たんごリレー

たんごリレー
運行者	WILLER TRAINS（京都丹後鉄道）
列車種別	特急列車（下記以外の列車・区間） 快速列車 （3号：天橋立駅 - 豊岡駅） (6号：豊岡駅 - 網野駅)
運行区間	福知山駅 - 宮津駅・天橋立駅・網野駅・豊岡駅
経由線区	宮津線・宮福線
使用車両	KTR8000形気動車 （西舞鶴運転区）
運行開始	2011年3月12日
備考	2017年3月4日現在

たんごリレーは、WILLER TRAINS（京都丹後鉄道）が福知山駅 - 宮津駅・天橋立駅・網野駅・豊岡駅間を、宮津線・宮福線経由で運転している特急列車である。

概要

北近畿タンゴ鉄道（KTR）は開業以来、西日本旅客鉄道（JR西日本）との直通運転により新大阪駅・京都駅発着の特急列車を運行してきたが、2011年3月12日のダイヤ改正により新大阪駅への直通運転は終了することになった。これに伴い、新大阪駅発着で運行されていた特急「タンゴエクスプローラー」・「文殊」のKTR線区間と、「タンゴディスカバリー」のKTR線内完結列車を統合する形で運行を開始したのが特急「たんごリレー」である。

列車名は公募によって決定され、運転している地域を明確するための「たんご」と、京都・大阪方面の特急列車の接続および利便性をアピールする「リレー」を組み合わせたものである。

運行概況

2017年3月4日改正時点では3往復が運行されており、1・4号が福知山駅 - 網野駅間、3・6号が福知山駅 - 豊岡駅間、2号は宮津発福知山行き、5号は福知山発天橋立行きとしての運行である。なおこのうち3号の天橋立駅→豊岡駅間、および6号の豊岡駅→網野駅間は快速列車として運行されている。

運行開始当初は下り5本・上り6本が設定され、宮津線西舞鶴方面と宮福線を直通する列車の設定もあったが（この場合宮津線内は普通列車として運行）、KTR001形の老朽化や特急料金の不要な快速を増発して沿線住民の利用を促す目的から2013年3月16日のダイヤ改正で減便と一部区間の快速化が行われ、西舞鶴駅 - 宮津駅間の運行はなくなった。2016年3月26日の改正以後は網野以西の運行も無くなり一旦豊岡駅への乗り入れが無くなったが、翌年2017年3月4日の改正で快速列車としての運行区間ではあるが再び豊岡駅まで運行されるようになった。

福知山駅では新大阪駅発着の特急「こうのとり」、京都駅発着の特急「きのさき」と接続している。

停車駅

福知山駅 - 大江駅 - 宮津駅 - 天橋立駅 - 与謝野駅 - 京丹後大宮駅 - 峰山駅 - 網野駅 - 夕日ヶ浦木津温泉駅 - 小天橋駅 - 久美浜駅 - 豊岡駅

• 天橋立駅・網野駅・豊岡駅発着の列車は宮津駅でスイッチバックを行う。
• 3号の天橋立→豊岡は快速「丹後路」、6号の豊岡→網野は快速。

使用車両

KTR8000形気動車（愛称「タンゴディスカバリー」）が使用されている。 かつては、KTR001形気動車（愛称「タンゴエクスプローラー」）も使用されていた（後述）。

沿革

• 2011年（平成23年）3月12日 : 同日のダイヤ改正で廃止された「タンゴエクスプローラー」「文殊」のKTR線区間、および「タンゴディスカバリー」のKTR線内完結列車を統合する形で下り5本・上り6本で運転を開始。
• 2013年（平成25年）3月16日 : 3往復に減便。これに合わせてKTR001形での運行を終了し、KTR8000形のみの運行となる。
• 2016年（平成28年）3月26日 : 豊岡駅発着が無くなり網野駅以東でのみの運行となる。
• 2017年（平成28年）3月4日 : 再び豊岡駅まで乗り入れるようになる

関連項目

• 北近畿ビッグXネットワーク

外部リンク

• 京都丹後鉄道（公式サイト）