「クリス・ブロデリック」の版間の差分
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2016年11月18日 (金) 08:35時点における版
クリス・ブロデリック | |
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メガデス - 『Priest Fest』公演(2009年3月) | |
基本情報 | |
出生名 | Christopher Alan Broderick |
生誕 | 1970年3月6日(54歳) |
出身地 | アメリカ合衆国コロラド州デンバー |
ジャンル | スラッシュメタル、ネオクラシカルメタル、ヘヴィメタル、プログレッシブ・ロック、 |
職業 | ギタリスト、作曲家 |
担当楽器 | ギター |
共同作業者 | Act of Defiance, メガデス, ネヴァーモア, Jag Panzer |
公式サイト |
www |
著名使用楽器 | |
Jackson Soloist Signature Models Ibanez RG1527 Prestige 7 String |
クリス・ブロデリック(Christopher Alan Broderick、1970年3月6日 - )はアメリカ合衆国のギタリスト。アメリカのパワーメタルバンド「Jag Panzer」やスラッシュメタルバンド「メガデス」に所属し、2015年現在Act of Defianceにて活動中である。
経歴
コロラド州デンバー出身。11歳のころからギターをはじめ、1日に14時間練習していた時期もあったといい、ギターだけでなくバイオリン、ピアノなども猛練習を重ねた。そのかいもあり地元では有名なギターリストとして知られるようになる。またデンバー大学でクラシックギターの学位も取得しており、またパコ・デ・ルシアに影響されフラメンコギターも習得している。
1997年にアメリカのヘヴィメタルバンドJag Panzerに加入。当時のギターリストだったJoey Tafollaが脱退してを受けての加入だったが、Joeyが技巧派ギターリストだったためバンドとしてはギターリスト探しが難航、最終的にそのテクニックと音楽理論に裏付けされたクリスが加入する事になった。Jag Panzerでは4つのアルバムに参加しており、2008年までの11年間在籍した。
2008年にメガデスに加入。2007年に前ギターリストのGlen Droverの脱退を受け、メガデスのドラムでGlenの兄であるShawn Droverがクリスの加入を希望し、デイヴ・ムステインにクリスが演奏するエレキギターとクラシックギターの映像を見せたところ即座にクリス加入が決まり、メガデスのマネージメントがクリスにコンタクトをし、その2週間後に正式加入が発表された。
デイヴ・ムステインによれば「クリスを見つけた時は、まるでオジー・オズボーンがランディ・ローズを見つけたと同じくらいの衝撃」
だったらしく、「歴代のメガデスのギターリストでもっとも素晴らしいギターリスト」と称賛している。
メガデスのギターリストとしてのデビューは2008年2月4日のフィンランドのヘルシンキでのライブで、その後2009年のアルバム「Endgame」からアルバムに参加している。
2014年11月に自身の公式ウェブページにて音楽性の違いなどの理由からメガデスを脱退する事が発表された[1]。
メガデスを脱退した後に、同時期にメガデスを脱退したドラムのショーン・ドローヴァーと共に「Act of Defiance」を結成。元Scar the MartyrのVoであるHenry Derek、元シャドウズ・フォールのギターであるMatt Bachandをベースに迎えた。
また2001年~2003年および2006年~2007年にアメリカのヘヴィメタルバンド・ネヴァーモアのサポートギターリストとして参加しており、2007年のTHRASH DOMINATIONにネヴァーモアが参加した際にも来日している。
機材
2011年まで日本のギターメーカー・アイバニーズとエンドース契約をしており、2011年からはジャクソンと契約している。
現在発売されている「Chris Broderick Signature Soloist」は、「Soloist」の名を関してはいるが、彼自身がデザインを手掛けた独自のボディ形状となっており、6弦と7弦がラインナップされている。普段は7弦ギターをメインに使用しているが、メガデスでは過去の楽曲ではそれほど7弦が必要とされていないことから敢えて6弦ギターをメインに使用していた。
アンプはENGLとエンドース契約していたにも関わらず、メガデス加入の際にデイヴ・ムステインがマーシャルの音質を好んでいたためENGLの使用を認めず、メガデスではマーシャルを使用していた。
またヘヴィメタル系のギタリストとしては非常に珍しく、親指にピックをはめる「サムピック」を使用している。これは彼が得意とする両手指をフルに使用するエイトフィンガー・タッピングを演奏する際、通常のピッキングから即座にタッピングに移行する、あるいはその逆の場合ピックを持ち替える必要が省けるためである。しかし、サムピックを使用する場合普通のピックと比べて使い勝手に欠けるため、一般的なフラットピックにサムピックの指にはめる部分を接着して使用していた。現在はギターパーツのメーカーと共同で開発した、フラットピックに挟むだけでサムピックに簡単に変えられる「ピック・クリップ」を使用している。勿論、通常のサムピックと同様に、曲によっては(たとえば「Holy Wars... The Purnishment Due」のブレイク部分のフラメンコギター的なフレーズ等)サムピックとその他の指を合わせたフィンガーピッキングを使用する場合もある。
バンド
ディスコグラフィ
Jag Panzer
- Age of Mastery|The Age of Mastery (1998)
- Thane to the Throne (2000)
- Mechanized Warfare (2001)
- The Era of Kings and Conflict (2002)
- Casting the Stones (2004)
Megadeth
- Endgame (2009)
- Rust in Peace Live]] (2010)
- The Big 4 Live from Sofia, Bulgaria (2010)
- Thirteen (2011)
- Super Collider (2013)
- Countdown to Extinction: Live (2013)
Act of Defiance
- Birth and the Burial (2015)
ネヴァーモア
- The Year of the Voyager (2008)
脚注
- ^ “I am leaving Megadeth ”. 2014年11月26日閲覧。