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== 政策・主張 ==
== 政策・主張 ==
*医師の経験を生かし、[[医療]]・[[福祉]]分野での活動を積極的に行っている。[[介護保険]]制度を利用する人たちの要介護度が不当に低く認定されるように[[厚生労働省]]が誘導しているのではないかと、同省の内部文書を示して[[政府]]を追及した。
*医師の経験を生かし、[[医療]]・[[福祉]]分野での活動を積極的に行っている。[[介護保険]]制度を利用する人たちの要介護度が不当に低く認定されるように[[厚生労働省]]が誘導しているのではないかと、同省の内部文書を示して[[政府]]を追及した。
*[[2003年]](平成15年)に、[[静岡空港]]建設反対の国会議員署名活動で署名者に加わっている<ref>[http://web.archive.org/web/20090307071308/http://kuukouno.hp.infoseek.co.jp/kokaiginsyomei.htm 国会議員署名これまでと今後の展望 - 空港はいらない静岡県民の会](2009年3月7日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。
*[[2003年]](平成15年)に、[[静岡空港]]建設反対の国会議員署名活動で署名者に加わっている<ref>[http://web.archive.org/web/20090307071308/http://kuukouno.hp.infoseek.co.jp/kokaiginsyomei.htm 国会議員署名これまでと今後の展望 - 空港はいらない静岡県民の会](2009年3月7日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。
*[[児童ポルノ]]について[[日本ユニセフ協会]]のメンバーと懇談した際に「現状は放置できないひどい実態」「みなさんの要望をしっかりと受け止める」とコメントしている<ref>[http://megalodon.jp/2008-1104-0028-35/www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-04-19/2008041904_05_0.html 児童ポルノ規制強めて/小池議員、NGOと懇談]</ref>。同時に、共産党は児童ポルノ単純所持の違法化については反対の意志を表明している<ref>[http://www.jcp.or.jp/seisaku/2009/20081210_jidou_porno_kaitou.html 児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律改正に関する公開質問状への回答]</ref>。
*[[児童ポルノ]]について[[日本ユニセフ協会]]のメンバーと懇談した際に「現状は放置できないひどい実態」「みなさんの要望をしっかりと受け止める」とコメントしている<ref>[http://megalodon.jp/2008-1104-0028-35/www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-04-19/2008041904_05_0.html 児童ポルノ規制強めて/小池議員、NGOと懇談]</ref>。同時に、共産党は児童ポルノ単純所持の違法化については反対の意志を表明している<ref>[http://www.jcp.or.jp/seisaku/2009/20081210_jidou_porno_kaitou.html 児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律改正に関する公開質問状への回答]</ref>。
*[[2010年]](平成22年)に大きな波紋を呼んだ[[東京都青少年健全育成条例]]改定問題(いわゆる“非実在青少年”問題)について、「[[表現の自由]]の否定だ」として、改定された条例とこれを推進した[[石原慎太郎]]を批判している<ref>[http://twitter.com/#!/koike_akira/status/35333574148235264 koike_akira (小池晃) Twitter ]</ref>。知事選出馬を表明した際、当選した場合は条例の改定部分を廃止する案を議会に提出する考えを示した。
*[[2010年]](平成22年)に大きな波紋を呼んだ[[東京都青少年健全育成条例]]改定問題(いわゆる“非実在青少年”問題)について、「[[表現の自由]]の否定だ」として、改定された条例とこれを推進した[[石原慎太郎]]を批判している<ref>[http://twitter.com/#!/koike_akira/status/35333574148235264 koike_akira (小池晃) Twitter ]</ref>。知事選出馬を表明した際、当選した場合は条例の改定部分を廃止する案を議会に提出する考えを示した。

2017年9月4日 (月) 16:36時点における版

小池 晃
こいけ あきら
生年月日 (1960-06-09) 1960年6月9日(64歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都世田谷区
出身校 東北大学医学部
前職 医師
全日本民主医療機関連合会(全日本民医連 )理事
所属政党 日本共産党
称号 医学士
公式サイト 小池晃 Koike Akira

選挙区 比例区
当選回数 3回
在任期間 1998年7月26日 - 2010年7月25日
2013年7月29日 - 現職
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小池 晃(こいけ あきら、1960年6月9日 - )は、日本政治家医師参議院議員(3期)。日本共産党中央委員会政策委員長(政策責任者)、党副委員長、日本共産党参議院議員団長、参議院幹事長、常任幹部会委員を歴任し、2016年4月より日本共産党中央委員会書記局長

来歴

1960年東京都世田谷区で生まれる。

武蔵野市立大野田小学校第四中学校を卒業。

東京教育大学附属駒場高等学校東北大学医学部卒業[1]

大学在学中の1984年(昭和59年)、全国医学生自治会連絡会議(医学連連)委員長として全日本医学生自治会連合(医学連)の再建に努める。

1985年全日本学生自治会総連合(全学連)副委員長、国際部長を務める。

1987年の大学卒業後、健康文化会小豆沢病院、山梨勤労者医療協会甲府共立病院へ就職する。

医療法人社団北病院を経て、1997年(平成9年)10月から代々木病院に勤務する。

1998年(平成10年)、全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)理事に就任した。

1998年(平成10年)7月、第18回参議院議員通常選挙に日本共産党公認で比例区から出馬し、初当選。

2004年(平成16年)1月、日本共産党常任幹部会委員、政策委員会責任者(政策委員長)に就任。

同年7月、第20回参議院議員通常選挙で再選。その後、党参議院幹事長に就任。

2007年(平成19年)には、党参議院議員団長にも就任した。

2010年(平成22年)の第22回参議院議員通常選挙には比例区から東京都選挙区(定数5)に転じて立候補した。共産党は緒方靖夫の引退以来、衆参共に選挙区での議席を有しておらず、そのため緒方の選出選挙区であった東京都選挙区での議席を奪還するため、知名度の高い小池が選挙区に回ったが(当初、同選挙区からの出馬を予定していた田村智子が比例代表に鞍替えした)[2]タリーズコーヒージャパン創業者でみんなの党公認の松田公太に約10万票及ばず、次点(6位)で落選し、議席奪還は出来なかった(田村智子は比例区で当選)。

なお小池の立候補表明に際し、超党派の革新無党派市民を中心に「小池晃さんを応援する市民勝手連Q」が設立された。これは同選挙区に護憲派有力候補がいなかったことが背景にある(社民党は独自候補を擁立した)。

2011年(平成23年)2月、東京都知事選挙革新都政をつくる会から要請を受け、同会を選挙母体とする無所属日本共産党推薦)で立候補したが、4選をめざした現職石原慎太郎、元宮崎県知事・東国原英夫ワタミ元会長・渡邉美樹(いずれも無所属)に次ぐ4位で落選[3]。得票率が10.4%であったため、供託金の没収は免れた。

2013年(平成25年)1月開催の第6回中央委員会総会で、党副委員長の兼任が決まる。同年7月の第23回参議院議員通常選挙で比例区から出馬し党内1位で当選、3年ぶりに返り咲きし国政に復帰した。

2015年8月15日在日本大韓民国民団主催の第70周年光復節中央記念式典に出席した[4]

2016年(平成28年)4月開催の第5回中央委員会総会で体調の悪化を理由に退任した山下芳生に代わり、小池が日本共産党中央委員会書記局長に就任した。

政策・主張

  • 医師の経験を生かし、医療福祉分野での活動を積極的に行っている。介護保険制度を利用する人たちの要介護度が不当に低く認定されるように厚生労働省が誘導しているのではないかと、同省の内部文書を示して政府を追及した。
  • 2003年(平成15年)に、静岡空港建設反対の国会議員署名活動で署名者に加わっている[5]
  • 児童ポルノについて日本ユニセフ協会のメンバーと懇談した際に「現状は放置できないひどい実態」「みなさんの要望をしっかりと受け止める」とコメントしている[6]。同時に、共産党は児童ポルノ単純所持の違法化については反対の意志を表明している[7]
  • 2010年(平成22年)に大きな波紋を呼んだ東京都青少年健全育成条例改定問題(いわゆる“非実在青少年”問題)について、「表現の自由の否定だ」として、改定された条例とこれを推進した石原慎太郎を批判している[8]。知事選出馬を表明した際、当選した場合は条例の改定部分を廃止する案を議会に提出する考えを示した。

2011年7月5日、民主党所属で部落解放同盟幹部で松本龍復興大臣が辞任した際には、「『書いたら終わりだぞ』というマスコミ恫喝は、部落解放同盟のもともとの性質・性格が出たもの」と批判し、問題は基本的にすでに解消しており、不公正な同和対策を継続すること自体が新たな偏見を生み出すものであり、部落解放同盟による無法な利権あさりを許さないと述べている[9]

  • 2016年1月31日、NHK「日曜討論」に出席し、安倍晋三首相が施政方針演説で「同一労働同一賃金の実現に踏み込む」と言及したことについて、「具体的に何をやるのか問われている」と述べ、同一労働同一賃金の原則を直ちに労働基準法に書き込むことを求めた[10]。同一労働同一賃金の中身を問われた自民党小野寺五典は、非正規雇用労働者の賃金を上げることが目的と言いながら、「会社の中で常勤には責任の重さがあるのでバランスをとって不均衡にならないように方針を決めていく」と説明した。これに対して小池は「今の説明はやはり従来の『均衡処遇』だ。差別をなくすという話ではない」と批判。国際労働機関が日本政府に8回にわたり同一労働同一賃金の勧告を行っていることを紹介し、「直ちに労働基準法に書き込む作業を開始すべきだ。口先だけの同一労働同一賃金で中身は従来の『均衡処遇』では駄目だ」と語った。
  • 憲法改正に反対。
  • 集団的自衛権の行使容認に反対。
  • 辺野古への米軍基地移設に反対し、国外に移設すべきとしている。
  • 首相や閣僚は靖国神社に参拝すべきでないとしている。
  • 北朝鮮に対する制裁強化に賛成。
  • 村山談話河野談話を見直すべきでないとしている。
  • 日本原発は不要、原発の海外への輸出に反対。
  • TPP交渉に参加すべきでないとしている[11]
  • 選択的夫婦別姓制度導入に賛成[12]
  • 2016年8月15日に、在日本大韓民国民団東京本部の主管で東京・江戸川区総合文化センターにて開催された第71周年光復節中央記念式典で、「(今日は)日本の支配から解放された記念日、侵略された人々に二度とそのようなことが繰り返されないよう決意する。人間の尊厳を傷つけるヘイトスピーチを規制する対策法の成立は画期的な成果でヘイトを中止に追い込み、(日本を)共生社会に邁進したい」と述べた[13]

人物

  • 2016年8月15日、韓国民団の独立を祝う中央記念式典では、韓国語で「今日という日本帝国主義の植民地支配解放を記念する韓国の大事な式典への招待をありがとうございます。日本共産党を代表し心からお祝いする。今年は民団創立70周年で在日の権利の擁護と向上に長年心血を注いでこられた在日の方の活動に心からの敬意を表する。」と挨拶した。次に日本語で「過去の歴史に正面から向き合い、過ちを真摯に反省し続け、未来への教訓とする姿勢を堅持し続け、国際公約ともいえる日本国憲法を守ることが求められている。」と語った[14]

所属団体・議員連盟

著書

連載

出演

脚注

関連項目

外部リンク

党職
先代
山下芳生
日本共産党書記局長
第6代:2016年 -
次代
(現職)
先代
筆坂秀世
藤野保史
日本共産党政策委員会責任者
第5代:2004年 - 2016年
(代行)2016年 - 2017年
次代
藤野保史
笠井亮
先代
市田忠義、緒方靖夫、浜野忠夫、広井暢子
日本共産党副委員長
緒方靖夫、浜野忠夫、広井暢子と共同
2013年 - 2016年
次代
山下芳生田村智子