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*[[デロン・ウィリアムス]] ([[:en:Deron Williams|Deron Williams]]) : 2015-
*[[デロン・ウィリアムス]] ([[:en:Deron Williams|Deron Williams]]) : 2015-
*[[ザザ・パチュリア]] ([[:en:Zaza Pachulia|Zaza Pachulia]]) : 2015-2016
*[[ザザ・パチュリア]] ([[:en:Zaza Pachulia|Zaza Pachulia]]) : 2015-2016
*[[デビッド・リー (バスケットボール)|デビッド・リー]] ([[:en::David Lee (basketball)|David Lee]]) : 2016
*[[デビッド・リー (バスケットボール)|デビッド・リー]] ([[:en:David Lee (basketball)|David Lee]]) : 2016
*[[アンドリュー・ボーガット]] ([[:en:Andrew Bogut|Andrew Bogut]]) : 2016- 2017
*[[アンドリュー・ボーガット]] ([[:en:Andrew Bogut|Andrew Bogut]]) : 2016- 2017
*[[ハリソン・バーンズ]] ([[:en:Harrison Barnes|Harrison Barnes]]) : 2016-
*[[ハリソン・バーンズ]] ([[:en:Harrison Barnes|Harrison Barnes]]) : 2016-

2017年8月28日 (月) 13:51時点における版

ダラス・マーベリックス
Dallas Mavericks
呼称/略称 マブス DAL
チームロゴ バスケットボールを背景にした白馬の頭部。
所属リーグ  NBA アメリカ合衆国の旗カナダの旗
カンファレンス  ウェスタン・カンファレンス 
ディビジョン  サウスウェスト 
創設 1980年
チーム史 ダラス・マーベリックス
(1980 - )
本拠
ダラス・マーベリックスの位置(アメリカ合衆国内)
ダラス・マーベリックス

テキサス州の旗テキサス州ダラス
アリーナ アメリカン・エアラインズ・センター
チームカラー ミッドナイト・ブルー、白、青、銀
オーナー マーク・キューバン
社長 ドニー・ネルソン
GM ドニー・ネルソン
ヘッドコーチ リック・カーライル
優勝歴 1回 (2011年)
ファイナル進出 2回(2006年, 2011年)
ディビジョン優勝 3回(1987年, 2007年, 2009年)
永久欠番  15   22 
NBAGL提携チーム テキサス・レジェンズ
Homeのジャージ
チームカラー
Home
Awayのジャージ
チームカラー
Away
3rdエディションのジャージ
チームカラー
3rdエディション
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ダラス・マーベリックスDallas Mavericks)は、テキサス州ダラスに本拠を置く全米プロバスケットボール協会 (NBA) のチーム。略してマブズマブスとも呼ばれる。ウェスタン・カンファレンス、サウスウェスト・ディビジョン所属。チーム名のmaverickは、1960年頃のTV西部劇の名に因んでおり、現在のチームマスコットは仔馬。オーナーは、マーク・キューバンである。NBAにおいて、地域、チーム名が創設以来変わっていないチームの一つ。

歴史

初期

1973年にABAの消滅でNBAへの加入に伴いダラス・チャパラルズ(現在のサンアントニオ・スパーズ)がサンアントニオに移転して以来、プロバスケットボールチームのなかったダラスでは、1979年に実業家のドン・カーターがNBAに対して新チームの設立を申請した。NBAは1980年のオールスター開催時にリーグのオーナーたちの承認を得て、ダラス・マーベリックス(マブズ)は、1980年に設立され、ウェスタン・カンファレンスのミッドウェストディビジョンに組み込まれた。初期のマブズではローランド・ブラックマンマーク・アグワイアが活躍したが、勝率が5割に到達しプレイオフに進出するのは3年目になってからだった。1983年のドラフトでデレック・ハーパー1984年のドラフトでサム・パーキンスを獲得し、1987年には初の地区優勝、1988年には地区決勝でロサンゼルス・レイカーズと死闘を演じたが、3勝4敗で優勝には至らなかった。

トリプルJ

低迷していた90年代前半には、復調を予期させる有望な新人がチームに集まっていた。92年のドラフトではジム・ジャクソン、93年にはジャマール・マッシュバーン、94年にはジェイソン・キッドを獲得し、この3名は頭文字をとって「トリプルJ」と呼ばれた。しかしトリプルJは私情のもつれなどもありうまく機能せず、チーム成績も上向かずに一人一人チームから離れた。90年代は、十年間連続でレギュラーシーズンを負け越し、プレーオフ出場を逃し、特に1993年には11勝71敗にまで落ち込んだ。この時代のマブスは典型的なドアマットチームであり、チャールズ・バークレーなどのジョーク好きなプレーヤーにネタとされた。

ドン・ネルソンによるチーム再建

1997年ドン・ネルソンがジェネラルマネージャーに就任、ヘッドコーチを務めた翌年から、マブスの再建がはじまった。ダーク・ノヴィツキー1998年のNBAドラフトへのエントリーに伴い、ドン・ネルソンは他チームの思惑を巧みに操り、ミルウォーキー・バックスの欲していたロバート・トレイラーをより高順位のマブスが6位で指名するかわりにバックスが9位でノヴィツキーを指名し、更に、このシーズンに1巡目指名権を持っていなかったフェニックス・サンズパット・ギャリティを欲しているのに乗じて、バックスが持っている19位指名権でギャリティを指名させ、ノヴィツキーとセットでマブスにトレードすることを約束させ獲得する一方、トレイラーを指名し、ギャリティを欲しがっているサンズにギャリティ他2選手をつけてサンズにトレードし、かわりにスティーブ・ナッシュを獲得した。結果的にネルソンは将来NBAのシーズンMVPを獲得する2人の偉大な選手を、一度のドラフトで手に入れてしまった。

ドン・ネルソン

ノヴィツキーの時代

ダーク・ノヴィツキー(2009年)
マーク・キューバン
スティーブ・ナッシュ
エイブリー・ジョンソン
リック・カーライル


  • 1998-1999シーズンのNBAはロックアウトによるシーズン短縮という初めての事態を経験し、ノヴィツキーのルーキーシーズンは例年より4ヶ月近くも遅れて始まり、先発パワーフォワードに抜擢されるも、まだ線の細かったノヴィツキーはNBAのフィジカルなプレイに馴染めず、特にディフェンスでは簡単に相手に押し負けてしまい、ディフェンスができない(Dがない)と揶揄する意味で"Irk Nowitzki"と呼ばれた。19勝31敗の成績でシーズンを終えた。
  • 1999-00シーズン、ネルソンはノヴィツキーのパス技術をより活かすためにポイントフォワードに起用し、ノヴィツキーも徐々に本来の実力を発揮するようになった。エースのマイケル・フィンリーにノヴィツキー、セドリック・セバロスに率いられ、前年の19勝31敗から40勝42敗と勝率を伸ばしたが、プレーオフには惜しくも届かなかった。

マブズがリーグ屈指の強豪へと成長を始めるのは、インターネット関連事業で財をなしたマーク・キューバン2000年1月14日に自身が熱烈なファンであった ことから、チームを2億8500万ドルで買い取り、オーナーに就任してからだった[1]。キューバンはその後も豊富な資金力を活かしてチームの補強に取り組んだ。

  • 2000-2001シーズンは、過去10年間プレーオフ出場を逃してきたことを忘れさせるかのように、53勝29敗の好成績でレギュラーシーズンを乗り切り、プレーオフへ第5シードで出場し、1stラウンドは、ユタ・ジャズを3勝2敗で勝ち抜き、カンファレンス・セミファイナルへ駒を進めたが、第1シードのサンアントニオ・スパーズに1勝4敗で敗退した。しかし、このシーズンから長期に連続プレーオフ進出を果たしていく事となり、マブスのノヴィツキー時代の幕が開けたと言ってよいシーズンとなった。
  • 2001-2002シーズンは、チーム史上最多の57勝25敗でプレーオフに進出し1stラウンドは、ミネソタ・ティンバーウルブズを難なくスイープしたものの、カンファレンス・セミファイナルの壁は依然厚く、サクラメント・キングスに1勝4敗で敗退した。
  • 2006-07シーズンはチーム力をさらに上昇させ、1シーズンで3度の12連勝を達成するNBA新記録を達成。最終成績は歴代5位、チーム記録の67勝15敗を記録し、ノヴィツキーはシーズンMVPを受賞する最高のレギュラーシーズンを送った。プレーオフは第1シードのチャンピオン候補最右翼としてプレーオフに挑んだが、一回戦、かつての指揮官だったドン・ネルソン率いる第8シードのゴールデンステート・ウォリアーズ相手に史上三度目(一回戦のプレーオフフォーマットが7戦4勝制になってからは初めて)の「第1シードのチームが第8シードのチームに敗れる」2勝4敗の歴史的敗戦を喫し、シーズンを終えた。
  • 2007-08シーズンには、シーズン途中にベテランPGのジェイソン・キッドを獲得し、悲願のファイナル制覇に向けて勝負に出たが、プレーオフでは2年連続で1回戦で敗退。プレーオフ敗退後、エイブリー・ジョンソンHCは解任された。
  • 2008-09シーズンからは新しくリック・カーライルが監督に就任し、シーズン序盤こそ躓いたものの次第に調子を上げ、最終的には50勝32敗の成績を収め、第6シードでプレーオフに進出した。第3シードのサンアントニオ・スパーズを相手にしたプレーオフ一回戦では下馬評を覆し4勝1敗で勝ち進むが、二回戦でデンバー・ナゲッツに1勝4敗で敗退した。
  • 2012-13シーズンは、キッドがニックスへ、テリーがセルティクスに移籍し、O・J・メイヨクリス・ケイマンダレン・コリソンエルトン・ブランドらが新加入し、ロースターを大きく変えたが、ノビツキーが29試合を欠場したこともあり、41勝41敗で、勝ち越すこともできず、ついに12年連続して出場してきたプレーオフ出場を逃す結果に終わった。

シーズンごとの成績

Note: 勝 = 勝利数, 敗 = 敗戦数, % = 勝率

シーズン % プレーオフ 結果
ダラス・マーベリックス
1980–81 15 67 .183
1981–82 28 54 .341
1982–83 38 44 .463
1983–84 43 39 .524 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
マーベリックス 3, ソニックス 2
ジャズ 4, マーベリックス 1
1984–85 44 38 .537 1回戦敗退 ブレイザーズ 3, マーベリックス 1
1985–86 44 38 .537 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
マーベリックス 3, ジャズ 1
レイカーズ 4, マーベリックス 2
1986–87 55 27 .671 1回戦敗退 ソニックス 3, マーベリックス 1
1987–88 53 29 .646 1回戦勝利
カンファレンス準決勝勝利
カンファレンス決勝敗退
マーベリックス 3, ロケッツ 1
マーベリックス 4, ナゲッツ 2
レイカーズ 4, マーベリックス 3
1988–89 38 44 .463
1989–90 47 35 .573 1回戦敗退 ブレイザーズ 3, マーベリックス 0
1990–91 28 54 .341
1991–92 22 60 .268
1992–93 11 71 .134
1993–94 13 69 .159
1994–95 36 46 .439
1995–96 26 56 .317
1996–97 24 58 .293
1997–98 20 62 .244
1998–99 19 31 .380
1999–2000 40 42 .488
2000–01 53 29 .646 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
マーベリックス 3, ジャズ 2
スパーズ 4, マーベリックス 1
2001–02 57 25 .695 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
マーベリックス 3, ウルブズ 0
キングス 4, マーベリックス 1
2002–03 60 22 .732 1回戦勝利
カンファレンス準決勝勝利
カンファレンス決勝敗退
マーベリックス 4, ブレイザーズ 3
マーベリックス 4, キングス 3
スパーズ 4, マーベリックス 2
2003–04 52 30 .634 1回戦敗退 キングス 4, マーベリックス 1
2004–05 58 24 .707 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
マーベリックス 4, ロケッツ 3
サンズ 4, マーベリックス 2
2005–06 60 22 .732 1回戦勝利
カンファレンス準決勝勝利
カンファレンス決勝勝利
NBAファイナル敗退
マーベリックス 4, グリズリーズ 0
マーベリックス 4, スパーズ 3
マーベリックス 4, サンズ 2
ヒート 4, マーベリックス 2
2006–07 67 15 .817 1回戦敗退 ウォリアーズ 4, マーベリックス 2
2007–08 51 31 .622 1回戦敗退 ホーネッツ 4, マーベリックス 1
2008–09 50 32 .610 1回戦勝利
カンファレンス準決勝敗退
マーベリックス 4, スパーズ 1
ナゲッツ 4, マーベリックス 1
2009–10 55 27 .671 1回戦敗退 スパーズ 4, マーベリックス 2
2010–11 57 25 .695 1回戦勝利
カンファレンス準決勝勝利
カンファレンス決勝勝利
NBAファイナル優勝
マーベリックス 4, ブレイザーズ 2
マーベリックス 4, レイカーズ 0
マーベリックス 4, サンダー 1
マーベリックス 4, ヒート2
2011–12 36 30 .545 1回戦敗退 サンダー 4, マーベリックス 0
2012–13 41 41 .500
2013–14 49 33 .598 1回戦敗退 スパーズ 4, マーベリックス 3
2014–15 50 32 .610 1回戦敗退 ヒューストン・ロケッツ 4, マーベリックス 1
2015–16 42 40 .512 1回戦敗退 サンダー 4, マーベリックス 1
2016–17 33 49 .402
通算勝敗 1,515 1,471 .507
プレイオフ 91 105 .464

主な選手

現役選手

プレーヤー スタッフ
Pos. # 名前 国籍 年齢 身長 体重 出身
G 26 スペンサー・ディンウィディー (Spencer Dinwiddie) アメリカ合衆国 31 (1993/04/06) 6 ft 5 in (1.96 m) 215 lb (98 kg) コロラド大学 
G/F 77 ルカ・ドンチッチ (Luka Dončić)  スロベニア 25 (1999/02/28) 6 ft 7 in (2.01 m) 218 lb (99 kg) スロベニア  
F 20 ケスラー・エドワーズ (Kessler Edwards)  アメリカ合衆国 24 (2000/08/09) 6 ft 7 in (2.01 m) 203 lb (92 kg) ペパーダイン大学 
G 0 ダンテ・エクザム (Danté Exum)  オーストラリア 29 (1995/07/13) 6 ft 6 in (1.98 m) 190 lb (86 kg) オーストラリア [1]
F/C 21 ダニエル・ギャフォード (Daniel Gafford) アメリカ合衆国 26 (1998/10/01) 6 ft 10 in (2.08 m) 234 lb (106 kg) アーカンソー大学 
G 00 ジェイジアン・ゴートマン (Jazian Gortman)  アメリカ合衆国 21 (2003/03/14) 6 ft 2 in (1.88 m) 184 lb (83 kg) リッチランド・スクール 
G 5 クエンティン・グライムズ (Quentin Grimes) アメリカ合衆国 24 (2000/05/08) 6 ft 5 in (1.96 m) 210 lb (95 kg) ヒューストン大学 
G 1 ジェイデン・ハーディー (Jaden Hardy) アメリカ合衆国 22 (2002/07/05) 6 ft 4 in (1.93 m) 198 lb (90 kg) イグナイト 
G 11 カイリー・アービング (Kyrie Irving) アメリカ合衆国 32 (1992/03/23) 6 ft 2 in (1.88 m) 195 lb (88 kg) デューク大学 
F/C 42 マキシ・クレバー (Maxi Kleber) ドイツ 32 (1992/01/29) 6 ft 9 in (2.06 m) 215 lb (98 kg) ドイツ 
C 2 デレック・ライブリー2世 (Dereck Lively II) アメリカ合衆国 20 (2004/02/12) 7 ft 1 in (2.16 m) 229 lb (104 kg) デューク大学 
F 13 ナジ・マーシャル (Naji Marshall) 6th アメリカ合衆国 26 (1998/01/24) 6 ft 7 in (2.01 m) 220 lb (100 kg) ゼイビア大学 
F 88 マーキーフ・モリス (Markieff Morris) アメリカ合衆国 35 (1989/09/02) 6 ft 9 in (2.06 m) 245 lb (111 kg) カンザス大学 
C 7 ドワイト・パウエル (Dwight Powell) カナダ 33 (1991/07/20) 6 ft 11 in (2.11 m) 245 lb (111 kg) スタンフォード大学 
F 8 オリビエ=マクサンス・プロスパー (Olivier-Maxence Prosper) カナダ 22 (2002/07/03) 6 ft 7 in (2.01 m) 230 lb (104 kg) マーケット大学 
G/F 31 クレイ・トンプソン (Klay Thompson) アメリカ合衆国 34 (1990/02/08) 6 ft 6 in (1.98 m) 220 lb (100 kg) ワシントン州立大学 
F 25 P・J・ワシントン (P. J. Washington) アメリカ合衆国 26 (1998/08/23) 6 ft 7 in (2.01 m) 230 lb (104 kg) ケンタッキー大学 
G 00 ブランドン・ウィリアムズ (Brandon Williams)  アメリカ合衆国 25 (1999/11/22) 6 ft 2 in (1.88 m) 190 lb (86 kg) アリゾナ大学 

記号説明


外部リンク


更新日:2017年08月28日


年代別主要選手

太文字…殿堂入り選手 (C)…優勝時に在籍した選手 (M)…在籍時にMVPを獲得した選手 (50)…偉大な50人

栄誉

コーチ、その他

歴代ヘッドコーチ

チーム記録

ダラス・マーベリックスのチーム記録

脚注

外部リンク