「福島県道26号小名浜平線」の版間の差分
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若葉台交差点から平十五町目(国道6号・[[国道399号]][[いわき駅]]前大通り交点)を結ぶ路線であり、従来からの鹿島街道の区間である。旧道ではあるがいわき駅前大通り(国道399号)に直結していること、沿線に明治団地や自由ヶ丘といった住宅街やロードサイド店の展開が行われていたため今もなお交通量は多く、全線片側1車線であるため混雑している。 |
若葉台交差点から平十五町目(国道6号・[[国道399号]][[いわき駅]]前大通り交点)を結ぶ路線であり、従来からの鹿島街道の区間である。旧道ではあるがいわき駅前大通り(国道399号)に直結していること、沿線に明治団地や自由ヶ丘といった住宅街やロードサイド店の展開が行われていたため今もなお交通量は多く、全線片側1車線であるため混雑している。 |
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[[明治時代]]に開削され、[[1920年]]に旧[[道路法]]のもと指定された県道平小名浜線の改良として[[1953年]][[6月]]に着工され、[[1964年]][[4月]]に平菱川町から現在の県道起点である小名浜本町までが片側1車線で全線開通した。戦前に立案されるも戦況悪化により計画が消滅した平~小名浜間自動車専用道路の計画を基本に建設された。この工事では福島県で初めて[[経済企画庁]]の調整費が適用された。[[1966年]][[6月]]に全線舗装化され、平~小名浜間の所要時間は従来の半分程度となった。しかし[[モータリゼーション]]の進展と沿線の商業化、小名浜地区の工業化により交通量が急増し渋滞の悪化が深刻になったため、[[1974年]]からバイパス建設事業が開始された。<ref name="iwakicity">[http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1484550911715/index.html |
[[明治時代]]に開削され、[[1920年]]に旧[[道路法]]のもと指定された県道平小名浜線の改良として[[1953年]][[6月]]に着工され、[[1964年]][[4月]]に平菱川町から現在の県道起点である小名浜本町までが片側1車線で全線開通した。戦前に立案されるも戦況悪化により計画が消滅した平~小名浜間自動車専用道路の計画を基本に建設された。この工事では福島県で初めて[[経済企画庁]]の調整費が適用された。[[1966年]][[6月]]に全線舗装化され、平~小名浜間の所要時間は従来の半分程度となった。しかし[[モータリゼーション]]の進展と沿線の商業化、小名浜地区の工業化により交通量が急増し渋滞の悪化が深刻になったため、[[1974年]]からバイパス建設事業が開始された。<ref name="iwakicity">[http://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1484550911715/index.html 鹿島街道] - いわき市役所</ref> |
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鹿島街道] - いわき市役所</ref> |
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== 歴史 == |
== 歴史 == |
2017年7月29日 (土) 00:39時点における版
主要地方道 | |
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福島県道26号 小名浜平線 | |
鹿島街道 | |
路線延長 | 11.9 km |
起点 | いわき市平字正内町 正内町交差点 |
終点 | いわき市小名浜字本町 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道6号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
福島県道26号小名浜平線(ふくしまけんどう26ごう おなはまたいらせん)は、福島県いわき市平といわき市小名浜をつなぐ主要地方道。通称「鹿島街道」。
概要
いわき市を代表する市街地である小名浜と平を直結する市内有数の幹線道路である。沿線には郷ヶ丘や中央台、若葉台といった住宅地や団地が多数存在し、平谷川瀬周辺や鹿島町から小名浜郊外にかけて鹿島ショッピングセンターやヨークタウン谷川瀬といった大型のロードサイド店が多数存在することから交通量が大変多い道路である。
起点から平谷川瀬(三倉橋南詰・市道平内郷線交点)までは片側2車線で整備されている。従来は小名浜市街地での渋滞が慢性化していたが、2015年度までに順次拡幅され混雑は解消された。一方、平谷川瀬から終点にかけては片側1車線の平市街地を縦貫する通りとなっており、終点の正内町交差点を先頭に渋滞が頻発している。
常磐上矢田町(若葉台交差点)から終点にかけての区間は従来の鹿島街道のバイパスとして建設され1989年3月に開通した区間であるが、便宜上この区間も鹿島街道と呼ばれる場合がある。旧道は現在いわき市道十五町目若葉台線となっている。
いわき市道十五町目若葉台線
若葉台交差点から平十五町目(国道6号・国道399号いわき駅前大通り交点)を結ぶ路線であり、従来からの鹿島街道の区間である。旧道ではあるがいわき駅前大通り(国道399号)に直結していること、沿線に明治団地や自由ヶ丘といった住宅街やロードサイド店の展開が行われていたため今もなお交通量は多く、全線片側1車線であるため混雑している。
明治時代に開削され、1920年に旧道路法のもと指定された県道平小名浜線の改良として1953年6月に着工され、1964年4月に平菱川町から現在の県道起点である小名浜本町までが片側1車線で全線開通した。戦前に立案されるも戦況悪化により計画が消滅した平~小名浜間自動車専用道路の計画を基本に建設された。この工事では福島県で初めて経済企画庁の調整費が適用された。1966年6月に全線舗装化され、平~小名浜間の所要時間は従来の半分程度となった。しかしモータリゼーションの進展と沿線の商業化、小名浜地区の工業化により交通量が急増し渋滞の悪化が深刻になったため、1974年からバイパス建設事業が開始された。[1]
歴史
- 1883年頃 - 福島県により旧来の街道が車道化され、その後、軍司山(飯野・鹿島村境)、御代坂(鹿島・玉川村境)の隧道が切通しに開削される。
- 1918年 - 福島県議会において、軍司山、御代坂の掘下げが議案提出され可決される
- 1920年4月 - (旧)道路法施行。県道平小名浜線に指定される。
- 1953年1月 - 建設省道路審議会において、平~小名浜間が二級国道の計画路線から外される。
- 1953年6月 - 県道平小名浜線失業対策道路改良工事として着工
- 1954年3月31日 - 小名浜町が周辺町村と合併し磐城市となり、平磐城線となる。
- 1964年4月 - 平菱川町~小名浜本町全線開通。
- 1966年6月 - 全線舗装化
- 1971年 - 県道改良のための調査開始
- 1973年 - 鹿島街道混雑緩和のため国道6号常磐バイパスの建設計画が変更される。
- 1973年8月 - 平正内町~小名浜字船引場12.4kmが都市計画道路平磐城線として決定される。
- 1974年 - 平正内町~常磐上矢田町間4.17kmがバイパス建設、常磐上矢田町~鹿島町御代間7.12kmが現道拡幅4車線化されることに決定。翌年用地買収開始。
- 1983年1月11日 - 現在の区間が県道に路線認定される。
- 1989年3月 - 平谷川瀬~常磐上矢田町間2.9kmが4車線開通。同時に国道6号常磐バイパスが当路線まで開通。
- 1992年4月 - 御代坂~岡小名交差点間4車線開通。
- 2003年度 - 岡小名交差点~花畑町交差点(いわき市役所小名浜支所前)間4車線開通。
- 2015年度 - 花畑町交差点~起点間4車線開通。
- 2016年 - 当路線起点から南進する小名浜臨港道路が4車線開通。従来は当路線から小名浜港へのアクセスはクランク状に交差点を右左折していたが、福島臨海鉄道小名浜駅の西側への移転により、当路線から直進してアクアマリンふくしまなどの主要観光地に直結するようになった。
通過する自治体
接続路線
- 国道6号本線
- 福島県道229号甲塚古墳線(200mほど重複)
- 福島県道241号下高久谷川瀬線(800mほど重複)
- 国道6号常磐バイパス
- 市道十五丁目若葉台線
- 福島県道378号高久鹿島線
- 福島県道48号江名常磐線
- 福島県道66号小名浜小野線
- 福島県道15号小名浜四倉線
- 福島県道156号小名浜港線
道路施設
- 八ツ坂トンネル(平谷川瀬)
- 三倉橋(新川)
沿線
- ヨークタウン谷川瀬(ヨークベニマル新谷川瀬店・トイザらスいわき店等)
- 福島県立平工業高等学校
- いわき市上荒川運動公園
- 久世原団地
- いわきニュータウン(郷ヶ丘を貫き、中央台団地の西側を掠める。)
- 鹿島ショッピングセンター(ヨークベニマルエブリア店(旧ダイエーいわき店)・ショッピングセンターエブリア)
- いわき東警察署