介 金祥勳 |
西村純二 | 奥村吉昭 | 権允姫 | 3月5日 | |
10 | 駆け上がれ!アジア大会! | 大久保智康 | 紅優 | むらた雅彦 | 中原清隆 | 3月12日 | |
11 | レイ、白虎を失う! | ふでやすかずゆき | うえだひでひと | 高田淳 | タダカズ | 3月19日 | |
12 | さらばBBAチーム! | 大久保智康 | 大関雅幸 | 野口木ノ実 | 3月26日 | SHOOT.4 | |
13 | さけべレイ!うなれ白虎! | 荒西大介 | 山本恵 | 秦野好昭 | 4月2日 | ||
14 | 不戦敗?分断のBBAチーム | ふでやすかずゆき | 西村純二 | はしもとなおと | 猿渡聖加 | 4月9日 | |
15 | 決戦!アジアの頂点をかけて! | 大久保智康 | 高田淳 | 相坂直紀 野武洋行 |
4月16日 | ||
16 | 白虎VS山猫 | ふでやすかずゆき | 紅優 | 奥村吉昭 | 金俊吾 | 4月23日 | |
17 | ファイナルバトル!漆黒の稲妻! | 水上清資 | 川瀬敏文 | 木村隆一 | 苫政三 | 4月30日 | SHOOT.5 |
18 | 負けるな!小さなブレーダー | 大久保智康 | うえだひでひと | 石田博 | 榎木津礼一 木場終太郎 金俊言 |
5月7日 | |
19 | 上陸、新たな戦場! | 水上清資 | 大関雅幸 | 鈴木卓夫 | 武内啓 | 5月14日 | |
20 | 戦慄のアメリカン・パワー! | ふでやすかずゆき | 山本恵 | 秦野好紹 | 5月21日 | ||
21 | 特訓!新しき力を求めて | 荒西大介 | 西村純二 | 奥村吉昭 | 金俊吾 | 5月28日 | |
22 | 大統領VS世界選抜! | 杉原研二 | 高田淳 | 相坂直紀 野武洋行 |
6月4日 | SHOOT.6 | |
23 | 開幕アメリカ大会! | 大久保智康 | 野田作樹 | はしもとなおと | 猿渡聖加 | 6月11日 | |
24 | アメリカンヒーロー、マイケルの力 | 水上清資 | 木村隆一 | 苫政三 | 6月18日 | ||
25 | 準決勝、超高速サーキット!! | 大久保智康 | 越智浩仁 | 鈴木卓夫 | 武内啓 | 6月25日 | |
26 | 激突!アメリカ大会決勝戦 | 西村純二 | 奥村吉昭 | 権允姫 李炫姃 |
7月2日 | ||
27 | 灼熱のスコーピオン! | 水上清資 | 原博 | 山本恵 | つばたよしあき | 7月9日 | SHOOT.7 |
28 | 決着!アメリカ大会!! | 杉原研二 | 紅優 | 木村隆一 | 秦野好紹 | 7月16日 | |
29 | BBA 熱き戦いの軌跡 | 水上清資 | 川瀬敏文 | 関崎高明 | 7月23日 | ||
30 | 聖獣を従える者 | 沈相日 | 金鎮光 | 朴起徳 | 7月30日 | ||
31 | ヨーロッパ、波乱の旅立ち | 大久保智康 | 金京官 | 金紀杜 | 8月6日 | ||
32 | 強襲!闇のブレーダー! | 水上清資 | 李只有 | 金京官 | 才木康寛 関崎高明 |
8月13日 | SHOOT.8 |
33 | 黒い影の軍団 | ふでやすかずゆき | 沈相日 | 朴起徳 | 8月20日 | ||
34 | 華麗なる聖獣使い | 杉原研二 | 金京官 | 金眞光 | 8月27日 | ||
35 | コロッセオの決闘! | 荒西大介 | 李只有 | 金紀杜 | 9月3日 | ||
36 | 倒せ!アンピスバイナ | 大久保智康 | 金京官 | 鈴木卓夫 | 武内啓 | 9月10日 | |
37 | 女王陛下のブレーダー | 水上清資 | 李只有 | 奥村吉昭 | 権允姫 李炫姃 |
9月17日 | SHOOT.9 |
38 | 結成!最強のユーロチーム | 石踊宏 | 金京官 | 朴起徳 | 9月24日 | ||
39 | 決めろ!勝利への力 | 大久保智康 | 沈相日 | 金眞光 | 金東俊 | 10月1日 | |
40 | 決勝の地ロシア | ふでやすかずゆき | 高田淳 | 磨積良亜澄 | 猿渡聖加 | 10月8日 | |
41 | いまわしき記憶の扉 | 水上清資 | 奥村吉昭 | 権允姫 | 10月15日 | ||
42 | 最強を望む者 | 大久保智康 | 山本恵 | つばたよしあき | 10月22日 | SHOOT.10 | |
43 | 悪夢のセレモニーマッチ | 水上清資 | 木村隆一 | 秦野好紹 | 10月29日 | ||
44 | さらばカイ! | 荒西大介 | 高田淳 | 鈴木卓夫 | 武内啓 | 11月5日 | |
45 | バイカル湖の決闘 | ふでやすかずゆき | 奥村吉昭 | 金眞光 | 金東俊 | 11月12日 | |
46 | ボーグ襲来! | 水上清資 | 越智浩仁 | 徐東柱 | 朴起徳 | 11月19日 | |
47 | 再会!ユーロチーム | 大久保智康 | 木村隆一 | つばたよしあき | 11月26日 | SHOOT.11 | |
48 | カイの選択 | 山本恵 | 中原清隆 | 12月3日 | |||
49 | 白虎の叫び | 水上清資 | 奥村吉昭 | 権允姫 | 12月10日 | ||
50 | 雪原の黙示録 | 紅優 | 木村隆一 | 朴起徳 秦野好紹 |
12月17日 | ||
51 | ベイブレードよ、永遠に! | 大久保智康 | 川瀬敏文 | 朴起徳 中原清隆 |
12月24日 |
爆転シュート ベイブレード 2002
『爆転シュート ベイブレード』の続編として放送され、前作で「ベイバトル」の世界大会で優勝したタカオのその後のストーリーである。アニメーション制作が日本アニメディアに変更となり、大幅にスタッフが交代された。このため、作風や絵柄・設定が前作までとは異なる。ベイブレードのバトルシーンは今作とGレボリューションでは3DCGで描かれており、よりリアルなバトルが表現された。今作より、アニメオリジナルキャラクターの「立花ヒロミ」が登場する。またタイトルの「2002」は放送前予告では「二・マル・マル・二」と読まれている。
爆転シュート ベイブレード 2002のキャラクター
主要キャラクター
- 木ノ宮タカオ
- #日本チーム(BBAチーム・Gレボリューションズ)参照。
- 火渡カイ
- #日本チーム(BBAチーム・Gレボリューションズ)参照。
- 水原マックス
- #日本チーム(BBAチーム・Gレボリューションズ)参照。
- レイ(金李)
- #日本チーム(BBAチーム・Gレボリューションズ)参照。
- キョウジュ
- #日本チーム(BBAチーム・Gレボリューションズ)参照。
- 立花ヒロミ(たちばな ヒロミ)
- 声 - 菊池志穂
- アニメオリジナルキャラクター。『2002』にて初登場し、『Gレボリューション』にも引き続き出演している。タカオとキョウジュの同級生で、クラスの委員長。始めはベイブレードに興味を持たなかったが、タカオのベイバトルを見たことにより、少しずつベイバトルに興味を持つようになる。大きくハネた茶髪が特徴。性格は勝気で面倒見が良く、お姉さん気質の優等生を地で行っている。『2002』では「ベイブレードって何?」といった疑問や、「聖獣を見たい」と奮闘する様が描かれるなど、ベイブレード初心者としての描写が目立つ。『Gレボリューション』ではBBAのマネージャー的存在であり、ベイブレードへの理解も大分深まったようで、キョウジュのベイメンテナンスのサポートから、大地のジーンズの修繕までこなしている。ジャスティス5では、アイドルのような衣装に変身し「BBAの最終兵器」と称してGレボリューションズの女子ブレーダーとして参加しようとするが、狭いバスの中でアインシュタインをシュートしたことで、タカオから「ブレーダーの資格無し」と言われてしまう。料理の腕は見た目だけは良いのだが味は最悪である。
- じっちゃん(木ノ宮龍之介)
- #周りの大人たち参照。
- 大転寺会長
- #周りの大人たち参照。
- ブレーダーDJ
- #周りの大人たち参照。
- マックスの父(水原太郎)
- #周りの大人たち参照。
聖封士(セント・シールズ)
その名の通り聖獣を封じることを目的とした一団。BBAの四聖獣を狙い、自分たち同様四聖獣を狙うサイキックにも敵意を向ける。
- オズマ
- 声 - 甲斐田ゆき
- 使用ベイ(聖獣):フラッシュレオパルド(黒豹) → フラッシュレオパルド2
- 聖封士のリーダー。「フラッシュレオパルド」とその進化系ベイブレードを操る。黒と赤のツートンの跳ね尖らせた髪型をしている。
- 一族が持つ使命を何としても果たさんとする一種異様なまでの真面目さを持つ。幼少時より訓練ギプスを身に付けて特訓していた。
- ドゥンガ
- 声 - 高戸靖広
- 使用ベイ(聖獣):ボルティックエイプ(ゴリラ) → ボルティックエイプ2
- ボルティックエイプを操る大柄な少年。髪型は黄色の長髪にバンダナを巻いている。
- 激情家で、相手の挑発などに強く憤り、マリアムとは喧嘩することもあるが、負けるとマリアムに甘えるという一面を持つ。
- 初登場時にユウヤを巻き込みカイを襲撃したことから、彼と少なからず因縁があった。ボルティックエイプ2を駆り白虎を奪うが、最後はユスフ共々カイとレイのコンビの前に敗れた。
- マリアム
- 声 - 小松由佳
- 使用ベイ(聖獣):シャークラッシュ(サメ)
- セントシールズの紅一点。シャークラッシュを操る。男勝りで高飛車な性格をしている。髪型は青色のポニーテールに赤いバンダナを額に巻いている。
- マックスと闘った際に、事故に巻き込まれ助け合う。その後の直接対決ではマックスと対戦、一度は引き分けるも仲間を想うマックスの底力の前に敗北した。
- ユスフ
- 声 - 松本さち
- 使用ベイ(聖獣):バニシングムート(象)
- マリアムの弟。バニシングムートを操る。髪型は跳ね上がった濃い緑色。
- 要領の良い性格をしており、時に感情的に走りがちなマリアムの抑え役を果たすことも(特にドゥンガとの口喧嘩の際の仲裁役に回ることが多い)。小柄な体を生かした身軽さで敵陣に忍び込むこともある。
サイキック
世界中を旅してベイブレードの修行をしていたチーム。当初はタカオたちと友好的な出会いを果たすものの、彼らに敵対するギデオンの元にてデジタル聖獣に精神を支配されてしまいタカオたちと対峙することになるが、戦いの果てに彼らに救われる。
- ケイン山下
- 声 - 泰勇気、ゲームでは柳井久代
- 使用ベイ:サイバードラグーン(デジタル青龍)
- サイキックのリーダーで日系オーストラリア人。跳ね上がって尖らせた青緑色の髪型が特徴。IQ200。本来は責任感の強い少年であり、デジタル聖獣の魔力に取り込まれていく仲間たちの状況を憂いていたが、自身もデジタル聖獣に精神を支配されてしまう。
- ゴウキ
- 声 - 藤原泰浩
- 使用ベイ:サイバードランザー(デジタル朱雀)
- 大柄な少年。黒色の少し跳ね上がった短髪が特徴。川に流されたタカオの祖父を助けるべく、ジムの指示を受けて巨木を移動させる怪力さを見せる。ジムに続きデジタル聖獣に精神を支配されてしまう。
- サリマ
- 声 - 池田ひかる
- 使用ベイ:サイバードライガー(デジタル白虎)
- サイキックの紅一点でカナダ人の少女。少し跳ね上がった赤色のロングヘアが特徴。温厚な性格。レイと心を通わせ、デジタル聖獣の魔力に取り込まれていく仲間たちを案じ打開策を探すが、自らもデジタル聖獣に精神を支配されてしまう。
- ジム
- 声 - 山下亜矢香
- 使用ベイ:サイバードラシエル(デジタル玄武)
- 小柄な少年。金髪の短い髪型が特徴で、『2002』ではオールバックにしていたが、『Gレボリューション』の1カットでは前髪を垂らしていた。川に流されたタカオの祖父を助けるため状況を分析、計算しゴウキに指示を出した。デジタル聖獣に精神を支配されてしまう。
- タワーでの直接対決ではマックスに敗れるも、建物の内部に備え付けられているデジタル聖獣復元装置によって何度も復活し、最終的に玄武を奪っている。
パーツハンター
ドクターKが独自に集めたブレーダーで構成されたコンビで、タッグバトルを得意とする。ブレーダーとしての実力は非常に高いが、相手のベイブレードを破壊して、負けた相手から高性能のパーツを奪い取る卑劣な面がある。監督を務めるドクターKの指示もろくに聞かなかったため、最終的には使い捨ての駒にされた。
『Gレボリューション』の最終回では、fサングレのメンバーとタッグバトルを行っている。
- キング
- 声 - 野島裕史
- 使用ベイ(聖獣):アリエル(黒山羊) → アリエル2
- クィーンとコンビを組むパーツハンターの少年。銀髪のショートヘアーが特徴。性格は攻撃的であるが、相棒のクイーンと比べると、幾分か冷静さを持っている。
- 世界大会2回戦にて、ドクターKの卑怯な手口に愛想が尽き、タカオと連携しドクターKの野望を阻止した。タカオとのバトルに敗れはしたものの、再戦を誓い合った。
- クィーン
- 声 - 園崎未恵
- 使用ベイ(聖獣):ガブリエル(白山羊) → ガブリエル2
- キングとコンビを組むパーツハンターの少女。黒色のショートヘアーが特徴。男勝りな性格で一人称は「俺」。キング以上に攻撃的な性格をしているために、冷静さを保てない面がある。
- 世界大会では一回戦でユスフとマリアムを破り、続く2回戦ではドクターKより渡された強化パーツを装備しマックスに挑むが、ドラシエルV2の防御を崩すには至らず、逆に強化パーツの負荷にガブリエル2が耐え切れず自滅した。
ザガート関係者
- ゼオ
- 声 - 柳井久代
- 使用ベイ(聖獣):ゼロニクス(無し) → バーニングケルベロス(ケルベロス)
- 物語の中盤から登場する謎の少年。髪型は緑色の長髪を下の部分を三つ編みにしている。最初は純粋なブレーダーとしてタカオたちと親しくなるのだが、その正体はザガートが事故で亡くなった息子の代わりに造ったロボットであり(原作では本物のゼオの弟のレオンで人間)、後にザガートによって真実を聞かされショックを受け、彼に言われるがままに四聖獣の力を手に入れて人間の体になるために四聖獣を持つタカオたちと対立する。世界大会ではオズマをも破り四聖獣の玄武と朱雀を奪ったが、タカオの青龍の前に敗れ去ってしまい、最後はロボットの自分を受け入れてくれたタカオと和解する。
- 続編の『Gレボリューション』の最終回で、バイオリンを持つゼオの後姿のカットがある(髪は短くなっていた)。
- ゴルド
- 声 - 菅沼久義
- 使用ベイ(聖獣):ブリザードオルトロス(オルトロス)
- 世界大会におけるゼオのパートナー。ドゥンガを倒すほどの実力者だが、タカオの青龍を奪うことに失敗し敗れる。
- ドクターB
- 声 - 小山剛志
- サイキックにてデジタル聖獣の開発に直接携わったマッド・サイエンティスト。タカオにケインを打ち負かされてギデオンに愛想が尽かされた結果、狂乱してアジトの自爆スイッチを押してしまおうとするが、ギデオンに突き飛ばされて施設のコンピューターに激突、生き埋めになってしまう。その後の生死は不明。
- ギデオン
- 声 - 松山鷹志
- サイキックの幹部的存在。デジタル聖獣を開発していき、タカオたちの持つ四聖獣を奪おうとした張本人。しかし、タカオとケインの戦いの最中にステージもダメージを受け、アジトが崩れるようになってから抜け出そうとするも、ドクターBと同様に生き埋めになってしまう。その後の生死は不明。
- ザガート
- 声 - 廣田行生
- ゼオの父親。実は元科学者で、かつて大転寺会長と共に石版聖獣についての研究をしていた過去を持つ。事故で亡くなった息子に似せて造ったロボットのゼオを四聖獣の力で人間の体にするためにタカオたちから四聖獣を奪おうとした。
- ドクターK
- 声 - 池田ひかる
- ザガートの部下の女性科学者。ザガートとは違う目的で四聖獣の利用を目論んでいる。物語の中盤では、外国人に変装してマックスの母親が働く研究所に厳重に保管されている石版を強奪している。後に四聖獣を奪うべく、キングとクイーンの2人のブレーダーをスカウトして、彼らタッグの監督を務めるが、指示を無視されることが多かった。世界大会2回戦にて、マイクロ波を発射する銃を用いて青龍を奪おうと画策するが、キングの逆鱗に触れ、彼とタカオの連携作戦の前に失敗してしまう。
その他のキャラクター(2002)
- 南ユウヤ(みなみ ユウヤ)
- 声 - 木村亜希子
- 使用ベイ(聖獣):デジタルバード(デジタル朱雀 試作品)
- アニメオリジナルキャラクター。カイが寄宿学校・帝王学園に通学していた時の後輩。真っ直ぐで純粋な性格。ベイバトルにおいて、学内では(カイを除いて)ずば抜けた実力を持っていた。カイをブレーダーとして心から尊敬しており、ドゥンガの挑戦を受けない彼に苛立ち、ドランザーを持ち出してその挑戦を受けるも、為す術なく敗れる。しかし、それがカイのブレーダーへと復帰する切っ掛けとなった。
- 16話でカイと対戦したいためにベイブレードの腕を磨いていたところを、ギデオンにカイの対戦者として抜擢されるが、デジタル聖獣の最初の犠牲者となってしまう。この件はカイの胸にトラウマとして刻み込まれることになった。24話までは回想などで度々登場したが、本人が登場したのは5話および16話のみ。
- ケイコ先生
- 声 - 久川綾
- タカオとキョウジュとヒロミのクラスの担任。タカオたちを温かく見守る温厚な性格。劇場版では母親も登場している。
- アラン・マッケンジー
- 声 - 横山智佐
- 使用ベイ(聖獣):インパルス(無し)
- マックスの親友。優れたブレーダーだが聖獣を持つマックスに嫉妬し、ドクターKに唆されてベイブレードから自由に聖獣を出させることを約束に、マックスの母親が働く研究所に保管されていた石版の盗みに加担してしまう。
スタッフ(2002)
- 原作 - 青木たかお
- キャラクター原案 - 水野祥司、青木たかお
- 監督 - 竹内啓雄
- 監督補 - 小林哲也 → 福島利規
- アニメーション監督 - 鄭雨英 → 金容瑄
- シリーズ構成 - 竹内啓雄、金相勲
- キャラクターデザイン - 長森佳容、鄭雨英 → 方承辰
- メカニックデザイン - 木村豪
- CG監督 - 川西泰二
- 美術監督 - 萩原正巳、李剛旭
- 撮影監督 - 張東熙
- 音響監督 - 早瀬博雪
- 音楽 - TOSS & TURN
- アニメーションプロデューサー - 斉藤広行、李銀美
- アニメーション制作協力 - シナジージャパン、Seoul Animation → SCM
- アニメーション制作 - 日本アニメディア
- プロデューサー - 崔鐘秀 → 松山進、池田慎一、青木真美子
- 製作 - テレビ東京、読売広告社、d-rights
主題歌(2002)
- オープニングテーマ
-
- 「OFF THE CHAIN」 使用話数:第1話 - 第21話
- 作詞・作曲 - VERBAL、Giorgio / 編曲 - Giorgio、Cancemi / Vocal - TOSS & TURN
- 第一話とそれ以外では映像の細部が異なる。
- 「ジェット」 使用話数:第22話 - 最終話
- 作詞 - 森浩美、現王園崇 / 作曲 - AKIHIDE / 編曲 - FAIRY FORE&明石昌夫 / Vocal - FAIRY FORE
- エンディングテーマ
-
- 「URBAN LOVE」 使用話数:第1話 - 第21話
- 作詞 - Shiori、Giorgio / 作曲・編曲 - Giorgio、Cancemi / Vocal - Shiori
- 「What's the answer?」 使用話数:第22話 - 最終話
- 作詞 - MASAYA & IGOR / 作曲・編曲 - MASAYA / Vocal - Retro G-Style
- TBS系ドラマ『あなたの人生お運びします!』(2003年放送)では主題歌として使用された。
- 第22話と最終話とそれ以外では映像がそれぞれ異なる。
各話リスト(2002)
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 | 収録DVD&VHS |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (52) | 新たなる敵 | 福嶋幸典 | 橋本光夫 | 小高義規 | 長森佳容 | 2002年 1月7日 |
ブレーダープロジェクト Vol.1 |
2 (53) | 謎のブレーダーハンターたち | 三浦浩児 | 小林哲也 | 佐野英敏 | 1月14日 | ||
3 (54) | 見えない聖獣 | 福島利規 | 園田雅裕 | 荒木英樹 | 1月21日 | ||
4 (55) | 恐るべきIQブレーダー | 福嶋幸典 | 小高義規 | 橋本光夫 | 丹羽恭利 | 1月28日 | ブレーダープロジェクト Vol.2 |
5 (56) | よみがえる、カイ | 三浦浩児 | 奥村吉昭 | 姜大竜 | 権允姫 | 2月4日 | |
6 (57) | 脅威のマグトラム | 福嶋幸典 | 周詩人 | 鄭雨英 | 2月11日 | ||
7 (58) | 仕組まれた挑戦 | 三浦浩児 | 福島利規 | 長森佳容 | 2月18日 | ブレーダープロジェクト Vol.3 | |
8 (59) | 復活!BBAチーム | 福嶋幸典 | うえだひでひと | 粟井重紀 | 佐野英敏 | 2月25日 | |
9 (60) | 密林のバトルスタジアム | 三浦浩児 | 谷田部勝義 | 姜大竜 | 権允姫 | 3月4日 | |
10 (61) | 暗闇の激突 | 福嶋幸典 | 小高義規 | 丹羽恭利 | 3月11日 | ブレーダープロジェクト Vol.4 | |
11 (62) | 孤島の大決戦 | 小林一三 | 園田雅裕 | 荒木英樹 | 3月18日 | ||
12 (63) | 吠えろ!ドランザー | 三浦浩児 | 金容瑄 | 3月25日 | |||
13 (64) | 掟やぶりのベイバトル | 福嶋幸典 | 周詩人 | 橋本光夫 | 長森佳容 | 4月1日 | ブレーダープロジェクト Vol.5 |
14 (65) | 作られた聖獣 | 三浦浩児 | 方承辰 | 権允姫 徐正徳 |
4月8日 | ||
15 (66) | 聖獣を見てみたい! | 福嶋幸典 | 神戸守 | 槇田一章 | 4月15日 | ||
16 (67) | サイバーブレーダーの悲劇 | 三浦浩児 | 小林哲也 | 粟井重紀 | 服部益実 | 4月22日 | ブレーダープロジェクト Vol.6 |
17 (68) | 宿命のプレリュード | 福嶋幸典 | 小高義規 | 石川哲也 | 4月29日 | ||
18 (69) | 再会のケイン | 金容瑄 | 5月6日 | ||||
19 (70) | それぞれの戦い | 三浦浩児 | 神戸守 | 橋本光夫 | 長森佳容 | 5月13日 | ブレーダープロジェクト Vol.7 |
20 (71) | 明日への決意 | 金成范 | 徐正徳 | 5月20日 | |||
21 (72) | バトルタワーの陰謀 | 福嶋幸典 | 橋本光夫 | 岡嶋国敏 | 村上勉 | 5月27日 | |
22 (73) | ドラシエルの危機 | 神戸守 | 槇田一章 | 6月10日 | ブレーダープロジェクト Vol.8 | ||
23 (74) | 約束のバトルフィールド | 三浦浩児 | 金容瑄 | 6月17日 | |||
24 (75) | 霧の中の幻 | 長田敏靖 | 橋本光夫 | 石川哲也 | 6月24日 | ||
25 (76) | 電撃聖獣NO.4 | うえだひでひと | 粟井重紀 | 服部益実 | 7月1日 | ブレーダープロジェクト Vol.9 | |
26 (77) | 戦慄のサイバー | 神戸守 | 小高義規 | 長森佳容 | 7月8日 | ||
27 (78) | 暴走タワーの最期 | 長田敏靖 孫祥喜 |
金成范 | 田得成 | 7月15日 | ||
28 (79) | ニューヨーク 謎の石版 | 三浦浩児 | 小高義規 | 神戸守 | HOHII | 7月22日 | ビクトリーBB Vol.1 |
29 (80) | マックス 友の叫び | 三浦浩児 孫祥喜 |
金容瑄 | 楠田悟 | 我妻宏 | 7月29日 | |
30 (81) | よみがえる石版の力 | 福嶋幸典 | 御神崎海 | 橋本光夫 | 丹羽恭利 | 8月5日 | |
31 (82) | 石版聖獣襲撃! | 長田敏靖 | 粟井重紀 | 北村友幸 重松晋一 |
8月12日 | ビクトリーBB Vol.2 | |
32 (83) | 忘れかけた魂 | 三浦浩児 | 神戸守 | 小高義規 | 長森佳容 | 8月19日 | |
33 (84) | セント・シールズ | 福嶋幸典 | 金成范 | 田得成 | 8月26日 | ||
34 (85) | 物陰からスパイダー | 長田敏靖 | 平尾美穂 | 関田修 | HOHII 宇田川一彦 |
9月2日 | ビクトリーBB Vol.3 |
35 (86) | 姿なき刺客 | 三浦浩児 孫祥喜 |
金容瑄 | 我妻宏 | 9月9日 | ||
36 (87) | マックスとマリアム | 福嶋幸典 | うえだひでひと | 粟井重紀 | 荒木英樹 | 9月16日 | |
37 (88) | 戦場の遊園地 | 長田敏靖 孫祥喜 |
中村憲由 | 橋本みつお | 丹羽恭利 | 9月23日 | ビクトリーBB Vol.4 |
38 (89) | 因縁のスパークバトル | 三浦浩児 孫祥喜 |
金成范 | 田得成 | 9月30日 | ||
39 (90) | 絆とプライド | 福嶋幸典 | 橋本みつお | 小高義規 | 長森佳容 | 10月7日 | |
40 (91) | 友情の証 | 長田敏靖 孫祥喜 |
小林一三 | 粟井重紀 | 北村友幸 重松しんいち |
10月14日 | ビクトリーBB Vol.5 |
41 (92) | 突然のサヨナラ… | 三浦浩児 | 中村憲由 | 関田修 | 宇田川一彦 | 10月21日 | |
42 (93) | 悪のパーツ狩り | 福嶋幸典 孫祥喜 |
金容瑄 | 我妻宏 | 10月28日 | ||
43 (94) | カイのリベンジバトル | 長田敏靖 孫祥喜 |
奥村吉昭 金成范 |
橋本みつお | 丹羽恭利 | 11月4日 | ビクトリーBB Vol.6 |
44 (95) | 波乱の世界戦前夜 | 三浦浩児 孫祥喜 |
金成范 | 徐正徳 田得成 |
11月11日 | ||
45 (96) | 開幕!ゼオVSオズマ | 福嶋幸典 | 小高義規 | 長森佳容 | 11月18日 | ||
46 (97) | 黒と白の魔の手 | 長田敏靖 孫祥喜 |
うえだひでひと | 粟井重紀 | 北村友幸 重松しんいち |
11月25日 | ビクトリーBB Vol.7 |
47 (98) | 解き放たれた悪意 | 三浦浩児 | 中村憲由 | 関田修 | 宇田川一彦 | 12月2日 | |
48 (99) | 激震のバトルノイズ | 福嶋幸典 孫祥喜 |
金容瑄 | 佐々木勝利 | 我妻宏 | 12月9日 | |
49 (100) | タカオVSカイ 友情の戦い | 福嶋幸典 | 奥村吉昭 | 橋本みつお | 丹羽恭利 | 12月16日 | ビクトリーBB Vol.8 |
50 (101) | 史上最大の決勝戦 | 長田敏靖 孫祥喜 |
小高義規 金容瑄 |
粟井重紀 | 荒木英樹 | 12月23日 | |
51 (102) | 宿命のラストバトル | 三浦浩児 | 竹内啓雄 | 小高義規 | 長森佳容 | 12月30日 |
爆転シュート ベイブレード THE MOVIE 激闘!!タカオVS大地
テレビアニメ本編とはパラレルワールドとなっており、原作の時系列に沿っている。また、Gレボリューションに先駆けて原作外伝の主人公「皇大地」が初登場した作品。
映画にのみ登場するキャラクター
元は普通の子供たちだったが、闇の四聖獣に操られて、性格・容姿と共に変貌してしまう。
スタッフ(映画)
主題歌(映画)
- オープニングテーマ
-
- 「ビクトリア」
- 作詞:松木悠/作曲・編曲:MASAKI
- Vocal - ダイナマイトSHU(真崎修)
- エンディングテーマ
-
- 「ポロポロ」
- Vocal - 花*花
爆転シュート ベイブレード Gレボリューション
『爆転シュート ベイブレード 2002』の続編として放送され、シリーズ最終作。2002で「ベイバトル」世界大会で2連覇を成し遂げたタカオのその後のストーリーである。アニメーション制作は2002に引き続き日本アニメディア。今作のみ、原作外伝と映画に登場した「皇大地」が登場する。
爆転シュート ベイブレード Gレボリューションのキャラクター
BBAレボリューション
第三回世界大会の日本代表チーム。
- 木ノ宮タカオ
- #日本チーム(BBAチーム・Gレボリューションズ)参照。
- キョウジュ
- #日本チーム(BBAチーム・Gレボリューションズ)参照。
- 皇大地(すめらぎ だいち)
- 声 - 永澤菜教
- 使用ベイ(聖獣):ガイアドラグーン(黄龍) → ガイアドラグーンV(バースト) → ガイアドラグーンG(グレート) → ガイアドラグーンMS(メタルスパイク)
- 「ガイアドラグーン」とその進化系ベイブレードを操る少年。元々原作では『爆転シュート外伝 ベイブレード大地』の主人公だったが、ゲーム版でも大半は主人公を務めている。
- 茶色がかかった濃い赤い髪を跳ね上がらせた短髪と額の大きな傷が特徴。
- 基本的にはどのシリーズでも木ノ宮タカオとは他人なのだが、ゲームボーイカラー版のみタカオのいとこ(タカオの母親の妹の息子)という彼と血縁関係がある設定であった。
- タカオに勝利すべく日本中を旅する野生児。当初はがむしゃらに戦うだけであったが、様々な人々との出会いを経て、ブレーダーについて色々と学んでいく。斧のような形をした特殊なシューターを使う。性格は自由奔放であり時として他者と衝突することもあるが、良きを受け入れ悪しきに怒り、過ちを反省する素直さを持っている。
- 『2002』では、劇場版のみに登場しているが、TVアニメでは『Gレボリューション』で初登場。タカオたち4人に比べると実力は劣っているものの、リックを上回るほどのパワーを持つブレーダー。しかしその奔放さ故に自分勝手で図々しい態度を取っていたことから、タカオとの衝突が絶えず、カイの辞退により世界大会の正規メンバーに選ばれるも、当初は仲間として認めてもらえなかった。しかし、次第に自分なりに仲間との連携について学ぶようになる。大会の中盤になって、ようやくタカオとも分かり合えるようになり、ほとんど無敗と言ってもいいほどの成績を残している[1]。また、1度敗れたユーリは彼の実力を認める発言をし、タカオばかりに注目が集まる中で彼にリベンジすることに拘っていた。ヒロミのことを「おばさん」、「おばはん」などと呼んでおり、彼女の怒りを買って制裁を食らうこともしばしばあった。
- BEGAとの戦いでは、Gレボリューションズの一員としてジャスティス5戦に参戦。ミンミンのヴィーナスと激闘を繰り広げたが、チームの中で唯一完敗を喫してしまう。ミンミンのことを「ちゃらちゃらした歌のねーちゃん」だと思っており、ベイブレードに無関係な歌を持ち込むミンミンに激高するが、対戦後は立派なブレーダーと認め、再戦を誓う。
- 立花ヒロミ
- #主要キャラクター参照。
- 木ノ宮仁(きのみや ひとし) / 疾風のジン(しっぷうのジン)
- 声 - 浪川大輔
- 使用ベイ:メタルドライガー
- タカオの兄であり、タカオにベイブレードを最初に教えた人物。髪型はタカオに少し似ているが色はタカオよりやや紫がかかった青色である。原作では序盤から登場したがアニメでは『Gレボリューション』から登場している。良く公園にいるらしい。大転寺会長から要請を受け、BBAレボリューションの監督を務める。日本での予選まではタカオの実力を試すため、変装して「疾風のジン」と名乗り、忍者のような姿でタカオたちの前に現れ、勝負を挑んでいた。レイを破るほどの実力。世界大会が終了した後はベイブレードのさらなる発展とタカオの成長を促すために、あえてBEGAのコーチになるという悪役を買い、ブルックリンを指導する。ガーランドによると、ジャスティス5の結果などは全て計算済みだったようだが、ブルックリンの暴走までは予想しておらず、止めようとしていた。メタルドライガーはBEGAに移籍してから使うことは無かった。最終回では自分の想像を越えたタカオとブルックリンの成長を見届けて自身の敗北を認め去った。エンディングカットではどこかの国で子供たちにベイブレードを教えている。
白虎(バイフーズ)
第三回世界大会の中国代表チーム。
- レイ(金李)
- #日本チーム(BBAチーム・Gレボリューションズ)参照。
- チェン・ライ
- #中国チーム(白虎族)参照。
- チェン・マオ
- #中国チーム(白虎族)参照。
- ガオゥ
- #中国チーム(白虎族)参照。
- キキ
- #中国チーム(白虎族)参照。
- 老師タオ
- #中国チーム(白虎族)参照。
PPBオールスターズ
第三回世界大会のアメリカ代表チーム。
- 水原マックス
- #日本チーム(BBAチーム・Gレボリューションズ)参照。
- リック・アンダーソン
- 声 - 室園丈裕
- 使用ベイ(聖獣):ロックバイソン(バイソン)
- 『Gレボリューション』に初登場。髪は銀色で束ねてオールバックにしている。元はスラム街で野戦バトルをしていたストリート・ブレーダーであったが、マイケルたちを大きく上回るほどの生粋のブレーダーとしてのセンスに優れていたことから、PPBオールスターズのメンバーとしてスカウトされた。いつもラジカセを携帯しており、自己中心派である。普段からスラム街でバトルをしているために、実戦経験は非常に豊富である。世界大会で1、2を争うパワーの持ち主だが、スタジアムの仕掛けを上手く利用しユーリを破るなど策略家な一面も持つ。同じパワータイプの大地とは一緒に寝るなど仲は悪くない様子。ジャスティス5では、防御スタイルを捨てようと焦るマックスに「これまでのお前自身を否定することになる」と話し、ドラシエルを信じるように促した。マイケルやライとの喧嘩では「牛」と呼ばれていた。
- マイケル・ソマーズ
- #アメリカチーム(PPBチーム)参照。
- エディ・スミス
- #アメリカチーム(PPBチーム)参照。
- エミリー・ワトソン
- #アメリカチーム(PPBチーム)参照。
- 水原シュディ
- #アメリカチーム(PPBチーム)参照。
ネオボーグ
第三回世界大会のロシア代表チーム。
- 火渡カイ
- #日本チーム(BBAチーム・Gレボリューションズ)参照。
- ユーリ・イヴァーノフ
- #ロシアチーム(ボーグ)参照。
- ボリス・クズネツォーフ
- #ロシアチーム(ボーグ)参照。
- セルゲイ
- #ロシアチーム(ボーグ)参照。
バルテズソルダ
第三回世界大会のヨーロッパ代表チーム。監督のバルテスの命令で不本意ながら卑怯な手を使って、優勝候補と呼ばれていたユーロチームを倒し、予選を勝ち抜いてきた。本選でも初戦のPPBオールスターズとの試合で、わざとクロードを負傷させた上で負けることで観客のPPBオールスターズへの印象を最悪にし、バイフーズとの試合ではベイブレードに刃物を仕込むという卑怯な手を使ってライとレイを撃破。だが第3戦のBBAレボリューションとの試合でタカオに戒められてからバルテズに謀反、正々堂々とバトルするようになった。 しかし、その後のネオボーグ、Fサングレとの試合では全くいい所を見せられず、全てストレート負けを喫している。ネオボーグに敗れた時点ですでにリーグ最下位が確定しており[2]、Fサングレとの試合は消化試合、さらにFサングレがあえて苦手な個人戦で挑んできたにも拘らずストレート負けを喫するという結果に終わっている。それでも自分たちの意志で正々堂々と戦い抜いた彼らは充実した表情を見せていた。
- ミハエル・カーン[3]
- 声 - 結城比呂
- 使用ベイ(聖獣):デスガーゴイル(ガーゴイル)
- バルテズソルダのリーダーで、非常に仲間思い。髪型は薄い黄色と銀を跳ね上がらせている。キョウジュやエミリーとヘヴィメタルシステムの開発に貢献していたことから、研究者としての才能も持ち合わせているようである。必殺技を使用すると背中からガーゴイルの羽が現れる。
- クロード・デュガリー[3]
- 声 - 笹沼晃
- 使用ベイ(聖獣):キラーイーグル(鷲)
- バルテズソルダのメンバー。PPBオールスターズとの試合で負傷する。灰色のかかった短髪が特徴。ミハエルがメンバーから外されたとき、彼に自分に代わって本当のバトルをするように促した。必殺技を使用すると背中から鷲の羽が現れる。
- マチルダ・アンシェローニ[3]
- 声 - 今野宏美
- 使用ベイ(聖獣):ピアスヘッジホッグ(ハリネズミ)
- バルテズソルダの紅一点。ピンク色のボブヘアで2本のアホ毛があり、ゴーグルをかけているのが特徴。必殺技を使うと使用ベイとは関係なく背中から輝く羽が現れる。
- バルテズの策略でやむなくベイを破壊する。Fサングレとの試合では、チームメイトの計らいで彼らのベイのパーツを組み合わせて作ったベイで戦った。ラウルに敗れるが、「最後はとても楽しかった」と語っている。
- アーロン
- 声 - 石川和之
- 使用ベイ(聖獣):ラッシングボア(イノシシ)
- バルテズソルダのメンバー。肌は褐色で髪は黒いドレッドヘア。ミハエルの決意に心を動かされ、彼に続いてバルテズに謀反する。
- ジャンポール・バルテズ
- 声 - 上別府仁資
- セコイ手を使わせた監督で、選手に厳しい体罰も与える。実はヴォルコフの手下であり、ミハエルたちを優勝させてBEGAリーグに迎え入れる策略だったが、彼らに謀反され失敗に終わる。
Fサングレ(エフェサングレ)
第三回世界大会のスペイン代表チーム。大道芸人の双子。ラウルとジュリアのコンビネーションは超一流であり、観客の声援でベイブレードのパワーを上昇させることができる。 前半のネオボーグ、PPBオールスターズとの試合では個人戦しか認められていなかったために本来の実力を発揮できず、全く良い所を見せられずにストレート負けを喫したものの、監督のロメロの機転によりチームバトルが認められるようになってから本来の実力を発揮し、持ち前のコンビネーションでBBAレボリューション、バイフーズを撃破。最終戦のバルテズソルダとの試合は負ければ決勝進出が消える大一番[4]だったが、ラウルの「僕自身の力を試したい」という強い希望によりあえて苦手な個人戦で挑み、これもストレート勝ち。決勝進出決定戦まで勝ち進んだ。 決勝進出決定戦では得意のチームバトルでBBAレボリューションと互角に渡り合うが、後一歩の所で敗北した。
- ジュリア・フェルナンデス
- 声 - 渡辺久美子
- 使用ベイ(聖獣):サンダーペガサス(ペガサス)
- ラウルの双子の姉。男勝りの強気の性格で、橙と茶色のツートンのロングヘアが特徴。非常に弟想いであるが故にバイフーズのマオから「必要以上に弟さんに干渉するのもどうなのか」と苦言を呈された。熱くなりやすく、弟のラウルに諫められることもある。
- ラウル・フェルナンデス
- 声 - 木村亜希子
- 使用ベイ(聖獣):フレイムペガサス(ペガサス)
- ジュリアの双子の弟。姉とは反対に内気かつ心優しい性格で、髪型は赤と茶色のツートンのショートである。頭に血が上りやすいジュリアを上手くサポートしている。
- チームバトルでしか戦えない自分に焦り、大一番で個人戦を申し出る。一度は自信喪失仕掛けるが、ジュリアから助言をもらい、観客の声援を味方につけマチルダを撃破する。
- ロメロ
- 声 - 竹本英史
- 使用ベイ:ラビアンローズ(薔薇)
- Fサングレの監督でジュリアとラウルと同じサーカス団の出身。髪型はウェーブのかかった金髪を束ねている。自らもベイブレーダーでカイを追い詰めるほどの使い手である。カイがドランザーMS(メタルスパイラル)を使いこなせるようになるのに協力した。釣りが好きらしい。
BEGA(ベガ)
ヴォルコフの創設したプロ・ブレーダーの育成を目的とした機関。その中でも最も実力のあるブルックリンたち5人は、それぞれのセンスを最大限に生かしたバトルスタイルで戦い、その方針はPPBオールスターズと似通った部分がある。また、使用するベイブレードはギリシャ神話やローマ神話に登場するの神の名を持っており、ヴォルコフの技術で生み出された物である。
- ブルックリン
- 声 - 保志総一朗
- 使用ベイ(聖獣):ゼウス(ゼウス)
- BEGAの天才ベイブレーダー。髪型はオレンジが掛かった赤毛を跳ね上がらせており、大地いわく赤毛野郎。鳥が好きで一見は動物と戯れるのが似合う温厚そうな少年だが、天才ゆえに孤独で心は荒んでいる。ベイブレードを始めたばかりな上にロクに練習もしていないにも拘らず、木ノ宮 仁から教わったタカオの技を自分流にアレンジしたシュートで巨大な岩を砕き、カイの技を1度見ただけで瞬時に真似するほどの天性の才能と未来のヴィジョンが見える特殊能力により、ガーランドですら戦わずして負けを認めるほどの実力を誇っていた。一度はカイを圧倒的な実力差で打ち負かすも、再戦時に不屈の闘志を見せたカイに敗れ、初めての敗北による挫折を味わったことが切っ掛けで不安定な精神は極限にまで達してしまう。他人を恐れ、「みんな消えてなくなればいい」と考え、タカオとの試合では会場を破壊しさらにはブラックホールまで生み出すなど、凄まじい力を見せる。
- 最終話でタカオと激闘を繰り広げて心の闇を解き払う。劇中では勝敗は曖昧なままになっているが、公式サイトではタカオが勝ったことになっている。
- ガーランド・ツェットバルト
- 声 - 神谷浩史
- 使用ベイ(聖獣):アポロン(アポロン)
- BEGAのリーダー。一族全員が一流のスポーツマンであるツェットバルト家の末っ子。真面目な性格で、薄い藍色の腿まで届く長髪を束ねているのが特徴。圧倒的な力でセルゲイ、ボリス、ユーリを破り、ユーリを意識不明に追い込み、代表決定戦に向けての練習試合ではカイと引き分けている。スポーツで成功した兄2人と姉がいて、彼らに続いてベイブレードでプロを目指す[5]。カンフー技も使うようで、よく「アチョー!」などの掛け声をするため、大地からアチョー野郎と呼ばれていた。家の名誉のためにツェットバルト家の家訓に基づいた戦法でタカオと戦うも、マニュアル通りの戦いしかできないことをタカオに戒められ、彼に破れる。タカオの影響でベイを楽しむ心を知るが、ブルックリンの天才ゆえの孤独に気づけず、仲間でありながら何もしてやれなかったことを悔い、最終回によるとなんらかの形で交流しているようである。
- ミンミン
- 声 - 平野綾
- 使用ベイ(聖獣):ヴィーナス(ヴィーナス)
- アイドル兼ブレーダー。普段は幼い少女だが、魔法のような力で成長した体つきのアイドルモードに変身できる。髪は少しウェーブがかかった水色を左右にお団子にしている。アイドルとして成功したいがためにブレーダーとなった。大地からは「歌のねーちゃん」と呼ばれ、ミンミンもまた「山猿くん」と呼んでいる。キョウジュたちの要請を得て、ベイブレード第4回世界大会のイメージキャラクターを担当した。声優の平野綾はSpringsのメンバーとしてオープニングテーマを担当した。
- モーゼス
- 声 - 高塚正也
- 使用ベイ(聖獣):ギガース(ギガース)
- 体は大きく、力も強い反面涙もろい。褐色肌にスキンヘッドで顔の半分に模様が描かれている。妹の病気を治すために金を必要としており、ヴォルコフによってBEGAに迎え入れられたことで彼に恩義を感じている。タカオとの勝負で敗北こそするものの、ドラグーンGターボのアタックリングを破壊しその実力を見せ付ける。ジャスティス5ではレイと対戦、終始押されながらも偶然に近いドライガーのスタジアムアウトにより勝利を手にした。しかし、勝負が決した瞬間モーゼスのベイは粉々に砕け散ったのに対し、レイのベイは回り続けていたためモーゼスは自分の勝利を受け入れられずにいた。レイが自分の敗北を認めモーゼスを諭したことで、2人は再戦を約束している。
- ミステル
- 声 - 宮田幸季
- 使用ベイ(聖獣):ポセイドン(ポセイドン)
- 身体能力の高い不思議な少年。薄い金髪を三つ編みにしているのが特徴。仮面をつけているがときどき外す。勝ち負けに固執しない傾向がありどこか掴み所のない性格。中国でレイと対戦し引き分け、今のBBAの状況を伝える。ジャスティス5ではマックスと対戦し引き分けている。
- ウラジミール・ヴォルコフ
- #ロシアチーム(ボーグ)参照。
その他のキャラクター(Gレボリューション)
- じっちゃん(木ノ宮龍之介)
- #周りの大人たち参照。
- 大転寺会長
- #周りの大人たち参照。
- ブレーダーDJ
- #周りの大人たち参照。
- マックスの父(水原太郎)
- #周りの大人たち参照。
- ラルフ・ユルゲンス
- #ユーロチーム参照。
- ジョニー・マクレガー
- #ユーロチーム参照。
- モニカ
- 声 - 広橋涼
- モーゼスの妹。病弱で、その治療費をヴォルコフから出資された。
- 十文字ヒカル
- 使用ベイ:スパイクリザード
- 『Gレボリューション』最終話に1カットのみ登場。そのため声はなく、使用ベイも登場しない。
- 原作外伝の登場人物で、どこか飄々とした今風の少年。ローラーブレードを使用している。
- 獅子剣之助
- 使用ベイ:ガーディアンドライガー
- 『Gレボリューション』最終話に1カットのみ登場。そのため声はなく、使用ベイも登場しない。
- 原作外伝の登場人物で、侍のような格好をしたブレーダー。一人称は「拙者」で、腰には刀型のシューターを差している。
- 獅子天丸
- 使用ベイ:サンダードラゴン
- 『Gレボリューション』最終話に1カットのみ登場。そのため声はなく、使用ベイも登場しない。
- 原作外伝の登場人物で、獅子剣之助の弟。
スタッフ(Gレボリューション)
- 企画:岩田圭介 → 松山進(テレビ東京)、西村浩哉、金載英
- 原作 - 青木たかお
- キャラクター原案 - 水野祥司、青木たかお
- 監督 - 橋本みつお
- 監督補 - 平尾美穂
- アニメーション監督 - 安珍模
- シリーズ構成 - 長谷川勝己、金相勲
- キャラクターデザイン - 長森佳容、方承辰
- メカニックデザイン - 木村豪
- CG監督 - 川西泰二、羅恩営
- 美術監督 - 萩原正巳、李剛旭
- 撮影監督 - 張東熙
- 編集 - 小野寺佳子、梁恩貞
- 音響監督 - 早瀬博雪
- 音楽 - 高梨康治
- アソシエイトプロデューサー - 本橋寿一、張元鳳
- アニメーションプロデューサー - 田中敦、李銀美
- プロデューサー - 松山進 → 青木俊志(テレビ東京)、池田慎一、青木真美子
- アニメーション制作協力 - シナジージャパン、Heewon Entertainment、SONOKONG
- アニメーション制作 - 日本アニメディア
- 製作 - テレビ東京、読売広告社、d-rights
主題歌(Gレボリューション)
- オープニングテーマ
-
- 「僕らの時代へ -go ahead-」 使用話数:第1話 - 第31話
- 作詞 - うらん / 作曲・編曲 - MASAKI / Vocal - 木ノ宮タカオ(くまいもとこ)
- 「Identified」 使用話数:第32話 - 最終話
- 作詞 - 渡辺美佳 / 作曲 - 池田智宣 / 編曲 - TATOO / Vocal - Springs
- ※オープニング映像のテロップでは、曲名が「indentified」になっている。
- エンディングテーマ
各話リスト(Gレボリューション)
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 | 収録DVD&VHS |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (103) | タカオ、勝負だ! | 長谷川勝己 | 橋本みつお | 関田修 | 小丸敏之 | 2003年 1月6日 |
Vol.1 |
2 (104) | 友達じゃねえ! | 山田美穂子 長谷川勝己 孫祥喜 |
金成范 | 徐正徳 | 1月13日 | ||
3 (105) | オレには勝てん | 植竹須美男 | 周詩人 | 関田修 | 丹羽恭利 | 1月20日 | |
4 (106) | オレの道はオレが決める | 高山治郎 | 小高義規 | 長森佳容 石川哲也 |
1月27日 | Vol.2 | |
5 (107) | 100年早いぜ! | あみやまさはる | 金亨一 | 2月3日 | |||
6 (108) | カイしかいねえ! | 長谷川勝己 | 中村憲由 | 福島利規 | 小丸敏之 | 2月10日 | |
7 (109) | オマエしだいだ | 山田美穂子 孫祥喜 |
金成范 | 徐正徳 | 2月17日 | Vol.3 | |
8 (110) | 合宿じゃねえ! | 植竹須美男 孫祥喜 |
金亨一 | 2月24日 | |||
9 (111) | 1+1は無限大だぜ! | あみやまさはる | 周詩人 | 関田修 | 丹羽恭利 | 3月3日 | |
10 (112) | まとめてきやがれ! | 長谷川勝己 孫祥喜 |
金亨一 | 3月10日 | Vol.4 | ||
11 (113) | オレが悪いんじゃねえ! | 高山次郎 | 井草かほる | 小高義規 | 長森佳容 | 3月17日 | |
12 (114) | 逆転劇の幕開けだ | 植竹須美男 孫祥喜 |
金成范 | 徐正徳 | 3月24日 | ||
13 (115) | キョウジュはキョウジュだ! | 山田美穂子 長谷川勝己 |
中村憲由 | 関田修 | 小丸敏之 | 3月31日 | Vol.5 |
14 (116) | オレにやらせろ! | 長谷川勝己 孫祥喜 |
金成范 | 徐正徳 | 4月7日 | ||
15 (117) | パートナーだろ!? | あみやまさはる 孫祥喜 |
金亨一 | 4月14日 | |||
16 (118) | 邪魔するな! | 高山治郎 | 佐々木勝利 | 関田修 | 丹羽恭利 | 4月21日 | Vol.6 |
17 (119) | 気をつけろ、大地 | 植竹須美男 孫祥喜 |
金鎮九 | 金成范 | 徐正徳 | 4月28日 | |
18 (120) | いい顔してるね! | 山田美穂子 長谷川勝己 |
小高義規 | 長森佳容 | 5月5日 | ||
19 (121) | NOーーーッ!! | 高山治郎 | 奥村吉昭 | 関田修 | 小丸敏之 | 5月12日 | Vol.7 |
20 (122) | 負けるなよ…タカオ | 長谷川勝己 孫祥喜 |
金鎮九 | 金成范 | 徐正徳 | 5月19日 | |
21 (123) | ダサダサだぜ! | あみやまさはる 孫祥喜 |
金亨一 | 5月26日 | |||
22 (124) | アンタなら勝てる! | 山田美穂子 孫祥喜 |
金鎮九 | 金成范 | 徐正徳 | 6月2日 | Vol.8 |
23 (125) | まだだ…! | 植竹須美男 | 小高義規 | 関田修 | 丹羽恭利 | 6月9日 | |
24 (126) | パワー全開だ!! | 高山治郎 | 奥村吉昭 | 小高義規 | 長森佳容 | 6月16日 | |
25 (127) | GOーーーッ!! | 長谷川勝己 | 周詩人 | 小丸敏之 | 6月23日 | Vol.9 | |
26 (128) | よっしゃー! | あみやまさはる 孫祥喜 |
金亨一 | 6月30日 | |||
27 (129) | 最高に面白いぞ! | 植竹須美男 | 奥村吉昭 | 井草かほる | 宇田川一彦 | 7月7日 | |
28 (130) | まだかよ! | 高山治郎 孫祥喜 |
金鎮九 | 金成范 | 徐正徳 | 7月14日 | Vol.10 |
29 (131) | オレならここだ | 長谷川勝己 | 周詩人 | 関田修 | 丹羽恭利 | 7月21日 | |
30 (132) | 終わりじゃねえ!! | 橋本みつお | 小高義規 | 長森佳容 | 7月28日 | ||
31 (133) | じゃあな! | 山田美穂子 孫祥喜 |
金亨一 | 8月4日 | Vol.11 | ||
32 (134) | わけわかんねえ!! | 長谷川勝己 | 周詩人 | 三木俊明 | 小丸敏之 | 8月11日 | |
33 (135) | あやまれ!! | 山田美穂子 孫祥喜 |
金成范 | 金鎮九 | 徐正徳 | 8月18日 | |
34 (136) | キミの名は… | あみやまさはる 孫祥喜 |
金亨一 | 8月25日 | Vol.12 | ||
35 (137) | おまえに会えてよかったぜ | 高山治郎 | 奥村吉昭 | 関田修 | 丹羽恭利 | 9月1日 | |
36 (138) | ふざけるな! | 長谷川勝己 孫祥喜 |
金成范 | 金鎮九 | 徐正徳 | 9月8日 | |
37 (139) | 1000%だ! | 山田美穂子 | 周詩人 | 小高義規 | 長森佳容 | 9月15日 | Vol.13 |
38 (140) | 地獄を見るぞ | 植竹須美男 孫祥喜 |
金成范 | 金鎮九 | 徐正徳 | 9月22日 | |
39 (141) | BBAの最終兵器 | 高山治郎 | 平尾みほ | 三木俊明 | 小丸敏之 | 9月29日 | |
40 (142) | ギブアップか? | あみやまさはる 孫祥喜 |
金亨一 | 金亨一 | 10月6日 | Vol.14 | |
41 (143) | なんのつもりだ | 長谷川勝己 孫祥喜 |
方承辰 | 10月13日 | |||
42 (144) | ミスターXだ! | 長谷川勝己 | 周詩人 | 関田修 | 丹羽恭利 | 10月20日 | |
43 (145) | アーユーレディ? | 高山治郎 孫祥喜 |
金成范 | 金鎮九 | 徐正徳 | 11月3日 | Vol.15 |
44 (146) | 絶対に勝つ!! | 植竹須美男 | 小高義規 | 長森佳容 | 11月10日 | ||
45 (147) | OK! | あみやまさはる | 周詩人 | 三木俊明 | 小丸敏之 | 11月17日 | |
46 (148) | トレビア〜ン! | 山田美穂子 孫祥喜 |
金亨一 | 方承辰 | 11月24日 | Vol.16 | |
47 (149) | えっ!? | 高山治郎 孫祥喜 |
金鎭光 | 12月1日 | |||
48 (150) | 愛だ…! | 植竹須美男 孫祥喜 |
金成范 | 金鎮九 | 徐正徳 | 12月8日 | |
49 (151) | アチョーーー! | あみやまさはる | 平尾みほ | 関田修 | 丹羽恭利 | 12月15日 | Vol.17 |
50 (152) | この負け犬が! | 長谷川勝己 | 三木俊明 | 小丸敏之 | 12月22日 | ||
51 (153) | ウザいんだよっ! | 長谷川勝己 孫祥喜 |
金亨一 | 方承辰 | 12月29日[6] | ||
52 (154) | GO!シュート!! | 長谷川勝己 | 橋本みつお | 小高義規 | 長森佳容 |
放送局
- 同時ネット
- テレビ東京 / テレビ大阪 / テレビ愛知 / テレビせとうち / テレビ北海道 / TVQ九州放送
- 時差ネット
- BSジャパン / AT-X / 青森放送 / テレビ岩手(第1期のみ) / 東日本放送 / 福島中央テレビ / テレビ新潟 / 長野放送 / 山梨放送 / 静岡朝日テレビ / 三重テレビ / びわ湖放送 / 奈良テレビ / テレビ和歌山 / 広島ホームテレビ / 南海放送 / 熊本朝日放送 / 琉球放送
映像ソフト化
VHSとDVDが発売されている。
- 第1期『爆転シュート ベイブレード』のDVDは2001年6月24日 - 2002年4月24日発売。
- 第2期『爆転シュート ベイブレード 2002』のDVDは2002年6月26日 - 2003年5月21日発売。「ブレーダープロジェクト」(全9巻)と「ビクトリーBB」(全8巻)に分かれている。なお、『2002』のみVHSとDVDのパッケージイラストが異なっている。
- 第3期『爆転シュート ベイブレード Gレボリューション』のDVDは2003年8月16日 - 2004年4月23日発売。
脚注
- ^ バイフーズ、Fサングレとのチームバトル戦での敗因はタカオにあり、マチルダ戦はバルテズによる工作だったため。
- ^ この時点で全チーム残り1試合しか残っておらず、バルテズソルダは1勝3敗。さらにBBA、PPB、バイフーズ、Fサングレが2勝2敗で並んでおり、仮にバルテズソルダが最後の対戦相手であるFサングレに勝利したとしても2勝3敗。またBBA対PPBの試合はどちらが負けてもどちらかが2勝3敗となり、バイフーズがネオボーグに負けたとしても2勝3敗なので、バルテズソルダはどうあがいても勝率で上回れない。よってバルテズソルダはFサングレとの試合前に既に最下位が確定してしまっているのである。最終的にバルテズソルダはFサングレに敗れて1勝4敗となり、単独最下位となっている。
- ^ a b c 姓は設定資料[要出典]から。
- ^ この時点でFサングレは2勝2敗で、勝てばBBAかPPBのうち勝った方の3勝2敗と同率2位で並ぶので決勝進出が決まる。しかし負ければ2勝3敗となり、BBA対PPBの試合で勝った方が3勝2敗となるため、Fサングレの決勝進出の可能性が無くなる。
- ^ スポーツのニュースなどでベイブレードが報じられることから、このアニメではベイブレードはスポーツの一種という設定な様子。
- ^ 本放送時に最終回スペシャルとして放送された。VHS・DVDソフトでも最終回スペシャルの素材で収録されている。51話と52話が単独の素材は時差ネット局で使用された。
関連項目
- テレビ東京系アニメ
- メタルファイト ベイブレード - 2009年からの新シリーズ
外部リンク
TVアニメ公式
劇場アニメ公式
- 爆転シュート ベイブレード THE MOVIE (VAP) - 閉鎖。2009年5月23日時点のアーカイブ。
テレビ東京系列 月曜18:00 - 18:30枠 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
六門天外モンコレナイト
(2000年1月10日 - 12月25日) |
爆転シュート ベイブレード
(2001年1月8日 - 2003年12月29日) |
B-伝説! バトルビーダマン
(2004年1月5日 - 2005年12月26日) |