「SHERLOCK(シャーロック)」の版間の差分
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シリーズ1(全3回)は2010年7月25日から8月8日までイギリス・[[BBC One]]で放送された。日本では2011年8月22日から24日まで[[NHK BSプレミアム]]で放送後、2012年には[[ミステリチャンネル|AXNミステリー]]で放送された。また2013年1月には[[NHK総合テレビジョン|NHK総合]]でも放送され、日本国内では地上波初放送となった。 |
シリーズ1(全3回)は2010年7月25日から8月8日までイギリス・[[BBC One]]で放送された。日本では2011年8月22日から24日まで[[NHK BSプレミアム]]で放送後、2012年には[[ミステリチャンネル|AXNミステリー]]で放送された。また2013年1月には[[NHK総合テレビジョン|NHK総合]]でも放送され、日本国内では地上波初放送となった。 |
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シリーズ4の本編全3話は2017年1月1日から15日にかけてBBC Oneで放送され、第3話はイギリスやアメリカの映画館でも限定公開された<ref>{{cite web|url=http://www.timeout.com/london/blog/you-can-now-buy-tickets-to-see-the-series-finale-of-sherlock-in-cinemas-in-january-121516|title=You can now buy tickets to see the series finale of 'Sherlock' in cinemas in January|accessdate=2017-01-17|publisher=TimeOut London|date=2016-12-15}}</ref><ref>{{cite web|url=http://www.pbs.org/wgbh/masterpiece/programs/features/news/sherlock-s4-finale-comes-to-cinemas/|title=News: Sherlock Season 4 Finale Comes to Cinemas|work=Masterpiece|publisher=[[公共放送サービス|PBS]]|accessdate=2017-01-17}}</ref>。日本では2017年7月8日から |
シリーズ4の本編全3話は2017年1月1日から15日にかけてBBC Oneで放送され、第3話はイギリスやアメリカの映画館でも限定公開された<ref>{{cite web|url=http://www.timeout.com/london/blog/you-can-now-buy-tickets-to-see-the-series-finale-of-sherlock-in-cinemas-in-january-121516|title=You can now buy tickets to see the series finale of 'Sherlock' in cinemas in January|accessdate=2017-01-17|publisher=TimeOut London|date=2016-12-15}}</ref><ref>{{cite web|url=http://www.pbs.org/wgbh/masterpiece/programs/features/news/sherlock-s4-finale-comes-to-cinemas/|title=News: Sherlock Season 4 Finale Comes to Cinemas|work=Masterpiece|publisher=[[公共放送サービス|PBS]]|accessdate=2017-01-17}}</ref>。日本では2017年7月8日から22日にかけてNHK BSプレミアムで放送された<ref name="NHKkaigai170412" />。 |
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2016年3月31日から<ref>{{Cite web |title=https://twitter.com/netflixjp/status/715486395888832513 |url=https://twitter.com/netflixjp/status/715486395888832513 |website=Twitter |access-date=2022-05-31 |language=ja}}</ref>2022年5月31日まで[[Netflix]]で配信(シーズン4のみ[[U-NEXT]]、[[フジテレビオンデマンド|FOD]]で先行配信<ref>{{Cite web|和書|title=シャーロック(シーズン4)動画フルを無料視聴! NetflixやHulu配信情報で比較検討する |url=https://cinemarche.net/vod/sherlock4-vod/ |website=cinemarche.net |date=2018-05-21 |access-date=2022-05-31 |language=ja}}</ref>の後、Netflixで配信)。 |
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2022年6月2日から[[Amazon Prime Video]]で配信<ref>{{Cite web|和書|title=『ザ・ボーイズ』シーズン3や『SHERLOCK/シャーロック』など人気海外ドラマが配信!6月のAmazon Prime Video新着コンテンツが発表 |url=https://jp.ign.com/the-boys-26/59943/news/3sherlock6amazon-prime-video |website=IGN Japan |date=2022-05-30 |access-date=2022-05-31 |language=ja |first=by片岡龍一 |last=Posted 2022年5月30日14:39}}</ref>。 |
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== あらすじ == |
== あらすじ == |
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{{See2|各話のあらすじについては「[[:Category:SHERLOCK]]」の記事を}} |
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21世紀、陸軍の軍医として[[アフガニスタン紛争 (2001年-)|アフガン戦争]]に従軍したジョン・ワトソンは、戦傷によりイギリス本国に送還され、トラウマを抱えたままロンドンで苦しい生活を送っていた。そんな中、研修生時代の古い知り合い |
21世紀、陸軍の軍医として[[アフガニスタン紛争 (2001年-)|アフガン戦争]]に従軍した'''ジョン・ワトソン'''は、戦傷によりイギリス本国に送還され、トラウマを抱えたままロンドンで苦しい心身両面のリハビリ生活を送っていた。そんな中、研修生時代の古い知り合いから、自分と同じく家賃軽減の為の[[ルームシェア|ルームメイト]]を探している男を紹介される。 |
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ルームメイトになった男・'''シャーロック・ホームズ'''は、偏屈な「高機能社会不適合者」でありながら、きわめて頭脳明晰な自称「世界で唯一のコンサルタント探偵」であった。彼はスマートフォンやGPSといった現代の技術を駆使し、周囲の人々を戸惑わせながらもその天才的なひらめきと推理力で、ジョンと共に数々の事件を解決していく。 |
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== 登場人物 == |
== 登場人物 == |
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=== 主役 === |
=== 主役 === |
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; [[シャーロック・ホームズ]] |
; [[シャーロック・ホームズ]] |
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: [[File:Benedict Cumberbatch filming Sherlock cropped2.jpg|thumb|撮影中のベネディクト・カンバーバッチ(2010年)]] |
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: 演 - [[ベネディクト・カンバーバッチ]](声・[[三上哲]]) |
: 演 - [[ベネディクト・カンバーバッチ]](声・[[三上哲]]) |
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: 背が高く、暗い色の巻き毛で痩せ型の男。 |
: 背が高く、暗い色の巻き毛で痩せ型の男。わずかな事柄から物事を類推することを非常に得意とし、みずからを「世界で唯一のコンサルタント探偵」「高機能[[精神病質#定義|ソシオパス]]」({{lang-en-short|High-functioning Sociopath}}、吹き替えでは「高機能社会不適合者」、字幕では「社会病質者」とも訳される)と呼ぶ。[[スコットランドヤード|スコットランド・ヤード]]が解決困難と判断した殺人事件を謝礼金・支給交通費なしで請け負う。自分を満足させる事件がないとき、特に依頼が来ない暇なときは拳銃を乱射したり、[[銛]]を振り回したりといった常軌を逸した行動をとる。 |
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: 頭脳明晰だが周囲を小馬鹿にして何事も自身を基準に考える。友人は数少ないことが示唆され |
: 頭脳明晰だが周囲を小馬鹿にして、何事も自身を基準に考える。友人は数少ないことが示唆される{{efn|劇中でモリアーティが人質にとる友人は、ジョン、レストレード、ハドソン夫人の3人である。}}。 |
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: 「自身は仕事と結婚している」と言い、恋愛を軽蔑している。[[検視官]]のモリー・フーパーに |
: 「自身は仕事と結婚している」と言い、恋愛を軽蔑している。[[検視官]]のモリー・フーパーに恋愛感情を抱かれているが、それを知りつつあえてその気があるように振る舞い、情報を得ている{{efn|信頼する仲間であることは認めており、モリアーティに追い詰められた際には、彼女に対し助けを求める。}}。 |
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: 「[[バスカヴィルの犬(ハウンド)#マインドパレス|マインド・パレス(精神の宮殿)]]」という記憶法を用いており、各地の地理や地質そして天気、細菌や暦などに関して非常に深い知識を持っている。またロンドンの道路について一方通行などの情報も含めて詳しい。その一方で、テレビ番組や出演タレントのゴシップ、[[地動説]]など興味を持たない分野への知識が |
: 原作小説では移動手段に[[辻馬車]]を利用していたが、現代版になるにあたりタクシーに置き換わっており、ほとんどのエピソードでタクシーを利用している。ただしシーズン2第2話では調査で向かった[[ダートムーア]]内での移動手段に[[レンジローバー]]を使用しており、シャーロック自身が運転している珍しいシーンを見ることができる。 |
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: 「[[バスカヴィルの犬(ハウンド)#マインドパレス|マインド・パレス(精神の宮殿)]]」という記憶法を用いており、各地の地理や地質そして天気、細菌や暦などに関して非常に深い知識を持っている。またロンドンの道路について、一方通行などの情報も含めて詳しい。その一方で、テレビ番組や出演タレントのゴシップ、[[地動説]]など興味を持たない分野への知識がまったくない。また[[グラフィティ|グラフィティ・アート]]を描く少年やホームレスのネットワークを「眼と耳」として利用している{{efn|原作の[[ベイカー街遊撃隊]]に相当する。}}。 |
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: シーズン2の最終回でマスコミを誘導したモリアーティの謀略により警察から追われ、モリーが勤務する[[聖バーソロミュー病院]]の屋上からジョンの見ている前で飛び降り自殺 |
: シーズン2の最終回でマスコミを誘導したモリアーティの謀略により警察から追われ、モリーが勤務する[[聖バーソロミュー病院]]の屋上からジョンの見ている前で飛び降り自殺する。直後に駆け寄り脈を確認したジョンにより死亡は明らかだったが、これは兄のマイクロフトとモリーの協力で行われた偽装であり、モリアーティの犯罪組織を解体するため各国を巡り2年で完遂。ロンドンに帰還する。 |
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: シーズン3では帰還後に一時仲違いしたジョンの結婚式で「ベストマン」を |
: シーズン3では帰還後に一時仲違いしたジョンの結婚式で「ベストマン」を務め、ジョンがシャーロックを親友とみなしていることに感銘を受け「何があっても僕が君達を守る」という誓いを立てる。しかしこの誓いが原因でシャーロックはある決断を迫られる。 |
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: 服装や持ち物は非常に高価なブランド品が多い。シーズン1では[[BlackBerry]]のスマートフォン・[[BlackBerry Bold 9700]]と[[VAIO]]のパソコンを使用 |
: 服装や持ち物は非常に高価なブランド品が多い。シーズン1では[[BlackBerry]]のスマートフォン・[[BlackBerry Bold 9700]]と[[VAIO]]のパソコンを使用するが、シーズン2では[[iPhone 4]]と[[MacBook Pro]]に機種変更する。喫煙者であるが、禁煙のために[[ニコチンパッチ]]依存症であることがシーズン1では描かれている{{efn|原作の[[薬物依存]]に相当する。}}。兄のマイクロフトとの関係はひどい状態だが、必要に応じ情報交換を行っている。 |
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: シーズン3の最終回で自身のフルネームがウィリアム・シャーロック・スコット・ホームズ{{efn|このフルネームは元『[[タイム (雑誌)|タイム]]』編集者で[[シャーロキアン]]の{{仮リンク|ウィリアム・S・ベアリング=グールド|label=ベアリング=グールド|en|William S. Baring-Gould}}の説による。}}であるとジョンに明か |
: シーズン3の最終回で自身のフルネームがウィリアム・シャーロック・スコット・ホームズ{{efn|このフルネームは元『[[タイム (雑誌)|タイム]]』編集者で[[シャーロキアン]]の{{仮リンク|ウィリアム・S・ベアリング=グールド|label=ベアリング=グールド|en|William S. Baring-Gould}}の説による。}}であるとジョンに明かす。 |
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: シーズン4では、今までマイクロフトの手によって隠されていた妹の存在を認識し、それと同時に、みずからの親友であった海賊ごっこの盟友・赤ひげが、妹の手によって殺された事実を知る。親友の死にショックを受け、シャーロックは暗く冷徹になり、親友の赤ひげを犬だと思い込み、記憶をすり替える。それをすべてマイクロフトは知っており、妹の生存を、シャーロックのみならず、両親にも隠し続けていた。しかし、第2話の事件により自分に妹がいたかもしれないと思い、マイクロフトを騙して確証を得る。その後、兄とジョンとともに、妹が長らく収監されている孤島の刑務所・シェリンフォードへ上陸。しかし、そこはすでに妹の手中に落ちており、三人は閉じ込められるも、シャーロックが機転を利かせてどうにか脱出。一連の事件により大きなショックを受けるものの、ワトソンの支えなどもあり、最終的に和解。一緒にバイオリンを演奏する。 |
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; [[ジョン・H・ワトソン|ジョン・ヘイミッシュ・ワトソン]]{{efn|ミドルネームが「ヘイミッシュ」であるというのは、作家[[ドロシー・L・セイヤーズ]]の説に基づいている。}} |
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; [[ジョン・H・ワトスン|ジョン・ヘイミッシュ・ワトソン]]{{efn|ミドルネームが「ヘイミッシュ」であるというのは、作家[[ドロシー・L・セイヤーズ]]の説にもとづいている。}} |
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: 演 - [[マーティン・フリーマン]](声・[[森川智之]]{{efn|森川は、[[ロバート・ダウニー・Jr.]]主演の映画『[[シャーロック・ホームズ (2009年の映画)|シャーロック・ホームズ]]』でもワトソン役(演:[[ジュード・ロウ]])を吹き替えていた(劇場公開版)。}}) |
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: [[File:Martin Freeman filming Sherlock cropped2.jpg|thumb|撮影中のマーティン・フリーマン(2010年)]] |
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: シャーロックの同居人かつ相棒。シャーロックと比べると背が低く、髪は金髪。日常的な買い物や様々な請求書の支払いをシャーロックが一切しないので仕方なく担当している。また事件の捜査に同行し、周囲に気を遣うことのない彼のフォローに回っている。当初シャーロックを[[ゲイ]]と思い、周囲からの「シャーロックとジョンは付き合っている」という誤解を嫌がっている{{efn|このアイデアは製作者の[[スティーヴン・モファット]]と[[マーク・ゲイティス]]の間で原作を読んだ際に共通して浮かんだものであり、また以前から同様の疑惑を[[シャーロキアン]]たちも研究対象にするなどしている。}}。 |
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: 演 - [[マーティン・フリーマン]](声・[[森川智之]]) |
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: [[キングス・カレッジ・ロンドン]]で医学を学び、バーツ({{lang-en-short|Barts|links=no}}、[[聖バーソロミュー病院]]の通称)に勤務した後、アフガン戦争に軍医{{efn|[[衛生兵]]としてか、それとも単に医師免許を持った兵士であっただけなのかは不明。}}として3年派遣された。[[カンダハール]]、[[ヘルマンド州|ヘルマンド]]で従軍したと語っている。派遣時の所属は[[ロイヤル・フュージリアーズ連隊#ロイヤル・ノーサンバーランド・フュージリアーズ(5)|ロイヤル・ノーサンバーランド・フュージリアーズ]]で、階級は[[大尉]]だった。戦地で左肩に銃創を負ったため送還されるが、[[心的外傷後ストレス障害|PTSD]]に悩まされ左手の断続的な痙攣と右脚を上手く動かすことが出来なくなり杖をついて生活していた。定職につくことも出来ず物価の高いロンドンでの生活を止めようとしていた時に研修医時代の友人スタンフォードと再会、彼の紹介でシャーロックと出会うことになる。シャーロックと一緒に行動することで症状は改善され、シーズン1の1話後半で杖無く歩けるようになり、第2話以降では杖を使っていない。 |
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: シャーロックの同居人にして相棒となる人物。シャーロックと比べると背が低く、髪は金髪。日常的な買い物やさまざまな請求書の支払いをシャーロックがいっさいしないので仕方なく担当する。また事件の捜査に同行し、周囲に気を遣うことのない彼のフォローに回る。当初シャーロックを[[ゲイ]]と思い、周囲からの「シャーロックとジョンは付き合っている」という誤解を嫌がる{{efn|このアイデアは製作者の[[スティーヴン・モファット]]と[[マーク・ゲイティス]]の間で原作を読んだ際に共通して浮かんだものであり、また以前から同様の疑惑を[[シャーロキアン]]たちも研究対象にしている。}}。 |
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: 誠実かつ勇敢で惚れっぽい。シャーロックと違い警察との関係も良く、シャーロックから高い信頼を寄せられるようになる{{efn|シリーズ2第3話の『ライヘンバッハ・ヒーロー』では、シャーロックを連行した上に侮辱した警察幹部を殴りつけている。}}。[[FN ブローニング・ハイパワー]]{{efn|その様に作中では明言されるが、使用されているのは[[SIG SAUER P226]]である。}}を所持し、射撃はシャーロックに名手と呼ばれる程の腕前である。道徳心も持ち合わせ、シャーロックと一度会っただけの時に彼のもとでスパイをするようマイクロフトに頼まれるが断っている。 |
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: [[キングス・カレッジ・ロンドン]]で医学を学び、バーツ({{lang-en-short|Barts|links=no}}、[[聖バーソロミュー病院]]の通称)に勤務したあと、アフガン戦争に軍医{{efn|[[衛生兵]]としてか、それとも単に医師免許を持った兵士であっただけなのかは明確にされていない。}}として3年派遣された。[[カンダハール]]、[[ヘルマンド州|ヘルマンド]]で従軍したと語っている。派遣時の所属は[[ロイヤル・フュージリアーズ連隊#ロイヤル・ノーサンバーランド・フュージリアーズ(5)|ロイヤル・ノーサンバーランド・フュージリアーズ]]で、階級は[[大尉]]だった。戦地で左肩に銃創を負ったため送還されるが、[[心的外傷後ストレス障害|PTSD]]に悩まされ左手の断続的な痙攣と右脚を上手く動かすことができなくなり、杖をついて生活していた。定職につくこともできず物価の高いロンドンでの生活をやめようとしていたときに研修医時代の友人スタンフォードと再会し、彼の紹介でシャーロックと出会うことになる。シャーロックと一緒に行動することで症状は改善され、シーズン1の第1話後半で杖なく歩けるようになり、第2話以降は杖を使わない。 |
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: シーズン1ではルームシェアを始めて以降も金銭的に困っていることは変わらず、近所の病院で働いている。そこで上司の医師サラ・ソーヤーと出会い交際していた(但しシーズン2の時点でサラとは破局している)。 |
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: 誠実かつ勇敢で惚れっぽい。シャーロックと違い警察との関係も良く、シャーロックからの高い信頼を得るようになる{{efn|シリーズ2第3話の「ライヘンバッハ・ヒーロー」では、シャーロックを連行した上に侮辱した警察幹部を殴りつける。}}。[[FN ブローニング・ハイパワー]]{{efn|設定と異なり、劇中で実際に使用されるのは[[SIG SAUER P226]]である。}}を所持し、射撃はシャーロックに名手と呼ばれるほどの腕前である。道徳心も持ち合わせ、シャーロックと一度会っただけのときに、彼のもとでスパイをするようマイクロフトに頼まれるが断る。 |
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: シーズン1、2共に関わる女性の多くに興味を示している。そのため、シャーロックと同性愛の関係に見られることを嫌がっている。 |
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: シーズン |
: シーズン1ではルームシェアを始めて以降も金銭的に困っていることは変わらず、近所の病院で働く。そこで上司の医師サラ・ソーヤーと出会い交際する(ただしシーズン2の時点でサラとは破局している)。 |
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: シーズン1、2ともに関わる女性の多くに興味を示す。そのため、シャーロックと同性愛の関係に見られることを嫌がる。 |
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: シーズン3ではシャーロックの死にショックを受け、なんとか立ち直るまで彼に寄り添っていたメアリーと交際する。そんな中シャーロックが帰還し、ジョンは彼が偽装計画を一切話さなかった事に激怒して一度は仲違いするが、再び彼と共に事件を解いていく事になる。最終話ではメアリーに関するある事件に巻き込まれ、新たな転機を迎える。 |
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: シーズン2ではシャーロックの個人秘書のような立場となり、医師として働いている様子は見られなくなる。サラ以降も何人もの女性とデートを重ねていることが明らかになる。 |
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: [[ユニクロ]]のジーンズを愛用し、姉のお下がりの[[Nokia]] [[Nokia Nseries|N97]](パイロット版では[[iPhone 3GS]])を使用。姉のハリエット(愛称ハリー)とは彼女の[[アルコール依存症]]と離婚が原因で関係が悪化している。 |
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: シーズン3ではシャーロックの死にショックを受け、なんとか立ち直るまで彼に寄り添っていたメアリーと交際する。そんな中シャーロックが帰還し、ジョンは彼が偽装計画をいっさい話さなかったことに激怒して一度は仲違いするが、ふたたび彼とともに事件を解いていくことになる。最終話ではメアリーに関するある事件に巻き込まれ、新たな転機を迎える。 |
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: [[ユニクロ]]のジーンズを愛用し、姉のお下がりの[[ノキア|Nokia]] [[Nokia Nseries|N97]](パイロット版では[[iPhone 3GS]])を使用。姉のハリエット(愛称ハリー)とは彼女の[[アルコール依存症]]と離婚が原因で関係が悪化している。 |
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=== スコットランド・ヤード === |
=== スコットランド・ヤード === |
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; [[レストレード|グレッグ・レストレード警部]] |
; [[レストレード|グレッグ・レストレード警部]] |
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: 演 - [[ルパート・グレイヴス]](声・[[原康義]]) |
: 演 - [[ルパート・グレイヴス]](声・[[原康義]]) |
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: シャーロックに捜査を依頼する刑事。性格に難があるシャーロックに対しては、その有能さから仕方なく依頼しているものの |
: シャーロックに捜査を依頼する刑事。性格に難があるシャーロックに対しては、その有能さから仕方なく依頼しているものの、ほかの同僚たちと違い露骨な敵意は抱いてない。だが証拠を持ち去られたり、警察手帳をすられたりすることには不満を抱く。ニコチンパッチの使用者。モリアーティにはシャーロックの数少ない友人のひとりとみなされ、本人が気づかないうちに人質に取られる。 |
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: シーズン3では死んだと思っていたシャーロックの帰還を涙ぐみつつ歓迎し、彼が緊急メールを発すると取り掛かっている事件を放り出して駆けつけ |
: シーズン3では死んだと思っていたシャーロックの帰還を涙ぐみつつ歓迎し、彼が緊急メールを発すると取り掛かっている事件を放り出して駆けつけるが、シャーロックはレストレードのファーストネームをいつも間違える。{{efn|原作の小説ではレストレードのファーストネームについて明示されていないことをネタにしたジョークと思われる。}} |
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; フィリップ・アンダーソン{{efn|冗談ではあるが、マーク・ゲイティスは自身のTwitterで、アンダーソンのファーストネームがシルヴィアであると明かしている<ref>{{ |
; フィリップ・アンダーソン{{efn|冗談ではあるが、マーク・ゲイティスは自身のTwitterで、アンダーソンのファーストネームがシルヴィアであると明かしている<ref>{{Cite tweet|author=Mark Gatiss |user=Markgatiss |number=169017471104331776 |title=@ScrewsGoTight Sylvia.|date=2012-02-13 |accessdate=2020-07-23 }}<!--http://finalproblem.tumblr.com/post/34574908507/pernillo-did-anyone-with-the-casebook-notice--></ref>(代表的な[[シルヴィア・アンダーソン]]は女優・声優で『[[サンダーバード (テレビ番組)|サンダーバード]]』の製作者)。一方シリーズ3第1話の『[[空の霊柩車]]』では、シャーロックが彼を「フィリップ」と呼ぶシーンが存在し(シャーロックがアンダーソンへ種明かしをしにくるシーン)、BBCの公式サイトでも「フィリップ・アンダーソン」と明示されている<ref>{{cite web|url=https://www.bbc.co.uk/programmes/profiles/161228Z3vG27H7vyx84ZgPr/phillip-anderson|publisher=[[BBC One]]|work=Sherlock|title=Phillip Anderson|accessdate=2017-01-17}}</ref>。}} |
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: 演 - [[ジョナサン・アリス]](声・[[内田岳志]]) |
: 演 - [[ジョナサン・アリス]](声・[[内田岳志]]) |
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: [[鑑識|鑑識官]]で、シャーロックとは |
: [[鑑識|鑑識官]]で、シャーロックとは互いに軽蔑しあう関係。妻がロンドン市内から外出している際、サリーと不倫している。シーズン2ではシャーロックを犯人扱いするサリーに加担する。 |
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: シャーロックの「自殺」以降はその罪悪感から海外の難事件解決をシャーロックの生存と結びつける暴走ぶりから失職。 |
: シャーロックの「自殺」以降はその罪悪感から海外の難事件解決をシャーロックの生存と結びつける暴走ぶりから失職する。さらには、私設ファンクラブ「空(から)の霊柩車」で会員達とシャーロック自殺の真相を議論し、偽装の経緯について見当外れな仮説を立ててはレストレードにシャーロック生存を訴える。これらの経緯を経て、シーズン3ではモリーとともにシャーロックの「マインド・パレス」に現れる。 |
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; サリー・ドノ |
; サリー・ドノヴァン |
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: 演 - [[ヴィネット・ロビンソン]](声・[[三鴨絵里子]]) |
: 演 - [[ヴィネット・ロビンソン]](声・[[三鴨絵里子]]) |
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: [[巡査部長]]。アンダーソンと同じくシャーロックを軽蔑し、面と向かって「変人」と呼びかける。ジョンに、シャーロックは[[サイコパス]]であり、いつか退屈さを理由に殺人犯を捕まえる方から殺人を犯す方になるのではないかと |
: [[巡査部長]]。アンダーソンと同じくシャーロックを軽蔑し、面と向かって「変人」と呼びかける。ジョンに、シャーロックは[[サイコパス]]であり、いつか退屈さを理由に殺人犯を捕まえる方から殺人を犯す方になるのではないかとたびたび警告する。シャーロックの「自殺」と捜査の誤りからマスコミのバッシングに遭うが、アンダーソンと異なりシーズン3でも解職には至っていない。 |
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=== その他 === |
=== その他 === |
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; [[ハドソン夫人]] |
; [[ハドソン夫人]] |
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: 演 - [[ユーナ・スタッブス]](声・[[谷育子]]) |
: 演 - [[ユーナ・スタッブス]](声・[[谷育子]]) |
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: [[ベーカー街221B]]の家主。1階に住んでおり2階をシャーロックとジョンに貸している。彼女の夫が[[フロリダ州]]の未解決事件の犯人であるとシャーロックが突き止め、死刑を確定させたことから知り合いになる。「家主であり[[家政婦]]ではない」と何度も言うが、2人に対し面倒を見て夕食を作ったりも |
: [[ベーカー街221B]]の家主。1階に住んでおり2階をシャーロックとジョンに貸している。彼女の夫が[[フロリダ州]]の未解決事件の犯人であるとシャーロックが突き止め、死刑を確定させたことから知り合いになる。「家主であり[[家政婦]]ではない」と何度も言うが、2人に対し面倒を見て夕食を作ったりもする。また、女性に対する扱いが冷淡なシャーロックに唯一温かく接せられている女性でもあり、彼女もモリアーティからシャーロックの友人のひとりとして目をつけられる。 |
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: ストーリーに直接関係し |
: ストーリーに直接関係しないが、「元夫が麻薬王(自身のことは会計係と言っている)」、「221B横のサンドイッチ店の店員と交際しているが浮気が発覚し破局」(シーズン2第2話)、「インターネットに[[ストリップ (性風俗)|ストリップ]]の映像が載っている」(シーズン3第3話)など隠された謎の私生活があるようで、これらをしばしばシャーロックに気づかれる。{{efn|これらの設定の一部は演じる[[ユーナ・スタッブス]]のキャリアを元ネタとしてパロディ化している}} |
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; [[マイクロフト・ホームズ]] |
; [[マイクロフト・ホームズ]] |
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: 演 - [[マーク・ゲイティス]]{{efn|本ドラマのエグゼクティブ・プロデューサー |
: 演 - [[マーク・ゲイティス]]{{efn|本ドラマのエグゼクティブ・プロデューサー、共同制作者、脚本家である。}}(声・[[木村靖司]]) |
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: シャーロックの兄。初登場時は正体を明かさずジョンを誘拐し、弟のスパイをして欲しいと要求している。シャーロックとの関係は悪く、体重の増減が激しいことを馬鹿にされ |
: シャーロックの兄。初登場時は正体を明かさずジョンを誘拐し、弟のスパイをして欲しいと要求している。シャーロックとの関係は悪く、体重の増減が激しいことを馬鹿にされる。だがその頭脳は弟以上に明晰で、推理力も上回っており、シャーロックは「危険な男」と評する。スマートフォンは[[BlackBerry Torch 9800]]を使用。 |
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: 「英国政府の小さな地位」にあると言うが、街中の[[監視カメラ]]を勝手に動かせたり他国の大統領選を操作できたりと本人が言う以上に大きな権力を握っていることを仄めか |
: 「英国政府の小さな地位」にあると言うが、街中の[[監視カメラ]]を勝手に動かせたり他国の大統領選を操作できたりと、本人が言う以上に大きな権力を握っていることを仄めかす。個人秘書のアンシアと行動をともにしている。 |
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: 特定の部屋以外では口を開いてはいけないという規則を持つ秘密クラブ「{{仮リンク|ディオゲネス・クラブ|en|Diogenes Club}}」の会員である{{efn|同名のクラブは、ドイルの原作のうち『[[ギリシャ語通訳]]』などに登場する。}}。 |
: 特定の部屋以外では口を開いてはいけないという規則を持つ秘密クラブ「{{仮リンク|ディオゲネス・クラブ|en|Diogenes Club}}」の会員である{{efn|同名のクラブは、ドイルの原作のうち『[[ギリシャ語通訳]]』などに登場する。}}。 |
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: モリアーティを危険視し、尋問を行うものの犯罪の尻尾を掴めずに釈放 |
: モリアーティを危険視し、尋問を行うものの犯罪の尻尾を掴めずに釈放する。シャーロックの半生を彼に語ったことが弟の窮地を招く原因となる。しかしシーズン3ではこれもモリアーティの地下組織壊滅のためにシャーロックとともに敢えて仕掛けたトラップだったことが語られる。 |
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: シーズン3第3話ではシャーロックの処遇を巡り国家レベルの事案に関与 |
: シーズン3第3話ではシャーロックの処遇を巡り国家レベルの事案に関与する。 |
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: シーズン4では、シャーロックに、両親にさえ死んだと伝えていた妹の存在を感づかれ、しかたなくシェリンフォード(妹が収容されている孤島の監獄)へ連れていく。そこで妹の策略に嵌り監禁されるものの、シャーロックの機転により無事に助け出され、最終的にはシャーロックや妹、その他両親たちとも和解する。 |
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; モリー・フーパー |
; モリー・フーパー |
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: 演 - [[ルイーズ・ブリーリー]](声・[[片岡身江]]) |
: 演 - [[ルイーズ・ブリーリー]](声・[[片岡身江]]) |
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: [[聖バーソロミュー病院]]の[[モルグ]]に勤める[[法医学|法医学者]]。シャーロックに片 |
: [[聖バーソロミュー病院]]の[[モルグ]]に勤める[[法医学|法医学者]]。シャーロックに片思いをしており、彼が死体を調べられるようにみずからの立場を利用してたびたび便宜を図っている。シャーロックは「化粧をしないと地味な顔」と評する。ボーイフレンドのジムの正体が実はモリアーティだと知らずに交際していたこともある。シャーロックには化粧や服装で中傷に近い言動を受けることも多いが、シーズン2において彼女もジョンたちと同じく仲間のひとりとして認識され、重要な役割を担う。 |
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: シーズン3では、第1話でシャーロックと喧嘩したワトソンの代役で事件現場に赴 |
: シーズン3では、第1話でシャーロックと喧嘩したワトソンの代役で事件現場に赴き、以前よりも親交を深めた様子が描かれるものの、シャーロック似の婚約者をシャーロックたちに紹介する。また第3話ではシャーロックのマインド・パレスにも登場する。 |
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; [[アイリーン・アドラー]] |
; [[アイリーン・アドラー]] |
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: 演 - [[ララ・パルヴァー]](声・[[永島由子]]) |
: 演 - [[ララ・パルヴァー]](声・[[永島由子]]) |
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: 王族や上流階級の男女を相手にした[[BDSM]]サービス提供を仕事としている女性。国家や政府に関わる秘密を抱えており、言動は支配的。 |
: 王族や上流階級の男女を相手にした[[BDSM]]サービス提供を仕事としている女性。国家や政府に関わる秘密を抱えており、言動は支配的。 |
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: 「バッキンガム宮殿の主」から依頼を受けてアイリーンの所有する[[Vertu]]のスマートフォンのデータを入手しようとしたシャーロックを、一度は推理の面でも肉体的にも完全に打ち負か |
: 「バッキンガム宮殿の主」から依頼を受けてアイリーンの所有する[[Vertu]]のスマートフォンのデータを入手しようとしたシャーロックを、一度は推理の面でも肉体的にも完全に打ち負かす。その後、シャーロックに対して何度も誘いのメールを送り続けるが、シャーロックは返信しない。シャーロックへのメールにはBlackBerry Pearl 3G 9105を使用。自身が持つ切り札をシャーロックに見破られたことで命の危機に晒され、逃亡生活を送るはめになる。シーズン3では、シャーロックのマインド・パレスに登場する。 |
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; [[ジェームズ・モリアーティ|ジム・モリアーティ]] |
; [[ジェームズ・モリアーティ|ジム・モリアーティ]] |
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: 演 - [[アンドリュー・スコット]](声・[[村治学]]) |
: 演 - [[アンドリュー・スコット]](声・[[村治学]]) |
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: 「世界で唯一のコンサルタント犯罪者」を自称する男。全話の事件の犯人に資金・情報を提供 |
: 「世界で唯一のコンサルタント犯罪者」を自称する男。全話の事件の犯人に資金・情報を提供する首謀者であるがみずからの手を汚すことを嫌う。シャーロックに強い興味を持ち、また興味がなくなればすぐにでも殺すつもりだと言う。本作の主要人物は年齢設定が比較的原作に近いが、彼のみ設定が青年となっており、原作の長身痩躯の老人とはかけ離れている。 |
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: シャーロック |
: シャーロックは「蜘蛛のような存在」と評し、犯罪という糸を巡らし、自分は動くことなく悪事をやってのける天才。 |
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: 頭脳だけでなく演技力にも非常に長けている。シーズン1では同性愛者のふりをして正体を悟られること |
: 頭脳だけでなく演技力にも非常に長けている。シーズン1では同性愛者のふりをして正体を悟られることなくシャーロックとジョンの前に現れ、シーズン2では役者のリチャード・ブルックと名乗って思慮の浅い女性記者に接近し、被害者を装って彼女に捏造記事を書かせる。スマートフォンは[[HTC (企業)#スマートフォン(Android)|HTC Incredible S]]を使用。 |
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: その後、暗殺者をロンドンに集め、ジョンやハドソン夫人を人質に取ってシャーロックに飛び降り自殺を強要し、 |
: その後、暗殺者をロンドンに集め、ジョンやハドソン夫人を人質に取ってシャーロックに飛び降り自殺を強要し、みずからも拳銃を咥えて「自殺」する。シーズン3の冒頭で、ブルックの逮捕が伝えられすべてが解決したと思われたが、シーズン3の最後に一般家庭のテレビや街頭テレビ・カーナビなどに "MISS ME?"(会いたかった)とメッセージを喋る演出(口元の部分だけが動く)を施した写真が流れだし、ラストシーンで振り向きざまに「会いたかった」とメッセージを残す。 |
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: シーズン4では、シャーロックの妹・ユーラス・ホームズに生前接触していたことが明かされ、ユーラスにたくさんのビデオやメッセージを残す。 |
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; サラ・ソーヤー |
; サラ・ソーヤー |
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: 演 - {{仮リンク|ゾーイ・テルフォード|en|Zoe Telford}}(声・[[小林さやか]]) |
: 演 - {{仮リンク|ゾーイ・テルフォード|en|Zoe Telford}}(声・[[小林さやか]]) |
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: ジョンが勤める病院の医師。ジョンの恋人。自己防衛のために多少戦うことは |
: ジョンが勤める病院の医師。ジョンの恋人。自己防衛のために多少戦うことはできる。シーズン2でジョンとニュージーランドへ旅行したあと、破局したとされる。 |
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; チャールズ・アウグストゥス・マグヌ |
; チャールズ・アウグストゥス・マグヌセン |
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: 演 - [[ラース・ミケルセン]](声・[[森田順平]]) |
: 演 - [[ラース・ミケルセン]](声・[[森田順平]]) |
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: ビジネスマンでありメディア王。シーズン3を通しての黒幕。西側諸国の著名人について、ありとあらゆる情報に精通し、個人情報を握ることで政治的影響力を持ち恐喝を行う。『[[犯人は二人]]』のチャールズ・オーガスタス・ミルヴァートンの現代版。個人情報の宝庫ともいえる大邸宅「アップルドア」を保有し、シャーロックと交渉することになる。 |
: ビジネスマンでありメディア王。シーズン3を通しての黒幕。西側諸国の著名人について、ありとあらゆる情報に精通し、個人情報を握ることで政治的影響力を持ち恐喝を行う。『[[犯人は二人]]』のチャールズ・オーガスタス・ミルヴァートンの現代版。個人情報の宝庫ともいえる大邸宅「アップルドア」を保有し、シャーロックと交渉することになる。 |
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; [[メアリー・モースタン]] |
; [[メアリー・モースタン]] |
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: 演 - [[アマンダ・アビントン]]{{efn|アマンダ・アビントンはワトソン役のマーティン・フリーマンの実生活のパートナーでもあった<ref name="telegraph161222">{{cite news|url=http://www.telegraph.co.uk/news/2016/12/22/martin-freeman-amanda-abbington-split-reveals-weird-real-life/|publisher=[[デイリー・テレグラフ]]|accessdate=2017-01-17|title=Martin Freeman and Amanda Abbington split as she reveals 'weird' real-life coincidence behind Sherlock scenes they filmed together|first=Patrick|last=Foster|date=2016-12-22|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161223030116/http://www.telegraph.co.uk/news/2016/12/22/martin-freeman-amanda-abbington-split-reveals-weird-real-life/|archivedate=2016-12-23}}</ref>。}}(声・[[石塚理恵]]) |
: 演 - [[アマンダ・アビントン]]{{efn|アマンダ・アビントンはワトソン役のマーティン・フリーマンの実生活のパートナーでもあった<ref name="telegraph161222">{{cite news|url=http://www.telegraph.co.uk/news/2016/12/22/martin-freeman-amanda-abbington-split-reveals-weird-real-life/|publisher=[[デイリー・テレグラフ]]|accessdate=2017-01-17|title=Martin Freeman and Amanda Abbington split as she reveals 'weird' real-life coincidence behind Sherlock scenes they filmed together|first=Patrick|last=Foster|date=2016-12-22|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161223030116/http://www.telegraph.co.uk/news/2016/12/22/martin-freeman-amanda-abbington-split-reveals-weird-real-life/|archivedate=2016-12-23}}</ref>。}}(声・[[石塚理恵]]) |
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: シーズン3よりジョン・ワトソンの交際相手として登場し、妻となり懐妊 |
: シーズン3よりジョン・ワトソンの交際相手として登場し、妻となり懐妊する。しかし、彼女はある秘密についてマグヌセンに脅迫されていた。 |
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: その秘密についてすれ違いから破局を迎えそうになるが、ジョンが彼女を受け入れて許したことから本当の意味で夫婦となる。この時に表面に[[四つの署名#第二部|A.G.R.A.]]と書かれた、彼女の秘密を記したUSBメモリを渡 |
: その秘密についてすれ違いから破局を迎えそうになるが、ジョンが彼女を受け入れて許したことから本当の意味で夫婦となる。この時に表面に[[四つの署名#第二部|A.G.R.A.]]と書かれた、彼女の秘密を記したUSBメモリを渡すが、ジョンは暖炉に放り込み処分する。 |
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; シャーロックの両親 |
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: 演 - [[ティモシー・カールトン]](父)、[[ワンダ・ヴェンサム]](母){{efn|シャーロックを演ずるカンバーバッチの実の両親で、俳優夫婦である。}}(声・[[こねり翔]]、[[宮沢きよこ]]) |
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: シャーロックとマイクロフトの両親。 |
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== エピソードリスト == |
== エピソードリスト == |
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| [[バスカヴィルの犬(ハウンド)]] |
| [[バスカヴィルの犬(ハウンド)|バスカヴィルの{{Ruby|犬|ハウンド}}]] |
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| {{Interlang|en|The Hounds of Baskerville}} |
| {{Interlang|en|The Hounds of Baskerville}} |
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| 2012年1月8日 |
| 2012年1月8日 |
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* シーズン3の[[外伝# |
* シーズン3の[[外伝#前編・前日譚|前日譚]]を描いた約7分間のミニエピソード。2013年12月24日より、[[BBC iPlayer]]、{{interlang|en|BBC Red Button}}および[[YouTube]]のBBC公式チャンネルで公開された。2014年5月8日からは、[[NHKオンライン]]「どーがステーション」およびYouTubeと[[ニコニコ動画]]のNHK公式チャンネルで日本語字幕版が配信されていたが現在は配信終了しており、日本語字幕はYouTubeのBBC公式チャンネルからのみ視聴可能。 |
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| [[空の霊柩車|{{Ruby|空|から}}の{{Ruby|霊柩車|れいきゅうしゃ}}]] |
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| {{Interlang|en|The Empty Hearse}} |
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| 2014年1月1日 |
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* [[空き家の冒険]] "The Adventure of the Empty House" |
* [[空き家の冒険]] "The Adventure of the Empty House" |
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* ※[[消えた臨時列車]] "The Lost Special"{{efn|ホームズの登場は明言されないが、作中の記載からホームズシリーズの外典とされる作品。ゲイティスによって、プロットの一部がこの作品に由来していることが明かされている<ref>{{cite web|url=http://www.denofgeek.com/us/tv/sherlock/241667/111-things-you-might-not-know-about-sherlock-season-3|title=111 things You Might not Know About Sherlock Season 3|publisher=Den of Geek!|accessdate=2019-12-07|date=2014-11-26|first=Louisa|last=Mellor}}</ref>。}} |
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| 0<!--S3/4を繋ぐ前日譚として、[https://www.imdb.com/title/tt3845232/ IMDb]に準拠--> |
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| [[SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁|忌まわしき花嫁]] |
| [[SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁|忌まわしき花嫁]] |
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| {{Interlang|en|The Abominable Bride}} |
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| 2016年1月1日 |
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| 2016年2月19日<ref>{{cite news|title=ドラマ「SHERLOCK」特別編が2月に劇場公開、舞台は19世紀のロンドン|url= |
| 2016年2月19日<ref>{{cite news|title=ドラマ「SHERLOCK」特別編が2月に劇場公開、舞台は19世紀のロンドン|url=https://natalie.mu/eiga/news/167918|newspaper=[[ナタリー (ニュースサイト)|ナタリー]]|date=2015-12-03|accessdate=2015-12-03}}</ref><ref>{{cite news|title=「SHERLOCK(シャーロック)」特別編、日本でも上映決定!2月19日から4週間限定|url=https://www.cinematoday.jp/news/N0078540|newspaper=シネマトゥデイ|date=2015-12-03|accessdate=2015-12-03}} |
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| 2016年5月9日<ref name=SPpremium>{{Cite web|和書|url=http://www9.nhk.or.jp/kaigai/sherlock3/|title=SHERLOCK(シャーロック)3|NHK BSプレミアム 海外ドラマ|accessdate=2016-03-27|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160327132751/http://www9.nhk.or.jp/kaigai/sherlock3/|archivedate=2016-03-27}}</ref> |
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* タイトルの「忌まわしき花嫁」(The Abominable Bride)は、『[[マスグレーヴ家の儀式]]』の冒頭に登場する[[語られざる事件]]"Ricoletti of the club foot and his abominable wife."(内半足のリコレッティと忌まわしい妻)に由来する<ref>{{cite web|author=Paul Jones|url=http://www.radiotimes.com/news/2015-10-24/what-does-the-title-the-abominable-bride-tell-us-about-the-sherlock-special|title=What does the title The Abominable Bride tell us about the Sherlock special?|publisher=RadioTimes|date=2015-10-24|accessdate=2016-01-04}}</ref>。 |
* タイトルの「忌まわしき花嫁」(The Abominable Bride)は、『[[マスグレーヴ家の儀式]]』の冒頭に登場する[[語られざる事件]]"Ricoletti of the club foot and his abominable wife."(内半足のリコレッティと忌まわしい妻)に由来する<ref>{{cite web|author=Paul Jones|url=http://www.radiotimes.com/news/2015-10-24/what-does-the-title-the-abominable-bride-tell-us-about-the-sherlock-special|title=What does the title The Abominable Bride tell us about the Sherlock special?|publisher=RadioTimes|date=2015-10-24|accessdate=2016-01-04}}</ref>。 |
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* 2016年5月9日、[[NHK BSプレミアム]]で、プレミアムシネマとして放送された{{r|SPpremium}}。同局では、シーズン4の放送に合わせた2017年7月3日に再放送が行われる{{r|NHKkaigai170412}}。 |
* 2016年5月9日、[[NHK BSプレミアム]]で、プレミアムシネマとして放送された{{r|SPpremium}}。同局では、シーズン4の放送に合わせた2017年7月3日に再放送が行われる{{r|NHKkaigai170412}}。 |
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* 2016年7月17日には、[[AXNミステリー]]で字幕版がノーカット初放送されている<ref>{{ |
* 2016年7月17日には、[[AXNミステリー]]で字幕版がノーカット初放送されている<ref>{{Cite tweet|author=AXNミステリー |user=axnmystery |number=754495992792309760 |title=本日夕方4時から「SHERLOCK #シャーロック 」シーズン3を一挙放送!引き続き、夜9時からは「#忌まわしき花嫁 」字幕版を日本初放送!お見逃しなくーー!! |date=2016-07-17 |accessdate=2020-07-23 }}</ref>。 |
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! 邦題<ref name="NHK邦題">{{Cite web|和書|url=http://www4.nhk.or.jp/sherlock4/|accessdate=2017-06-10|title=SHERLOCK(シャーロック)4|publisher=NHK|archivedate=2017-06-10|archiveurl=https://archive.is/JtsjA}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=http://www.nhk.or.jp/kaigai-blog/100/272335.html|accessdate=2017-06-10|publisher=NHK|title=ホームズ登場130年記念!7月8日(土)はシャーロックナイト!スペシャルサイト公開!|date=2017-06-02|work=NHK海外ドラマ スタッフブログ}}</ref><ref name="natalie170412">{{cite news|url=http://natalie.mu/eiga/news/228489|title=カンバーバッチ主演「SHERLOCK」シーズン4、7月に日本初放送決定|date=2017-04-12|accessdate=2017-06-10|newspaper=映画ナタリー}}</ref> |
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! 邦題 |
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! 原題<ref name="S4title_BBC One">{{Cite tweet|author=BBC One |user=BBCOne |number=807322386840387584 |title=We can reveal that episode 3 of Sherlock series 4 will be titled… The Final Problem. #Sherlock. Starts 1st January 2017. 8.30pm. @BBCOne. |date=2016-12-10 |accessdate=2020-07-23 }}</ref> |
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! 英国放送日<ref name="S4airdateRT">{{cite web|url=http://www.radiotimes.com/news/2016-12-09/full-schedule-of-sherlock-series-4-air-dates-confirmed|title=Full schedule of Sherlock series 4 air dates confirmed|author=Paul Jones|accessdate=2016-12-10|date=2016-12-09|publisher=[[ラジオ・タイムズ|Radio Times]]}}</ref> |
! 英国放送日<ref name="S4airdateRT">{{cite web|url=http://www.radiotimes.com/news/2016-12-09/full-schedule-of-sherlock-series-4-air-dates-confirmed|title=Full schedule of Sherlock series 4 air dates confirmed|author=Paul Jones|accessdate=2016-12-10|date=2016-12-09|publisher=[[ラジオ・タイムズ|Radio Times]]}}</ref> |
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! 日本放送 |
! 日本放送日<ref name="NHKkaigai170412">{{Cite web|和書|url=http://www.nhk.or.jp/kaigai-blog/100/267837.html|title=『SHERLOCK(シャーロック)4』待望の新シーズン放送決定!|accessdate=2017-04-12|publisher=[[日本放送協会|NHK]]|work=NHK海外ドラマ|date=2017-04-12|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170412092056/http://www.nhk.or.jp/kaigai-blog/100/267837.html|archivedate=2017-04-12}}</ref><ref>{{Cite tweet|author=BBC Japan |user=BBCJapan |number=852076813388001280 |title=「SHERLOCK #シャーロック 4」の放送が決定しました! NHK BSプレミアムにて 7月8日(土)、15日(土)、22日(土) 夜10:00~11:30。 シーズン4の放送を前に、5月6日より全シーズン再放送も! |date=2017-04-12 |accessdate=2020-07-23 }}</ref> |
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| [[六つのサッチャー]] |
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| {{Interlang|en|The Six Thatchers}} |
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* [[六つのナポレオン]] "The Adventure of the Six Napoleons" |
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* (原作、原題)--> |
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| [[臥せる探偵]] |
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| 2017年1月8日 |
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* [[瀕死の探偵]] "The Adventure of the Dying Detective" |
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* (原作、原題)--> |
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* 2011年 |
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** 最優秀ドラマシリーズ賞 (シーズン1) |
** 最優秀ドラマシリーズ賞 (シーズン1) |
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** 最優秀助演男優賞 ([[ジョン・ワトソン]]役の[[マーティン・フリーマン]]) |
** 最優秀助演男優賞 ([[ジョン・H・ワトスン|ジョン・ワトソン]]役の[[マーティン・フリーマン]]) |
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* 2012年 |
* 2012年 |
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** 最優秀助演男優賞 ([[ジェームズ・モリアーティ|ジム・モリアーティ]]役の[[アンドリュー・スコット]]) |
** 最優秀助演男優賞 ([[ジェームズ・モリアーティ|ジム・モリアーティ]]役の[[アンドリュー・スコット]]) |
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== 製作 == |
== 製作 == |
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本作の特徴としてシャーロックの視線に映る証拠品や人物の状態がモーショングラフィックを使った字幕で表示される演出が挙げられる<ref name="ELLE170119p1">{{ |
本作の特徴としてシャーロックの視線に映る証拠品や人物の状態がモーショングラフィックを使った字幕で表示される演出が挙げられる<ref name="ELLE170119p1">{{Cite web|和書|url=http://www.elle.co.jp/culture/feature/sherlock17_0119|title=あなたの知らないドラマ「SHERLOCK/シャーロック」の秘密24|date=2017-01-19|accessdate=2017-02-18|page=1|publisher=[[ELLE (雑誌)|ELLE]]}}</ref>。これによりシャーロックが捉えた手がかりや情報が視聴者にも視覚的に伝わるよう描かれる他、シーズン3ではシャーロックが得た字幕情報の中に今後の展開の伏線が敷かれていた。この他登場人物がスマートフォンで送受信するメールのメッセージやパスワード入力の場面についても同様である。NHK放送版はこれらのフォローに字幕スーパーを使わず手描きのメッセージに至るまで日本語化表示しており、番組最後の吹き替え版クレジットでもキャスト/スタッフの記名に[[タッチパネル]]操作を模した動きを与えている。 |
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また原作に目配せした設定もあちこちに登場する。例えば[[ベーカー街221B]]の階段は、原作と同じ17段に揃えられている<ref name="ELLE170119p2">{{ |
また原作に目配せした設定もあちこちに登場する。例えば[[ベーカー街221B]]の階段は、原作と同じ17段に揃えられている<ref name="ELLE170119p2">{{Cite web|和書|url=http://www.elle.co.jp/culture/feature/sherlock17_0119/(Offset)/1|title=あなたの知らないドラマ「SHERLOCK/シャーロック」の秘密24|date=2017-01-19|accessdate=2017-02-18|page=2|publisher=[[ELLE (雑誌)|ELLE]]}}</ref>。フラットの外観はノース・ガウアー・ストリート185番地で撮影されている{{r|ELLE170119p2}}。一方で、シャーロックとジョンがファースト・ネームで呼び合うなど、現代版ならではの変更も加えられている<ref name="ELLE170119p6">{{Cite web|和書|url=http://www.elle.co.jp/culture/feature/sherlock17_0119/(Offset)/5|title=あなたの知らないドラマ「SHERLOCK/シャーロック」の秘密24|date=2017-01-19|accessdate=2017-02-18|page=6|publisher=[[ELLE (雑誌)|ELLE]]}}</ref>。 |
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DVDおよびBlu-Ray Discにはシリーズ1第1話『[[ピンク色の研究]]』のパイロット版が収録されており、放送版までには画質、デジタルな視覚効果を絡めた編集の面で試行錯誤があったことを確認 |
DVDおよびBlu-Ray Discにはシリーズ1第1話『[[ピンク色の研究]]』のパイロット版が収録されており、放送版までには画質、デジタルな視覚効果を絡めた編集の面で試行錯誤があったことを確認できる。モーショングラフィックを使った字幕演出はまだ考えられていなかった。 |
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また、このドラマを制作するにあたり「原作に登場しない人物をメインキャラクターにしない」ことを念頭に置いていたが、パイロット版で序盤にわずかな出番しかなかったモリー役の[[ルイーズ・ブリーリー]]が好演したため制作陣の心を掴み、モリーはメインキャラクターとしての地位を得ることになった{{r|ELLE170119p1}}。 |
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各シリーズのラストは次シリーズへの引きで終わる[[クリフハンガー (プロット)|クリフハンガー]]となっているが、制作ペースは脚本の完成度を上げる目的もあって新作を毎年放送出来ないという(連続ドラマと比べれば)非常に遅いペースになっている。主演2名のハリウッド映画出演も撮影スケジュールの点で遅さに拍車をかけている。ゲイティスは2名の多忙さにより「シリーズ継続が困難である」と話し、シリーズ4での完結を示唆した。 |
各シリーズのラストは次シリーズへの引きで終わる[[クリフハンガー (プロット)|クリフハンガー]]となっているが、制作ペースは脚本の完成度を上げる目的もあって新作を毎年放送出来ないという(連続ドラマと比べれば)非常に遅いペースになっている。主演2名のハリウッド映画出演も撮影スケジュールの点で遅さに拍車をかけている。ゲイティスは2名の多忙さにより「シリーズ継続が困難である」と話し、シリーズ4での完結を示唆した。 |
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シリーズ4の製作は2016年後半に予定されていたが<ref>{{ |
シリーズ4の製作は2016年後半に予定されていたが<ref>{{Cite web|和書|url=http://dramanavi.net/news/2015/12/sherlock4-5.php|title=『SHERLOCK』マーク・ゲイティス、シーズン4の展望を語る|publisher=[[WOWOW]]|work=海外ドラマnavi|date=2015-12-17|accessdate=2016-04-08}}</ref>、前倒しして同年4月から撮影が始まっている<ref>{{cite news|url=http://www.vanityfair.com/hollywood/2016/04/sherlock-season-4-filming|title=Sherlock Season 4 Begins Filming at Last|date=2016-04-06|author=Katey Rich|publisher=''[[ヴァニティ・フェア|Vanity Fair]]''|accessdate=2016-04-08}}</ref><ref>{{YouTube|CGhaTkF7INA|Filming For Series 4 Begins - Sherlock}}</ref>。また2016年7月には、[[サンディエゴ]]で開かれた[[コミコン・インターナショナル]]のパネルにて、シリーズ4のキーワードが「サッチャー」「スミス」「シェリンフォード」({{lang-en-short|Thatcher, Smith, Sherrinford}})と発表され<ref>{{Cite tweet|author=Sherlock |user=Sherlock221B |number=757334695684153344 |title=A final tease from Comic-Con for Season 4. Three names. What could they mean? #Sherlock #SDCC #SDCC2016 |date=2016-07-25 |accessdate=2020-07-23 }}</ref><ref name="radiotimes160724">{{cite news|url=http://www.radiotimes.com/news/2016-07-24/sherlock-creators-reveal-three-mysterious-clues-for-series-four|title=Sherlock creators reveal three mysterious clues for series four|author=Huw Fullerton|date=2016-07-24|publisher=[[ラジオ・タイムズ|Radio Times]]|accessdate=2016-07-26}}</ref>{{efn|3つの人名については、[[マーガレット・サッチャー]]元首相の名前が『[[バスカヴィルの犬(ハウンド)]]』でパスワードに使われていたこと、スミスに関しては「カルヴァートン・スミス」との人物が『[[瀕死の探偵]]』に登場すること、そして「シェリンフォード」とはドイルがホームズの名前を「シャーロック」に決める前に使っていたファーストネームであることが指摘されている{{r|radiotimes160724}}。}}、また新登場人物の[[トビー・ジョーンズ]]<ref>{{cite web|url=http://www.radiotimes.com/news/2016-07-12/toby-jones-my-new-sherlock-character-is-a-really-bad-villain|title=Toby Jones: My new Sherlock character is a REALLY bad villain|publisher=[[ラジオ・タイムズ|Radio Times]]|accessdate=2016-07-26|author=Ben Dowell|date=2016-07-12}}</ref>などが登場する予告動画も公開された<ref>{{Cite tweet|author=Sherlock |user=Sherlock221B |number=757265092425625600 |title=It's not a game anymore. #Sherlock season 4 coming in 2017… |date=2016-07-25 |accessdate=2020-07-23 }}</ref><ref>{{YouTube|qlcWFoNqZHc|Sherlock: Series 4 Teaser (Official)}}</ref>。ベネディクト・カンバーバッチがタイトルロールを演じた2015年の舞台『[[ハムレット]]』にオフィーリア役で出演したシャン・ブルックが第1-2話で“エリザベス”を演じる。 |
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== 日本での漫画化 == |
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日本の月刊青年漫画誌『[[ヤングエース]]』([[KADOKAWA]])で、以下のように |
日本の月刊青年漫画誌『[[ヤングエース]]』([[KADOKAWA]])で、以下のように漫画版が連載されている。脚本はマーク・ゲイティスとスティーヴン・モファット、作画は[[Jay.]]が担当している。連載終了後は、[[カドカワコミックス・エース]]より単行本が発売されている。また、単行本は台詞などを英語にしたバイリンガル版も別途販売されている<ref>{{cite web|url=https://natalie.mu/eiga/news/150144|title=「SHERLOCK」日英対訳付きマンガ版でカンバーバッチから英語を学ぼう|publisher=[[ナタリー (ニュースサイト)|映画ナタリー]]|date=2015-06-11|accessdate=2016-02-29}}</ref>。 |
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* {{Cite book |和書 |year=2013-08 |title=SHERLOCK ピンク色の研究 |publisher=カドカワコミックス・エース |isbn=978-4041207109}} |
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{| class="wikitable" |
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*:(連載:2012年11月号 - 2013年8月号) |
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!タイトル |
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* {{Cite book |和書 |year=2014-06 |title=SHERLOCK 死を呼ぶ暗号 |publisher=カドカワコミックス・エース |isbn=978-4041211274}} |
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!colspan="2"|連載<br />開始号・終了号 |
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!colspan="3"|単行本(通常版)<br />発売日・ISBN |
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* {{Cite book |和書 |year=2016-02 |title=SHERLOCK 大いなるゲーム |publisher=カドカワコミックス・エース |isbn=978-4041016862}} |
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!colspan="3"|単行本(バイリンガル版)<br />発売日・ISBN |
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*:(連載:2014年12月号 - 2016年2月号) |
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* 『SHERLOCK ベルグレービアの醜聞』 |
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!style="text-align:left"|SHERLOCK ピンク色の研究 |
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*:(連載:2017年3月号 - ) |
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|2012年11月号 |
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|2013年8月号 |
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|colspan="2"|2013年8月2日 |
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|{{ISBN2|978-4-04-120710-9}} |
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|colspan="2"|2015年6月10日 |
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|{{ISBN2|978-4-04-601118-3}} |
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!style="text-align:left"|SHERLOCK 死を呼ぶ暗号 |
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|2014年1月号 |
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|2014年7月号 |
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|colspan="2"|2014年6月7日 |
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|{{ISBN2|978-4-04-121127-4}} |
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|colspan="2"|2016年2月10日 |
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|{{ISBN2|978-4-04-601427-6}} |
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|- |
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!style="text-align:left"|SHERLOCK 大いなるゲーム |
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|2014年12月号 |
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|2016年2月号 |
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|colspan="2"|2016年2月10日 |
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|{{ISBN2|978-4-04-101686-2}} |
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|colspan="2"|2017年2月10日 |
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|{{ISBN2|978-4-04-601683-6}} |
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!style="text-align:left"; rowspan="2"|SHERLOCK ベルグレービアの醜聞 |
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|rowspan="2"|2017年3月号 |
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|rowspan="2"|2021年9月号 |
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|上 |
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|2019年7月4日 |
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|{{ISBN2|978-4-04-105033-0}} |
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|上 |
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|2019年12月21日 |
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|{{ISBN2|978-4-04-604366-5}} |
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|下 |
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|2021年12月3日 |
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|{{ISBN2|978-4-04-112020-0}} |
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|下 |
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|2022年6月24日 |
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|{{ISBN2|978-4-04-605817-1}} |
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== 脚注 == |
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== 関連項目 == |
== 関連項目 == |
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* [[シャーロック・ホームズの冒険 (1970年の映画)]] |
* [[シャーロック・ホームズの冒険 (1970年の映画)]] |
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* [[ST 警視庁科学特捜班|ST 赤と白の捜査ファイル]] - シャーロックを意識したと思われるシーンが確認できる。 |
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== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
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{{commonscat|Sherlock (TV series)}} |
{{commonscat|Sherlock (TV series)}} |
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* |
* {{Wayback |url=http://www9.nhk.or.jp/kaigai/sherlock2/index.html |title=NHK海外ドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」(シーズン1・2) |date=20140512215346}} |
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* |
* {{Wayback |url=http://www9.nhk.or.jp/kaigai/sherlock3/index.html |title=NHK海外ドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」(シーズン3) |date=20160406120429}} |
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* {{ |
* {{Wayback|url=http://www4.nhk.or.jp/sherlock4/ |title=NHK「SHERLOCK(シャーロック)4」 |date=20170412092639}} |
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* {{NHK放送史|D0009043363_00000|Sherlock}} |
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* [http://mystery.co.jp/program/sherlock/index_s02.html AXNミステリー「SHERLOCK(シャーロック)」] |
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* {{Wayback |url=http://mystery.co.jp/program/sherlock/index_s02.html |title=AXNミステリー「SHERLOCK(シャーロック)」 |date=20151226000450}} |
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* [http://www.kadokawa-d.jp/lineup/sherlock/ 角川海外TVシリーズ『SHERLOCK/シャーロック』] |
* [http://www.kadokawa-d.jp/lineup/sherlock/ 角川海外TVシリーズ『SHERLOCK/シャーロック』] |
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* [http://sherlock-sp.jp/ 『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』公式] |
* [http://sherlock-sp.jp/ 『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』公式] |
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* {{BBC programme|title=SHERLOCK}} {{en icon}} |
* {{BBC programme|title=SHERLOCK}} {{en icon}} |
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* {{IMDb title|1475582}} |
* {{IMDb title|1475582}} |
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; 登場人物のウェブサイト |
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: 登場人物が制作したという設定のウェブサイト。{{en icon}} |
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:* [http://www.thescienceofdeduction.co.uk/ The Science of Deduction](シャーロック・ホームズのサイト「推理の科学」) |
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登場人物が制作したという設定のウェブサイト'''(全て英語)'''。 |
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* [http://www. |
:* [http://www.johnwatsonblog.co.uk/ John Watson's Blog](ジョン・ワトソンのブログ、更新停止) |
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* [http://www. |
:* [http://www.mollyhooper.co.uk/ Molly Hooper's Diary](法医学者モリーのブログ) |
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* [http://www. |
:* [http://www.connieprince.co.uk/ Connie Prince's official site](第3話の被害者の一人コニー・プリンスの公式サイト) |
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* [http://www.connieprince.co.uk/ Connie Prince's official site](第3話の被害者の一人コニー・プリンスの公式サイト) |
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|
SHERLOCK | |
---|---|
ロゴマーク | |
ジャンル | 推理ドラマ |
原作 | アーサー・コナン・ドイル |
脚本 |
マーク・ゲイティス スティーヴン・モファット スティーヴ・トンプソン |
出演者 |
ベネディクト・カンバーバッチ マーティン・フリーマン マーク・ゲイティス ルパート・グレイヴス アンドリュー・スコット ユーナ・スタッブス ヴィネット・ロビンソン ルイーズ・ブリーリー |
製作 | |
製作総指揮 |
マーク・ゲイティス スティーヴン・モファット ベリル・ヴァーチュー レベッカ・イートン ベサン・ジョーンズ スー・ヴァーチュー |
制作 | 英国放送協会 |
放送 | |
放送国・地域 | イギリス |
放送期間 | 2010年7月25日 - 8月8日(シリーズ1) 2012年1月1日 - 1月15日(シリーズ2) 2014年1月1日 - 1月12日(シリーズ3) 2017年1月1日 - 1月15日(シリーズ4) |
放送時間 | 90分 |
BBC公式サイト |
『SHERLOCK(シャーロック)』(英語: Sherlock)は、2010年7月から放送されている、アーサー・コナン・ドイルの小説『シャーロック・ホームズ』シリーズを翻案したイギリス・BBC製作のテレビドラマ。
概要
[編集]舞台を21世紀のイギリスに置き換え、自称「コンサルタント探偵」であるシャーロック・ホームズがスマートフォンやインターネットといった最新機器を駆使して事件を解決する様を描く。各エピソードはドイルの原作を下敷きとしている。
シリーズ | Ep. | 英国放送日 | |
---|---|---|---|
1 | 3 | 2010年7月25日 - 8月8日 | |
2 | 3 | 2012年1月1日 - 1月15日 | |
3 | 3 | 2014年1月1日 - 1月12日 | |
特別編 | 1 | 2016年1月1日 | |
4 | 3 | 2017年1月1日 - 1月15日 |
シリーズ1(全3回)は2010年7月25日から8月8日までイギリス・BBC Oneで放送された。日本では2011年8月22日から24日までNHK BSプレミアムで放送後、2012年にはAXNミステリーで放送された。また2013年1月にはNHK総合でも放送され、日本国内では地上波初放送となった。
シリーズ4の本編全3話は2017年1月1日から15日にかけてBBC Oneで放送され、第3話はイギリスやアメリカの映画館でも限定公開された[1][2]。日本では2017年7月8日から22日にかけてNHK BSプレミアムで放送された[3]。
2016年3月31日から[4]2022年5月31日までNetflixで配信(シーズン4のみU-NEXT、FODで先行配信[5]の後、Netflixで配信)。
2022年6月2日からAmazon Prime Videoで配信[6]。
あらすじ
[編集]21世紀、陸軍の軍医としてアフガン戦争に従軍したジョン・ワトソンは、戦傷によりイギリス本国に送還され、トラウマを抱えたままロンドンで苦しい心身両面のリハビリ生活を送っていた。そんな中、研修生時代の古い知り合いから、自分と同じく家賃軽減の為のルームメイトを探している男を紹介される。
ルームメイトになった男・シャーロック・ホームズは、偏屈な「高機能社会不適合者」でありながら、きわめて頭脳明晰な自称「世界で唯一のコンサルタント探偵」であった。彼はスマートフォンやGPSといった現代の技術を駆使し、周囲の人々を戸惑わせながらもその天才的なひらめきと推理力で、ジョンと共に数々の事件を解決していく。
登場人物
[編集]※括弧内は日本語吹き替えキャスト。
主役
[編集]- シャーロック・ホームズ
- 演 - ベネディクト・カンバーバッチ(声・三上哲)
- 背が高く、暗い色の巻き毛で痩せ型の男。わずかな事柄から物事を類推することを非常に得意とし、みずからを「世界で唯一のコンサルタント探偵」「高機能ソシオパス」(英: High-functioning Sociopath、吹き替えでは「高機能社会不適合者」、字幕では「社会病質者」とも訳される)と呼ぶ。スコットランド・ヤードが解決困難と判断した殺人事件を謝礼金・支給交通費なしで請け負う。自分を満足させる事件がないとき、特に依頼が来ない暇なときは拳銃を乱射したり、銛を振り回したりといった常軌を逸した行動をとる。
- 頭脳明晰だが周囲を小馬鹿にして、何事も自身を基準に考える。友人は数少ないことが示唆される[注釈 1]。
- 「自身は仕事と結婚している」と言い、恋愛を軽蔑している。検視官のモリー・フーパーに恋愛感情を抱かれているが、それを知りつつあえてその気があるように振る舞い、情報を得ている[注釈 2]。
- 原作小説では移動手段に辻馬車を利用していたが、現代版になるにあたりタクシーに置き換わっており、ほとんどのエピソードでタクシーを利用している。ただしシーズン2第2話では調査で向かったダートムーア内での移動手段にレンジローバーを使用しており、シャーロック自身が運転している珍しいシーンを見ることができる。
- 「マインド・パレス(精神の宮殿)」という記憶法を用いており、各地の地理や地質そして天気、細菌や暦などに関して非常に深い知識を持っている。またロンドンの道路について、一方通行などの情報も含めて詳しい。その一方で、テレビ番組や出演タレントのゴシップ、地動説など興味を持たない分野への知識がまったくない。またグラフィティ・アートを描く少年やホームレスのネットワークを「眼と耳」として利用している[注釈 3]。
- シーズン2の最終回でマスコミを誘導したモリアーティの謀略により警察から追われ、モリーが勤務する聖バーソロミュー病院の屋上からジョンの見ている前で飛び降り自殺する。直後に駆け寄り脈を確認したジョンにより死亡は明らかだったが、これは兄のマイクロフトとモリーの協力で行われた偽装であり、モリアーティの犯罪組織を解体するため各国を巡り2年で完遂。ロンドンに帰還する。
- シーズン3では帰還後に一時仲違いしたジョンの結婚式で「ベストマン」を務め、ジョンがシャーロックを親友とみなしていることに感銘を受け「何があっても僕が君達を守る」という誓いを立てる。しかしこの誓いが原因でシャーロックはある決断を迫られる。
- 服装や持ち物は非常に高価なブランド品が多い。シーズン1ではBlackBerryのスマートフォン・BlackBerry Bold 9700とVAIOのパソコンを使用するが、シーズン2ではiPhone 4とMacBook Proに機種変更する。喫煙者であるが、禁煙のためにニコチンパッチ依存症であることがシーズン1では描かれている[注釈 4]。兄のマイクロフトとの関係はひどい状態だが、必要に応じ情報交換を行っている。
- シーズン3の最終回で自身のフルネームがウィリアム・シャーロック・スコット・ホームズ[注釈 5]であるとジョンに明かす。
- シーズン4では、今までマイクロフトの手によって隠されていた妹の存在を認識し、それと同時に、みずからの親友であった海賊ごっこの盟友・赤ひげが、妹の手によって殺された事実を知る。親友の死にショックを受け、シャーロックは暗く冷徹になり、親友の赤ひげを犬だと思い込み、記憶をすり替える。それをすべてマイクロフトは知っており、妹の生存を、シャーロックのみならず、両親にも隠し続けていた。しかし、第2話の事件により自分に妹がいたかもしれないと思い、マイクロフトを騙して確証を得る。その後、兄とジョンとともに、妹が長らく収監されている孤島の刑務所・シェリンフォードへ上陸。しかし、そこはすでに妹の手中に落ちており、三人は閉じ込められるも、シャーロックが機転を利かせてどうにか脱出。一連の事件により大きなショックを受けるものの、ワトソンの支えなどもあり、最終的に和解。一緒にバイオリンを演奏する。
- ジョン・ヘイミッシュ・ワトソン[注釈 6]
- 演 - マーティン・フリーマン(声・森川智之)
- シャーロックの同居人にして相棒となる人物。シャーロックと比べると背が低く、髪は金髪。日常的な買い物やさまざまな請求書の支払いをシャーロックがいっさいしないので仕方なく担当する。また事件の捜査に同行し、周囲に気を遣うことのない彼のフォローに回る。当初シャーロックをゲイと思い、周囲からの「シャーロックとジョンは付き合っている」という誤解を嫌がる[注釈 7]。
- キングス・カレッジ・ロンドンで医学を学び、バーツ(英: Barts、聖バーソロミュー病院の通称)に勤務したあと、アフガン戦争に軍医[注釈 8]として3年派遣された。カンダハール、ヘルマンドで従軍したと語っている。派遣時の所属はロイヤル・ノーサンバーランド・フュージリアーズで、階級は大尉だった。戦地で左肩に銃創を負ったため送還されるが、PTSDに悩まされ左手の断続的な痙攣と右脚を上手く動かすことができなくなり、杖をついて生活していた。定職につくこともできず物価の高いロンドンでの生活をやめようとしていたときに研修医時代の友人スタンフォードと再会し、彼の紹介でシャーロックと出会うことになる。シャーロックと一緒に行動することで症状は改善され、シーズン1の第1話後半で杖なく歩けるようになり、第2話以降は杖を使わない。
- 誠実かつ勇敢で惚れっぽい。シャーロックと違い警察との関係も良く、シャーロックからの高い信頼を得るようになる[注釈 9]。FN ブローニング・ハイパワー[注釈 10]を所持し、射撃はシャーロックに名手と呼ばれるほどの腕前である。道徳心も持ち合わせ、シャーロックと一度会っただけのときに、彼のもとでスパイをするようマイクロフトに頼まれるが断る。
- シーズン1ではルームシェアを始めて以降も金銭的に困っていることは変わらず、近所の病院で働く。そこで上司の医師サラ・ソーヤーと出会い交際する(ただしシーズン2の時点でサラとは破局している)。
- シーズン1、2ともに関わる女性の多くに興味を示す。そのため、シャーロックと同性愛の関係に見られることを嫌がる。
- シーズン2ではシャーロックの個人秘書のような立場となり、医師として働いている様子は見られなくなる。サラ以降も何人もの女性とデートを重ねていることが明らかになる。
- シーズン3ではシャーロックの死にショックを受け、なんとか立ち直るまで彼に寄り添っていたメアリーと交際する。そんな中シャーロックが帰還し、ジョンは彼が偽装計画をいっさい話さなかったことに激怒して一度は仲違いするが、ふたたび彼とともに事件を解いていくことになる。最終話ではメアリーに関するある事件に巻き込まれ、新たな転機を迎える。
- ユニクロのジーンズを愛用し、姉のお下がりのNokia N97(パイロット版ではiPhone 3GS)を使用。姉のハリエット(愛称ハリー)とは彼女のアルコール依存症と離婚が原因で関係が悪化している。
スコットランド・ヤード
[編集]- グレッグ・レストレード警部
- 演 - ルパート・グレイヴス(声・原康義)
- シャーロックに捜査を依頼する刑事。性格に難があるシャーロックに対しては、その有能さから仕方なく依頼しているものの、ほかの同僚たちと違い露骨な敵意は抱いてない。だが証拠を持ち去られたり、警察手帳をすられたりすることには不満を抱く。ニコチンパッチの使用者。モリアーティにはシャーロックの数少ない友人のひとりとみなされ、本人が気づかないうちに人質に取られる。
- シーズン3では死んだと思っていたシャーロックの帰還を涙ぐみつつ歓迎し、彼が緊急メールを発すると取り掛かっている事件を放り出して駆けつけるが、シャーロックはレストレードのファーストネームをいつも間違える。[注釈 11]
- フィリップ・アンダーソン[注釈 12]
- 演 - ジョナサン・アリス(声・内田岳志)
- 鑑識官で、シャーロックとは互いに軽蔑しあう関係。妻がロンドン市内から外出している際、サリーと不倫している。シーズン2ではシャーロックを犯人扱いするサリーに加担する。
- シャーロックの「自殺」以降はその罪悪感から海外の難事件解決をシャーロックの生存と結びつける暴走ぶりから失職する。さらには、私設ファンクラブ「空(から)の霊柩車」で会員達とシャーロック自殺の真相を議論し、偽装の経緯について見当外れな仮説を立ててはレストレードにシャーロック生存を訴える。これらの経緯を経て、シーズン3ではモリーとともにシャーロックの「マインド・パレス」に現れる。
- サリー・ドノヴァン
- 演 - ヴィネット・ロビンソン(声・三鴨絵里子)
- 巡査部長。アンダーソンと同じくシャーロックを軽蔑し、面と向かって「変人」と呼びかける。ジョンに、シャーロックはサイコパスであり、いつか退屈さを理由に殺人犯を捕まえる方から殺人を犯す方になるのではないかとたびたび警告する。シャーロックの「自殺」と捜査の誤りからマスコミのバッシングに遭うが、アンダーソンと異なりシーズン3でも解職には至っていない。
その他
[編集]- ハドソン夫人
- 演 - ユーナ・スタッブス(声・谷育子)
- ベーカー街221Bの家主。1階に住んでおり2階をシャーロックとジョンに貸している。彼女の夫がフロリダ州の未解決事件の犯人であるとシャーロックが突き止め、死刑を確定させたことから知り合いになる。「家主であり家政婦ではない」と何度も言うが、2人に対し面倒を見て夕食を作ったりもする。また、女性に対する扱いが冷淡なシャーロックに唯一温かく接せられている女性でもあり、彼女もモリアーティからシャーロックの友人のひとりとして目をつけられる。
- ストーリーに直接関係しないが、「元夫が麻薬王(自身のことは会計係と言っている)」、「221B横のサンドイッチ店の店員と交際しているが浮気が発覚し破局」(シーズン2第2話)、「インターネットにストリップの映像が載っている」(シーズン3第3話)など隠された謎の私生活があるようで、これらをしばしばシャーロックに気づかれる。[注釈 13]
- マイクロフト・ホームズ
- 演 - マーク・ゲイティス[注釈 14](声・木村靖司)
- シャーロックの兄。初登場時は正体を明かさずジョンを誘拐し、弟のスパイをして欲しいと要求している。シャーロックとの関係は悪く、体重の増減が激しいことを馬鹿にされる。だがその頭脳は弟以上に明晰で、推理力も上回っており、シャーロックは「危険な男」と評する。スマートフォンはBlackBerry Torch 9800を使用。
- 「英国政府の小さな地位」にあると言うが、街中の監視カメラを勝手に動かせたり他国の大統領選を操作できたりと、本人が言う以上に大きな権力を握っていることを仄めかす。個人秘書のアンシアと行動をともにしている。
- 特定の部屋以外では口を開いてはいけないという規則を持つ秘密クラブ「ディオゲネス・クラブ」の会員である[注釈 15]。
- モリアーティを危険視し、尋問を行うものの犯罪の尻尾を掴めずに釈放する。シャーロックの半生を彼に語ったことが弟の窮地を招く原因となる。しかしシーズン3ではこれもモリアーティの地下組織壊滅のためにシャーロックとともに敢えて仕掛けたトラップだったことが語られる。
- シーズン3第3話ではシャーロックの処遇を巡り国家レベルの事案に関与する。
- シーズン4では、シャーロックに、両親にさえ死んだと伝えていた妹の存在を感づかれ、しかたなくシェリンフォード(妹が収容されている孤島の監獄)へ連れていく。そこで妹の策略に嵌り監禁されるものの、シャーロックの機転により無事に助け出され、最終的にはシャーロックや妹、その他両親たちとも和解する。
- モリー・フーパー
- 演 - ルイーズ・ブリーリー(声・片岡身江)
- 聖バーソロミュー病院のモルグに勤める法医学者。シャーロックに片思いをしており、彼が死体を調べられるようにみずからの立場を利用してたびたび便宜を図っている。シャーロックは「化粧をしないと地味な顔」と評する。ボーイフレンドのジムの正体が実はモリアーティだと知らずに交際していたこともある。シャーロックには化粧や服装で中傷に近い言動を受けることも多いが、シーズン2において彼女もジョンたちと同じく仲間のひとりとして認識され、重要な役割を担う。
- シーズン3では、第1話でシャーロックと喧嘩したワトソンの代役で事件現場に赴き、以前よりも親交を深めた様子が描かれるものの、シャーロック似の婚約者をシャーロックたちに紹介する。また第3話ではシャーロックのマインド・パレスにも登場する。
- アイリーン・アドラー
- 演 - ララ・パルヴァー(声・永島由子)
- 王族や上流階級の男女を相手にしたBDSMサービス提供を仕事としている女性。国家や政府に関わる秘密を抱えており、言動は支配的。
- 「バッキンガム宮殿の主」から依頼を受けてアイリーンの所有するVertuのスマートフォンのデータを入手しようとしたシャーロックを、一度は推理の面でも肉体的にも完全に打ち負かす。その後、シャーロックに対して何度も誘いのメールを送り続けるが、シャーロックは返信しない。シャーロックへのメールにはBlackBerry Pearl 3G 9105を使用。自身が持つ切り札をシャーロックに見破られたことで命の危機に晒され、逃亡生活を送るはめになる。シーズン3では、シャーロックのマインド・パレスに登場する。
- ジム・モリアーティ
- 演 - アンドリュー・スコット(声・村治学)
- 「世界で唯一のコンサルタント犯罪者」を自称する男。全話の事件の犯人に資金・情報を提供する首謀者であるがみずからの手を汚すことを嫌う。シャーロックに強い興味を持ち、また興味がなくなればすぐにでも殺すつもりだと言う。本作の主要人物は年齢設定が比較的原作に近いが、彼のみ設定が青年となっており、原作の長身痩躯の老人とはかけ離れている。
- シャーロックは「蜘蛛のような存在」と評し、犯罪という糸を巡らし、自分は動くことなく悪事をやってのける天才。
- 頭脳だけでなく演技力にも非常に長けている。シーズン1では同性愛者のふりをして正体を悟られることなくシャーロックとジョンの前に現れ、シーズン2では役者のリチャード・ブルックと名乗って思慮の浅い女性記者に接近し、被害者を装って彼女に捏造記事を書かせる。スマートフォンはHTC Incredible Sを使用。
- その後、暗殺者をロンドンに集め、ジョンやハドソン夫人を人質に取ってシャーロックに飛び降り自殺を強要し、みずからも拳銃を咥えて「自殺」する。シーズン3の冒頭で、ブルックの逮捕が伝えられすべてが解決したと思われたが、シーズン3の最後に一般家庭のテレビや街頭テレビ・カーナビなどに "MISS ME?"(会いたかった)とメッセージを喋る演出(口元の部分だけが動く)を施した写真が流れだし、ラストシーンで振り向きざまに「会いたかった」とメッセージを残す。
- シーズン4では、シャーロックの妹・ユーラス・ホームズに生前接触していたことが明かされ、ユーラスにたくさんのビデオやメッセージを残す。
- サラ・ソーヤー
- 演 - ゾーイ・テルフォード(声・小林さやか)
- ジョンが勤める病院の医師。ジョンの恋人。自己防衛のために多少戦うことはできる。シーズン2でジョンとニュージーランドへ旅行したあと、破局したとされる。
- チャールズ・アウグストゥス・マグヌセン
- 演 - ラース・ミケルセン(声・森田順平)
- ビジネスマンでありメディア王。シーズン3を通しての黒幕。西側諸国の著名人について、ありとあらゆる情報に精通し、個人情報を握ることで政治的影響力を持ち恐喝を行う。『犯人は二人』のチャールズ・オーガスタス・ミルヴァートンの現代版。個人情報の宝庫ともいえる大邸宅「アップルドア」を保有し、シャーロックと交渉することになる。
- メアリー・モースタン
- 演 - アマンダ・アビントン[注釈 16](声・石塚理恵)
- シーズン3よりジョン・ワトソンの交際相手として登場し、妻となり懐妊する。しかし、彼女はある秘密についてマグヌセンに脅迫されていた。
- その秘密についてすれ違いから破局を迎えそうになるが、ジョンが彼女を受け入れて許したことから本当の意味で夫婦となる。この時に表面にA.G.R.A.と書かれた、彼女の秘密を記したUSBメモリを渡すが、ジョンは暖炉に放り込み処分する。
- シャーロックの両親
- 演 - ティモシー・カールトン(父)、ワンダ・ヴェンサム(母)[注釈 17](声・こねり翔、宮沢きよこ)
- シャーロックとマイクロフトの両親。
エピソードリスト
[編集]※放送日はイギリスがBBC One、日本がNHK BSプレミアムにおける初放送日。
シーズン1(2010年)
[編集]通算 | エピソード | 邦題 | 原題 | 英国放送日 | 日本放送日 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ピンク色の研究 | A Study in Pink | 2010年7月25日 | 2011年8月22日 |
| |||||
2 | 2 | 死を呼ぶ暗号 | The Blind Banker | 2010年8月1日 | 2011年8月23日 |
3 | 3 | 大いなるゲーム | The Great Game | 2010年8月8日 | 2011年8月24日 |
|
シーズン2(2012年)
[編集]通算 | エピソード | 邦題 | 原題 | 英国放送日 | 日本放送日 |
---|---|---|---|---|---|
4 | 1 | ベルグレービアの醜聞 | A Scandal in Belgravia | 2012年1月1日 | 2012年7月22日 |
| |||||
5 | 2 | バスカヴィルの |
The Hounds of Baskerville | 2012年1月8日 | 2012年7月29日 |
6 | 3 | ライヘンバッハ・ヒーロー | The Reichenbach Fall | 2012年1月15日 | 2012年8月5日 |
|
クリスマス・ミニエピソード(2013年)
[編集]通算 | エピソード | 邦題 | 原題 | 英国配信日 | 日本配信日 |
---|---|---|---|---|---|
- | 0 | 幸せな人生を | Many Happy Returns | 2013年12月24日 | 2014年5月8日 |
|
シーズン3(2014年)
[編集]通算 | エピソード | 邦題 | 原題 | 英国放送日 | 日本放送日 |
---|---|---|---|---|---|
7 | 1 | The Empty Hearse | 2014年1月1日 | 2014年5月24日 | |
8 | 2 | 三の兆候 | The Sign of Three | 2014年1月5日 | 2014年5月31日 |
| |||||
9 | 3 | 最後の誓い | His Last Vow | 2014年1月12日 | 2014年6月7日 |
特別編(2016年)
[編集]通算 | エピソード | 邦題 | 原題 | 英国放送日 | 日本劇場公開日 | 日本放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
10 | 0 | 忌まわしき花嫁 | The Abominable Bride | 2016年1月1日 | 2016年2月19日[11][12] | 2016年5月9日[13] |
|
シーズン4(2017年)
[編集]通算 | エピソード | 邦題[16][17][18] | 原題[19] | 英国放送日[20] | 日本放送日[3][21] |
---|---|---|---|---|---|
11 | 1 | 六つのサッチャー | The Six Thatchers | 2017年1月1日 | 2017年7月8日 |
| |||||
12 | 2 | 臥せる探偵 | The Lying Detective | 2017年1月8日 | 2017年7月15日 |
| |||||
13 | 3 | 最後の問題 | The Final Problem | 2017年1月15日 | 2017年7月22日 |
受賞
[編集]- 英国アカデミーテレビ賞 (British Academy Television Awards)
- 2011年
- 最優秀ドラマシリーズ賞 (シーズン1)
- 最優秀助演男優賞 (ジョン・ワトソン役のマーティン・フリーマン)
- 2012年
- 最優秀助演男優賞 (ジム・モリアーティ役のアンドリュー・スコット)
- 2016年
- 作品賞 (特別編「忌まわしき花嫁」)
製作
[編集]本作の特徴としてシャーロックの視線に映る証拠品や人物の状態がモーショングラフィックを使った字幕で表示される演出が挙げられる[22]。これによりシャーロックが捉えた手がかりや情報が視聴者にも視覚的に伝わるよう描かれる他、シーズン3ではシャーロックが得た字幕情報の中に今後の展開の伏線が敷かれていた。この他登場人物がスマートフォンで送受信するメールのメッセージやパスワード入力の場面についても同様である。NHK放送版はこれらのフォローに字幕スーパーを使わず手描きのメッセージに至るまで日本語化表示しており、番組最後の吹き替え版クレジットでもキャスト/スタッフの記名にタッチパネル操作を模した動きを与えている。
また原作に目配せした設定もあちこちに登場する。例えばベーカー街221Bの階段は、原作と同じ17段に揃えられている[23]。フラットの外観はノース・ガウアー・ストリート185番地で撮影されている[23]。一方で、シャーロックとジョンがファースト・ネームで呼び合うなど、現代版ならではの変更も加えられている[24]。
DVDおよびBlu-Ray Discにはシリーズ1第1話『ピンク色の研究』のパイロット版が収録されており、放送版までには画質、デジタルな視覚効果を絡めた編集の面で試行錯誤があったことを確認できる。モーショングラフィックを使った字幕演出はまだ考えられていなかった。 また、このドラマを制作するにあたり「原作に登場しない人物をメインキャラクターにしない」ことを念頭に置いていたが、パイロット版で序盤にわずかな出番しかなかったモリー役のルイーズ・ブリーリーが好演したため制作陣の心を掴み、モリーはメインキャラクターとしての地位を得ることになった[22]。
各シリーズのラストは次シリーズへの引きで終わるクリフハンガーとなっているが、制作ペースは脚本の完成度を上げる目的もあって新作を毎年放送出来ないという(連続ドラマと比べれば)非常に遅いペースになっている。主演2名のハリウッド映画出演も撮影スケジュールの点で遅さに拍車をかけている。ゲイティスは2名の多忙さにより「シリーズ継続が困難である」と話し、シリーズ4での完結を示唆した。
シリーズ4の製作は2016年後半に予定されていたが[25]、前倒しして同年4月から撮影が始まっている[26][27]。また2016年7月には、サンディエゴで開かれたコミコン・インターナショナルのパネルにて、シリーズ4のキーワードが「サッチャー」「スミス」「シェリンフォード」(英: Thatcher, Smith, Sherrinford)と発表され[28][29][注釈 20]、また新登場人物のトビー・ジョーンズ[30]などが登場する予告動画も公開された[31][32]。ベネディクト・カンバーバッチがタイトルロールを演じた2015年の舞台『ハムレット』にオフィーリア役で出演したシャン・ブルックが第1-2話で“エリザベス”を演じる。
日本での漫画化
[編集]日本の月刊青年漫画誌『ヤングエース』(KADOKAWA)で、以下のように漫画版が連載されている。脚本はマーク・ゲイティスとスティーヴン・モファット、作画はJay.が担当している。連載終了後は、カドカワコミックス・エースより単行本が発売されている。また、単行本は台詞などを英語にしたバイリンガル版も別途販売されている[33]。
タイトル | 連載 開始号・終了号 |
単行本(通常版) 発売日・ISBN |
単行本(バイリンガル版) 発売日・ISBN | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SHERLOCK ピンク色の研究 | 2012年11月号 | 2013年8月号 | 2013年8月2日 | ISBN 978-4-04-120710-9 | 2015年6月10日 | ISBN 978-4-04-601118-3 | ||
SHERLOCK 死を呼ぶ暗号 | 2014年1月号 | 2014年7月号 | 2014年6月7日 | ISBN 978-4-04-121127-4 | 2016年2月10日 | ISBN 978-4-04-601427-6 | ||
SHERLOCK 大いなるゲーム | 2014年12月号 | 2016年2月号 | 2016年2月10日 | ISBN 978-4-04-101686-2 | 2017年2月10日 | ISBN 978-4-04-601683-6 | ||
SHERLOCK ベルグレービアの醜聞 | 2017年3月号 | 2021年9月号 | 上 | 2019年7月4日 | ISBN 978-4-04-105033-0 | 上 | 2019年12月21日 | ISBN 978-4-04-604366-5 |
下 | 2021年12月3日 | ISBN 978-4-04-112020-0 | 下 | 2022年6月24日 | ISBN 978-4-04-605817-1 |
脚注
[編集]- 注釈
- ^ 劇中でモリアーティが人質にとる友人は、ジョン、レストレード、ハドソン夫人の3人である。
- ^ 信頼する仲間であることは認めており、モリアーティに追い詰められた際には、彼女に対し助けを求める。
- ^ 原作のベイカー街遊撃隊に相当する。
- ^ 原作の薬物依存に相当する。
- ^ このフルネームは元『タイム』編集者でシャーロキアンのベアリング=グールドの説による。
- ^ ミドルネームが「ヘイミッシュ」であるというのは、作家ドロシー・L・セイヤーズの説にもとづいている。
- ^ このアイデアは製作者のスティーヴン・モファットとマーク・ゲイティスの間で原作を読んだ際に共通して浮かんだものであり、また以前から同様の疑惑をシャーロキアンたちも研究対象にしている。
- ^ 衛生兵としてか、それとも単に医師免許を持った兵士であっただけなのかは明確にされていない。
- ^ シリーズ2第3話の「ライヘンバッハ・ヒーロー」では、シャーロックを連行した上に侮辱した警察幹部を殴りつける。
- ^ 設定と異なり、劇中で実際に使用されるのはSIG SAUER P226である。
- ^ 原作の小説ではレストレードのファーストネームについて明示されていないことをネタにしたジョークと思われる。
- ^ 冗談ではあるが、マーク・ゲイティスは自身のTwitterで、アンダーソンのファーストネームがシルヴィアであると明かしている[7](代表的なシルヴィア・アンダーソンは女優・声優で『サンダーバード』の製作者)。一方シリーズ3第1話の『空の霊柩車』では、シャーロックが彼を「フィリップ」と呼ぶシーンが存在し(シャーロックがアンダーソンへ種明かしをしにくるシーン)、BBCの公式サイトでも「フィリップ・アンダーソン」と明示されている[8]。
- ^ これらの設定の一部は演じるユーナ・スタッブスのキャリアを元ネタとしてパロディ化している
- ^ 本ドラマのエグゼクティブ・プロデューサー、共同制作者、脚本家である。
- ^ 同名のクラブは、ドイルの原作のうち『ギリシャ語通訳』などに登場する。
- ^ アマンダ・アビントンはワトソン役のマーティン・フリーマンの実生活のパートナーでもあった[9]。
- ^ シャーロックを演ずるカンバーバッチの実の両親で、俳優夫婦である。
- ^ 被疑者として鉄柵を二人で乗り越えるシーン。
- ^ ホームズの登場は明言されないが、作中の記載からホームズシリーズの外典とされる作品。ゲイティスによって、プロットの一部がこの作品に由来していることが明かされている[10]。
- ^ 3つの人名については、マーガレット・サッチャー元首相の名前が『バスカヴィルの犬(ハウンド)』でパスワードに使われていたこと、スミスに関しては「カルヴァートン・スミス」との人物が『瀕死の探偵』に登場すること、そして「シェリンフォード」とはドイルがホームズの名前を「シャーロック」に決める前に使っていたファーストネームであることが指摘されている[29]。
- 出典
- ^ “You can now buy tickets to see the series finale of 'Sherlock' in cinemas in January”. TimeOut London (2016年12月15日). 2017年1月17日閲覧。
- ^ “News: Sherlock Season 4 Finale Comes to Cinemas”. Masterpiece. PBS. 2017年1月17日閲覧。
- ^ a b c “『SHERLOCK(シャーロック)4』待望の新シーズン放送決定!”. NHK海外ドラマ. NHK (2017年4月12日). 2017年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月12日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/netflixjp/status/715486395888832513”. Twitter. 2022年5月31日閲覧。
- ^ “シャーロック(シーズン4)動画フルを無料視聴! NetflixやHulu配信情報で比較検討する”. cinemarche.net (2018年5月21日). 2022年5月31日閲覧。
- ^ Posted 2022年5月30日14:39, by片岡龍一 (2022年5月30日). “『ザ・ボーイズ』シーズン3や『SHERLOCK/シャーロック』など人気海外ドラマが配信!6月のAmazon Prime Video新着コンテンツが発表”. IGN Japan. 2022年5月31日閲覧。
- ^ Mark Gatiss [@Markgatiss] (2012年2月13日). "@ScrewsGoTight Sylvia". X(旧Twitter)より2020年7月23日閲覧。
- ^ “Phillip Anderson”. Sherlock. BBC One. 2017年1月17日閲覧。
- ^ Foster, Patrick (2016年12月22日). “Martin Freeman and Amanda Abbington split as she reveals 'weird' real-life coincidence behind Sherlock scenes they filmed together”. デイリー・テレグラフ. オリジナルの2016年12月23日時点におけるアーカイブ。 2017年1月17日閲覧。
- ^ Mellor, Louisa (2014年11月26日). “111 things You Might not Know About Sherlock Season 3”. Den of Geek!. 2019年12月7日閲覧。
- ^ “ドラマ「SHERLOCK」特別編が2月に劇場公開、舞台は19世紀のロンドン”. ナタリー. (2015年12月3日) 2015年12月3日閲覧。
- ^ “「SHERLOCK(シャーロック)」特別編、日本でも上映決定!2月19日から4週間限定”. シネマトゥデイ. (2015年12月3日) 2015年12月3日閲覧。
- ^ Paul Jones (2015年10月24日). “What does the title The Abominable Bride tell us about the Sherlock special?”. RadioTimes. 2016年1月4日閲覧。
- ^ AXNミステリー [@axnmystery] (2016年7月17日). "本日夕方4時から「SHERLOCK #シャーロック 」シーズン3を一挙放送!引き続き、夜9時からは「#忌まわしき花嫁 」字幕版を日本初放送!お見逃しなくーー!!". X(旧Twitter)より2020年7月23日閲覧。
- ^ “SHERLOCK(シャーロック)4”. NHK. 2017年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月10日閲覧。
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- ^ “カンバーバッチ主演「SHERLOCK」シーズン4、7月に日本初放送決定”. 映画ナタリー. (2017年4月12日) 2017年6月10日閲覧。
- ^ BBC One [@BBCOne] (2016年12月10日). "We can reveal that episode 3 of Sherlock series 4 will be titled… The Final Problem. #Sherlock. Starts 1st January 2017. 8.30pm. @BBCOne". X(旧Twitter)より2020年7月23日閲覧。
- ^ Paul Jones (2016年12月9日). “Full schedule of Sherlock series 4 air dates confirmed”. Radio Times. 2016年12月10日閲覧。
- ^ BBC Japan [@BBCJapan] (2017年4月12日). "「SHERLOCK #シャーロック 4」の放送が決定しました! NHK BSプレミアムにて 7月8日(土)、15日(土)、22日(土) 夜10:00~11:30。 シーズン4の放送を前に、5月6日より全シーズン再放送も!". X(旧Twitter)より2020年7月23日閲覧。
- ^ a b “あなたの知らないドラマ「SHERLOCK/シャーロック」の秘密24”. ELLE. p. 1 (2017年1月19日). 2017年2月18日閲覧。
- ^ a b “あなたの知らないドラマ「SHERLOCK/シャーロック」の秘密24”. ELLE. p. 2 (2017年1月19日). 2017年2月18日閲覧。
- ^ “あなたの知らないドラマ「SHERLOCK/シャーロック」の秘密24”. ELLE. p. 6 (2017年1月19日). 2017年2月18日閲覧。
- ^ “『SHERLOCK』マーク・ゲイティス、シーズン4の展望を語る”. 海外ドラマnavi. WOWOW (2015年12月17日). 2016年4月8日閲覧。
- ^ Katey Rich (2016年4月6日). “Sherlock Season 4 Begins Filming at Last”. Vanity Fair 2016年4月8日閲覧。
- ^ Filming For Series 4 Begins - Sherlock - YouTube
- ^ Sherlock [@Sherlock221B] (2016年7月25日). "A final tease from Comic-Con for Season 4. Three names. What could they mean? #Sherlock #SDCC #SDCC2016". X(旧Twitter)より2020年7月23日閲覧。
- ^ a b Huw Fullerton (2016年7月24日). “Sherlock creators reveal three mysterious clues for series four”. Radio Times 2016年7月26日閲覧。
- ^ Ben Dowell (2016年7月12日). “Toby Jones: My new Sherlock character is a REALLY bad villain”. Radio Times. 2016年7月26日閲覧。
- ^ Sherlock [@Sherlock221B] (2016年7月25日). "It's not a game anymore. #Sherlock season 4 coming in 2017…". X(旧Twitter)より2020年7月23日閲覧。
- ^ Sherlock: Series 4 Teaser (Official) - YouTube
- ^ “「SHERLOCK」日英対訳付きマンガ版でカンバーバッチから英語を学ぼう”. 映画ナタリー (2015年6月11日). 2016年2月29日閲覧。
関連項目
[編集]- シャーロック・ホームズの冒険 (1970年の映画)
- ST 赤と白の捜査ファイル - シャーロックを意識したと思われるシーンが確認できる。
外部リンク
[編集]- NHK海外ドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」(シーズン1・2) - ウェイバックマシン(2014年5月12日アーカイブ分)
- NHK海外ドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」(シーズン3) - ウェイバックマシン(2016年4月6日アーカイブ分)
- NHK「SHERLOCK(シャーロック)4」 - ウェイバックマシン(2017年4月12日アーカイブ分)
- Sherlock - NHK放送史
- AXNミステリー「SHERLOCK(シャーロック)」 - ウェイバックマシン(2015年12月26日アーカイブ分)
- 角川海外TVシリーズ『SHERLOCK/シャーロック』
- 『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』公式
- SHERLOCK - BBC Programmes
- SHERLOCK(シャーロック) - IMDb
- 登場人物のウェブサイト
- 登場人物が制作したという設定のウェブサイト。
- The Science of Deduction(シャーロック・ホームズのサイト「推理の科学」)
- John Watson's Blog(ジョン・ワトソンのブログ、更新停止)
- Molly Hooper's Diary(法医学者モリーのブログ)
- Connie Prince's official site(第3話の被害者の一人コニー・プリンスの公式サイト)