「高知県交通」の版間の差分
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* [http://web.archive.org/web/20130331153430/http://kenkoutsu.net/ 高知県交通株式会社] - 閉鎖(2013年3月31日時点の[[インターネット |
* [http://web.archive.org/web/20130331153430/http://kenkoutsu.net/ 高知県交通株式会社] - 閉鎖(2013年3月31日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]) |
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* [http://www.sikoku-bus.net/cgi-bin/rosen_index.cgi?p=39&a=2&c=3901 四国バスNet] 一般路線簡略図、運行状況 |
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* [http://www.sikoku-bus.net/cgi-bin/kosoku_menu.cgi?pre=39 四国バスNet] 高知県発着高速バス運行状況 |
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2017年9月4日 (月) 17:31時点における版
ファイル:Kenkotsu-kobe.JPG | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
略称 | 県交、県交通 |
本社所在地 |
日本 〒781-8135 高知県高知市一宮南町一丁目15番18号 |
設立 | 1944年(昭和19年)6月1日(設立登記は同年7月27日) |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 5490001000697 |
事業内容 | 旅客自動車運送事業、旅行業等 |
代表者 | 代表清算人 鈴木 憲二 |
資本金 | 2億4,200万円 |
発行済株式総数 | 48万4,000株 |
売上高 | 23億700万円(2008年3月期) |
従業員数 | 284名 |
主要株主 |
高知日野自動車(11万2000株) UDトラックスジャパン(11万2000株) 溝淵石油店(6万7000株) |
主要子会社 |
高知西南交通 高知東部交通 高知高陵交通 県交北部交通 県交ハイヤー 高知県交通トラベル 県交商事 |
関係する人物 | 野村茂久馬 |
外部リンク | http://www.kenkoutsu.net/(※現在はとさでん交通へのリダイレクト) |
高知県交通株式会社(こうちけんこうつう)は、高知県高知市にある、路線バス・高速バス・貸切バスを運行していた会社である。2014年10月1日より土佐電気鉄道・土佐電ドリームサービスとともにとさでん交通株式会社へ事業統合した。
概要
かつては牟岐(徳島県)から足摺岬・宿毛・大月町柏島まで、東西300km近くに及ぶ広大な路線網を擁する、四国地方最大のバス会社であった。1980年代から進められた地域別分社化によって営業エリアは縮小されたが、とさでん交通へ統合されるまで高知市と檮原町を直結する長大路線を持っていた。
1987年、四国の事業者としては初めて高速バス部門に進出した。当初は県庁前と田井を短絡する県内路線のみであったが、1990年8月に阪急バス・土佐電気鉄道と共同で開設した大阪線に進出して以来、都市間連絡路線を次々に開拓し、現在では東京から福岡に至る大規模なネットワークを持つに至っている。
貸切バス分野の事業でも古くから高い県内シェアを持っている。
2009年1月25日には、土佐電気鉄道との共同(両社の分離子会社の一部を含む)で、電車・バス共通の『ICカード ですか』を導入した。 これに伴い、車内放送で運賃区界停留所の場合「運賃区界です」と運賃区界停留所を過ぎた場合「運賃表が変わりました」の放送を追加した。
沿革
- 1944年(昭和19年)6月1日 高知県の指令により野村産業株式会社のバス部門が独立し、これに同調する数社が統合し「高知県交通株式会社」を高知市堺町36番地に設立。
- 1947年(昭和22年)4月8日 本店を高知市種崎町35番地に移転。
- 1960年(昭和35年)7月30日 本店を高知市堺町33番地に移転。
- 1969年(昭和44年)9月6日 経営不振により自社ビルを売却。本店を高知市一宮70番地の高知営業所内に移転。
- 1970年(昭和45年)12月25日 桂浜有料道路を高知県に300万円で譲渡。
- 1971年(昭和46年)3月23日 高知地方裁判所にバス会社として初めて会社更生法の適用を申請。経営破たんとなる。このニュースは当時業界や行政に衝撃を与えた。
- 1974年(昭和49年)9月3日 会社更生法の適用を廃止。自主再建に乗り出す。
- 2014年(平成26年)
- 6月3日 土佐電気鉄道・土佐電ドリームサービスと同年10月1日までに統合し新事業会社を設立した後、特別清算・解散することで合意。
- 8月13日 新事業会社の社名を「とさでん交通株式会社」に決定。
- 10月1日 土佐電気鉄道・土佐電ドリームサービスと経営統合しとさでん交通が発足。
- 11月1日 存続期間満了に伴い解散。清算会社となる。
- 2015年(平成27年)3月11日 高知地方裁判所の特別清算開始決定
バス事業の概要
以下に記すバス事業についての内容はとさでん交通への移管直前の2014年9月30日時点のものである。
営業所など
所在地の「高知県」は省略した。
- 本社 高知市一宮南町1-15-18
- 営業所
- 高知営業所 本社所在地と同じ
- 高岡営業所 土佐市高岡町乙739-1
- 出張所
- サービスセンター・案内所
- はりまや橋サービスセンター 高知市はりまや町1-5-1デンテツターミナルビル2階(本町営業所が移転・改称)
- 高知駅バスターミナル 高知市北本町1丁目162-2
車両
- 四国のバス会社では珍しく日産ディーゼル(当時、現「UDトラックス」)が多く、車体も西工と富士重工を導入しているが富士重工製の方が多い。また日野自動車も中型車を中心に増えてきている。過去には三菱自工製も所属していた。車両の仕様として過去には万々循環線専用に整理券器、運賃表示器を装備しない単区間仕様があったが、万々循環線がみづき循環線として経路変更となった際に全車が整理券器、運賃表示器を装備することになった。経由幕表示窓も基本は中扉の後ろ側だが車両により前扉の後ろや中扉の前側・上側にあるものも存在した。扉仕様も現在は前・中扉仕様だが過去には前のみや前・後扉仕様もあった。路線車は現在では系統別で使い分けている。
- 車体側面に配された土佐犬のエンブレムは県外者にも広く知られている。この「闘犬」のエンブレムは1983年に採用された。1977年には日本で初めての国産スケルトン観光バス(日野・RS120P型)を導入し、業界内外の注目を集めた。2005年には日野自動車の新型セレガスーパーハイデッカー夜行高速仕様の市販第1号が納車されている。
- 2007年、国内最古参級の日産ディーゼル製の路線車である744号車(型式K-U31K・富士重工3Eボデー架装)について、機関の調子や冷房の効き具合が良く、今後も十分使用できることから、定期路線での使用を前提に動態保存することを決定したが、平成21年に廃車となり解体された。この車両は、1981年式でお化け方向幕とよばれるかまぼこ型の方向幕がとびだしたつくりになっていた。
移管時点で運行していた高速バス路線
しまんとライナーを除く全便土佐電気鉄道との共同運行、その他の路線毎の共同運行会社は(括弧内)に記す。停留所や運行に関する詳細は各記事を参照すること。
- 高知-東京線(ブルーメッツ号)(小田急シティバス)
- 使用車両
-
- 車内が独立3列シートの日野自動車セレガを使用する。運行担当は原則東京側の小田急シティバスが隔日、高知側の高知県交通と土佐電気鉄道が原則4日毎に1号車を担当する。週末等多客期には2号車を運行する場合があり、2号車は予備車の運用状況によって運行会社が変動する。お盆、年末年始等の最ピーク期にはさらなる増便が実施され、専用車両ではない一般観光バス車両(4列シート・予備車の運用状況によって3社混成運行・概ね3号車以降)によって運行される場合がある。
- ドラゴンライナー 高知 - 名古屋線
- 高知 - 京都線(京阪バス)
- よさこい号 高知 - 大阪線(阪急バス)
- ハーバーライナー 高知 - 神戸線(神姫バス)
- 2002年3月 - 運行開始
- 龍馬エクスプレス 高知 - 岡山線(JR四国バス・両備バス・下津井電鉄)
- 土佐エクスプレス 高知 - 広島線(広交観光)
- 高知徳島エクスプレス 高知 - 徳島線(JR四国バス・徳島バス)
- 運行回数
-
- 昼行便1日4往復。
- 黒潮エクスプレス 高知 - 高松線(JR四国バス・四国高速バス)
- ホエールエクスプレス 高知 - 松山線(伊予鉄道)
- はりまや号 高知 - 福岡線
予約・発券業務のみ
高知県交通時代に廃止された都市間バス路線
運賃
土佐市ドラゴンバスは全線300円(小児100円)で、その他の一般路線は高知市内均一区間を除いて初乗り最低運賃は140円(小児70円)の対キロ制で高知市内均一区間内は200円(小児100円)である。
高知市内均一区間
はりまや橋を中心に旭駅、旭駅前通、奥福井、みづき坂中央、石立十字路、南河の瀬、杉井流東、比島橋、金田橋、桟橋通五丁目、高知港、西孕住宅前、北六泉寺、潮江南小通の各相互間。ただし、万々公民館通 - みづき坂中央間のみは140円(小児70円)である。
グループ会社
- バス事業
- その他
関連項目
- 野村茂久馬 - 高知県交通前身の野村組自動車部を創業