「内田あかり」の版間の差分
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元々は本名の大形久仁子として地元の[[ジャズ喫茶]]の歌手として活躍。その後、16歳でスカウトされ、[[1966年]]にTBSの連続テレビ・ドラマ「土曜日の虎」に藤久仁子の名で出演、[[1967年]]東芝レコードより「限りある日を愛に生きて」(この時の名前は本名の大形久仁子)でレコードデビュー。[[1968年]]に[[和田弘とマヒナスターズ]]とデュエットし発売した「私って駄目な女ね」が50万枚<ref name=gendai070626>[http://web.archive.org/web/20071110102221/http://gendai.net/?m=view&g=geino&c=070&no=23065 【あの人は今こうしている】内田明里さん(ベテラン歌手)ストレスがないのは「オトコとちゃんと切れたから」とか。]、[[日刊ゲンダイ]]、2007年6月26日掲載。([[インターネット |
元々は本名の大形久仁子として地元の[[ジャズ喫茶]]の歌手として活躍。その後、16歳でスカウトされ、[[1966年]]にTBSの連続テレビ・ドラマ「土曜日の虎」に藤久仁子の名で出演、[[1967年]]東芝レコードより「限りある日を愛に生きて」(この時の名前は本名の大形久仁子)でレコードデビュー。[[1968年]]に[[和田弘とマヒナスターズ]]とデュエットし発売した「私って駄目な女ね」が50万枚<ref name=gendai070626>[http://web.archive.org/web/20071110102221/http://gendai.net/?m=view&g=geino&c=070&no=23065 【あの人は今こうしている】内田明里さん(ベテラン歌手)ストレスがないのは「オトコとちゃんと切れたから」とか。]、[[日刊ゲンダイ]]、2007年6月26日掲載。([[インターネットアーカイブ]]のキャッシュ)</ref>のヒット。しかし、ソロとしてはヒットに恵まれなかった。だが、デビュー7年目の[[1973年]]、芸名を「内田あかり」に改名し、その年に発売した'''「浮世絵の街」'''が70万枚<ref name=gendai070626 />の大ヒット。その後「浮世絵の街」が映画化された際には主演も務めた。[[1974年]]発売の「献身」は同じタイトルの曲が[[1967年]]に大形久仁子名義でシングルリリースされているが、これは同一歌手による、全くの同名異曲という、珍しいケースである。 |
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[[1989年]]には奇抜な衣装と妖艶さを全面的に表した「好色一代女」が話題を呼び久々のヒットを記録した。同年、この曲は『[[日本レコード大賞]]』作詩賞を受賞している。 |
[[1989年]]には奇抜な衣装と妖艶さを全面的に表した「好色一代女」が話題を呼び久々のヒットを記録した。同年、この曲は『[[日本レコード大賞]]』作詩賞を受賞している。 |
2017年9月4日 (月) 20:10時点における版
内田 あかり | |
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出生名 | 大形 久仁子 |
別名 |
旧芸名 藤 久仁子 大形 久仁子 内田 明里 |
生誕 | 1947年10月9日 |
出身地 | 日本・大阪府 |
ジャンル | 演歌、歌謡曲 |
職業 | 歌手 |
担当楽器 | 歌 |
活動期間 | 1967年 - |
レーベル |
東芝レコード(1967年 - 1972年) ソニー・ミュージックエンタテインメント(1973年 - ) |
内田 あかり(うちだ あかり、1947年10月9日 ‐ )は、日本の女優、歌手。本名、大形 久仁子(おおがた くにこ)。
大阪府出身。旧芸名、内田 明里(読み同じ)。
来歴・人物
元々は本名の大形久仁子として地元のジャズ喫茶の歌手として活躍。その後、16歳でスカウトされ、1966年にTBSの連続テレビ・ドラマ「土曜日の虎」に藤久仁子の名で出演、1967年東芝レコードより「限りある日を愛に生きて」(この時の名前は本名の大形久仁子)でレコードデビュー。1968年に和田弘とマヒナスターズとデュエットし発売した「私って駄目な女ね」が50万枚[1]のヒット。しかし、ソロとしてはヒットに恵まれなかった。だが、デビュー7年目の1973年、芸名を「内田あかり」に改名し、その年に発売した「浮世絵の街」が70万枚[1]の大ヒット。その後「浮世絵の街」が映画化された際には主演も務めた。1974年発売の「献身」は同じタイトルの曲が1967年に大形久仁子名義でシングルリリースされているが、これは同一歌手による、全くの同名異曲という、珍しいケースである。
1989年には奇抜な衣装と妖艶さを全面的に表した「好色一代女」が話題を呼び久々のヒットを記録した。同年、この曲は『日本レコード大賞』作詩賞を受賞している。
それ以後、女優としての活躍が増え、映画・テレビドラマなどが中心であったが、1999年に歌手活動を本格的に再開するにあたり、芸名を「内田明里」に改名した。その後2011年、元の内田あかりに戻している。
主な出演
映画・オリジナルビデオ
- あげまん(東宝、1990年)
- 実録・竹中正久の生涯 荒らぶる獅子(GPミュージアムソフト、2002年) - 田城綾子役
テレビドラマ
- 大都会 闘いの日々 第10話「憎しみの夜に」(日本テレビ系)
- 毎度おさわがせします 第2シリーズ(TBS系) - 秋野涼子役
- 愛伝説(東海テレビ)
- 西部警察 PART-II 第35話 「娘よ、父は…浜刑事・絶命」(1983年2月13日、テレビ朝日、石原プロ) - スナックママ役 ※大杉くにこ名義
- 火曜サスペンス劇場 (日本テレビ系)
- ラストダンス(東海テレビ系)
- 天までとどけ 第1シリーズ(TBS系) - 加藤照子 役
- さすらい刑事旅情編IV 第4話「美人女将の罠・バブルに舞った女と男」(テレビ朝日系)
- ホームワーク(TBS系)
- 徹底的に愛は…(TBS系)
- そのうち結婚する君へ(日本テレビ系)
- ママのベッドへいらっしゃい(テレビ朝日系)
- 半熟卵(フジテレビ系)
- 新婚なり!(TBS系)
- ラブ・アゲイン(TBS系)
- 真珠夫人(東海テレビ)
ビデオ作品
- 難波金融伝ミナミの帝王 19「闇の裁き」(2002年)
舞台
- 「義理人情 いろはにほへど若旦那」
ディスコグラフィ
主なヒット曲
シングル
大形久仁子名義
- 限りある日を愛に生きて(1967年、TP-1400)
- (c/w そっとおしえて)
- あなたが言うなら(1967年、TP-1458)
- (c/w 白いおもかげ)
- 献身(1967年、TP-1535)
- (c/w 恋いくたび)
- ほんとの恋(1968年、TP-1594)
- (c/w 恋する女)
- 恋の秘めごと(1968年6月1日、TP-1663)
- (c/w 二人だけの太陽)
- 抱きしめる愛(1968年、TP-2058)
- (c/w あなたの鍵)
- 私って駄目な女ね(1968年、TP-2070)※共演:松平直樹、和田弘とマヒナ・スターズ
- (c/w 雨に濡れたギター)※歌唱:松平直樹、和田弘とマヒナ・スターズ
- ふたつの花(1969年、TP-2127)
- (c/w 私の影を踏まないで)
- 好きになったら(1969年、TP-2165)
- 作詞:平田淳 / 作曲:東京之助 / 編曲:荒木圭男
- (c/w あなたのギター)
- 女の部屋(1970年、TP-2243)
- (c/w 誰か愛してくれないか)
- 二年前の夏(1970年6月5日、TP-2283)
- (c/w かわいい牝猫)
- すなおのブルース(1970年、TP-2346)
- (c/w すなおな花園)
内田あかり名義
- 浮世絵の街(1973年8月1日、SOLB-50)
- 作詞:石坂まさを / 作曲:川口真 / 編曲:川口真
- (c/w 恋のさいはて)
- あぶら地獄(1974年2月21日、SOLB-114)
- 作詞:石坂まさを / 作曲:川口真 / 編曲:川口真
- (c/w 絵筆のひと)
- 夜噺(1974年、SOLB-151)
- 作詞:石坂まさを / 作曲:川口真 / 編曲:川口真
- (c/w 雨のあなた)
- 献身(1974年9月、SOLB-187)※ナレーション:細川俊之
- 作詞:石坂まさを / 作曲:川口真 / 編曲:川口真
- (c/w 朝子の旅)
- 素顔(1975年、SOLB-261)
- 作詞:石坂まさを / 作曲:川口真 / 編曲:川口真
- (c/w 女って)
- ねどこ(1976年、06SH-6)
- 作詞:楳図かずお / 作曲:川口真 / 編曲:川口真
- (c/w 首ったけ)
- 釜山港へ帰れ(1983年8月25日、07SH-1375)
- 作詞:黄善友 / 訳詞:三佳令二 / 作曲:黄善友 / 編曲:川口真
- (c/w 悲しい微笑)
- 大田ブルース(1984年3月、07SH-1471)
- (c/w 窓の外の女)
- よろしく乾杯(1984年9月)
- (c/w 酒にのまれて)
- 私のために死ねますか(1985年、07SH-1599)※ナレーション:内海賢二
- (c/w 誰にも見えない)
- 男たちよ(1985年9月、07SH-1690)
- (c/w 夢時計)
- 片翼だけの天使(1986年4月、07SH-1774)
- 作詞:阿久悠 / 作曲:近江孝彦
- (c/w 不憫)
- 好色一代女(1989年3月、07SH-3169)
- (c/w 不憫)
- 三色幻燈(1991年4月25日)
- (c/w 夢ホテル)
- かたむいて(1993年10月21日、FLDF-10241)
- (c/w バラを買う女)
- つぶやき(1999年10月21日)
- (c/w わすれ傘)
- 熟女炎上(2005年10月19日)
- 作詞:伊集院静 / 作曲:川口真 / 編曲:川口真
- (c/w つぶやき)
- 永遠の恋人(ひと)(2009年5月20日)
- (c/w 熟女炎上)
- 最愛の恋人(2011年7月20日)
- 作詞:かず翼 / 作曲:徳久広司 / 編曲:伊戸のりお
- (c/w ノラ)
- 今夜だけ(2012年8月22日)
- 作詞:かず翼 / 作曲:徳久広司 / 編曲:伊戸のりお
- (c/w 人形の家)
- 洒落た関係(2012年10月17日)共演:徳久広司
- 作詞:かず翼 / 作曲:徳久広司 / 編曲:石倉重信
- (c/w 永遠の恋人(ひと)〜デュエット・バージョン〜)
- イヴのいる港町(2014年3月19日)
- 作詞:かず翼 / 作曲:徳久広司 / 編曲:伊戸のりお
- (c/w 放されて)
- アドロ 〜熱愛〜(2015年4月22日)
- 作詞:かず翼 / 作曲:徳久広司 / 編曲:伊戸のりお
- (c/w 夜がわらっている)
オリジナル・アルバム
- 浮世絵の街(1973年、SOLL-58)
- 夜噺(1974年、SOLL-79)
- ヒット演歌のすべて(1974年12月、SOLL-115)
脚注
- ^ a b 【あの人は今こうしている】内田明里さん(ベテラン歌手)ストレスがないのは「オトコとちゃんと切れたから」とか。、日刊ゲンダイ、2007年6月26日掲載。(インターネットアーカイブのキャッシュ)