「南部バス」の版間の差分
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* 2009年(平成21年)8月10日 - 五戸営業所舎を町道側を挟んだ東側に移転(旧本社跡・旧営業所庁舎は解体)<ref>参考:[http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2009/08/12/new0908122101.htm 南部バスの貴重な資料を五戸町教委が搬出]([[デーリー東北]]:2009年8月12日){{リンク切れ|date=2017年3月}}</ref>。 |
* 2009年(平成21年)8月10日 - 五戸営業所舎を町道側を挟んだ東側に移転(旧本社跡・旧営業所庁舎は解体)<ref>参考:[http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2009/08/12/new0908122101.htm 南部バスの貴重な資料を五戸町教委が搬出]([[デーリー東北]]:2009年8月12日){{リンク切れ|date=2017年3月}}</ref>。 |
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* [[2010年]](平成22年)4月1日 |
* [[2010年]](平成22年)4月1日 |
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** 八戸市地域公共交通会議による「市地域公共交通連携計画<ref name="cityHachinohe21123">{{PDFlink|[http://www.city.hachinohe.aomori.jp/index.cfm/9,21123,c,html/21123/koturenkei.pdf 八戸市地域公共交通総合連携計画]}}</ref>」の策定に基づき、中心街乗り入れ路線にて「[[八戸市のバス路線ナンバリング制度|方面別ナンバリング記号]]」を導入(八戸市営バス・十和田観光電鉄でも同時に導入)<ref name="daily-tohoku100216">[https://web.archive.org/web/20100220044559/http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/02/16/new1002161101.htm バス停名「八戸中心街ターミナル」に統一](2010年2月20日時点の[[インターネット |
** 八戸市地域公共交通会議による「市地域公共交通連携計画<ref name="cityHachinohe21123">{{PDFlink|[http://www.city.hachinohe.aomori.jp/index.cfm/9,21123,c,html/21123/koturenkei.pdf 八戸市地域公共交通総合連携計画]}}</ref>」の策定に基づき、中心街乗り入れ路線にて「[[八戸市のバス路線ナンバリング制度|方面別ナンバリング記号]]」を導入(八戸市営バス・十和田観光電鉄でも同時に導入)<ref name="daily-tohoku100216">[https://web.archive.org/web/20100220044559/http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/02/16/new1002161101.htm バス停名「八戸中心街ターミナル」に統一](2010年2月20日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]) - [[デーリー東北]]:2010年2月16日</ref>。 |
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** 三日町を中心とする中心街発着地5カ所の停留所名称を「[[八戸市中心市街地|八戸中心街ターミナル]]」に改称・統一<ref name="daily-tohoku100216" />。 |
** 三日町を中心とする中心街発着地5カ所の停留所名称を「[[八戸市中心市街地|八戸中心街ターミナル]]」に改称・統一<ref name="daily-tohoku100216" />。 |
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** 河原木団地線(市営バス廃止代替路線)・シルバーフェリー接続シャトルバスを新設。 |
** 河原木団地線(市営バス廃止代替路線)・シルバーフェリー接続シャトルバスを新設。 |
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* 2011年(平成23年)2月11日 - [[はっち|八戸ポータルミュージアム「はっち」]]インフォメーションにて、同社乗車券販売所(定期券・回数券・「うみねこ号」高速バス乗車券等取り扱い)を開設<ref name="nanbubus20110119" />。 |
* 2011年(平成23年)2月11日 - [[はっち|八戸ポータルミュージアム「はっち」]]インフォメーションにて、同社乗車券販売所(定期券・回数券・「うみねこ号」高速バス乗車券等取り扱い)を開設<ref name="nanbubus20110119" />。 |
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* 2011年(平成23年)[[7月10日]] - [[八戸市埋蔵文化財センター 是川縄文館]]の開館に併せ、是川団地線(支所前経由)・荒谷線・八戸駅〜ニュータウン線の各一部便にて「是川縄文館」へ新たに乗り入れ<ref name="nanbubus20110706">{{PDFlink|[http://www.nanbubus.co.jp/pdf/routebus/info/20117618383470.pdf 是川縄文館へ路線バスを運行します!!]}} - 南部バスホームページ:2011年7月6日発表</ref>。 |
* 2011年(平成23年)[[7月10日]] - [[八戸市埋蔵文化財センター 是川縄文館]]の開館に併せ、是川団地線(支所前経由)・荒谷線・八戸駅〜ニュータウン線の各一部便にて「是川縄文館」へ新たに乗り入れ<ref name="nanbubus20110706">{{PDFlink|[http://www.nanbubus.co.jp/pdf/routebus/info/20117618383470.pdf 是川縄文館へ路線バスを運行します!!]}} - 南部バスホームページ:2011年7月6日発表</ref>。 |
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* 2011年(平成23年)10月1日 - 南部・市営・十鉄の3事業者と共同で、『路線バス上限運賃化実証実験』(初乗り:150円〜、上限:300円<small>(市内区間のみを利用する場合)</small>/500円<small>(八戸市内〜周辺町村相互間と跨って利用する場合・7町村内のみを利用する場合)</small>)を2年間の予定で実施(一部路線・区間を除く)<ref>{{PDFlink|[http://www.nanbubus.co.jp/images2/index/unchinkaitei110908.pdf 10月1日からバスの運賃が変わります]}} - 南部バス公式サイト:2011年9月発表</ref><ref>{{PDFlink|[http://www.city.hachinohe.aomori.jp/index.cfm/9,42538,c,html/42538/20110705-170838.pdf (参考資料)市内路線バス上限運賃化実証実験に係わる運賃について]}} - 平成23年度 第2回八戸市地域公共交通会議:資料2-1より</ref><ref>[http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/10/20/new1010201103.htm 路線バス運賃上限500円 来年10月から実験] [[デーリー東北]]2010年10月20日(2011年8月20日閲覧){{リンク切れ|date=2017年3月}}</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20111002063707/http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/10/01/new1110011901.htm バス運賃の上限実験スタート](2011年10月2日時点の[[インターネット |
* 2011年(平成23年)10月1日 - 南部・市営・十鉄の3事業者と共同で、『路線バス上限運賃化実証実験』(初乗り:150円〜、上限:300円<small>(市内区間のみを利用する場合)</small>/500円<small>(八戸市内〜周辺町村相互間と跨って利用する場合・7町村内のみを利用する場合)</small>)を2年間の予定で実施(一部路線・区間を除く)<ref>{{PDFlink|[http://www.nanbubus.co.jp/images2/index/unchinkaitei110908.pdf 10月1日からバスの運賃が変わります]}} - 南部バス公式サイト:2011年9月発表</ref><ref>{{PDFlink|[http://www.city.hachinohe.aomori.jp/index.cfm/9,42538,c,html/42538/20110705-170838.pdf (参考資料)市内路線バス上限運賃化実証実験に係わる運賃について]}} - 平成23年度 第2回八戸市地域公共交通会議:資料2-1より</ref><ref>[http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/10/20/new1010201103.htm 路線バス運賃上限500円 来年10月から実験] [[デーリー東北]]2010年10月20日(2011年8月20日閲覧){{リンク切れ|date=2017年3月}}</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20111002063707/http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/10/01/new1110011901.htm バス運賃の上限実験スタート](2011年10月2日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]]) - [[デーリー東北]]:2011年10月1日</ref>。 |
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*[[2012年]](平成24年)12月 ‐ [[WILLER ALLIANCE]]と合同で南部WILLER EXPRESS株式会社を設立。 |
*[[2012年]](平成24年)12月 ‐ [[WILLER ALLIANCE]]と合同で南部WILLER EXPRESS株式会社を設立。 |
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*[[2013年]](平成25年)4月1日 ‐ 五戸町コミュニティバス運行開始([[五戸町]]が運営し、南部バスが受託)。 |
*[[2013年]](平成25年)4月1日 ‐ 五戸町コミュニティバス運行開始([[五戸町]]が運営し、南部バスが受託)。 |
2017年9月4日 (月) 15:38時点における版
高速バス「うみねこ号」(八戸ラピアバスターミナルにて) | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒031-0023 青森県八戸市是川二ツ屋6-79 |
設立 |
1926年2月21日 (五戸電気鉄道) |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 1420001006267 |
事業内容 |
乗合バス事業 貸切バス事業 他 |
代表者 | 破産管財人 岡伸浩 |
資本金 | 4億5,000万円 |
売上高 | 14億800万円(2016年3月末決算) |
従業員数 | 249名(平成28年11月28日現在) |
主要子会社 |
南部バス観光株式会社 南部WILLER EXPRESS株式会社 |
外部リンク | http://www.nanbubus.co.jp/ |
特記事項:2017年3月1日に岩手県北自動車に事業を譲渡し事業停止。同年4月27日に破産手続開始決定。 |
南部バス(なんぶバス)は、青森県八戸市にある岩手県北自動車南部支社が運営するバス事業の通称である。主に青森県の南部地方の南側の八戸市・三戸郡で路線バス事業を行っているほか、同地発着の高速バスや、貸切バス事業も行っている。
2017年(平成29年)3月1日付けで青森県南部地方でバスを運営していた南部バス株式会社(なんぶバス、英称:Nanbu Bus Co.,Ltd.)が民事再生手続きを行い岩手県北自動車に事業譲渡し、同社の南部支社となった。本記事では、譲渡前の旧・南部バスについても記述する。
概要
元々は、南部鉄道と称し、五戸駅(同社の五戸営業所のある場所) - 尻内駅(現・八戸駅)間で鉄道を運営していたが、1968年(昭和43年)に発生した十勝沖地震の影響で廃止、1970年(昭和45年)に現社名となった。かつて行っていた鉄道事業については、「南部鉄道」を参照のこと。バス事業は1931年(昭和6年)より参入し三八地方(三戸郡・八戸市)を中心に広範囲にバスが運行されていた。
岩手県北自動車へ事業譲渡
南部バスは2016年(平成28年)11月28日に 東京地裁に民事再生法の適用を申請[1][2]。みちのりホールディングス傘下の岩手県北自動車とバス事業並びに子会社の南部バス観光の譲渡に関する協議が行われていることを明らかにした[1][2]。同年12月1日に行われた債権者集会で、南部バスの代理人が債権者に対して、岩手県北自動車に2017年(平成29年)2月〜3月を目途ににバス事業を譲渡し、南部バスは清算手続に入ることが伝えられ[3]、同年12月28日にバス事業などの全事業を同社に譲渡する契約を締結した[4][5][6][7][8]。事業譲渡日は2017年(平成29年)2月15日を予定していたが、同年3月1日に事業予定期日が延期された[9]。同年1月10日に開かれた債権者集会で、事業譲渡代金が約2億7000万円であることを明らかにした[10]。事業譲渡に伴い、岩手県北自動車は南部支社を開設して南部バスの運行を引き継いた[11][12]。岩手県北自動車へ事業譲渡後、旧・南部バスは清算手続きのため存続していたが、2017年3月29日に東京地裁から民事再生手続廃止決定を受け[13]、2017年4月27日に東京地裁から破産手続開始決定を受けた[14]。
南部バスが行ってきた事業は岩手県北自動車で再建が図られる事になるが、南部バスの従業員は南部バスを退職の上で岩手県北自動車に再雇用された。同時に車両などに書かれている南部バスの書体も岩手県北バスと同じ書体に変更された。岩手県北自動車へ事業譲渡後も南部バスの呼称は維持され、南部バスが発売した乗車券・定期券・回数券や、八戸市が発行した高齢者福祉パスは岩手県北自動車への事業譲渡後も引き続き南部バスの営業エリアで使用できる(南部バスが発行した乗車券・定期券・回数券は岩手県北自動車の本社の路線では使用できない)。岩手県北自動車への事業譲渡後は車両の更新が行われている他、岩手県北観光が主催する一部の岩手県内発着のバスツアーの申込が南部バス観光でも可能となった。今後はバスロケーションシステムの整備、ICカードの導入を進めるとしている[15]。
拠点
- 2017年2月28日時点のもの。
本社・案内所
- 本社・八戸営業所(高速バス予約センター併設) - 青森県八戸市是川二ツ家6-79
- 高速バスの担当営業所
- 三戸営業所 - 青森県三戸郡三戸町同心町古間木平83-1
- 五戸営業所(通称:五戸駅) - 青森県三戸郡五戸町下モ沢向13-167
案内所
その他
- 南部バス整備工場 - 青森県三戸郡五戸町中崎2-3
沿革
南部バス
ここでは前身の五戸電気鉄道の歴史も合わせて述べる。
- 1926年(大正15年)2月21日 - 五戸電気鉄道として設立[16]。
- 1929年(昭和4年)8月23日 - 尻内・上七崎(のちの七崎)間の鉄道路線が開業。
- 1929年(昭和4年)10月10日 - 上七崎・志戸岸間が延伸開業。
- 1930年(昭和5年)4月1日 - 志戸岸・五戸間が延伸され、鉄道路線全通。
- 1931年(昭和6年)10月28日 - バス事業に参入。五戸自動車組合旅客自動車業を買収。
- 1936年(昭和11年)5月5日 - 社名を五戸鉄道に変更。
- 1937年(昭和12年)4月 - 三本木・五戸間旅客自動車事業を買収。
- 1941年(昭和16年)6月 − 貨物自動車運送事業を譲渡。
- 1941年(昭和16年)7月 - 三戸・八戸間旅客自動車事業を買収。
- 1941年(昭和16年)8月 − 普通貸切自動車業を譲渡。
- 1942年(昭和17年)5月 − 運送取扱業を南部通運へ譲渡。
- 1943年(昭和18年) - 政府方針に基づく企業整備により、八戸市営・三戸町営・田子町営・戸来村営の各旅客自動車事業を買収・統合。
- 1945年(昭和20年)1月1日 - 社名を南部鉄道に変更。
- 1948年(昭和23年)7月 - 八戸市内路線を八戸市営バスに分離。
- 1948年(昭和23年)11月 − 旧三井木材株式会社五戸工場の解散に伴い木材業に参入。
- 1962年(昭和37年)7月15日 - 三戸営業所を新築。
- 1965年(昭和40年)7月1日 - 十和田湖線・休屋線・一戸線旅客乗合自動車営業開始。
- 1968年(昭和43年)5月17日 - 十勝沖地震の被害により鉄道路線全線で運行休止。
- 1969年(昭和44年)4月1日 - 十勝沖地震による被害で鉄道復旧が困難だったことから鉄道事業を廃止し、バス専業となる。木材事業売却。
- 1970年(昭和45年)5月30日 - 社名を南部バスに変更。
- 1970年(昭和45年)12月18日 - 三八五交通株式会社より定期路線譲受。
- 1971年(昭和46年)12月 - 尻内線(現在の八戸駅線)ワンマンバス運行開始。
- 1972年(昭和47年)10月16日 - 三八線(現在の八戸・三戸線)ワンマンバス運行開始。
- 1974年(昭和49年)7月 - 八戸営業所を二ッ家に移転。
- 1975年(昭和50年)7月 - 五戸営業所を新築。
- 1977年(昭和52年)12月25日 類家バスセンターを小中野へ移転。
- 1989年(平成元年)7月26日 - 東京線高速バス「シリウス号」(その後、一時的に「ドリーム八戸・十和田 (シリウス) 号」に改称)運行開始。
- 1989年(平成元年)9月27日 - 仙台線高速バス「うみねこ号」・盛岡線高速バス「八盛号(ハッセイE)」運行開始。
- 1994年(平成6年)12月22日 - 弘前線高速バス「南軽号」運行開始。
- 1996年(平成8年)7月1日 - 本社を五戸営業所内から八戸営業所内へ移転。
- 1997年(平成9年)12月1日 - 南部バス・八戸市営バス・十和田観光電鉄での回数券共通乗車制度開始。
- 1998年(平成10年)4月1日 - 八戸市営バスから階上線を譲り受けて移管。
- 2000年(平成12年)7月頃 - ワンステップバス(いすゞ・エルガミオ)第2期車より、音声合成放送装置を導入(以後翌年2月までに更改完了)。
- 2001年(平成13年)8月1日 - 八戸ラピアバスターミナル使用開始(高速バスの発着地を小中野バスセンターから移転)。
- 2002年(平成14年)4月27日 - ながわ里バス運行開始(旧名川町、現南部町が運営し、南部バス受託)。
- 2002年(平成14年)12月1日 - 定期観光バス「活彩とわだこ号」運行開始。
- 2003年(平成15年)7月1日 - るるっぷ八戸運行開始(じょうもんコース・やわたうまコースの2系統)。
- 2003年(平成15年)9月1日 - 十一日町待合所を閉鎖。
- 2004年(平成16年)10月16日 - 公式ウェブサイトを開設。
- 2005年(平成17年)4月1日
- 小中野バスセンターを閉鎖(バス回転所・発着所としては存続)。
- 八戸市営バスから一日市線、是川団地線(支所前経由)、是川団地循環線、八戸駅線(内舟渡経由)、新工場街線(→大平洋金属線)を譲受。
- 2005年(平成17年)9月30日
- 2005年(平成17年)10月1日 - るるっぷ八戸のうち、「じょうもん」コースの経路再編。
- 2005年(平成17年)10月頃 - 江陽バスプール(バス待機所)を設置。
- 2005年(平成17年)10月31日 - 小中野バスセンター売却(バス発着所としては存続)。
- 2006年(平成18年)4月1日
- 一戸線の一部区間(三戸営業所 - 舌崎間)を廃止。
- 八戸市営バスから日計線(八太郎経由・→シルバー病院線)・大橋循環線を譲受。
- 2006年(平成18年)9月頃 - 八戸第二養護学校生徒による「バスの日ペイントバス」を大野線(小中野バスセンター - 大野間)限定で、通学時間帯で運行。
- 2006年(平成18年)10月1日
- 2007年(平成19年)4月1日
- 赤伏線・戸来線(金ヶ沢〜羽井内間)・岬台団地線(中心街直通便)・市内〜聖ウルスラ学院線を廃止。
- 岬台団地〜ラピア・ピアドゥ線の運行開始。
- 2007年(平成19年)7月1日 - 八戸市交付の福祉乗車券で八戸市内区間での利用開始[17]。
- 2008年(平成20年)1月1日 - 大野線を減便、終起点を小中野バスセンターよりラピアバスターミナルに変更。
- 2008年(平成20年)4月1日
- 2008年(平成20年)4月17日 - 南部町多目的バスが運行開始(南部町が運営し、南部バス受託)。
- 2008年(平成20年)7月1日 − 「シリウス号」の名前を副名称化し、「ドリーム八戸・十和田 (シリウス) 号」に改称。
- 2008年(平成20年)6月22日 - 7月22日(期間中の毎週日曜日) − 市内の三春屋百貨店と共同で「サンデーecoキャンペーン」を日曜日期間限定で実施(終了)[18]。
- 2008年(平成20年)12月6日 - 岬台団地路線の車内アナウンスが地元の八戸市立白銀南小学校の児童のアナウンスに変更(期間限定で2009年3月31日まで)[19]。
- 2008年(平成20年)12月24日 - コミュニティバスるるっぷ八戸のバスロケーションシステムを南部バス独自に導入。
- 2009年(平成21年)1月1日 - 八戸市交付の福祉乗車券(「はつらつ/ほほえみ共通バス券」)の取り扱い方法を一部変更[20]。
- 2009年(平成21年)4月1日
- 階上町コミュニティバス運行開始(階上町が運営し、南部バスなどが受託)。同時に、本路線運行開始に伴う階上町内路線の大幅見直しを実施。
- バーデハウス線、系統廃止。
- 2009年(平成21年)8月1日 − 「ドリーム八戸・十和田 (シリウス) 号」が「シリウス号」に再改称(JRバス関東の撤退に伴う)。
- 2009年(平成21年)8月10日 - 五戸営業所舎を町道側を挟んだ東側に移転(旧本社跡・旧営業所庁舎は解体)[21]。
- 2010年(平成22年)4月1日
- 八戸市地域公共交通会議による「市地域公共交通連携計画[22]」の策定に基づき、中心街乗り入れ路線にて「方面別ナンバリング記号」を導入(八戸市営バス・十和田観光電鉄でも同時に導入)[23]。
- 三日町を中心とする中心街発着地5カ所の停留所名称を「八戸中心街ターミナル」に改称・統一[23]。
- 河原木団地線(市営バス廃止代替路線)・シルバーフェリー接続シャトルバスを新設。
- 中心街 - 八太郎間を市営バスとの共同運行(該当区間の定期券の共通化)及び均等ダイヤ化。
- 「お買物ライナー」(ラピア・ピアドゥ・シンフォニープラザ - 河原木団地線)の試験運行(期間は1年)を開始[24]。
- るるっぷ八戸の経路を一部変更。
- 軽米線、「大洋公園前」を境に系統分割化。
- シルバー病院線(製錬所前経由)、大橋循環線、五戸 - 八戸駅線(張田・上市川経由)、八戸駅 → 五戸高校線、五戸庁舎線を系統廃止。
- 2010年(平成22年)6月27日 - 「南軽号」、同日の運行をもって廃止。
- 2010年(平成22年)6月30日 - 「シリウス号」、同日出発便をもって運行(予約・発券業務を含む)から撤退[25]。
- 2010年(平成22年)7月1日 - WILLER TRAVELとの提携によるツアーバス事業を開始[25][26][27]。
- 2011年(平成23年)2月10日 - 三春屋乗車券販売所を閉鎖(翌2月11日より、同地では回数券(セット・お買物のみ)委託販売所に変更)[28]。
- 2011年(平成23年)2月11日 - 八戸ポータルミュージアム「はっち」インフォメーションにて、同社乗車券販売所(定期券・回数券・「うみねこ号」高速バス乗車券等取り扱い)を開設[28]。
- 2011年(平成23年)7月10日 - 八戸市埋蔵文化財センター 是川縄文館の開館に併せ、是川団地線(支所前経由)・荒谷線・八戸駅〜ニュータウン線の各一部便にて「是川縄文館」へ新たに乗り入れ[29]。
- 2011年(平成23年)10月1日 - 南部・市営・十鉄の3事業者と共同で、『路線バス上限運賃化実証実験』(初乗り:150円〜、上限:300円(市内区間のみを利用する場合)/500円(八戸市内〜周辺町村相互間と跨って利用する場合・7町村内のみを利用する場合))を2年間の予定で実施(一部路線・区間を除く)[30][31][32][33]。
- 2012年(平成24年)12月 ‐ WILLER ALLIANCEと合同で南部WILLER EXPRESS株式会社を設立。
- 2013年(平成25年)4月1日 ‐ 五戸町コミュニティバス運行開始(五戸町が運営し、南部バスが受託)。
- 2013年(平成25年)7月31日 - 東京線高速バス「WILLER EXPRESS」の運行を開始。
- 2013年(平成25年)10月1日 ‐ 三戸町コミュニティバス運行開始(三戸町が運営し、南部バスが受託)。
- 2016年(平成28年)11月28日 - 東京地裁に民事再生法の適用を申請し、即日受理された[1][2][34]。事実上の倒産。負債総額は約26億8440万円[1][2]。
- 2016年(平成28年)12月8日 - 東京地裁から民事再生手続開始決定を受ける[13]。
- 2016年(平成28年)12月28日 - 岩手県北自動車との間で、バス事業などの全事業を岩手県北自動車へ譲渡する契約を締結[4][5][8]。
岩手県北自動車南部支社
- 2017年(平成29年)3月1日 - 全事業を岩手県北自動車へ譲渡[4][5][11]。同時に事業の受け皿として岩手県北自動車南部支社を開設。旧・南部バス自体はは民事再生手続継続。
- 2017年(平成29年)3月29日 - 旧・南部バスが東京地裁から民事再生手続廃止決定を受ける[13]。
- 2017年(平成29年)4月27日 - 旧・南部バスが東京地裁から破産手続開始決定を受ける[14]。
車両
- 車体は赤を基調としたカラーリングで統一されている。岩手県北自動車南部支社となった後も、南部バスブランドと同様に、南部バスのカラーリングは維持されているが、岩手県北自動車南部支社となった直後に岩手県北バスの社名表示が車体後部に追記された。
- 全国のバス会社では珍しく、モノコックボディの車両(いすゞ・CJM型)が残存していたが、老朽化や陳腐化の為、全車廃車された
。
南部バスでは、以下のナンバリングを使用する。ナンバリング表示例は右の画像を参照。
- C - 中心街ターミナル行
- K - 桔梗野方面
- H - 八太郎方面
- S - 市民病院方面
- P - ピアドゥ・ラピア方面
- N - 根城大橋方面
- F - 二ッ家方面
- A - 旭ヶ丘・工業大学方面
- T - 田面木方面
- W - 水道企業団・ニュータウン方面
- J - 縄文・是川方面
なお、中心街に乗り入れない路線・系統については、従来通り行先番号のみの表示となる。
また、これと同時に、路線の再編や減便などによって回送状態のバスが増加し、利用客待ちがバスを通過する際に回送だったことの落胆を少しでも和らげることを目的に、『すみません回送中です』のお詫び表示も登場している(なお、従来の『回送中』表示についても一部残している)[35]。
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「すみません回送中です」:白幕表示
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「すみません回送中です」:LED表示
- 一部車種では後部方向幕が「南部バス」の固定表記となる車両もある。
- 後乗り前降り、運賃後払いの整理券方式。ただし、郡部路線、コミュニティバスでは前乗り前降りタイプの車両も在籍する。
- 経費削減のため、古くから中古車が導入されている。岩手県北自動車への事業譲渡後は、メーカーにごたわらず導入し車両の若返りを図っており、岩手県北自動車本社から南部支社へ配置転換された車両もある。
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非冷房の旧塗色車両。2009年9月現在は三戸営業所に1台在籍するのみ[36]。 三戸駅にて。
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現行の塗色(画像はトップドア車)。元はいすゞ・キュービックのカタログカラーで、1980年代中頃より冷房車投入の折に採用された。三戸営業所にて。
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ワンステップ車両導入以降の塗色。近年導入された中古車にも採用されている。画像は高槻市営からの中古車。八戸ラピアバスターミナルにて。
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高速バス用塗色。 八戸ラピアバスターミナルにて。
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高速バス「WILLER EXPRESS」用車両には、側面後部に南部バスのシンボルマークが付く。八戸ラピアバスターミナルにて。
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貸切バス用塗色。旧書体が用いられている。東京駅八重洲南口にて。
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貸切バス用塗色。新書体が用いられている。八戸中心街ターミナル(中央通り)バス停付近にて。
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貸切バス用新塗色。高速用をアレンジしたものである。 八戸ラピアバスターミナルにて。
路線
高速バス
路線バス
主要路線を除き、路線の詳細については各営業所の記事を参照のこと。
- 二ツ家線
- 八戸駅線
- 八戸 - 五戸線
- 八戸 - 三戸線
- 三戸市内線 など
コミュニティバス
企画運行路線
- 岬台団地 - ラピア・ピアドゥ線
- 八食100円バス
- 八食200円以下バス
- お買物ライナー
運行委託
- ながわ里バス(南部町より運行受託):名川地区において運行 - 白ナンバー路線
- 南部町多目的バス(南部町より運行受託):福地・南部各地区及び福地〜南部相互間において運行
- 田子町コミュニティバス(田子町より運行受託)
- 階上町コミュニティバス(階上町より運行受託)
- 五戸町コミュニティバス(五戸町より運行受託)
- 三戸町コミュニティバス(三戸町より運行受託)
乗車券
1日乗車券
- 八戸市 南部バス八戸市内の全路線のみ利用可能(ただしフェリーシャトルバスは利用不可)で土曜日・日曜日・祝祭日・毎月25日に終日乗り放題となる。
- 設定開始時は八戸市営バスとの競合区間内でしか使用できなかったが、2005年4月1日より利用対象エリアを拡大した。
- 2014年度までは南郷区では一部の路線でしか使用できなかった、2015年4月1日より利用対象エリアを拡大した。
ラピアドゥ!パス
- ラピア・ピアドゥ・南部バスが共同で企画した乗車券。
- 南部バスピアドゥ・ラピア線(沼館一丁目経由、ラピアBT〜ピアドゥ前間)と岬台団地〜ラピア・ピアドゥ線・お買物ライナー(ラピアBT〜税務署前〜ピアドゥ イトーヨーカドー前〜ラピアBT間)がフリー区間となる。
- 発売箇所は南部バスラピアトラベルカウンター(ラピアバス待合所内)とイトーヨーカドー八戸沼館店1階サービスカウンターの2箇所である。
- 指定されたエリア外では使用できず、エリア外とまたがって乗車する場合に付いてはそのパスは無効となり、実際に乗車した区間の運賃の全額を支払わなければならない。
- 区間の一部が競合する八戸市営バス市内循環線(中心街〜ピアドゥ〜ラピア)では使用できない。
八戸えんじょいカード
回数券
- 普通回数券、通学回数券、買物回数券、セット回数券の4種類を設定。八戸市営バス、十和田観光電鉄と相互利用が可能。但し、八食100円バス、コミュニティバス各路線(ながわ里バス・南部町多目的バス・田子町コミュニティバス・階上町コミュニティバス・五戸町コミュニティバス、三戸町コミュニティバス)、高速バス各路線、岩手県北バスの岩手県内各路線では使用できない。
- セット回数券は車内販売も行う。
関連会社
南部バス観光
- 本社
- 青森県八戸市是川字二ツ屋6-79南部バス株式会社本社2階
- 営業所
- 本社営業所(南部バス本社2階)
- ラピア店(八戸ラピアバスターミナル待合室内)
南部WILLER EXPRESS
脚注
- ^ a b c d “南部バス、民事再生法申請 負債26億円、岩手県北自動車に事業譲渡へ”. デーリー東北 (デーリー東北新聞社): p. [要ページ番号]. (2016年11月29日)
- ^ a b c d “南部バスが民事再生法の適用申請”. 東奥日報 (東奥日報社): p. [要ページ番号]. (2016年11月28日)
- ^ 南部バス再生手続き、2~3月にも事業譲渡Web東奥 2016年12月2日
- ^ a b c 岩手県北自動車による南部バスの事業の承継について岩手県北自動車 2016年12月28日
- ^ a b c 事業譲渡契約締結に関するお知らせ南部バス 2016年12月28日
- ^ 南部バス、再生法申請 岩手県北自動車に事業譲渡へ日本経済新聞 2016年11月28日(2016年12月7日閲覧)
- ^ 青森の南部バスが再生法申請、負債26億円-旅行会社も譲渡へトラベルビジョン 2016年11月30日(2016年12月7日閲覧)
- ^ a b 南部バスが県内企業に事業譲渡NHK NEWS WEB 2016年12月28日
- ^ 南部バス、事業譲渡を延期 28日見込み 3月から新体制デーリー東北 2017年2月10日
- ^ 事業譲渡代金は2億7千万円 南部バス(八戸)債権者集会デーリー東北 2017年1月11日
- ^ a b 岩手県北バスによる南部バスの事業譲受に関するお知らせ岩手県北自動車 2017年2月21日
- ^ 新生「南部バス」始動 - Web東奥、2017年3月1日(水)配信、同年4月26日閲覧
- ^ a b c 追報:南部バス(株)(青森)/再生手続廃止JC-NET 2017年4月10日
- ^ a b 南部バス(八戸)破産手続き開始決定/東京地裁Yahooニュース 2017年4月28日
- ^ 新生南部バスからのご挨拶 (PDF) 岩手県北自動車 2017年3月1日
- ^ 『地方鉄道及軌道一覧 : 昭和10年4月1日現在』、『日本全国諸会社役員録. 第35回(昭和2年)』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
- ^ 「はつらつ共通バス券」(高齢者)・「ほほえみ共通バス券」(障害者等)で、八戸市営バス「高齢者・障害者等特別乗車証」を対象外だった南郷区(旧:南郷村)内の住民にも対象を拡大したもの。
- ^ 日曜eco(サンエコ)キャンペーン実施について (PDF)
- ^ デーリー東北2008年11月13日付 19欄「ティータイム」より
- ^ 「ほほえみ/はつらつ共通バス券」市外の取り扱いについて(改正) (PDF)
※:乗降地が市外に跨る場合、従来は乗車した全区間の運賃を徴収されてきたが、変更後以降は市外区間運賃のみが徴収対象となる。 - ^ 参考:南部バスの貴重な資料を五戸町教委が搬出(デーリー東北:2009年8月12日)[リンク切れ]
- ^ a b 八戸市地域公共交通総合連携計画 (PDF)
- ^ a b c バス停名「八戸中心街ターミナル」に統一(2010年2月20日時点のアーカイブ) - デーリー東北:2010年2月16日
- ^ お買物ライナー告知パンフレット (PDF) - 南部バスHP内トピックス:2010年3月21日付け
- ^ a b 八戸ー東京間高速バス 南部バスが来月末撤退デーリー東北 2010年5月29日(2010年7月1日閲覧)[リンク切れ]
- ^ WILLER TRAVEL 株式会社と提携による高速ツアーバス運行開始のお知らせ (PDF) - 南部バス ニュースリリース:2010年5月28日(2010年7月1日閲覧)
- ^ 南部バスと提携 7月1日より東京〜八戸路線運行開始 WILLER ALLIANCEグループ プレスリリース 2010年5月28日(2010年7月1日閲覧)
- ^ a b 三春屋販売所での販売終了と「はっち」での販売開始について (PDF) - 南部バス;路線バストピックス 2011年1月19日
- ^ 是川縄文館へ路線バスを運行します!! (PDF) - 南部バスホームページ:2011年7月6日発表
- ^ 10月1日からバスの運賃が変わります (PDF) - 南部バス公式サイト:2011年9月発表
- ^ (参考資料)市内路線バス上限運賃化実証実験に係わる運賃について (PDF) - 平成23年度 第2回八戸市地域公共交通会議:資料2-1より
- ^ 路線バス運賃上限500円 来年10月から実験 デーリー東北2010年10月20日(2011年8月20日閲覧)[リンク切れ]
- ^ バス運賃の上限実験スタート(2011年10月2日時点のアーカイブ) - デーリー東北:2011年10月1日
- ^ 南部バス民事再生申請 負債26億円(河北新報:2016年11月29日)
- ^ デーリー東北:2010年4月10日(21欄)「ティータイム」より
- ^ 参考:南部バスツアー(2009年9月5日発) (PDF) - 告知より(2009年9月4日閲覧)
参考文献
- 「南部鉄道のレール」(前身の南部鉄道が発行。八戸市立図書館配架)などを加筆編集