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「ヤングキング」の版間の差分

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[[グラビアアイドル]]は掲載しているが、競合誌する他誌(月2回刊の[[青年漫画|青年漫画誌]]では[[秋田書店]]の『[[ヤングチャンピオン]]』や[[白泉社]]の『[[ヤングアニマル]]』など)と比べて消極的である。かつては[[グラビア雑誌#グラビア写真|グラビアページ]]がセンターカラー4ページだけになるなど、掲載作のジャンルが多様化していた[[2009年]]前後は掲載されない時期もあった<ref group="注">2013年前半頃までは雑誌表紙についても掲載作品のカラーイラストが採用されていた(2013年16号でカバーグラビアが再登場し、1号置いて同年18号よりカバーグラビアを再開)。2014年17号までの約一年間は[[グラビア雑誌#グラビア写真|カバーグラビア]]が継続されたが、同年18号より連載再開した『KIPPO』がカバーイラストを飾って以来、2015年3号までの約半年弱にわたってグラビア表紙は途絶えている[https://web.archive.org/web/20140401040140/http://shonengahosha.jp/backnumber/index.php?n=1][https://web.archive.org/web/20141121183957/http://www.shonengahosha.jp/backnumber/index.php?n=1]。</ref>。
[[グラビアアイドル]]は掲載しているが、競合誌する他誌(月2回刊の[[青年漫画|青年漫画誌]]では[[秋田書店]]の『[[ヤングチャンピオン]]』や[[白泉社]]の『[[ヤングアニマル]]』など)と比べて消極的である。かつては[[グラビア雑誌#グラビア写真|グラビアページ]]がセンターカラー4ページだけになるなど、掲載作のジャンルが多様化していた[[2009年]]前後は掲載されない時期もあった<ref group="注">2013年前半頃までは雑誌表紙についても掲載作品のカラーイラストが採用されていた(2013年16号でカバーグラビアが再登場し、1号置いて同年18号よりカバーグラビアを再開)。2014年17号までの約一年間は[[グラビア雑誌#グラビア写真|カバーグラビア]]が継続されたが、同年18号より連載再開した『KIPPO』がカバーイラストを飾って以来、2015年3号までの約半年弱にわたってグラビア表紙は途絶えている[https://web.archive.org/web/20140401040140/http://shonengahosha.jp/backnumber/index.php?n=1][https://web.archive.org/web/20141121183957/http://www.shonengahosha.jp/backnumber/index.php?n=1]。</ref>。


派生誌として、[[1993年]]創刊の月刊誌『[[ヤングキングアワーズ]]』と、『[[月刊ヤングキングアワーズGH]]』([[2006年]]に『月刊ヤングキング』として創刊、[[2013年]]に現行誌名に変更)がある。また、かつては『ヤングキング増刊エトランゼ』(1990年代に刊行)、『[[ヤングキング別冊キングダム]]』([[1998年]]創刊、[[2004年]]休刊<ref>[https://web.archive.org/web/20140525220412/http://www.mangapoll.com/magazine-25.html マンガぽーる - 別冊ヤングキング キングダム (少年画報社)](2014年5月25日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>)があった。
派生誌として、[[1993年]]創刊の月刊誌『[[ヤングキングアワーズ]]』と、『[[月刊ヤングキングアワーズGH]]』([[2006年]]に『月刊ヤングキング』として創刊、[[2013年]]に現行誌名に変更)がある。また、かつては『ヤングキング増刊エトランゼ』(1990年代に刊行)、『[[ヤングキング別冊キングダム]]』([[1998年]]創刊、[[2004年]]休刊<ref>[https://web.archive.org/web/20140525220412/http://www.mangapoll.com/magazine-25.html マンガぽーる - 別冊ヤングキング キングダム (少年画報社)](2014年5月25日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>)があった。


== 単行本レーベル ==
== 単行本レーベル ==

2017年9月4日 (月) 15:41時点における版

ヤングキング』は、少年画報社が発行する青年向け漫画雑誌。誌名の「キング」は1982年休刊となった『少年キング』から継承したものである。

概要

1987年8月に月刊誌として創刊[1]。「少年KING」が休刊後の1988年6月から月2回刊誌となる[1]。毎月第2・第4月曜日発売。

「少年KING」の事実上の後継誌にあたるが、読者層を高校生以上としており、かつての『BADBOYS』『荒くれKNIGHT』『ギャングキング』といった不良少年を主人公としたヤンキー漫画暴走族漫画を掲載作の中心としていることが特徴である。

1990年代以降『イケてる2人』シリーズを筆頭に、『愛DON'T恋』・『聖★高校生』・『ももいろさんご』など、お色気ソフトエッチを含んだラブコメディ作品が台頭し、ヤンキー漫画と二極化。バイク漫画スポーツ漫画などといった両極端に属さない作品(『キリン』『並木橋通りアオバ自転車店』『幸せレストラン』『ごてんばチアリーダーズ』『=イッパツ』など)も読切含め少なからず掲載され、掲載作のジャンルを多様化させていった。しかし2011年に、ヤンキー漫画・暴走族漫画以外のジャンルは『ヤングキングアワーズ』『月刊ヤングキング』および『ヤングコミック』へ移管され、本誌ではマフィアなど裏社会を舞台としたものやホラーものといった、『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)などと似通った作風の作品も扱うようになった。

グラビアアイドルは掲載しているが、競合誌する他誌(月2回刊の青年漫画誌では秋田書店の『ヤングチャンピオン』や白泉社の『ヤングアニマル』など)と比べて消極的である。かつてはグラビアページがセンターカラー4ページだけになるなど、掲載作のジャンルが多様化していた2009年前後は掲載されない時期もあった[注 1]

派生誌として、1993年創刊の月刊誌『ヤングキングアワーズ』と、『月刊ヤングキングアワーズGH』(2006年に『月刊ヤングキング』として創刊、2013年に現行誌名に変更)がある。また、かつては『ヤングキング増刊エトランゼ』(1990年代に刊行)、『ヤングキング別冊キングダム』(1998年創刊、2004年休刊[2])があった。

単行本レーベル

掲載作品の単行本は「ヤングキングコミックス(YKコミックス)」にて刊行される。

本誌『ヤングキング』の他、『ヤングキングアワーズ』および『月刊ヤングキングアワーズGH』などの姉妹誌とも共用の総合レーベルである[注 2]。 また、少年画報社の成年漫画誌ヤングコミック』も2014年以降は同レーベルから刊行されている(2013年までは専用レーベル「ヤングコミック コミックス(YCコミックス)」より刊行[注 3])。

そのほかに、廉価版レーベルとして「ヤンクキングコミックスベスト(YKベスト)」があり、YKコミックス同様にヤングキング系各誌の掲載作品を再録して刊行される(他誌他社の作品が収録される場合もある[注 4])。

作品一覧

連載中の作品

休載作品

連載終了作品

「あ」行

「か」行

「さ」行

「た」行

「な」行

「は」行

「ま」行

「や・ら・わ」行

発行部数

  • 2011年(2010年10月1日 - 2011年9月30日) - 200,000部(公称部数)[5]
  • 2012年(2011年10月1日 - 2012年9月30日) - 200,000部(公称部数)[6]
  • 2013年(2012年10月1日 - 2013年9月30日) - 200,000部(公称部数)[7]
  • 2014年(2013年10月1日 - 2014年9月30日) - 200,000部(公称部数)[8]

以下の部数は全国出版協会発行の「出版指標 年報」掲載の推定値であり、公称値とは性質が異なる。

推定発行部数(全国出版協会)
部数 出典
1992年(平成4年) 17万部 1993年版 出版指標年報
1993年(平成5年) 22万部 1994年版 出版指標年報
1994年(平成6年) 25万部 1995年版 出版指標年報
1995年(平成7年) 26万部 1996年版 出版指標年報
1996年(平成8年) 31万部 1997年版 出版指標年報
1997年(平成9年) 31万部 1998年版 出版指標年報
1998年(平成10年) 31万部 1999年版 出版指標年報
1999年(平成11年) 33万部 2000年版 出版指標年報
2000年(平成12年) 33万部 2001年版 出版指標年報
2003年(平成15年) 30万部 2004年版 出版指標年報 ISBN 4-9901618-1-5
2005年(平成17年) 19万部 2006年版 出版指標年報 ISBN 4-9901618-3-1
2006年(平成18年) 16万部 2007年版 出版指標年報 ISBN 978-4-9901618-4-2
2007年(平成19年) 13万部 2008年版 出版指標年報 ISBN 978-4-9901618-5-9
2008年(平成20年) 12万部 2009年版 出版指標年報 ISBN 978-4-9901618-6-6
2009年(平成21年) 10万部 2010年版 出版指標年報 ISBN 978-4-9901618-7-3
2010年(平成22年) 9万部 2011年版 出版指標年報 ISBN 978-4-9901618-8-0
2011年(平成23年) 10万部 2012年版 出版指標年報 ISBN 978-4-9901618-9-7
2012年(平成24年) 13万部 2013年版 出版指標年報 ISBN 978-4-915084-00-3
2013年(平成25年) 15万部 2015年版 出版指標年報 ISBN 978-4-915084-02-7
2014年(平成26年) 12万部 2015年版 出版指標年報 ISBN 978-4-915084-02-7
2015年(平成27年) 11万部 2016年版 出版指標年報 ISBN 978-4-915084-03-4

脚注

注釈

  1. ^ 2013年前半頃までは雑誌表紙についても掲載作品のカラーイラストが採用されていた(2013年16号でカバーグラビアが再登場し、1号置いて同年18号よりカバーグラビアを再開)。2014年17号までの約一年間はカバーグラビアが継続されたが、同年18号より連載再開した『KIPPO』がカバーイラストを飾って以来、2015年3号までの約半年弱にわたってグラビア表紙は途絶えている[1][2]
  2. ^ 一部の『ヤングキングアワーズ』掲載作品(『­蒼き鋼のアルペジオ』『­スピリットサークル』など)に関しては、「ヤングキングアワーズコミックス」の名称も奥付で見られる。他方、同時期のアワーズ掲載作品であっても、『それでも町は廻っている』などをはじめ通常のYKコミックス表記の奥付となっている作品も少なくない。なお、『月刊ヤングキングアワーズGH』掲載作品に関しては、旧称が「月刊ヤングキング」だった事もあり、アワーズコミックスの使用は無い模様。
  3. ^ 少年画報社 - comics - あまあま*パフュメ 全1巻 - 同書籍が、“『ヤングコミック』掲載「ヤングキングコミックス」レーベル刊行”の初回作品(ただし2013年12月発売)。『ヤングコミック』掲載作品でも、『ヤングキング』より移籍の『パピィラバーズ』、『月刊ヤングキング』より移籍の『ハッピーネガティブマリッジ』などは、継続して「ヤングキングコミックス」より刊行されているため、この限りに非ず。
  4. ^ 『ヤングキング』本誌で『ドンケツ』を連載中のたーしの過去作品『アーサーGARAGE』(講談社週刊ヤングマガジン』掲載)などがYKベストとして刊行されている。

出典

外部リンク