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「ガンズ・アンド・ローゼズ」の版間の差分

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同年[[11月23日]]、アルバム『[[チャイニーズ・デモクラシー (ガンズ・アンド・ローゼズのアルバム)|チャイニーズ・デモクラシー]]』をリリース。
同年[[11月23日]]、アルバム『[[チャイニーズ・デモクラシー (ガンズ・アンド・ローゼズのアルバム)|チャイニーズ・デモクラシー]]』をリリース。


[[2009年]][[1月30日]]、バンド結成前から「アペタイト」発売直後までの秘蔵の写真900点と当時の関係者20人以上の証言を取りまとめた『レックレス・ロード』の日本語版が発売。同年[[3月21日]]、今後のツアーにおけるロビン・フィンクの代役として、[[DJアシュバ]]が加入<ref>[http://web.gunsnroses.com/news/article.jsp?ymd=20090321&content_id=a1&vkey=news&fext=.jsp GUNS N' ROSES NAMES DJ ASHBA AS BAND'S NEWEST AXEMAN 2009年4月7日取得。]</ref>。同年[[12月]]、「チャイニーズ・デモクラシー ワールドツアー」として、アジアで4公演のツアーを行う<ref>[https://web.archive.org/web/20091130194041/http://blogs.myspace.com/index.cfm?fuseaction=blog.view&friendId=12994546&blogId=519995582 Upcoming Guns N' Roses tour dates 2010年2月26日取得](2009年11月30日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。台湾、韓国公演に続き、2年ぶりの来日を果たし、大阪と東京で公演を開催。大阪公演は午後9時過ぎから3時間を超えるパフォーマンスを行い、終了時間は次の日の0時12分であった<ref>{{cite news |title=ガンズ・アンド・ローゼズ大阪公演、3時間超の熱狂 |newspaper=BARKS |date=2009-12-17 |url=http://www.barks.jp/news/?id=1000056545 |accessdate=2011-02-16}}</ref>。3日後の東京では、午後6時35分頃から3時間半を超える公演を行って、アジア・ツアーは終了した<ref>{{cite news |title=ガンズ・アンド・ローゼズ東京公演速報、3時間半ライヴの末、二度に亘って宙に弧を描いたアクセルのマイクの行方は? |newspaper=BARKS |date=2009-12-20 |url=http://www.barks.jp/news/?id=1000032900 |accessdate=2011-02-16}}</ref>。
[[2009年]][[1月30日]]、バンド結成前から「アペタイト」発売直後までの秘蔵の写真900点と当時の関係者20人以上の証言を取りまとめた『レックレス・ロード』の日本語版が発売。同年[[3月21日]]、今後のツアーにおけるロビン・フィンクの代役として、[[DJアシュバ]]が加入<ref>[http://web.gunsnroses.com/news/article.jsp?ymd=20090321&content_id=a1&vkey=news&fext=.jsp GUNS N' ROSES NAMES DJ ASHBA AS BAND'S NEWEST AXEMAN 2009年4月7日取得。]</ref>。同年[[12月]]、「チャイニーズ・デモクラシー ワールドツアー」として、アジアで4公演のツアーを行う<ref>[https://web.archive.org/web/20091130194041/http://blogs.myspace.com/index.cfm?fuseaction=blog.view&friendId=12994546&blogId=519995582 Upcoming Guns N' Roses tour dates 2010年2月26日取得](2009年11月30日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。台湾、韓国公演に続き、2年ぶりの来日を果たし、大阪と東京で公演を開催。大阪公演は午後9時過ぎから3時間を超えるパフォーマンスを行い、終了時間は次の日の0時12分であった<ref>{{cite news |title=ガンズ・アンド・ローゼズ大阪公演、3時間超の熱狂 |newspaper=BARKS |date=2009-12-17 |url=http://www.barks.jp/news/?id=1000056545 |accessdate=2011-02-16}}</ref>。3日後の東京では、午後6時35分頃から3時間半を超える公演を行って、アジア・ツアーは終了した<ref>{{cite news |title=ガンズ・アンド・ローゼズ東京公演速報、3時間半ライヴの末、二度に亘って宙に弧を描いたアクセルのマイクの行方は? |newspaper=BARKS |date=2009-12-20 |url=http://www.barks.jp/news/?id=1000032900 |accessdate=2011-02-16}}</ref>。
[[File:Guns n´Roses Poliedro de Caracas 27 de Marzo 2010 r 1.jpg|thumb|right|220px|2010年のグループショット]]
[[File:Guns n´Roses Poliedro de Caracas 27 de Marzo 2010 r 1.jpg|thumb|right|220px|2010年のグループショット]]



2017年9月4日 (月) 14:40時点における版

ガンズ・アンド・ローゼズ
Guns N' Roses
インド・バンガロール公演 (2012年12月)
基本情報
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州 ロサンゼルス
ジャンル ハードロック
ヘヴィメタル
活動期間 1985年 - 現在
レーベル UZI Suicide
ゲフィン・レコード
メンバー アクセル・ローズ (Vo)
スラッシュ (G)
ダフ・マッケイガン (B)
ディジー・リード (Key)
リチャード・フォータス (G)
フランク・フェラー (Ds)
メリッサ・リーズ (Key)
旧メンバー イジー・ストラドリン (G)
スティーヴン・アドラー (Ds)
マット・ソーラム (Ds)
トレイシー・ガンズ (G)
ほか 以下を参照
バンドのロゴ

ガンズ・アンド・ローゼズGuns N' Roses/略称GN'R)は、アメリカ合衆国出身のロックバンド

1980年代末から隆盛を極め、全米で4,200万枚、全世界で1億枚以上のアルバムセールスを記録。世界的にもトップクラスのロック・バンドとして認知された。その後、活動縮小した時期が長らく続いていたが、2000年代中頃からまた活発な展開をしている。

2012年に「ロックの殿堂」入り。ローリング・ストーン誌選出「歴史上最も偉大な100組のアーティスト」第92位。

来歴

結成から飛躍まで (1985年 - 1989年)

創始者アクセル・ローズ(Vo) 2010年

1985年3月、Hollywood Roseアクセル・ローズイジー・ストラドリンL.A.Gunsトレイシー・ガンズらによって結成される。バンド名は、互いの前身バンド名を組み合わせ、Guns N' Rosesと名付けられた。しかし、このメンバー構成は長続きせず、トレイシー・ガンズをはじめとするL.A.Gunsの3人の元メンバーが相次いで脱退。代わりにベーシストのダフ・マッケイガン、ギタリストのスラッシュ、ドラマーのスティーヴン・アドラーが加入し、初期ラインナップが完成する。なおこの頃、アクセル・ローズに5万ドルで引き抜きの話がきたが、「こんな金額じゃガンズ・アンド・ローゼズにははした金だ」と言ってそのオファーを蹴っている[1]

1986年3月、契約金7万5000ドルでゲフィン・レコードと契約を締結。同年末に疑似ライヴEP、Live ?!*@ Like a Suicideを1万枚限定でリリースし、レコードデビュー。自主レーベルを装ってゲフィン傘下から発売され、すぐに完売した。

1987年7月、アルバム『アペタイト・フォー・ディストラクション』でデビュー。全米ビルボード初登場182位。リリース直後には、ロボットが女性をレイプするジャケットの絵柄にクレームが付き、アクセルの右腕のタトゥーである十字架柄に変更するなどのトラブルもあった。当初、バンドメンバーのアルコールやドラッグの問題から、MTVがミュージック・ビデオの放映を拒否するが、ゲフィン・レコードの上層部の説得で「ウェルカム・トゥー・ザ・ジャングル」が放映されると一気に人気に火がつき、50週間後に1位まで昇り詰め、今までにアメリカで1800万枚以上、世界中では3000万枚近くも売り上げている。このアルバムからのリカット・シングル「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」は全米1位に輝き、「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」や「パラダイス・シティ」なども全米10位内にチャートイン。

1988年Live ?!*@ Like a Suicideにアコースティックソング4曲を加えたEP『GN'R ライズ』をリリース。『アペタイト・フォー・ディストラクション』に続くスタジオ・アルバムまでの繋ぎとして発表された。

このEPは、1989年5月にはチャート2位までランクアップし、2作とも全米アルバムチャートのトップ5にランクインさせた。今までにアメリカ国内だけで500万枚以上、全世界累計では1200万枚以上も売り上げている。

頂点から崩壊へ (1990年 - 1998年)

マット・ソーラム(Ds) 2011年

1990年ドラッグ中毒を原因にドラマーのスティーヴン・アドラーが脱退。後任にザ・カルトマット・ソーラムが加入。同時期にキーボードのディジー・リードが加入。

1991年、4年ぶりのスタジオ・アルバム『ユーズ・ユア・イリュージョン I』、『ユーズ・ユア・イリュージョン II』を2作同時リリース。世界中のチャートで1位、2位を独占、現在までに合わせて約3000万枚も売り上げている。同年秋、ギタリストのイジー・ストラドリンが脱退。元Candy[2]、元Kill For Thrillsのギルビー・クラークが加入。後にアクセル・ローズは当時を振り返って、同年の『ユーズ・ユア・イリュージョン』ツアーに出たことがオリジナル・ラインナップの崩壊につながったと主張している[3]

1993年、パンク楽曲を中心にしたカバーアルバム、『ザ・スパゲッティ・インシデント?』をリリース。全米4位にチャートイン。同年、約2年半続いたワールドツアーを終了。合計約700万人以上を動員し、アメリカの経済誌「フォーブス」による「世界で最も稼いだバンド」で1位に。

1995年、スラッシュがスラッシュズ・スネイクピット名義でアルバムを発表するも、アクセルが「ガンズ・アンド・ローゼズで発表すべき曲を勝手にリリースした」として訴訟を起こす。1996年、スラッシュが脱退。

1997年、アクセル・ローズがGuns N' Rosesと言うバンド名を法的に獲得[4]。同時期にマット・ソーラムが解雇される。

1998年春頃、ダフ・マッケイガン脱退。オリジナルメンバーはアクセルだけとなる。

アクセル・ローズ主導期 (1999年 - 2013年)

1999年、映画『エンド・オブ・デイズ』のテーマ曲として、約8年ぶりとなる新曲Oh My Godを発表。この曲は本映画のサウンドトラックに収録されている。同年11月23日、初の2枚組ライブ・アルバム『ライヴ・エラ '87〜'93』をリリース。

2001年、ブラジル、リオデジャネイロにて、ロックインリオに出演。当時メンバーは、バケットヘッド、元プライマスブライアン・マンティアロビン・フィンクポール・トバイアス、元リプレイスメンツのトミー・スティンソンら。アクセル自身、表舞台に全く姿を見せていなかったため、見事なまでの"激太り"もアピールしていた。「イッツ・ソー・イージー」の演奏中、観客の一人が着ていたスラッシュのTシャツが気に食わず、ステージ上からセキュリティに命じてTシャツを取り上げるという場面があった。この日は「チャイニーズ・デモクラシー」、「ストリート・オブ・ドリームス」、「マダガスカル」、「シルクウォームズ」などの新曲を披露。

2002年MTV Video Music Awardsのサプライズ・ゲストとして登場。番組の企画段階から外部への情報をシャットアウトし、一部関係者以外はスタッフさえも出演することを知らされていなかったとされ、番組スタッフが機材を運ぶ時に、箱に"Guns & Roses"と書いてあるのを見て初めて当日の出演を知ったという話もある。夏には4度目となる来日公演として、サマーソニック02へ出演した。開演前の照明トラブルによりスタートが約70分遅れたが、無事にスタートした。一般TVへの放映禁止、カメラマンは専属のカメラマンをつけて、写真もオフィシャル以外での掲載を禁止したため、メディアへの公開は非常に少なかった。大阪では曲中に「トーキョー!」と叫んでしまい、そのあとのMCで「オオサカだったよな。」と謝るシーンもあった。その後、海外のロックフェスへ出演を重ね、新しいラインナップでの活動を本格化していくことになる。

2004年、初のベスト・アルバム『グレイテスト・ヒッツ』をリリース。新曲は一切収録されていないにも拘らず、全米だけで400万枚を超える売り上げを記録。アクセルと元メンバーのスラッシュ、ダフは、「自身の承諾を得ていない作品」として、ゲフィン・レコードを提訴している。同年、過去にバンドを脱退したスラッシュ、ダフ・マッケイガン、マット・ソーラムらヴェルヴェット・リボルヴァーを結成。

イングランド・レスターシャー公演 (2006年7月)

2006年、MTV Video Music Awardsに、ラストパフォーマンスアーティストのザ・キラーズの紹介として、アクセルが登場。たった10秒間の登場だったが、アクセルがこの時のためだけにテレビ出演するのは初めてである。また、一部のツアーでイジーが仮復帰し、大きな話題となった。

2007年7月14日、14年ぶりとなる単独来日ツアーを開始。初日は予定より59分押し、2日目は150分以上押しでの開演となったが、初日の終演後、現体制では初めての「ドント・クライ」を演奏したり[5]、2日目にもアクセルが退場後に姿を見せるなど[6]、他公演では見られなかったパフォーマンスとともにツアーは成功に終わった。このツアーでは、7月18日に約19年振りとなる日本武道館での公演も行った。同年9月、バンド結成前から『アペタイト・フォー・ディストラクション』発売直後まで彼らを追いかけ続けたスラッシュの親友、マーク・カンターによる本『レックレス・ロード』が発売。

2008年3月27日、アクセルは公式サイトにて、ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのマネージメントでもあるアーヴィン・エイゾフが率いるエイゾフ・ミュージック・マネジメントと新たに契約したことを発表。同年10月16日、ユニバーサルミュージック公式サイトにて、年内に新アルバムを世界同時リリースすると正式発表。その後、未発表曲9曲を自身のサイトで流したブロガーが著作権法違反の容疑で逮捕される事件も起きた[7]。 同年11月23日、アルバム『チャイニーズ・デモクラシー』をリリース。

2009年1月30日、バンド結成前から「アペタイト」発売直後までの秘蔵の写真900点と当時の関係者20人以上の証言を取りまとめた『レックレス・ロード』の日本語版が発売。同年3月21日、今後のツアーにおけるロビン・フィンクの代役として、DJアシュバが加入[8]。同年12月、「チャイニーズ・デモクラシー ワールドツアー」として、アジアで4公演のツアーを行う[9]。台湾、韓国公演に続き、2年ぶりの来日を果たし、大阪と東京で公演を開催。大阪公演は午後9時過ぎから3時間を超えるパフォーマンスを行い、終了時間は次の日の0時12分であった[10]。3日後の東京では、午後6時35分頃から3時間半を超える公演を行って、アジア・ツアーは終了した[11]

2010年のグループショット

2010年1月、カナダ公演。同年3月-7月、南米、ロシア、北欧公演。同年4月、スラッシュのソロ・アルバムに、アクセルを除いた結成時のオリジナルメンバー全員が参加した。同年8月、レディング・フェスティヴァルで終了時間に制限があるため、事前に警告されていたにも拘らず1時間の遅刻をし、アンコールの前に主催者にPAシステムの電源を抜かれるという失態を犯した。さらに翌月には、ダブリンに於いて40分遅刻した際、ファンからペットボトルなどを投げつけられるなどしたため、ショーを20分で切り上げて帰ろうとした(スタッフの説得で、なんとかフルセットを演奏し終えた)。

2012年ロックの殿堂入りを果たし、授賞式を4月14日に控えていたが、2日前にアクセルが殿堂入りをドタキャンし、またイジーも欠席、当日はスラッシュダフ・マッケイガンスティーヴン・アドラーマット・ソーラムの4人が集結した。プレゼンターとしてグリーン・デイが登場し、ビリー・ジョー・アームストロングがアクセルの名を挙げようとすると、観客からブーイングが起こった。それに対しビリーは「大抵のシンガーっていうのはクレイジーなものなんだよね。それは俺が保証するよ。アクセルは歴史上マイクを握ったフロントマンのなかでも最高のひとりだよ。でも、前に進むためには時々、自分の人生のずっと前の方の章を読み返さなきゃならないこともあるんだよ」と諭した[12]。また、『スウィート・チャイルド・オブ・マイン』『ミスター・ブラウンストーン』『パラダイス・シティ』の3曲を披露、アクセルの代役にマイルス・ケネディが、イジーの代役には18年振りにギルビー・クラークが参加した。同年12月18日、インドネシア公演に続いて、急遽来日。Zepp Tokyoにて1回限りのショーを行った。セットリストなどは、2009年のチャイニーズデモクラシーワールドツアーの時とほぼ同一。機材トラブルの関係で、開場が2時間遅れた。

USA.カンザスシティ公演 (2016年6月)

クラシックメンバー復帰 (2014年 - 現在)

2014年、トミーがバンドの再結成に参加するため一時離脱。ダフが一時復帰した。

2015年10月頃から、音楽ニュースではオリジナルラインアップの復活が噂されるようになり、2016年1月、「コーチェラ・フェスティバル 2016」にヘッドライナーとしての出演が発表。同時に、かねてから噂されていたスラッシュ、ダフの復帰が正式に発表された[13]。4月からライブツアーを開始し、夏からはスティーヴン・アドラーが散発的ながら客演した[14]

アクセルとスラッシュの仲は険悪だったと、二人が離れている時期の間に本人たちの様々なインタビューやドキュメンタリーなどで語られていたことから事実ではあったが、この復帰については後にアクセルがダフと出演したインタビューでその経緯を語った。

コーチェラフェスティバルの関係者からの企画を発端とし、現実的なレベルでの話を進めている段階で、

「自分のマネージャーにスラッシュに連絡をしてくれ、と頼んだんだ。そしたら、「これが冗談だったら、あんたを殺すからな!って言われたよ(笑)」その時、スラッシュは自身のアルバムのツアーの最中だったが、連絡をつけることは出来たとのこと。

その後、アクセルの自宅に招いて一緒に食事をした後、また一緒にプレイしようとなった、と語った。

その際のお互いの心情的な話などについては、現在のところ語られた記録はない。

ドラム、サイドギターがオリジナルラインアップになることは実現しなかったが、アクセル、スラッシュ、ダフの3人が揃うことは、当時のニュースなどでは「奇跡」と比喩された。

同2016年、アクセルは足を骨折。ライブは車いすで決行することとなったことを知ったフー・ファイターズデイブ・グロールが同じく足を骨折した際に利用した特注の椅子をアクセルに送り、その椅子に座ったままのパフォーマンスを回復するまでの間披露した。かつてニルヴァーナがアクセルに対してかなり挑発的な行動をしていたことなどからこの出来事もニュースで取りざたされる事となった。

また、同年AC/DCのボーカル、ブライアン・ジョンソンが喉の不調によりドクターストップがかかり、ツアー途中からアクセルがシンガーとして参加した。

2017年1月、クラシックメンバー復帰後初の来日公演。

2017年10月、ザ・フーとのジョイントライブをアルゼンチンにて開催する。

メンバー

デビュー全盛期のメンバー

1962年2月6日インディアナ州ラファイエット出身。出生名William Bruce Rose Jr.。
1965年7月23日イングランドロンドン出身。本名Saul Hudson。
1962年4月8日インディアナ州ラファイエット出身。本名Jeffery Dean Isbell。
1964年2月2日ワシントン州シアトル出身。本名Michael Andrew McKagan。
1965年1月22日オハイオ州クリーブランド出身。

現ラインナップ

旧メンバー

  • イジー・ストラドリン Izzy Stradlin - ギター (1985-1991)
  • トレイシー・ガンズ Tracii Guns - ギター (1985)
  • ロブ・ガードナー Rob Gardner - ドラムス (1985)
  • オレ・ベイチ Ole Beich - ベース (1985)
  • スティーヴン・アドラー - ドラムス (1985-1990)
  • マット・ソーラム Matt Sorum - ドラムス (1990-1997)
  • ギルビー・クラーク Gilby Clarke - ギター (1991-1994)
  • ポール・トバイアス Paul "Huge" Tobias - ギター (1994-2002)
  • ロビン・フィンク Robin Finck - ギター (1997-1999, 2000-2008)
  • ジョシュ・フリース Josh Freese - ドラムス (1997-2000)
  • トミー・スティンソン Tommy Stinson - ベース (1998-2016)
  • クリス・ピットマン Chris Pitman - キーボード (1998-2016)
  • バケットヘッド Buckethead - ギター (2000-2004)
  • ブライアン・マンティア Bryan "Brain" Mantia - ドラムス (2000-2006)
  • ロン・サール Ron "Bumblefoot" Thal - ギター (2006-2014)
  • DJアシュバ DJ Ashba - ギター (2009-2015)

ツアーサポーター

音楽性

ディスコグラフィ

アルバム

1位(US) 5位(UK) 18Xプラチナム (US)
2位(US) 22位(UK) 6Xプラチナム (US)
2位(US) 2位(UK) 7Xプラチナム (US)
1位(US) 1位(UK) 8Xプラチナム (US)
4位(US) 2位(UK) プラチナム (US)
45位(US) プラチナム (US)
3位(US) 1位(UK) 4Xプラチナム (US)

シングル

  • Live?!★@ Like a Suicide 1986年12月
  • EP - Live from the Jungle 1987年
曲名 ビルボード・チャート ビルボード/ラジオ・チャート 英国チャート アルバム
1987 "It's So Easy" - - - Appetite for Destruction
1987 "Welcome to the Jungle" - - 67 Appetite for Destruction
1988 "Sweet Child o' Mine" 1 7 24 Appetite for Destruction
1988 "Welcome to the Jungle" (再発) 7 37 24 Appetite for Destruction
1989 "Paradise City" 5 14 6 Appetite for Destruction
1989 "Sweet Child o' Mine" (re-mix) - - 6 Appetite for Destruction
1989 "Patience" 4 7 10 GN'R Lies
1989 "Nightrain" (再発) 93 26 17 Appetite for Destruction
1990 "Civil War" - 4 11 Use Your Illusion II
1991 "You Could Be Mine" 29 - 3 Use Your Illusion II
1991 "Don't Cry" 10 3 8 Use Your Illusion I
1991 "Live & Let Die" 33 20 5 Use Your Illusion I
1992 "November Rain" 3 15 4 Use Your Illusion I
1992 "Pretty Tied Up" - 35 - Use Your Illusion II
1992 "Knockin' on Heaven's Door" - 18 2 Use Your Illusion II
1992 "Yesterdays" 72 13 8 Use Your Illusion II
1993 "Ain't It Fun?" - 8 9 "The Spaghetti Incident?"
1994 "Hair of the Dog" - 11 - "The Spaghetti Incident?"
1994 "Estranged" - 16 - Use Your Illusion II
1994 Since I Don't Have You 69 - 10 "The Spaghetti Incident?"
1994 Sympathy for the Devil 55 10 9 Interview With the Vampire Soundtrack
1999 Oh My God - 26 - End of Days Soundtrack
2007 チャイニーズ・デモクラシー[16] 34 5 27 チャイニーズ・デモクラシー

ミュージック・ビデオ

曲名 製作 アルバム
1987 It's So Easy Nigel Dick Appetite for Destruction
1987 Welcome to the Jungle Nigel Dick Appetite for Destruction
1987 Sweet Child o' Mine Nigel Dick Appetite for Destruction
1988 Sweet Child o' Mine (Alternate Version) Nigel Dick Appetite for Destruction
1988 Paradise City Nigel Dick Appetite for Destruction
1989 Patience Nigel Dick GN'R Lies
1991 You Could Be Mine Andy Morahan Use Your Illusion II
1991 Don't Cry Andy Morahan Use Your Illusion I
1991 Don't Cry (Alternate Lyrics) Andy Morahan Use Your Illusion II
1991 Live & Let Die Josh Richman Use Your Illusion I
1992 November Rain Andy Morahan Use Your Illusion I
1992 Knockin' on Heaven's Door Andy Morahan Use Your Illusion II
1992 Yesterdays Andy Morahan Use Your Illusion II
1993 The Garden Del James Use Your Illusion I
1993 Civil War - Use Your Illusion II
1993 Dead Horse Louis Marciano Use Your Illusion I
1992 Garden of Eden Andy Morahan Use Your Illusion I
1993 Estranged Andy Morahan Use Your Illusion II
1994 Since I Don't Have You Sante D'Orazio "The Spaghetti Incident?"
1999 Welcome to the Jungle - The Live Era: '87-'93
1999 It's So Easy - The Live Era: '87-'93

ビデオ(VHS/DVD)

  • Use Your Illusion World Tour 1992 in TokyoI&II
  • Making F@*!ing Videos Part I - Don't Cry
  • Making F@*!ing Videos Part II - November Rain
  • Garden Of Eden
  • Making of Estranged Part IV of the Trilogy!!!
  • Welcome To The Videos

主な受賞歴

デビューアルバムの受賞額
  • 1988 - Best New Artist - MTV Video Music Awards ("Welcome to the Jungle")
  • 1989 - Favorite Pop/Rock Single - アメリカン・ミュージック・アワード ("Sweet Child O' Mine")
  • 1989 - Best Heavy Metal Video - MTV Video Music Awards ("Sweet Child O' Mine")
  • 1990 - Favorite Heavy Metal/Hard Rock Artist - アメリカン・ミュージック・アワード
  • 1990 - Favorite Heavy Metal/Hard Rock Album - アメリカン・ミュージック・アワード (Appetite for Destruction)
  • 1992 - Favorite Heavy Metal/Hard Rock Artist - アメリカン・ミュージック・アワード
  • 1992 - Video Vanguard - MTV Video Music Awards
  • 1992 - Best Cinematography - MTV Video Music Awards ("November Rain")
  • 1993 - Best Selling Hard Rock Artist - ワールド・ミュージック・アワード

主なテレビ出演

主なインターネット出演

主な未発表曲

  • Bring It Back Home - 『ユーズ・ユア・イリュージョン 』のレコーディング期にカリフォルニア州ランボー・スタジオにて録音された。
  • Crash Diet - GN'R LIESのレコーディング期にカリフォルニア州ランボー・スタジオにて録音された。
  • Goodnight Tonight - 1986年ロサンゼルスのクラブ、THE ROXXYにて演奏された。
  • Just Another Sunday - 『ユーズ・ユア・イリュージョン 』のレコーディング期にカリフォルニア州ランボー・スタジオにて録音された。
  • Heartbreak Hotel - エルヴィス・プレスリーのカヴァー。アペタイト・フォー・ディストラクションのレコーディング期に録音。1986年頃にアクセルやイジーがライヴで演奏していた。1988年のMTV VMAにてトム・ペティとともに演奏。
  • Jumpin' Jack Flash - ローリング・ストーンズのカヴァー。アペタイト・フォー・ディストラクションのレコーディング期に録音。エレクトリック・ヴァージョンとアコースティック・ヴァージョンが存在する。
  • Sentimental Movie - 『ユーズ・ユア・イリュージョン 』のレコーディング期にカリフォルニア州ランボー・スタジオにて録音。ダフ・マッケイガンのボーカルによる。
  • Ain't Goin' Down - バンドをモチーフにしたピンボールに使用されている楽曲。1986年にロサンゼルスのクラブWhisky a Go Goにて演奏されたほか、初期のライヴではThe Blues Jamとしてインスト演奏されていた。
  • Too Much Too Soon - 『ユーズ・ユア・イリュージョン 』のレコーディング期に録音。
  • Cornshucker(別名:Cornchucker):ダフによる作曲で、かつてライヴで演奏されていた曲。アコースティックヴァーションがGN'R LIESのレコーディング期に録音されたが、アルバムには収録されなかった。
  • It Tastes Good, Don't It?アイアン・メイデンのツアー中に作曲されたラップナンバー。コンサートでは主にロケット・クイーン曲中に挿入されて演奏され、1992年2月22日東京公演においても演奏されている。

来日公演

  • Appetite for Destruction World Tour 1988
    1988年12月4日(7月4日)NHKホール、5日(6日)フェスティバルホール、7日(8日)中野サンプラザ、9日(10日)NHKホール、10日(追加公演)日本武道館 ※カッコ内の日付は、当初予定されていた公演日。
  • Use Your Illusion World Tour 1992
    1992年2月19日・20日・22日 東京ドーム
  • Use Your Illusion World Tour - Get in The Ring Tokyo 1993 -
    1993年1月12日・14日・15日 東京ドーム
  • Summer Sonic 2002
    2002年8月17日 千葉マリンスタジアム、18日 WTCオープンエアスタジアム
  • Chinese Democracy World Tour 2007
    2007年7月14日(4月14日)幕張メッセ、15日(15日)幕張メッセ、17日(18日)日本ガイシホール、18日(追加公演)日本武道館、21日(4月21日・22日)インテックス大阪 ※カッコ内の日付は、当初予定されていた公演日。
  • Chinese Democracy World Tour 2009
    2009年12月16日 京セラドーム大阪、19日 東京ドーム
    オープニングアクトはMUCC
    12月16日の大阪公演は、オープニングアクトを務めたムックの演奏終了後、機材トラブルにより開演時間を遅らせ午後9時より開演、その後3時間も演奏を行い、終演時間が17日午前0時1分となった[17]。また、19日の東京公演は、開演時間の午後6時までにムックの演奏が終了、午後6時40分開演、東京ドームで音を出せるのは午後9時30分までとなっているにも拘らず、3時間30分も演奏し規定の時間を大幅にオーバーし、終演時間が午後10時10分となった。
  • SPECIAL GIG in TOKYO
    2012年12月18日 ZEPP TOKYO
    機材のトラブルにより、開場・開演が約1時間遅れに(公演時間は約3時間と前回に匹敵する長さとなった)。
  • Not In This Lifetime World Tour 2017
    2017年1月21日 京セラドーム大阪、22日 神戸ワールド記念ホール、25日 横浜アリーナ、28日・29日 さいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード)
    1993年1月の東京ドーム公演以来、アクセル・ローズ(Vo)、スラッシュ(G)、ダフ・マッケイガン(B)の3人が揃って来日。ほぼ定刻通りに開演し、約2時間半演奏[18]
    オープニングアクトはBABYMETAL(28日以外)、MAN WITH A MISSION(28日のみ)。

脚注

  1. ^ ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズ、900万円程度では辞められないとデビュー前の引き抜き話を蹴ったことが明らかに ro69.jp 2013年3月4日
  2. ^ en:Candy (band)
  3. ^ “ガンズのアクセル・ローズ、スラッシュは自分の健康を無視してツアーを強要したと語る”. RO69. (2013年3月11日). http://ro69.jp/news/detail/79405 2017年1月24日閲覧。 
  4. ^ GEFFINA&Rトム・ズータウが雑誌「SPIN」誌に語ったところ、「GET IN THE RING TOURの始まる前日(おそらく1991年5月23日)にアクセル側より、『バンド名の所有権を渡さない限りステージには立たない』との要求があり、他のメンバーはツアーのキャンセルで発生する高額な賠償金を考慮してサインした」とのこと。
  5. ^ “ガンズ・アンド・ローゼズ、いきなり想定外のダブル・アンコール…これは奇跡の前兆か?”. BARKS. (2007年7月15日). http://www.barks.jp/news/?id=1000032898 2011年2月16日閲覧。 
  6. ^ “ガンズ・アンド・ローゼズ、アクセルからの最上級の賛辞。第二夜に何が起こったか!”. BARKS. (2007年7月16日). http://www.barks.jp/news/?id=1000032900 2011年2月16日閲覧。 
  7. ^ “ガンズ未発表曲をネット流出のブロガー逮捕”. バラエティ・ジャパン. (2008年8月29日). http://www.varietyjapan.com/news/music/2k1u7d00000bp6sr.html 
  8. ^ GUNS N' ROSES NAMES DJ ASHBA AS BAND'S NEWEST AXEMAN 2009年4月7日取得。
  9. ^ Upcoming Guns N' Roses tour dates 2010年2月26日取得(2009年11月30日時点のアーカイブ
  10. ^ “ガンズ・アンド・ローゼズ大阪公演、3時間超の熱狂”. BARKS. (2009年12月17日). http://www.barks.jp/news/?id=1000056545 2011年2月16日閲覧。 
  11. ^ “ガンズ・アンド・ローゼズ東京公演速報、3時間半ライヴの末、二度に亘って宙に弧を描いたアクセルのマイクの行方は?”. BARKS. (2009年12月20日). http://www.barks.jp/news/?id=1000032900 2011年2月16日閲覧。 
  12. ^ “ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズ、ロックの殿堂で第二の公開書簡”. RO69. (2012年4月18日). http://ro69.jp/news/detail/66700 2017年1月24日閲覧。 
  13. ^ “ガンズ・アンド・ローゼズにスラッシュとダフ・マッケイガンが正式復帰、プレスリリース配布”. amass. (2016年1月6日). http://amass.jp/67392/ 2017年1月24日閲覧。 
  14. ^ “ガンズ・アンド・ローゼズ、南米公演でもスティーヴン・アドラーが出演”. BARKS. (2016年11月7日). https://www.barks.jp/news/?id=1000134828 2017年1月24日閲覧。 
  15. ^ en:Chinese Democracy
  16. ^ en:Chinese Democracy (song)
  17. ^ “ガンズ・アンド・ローゼズ大阪公演、3時間超の熱狂”. BARKS. (2009年12月17日). http://www.barks.jp/news/?id=1000056545 2017年1月24日閲覧。 
  18. ^ “【ライブレポート】いかなる時代とも異なった、2017年のガンズ・アンド・ローゼズ”. BARKS. (2017-01-22 Comaも演奏。). https://www.barks.jp/news/?id=1000137323 2017年1月24日閲覧。 

関連項目

外部リンク