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'''鄒 市明'''(すうしめい、ゾウ・シミン、{{Lang-zh|邹市明}}、{{Lang-en|Zou Shiming}}、男性、[[1981年]][[5月18日]] - )は、[[中華人民共和国]]の[[プロボクサー]]。[[貴州省]][[遵義市]]出身。第16代[[世界ボクシング機構|WBO]]世界[[フライ級]]王者。[[ボブ・アラム]]の[[トップランク]]所属。トレーナーは多くの世界王者を育てた[[フレディ・ローチ]]。 |
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== 来歴 == |
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2016年11月16日、WBOは最新ランキングを発表し、上述のクワンピチット戦を制し王座を獲得した鄒をWBO世界フライ級王者としてランクインした<ref>[http://www.wboboxing.com/wp-content/uploads/2016/11/1611-WBO-Ranking-as-of-Nov.-2016.pdf WBO RANKING NOVEMBER 2016] 2016年11月16日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/42661/ 久田哲也、川口勝太、赤穂亮がWBOランク入り] Boxing News(ボクシングニュース) 2016年11月18日</ref>。 |
2016年11月16日、WBOは最新ランキングを発表し、上述のクワンピチット戦を制し王座を獲得した鄒をWBO世界フライ級王者としてランクインした<ref>[http://www.wboboxing.com/wp-content/uploads/2016/11/1611-WBO-Ranking-as-of-Nov.-2016.pdf WBO RANKING NOVEMBER 2016] 2016年11月16日</ref><ref>[http://boxingnews.jp/news/42661/ 久田哲也、川口勝太、赤穂亮がWBOランク入り] Boxing News(ボクシングニュース) 2016年11月18日</ref>。 |
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2017年7月28日、上海の上海オリエタルスポーツセンターでWBO世界フライ級7位でWBOアジアパシフィックフライ級王者の青木翔と対戦し、初防衛を目指す<ref>[http://boxingnews.jp/news/48983/ 木村翔がゾウ・シミンに挑戦、7.28WBOフライ級] Boxing News(ボクシングニュース) 2017年6月27日</ref>。 |
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== 戦績 == |
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* プロボクシング:10戦 9勝 (2KO) 1敗 |
* プロボクシング:10戦 9勝 (2KO) 1敗 |
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2017年6月28日 (水) 11:26時点における版
基本情報 | |
---|---|
本名 | 鄒市明 |
階級 | フライ級 |
身長 | 164cm |
リーチ | 164cm |
国籍 | 中華人民共和国 |
誕生日 | 1981年3月18日(43歳) |
出身地 | 貴州省遵義市 |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 10 |
勝ち | 9 |
KO勝ち | 2 |
敗け | 1 |
獲得メダル | ||
---|---|---|
中華人民共和国 | ||
男子 ボクシング | ||
オリンピック | ||
銅 | 2004 アテネ | ライトフライ級 |
金 | 2008 北京 | ライトフライ級 |
金 | 2012 ロンドン | ライトフライ級 |
世界ボクシング選手権 | ||
銀 | 2003 バンコク | ライトフライ級 |
金 | 2005 綿陽 | ライトフライ級 |
金 | 2007 シカゴ | ライトフライ級 |
アジア大会 | ||
金 | 2006 ドーハ | ライトフライ級 |
金 | 2010 広州 | ライトフライ級 |
鄒 市明(すうしめい、ゾウ・シミン、中国語: 邹市明、英語: Zou Shiming、男性、1981年5月18日 - )は、中華人民共和国のプロボクサー。貴州省遵義市出身。第16代WBO世界フライ級王者。ボブ・アラムのトップランク所属。トレーナーは多くの世界王者を育てたフレディ・ローチ。
来歴
アマチュア時代
2003年、タイのバンコクで開催された2003年世界ボクシング選手権大会にライトフライ級(48kg)で出場1回戦でヤン・バルテルミを下すが決勝で敗れ銀メダルを獲得した [1]。
2004年、ギリシャのアテネで開催されたアテネオリンピックにライトフライ級(48kg)で出場するが準決勝でヤン・バルテルミに敗れ銅メダルを獲得 [2]。世界学生選手権では優勝を果たした[要出典]。
2005年、中華人民共和国の綿陽市で開催された2005年世界ボクシング選手権大会にライトフライ級(48kg)で出場し準々決勝でヤン・バルテルミを破り金メダルを獲得 [3]。翌2006年のアジア大会でも金メダル獲得[要出典]。
2007年、キングスカップに出場するが準決勝でアムナット・ルエンロンに敗北[4]。アメリカのシカゴで開催された2007年世界ボクシング選手権大会にライトフライ級(48kg)で出場し2連覇を達成した[5]。
2008年、中華人民共和国の北京で開催された北京オリンピックにライトフライ級(48kg)で出場し金メダルを獲得[6]。
2009年にプロ転向の意向を示していることが報道された[7]。
2011年、アゼルバイジャン共和国のバクーで開催された2011年世界ボクシング選手権大会にライトフライ級(48kg)で出場し金メダルを獲得[8]。
2012年、イギリスのロンドンで開催されたロンドンオリンピックにライトフライ級(48kg)で出場し金メダルを獲得[9]。
2013年1月、ボブ・アラムのトップランク社と契約し、プロ転向を表明[10]。
プロ時代
2013年4月6日、プロデビュー戦でマカオのベネチアン・リゾート・ホテル内コタイ・アリーナで行われたフィストオブゴールドと銘打った興行のメインイベンターとして登場。エレアサル・バレンスエラ(メキシコ)を相手にライトフライ級4回戦を行い、ジャッジ3者ともにフルマーク(40-36)を付け4回判定勝利[11]。なおこの試合で得たファイトマネーはデビュー戦を行ったプロボクサーとしては破格の額30万ドル(約2900万円)と報道された[12]。
2013年7月26日、ザ・ベネチアン・マカオ内コタイ・アリーナでフィストオブゴールド2と銘打った興行でメインイベンターとして登場。フライ級契約6回戦でヘスス・オルテガ(メキシコ)とデビュー2戦目を行い、3者ともに59-56の判定勝ちを収めた[13]。
2013年11月23日、ザ・ベネチアン・マカオ内コタイ・アリーナにてマニー・パッキャオVSブランドン・リオスをメインイベントにしたクラッシュインコタイと銘打った興行の前座でホアン・トスカーノとフライ級契約6回戦を行い、3-0(60-52、2者が60-54)の判定勝ちを収めた[14]。
2014年2月22日、ザ・ベネチアン・マカオ内コタイ・アリーナにてリング・オブ・ゴールドと銘を打った興行で、初の8回戦を行いヨクトーン・ゴーキャットジムと対戦。7回に左フックでダウンを奪うが、直後にヨークトンの右ストレートが当たり痛烈なダウンを奪われるもスリップの判定に救われ、その後は立て直して右フックで倒し最後は左フックでヨークトンは失神。3ダウンルール適用でプロ初のKO勝利となる7回2分9秒TKO勝ちを収めた[15]。なおこの興行の前座には村田諒太とエゴー・メコンチェフが出場し金メダリスト3人の共演となった。
試合後、ボブ・アラムは雛の次戦を7月に行うと発表。順調にいけば11月にコタイ・アリーナで世界初挑戦をするプランがあることを発表した。
2014年7月19日、ザ・ベネチアン・マカオ内コタイ・アリーナでWBOインターナショナルフライ級王座決定戦で世界挑戦を3回経験しているルイス・デ・ラ・ロサと対戦し、10回3-0(97-93、2者が99-91)の判定勝ちを収め、11月に行われる予定の世界挑戦に向けたテストをクリアした[要出典]。
2014年11月22日、ザ・ベネチアン・マカオ内コタイ・アリーナにてマニー・パッキャオVSクリス・アルギエリの前座でWBO世界フライ級3位でWBOオリエンタルフライ級王者クワンピチット・13・リエン・エクスプレスと初の12回戦でWBO世界フライ級世界王者ファン・フランシスコ・エストラーダへの挑戦権をかけて対戦し、12回3-0(2者が119-106、120-103)の判定勝ちを収めWBOインターナショナル王座の初防衛に成功した[16]。
2015年3月7日、コタイ・アリーナでIBF世界フライ級王者アムナット・ルエンロンと対戦するが、12回0-3(3者とも111-116)の判定負けでプロ初黒星を喫し王座獲得に失敗した[17]。
2016年1月30日、肩の負傷が癒え復帰。上海の上海オリエタルスポーツセンターでナタン・サンタナ・カウティンホとWBOインターナショナルフライ級王座決定戦で対戦し8回2分17秒TKO勝ちを収めWBOインターナショナル王座返り咲きに成功した[18]。試合後アラムは「もう1度鄒の試合を見てから適切な世界挑戦時期を判断するよ」と話した。プランではもう1度夏までに1戦挟んでから秋頃か年末あたりに再挑戦させることを明らかにした[要出典]。
2016年6月11日、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン・シアターで念願のアメリカデビュー戦[19]。 ローマン・マルチネスvsワシル・ロマチェンコの前座でジョセフ・アジャタイと対戦し10回3-0(3者共に100-89)の判定勝ちを収め、ニューヨークデビューを飾るのと同時にWBOインターナショナル王座の初防衛戦に成功した[20]。
2016年11月5日、トーマス&マック・センターでマニー・パッキャオVSジェシー・バルガスの前座でファン・フランシスコ・エストラーダの返上に伴いWBO世界フライ級3位のクワンピチット・13・リエン・エクスプレスとWBO世界フライ級王座決定戦を行い、12回3-0(2者が120-107、119-108)の判定勝ちを収め2年ぶりの再戦を制し、王座獲得に成功した[21][22]。
2016年11月16日、WBOは最新ランキングを発表し、上述のクワンピチット戦を制し王座を獲得した鄒をWBO世界フライ級王者としてランクインした[23][24]。
2017年7月28日、上海の上海オリエタルスポーツセンターでWBO世界フライ級7位でWBOアジアパシフィックフライ級王者の青木翔と対戦し、初防衛を目指す[25]。
戦績
- プロボクシング:10戦 9勝 (2KO) 1敗
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2013年4月6日 | 勝利 | 4R | 判定3-0 | エレアサル・バレンスエラ | メキシコ | プロデビュー戦 |
2 | 2013年7月26日 | 勝利 | 6R | 判定3-0 | ヘスス・オルテガ | メキシコ | |
3 | 2013年11月23日 | 勝利 | 6R | 判定3-0 | ホアン・トスカーノ | メキシコ | |
4 | 2014年2月22日 | 勝利 | 7R 2:09 | TKO | ヨクトーン・ゴーキャットジム | タイ | |
5 | 2014年7月19日 | 勝利 | 10R | 判定3-0 | ルイス・デ・ラ・ロサ | コロンビア | WBOインターナショナルフライ級王座決定戦・獲得 |
6 | 2014年11月22日 | 勝利 | 12R | 判定3-0 | クワンピチット・13・リエン・エクスプレス | タイ | WBOインターナショナル王座防衛1 |
7 | 2015年3月7日 | 敗北 | 12R | 判定0-3 | アムナット・ルエンロン | タイ | IBF世界フライ級タイトルマッチ |
8 | 2016年1月30日 | 勝利 | 8R 2:17 | TKO | ナタン・サンタナ・カウティンホ | ブラジル | WBOインターナショナルフライ級王座決定戦 |
9 | 2016年6月11日 | 勝利 | 10R | 判定3-0 | ジョセフ・アジャタイ | ハンガリー | WBOインターナショナル王座防衛1 |
10 | 2016年11月5日 | 勝利 | 12R | 判定3-0 | クワンピチット・13・リエン・エクスプレス | タイ | WBO世界フライ級王座決定戦 |
11 | 2017年7月28日 | - | - | - | 青木翔(青木) | 日本 | 試合前 |
テンプレート |
脚注
- ^ “12.World Championships - Bangkok, Thailand - July 6-12 2003”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年1月5日閲覧。
- ^ “28.Olympic Games Athens, Greece August 14-29, 2004”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年1月5日閲覧。
- ^ “13.World Championships Mianyang, China November 13-20, 2005”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年1月5日閲覧。
- ^ “29.King's Cup - Bangkok, Thailand - April 5-10 2007”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年3月18日閲覧。
- ^ “14.World Championships - Chicago, USA - October 23 - November 3 2007”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年1月25日閲覧。
- ^ “29.Olympic Games - Beijing, China - August 9-24 2008”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年3月18日閲覧。
- ^ 北京五輪金の中国人ボクサーがプロ転向へ、日刊スポーツ、2008年11月3日付。
- ^ “16.AIBA World Championships - Baku, Azerbaijan - September 26 - October 8 2011”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年3月18日閲覧。
- ^ “30.Olympic Games - London, Great Britain - July 28 - August 12 2012”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年3月18日閲覧。
- ^ 五輪連覇の鄒市明がトップランクと契約 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年1月21日
- ^ 鄒市明、プロ初戦で判定勝ち/BOX サンケイスポーツ 2013年4月7日
- ^ プロ転向のボクシング五輪金メダリスト 、デビュー戦で白星 AFPBB News 2013年4月7日
- ^ 冨山、ダウンの応酬で惜敗 ゾウはプロ2戦目飾る ボクシングニュース「Box-on!」 2013年7月28日
- ^ グラドビッチがV2、ゾウは3連続判定勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2013年11月24日
- ^ 金メダルの威力 ゾウ、メコンツェフともKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2014年2月23日
- ^ ゾウが世界前哨戦に勝利、ロマチェンコ初防衛 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年11月23日
- ^ ゾウの世界初挑戦失敗、アムナットが3-0判定勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2015年3月8日
- ^ 村田諒太が2回KO勝ち、ゾウは再起成功 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年1月30日
- ^ Zou to make American debut on Martinez-Lomachenko card ESPN.com 2016年4月21日
- ^ Shiming, Rodriguez, Diaz, Reed win in NYC Fightnews.com 2016年6月11日
- ^ Shiming beats Phaprom for WBO flyweight title Fightnews.com 2016年11月5日
- ^ ドネア王座陥落、ゾウがWBOフライ級王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年11月6日
- ^ WBO RANKING NOVEMBER 2016 2016年11月16日
- ^ 久田哲也、川口勝太、赤穂亮がWBOランク入り Boxing News(ボクシングニュース) 2016年11月18日
- ^ 木村翔がゾウ・シミンに挑戦、7.28WBOフライ級 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年6月27日
関連項目
外部リンク
空位 前タイトル保持者 ファン・フランシスコ・エストラーダ |
WBO世界フライ級王者 2016年11月6日 - 現在 |
次王者 N/A |