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* ジャンプスクエア公式サイト 末次由紀先生 直撃インタビュー 完全版
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** [http://web.archive.org/web/20081220124441/http://jumpsq.shueisha.co.jp/contents/topic-suetugu/index.html 第1回 かるたをテーマにしたきっかけ](2008年12月20日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])
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** [http://web.archive.org/web/20081222213157/http://jumpsq.shueisha.co.jp/contents/topic-suetugu/index2.html 第2回 百人一首で一番好きな句](2008年12月17日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])
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** [http://web.archive.org/web/20081222212708/http://jumpsq.shueisha.co.jp/contents/topic-suetugu/index3.html 第3回 マンガ家を目指した経緯](2008年12月17日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])
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2017年9月4日 (月) 18:33時点における版

末次 由紀
生誕 9月8日[1]
日本の旗 福岡県[1]
国籍 日本の旗 日本
職業 漫画家
活動期間 1992年[1] -
ジャンル 少女漫画
代表作ちはやふる
受賞 第14回なかよし新人まんが賞佳作(1992年[1]
第2回マンガ大賞2009
このマンガがすごい!2010オンナ編第1位
第35回講談社漫画賞少女部門(2011年)
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末次 由紀(すえつぐ ゆき、9月8日[1] - )は、日本漫画家福岡県出身[1]女性血液型はB型[1]

小学生高学年の頃より漫画を描き始め、中学1年生の頃より投稿を始める[2]。高校1年生の頃の1992年末次由記名義で投稿した「太陽のロマンス」で第14回なかよし新人まんが賞佳作を受賞し、同作品が『なかよし増刊』(講談社)に掲載されデビュー[1]1995年から、『別冊フレンドDX Juliet』『別冊フレンド』(いずれも講談社)に移籍し、『君の白い羽根』『エデンの花』などの作品で主力作家陣の一員として活躍する。2005年、他の漫画家からの構図の盗用が判明し、一時漫画家活動を停止。2007年3月に、『BE・LOVE』(講談社)で活動を再開。2009年、「ちはやふる」で第2回マンガ大賞2009を受賞するとともに『このマンガがすごい!2010』のオンナ編で第1位となった。2011年、「ちはやふる」で第35回講談社漫画賞少女部門を受賞。

経歴

  • 1992年 - 末次由記のペンネームで投稿した「太陽のロマンス」が講談社の第14回なかよし新人まんが賞佳作を受賞。『なかよし増刊』に掲載されデビュー[1]
  • 1995年 - 読切作品「恋するってことはね」を『別冊フレンドDX Juliet』3月号に発表。これ以降、同誌や『別冊フレンド』に年間を通じて継続的に読切作品を掲載。
  • 1996年 - 初の連載作品「君のための何もかも」を『別冊フレンド』4月号に発表。
  • 2005年 - 『エデンの花』などで他の漫画家の作品から構図の盗用(SLAM DUNK、リアルなど)があったことが判明し、活動を停止。
  • 2007年 - 『BE・LOVE』2007年6号に、読切作品「ハルコイ」を掲載。読者およびファンに対してのお詫びも合わせて掲載し、活動を再開。同誌2008年2号から「ちはやふる」の連載を開始。
  • 2009年 - 「ちはやふる」で第2回マンガ大賞2009を受賞。『このマンガがすごい!2010』のオンナ編で第1位を獲得。
  • 2011年 - 「ちはやふる」で第35回講談社漫画賞少女部門を受賞。

構図の盗用

2005年10月、インターネット掲示板2ちゃんねるで、他の漫画家と構図が似ているとの指摘があり、講談社が調査を開始。同社は10月18日に、『エデンの花』『君の白い羽根』などで井上雄彦の『SLAM DUNK』『リアル』などからの作画トレースがあり、作者本人もその事実を認めたと発表。『別冊フレンド』2005年11月号に謝罪文を掲載するとともに、連載中だった『Silver』の連載中止(事実上の打ち切り)と既刊の単行本すべてを絶版とし、回収する措置をとった[3][4]。このことは新聞やテレビの全国ネットのニュースでも報道されるところとなり、2007年3月まで漫画家活動を停止した。

2009年3月に連載復帰一作目の『ちはやふる』が第2回マンガ大賞を受賞した際、末次は授賞式を欠席し(代理の編集部員が出席)、関係者に謝辞を表しつつも「過去に犯した間違いというものがあり、自分はまだこういう場に出て行けるような人間ではない。一生懸命マンガを描いていくことでしか恩返しはできない」[5]というコメントを発表している。

作品リスト

※印の単行本・短編集は、構図の盗用が判明した際に絶版となっている。

  • 君の白い羽根(1995年、別冊フレンド講談社) - 読切作品。同名短編集(1995年、講談社)に収録。 ※
  • この胸の素直(1996年、別冊フレンド) - 読切作品。同名短編集(1996年、講談社)に収録。 ※
  • 君のための何もかも(1996年、別冊フレンド) - 読切作品。同名短編集(1996年、講談社)に収録。 ※
  • Promise(1996年、別冊フレンド) - 読切作品。同名短編集(1996年、講談社)に収録。 ※
  • 君の黒い羽根(単行本『この胸の素直』への描き下ろし作品) - 読切作品。同名短編集(1998年、講談社)に収録。 ※
  • Only You-翔べない翼-(1997年 - 1999年、別冊フレンド) - 単行本全8巻(1997年 - 2000年、講談社) ※
  • いとしいキミ(1998年 - 1999年、別冊フレンドDX Juliet、講談社) - 単行本全1巻(1999年、講談社) ※
  • 君の白い羽根II - 短編集(2000年、講談社) ※
  • エデンの花(2000年 - 2004年、別冊フレンド) - 単行本全12巻(2000年 - 2004年、講談社) ※
  • 君の白い羽根DX - 短編集(2001年、講談社) ※
  • 君の黒い羽根DX - 短編集(2001年、講談社) ※
  • 100%の君へ(2003年 - 2005年、別冊フレンドDX Juliet) - 単行本全2巻(2004年、講談社) ※
  • 君は僕の輝ける星(2002年 - 2004年、別冊フレンドDX Juliet・別冊フレンド2004増刊) - 単行本全1巻(2004年、講談社) ※
  • Silver(2004年 - 2005年、別冊フレンド) - 単行本2巻(2005年、講談社。連載中止により未完) ※
  • 君の白い羽根DXII - 短編集(2005年、講談社) ※
  • 君の黒い羽根DXII - 短編集(2005年、講談社) ※
  • ハルコイ(2007年、BE・LOVE、講談社) - 読切作品。同名短編集(2007年、講談社)に収録。
  • ちはやふる(2007年 - 連載中、BE・LOVE) - 単行本既刊35巻(2008年 - 続刊中、講談社)
  • クーベルチュール(2009年 - 不定期掲載中、BE・LOVE)- 単行本既刊2巻(2014年 - 続刊中、講談社)

その他

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i 末次由紀先生 直撃インタビュー 完全版 第1回 かるたをテーマにしたきっかけ”. ジャンプスクエア公式サイト. 集英社. 2012年7月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月13日閲覧。
  2. ^ 末次由紀先生 直撃インタビュー 完全版 第3回 マンガ家を目指した経緯”. ジャンプスクエア公式サイト. 集英社. 2008年12月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月13日閲覧。
  3. ^ “漫画の表現盗用、2chの指摘で絶版・回収に”. ITmediaニュース (アイティメディア). (2005年10月18日). http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0510/18/news099.html 2013年7月13日閲覧。 
  4. ^ 漫画家・末次由紀氏の盗用問題について”. 講談社 (2005年10月18日). 2005年10月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月13日閲覧。
  5. ^ マンガ大賞2009発表!大賞は末次「ちはやふる」”. コミックナタリー. ナターシャ (2009年3月24日). 2013年7月13日閲覧。
  6. ^ ビーラブ 末次由紀”. 東日本大震災チャリティ同人誌「pray for Japan」. 2013年7月13日閲覧。
  7. ^ Perfumeの「ちはやふる」主題歌ジャケットは原作者・末次由紀の描き下ろし”. 映画ナタリー (2016年3月7日). 2016年3月7日閲覧。

外部リンク