内々けやき
うちうち けやき 内々 けやき | |
---|---|
生誕 | 日本・島根県 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 2006年 - |
ジャンル | 成人向け漫画、青年漫画、コミカライズ |
代表作 |
『SEVEN GUNNERS』[1] 『エクロール』[1] 『女子轟生』[1] 『グレートヤンキーみちるくん』[1] 『ルパン三世 異世界の姫君』[1] |
公式サイト | 内々けやき (@keyaki0202) - X(旧Twitter) |
内々 けやき(うちうち けやき)は、日本の漫画家。島根県出身[2]。代表作に『SEVEN GUNNERS[1]』『エクロール[1]』『女子轟生[1]』『グレートヤンキーみちるくん[1]』『ルパン三世 異世界の姫君[1]』がある。
来歴
[編集]作家志望として、最初のころは『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)に原稿の持ち込みを行う[3]。
2006年、『COMIC桃姫』(辰巳出版)に『忍ぶれどママ出でにけりわが恋は』を掲載し、デビューを果たす[4]。成年誌を中心に活動[1]。同人サークル「ブロンコ一人旅」で活動もしていた[5]。
2010年7月、『月刊少年シリウス』(講談社)の兄弟誌『別冊NEMESIS』が創刊され[6]、創刊号より『しょたせん』の連載を開始[7]。一般誌での連載開始となる[1]。同年、『月刊Comic REX』(一迅社)が11・12月合併号よりリニューアルし[8]、新連載が一挙スタートされ、その1作として『SEVEN GUNNERS』の連載を開始[9]。
2011年、『月刊ヤングキング』(少年画報社)が9月号より「ヒロイン至上主義」へリニューアルし、『チェンジH』の期間限定参入としてトランスセクシャルを題材とした『エクロール』を掲載[10][11]。同誌2013年3月号より特殊能力バトル作品である『女子轟生』の連載を開始[12]。その後、『チャンピオンクロス』(秋田書店)にて、乙女系男子を題材とした『グレートヤンキーみちるくん』を連載[13]。
2017年4月、『電撃マオウ』(KADOKAWA)6月号より河本ほむらの原作による頭脳と格闘のバトル漫画『文武両闘 最強才智の育て方』の連載を開始[14]。内々は作画を担当[14]。
2019年7月に『コミックガルド』(オーバーラップ)にて、篠崎芳の小説『ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで』のコミカライズの連載が開始され、内々は構成を担当[15]。同年、佐伯庸介の小説『昔勇者で今は骨』のコミカライズ[16]、あしの小説『よくわからないけれど異世界に転生していたようです』のコミカライズの連載も開始され、作画を担当している[17]。
作品リスト
[編集]成人向け漫画
[編集]- 『生ママしぼり』 2007年5月発売、富士美出版〈富士美コミックス〉、ISBN 978-4-89421-733-1
- 『乳よ母よ妹よ!!』 2008年6月発売、富士美出版〈富士美コミックス〉、ISBN 978-4-89421-813-0
- 『戻れない彼女』 2009年4月発売、富士美出版〈富士美コミックス〉、ISBN 978-4-89421-875-8
- 『恋愛女子は前しか見ない! 〜人にはそれぞれ事情がある』 2010年4月発売、富士美出版〈富士美コミックス〉、ISBN 978-4-89421-947-2
- 『発情楽園』[18] 2011年7月23日発売[19]、ワニマガジン社〈ワニマガジンコミックススペシャル〉、ISBN 978-4-86269-173-6
- 『ハッピーノーリターン』 2011年11月10日発売[20]、コアマガジン〈ホットミルクコミックス363〉、ISBN 978-4-86436-200-9
- 『おねショタおね!』 2012年12月14日発売[21]、茜新社〈TENMA COMICS〉、ISBN 978-4-86349-335-3
- 『彼女、恋して、セックス』[22] 2014年3月31日発売[23]、ワニマガジン社〈ワニマガジンコミックススペシャル〉、ISBN 978-4-86269-301-3
- 『接続された人妻』 2017年5月19日発売[20]、コアマガジン〈メガストアコミックス505〉、ISBN 978-4-86653-031-4
- 『ニンフォガーデン』[24] 2017年9月29日発売[25]、ワニマガジン社〈ワニマガジンコミックススペシャル〉、ISBN 978-4-86269-516-1
- 『蠱惑の里』 2022年3月30日発売[26]、ワニマガジン社〈ワニマガジンコミックススペシャル〉、ISBN 978-4-86269-832-2
- 蠱惑の里 第一夜 (COMIC快楽天BEAST 2018年11月号+Komifloオリジナル)
- 第二夜 (COMIC快楽天BEAST 2018年12月号)
- 第三夜 (COMIC快楽天BEAST 2019年1月号+Komifloオリジナル)
- 第四夜 (COMIC快楽天BEAST 2019年2月号)
- 第五夜 (COMIC快楽天BEAST 2019年3月号+Komifloオリジナル)
- 最終夜 (COMIC快楽天BEAST 2019年4月号)
一般向け漫画
[編集]連載
[編集]- 『しょたせん』 (『ネメシス』創刊号[7] - No.13[27]、全3巻)
- 『SEVEN GUNNERS』 (『月刊Comic REX』2010年11・12月合併号[9] - 2011年8月号、全1巻)
- 『エクロール』 (『月刊ヤングキング』2011年9月号[10] - 2012年9月号、『チェンジH orange』[28]、全1巻[11]) - 『チェンジH』からの期間限定参入作品[10]
- 『女子轟生』 (『月刊ヤングキング』→『月刊ヤングキングアワーズGH』2013年3月号[12] - 2014年9月号[29]、全3巻)
- 『グレートヤンキーみちるくん』 (『チャンピオンクロス』2016年4月26日 - 2017年12月20日、『月刊少年チャンピオン』2016年9月号[30]、全2巻) - 『月刊少年チャンピオン』では「夏のギャグ祭り2016」企画作品として参加[30]
- 『文武両闘 最強才智の育て方』 (原作:河本ほむら、『電撃マオウ』2017年6月号[14] - 2018年8月号[31]、全3巻)
- 『ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで』 (原作:篠崎芳、作画:鵜吉しょう、『コミックガルド』2019年7月[15] - 連載中、既刊7巻) - 構成担当[15]
- 『昔勇者で今は骨』 (原作:佐伯庸介、キャラクター原案:白狼、徳間書店「ArkLightBooks公式サイト[16]」2019年10月11日 - 2020年3月10日連載[32]→『COMICリュウ』2020年3月10日[32] - 連載中[33]、既刊10巻)
- 『よくわからないけれど異世界に転生していたようです』 (原作:あし、キャラクター原案:カオミン、『水曜日のシリウス』[17]2019年10月4日[34] - 連載中、既刊23巻)
- 『うちの弟子がいつのまにか人類最強になっていて、なんの才能もない師匠の俺が、それを超える宇宙最強に誤認定されている件について』 (原作:アキライズン、キャラクター原案:toi8、『マンガクロス』2021年3月30日 - 連載中、既刊3巻)
- 『ルパン三世 異世界の姫君』 (原作:モンキー・パンチ、エム・ビー・ワークス、脚本:佐伯庸介、オリジナルキャラクターデザイン:白狼、『週刊少年チャンピオン』2021年39号[35] - 2022年1号[36]、2022年13号[37] - 連載中、既刊12巻)
読み切り
[編集]その他
[編集]アンソロジー
[編集]- 『うちのメイドがウザすぎる! 公式アンソロジー』 (2018年11月12日発売[40]) - 漫画[40]
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l “内々けやき”. コミックナタリー (ナターシャ) 2022年11月9日閲覧。
- ^ “2017年1月6日 午後1時58分のツイート(内々けやき@keyaki0202)「@keijo_kaoru はじめまして、拙著を読んで頂きありがとうございます。島根の出身で御座います。」”. Twitter. 2022年4月24日閲覧。
- ^ 「ありがとう。祝連載100回到達!!ルパン三世 異世界の姫君」『週刊少年チャンピオン』2024年6号、秋田書店、2024年1月11日、84頁。
- ^ “『しょたせん(3)』<完>(内々けやき)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年8月21日閲覧。
- ^ 本人ブログ「ブロンコ一人旅」2015年10月30日の記事 - ウェイバックマシン(2020年9月30日アーカイブ分)
- ^ “塩野・沙村ら執筆、シリウスのお兄さん別冊「NEMESIS」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2010年5月26日) 2021年8月21日閲覧。
- ^ a b “シリウス別冊NEMESIS誕生、次号押切「椿鬼」が移籍”. コミックナタリー (ナターシャ). (2010年7月7日) 2021年8月21日閲覧。
- ^ “平野耕太、岡崎武士ら参戦!REXリニューアルで新連載続々”. コミックナタリー (ナターシャ). (2010年9月9日) 2021年8月21日閲覧。
- ^ a b “新生REX本日発売!武梨えり「かんなぎ」イラストも収録”. コミックナタリー (ナターシャ). (2010年10月27日) 2021年8月21日閲覧。
- ^ a b c “月刊ヤンキンがヒロイン主義に転向、ピンナップに皆川亮二”. コミックナタリー (ナターシャ). (2011年7月19日) 2021年8月21日閲覧。
- ^ a b “内々けやきのTS作品「エクロール」甘詰留太がイラスト寄稿”. コミックナタリー (ナターシャ). (2012年12月10日) 2021年8月21日閲覧。
- ^ a b “上山徹郎のジュブナイルファンタジー、月刊ヤンキンで開始”. コミックナタリー (ナターシャ). (2013年1月20日) 2021年8月21日閲覧。
- ^ “乙女系男子の魅力に不良たちが腰砕け!「グレートヤンキーみちるくん」1巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年4月7日) 2021年8月21日閲覧。
- ^ a b c “内々けやき新連載は「賭ケグルイ」河本ほむら原作で描く頭脳&格闘バトル”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年4月27日) 2021年8月21日閲覧。
- ^ a b c “内々けやき構成、鵜吉しょう作画「ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強」新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年7月26日) 2021年8月21日閲覧。
- ^ a b “魔王を倒した英雄が骨の姿でお気楽大冒険、内々けやき「昔勇者で今は骨」1巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年3月13日) 2021年8月21日閲覧。
- ^ a b “私、おっさんだった。メーカー勤めの研究者が孤児の少女に転生するファンタジー1巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年4月9日) 2021年8月21日閲覧。
- ^ “発情楽園”. ワニマガジン社. 2022年4月24日閲覧。
- ^ “2011年7月23日 午前8時54分のツイート(内々けやき@keyaki0202)”. Twitter. 2022年4月24日閲覧。
- ^ a b “内々けやきの美少女コミック単行本 : コアマガジンWeb”. コアマガジン. 2022年4月24日閲覧。
- ^ “おねショタおね!”. 茜新社. 2022年4月24日閲覧。
- ^ “彼女、恋して、セックス”. ワニマガジン社. 2022年4月24日閲覧。
- ^ “2014年3月27日 午前3時46分のツイート(内々けやき@keyaki0202)”. Twitter. 2022年4月24日閲覧。
- ^ “ニンフォガーデン”. ワニマガジン社. 2022年4月24日閲覧。
- ^ “2017年9月28日 午後0時46分のツイート(内々けやき@keyaki0202)”. Twitter. 2022年4月24日閲覧。
- ^ “蠱惑の里”. ワニマガジン社. 2022年4月24日閲覧。
- ^ “押切蓮介、山に棲むマタギ少女の物語「ツバキ」が完結”. コミックナタリー (ナターシャ). (2013年7月9日) 2021年8月21日閲覧。
- ^ “TSアンソロ「チェンジH」新装刊、1年8カ月ぶりに発売”. コミックナタリー (ナターシャ). (2012年12月19日) 2021年8月21日閲覧。
- ^ “宇河弘樹、盲目の三味線弾き描く新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年7月16日) 2021年8月21日閲覧。
- ^ a b “月チャン新連載、引退ヤンキーが新たに選んだ道は?恒例の「ギャグ祭り」も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年8月6日) 2021年8月21日閲覧。
- ^ “すのはら風香、りんごくらぶ、人生負組、3名の新連載がマオウで開始”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年6月27日) 2021年8月21日閲覧。
- ^ a b keyaki0202の2020年3月10日のツイート、2022年10月25日閲覧。
- ^ “内々けやき「昔勇者で今は骨」2巻では親なし少女を拾い子連れ骸骨に、特典も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年10月13日) 2021年8月21日閲覧。
- ^ “『よくわからないけれど異世界に転生していたようです(1)』(内々けやき、あし)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年8月21日閲覧。
- ^ “週チャンで「ルパン三世 異世界の姫君」開幕、銭形に追われたルパンが不思議な世界へ”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年8月26日) 2021年8月26日閲覧。
- ^ “週刊少年チャンピオン 2022年No.1”. 秋田書店. 2022年2月24日閲覧。
- ^ “週刊少年チャンピオン 2022年No.13”. 秋田書店. 2022年2月24日閲覧。
- ^ a b “六道神士の新連載「デスレス」本日ヤンキンでスタート”. コミックナタリー (ナターシャ). (2010年4月12日) 2021年8月21日閲覧。
- ^ “「刃牙」30周年ッ!板垣恵介×高橋留美子、「ケンガンオメガ」コラボなど週チャンに”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年9月30日) 2021年9月30日閲覧。
- ^ a b “「うちのメイドがウザすぎる!」クール教信者ら参加の初アンソロ、新刊と同発”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年11月12日) 2021年8月21日閲覧。
外部リンク
[編集]- 内々けやき (@keyaki0202) - X(旧Twitter)