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なお、Webサイトなどでは「'''[[JR]]グループ'''」と称していたが、主要取引先としてJR旅客7社・[[日本貨物鉄道|JR貨物]]・[[鉄道情報システム|JRシステム]]があったものの、[[西日本旅客鉄道|JR西日本]]、[[鉄道情報システム|JRシステム]]を除くこれらの会社と直接の資本関係はなかった。JR西日本についても日本トラフィックコンピューターセンターの株は所有していたものの、[[持分法]]の適用はしておらず、[[連結子会社]]にも組み入れられていなかった(同社の持分法適用の非連結子会社は無く、持分法適用の関連会社は[[関西高速鉄道]]、[[大鉄工業]]、[[鉄道情報システム]]、[[広成建設]]の4社のみ<ref>{{PDFlink|[https://web.archive.org/web/20110813110421/http://www.westjr.co.jp/company/ir/library/report/report21_02.pdf 西日本旅客鉄道株式会社 有価証券報告書(平成20年3月決算)p.91]}}(2011年8月13日時点の[[インターネット |
なお、Webサイトなどでは「'''[[JR]]グループ'''」と称していたが、主要取引先としてJR旅客7社・[[日本貨物鉄道|JR貨物]]・[[鉄道情報システム|JRシステム]]があったものの、[[西日本旅客鉄道|JR西日本]]、[[鉄道情報システム|JRシステム]]を除くこれらの会社と直接の資本関係はなかった。JR西日本についても日本トラフィックコンピューターセンターの株は所有していたものの、[[持分法]]の適用はしておらず、[[連結子会社]]にも組み入れられていなかった(同社の持分法適用の非連結子会社は無く、持分法適用の関連会社は[[関西高速鉄道]]、[[大鉄工業]]、[[鉄道情報システム]]、[[広成建設]]の4社のみ<ref>{{PDFlink|[https://web.archive.org/web/20110813110421/http://www.westjr.co.jp/company/ir/library/report/report21_02.pdf 西日本旅客鉄道株式会社 有価証券報告書(平成20年3月決算)p.91]}}(2011年8月13日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>)。健康保険についても、JRグループ系の「[http://www.jrkenpo.or.jp/ ジェイアールグループ健康保険組合](JR健保)」ではなく、「[http://www.tjk.gr.jp/ 東京都情報サービス産業健康保険組合](TJK)」<ref>[https://archive.is/20120905120915/http://www.ntcc.co.jp/recru2.htm Welcome to NTC](2012年9月5日時点の[[archive.is|アーカイブ]])</ref>に加入していた。また、旧[[日本国有鉄道]]が[[国鉄分割民営化|分割民営化]]した会社([[国鉄分割民営化#承継法人|12承継法人]])でも、その流れをくむ会社でもないが役員にはJRシステムの退任役員も就任していた他、国鉄・JRシステム退職社員の受け皿ともなっていた。 |
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JRとの関係は、[[協力会社]]・パートナー会社としての立場に近かった。 |
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2017年9月5日 (火) 02:03時点における版
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | NTC |
設立 | 1970年(昭和45年)3月 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 情報通信事業 他 |
代表者 | 代表取締役社長: |
資本金 | 1億7,250万円 |
売上高 | 42億504万円(2008年度3月・単独) |
従業員数 | 315名(男子271名、女子44名)(2009年) |
主要株主 |
鉄道情報システム(株) 西日本旅客鉄道 ジェイアール東日本情報システム 交通統計研究所 |
主要子会社 | トランスネット |
特記事項:2012年7月に株式会社ニューメディア総研と合併し、株式会社アドバンストラフィックシステムズとなる |
株式会社日本トラフィックコンピューターセンター(にほんトラフィックコンピューターセンター 、英称 NIHON TRAFFIC COMPUTER CENTER CO.,LTD.)は、情報システムの設計・開発・保全・運営を行っていた情報通信サービス会社でシステムインテグレーター(独立系)。 略称はNTCであった。
概要
設立当初、国鉄向けの事業を行っていた事から、主にJRグループ向けに事業を行っていた。
なお、Webサイトなどでは「JRグループ」と称していたが、主要取引先としてJR旅客7社・JR貨物・JRシステムがあったものの、JR西日本、JRシステムを除くこれらの会社と直接の資本関係はなかった。JR西日本についても日本トラフィックコンピューターセンターの株は所有していたものの、持分法の適用はしておらず、連結子会社にも組み入れられていなかった(同社の持分法適用の非連結子会社は無く、持分法適用の関連会社は関西高速鉄道、大鉄工業、鉄道情報システム、広成建設の4社のみ[1])。健康保険についても、JRグループ系の「ジェイアールグループ健康保険組合(JR健保)」ではなく、「東京都情報サービス産業健康保険組合(TJK)」[2]に加入していた。また、旧日本国有鉄道が分割民営化した会社(12承継法人)でも、その流れをくむ会社でもないが役員にはJRシステムの退任役員も就任していた他、国鉄・JRシステム退職社員の受け皿ともなっていた。
JRとの関係は、協力会社・パートナー会社としての立場に近かった。
事業概要
主に「鉄道関連」、「旅行関連」、「一般企業関連」の3つの領域において、営業を行っていた。
ただし、鉄道分野で取り扱っている事業は、JR各社(またはその情報系子会社)などの上流企業の下流工程を請け負っているに過ぎなかった。例えば新幹線運行管理システム(COMTRAC)や新幹線情報管理システム(SMIS)はJR東海、JR西日本(または子会社のJTIS、J-WITS)、新幹線総合システム(COSMOS)は、ユーザーであるJR東日本(または子会社のJEIS)が上流工程に携わっている。
歴史
- 1970年3月 - 会社設立。本社は千代田区。
- 1970年4月 - 営業開始。
- 1971年3月 - 本社を港区に移転。
- 2012年7月 - 株式会社ニューメディア総研と合併し、株式会社アドバンストラフィックシステムズとなる。
関連会社
脚注
- ^ 西日本旅客鉄道株式会社 有価証券報告書(平成20年3月決算)p.91 (PDF) (2011年8月13日時点のアーカイブ)
- ^ Welcome to NTC(2012年9月5日時点のアーカイブ)
外部リンク
- 日本トラフィックコンピューターセンター - ウェイバックマシン(2012年2月21日アーカイブ分)