コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「ヤングコミック」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼:インターネットアーカイブ - log
325行目: 325行目:
== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
* 少年画報社公式サイト[http://www.shonengahosha.jp/history_search/index.php 「少年画報社 - ヒストリーデータ」]
* 少年画報社公式サイト[http://www.shonengahosha.jp/history_search/index.php 「少年画報社 - ヒストリーデータ」]
* 少年画報社公式サイト[http://web.archive.org/web/20060710161628/http://www.shonengahosha.co.jp/outline/walking_03.html 「少年画報社のあゆみ」ヤングコミック (初期劇画雑誌バージョン)] - データなし(2006年7月10日時点の[[インターネットアーカイブ]])
* 少年画報社公式サイト[http://web.archive.org/web/20060710161628/http://www.shonengahosha.co.jp/outline/walking_03.html 「少年画報社のあゆみ」ヤングコミック (初期劇画雑誌バージョン)] - データなし(2006年7月10日時点の[[インターネットアーカイブ]])
* [[岡崎英生]] 『劇画狂時代―「ヤングコミック」の神話』 飛鳥新社、2002年、ISBN 978-4870315204。
* [[岡崎英生]] 『劇画狂時代―「ヤングコミック」の神話』 飛鳥新社、2002年、ISBN 978-4870315204。
* オータムリーフ - 出版社直営!成年コミック・雑誌 リアル書店系通販サイト[http://www.autumnleaf.jp/shop/index.php] - 2006年1月号以降のバックナンバー情報を記載(ただし[https://web.archive.org/web/20150119173359/http://www.autumnleaf.jp/shop/detail.php?code=4910088930983 2008年9月号](2015年1月19日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])のみ詳細情報未記載)
* オータムリーフ - 出版社直営!成年コミック・雑誌 リアル書店系通販サイト[http://www.autumnleaf.jp/shop/index.php] - 2006年1月号以降のバックナンバー情報を記載(ただし[https://web.archive.org/web/20150119173359/http://www.autumnleaf.jp/shop/detail.php?code=4910088930983 2008年9月号](2015年1月19日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])のみ詳細情報未記載)


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==

2017年9月4日 (月) 17:50時点における版

ヤングコミック
ジャンル 青年漫画
読者対象 男性
刊行頻度 月刊(毎月10日発売)
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
出版社 少年画報社
刊行期間 刊行中
テンプレートを表示

ヤングコミック』は、少年画報社が発行する日本月刊漫画雑誌

現行の『ヤングコミック』は1990年8月に創刊された。毎月10日発売。略称はYC

概要

同社刊の『ヤングコミック』には、1967年から1984年にかけて発行された劇画雑誌と[1][2]1990年から現在まで発行されている成人向け漫画雑誌(非指定)との[1]、ふたつの雑誌が存在する。 本項ではこの両者を便宜上同一線上の雑誌として解説する。

最初に創刊された『ヤングコミック』は、劇画が誌面の大半を占め、小学館の『ビッグコミック』や秋田書店の『プレイコミック』などと並ぶ硬派な青年漫画雑誌であったが、部数が低迷し一時休刊。その後、誌名を同じくして成年向け漫画雑誌として復刊されたため、厳密に言えば現行の『ヤングコミック』は創刊時との連続性はない。また、その影響から雑誌の通巻も途中でリセットされている[2]。新人漫画家としては、かわぐちかいじ松森正末永史谷口ジロー神江里見ほんまりう勝川克志らを送り出している。

現在発行中の『ヤングコミック』は1990年に新創刊された。成年向け漫画雑誌として再スタートした『ヤングコミック』は、2013年にリニューアルのため同誌名での刊行を終了することとなった。同年4月10日発売の5月号をもって掲載作品のほとんどが連載を終了し[3]2013年5月10日発売の同年6月号より『ヤングコミックチェリー』として新装刊された[4][5]。この全面的なリニューアルにより、極一部を除いてラインナップが一新され、「童貞」をテーマとした諸作品の新連載が開始される。2013年12月10日発売の2014年1月号より、誌名から「チェリー」が外され『ヤングコミック』に戻り[6][7]、ロゴも新デザインに変更された[6](ロゴに関しては、『ヤングコミックチェリー』時代でも、6月号-8月号[4][8][9]と9月号-12月号[10][11][12][13]ではデザインが違う)。

単行本レーベル

1990年頃の最初期にはヒットコミックスより刊行され、後にヤングキングコミックスより刊行されていた。2003年頃より専用レーベルの「ヤングコミック コミックスYCコミックス)」より刊行されていたが、『ヤングコミックチェリー』へのリニューアル直後の2013年6月を最後に刊行を停止している。なお、『5時から本番!』[14]・『誘う妹』[15]・『ナカ良くシテね』[16]が、現時点までの同レーベルの最新刊である。

2014年以降は、同社の青年雑誌『ヤングキング』系列の総合レーベル「ヤングキングコミックスYKコミックス)」より刊行されており、2013年12月9日発売の『あまあま*パフュメ』が“『ヤングコミック』掲載「ヤングキングコミックス」レーベル刊行”の初回作品となる[17]。ただし『ヤングコミック』掲載作品でも、『ヤングキング』より移籍の『パピィラバーズ』、『月刊ヤングキング』より移籍の『ハッピーネガティブマリッジ』などは、継続して「ヤングキングコミックス」より刊行されているため、この限りに非ず。

このほかに、廉価版レーベルとして「ヤングコミック コミックス ベストYCベスト)」がある。同レーベルについてもYCコミックス同様に刊行を停止している。なお、現時点までの同レーベルの最新刊は、2013年8月に刊行された『新Oh!透明人間』上下巻となっている(同作は日本ジャーナル出版週刊実話』掲載作であり、実写化作品『Oh!透明人間 インビジブルガール登場!?』連動企画として刊行された)。

歴史

  • 1967年 - 8月に月刊誌『ヤングコミック』として創刊[1]。創刊編集長は橘賢。創刊号の表紙は「あっかんべーをしている女性」だった。当初は成人向けではなく青年向けの漫画雑誌として創刊されたが、売れ行き不振のため創刊9ヶ月目に桑村誠二郎が新編集長となって以降、大きく部数を伸ばした[18]
  • 1968年 - 2月に月2回刊に変更[1]小池一夫神田たけ志による『御用牙』の連載が始まった頃から大きく売り上げが伸び始め、1971年の新年号では、発行部数が創刊以来初の20万部に達した[18]
  • 1975年 - 編集長が桑村誠二郎から多田三郎に交代する[18]
  • 1982年 - 2月10日号で休刊が発表される。同年4月、大塚章を編集長に迎え部数15万部で新創刊。その後、刊行ペースが隔週刊→月2回刊→月刊→隔週刊と変更され、編集長が大塚章→多田三郎(元編集長)→大塚章と変更されるなど、目まぐるしく改変を続けるも売り上げは伸びなかった[18]
  • 1984年 - 誌名を『まんが4DK』へと変更し、12月より4コマ漫画誌としてリニューアル[18]
  • 1987年 - 売れ行き不振により10月に『まんが4DK』の休刊が発表された[18]
  • 1990年 - 8月に月刊誌『ヤングコミック』として2度目の再創刊(新創刊)[1]
  • 2013年 - 5月に誌名を『ヤングコミックチェリー』へと変更してリニューアル(同年6月号)。同年12月(2014年1月号)にて誌名を再変更し『ヤングコミック』へと戻る。
  • 2017年 - 5月(同年6月号)よりグラビア「倉持由香のモティズム!」開始。

現在の連載作品

  • えすぱる! 超・能力開発研究部(仮)レポート(五月五日):2014年2月号 -
  • BOX! パンドラデイズ(佐伯):2014年7月号 - 最終掲載2016年7月号
  • 肉女のススメ(小鳩ねねこ):2015年10月号 -
  • 死んじゃうくらいの快楽を(東雲龍):2016年4月号 -
  • 遠藤靖子は夜迷町に隠れてる(FLOWERCHILD):2016年6月号 -
  • ミエタミエナイセカイ(原作 オクショウ、作画 綾杉つばき):2016年8月号 -
  • ふたりのおうち(艶々):2016年9月号 -
  • ブラックリリィと白百合ちゃん(鳳まひろ):2016年11月号 -
  • ポテン・ヒット・ガール(丸顔めめ):2017年1月号 -
  • 従姉妹のお姉さんは家事ができない(カタセミナミ):2017年2月号 - ※隔月連載
  • イケナイ菜々子さん(あさぎ龍):2017年4月号 -
  • グリーングリーン(美波リン):2017年6月号 -
  • リリィシステム(吉富昭仁):2017年7月号 -
  • しっくすぱっく!(イコール):2017年9月号 -
  • ほろ酔い! 物産館ツアーズ(パリッコ):2017年9月号 -
  • マンガで分かる 愛される心理術(原作 ゆうきゆう、作画 ソウ):2017年9月号 -

過去の連載作品

1967年から1984年まで

以下は劇画誌時代の掲載作。1967年の創刊から、1982年の一時休刊をはさみ、1984年の実質的休刊(4コマ漫画誌『まんが4DK』へのリニューアル)までの作品。

1990年の新創刊後

1990年から1999年まで

2000年から2009年まで

以下は2000年1月号から2009年12月号までに開始された作品。

2010年から2013年までの『ヤングコミック』

以下は2010年1月号から2013年5月号までに開始された作品。

2013年の『ヤングコミックチェリー』

以下は2013年6月号から2013年12月号までの『ヤングコミックチェリー』にて開始された作品。

2014年以降の『ヤングコミック』

以下は2014年1月号以降の『ヤングコミック』にて開始された作品。

連載時期詳細不明

劇画誌時代

以下は1967年の創刊から1984年の休刊までに『ヤングコミック』に掲載された作品。「掲載年」「掲載号数」が不明な項目については「?」で表示。

成年漫画誌時代

以下は1990年のリニューアル創刊後に『ヤングコミック』に掲載された作品。「掲載年」「掲載号数」が不明な項目については「?」で表示。

発行部数

  • 2011年(2010年10月1日 - 2011年9月30日) - 100,000部(公称部数)[20]
  • 2012年(2011年10月1日 - 2012年9月30日) - 100,000部(公称部数)[21]
  • 2013年(2012年10月1日 - 2013年9月30日) - 080,000部(公称部数)[22]
  • 2014年(2013年10月1日 - 2014年9月30日) - 050,000部(公称部数)[23]

その他

  • 特別増刊号として『COMICキャラフル』がある(ただし「ヤングキング増刊」扱い)。2006年にvol.1が発行され[24][25]、2007年にVol.2が発行された[26][27][28]
  • 2010年には創刊21周年記念月間として「白い液体が封入された定規」が3号連続で付録。
    • 2010年8月号:天使のマシュマロ - ポン貴花田[29]
    • 2010年9月号:月刊 哀川編集長 - 大見武士[30]
    • 2010年10月号:愛恋千鳥 - ジェームスほたて[31]
  • 2011年には新生活応援記念として「白い液体が封入されたパスケース」が付録。
    • 2011年5月号:月刊 哀川編集長 - 大見武士[32]

脚注

  1. ^ a b c d e 「少年画報社 - ヒストリーデータ」参照。
  2. ^ a b 国立国会図書館サーチ - 書誌詳細 - 1967 - ヤングコミック (少年画報社) ※同資料では、1967年の創刊から1984年の休刊(誌名変更)までを「通巻494号」と記載。また、1990年のリニューアル創刊から2013年の5月号までを「通巻1 - 341号」と記載。
  3. ^ 少年画報社 - ヤングコミック 2013年05月号(2013年04月10日 発売)
  4. ^ a b 少年画報社 - ヤングコミックチェリー 2013年06月号(2013年05月10日 発売) ※誌名を『ヤングコミックチェリー』に補正。
  5. ^ 国立国会図書館サーチ - 書誌詳細 - 2013 - ヤングコミックチェリー (少年画報社) ※同資料では、2013年の6月号から同年12月号までを「通巻342 - 348号」と記載。
  6. ^ a b 少年画報社 - ヤングコミック 2014年01月号(2013年12月10日 発売) ※発売日を「2013年」に補正。
  7. ^ 国立国会図書館サーチ - 書誌詳細 - 2013 - ヤングコミック = Young comic (少年画報社) ※同資料では、2014年1月号以降を「通巻349号 - 」と記載(2015年1月3日閲覧)。
  8. ^ 少年画報社 - ヤングコミックチェリー 2013年07月号(2013年06月10日 発売) ※誌名を『ヤングコミックチェリー』に補正。
  9. ^ 少年画報社 - ヤングコミックチェリー 2013年08月号(2013年07月10日 発売) ※誌名を『ヤングコミックチェリー』に補正。
  10. ^ 少年画報社 - ヤングコミックチェリー 2013年09月号(2013年08月10日 発売) ※誌名を『ヤングコミックチェリー』に補正。
  11. ^ 少年画報社 - ヤングコミックチェリー 2013年10月号(2013年09月10日 発売) ※誌名を『ヤングコミックチェリー』に補正。
  12. ^ 少年画報社 - ヤングコミックチェリー 2013年11月号(2013年10月10日 発売) ※誌名を『ヤングコミックチェリー』に補正。
  13. ^ 少年画報社 - ヤングコミックチェリー 2013年12月号(2013年11月10日 発売) ※誌名を『ヤングコミックチェリー』に補正。
  14. ^ 少年画報社 - comics - 5時から本番! 全1巻 桂よしひろ
  15. ^ 少年画報社 - comics - 誘う妹 全1巻 東雲龍
  16. ^ 少年画報社 - comics - ナカ良くシテね 全1巻 酔花
  17. ^ 少年画報社 - comics - あまあま*パフュメ 全1巻 久遠ミチヨシ
  18. ^ a b c d e f 岡崎英生『劇画狂時代―「ヤングコミック」の神話』
  19. ^ a b 少年画報社 - ヤングコミック(バックナンバー) - ヤングコミック 2013年05月号(2013年04月10日 発売)ラインナップ
  20. ^ 社団法人 日本雑誌協会 - JMPAマガジンデータ - 男性 コミック - 一般社団法人日本雑誌協会(2012年10月14日時点のアーカイブ)
  21. ^ 社団法人 日本雑誌協会 - JMPAマガジンデータ - 男性 コミック - 一般社団法人日本雑誌協会(2013年6月15日時点のアーカイブ)
  22. ^ 社団法人 日本雑誌協会 - JMPAマガジンデータ - 男性 コミック - 一般社団法人日本雑誌協会(2014年2月7日時点のアーカイブ)
  23. ^ 社団法人 日本雑誌協会 - JMPAマガジンデータ - 男性 コミック - 一般社団法人日本雑誌協会(2015年2月5日時点のアーカイブ)
  24. ^ 少年画報社 - ヤングコミック 2006年12月号(2006年11月10日 発売) - データなし(2006年12月1日時点のアーカイブ)
  25. ^ 少年画報社 - special_details - COMICキャラフル 2006/11/22発売 - データなし(2006年12月22日時点のアーカイブ)
  26. ^ 少年画報社 - ヤングコミック 2007年08月号(2007年07月10日 発売) - データなし(2007年9月4日時点のアーカイブ)
  27. ^ 少年画報社 - calendar - 2007年6月(2014年6月14日閲覧)
  28. ^ 国立国会図書館サーチ - 書誌詳細 - 2007 - Comicキャラフル (少年画報社) - 国立国会図書館サーチ(2014年6月14日閲覧)
  29. ^ 少年画報社 - ヤングコミック 2010年08月号(2010年07月12日 発売)(2014年6月14日閲覧)
  30. ^ 少年画報社 - ヤングコミック 2010年09月号(2010年08月10日 発売)(2014年6月14日閲覧)
  31. ^ 少年画報社 - ヤングコミック 2010年10月号(2010年09月10日 発売)(2014年6月14日閲覧)
  32. ^ 少年画報社 - ヤングコミック 2011年05月号(2011年04月11日 発売)(2014年6月14日閲覧)

参考文献

外部リンク