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'''水嶋 ヒロ'''(みずしま ヒロ、[[1984年]][[4月13日]] - )は、日本の[[俳優]]、[[小説家]]。
'''水嶋 ヒロ'''(みずしま ヒロ、[[1984年]][[4月13日]] - )は、日本の[[俳優]]、[[小説家]]。


俳優以外にも多岐にわたるコンテンツのプランニングやディレクション及びクリエイターとしても活動している<ref>[https://web.archive.org/web/20110403053957/http://journal.mycom.co.jp/news/2011/03/30/018/index.html 水嶋ヒロが雑誌の編集長に就任! 「ムーブメントを生み出せるんじゃないか」](2011年4月3日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]) - マイコミジャーナル、2011年3月30日。</ref>{{refnest|group="注釈"|作家としての名義は本名である「'''齋藤 智裕'''(さいとう ともひろ)」を用いている<ref>小説『KAGEROU』より。</ref>。}}。
俳優以外にも多岐にわたるコンテンツのプランニングやディレクション及びクリエイターとしても活動している<ref>[https://web.archive.org/web/20110403053957/http://journal.mycom.co.jp/news/2011/03/30/018/index.html 水嶋ヒロが雑誌の編集長に就任! 「ムーブメントを生み出せるんじゃないか」](2011年4月3日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]) - マイコミジャーナル、2011年3月30日。</ref>{{refnest|group="注釈"|作家としての名義は本名である「'''齋藤 智裕'''(さいとう ともひろ)」を用いている<ref>小説『KAGEROU』より。</ref>。}}。
[[2014年]]公開の主演映画『[[黒執事#映画|黒執事]]』では、共同プロデューサーとして、本名の「'''齋藤 智裕'''(さいとう ともひろ)」でクレジットされている<ref>『[[FLIX plus]] 2014 vol.13』プロフィール欄参照</ref><ref group="注釈">以前は'''非公開'''としていた</ref>。
[[2014年]]公開の主演映画『[[黒執事#映画|黒執事]]』では、共同プロデューサーとして、本名の「'''齋藤 智裕'''(さいとう ともひろ)」でクレジットされている<ref>『[[FLIX plus]] 2014 vol.13』プロフィール欄参照</ref><ref group="注釈">以前は'''非公開'''としていた</ref>。


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幼少時代から小学校卒業までを[[スイス]]・[[チューリッヒ]]のインターナショナルスクールへ通っていた[[帰国子女]]であり、[[英語]]が堪能である<ref>{{Cite news |url=http://www.oricon.co.jp/prof/382136/profile/ |title=水嶋ヒロ|オリコン芸能人事典 |work=ORICON STYLE |publisher=[[オリコン]] |date=2010-12-16 |accessdate=2017-03-09}}</ref>。[[スイス]]で暮らしていた頃は[[日本人]]というだけで[[差別]]や[[いじめ]]に遭う経験もしたという<ref>[http://mdpr.jp/news/detail/1317342/ 水嶋ヒロ、涙で壮絶過去&家族への想いを語る] 2014年01月11日 00時24分 提供:[[モデルプレス]]</ref>。中学入学にあわせ日本に帰国、[[桐蔭学園中学校・高等学校]]を受験し入学。中・高ではサッカー部に所属し、高校3年生のときに出場した[[第81回全国高等学校サッカー選手権大会]]ではレギュラーのMFとして活躍。同期生の[[阿部祐大朗]]<ref group="注釈">阿部は[[U-17サッカー日本代表]]に選ばれ、在学中に[[横浜F・マリノス]]で[[Jリーグ ディビジョン1|J1リーグ戦]]にデビューしていた。高校卒業後は[[2003年]]に[[横浜F・マリノス]]に入団し、その後[[徳島ヴォルティス]]などへの移籍を経て、[[2011年]]に[[J2リーグ|J2]]の[[ガイナーレ鳥取]]でプレーしたのを最後に現役を引退した。なお、[[2011年]]のJ2開幕戦となった徳島 - 鳥取戦では[[スカイパーフェクTV]]による試合中継の中では水嶋から阿部への応援コメントが紹介されている。</ref> らの活躍もありベスト4に進出したが、[[長崎県立国見高等学校]]との準決勝では[[平山相太]]などにゴールを決められて敗退している。高校卒業後は[[慶應義塾大学環境情報学部]](SFC)に進学したが、高校時代のケガの影響もあって[[サッカー]]は続けなかった。[[2008年]][[3月]]に大学卒業。
幼少時代から小学校卒業までを[[スイス]]・[[チューリッヒ]]のインターナショナルスクールへ通っていた[[帰国子女]]であり、[[英語]]が堪能である<ref>{{Cite news |url=http://www.oricon.co.jp/prof/382136/profile/ |title=水嶋ヒロ|オリコン芸能人事典 |work=ORICON STYLE |publisher=[[オリコン]] |date=2010-12-16 |accessdate=2017-03-09}}</ref>。[[スイス]]で暮らしていた頃は[[日本人]]というだけで[[差別]]や[[いじめ]]に遭う経験もしたという<ref>[http://mdpr.jp/news/detail/1317342/ 水嶋ヒロ、涙で壮絶過去&家族への想いを語る] 2014年01月11日 00時24分 提供:[[モデルプレス]]</ref>。中学入学にあわせ日本に帰国、[[桐蔭学園中学校・高等学校]]を受験し入学。中・高ではサッカー部に所属し、高校3年生のときに出場した[[第81回全国高等学校サッカー選手権大会]]ではレギュラーのMFとして活躍。同期生の[[阿部祐大朗]]<ref group="注釈">阿部は[[U-17サッカー日本代表]]に選ばれ、在学中に[[横浜F・マリノス]]で[[Jリーグ ディビジョン1|J1リーグ戦]]にデビューしていた。高校卒業後は[[2003年]]に[[横浜F・マリノス]]に入団し、その後[[徳島ヴォルティス]]などへの移籍を経て、[[2011年]]に[[J2リーグ|J2]]の[[ガイナーレ鳥取]]でプレーしたのを最後に現役を引退した。なお、[[2011年]]のJ2開幕戦となった徳島 - 鳥取戦では[[スカイパーフェクTV]]による試合中継の中では水嶋から阿部への応援コメントが紹介されている。</ref> らの活躍もありベスト4に進出したが、[[長崎県立国見高等学校]]との準決勝では[[平山相太]]などにゴールを決められて敗退している。高校卒業後は[[慶應義塾大学環境情報学部]](SFC)に進学したが、高校時代のケガの影響もあって[[サッカー]]は続けなかった。[[2008年]][[3月]]に大学卒業。


大学在学中の[[2004年]]、自分の将来やりたいことや目標を見つけるために一人で海外へ[[留学]]してみようと思い、その資金集めの為、何かいい[[アルバイト]]がないか探していたところ、仲が良かった芸能関係の仕事をしていた大学の先輩からモデルの仕事を紹介され、ファッションモデルとしての仕事を始めた。それからしばらくの間モデルの仕事をしていたが、ある日芸能事務所の人から声をかけられ、所属していたモデル事務所[[ギグマネジメントジャパン]]から[[研音グループ|研音]]へと移籍した<ref>[https://web.archive.org/web/20090214233447/http://toeihero.net/archive/noa/kabuto/interview/03_2.html 東映ヒーローネット 水嶋ヒロ インタビュー](2009年2月14日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref><ref name="smartFACE">『smartFACE』・水嶋ヒロ</ref>。テレビ初出演は、『[[くりぃむナントカ]]』の「合コン日本シリーズ」(2004年11月23日、30日放送)で、2005年にドラマ『[[ごくせん (テレビドラマ)#第2シリーズ|ごくせん]]』で[[速水もこみち]]の[[バーター]]でモブ生徒役で出演し、俳優として本格的にデビューした。その後、数々のドラマに端役・脇役などで出ていたが、[[2006年]]に放送された『[[仮面ライダーカブト]]』では主人公の[[仮面ライダーカブト#仮面ライダーカブト|仮面ライダーカブト]]/[[仮面ライダーカブトの登場人物#天道 総司|天道 総司]]役を演じ人気と注目を集め、さらに翌年放送の『[[花ざかりの君たちへ (テレビドラマ)#花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜|花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜]]』出演により[[特撮]]ファン以外の幅広い層にも認知されることとなった。
大学在学中の[[2004年]]、自分の将来やりたいことや目標を見つけるために一人で海外へ[[留学]]してみようと思い、その資金集めの為、何かいい[[アルバイト]]がないか探していたところ、仲が良かった芸能関係の仕事をしていた大学の先輩からモデルの仕事を紹介され、ファッションモデルとしての仕事を始めた。それからしばらくの間モデルの仕事をしていたが、ある日芸能事務所の人から声をかけられ、所属していたモデル事務所[[ギグマネジメントジャパン]]から[[研音グループ|研音]]へと移籍した<ref>[https://web.archive.org/web/20090214233447/http://toeihero.net/archive/noa/kabuto/interview/03_2.html 東映ヒーローネット 水嶋ヒロ インタビュー](2009年2月14日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref><ref name="smartFACE">『smartFACE』・水嶋ヒロ</ref>。テレビ初出演は、『[[くりぃむナントカ]]』の「合コン日本シリーズ」(2004年11月23日、30日放送)で、2005年にドラマ『[[ごくせん (テレビドラマ)#第2シリーズ|ごくせん]]』で[[速水もこみち]]の[[バーター]]でモブ生徒役で出演し、俳優として本格的にデビューした。その後、数々のドラマに端役・脇役などで出ていたが、[[2006年]]に放送された『[[仮面ライダーカブト]]』では主人公の[[仮面ライダーカブト#仮面ライダーカブト|仮面ライダーカブト]]/[[仮面ライダーカブトの登場人物#天道 総司|天道 総司]]役を演じ人気と注目を集め、さらに翌年放送の『[[花ざかりの君たちへ (テレビドラマ)#花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜|花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜]]』出演により[[特撮]]ファン以外の幅広い層にも認知されることとなった。


以降、『[[絶対彼氏。#テレビドラマ|絶対彼氏〜完全無欠の恋人ロボット〜]]』『[[Room Of King]]』『[[メイちゃんの執事]]』『[[MR.BRAIN]]』『[[東京DOGS]]』など、次々話題作に出演。その人気と実力、将来性により、[[2010年]]にはエランドール賞新人賞を受賞。映画『[[ドロップ (小説)#映画|ドロップ]]』では、[[第33回日本アカデミー賞]]新人俳優賞を受賞。
以降、『[[絶対彼氏。#テレビドラマ|絶対彼氏〜完全無欠の恋人ロボット〜]]』『[[Room Of King]]』『[[メイちゃんの執事]]』『[[MR.BRAIN]]』『[[東京DOGS]]』など、次々話題作に出演。その人気と実力、将来性により、[[2010年]]にはエランドール賞新人賞を受賞。映画『[[ドロップ (小説)#映画|ドロップ]]』では、[[第33回日本アカデミー賞]]新人俳優賞を受賞。
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なお、特別賞を受賞した[[浜口倫太郎]]が会見で同席した際に「イケメンの上に、性格もいい」と自身の[[ブログ]]で印象を述べている<ref>[http://ameblo.jp/t5561/entry-10694787076.html 水嶋ヒロVS奈良の名探偵コナン ポプラ小説大賞記者会見編|作家・りんたろうの教えて!透明先生]</ref>。
なお、特別賞を受賞した[[浜口倫太郎]]が会見で同席した際に「イケメンの上に、性格もいい」と自身の[[ブログ]]で印象を述べている<ref>[http://ameblo.jp/t5561/entry-10694787076.html 水嶋ヒロVS奈良の名探偵コナン ポプラ小説大賞記者会見編|作家・りんたろうの教えて!透明先生]</ref>。


また、第8回[[『このミステリーがすごい!』大賞]]の隠し玉でデビューした作家の[[七尾与史]]は『[[KAGEROU]]』を読んで、「僕はあんまり水嶋ヒロという青年を知らなかったんですが、この[[小説]]を通して一気に好きになってしまいました」と語っている<ref>[http://web.archive.org/web/20140118053638/http://blog.goo.ne.jp/sigmarion3_user/e/5fb798bc448730a9bff4a9436b5a3ad5 『KAGEROU』読みました](2014年1月18日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。
また、第8回[[『このミステリーがすごい!』大賞]]の隠し玉でデビューした作家の[[七尾与史]]は『[[KAGEROU]]』を読んで、「僕はあんまり水嶋ヒロという青年を知らなかったんですが、この[[小説]]を通して一気に好きになってしまいました」と語っている<ref>[http://web.archive.org/web/20140118053638/http://blog.goo.ne.jp/sigmarion3_user/e/5fb798bc448730a9bff4a9436b5a3ad5 『KAGEROU』読みました](2014年1月18日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。


== 人物 ==
== 人物 ==
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*自身が演じてた役柄などからクールなイメージを持たれることが多いが、トーク番組やバラエティ番組に出ている時は[[天然ボケ]]ぶりを披露することが多く、共演者からもよく「天然」や「抜けている」と言われることが多々ある<ref>[https://web.archive.org/web/20060406232952/http://www.tv-asahi.co.jp/kabuto/01_info/02.html 仮面ライダーカブト 水嶋ヒロ インタビュー](2006年4月6日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。
*自身が演じてた役柄などからクールなイメージを持たれることが多いが、トーク番組やバラエティ番組に出ている時は[[天然ボケ]]ぶりを披露することが多く、共演者からもよく「天然」や「抜けている」と言われることが多々ある<ref>[https://web.archive.org/web/20060406232952/http://www.tv-asahi.co.jp/kabuto/01_info/02.html 仮面ライダーカブト 水嶋ヒロ インタビュー](2006年4月6日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。
*音楽が好きで、たまの休日には自宅にある楽器や機材などで友人と音遊びなどをしたりしている<ref name="smartFACE" />。
*音楽が好きで、たまの休日には自宅にある楽器や機材などで友人と音遊びなどをしたりしている<ref name="smartFACE" />。
*[[フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ|月9]]ドラマ『[[東京DOGS]]』では役作りのため、髭を伸ばした。またこの頃、まゆ毛が薄くなっているのは主演映画『BECK』の役の為にまゆ毛を抜いた為である<ref>[https://web.archive.org/web/20101120081555/http://www.hollywood-ch.com/news/10090101.html?cut_page=1 「BECK」の水嶋ヒロが見せた役者魂、原作に近づけるため「眉毛をブチブチ抜いた」](2010年11月20日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]) - ハリウッドチャンネル、2010年9月1日。</ref>。
*[[フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ|月9]]ドラマ『[[東京DOGS]]』では役作りのため、髭を伸ばした。またこの頃、まゆ毛が薄くなっているのは主演映画『BECK』の役の為にまゆ毛を抜いた為である<ref>[https://web.archive.org/web/20101120081555/http://www.hollywood-ch.com/news/10090101.html?cut_page=1 「BECK」の水嶋ヒロが見せた役者魂、原作に近づけるため「眉毛をブチブチ抜いた」](2010年11月20日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]) - ハリウッドチャンネル、2010年9月1日。</ref>。


=== エピソード・交友関係 ===
=== エピソード・交友関係 ===

2017年9月4日 (月) 16:01時点における版

みずしま ヒロ
水嶋 ヒロ
本名 齋藤 智裕(さいとう ともひろ)
生年月日 (1984-04-13) 1984年4月13日(40歳)
出生地 日本
身長 180cm
血液型 AB型
職業 俳優、小説家
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 2004年 -
配偶者 絢香2009年 - )
事務所 株式会社 3rd i connections
公式サイト https://hiro-mizushima.com/
主な作品
テレビドラマ
仮面ライダーカブト
メイちゃんの執事
MR.BRAIN
花ざかりの君たちへ イケメンパラダイス
東京DOGS
映画
劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE
ドロップ
BECK
黒執事
受賞
日本アカデミー賞
第33回 新人俳優賞 (2009年)
ドロップ
その他の賞
第5回 ポプラ社小説大賞
KAGEROU
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水嶋 ヒロ(みずしま ヒロ、1984年4月13日 - )は、日本の俳優小説家

俳優以外にも多岐にわたるコンテンツのプランニングやディレクション及びクリエイターとしても活動している[1][注釈 1]2014年公開の主演映画『黒執事』では、共同プロデューサーとして、本名の「齋藤 智裕(さいとう ともひろ)」でクレジットされている[3][注釈 2]

妻は、シンガーソングライター絢香

略歴

幼少時代から小学校卒業までをスイスチューリッヒのインターナショナルスクールへ通っていた帰国子女であり、英語が堪能である[4]スイスで暮らしていた頃は日本人というだけで差別いじめに遭う経験もしたという[5]。中学入学にあわせ日本に帰国、桐蔭学園中学校・高等学校を受験し入学。中・高ではサッカー部に所属し、高校3年生のときに出場した第81回全国高等学校サッカー選手権大会ではレギュラーのMFとして活躍。同期生の阿部祐大朗[注釈 3] らの活躍もありベスト4に進出したが、長崎県立国見高等学校との準決勝では平山相太などにゴールを決められて敗退している。高校卒業後は慶應義塾大学環境情報学部(SFC)に進学したが、高校時代のケガの影響もあってサッカーは続けなかった。2008年3月に大学卒業。

大学在学中の2004年、自分の将来やりたいことや目標を見つけるために一人で海外へ留学してみようと思い、その資金集めの為、何かいいアルバイトがないか探していたところ、仲が良かった芸能関係の仕事をしていた大学の先輩からモデルの仕事を紹介され、ファッションモデルとしての仕事を始めた。それからしばらくの間モデルの仕事をしていたが、ある日芸能事務所の人から声をかけられ、所属していたモデル事務所ギグマネジメントジャパンから研音へと移籍した[6][7]。テレビ初出演は、『くりぃむナントカ』の「合コン日本シリーズ」(2004年11月23日、30日放送)で、2005年にドラマ『ごくせん』で速水もこみちバーターでモブ生徒役で出演し、俳優として本格的にデビューした。その後、数々のドラマに端役・脇役などで出ていたが、2006年に放送された『仮面ライダーカブト』では主人公の仮面ライダーカブト/天道 総司役を演じ人気と注目を集め、さらに翌年放送の『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』出演により特撮ファン以外の幅広い層にも認知されることとなった。

以降、『絶対彼氏〜完全無欠の恋人ロボット〜』『Room Of King』『メイちゃんの執事』『MR.BRAIN』『東京DOGS』など、次々話題作に出演。その人気と実力、将来性により、2010年にはエランドール賞新人賞を受賞。映画『ドロップ』では、第33回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。

2014年公開の主演映画『黒執事』では、共同プロデューサーも務めている。

また、俳優以外の活動では、2010年小説KAGEROU』で第5回ポプラ社小説大賞を受賞。2011年には、原作・脚本を手掛け自ら特別出演もしたミュージックビデオSilent Scream』が、SSFF&ASIA 2011 ミュージックShort部門 優秀賞を受賞している[注釈 4]

2009年2月22日シンガーソングライター絢香と結婚[8]2015年6月19日、第1子女児の誕生を報告[9]

2015年8月、アメリカのテレビドラマ『GIRLS/ガールズ』のシーズン5に出演することが明らかとなる[10]

2016年の4月から夫婦で経営・所属していた株式会社A stAtionから独立し自らが代表を務める株式会社3rd i connectionsを設立。株式会社じげんの“CLO”(=チーフ・ライフスタイル・オフィサー)に就任した事を発表した[11]。同年9月、旅行業マゼラン・リゾーツ・アンド・トラスト株式会社(本社・金沢市)のブランディングディレクターに就任[12]

研音からの退社・独立

2010年9月20日をもって所属事務所「研音」を退社。事務所側はその理由を執筆活動に専念するためと発表した。これにより、芸能界引退・小説家に転身、と各報道機関によって報じられたが、水嶋本人は2010年9月23日放送の「めざましテレビ」に於いて芸能界引退を否定した(映像や文書ではなく、同番組のフジテレビアナウンサーであり、友人の中村光宏を通じた伝言である)。また同じ日に放送された「情報プレゼンター とくダネ!」では司会の小倉智昭が、親交のある水嶋の妻・絢香から前日に受け取ったメールの要約を伝えた。その内容は「めざましテレビ」で報道された水嶋の引退を否定する発言とも一致している。

第5回ポプラ社小説大賞受賞

同年10月31日、本名である齋藤智裕(応募時は「齋藤智」としている)名義で執筆した処女小説『KAGEROU』により、第5回ポプラ社小説大賞を受賞したと発表・報道された[13]。同賞はエンターテインメント小説を対象とする文学賞で、第2回から第4回まで大賞受賞者がいないため二人目の大賞受賞者となった[14]。水嶋は6月に芸名も肩書も伏せたまま原稿を投稿し、大賞決定後に編集者が「齋藤智裕」に会いに行った際に初めて作者が水嶋だったと分かったという[注釈 5]

なお、特別賞を受賞した浜口倫太郎が会見で同席した際に「イケメンの上に、性格もいい」と自身のブログで印象を述べている[16]

また、第8回『このミステリーがすごい!』大賞の隠し玉でデビューした作家の七尾与史は『KAGEROU』を読んで、「僕はあんまり水嶋ヒロという青年を知らなかったんですが、この小説を通して一気に好きになってしまいました」と語っている[17]

人物

  • 自身が演じてた役柄などからクールなイメージを持たれることが多いが、トーク番組やバラエティ番組に出ている時は天然ボケぶりを披露することが多く、共演者からもよく「天然」や「抜けている」と言われることが多々ある[18]
  • 音楽が好きで、たまの休日には自宅にある楽器や機材などで友人と音遊びなどをしたりしている[7]
  • 月9ドラマ『東京DOGS』では役作りのため、髭を伸ばした。またこの頃、まゆ毛が薄くなっているのは主演映画『BECK』の役の為にまゆ毛を抜いた為である[19]

エピソード・交友関係

  • フジテレビアナウンサー中村光宏とは出身大学が同じの同期生で現在のように二人が有名人になる前からの友人同士であった。中村がフジテレビに入社した2007年に「いつか一緒の番組で共演しよう」と約束を結んでおり、そして、2010年8月25日放送の『笑っていいとも!』コーナー「テレフォンショッキング」にてこれが実現し、このエピソードを明かした[20]
  • また、中村と同じくフジテレビアナウンサーの斉藤舞子と、水嶋の姉は同じ大学の同級生で昔はよく水嶋家へ遊びに行っていたため、水嶋のことをデビュー前からよく知っていて、よく可愛がっていたとのこと。ちなみに水嶋ヒロの姉は2000年度の準ミス慶應である(この年のグランプリを獲ったのは、日本テレビアナウンサーの鈴江奈々[21]
  • 以前にドラマ・映画などで共演した木村拓哉品川祐とも一緒に食事に行ったり、自宅に招かれたりと交流があり仲が良い。主演映画『BECK』の撮影では練習のため、木村から愛用のギターを貸してもらった[20]

出演

テレビドラマ

映画

オリジナルビデオ

配信ドラマ

バラエティ

CM

PV

ゲーム

ナレーション

著書

  • KAGEROU(2010年12月15日、ポプラ社ISBN 978-4591122457
  • 水嶋ヒロ1st写真集「Hiro」
  • HIROMODE
  • 水嶋ヒロ2nd写真集「With You」
  • 水嶋ヒロ3rd写真集「Water Island〜PEACE」

その他の活動

  • 新雑誌「GLOBAL WORK」(年2回)に編集長として携わる(2011年3月31日創刊)
  • GIRL NEXT DOOR 「Silent Scream」MV(2011年4月13日リリース)〜ミュージックビデオの原作・脚本を手掛け、自身も特別出演する。同作はアカデミー賞公認の国際短編映画祭ショートショートフィルムフェステバル&アジア2011ミュージックShort部門に出品され、優秀賞を受賞。

脚注

注釈

  1. ^ 作家としての名義は本名である「齋藤 智裕(さいとう ともひろ)」を用いている[2]
  2. ^ 以前は非公開としていた
  3. ^ 阿部はU-17サッカー日本代表に選ばれ、在学中に横浜F・マリノスJ1リーグ戦にデビューしていた。高校卒業後は2003年横浜F・マリノスに入団し、その後徳島ヴォルティスなどへの移籍を経て、2011年J2ガイナーレ鳥取でプレーしたのを最後に現役を引退した。なお、2011年のJ2開幕戦となった徳島 - 鳥取戦ではスカイパーフェクTVによる試合中継の中では水嶋から阿部への応援コメントが紹介されている。
  4. ^ GIRL NEXT DOOR 「Silent Scream」MV(2011年4月13日リリース)〜ミュージックビデオの原作・脚本を手掛け、自身も特別出演する。同作はアカデミー賞公認の国際短編映画祭ショートショートフィルムフェステバル&アジア2011ミュージックShort部門に出品され、優秀賞を受賞。』
  5. ^ 水嶋は研音所属時に本名などを一切公表していなかった[15]

出典

  1. ^ 水嶋ヒロが雑誌の編集長に就任! 「ムーブメントを生み出せるんじゃないか」(2011年4月3日時点のアーカイブ) - マイコミジャーナル、2011年3月30日。
  2. ^ 小説『KAGEROU』より。
  3. ^ FLIX plus 2014 vol.13』プロフィール欄参照
  4. ^ “水嶋ヒロ|オリコン芸能人事典”. ORICON STYLE (オリコン). (2010年12月16日). http://www.oricon.co.jp/prof/382136/profile/ 2017年3月9日閲覧。 
  5. ^ 水嶋ヒロ、涙で壮絶過去&家族への想いを語る 2014年01月11日 00時24分 提供:モデルプレス
  6. ^ 東映ヒーローネット 水嶋ヒロ インタビュー(2009年2月14日時点のアーカイブ
  7. ^ a b 『smartFACE』・水嶋ヒロ
  8. ^ 水嶋ヒロ・絢香、2ショット会見で結婚報告 絢香はバセドウ病を告白、年内で休業へ”. eltha (2009年4月3日). 2015年6月19日閲覧。
  9. ^ 絢香、第1子女児を無事出産 水嶋ヒロがパパに”. ORICON STYLE (2015年6月19日). 2015年6月19日閲覧。
  10. ^ a b 水嶋ヒロ、海外ドラマ初出演! 『GIRLS』に英語せりふで挑む”. ORICON (2015年8月18日). 2015年8月19日閲覧。
  11. ^ “水嶋ヒロ、株式会社じげんの“CLO”に就任 芸能以外の活動も本格化へ”. シネマトゥデイ. (2016年5月26日). http://www.cinematoday.jp/page/N0083042 2016年5月27日閲覧。 
  12. ^ About Us COMPANY NEWS - マゼラン・リゾーツ・アンド・トラスト株式会社、2016年9月10日
  13. ^ 第5回ポプラ社小説大賞・受賞作 より、ポプラ社
  14. ^ “水嶋ヒロさんにポプラ社小説大賞 賞金は2千万円”. asahi.com (朝日新聞社). (2010年11月1日). オリジナルの2010年11月2日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20101102185050/http://www.asahi.com/culture/update/1101/TKY201010310356.html 
  15. ^ “水嶋ヒロさん、小説大賞賞金2000万円を辞退”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2010年11月1日). オリジナルの2010年11月4日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20101104070739/http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20101101-OYT1T00917.htm 
  16. ^ 水嶋ヒロVS奈良の名探偵コナン ポプラ小説大賞記者会見編|作家・りんたろうの教えて!透明先生
  17. ^ 『KAGEROU』読みました(2014年1月18日時点のアーカイブ
  18. ^ 仮面ライダーカブト 水嶋ヒロ インタビュー(2006年4月6日時点のアーカイブ
  19. ^ 「BECK」の水嶋ヒロが見せた役者魂、原作に近づけるため「眉毛をブチブチ抜いた」(2010年11月20日時点のアーカイブ) - ハリウッドチャンネル、2010年9月1日。
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  21. ^ 黒執事・水嶋ヒロの英語は本物!実はネイティブスピーカーだったという真実。”. 英語ができない人のための通信講座. 2014年9月21日閲覧。

外部リンク