アドバンストラフィックシステムズ
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | ATRASC |
本社所在地 |
日本 東京都新宿区西新宿1-22-2 |
設立 | 2012年(平成24年)7月1日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 1010401023036 |
事業内容 | 情報通信事業 等 |
代表者 | 代表取締役社長 村山 邦裕 |
資本金 | 1億7,250万円 |
売上高 |
76億4,917万円 (2012年3月期の合併前二社合計) |
純利益 |
1億6,287万9,000円 (2024年3月期)[1] |
純資産 |
32億2,260万4,000円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
76億5,925万3,000円 (2024年3月期)[1] |
従業員数 | 609名(2021年7月現在) |
外部リンク | アドバンストラフィックシステムズ |
株式会社アドバンストラフィックシステムズは、本社は東京都新宿区西新宿に本社を置き、鉄道や通信の分野でシステム開発などを行う、情報通信サービス会社でシステムインテグレーター(独立系)。2012年7月1日に、株式会社日本トラフィックコンピューターセンターと株式会社ニューメディア総研との合併により設立された。
概要
[編集]公共分野のITソリューション事業を行う。
事業概要
[編集]「鉄道システム」、「ビジネスシステム」、「ITソリューション」、「IT技術者サービス」など、公共性の高いシステムを扱っている。
- コンピュータシステム及びソフトウェアの企画、開発、販売、賃貸、保守、管理、運用に関する事業
- コンピュータ及び通信機器並びにそれらの周辺機器の販売、賃貸及び保守事業
- クラウド対応
- コンピュータシステム設備の工事及びこれに付帯する工事の請負事業
- 情報処理及び情報提供サービス事業
- 情報システム全般(前各号)に関連するコンサルティング及び技術指導並びに養成事業
- CATVシステムの番組の制作、販売及び同システムを利用した映像配信に係わる事業
- 労働者派遣事業
企業理念
[編集]- チェンジ アンド チャレンジ (C&C)
- 人間愛
- 伝統の技と心を大切に
沿革
[編集]不祥事
[編集]従業員の女性SEの過労死
[編集]2012年10月11日、福岡地裁は、福岡事業所に勤務していたシステムエンジニアの女性(当時31歳)が急死したのは過酷な労働が原因として、両親が同社に対し慰謝料など計約8200万円の損害賠償を求めた訴訟で、「死亡と会社の業務との間には因果関係がある」として、同社に計約6800万円の支払いを命じた[2]。 控訴審は2013年7月4日、福岡高裁で和解が成立。両親の弁護人によると、過重業務で急死した責任を会社が認め、社員の健康管理体制の充実など再発防止策をとる内容という[3]。
脚注
[編集]- ^ a b c 株式会社アトラスシー 第55期決算公告
- ^ “女性SE、過酷勤務で死亡…勤務先に賠償命令”. YOMIURI ONLINE. (2012年10月12日). オリジナルの2012年10月12日時点におけるアーカイブ。
- ^ “損賠訴訟:「過労死」責任認める 会社側と両親が和解−−福岡高裁”. 毎日新聞. (2013年7月5日)