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「JOYSOUND」の版間の差分

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: 2007年12月末に配信終了。また、当機種が利用していた通信・課金サービス『カルレEX』([[NTTコミュニケーションズ]])が2008年3月末日に終了したため、同日をもって全サービスを終了。そのため現在は電話回線に接続しても利用できない。<!-- 後継機は「CelebJoy」もしくは「CelebJoy Hearts」。 -->
: 2007年12月末に配信終了。また、当機種が利用していた通信・課金サービス『カルレEX』([[NTTコミュニケーションズ]])が2008年3月末日に終了したため、同日をもって全サービスを終了。そのため現在は電話回線に接続しても利用できない。<!-- 後継機は「CelebJoy」もしくは「CelebJoy Hearts」。 -->
; HyperJoy(ハイパージョイ:JS-30L、JS-30X、JS-30VL、JS-30VX)
; HyperJoy(ハイパージョイ:JS-30L、JS-30X、JS-30VL、JS-30VX)
: [[1997年]]9月発売。[[アニメソング]]やマイナー曲の大量投下で人気を博す。[[2005年]]9月時点での曲数は約65,000曲で<ref>[http://web.archive.org/web/20080213035500/http://webjoy.jp/products/hyperjoy/index.html 株式会社ジェイエスダブリュ(エクシング傘下のカラオケ機器販売会社)の商品案内 2008年2月6日閲覧]より(2008年2月13日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>、[[BMB]](当時)が運用する[[UGA (カラオケ)|UGA]]に抜かれるまで業界最多であった。
: [[1997年]]9月発売。[[アニメソング]]やマイナー曲の大量投下で人気を博す。[[2005年]]9月時点での曲数は約65,000曲で<ref>[http://web.archive.org/web/20080213035500/http://webjoy.jp/products/hyperjoy/index.html 株式会社ジェイエスダブリュ(エクシング傘下のカラオケ機器販売会社)の商品案内 2008年2月6日閲覧]より(2008年2月13日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>、[[BMB]](当時)が運用する[[UGA (カラオケ)|UGA]]に抜かれるまで業界最多であった。
: この機種には前期モデルと後期モデルが存在し、前期モデル(JS-30LもしくはJS-30X)では背景動画を表示するためにDVDプレイヤー等が必要であったが、後期モデル(JS-30VLもしくはJS-30VX)は内蔵の大容量HDDの映像データを背景動画として表示している。
: この機種には前期モデルと後期モデルが存在し、前期モデル(JS-30LもしくはJS-30X)では背景動画を表示するためにDVDプレイヤー等が必要であったが、後期モデル(JS-30VLもしくはJS-30VX)は内蔵の大容量HDDの映像データを背景動画として表示している。
: 後述のXJ-30Vとともに、2012年9月でカラオケサービスを終了している。
: 後述のXJ-30Vとともに、2012年9月でカラオケサービスを終了している。

2017年9月4日 (月) 15:03時点における版

JOYSOUND MAX2(JS-FX2)

JOYSOUND(ジョイサウンド)はエクシングブラザー工業グループ)が運用する業務用通信カラオケのシリーズの総称。ロゴマークは「JOYSOUND」の「O」の中心に「・」が付いている。

概要

着メロSNSうたスキ)等のコンテンツと連携したサービスを行っている。特にうたスキで行われている「リアルタイムリクエスト」との連携によって、特定歌手のマイナーソングや東方Projectの同人楽曲、ニコニコ動画アマチュア楽曲やVOCALOID楽曲が他社よりも多数配信されているという特徴を持つ。うたスキ会員数は2014年9月8日に1000万人を突破した。

最新機種「JOYSOUND MAX2」の配信曲数は、2017年6月現在で業界最多の27.7万曲以上収録[1]

ガイドボーカルは一部楽曲のみとなる。なお、これは人間の歌唱ではなくシンセサイザー機能のボーカルとなっており、ガイドボーカルはすべてオリジナル歌手が歌っているものではない。歌っているのは新木友里などの歌のプロたちが歌っている(全て大人だが、外国人歌手の曲も含めて日本人が歌っている)。

商品

業務用

JOYSOUND(ジョイサウンド:JS-1、JS-2、JS-10、JS-20)
通信カラオケ黎明期の1992年10月[2]に、最初の機種「JS-1」を発売。第一興商の「DAM」が台頭するまでは通信カラオケのシェア1位であった。
JS-1/2/10シリーズは2006年8月末、JS-20シリーズは2008年9月末に配信終了。なお配信終了後も、電話回線に接続し使用料を支払えば、配信終了時までに配信された楽曲でカラオケを楽しめる。
JOYSOUND Major(ジョイサウンドメジャー:MJ-10)
1995年に発売された、ナイト市場(居酒屋・ホテルなど)向けのモデル。
2007年12月末に配信終了。また、当機種が利用していた通信・課金サービス『カルレEX』(NTTコミュニケーションズ)が2008年3月末日に終了したため、同日をもって全サービスを終了。そのため現在は電話回線に接続しても利用できない。
HyperJoy(ハイパージョイ:JS-30L、JS-30X、JS-30VL、JS-30VX)
1997年9月発売。アニメソングやマイナー曲の大量投下で人気を博す。2005年9月時点での曲数は約65,000曲で[3]BMB(当時)が運用するUGAに抜かれるまで業界最多であった。
この機種には前期モデルと後期モデルが存在し、前期モデル(JS-30LもしくはJS-30X)では背景動画を表示するためにDVDプレイヤー等が必要であったが、後期モデル(JS-30VLもしくはJS-30VX)は内蔵の大容量HDDの映像データを背景動画として表示している。
後述のXJ-30Vとともに、2012年9月でカラオケサービスを終了している。
CelebJoy(セレブジョイ:XJ-30V)[4]
2001年9月発売。ナイト市場向けのモデル。ほとんどの機能はHyperJoyの後期モデルと同じである。
HyperJoy V2(ハイパージョイブイツー:JS-70、JS-70II)[5]
2003年7月発売。HyperJoyの曲も全て選曲可能だが、《PVクリップ》[注 1]《ライブカラオケ》、更にヴォーカル入りバージョンとして、《PV》[注 2]《ライブ映像》が追加され、《SHOW劇クリップ》《ア・カペラ》、スタジオ録音された《スゴオト》(生音)[注 3]、ハモリではないヴォーカルが入った《うたいり》、パラパラダンス教則映像とボーカル入りで楽しめる《パラパラ振り付き・Original》(パラオケパラダイス)といったV2専用曲が追加された。専用曲はBB(ブロードバンド)対応機種をBB環境で利用する時のみ配信される。2003年度グッドデザイン賞受賞。
2005年9月にはモデルチェンジしたJS-70IIが登場。

後述のXJ-60と共に2018年3月末で配信終了、2019年3月末でサービス終了予定でそれ以降は回線に繋いでも一切使えなくなる。

CelebJoy Hearts(セレブジョイハーツ:XJ-60)[6]
2004年11月発売。HyperJoy V2をベースとしたナイト市場向けモデル。収録曲数はV2よりも若干少ない。
HyperJoy WAVE(ハイパージョイウェーブ:JS-W1)[7]
HyperJoyWAVE(JS-W1)
2006年11月発売。HyperJoy V2の曲を全て選曲可能だが、WAVE専用曲も次第に増えている。
最大の特徴として、カラオケSNSうたスキ」に対応する。リアルタイムの全国採点(全国採点ONLINE)もシリーズで初めて導入している。新機能としてサビの部分しか知らない曲や、うろ覚えな曲などをお手本ボーカルがサポートしてくれる《ガイドボーカル入り》が、映像コンテンツとしては、《アニメカラオケ》《アニメ映像》《NHKみんなのうた映像》《おゆうぎカラオケ》が追加された。2006年度グッドデザイン賞受賞。
曲数は2008年3月に90000曲を突破。月間配信曲数は1000曲以上で(「うたスキ」の「リアルタイムリクエスト」による上位200曲配信を含む)、2009年11月現在130000曲以上が配信されている。
後述のセットトップボックスを接続することにより、各種追加機能を利用できる。
JEWEL(ジュエル:XJ-J1)
2008年10月発売。HyperJoy WAVEをベースにしたナイト市場向けモデル。カラオケSNS「うたスキ」に対応。収録曲数はWAVEよりも若干少ない。一部ではあるが、《ガイドボーカル入り》《本人映像》《ライブカラオケ》《ライブ映像》《SHOW劇クリップ》楽曲も選曲可能。
常連客の名前や誕生日、来店日などの顧客情報を記録することができる機能「VIP Room」、常連客や店舗スタッフの十八番を管理することができる「十八番」機能のほか、「うたスキ」にも対応。
CROSSO(クロッソ:JS-WX)[8]
CROSSO(JS-WX)
JS-WX用カメラ
2009年10月発売。配信曲数は発売時13万曲、2012年9月1日現在17万曲以上。HyperJoy WAVEの曲を全て選曲可能だが、スタジオ収録した生演奏データをリマスタリングした《生演奏》が追加された。データ量増大に対応するP2P方式の配信システム「Einy(アイニー)」[9]や3Dアバター等、数多くの業界初の機能を搭載。また本機ではカメラを標準装備しており、HyperJoy WAVEでは必要だった周辺機器を必要とせず、「うたスキ動画」や「アフレコ」などの各種機能が利用できる。なお、名称は英語の「Cross Over(クロスオーバー)」から取った造語で、「音楽を通して、人と人が交わる新しいスタイル」を提供できるように名づけられた。
JOYSOUND f1(ジョイサウンドエフワン:JS-F1)[10]
JOYSOUND f1(JS-F1)
2012年6月発売。BMBとの統合後初の商品であり、デイ・ナイト市場双方向けモデル。収録曲数は発売当時業界最多の20万曲で、CROSSOの曲がすべて選曲可能。UGAのみで収録されていた楽曲も、一部収録されている。
音源にはローランドの「Super NATURAL」と独自音源の「JOYSOUND Phoenix」を採用。背景映像はフルHDに対応し、採点コンテンツやゲームアプリケーションのグラフィックも向上された。また、シリーズとしては初めて、パネル前面に8.5インチワイド液晶タッチパネルを搭載し、手元にキョクナビがなくても楽曲検索などの簡易操作が行えるようになった。
「うたスキ動画」では従来の2動画(画面)から最大5動画(画面)に拡充し、より多くのユーザによる合唱が可能となった。その他、業界初の試みとして、周辺機器「サウンドエフェクター(GB-1)」を使用することにより、ギターやベースの音を雑音なく録音できるほか、チューニングやコード表示などサポート機能が利用可能。
また、コンテンツとしてはギター演奏に特化した《ギタナビ》や、ボーカルシンセサイザーが歌唱サポートをしてくれる《ボーカルアシスト》が追加された。
更に、創作したオリジナル曲を有償ではあるが、カラオケ配信できる「キョクプロ」機能も搭載された。
曲間での予約表示や間奏時の秒数表示など、UGAシリーズの技術・ノウハウも継承されている。
ちなみに機種名の『f1』には、“fusion”(融合・繋がる:JOYSOUNDとUGAの融合、人々がつながる)・“future”(未来)、“1(one)”(ひとつになる)から、「音楽で世界をひとつに」の意味が込められている。
2014年6月30日にマイナーチェンジモデル(JS-F1v)をリリース。こちらはHDMIの出力端子が2系統に増え、HDMIの入力端子が追加された。
JOYSOUND fR(ジョイサウンドエフアール:JS-FR)[11]
2012年10月発売。「JOYSOUND f1」をベースにナイト市場向けに特化したマイナーチェンジモデル。ハードは「f1」と共通だが本体カラーがブラウンに変更されている。
収録曲数は16万曲と「f1」に比べ4分の3程度と少ないが、ヒット曲や外国曲、ご当地ソングなど幅広く網羅し、ナイト市場向けモデルとしては業界最多。
「分析採点III」に加え、「熱唱!カラオケ大会」など独自のゲームやアプリケーションを搭載しているほか、「JEWEL」同様、顧客管理機能「VIP room」、十八番曲管理機能「十八番」、「うたスキ」の中から、いずれかを選択して利用することができる。
また、内蔵無線接続により、アクセスポイントを使わずにコマンダとキョクナビとの通信が可能となった。
機種名の『fR』は、“First Class”(クラス最高水準の歌いやすさ、気持ちよさ、使いやすさ)、“Reborn Night”(ナイト市場を新たに飾る)から。
2014年6月30日に前述のJOYSOUND f1と共にマイナーチェンジモデル(JS-FRv)をリリース。こちらもHDMIの入出力端子の追加のみである。
JOYSOUND FESTA(ジョイサウンドフェスタ:JS-FW)[12]
2013年8月発売。家庭用の「Nintendo×JOYSOUND Wii カラオケ U」をベースに旅館・ホテル、エルダー市場向けに作られた。
Wii U GamePadをカラオケの選曲端末として利用でき、本人映像カラオケも一部選曲可能である。
ゲームや採点アプリケーションは「JOYSOUND Wii カラオケ U」と同じ「分析採点U」のほか、「みんなでうた合戦」などや、Wiiリモコンを使って遊べるゲームを搭載している。
老若男女問わず体を動かして遊べるコンテンツ「健康王国」に対応。
また、Wi-Fiに対応で無線環境での使用が可能になった。
機種名の『FESTA』は、「楽しさ」、「祝宴」を表現し、コンセプトである「楽しさ」と「健康」で「心躍る時間」を提供する意味から。
本体については、任天堂宇治工場製である。
JOYSOUND WAGON(ジョイサウンドワゴン:JS-WFR)[13]
2014年10月末発売。「JOYSOUND fR」をベースに旅館、ホテル市場向けに作られた。
発売時の収録曲数は93000曲と「f1」や「fR」に比べかなり少なめではあるが、それでも旅館、ホテル市場向けでは最高水準の曲数を収録されている。
また、本人映像カラオケや生演奏などのコンテンツも「fR」よりも少なめではあるが搭載されている。
大型キャスター、180度回転や折りたたみが可能な18.5インチ液晶モニターを搭載しており、操作性、機動性の強化を図っている。
ゲームや採点アプリケーションは「fR」と同じ「分析採点III」や「いきなり採点」などのほか、アダルトコンテンツも搭載されている。
JOYSOUND MAX(ジョイサウンドマックス:JS-FX)[14]
JOYSOUND MAX(JS-FX)
2015年7月9日発売。デイ・ナイト市場双方向けモデル。収録曲数は業界最多の25.5万曲で、JOYSOUND f1の曲がすべて選曲可能。
音源はドイツのMAGIXと共同開発し、MIDI音源があたかも生演奏のような音源を実現した。また、得意な曲のキーを判別する機能「マイキー」を搭載した。
コンテンツとしては楽曲に応じて、マイクエフェクトを自動で切り替えてくれる《オートボーカルエフェクト》が追加された。
これまで、創作したオリジナル曲を「キョクプロ」でカラオケ配信するには180日間で5,000円の費用が必要だったが、「うたスキミュージックポスト」と名称を変えて無料化した。
採点コンテンツでは、アーティスト中西圭三氏の監修のもと、人間の感覚により近い新採点アルゴリズムを開発。全国採点ONLINEは「全国採点グランプリ」となったほか、分析採点も「分析採点マスター」と名称を変え改良された。更に、妖怪ウォッチのキャラクターが登場する「妖怪ウォッチ大採点」も搭載された。これに伴い、JOYSOUND f1もバージョンアップによって全国採点・分析採点共にアルゴリズムが改良された。
動画撮影機能はカメラを使ってモニターに映した自分の姿に、動物やくだものなど約80種類のアイテムを合成し、撮影できる機能「魔法カメラ」を搭載。
また、公式に発表はないが、JOYSOUND MAX2に搭載されているアリーナサウンドやテロップ全ルビも7月のアップデートで対応している。(ハイレゾカラオケは非対応)
JOYSOUND 響(ジョイサウンドひびき:JS-NX)[14]
2015年7月上旬発売。「JOYSOUND MAX」をベースにしたナイト市場向けモデル。収録曲数は17万曲と「JOYSOUND MAX」と比較しても若干少なめだが、ナイト市場向けモデルとしてはクラス最高水準の曲数の収録を実現している。
こちらもJOYSOUND fRと同じく「分析採点マスター」や「熱唱!カラオケ大会」などのコンテンツを搭載している他、顧客管理システムの「VIP Room」も搭載されている。
JOYSOUND MAX2(ジョイサウンドマックスツー:JS-FX2)[1]
2017年7月6日発売。「JOYSOUND MAX」をベースにパワーアップしたフラッグシップモデル。収録曲数は27.7万曲と業界最多。JOYSOUND MAXの曲すべてが選曲可能。
業界で初めてカラオケにハイレゾを採用[注 4]することでマイクサウンドをほぼ遅延なく耳に入ることを可能にし、また、ミュージックもハイレゾにすることで目の前で演奏している臨場感を実現した。
さらに、生のライブステージで歌唱しているような気持ちよさを体感できる、アリーナサウンド機能を搭載。
外国人向けの機能として従来では、一部のみであったカラオケテロップの日本語曲の漢字全てにルビを表示。[注 5]また、近年高まっているインバウンド需要に応え、日本語の歌詞をローマ字のルビ付きで表示することも可能となった。さらに、中国語曲も既存の繁体字に加え、簡体字表記にも対応。

家庭用

Wii版およびPlayStation 3版の配信楽曲は7万8000曲以上(2011年12月現在)。選曲番号も同一で、公式HPでの楽曲検索でも一括りで扱われる。

カラオケJOYSOUND Wii
任天堂のゲーム機Wii用ソフト。2008年12月にハドソンからパッケージ版が、2009年7月にエクシングからWiiウェア版が発売された。Wiiポイントで期間別のチケット(24時間、72時間、30日間、90日間)を購入する方式。2009年10月にはネット接続なしのパッケージ(ディスクに入っている曲のみ)も発売された。続編として2009年11月にデラックスが、2010年12月にはスーパーデラックスが発売されている。スーパーデラックスはDSiウェアと連動して、ニンテンドーDSiまたはニンテンドー3DSを選曲リモコンとして利用出来る。
スーパーデラックスは2014年5月22日に障害が発生し、2014年6月13日をもってオンラインサービスを終了、これに伴ってDSiウェアの選曲リモコンサービスも終了となった。なお、デラックスとWiiウェア版はオンラインサービスを継続して利用できる。
カラオケJOYSOUND for アクトビラ
アクトビラを利用したカラオケ配信サービス。2010年6月1日にオープン(プレオープンは5月10日)。利用料金は1ヶ月歌い放題で980円。楽曲は月120曲以上追加されており、2010年8月時点の総曲数は4312曲。CROSSOと同等の音質が楽しめるがマイクなどの付属品は別途用意する必要がある。
JOYSOUND DIVE(ジョイサウンド・ダイブ)
PlayStation 3向けに2011年11月24日より配信されているカラオケソフト。バンダイナムコゲームスとの共同開発。期間利用チケット(24時間、30日間)をPlayStation Storeで購入する方式。
後継の『JOYSOUND.TV Plus』が2014年12月より配信されるため、同年10月31日をもってサービス終了となった。
JOYSOUND.TV
ソニー液晶テレビブルーレイプレイヤーなどソニーエンターテイメントネットワーク対応製品を対象としたカラオケ配信サービス。2012年6月6日よりサービス開始[15]。サービス開始時点の曲数は21,000曲で、毎月400曲追加されている[16]
なお、2012年12月3日にはシャープの液晶テレビアクオスでもサービスが開始[17]されたほか、2013年3月13日からは日立の液晶テレビWoooでもサービスを開始した[18]
また、スマートフォンやパソコンを使って楽曲の予約を行う、『JOYSOUND.TV キョクナビ』が2014年3月31日にリリースされた。
JOYSOUND.TV Plus
前述の『JOYSOUND DIVE』の後継サービスとして2013年11月14日より配信されているカラオケソフト。対応ハードはPlayStation 3PlayStation 4のほか、PlayStation Vita(TV含む)に対応している。
『JOYSOUND DIVE』と同じく期間利用チケット(24時間、30日間)をPlayStation Storeで購入してサービスを利用できる。また、PlayStation 4版はパッケージ版もあり、一部の曲が無料で再生できる。パッケージ版のみの楽曲も存在する。
また、『JOYSOUND.TV キョクナビ』にも対応している。
Nintendo×JOYSOUND Wii カラオケ U
Wii Uにプリインストールされているカラオケソフト。期間利用チケット(1時間、24時間、30日間、90日間)をニンテンドーeショップで購入する方式。Wii U GamePadを選曲リモコンとして利用出来る。
カラオケJOYSOUND
ニンテンドー3DSダウンロードソフトとして2015年8月5日配信開始。ソフトはダウンロード無料で、別途チケットや追加コンテンツを購入する方式。

周辺機器

JOYNAVI

JR-70[19]
2003年1月中旬発売。楽曲検索機能付きのリモコン。対応機種はHyperJoy、HyperJoyV2。

キョクNAVI

JR-100[20]
2004年11月発売。業界として初めて通信に無線LANを使用。これにより、操作時にコマンダの赤外線ポートへ向ける必要が無くなり、360°全方位からの通信が可能。CDのジャケット写真の表示や映像コンテンツの試聴、歌詞表示などの機能を備える。ゲームもプレイ可能。なお、新譜データの配信は2012年3月をもって終了。
本体カラーはシルバー。2004年度グッドデザイン賞受賞。Lavcaでも使用されている。対応機種はHyperJoy、V2、CelebJoy、CelebJoyHearts、HyperJoyWAVE。
JR-100II
2006年11月発売。カラオケSNS「うたスキ」に対応。歌詞モニタ機能では、通常のモニタに表示される歌詞テロップがキョクNAVIでも閲覧することができる。JR-100同様、ゲームのプレイが可能で、間違い探しやパズルゲームなどがプレイできる。
なお、新譜データの配信は2016年7月をもって終了。
本体カラーはホワイト。OSにはWindows CE 5.0を採用。対応機種はHyperJoyV2、CelebJoy、HyperJoyWAVE、CelebJoy Hearts、JEWEL。
JR-100s
2006年11月、JR-100IIと同時発売。2006年度グッドデザイン賞受賞。新譜データの配信は2016年7月をもって終了。
本体カラーはホワイト。対応機種はHyperJoyV2、CelebJoy、HyperJoyWAVE、CelebJoy Hearts、JEWEL。
JR-200X
2009年11月発売。同時発売の「CROSSO」に完全対応。FeliCa対応ICカードまたはおサイフケータイのデータ領域にログイン情報を記録することで、次回以降ICカードをかざすだけでうたスキにログインできる機能「かざしてログイン」が追加された。また、画面下部のシートキーが拡張され、予約曲がワンタッチで確認できる「予約確認」ボタン、演奏中の楽曲情報や曲間映像に関する情報を確認できる「i(アイ)情報」ボタンなどが追加された。
本体カラーはブラック。OSにはWindows CE 6.0を採用。対応機種はCROSSO。

ちなみに、現在パセラなどで使用されているΣsystem用の「ΣNAVI」、カラオケの鉄人で使用されている「カラ鉄NAVI」など、主に統合カラオケシステムにおいてキョクNAVIと共通のハードウェアを使用したリモコンが使われる例が多い(多くはJR-100がベース)。

キョクナビ

JR-300/JR-300(BK)
2011年5月30日発売。キョクNAVI.s(JR-100s)及びBMBから引き継いだUGAのUGA NAVI GUEEN(BT-SN02)の後継として発売。カラオケ機器として初めてOSにAndroid(組み込み用Android)を採用しているほか、データベースシステムには日立ソリューションズの組み込み機器向けデータベース/ファイルシステム「Entier」を採用し検索時間の高速化が図られている。
画面構成はCROSSOと同時発売されたキョクNAVI(JR-200X)を踏襲。ロゴも一新され、表記も従来の「キョクNAVI」から「キョクナビ」となった。
発売当初の対応機種は旧機種のみであったが、バージョンアップをすることによりJOYSOUND f1にも対応。JOYSOUND f1の環境では、従来のかざしてログインのほかに、JOYSOUND ID(メールアドレス)でのログインも可能になった。また、従来はパソコン上からのみ検索が可能だったうたスキ動画の検索がキョクナビからも行えるようになった。
本体カラーはホワイトとブラック(2015年7月1日追加)。対応機種は、JOYSOUNDではHyperJoy V2以降すべてのJS(JS-FWを除く)、BJ、XJシリーズ/UGAの全シリーズ(楽宴シリーズを除く)で使用可能。
JR-P1000
2015年7月上旬発売。名称は「JOYPadキョクナビ」で「JOYSOUND MAX」と同時に発売された。
NEC社の全面技術協力の下で開発され、10.1インチワイド液晶タッチパネルで軽く、防水・防塵性に優れている。
また、JR-300やJR-200X同様「かざしてログイン」も使えるほか、手軽に楽器演奏が楽しめる「いますぐミュージシャン」、子供向けアプリとして「タッチ!うごくちずこっき」を搭載している。
本体カラーはブラックのみ。対応機種はJOYSOUND f1、fR、MAX、響、MAX2。
JR-P2000[21]
2017年4月20日発売。JR-P1000のリニューアルモデル。従来ではカメラによるQRコードでのペアリングのみだったのを赤外線ペアリングに対応、タブレットの立てかけに対応にも対応させており使い勝手を向上させている。
対応機種はf1、fR、MAX、響、MAX2

セットトップボックス(ST-1)

2008年10月発売。HyperJoy WAVEの機能を拡張する周辺機器で、「うたスキ動画」「アフレコ」など2008年秋以降に追加された新機能を利用するために必要となる。本体と動画撮影用のカメラがセットとなっている。OSにはWindows XP Embeddedを採用した。

サウンドエフェクター(GB-1)

2012年6月発売。JOYSOUND f1でギターやベース等の音を雑音なく録音したり、チューニングやコード表示などのサポート機能を利用するために必要となる。USBによりJOYSOUND f1から給電する。
対応機種はf1

セッションボックス(GB-10)

2015年7月発売。JOYSOUND MAXと同時発売した。ギター2系統の他、AUX1系統が搭載され、ドラムや携帯音楽プレーヤーなどの音をスピーカーより出力可能にした。
また、ギター2系統のエフェクトを個別に設定できる機能を搭載。これにより本格的なバンド演奏が楽しめるようになった。
対応機種はMAX、MAX2

脚注

注釈

  1. ^ 現在は《本人映像》と名称変更
  2. ^ 現在は《本人歌唱映像》と名称変更
  3. ^ 2015年5月14日にすべて配信停止となっている。
  4. ^ ハイレゾカラオケは、マイク入力を24bit/192kHzで音響処理したもの、ミュージックをCDスペックの素材波形を音響処理によりハイレゾ相当に変換したもの。
  5. ^ アーティストの意向やルビを表示するスペースがない楽曲などにはついては、非対応。

出典

  1. ^ a b 業界初 ついにカラオケもハイレゾ*の時代へ 業界圧倒の27.7万曲搭載、極上の歌いやすさを実現した「JOYSOUND MAX2」を発表|株式会社エクシング
  2. ^ さいとうよしこ&ゴーゴーカラオケ団『アニカラ100』エニックス、1995年、218頁。ISBN 4-87025-815-3 
  3. ^ 株式会社ジェイエスダブリュ(エクシング傘下のカラオケ機器販売会社)の商品案内 2008年2月6日閲覧より(2008年2月13日時点のアーカイブ
  4. ^ ~ナイト向け専用モデルセレブジョイ発売。株式会社ワキタとも提携し、販路拡大~|株式会社エクシング
  5. ^ ~通信カラオケ新商品「HyperJoyV2」発売のご案内~|株式会社エクシング
  6. ^ ハイ・コストパフォーマンス機「CelebJoy・Hearts」を発売酒場市場向けに専用モデルを投入|株式会社エクシング
  7. ^ カラオケコミュニティ「うたスキ」を展開 新商品「HyperJoy WAVE」を発売|株式会社エクシング
  8. ^ 業界初の機能が満載!カラオケ『JOYSOUND』の新モデル「CROSSO」発売 |ニュースリリース|株式会社エクシング
  9. ^ Einy紹介ページ(ブラザー工業)
  10. ^ JOYSOUND、UGAの技術とノウハウを結集した 新フラグシップモデル 業務用通信カラオケシステム「JOYSOUND f1」発表 |ニュースリリース|株式会社エクシング
  11. ^ ナイト市場に特化したハイパフォーマンスモデル、業務用通信カラオケシステム「JOYSOUND fR」発表 |ニュースリリース|株式会社エクシング
  12. ^ 「Wii カラオケ U」をベースとした旅館・ホテル、エルダー市場向け業務用通信カラオケシステム「JOYSOUND FESTA」発表|株式会社エクシング
  13. ^ 高品位なカラオケ機能に加え、操作性・機動性に優れた一体型業務用通信カラオケシステム「JOYSOUND WAGON」発表|株式会社エクシング
  14. ^ a b 音にこだわり、サウンドは全て楽器演奏を再現したカラオケ新商品 曲数NO.1「JOYSOUND MAX」、ナイト市場向けモデル「JOYSOUND 響」を発表 - 株式会社エクシング
  15. ^ ソニー 液晶テレビ〈ブラビア〉で楽しむ本格カラオケ「JOYSOUND.TV」スタート! 無料で体験できる オープン記念キャンペーンを実施中!
  16. ^ ソニー 液晶テレビ〈ブラビア〉で楽しむ本格カラオケ! 「JOYSOUND.TV」 2012年6月 サービス開始予定
  17. ^ シャープの「AQUOS」で本格カラオケ、「JOYSOUND.TV」がスタート(ITmedia LifeStyle)
  18. ^ 日立の「Wooo」で本格カラオケ、「JOYSOUND.TV」スタート(ITmedia LifeStyle)
  19. ^ ~ケータイ感覚の新リモコン、「HyperJoy」に標準搭載早見本なしで検索・選曲が容易に~|株式会社エクシング
  20. ^ 検索機能付き情報端末「キョクNAVI」を発売選ぶ楽しさとエンタテインメント性を追求|株式会社エクシング
  21. ^ 強靭なボディーに多彩なソフト、高い利便性・メンテナンス性を実現した「JOYPadキョクナビ」(JR-P2000)を発売|株式会社エクシング

関連項目

外部リンク