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2016年11月18日 (金) 08:29時点における版
いとう ゆみ 伊藤 ゆみ | |
---|---|
別名義 | ICONIQ(アイコニック) |
生年月日 | 1984年8月25日(40歳) |
出生地 | 日本 鳥取県鳥取市 |
国籍 | 韓国[1] |
身長 | 163 cm[2] |
血液型 | B型[2][3][注 1] |
職業 | 女優 |
ジャンル | テレビドラマ・映画・舞台 |
活動期間 | 2008年 - |
事務所 |
エイベックス・エンタテインメント(2008年 - 2009年) エイベックス・マネジメント(2009年 - ) |
公式サイト | 伊藤ゆみ(ICONIQ) - 公式プロフィール |
主な作品 | |
映画 『約束の地』 |
ICONIQ | |
---|---|
別名 |
Ahyoomi(アユミ) Ahyoomee(アユミ) |
出身地 | 韓国 |
ジャンル | J-POP、K-POP |
職業 | 歌手、作詞家 |
担当楽器 | 歌 |
活動期間 |
2001年 - 2006年(Sugar) 2006年 - 2007年(Ahyoomee(アユミ)) 2009年 - 2016年(ICONIQ) |
レーベル |
rhythm zone SMエンターテインメント (韓国) |
事務所 |
スターワールド(韓国)(2001年 - 2006年) SMエンターテインメント(韓国)(2007年) エイベックス・エンタテインメント(2008年 - 2009年) エイベックス・マネジメント(2009年 - ) |
共同作業者 | Sugar |
伊藤 ゆみ(いとう ゆみ、1984年8月25日 - )は、日本の女優、歌手である。旧芸名、Ahyoomee(アユミ)、ICONIQ(アイコニック)。
鳥取県鳥取市出身の在日韓国人三世[3]。エイベックス・マネジメント所属。韓国のアイドルグループ「Sugar」のメンバー・Ahyoomi(アユミ、아유미)としてデビュー[5]。Sugar解散後Ahyoomee(アユミ)としてのソロ活動を経て帰国し、伊藤 ゆみの芸名で日本を拠点に主に女優として活動。ロサンゼルス留学の後、2010年に「わたしが変わる」のキャッチコピーで、ICONIQ(アイコニック)と改名し歌手として再デビュー。2016年より芸名を再び伊藤 ゆみに戻して女優業を中心に活動する。
来歴
1984年-2000年:生い立ち
1984年 在日韓国人二世の父親と、韓国人の母親の元に生まれる。中学1年生の時に聴いた宇多田ヒカルの曲に衝撃を受け歌手を志す[6]。中学2年の時に母親と韓国旅行に行った際、ソウル明洞でスカウトされるも、父親から「韓国語を話せない」などの理由から芸能界入りを反対されていた。2000年、渡韓。芸能界デビューするため、レッスンを行う。
2001年-2007年:Sugar、アユミ時代
2001年末に韓国のアイドルグループ「Sugar」のメンバー・Ahyoomi[7](アユミ、아유미)として韓国でデビューを果たす。2003年に所属事務所スターワールドはホリプロと契約を交わし、翌2004年にSugarは日本へ進出。日本テレビの『音楽戦士 MUSIC FIGHTER』 K-POP大図鑑を担当。2005年には「Xメン」(SBS)など多くのバラエティ番組で活躍する。年末、MBC放送芸能大賞受賞。2006年には倖田來未がカバーした「キューティーハニー」の韓国語訳詞を手がけ、この曲で「Ahyoomee(アユミ)」としてソロデビューも果たし、同曲を含むシングル2作品をリリースした。同時に、ローマ字表記を「Ahyoomee」から「AhYooMi」に改めた。同年12月31日、Sugar解散[8]。
2007年2月14日、ソロの歌手「Ahyoomee(アユミ)」としてSMエンターテインメントに移籍し、BoAや東方神起らと同じ所属事務所となる。同年7月5日、SMエンターテインメント所属の歌手によるコンピレーションアルバム『2007 SUMMER SMTOWN』の2曲目に収録されている「旅行に行こう」にワンフレーズだけではあるが参加し、これが事実上事務所移籍後初のCDリリースとなった。
2008年-2009年:伊藤ゆみ時代
2008年、エイベックス・エンタテインメントに移籍し、「伊藤 ゆみ」として日本を拠点に女優として活動開始。 日本テレビの連続ドラマ『貧乏男子 ボンビーメン』に出演。2009年1月、初の主演映画『約束の地』が公開。
同時期にアメリカ合衆国ロサンゼルスへ留学。音楽、ダンス、語学を学ぶ。
2009年-2016年:ICONIQとして再デビュー
2009年11月、東名阪での野外ボードにてロングヘアを大胆にカットしたベイビーショートの「ICONIQ(アイコニック)」としてのビジュアルが初公開され、歌手として再デビュー。 2009年12月9日、rhythm zoneより、再デビュー1枚目のシングルで、EXILEのATSUSHIとのコラボ曲「I'm lovin' you」が発売され、上野樹里が出演する「マキアージュ」のCM曲として起用された。2010年(平成22年)元日、資生堂は彼女の単独写真広告を新聞各紙に掲載した[6]。2枚目のシングル「Change Myself」は彼女が出演する「マキアージュ」のCM曲として起用された[6]。2010年2月24日に1枚目のアルバム『Change Myface』からの3曲が着うたサイト別に配信された。m-floのVERBALとコラボレーションした『I.D feat.VERBAL(m-flo)』はミュウモ、アメリカの歌手マドンナの「ライク・ア・ヴァージン」のカバーはmusic.jp、「Crystal Girl」はdwangoで配信された[9]。
2010年3月8日、アルバム発売前日の9日から、資生堂や全日空、スターバックスなど7社のCMに出演することが発表された。再デビュー後初となるアルバム『CHANGE MYSELF』はオリコン週間チャートで3位を記録した。女性歌手のデビューアルバムが同チャートの3位以内に入るのは、2007年(平成19年)12月に新垣結衣のアルバム『そら』が2位になって以来、2年3ヶ月ぶりである[10]。一方、アルバムの実売枚数は4万枚程度で、億単位に上るとみられるプロモーション費の元を取るのは困難であるという報道もあったが[11]、YAHOO!JAPANの「5,000万人が選ぶ!ネット番付2010」音楽部門新人アーティスト賞で最多得票を獲得[12]、「レコチョク年間ランキング2010」新人アーティストランキング「着うた」部門で女性ソロ1位獲得[13]、さらにコラボ曲「I'm lovin' you」が「2010年TSUTAYA年間ランキング」CDレンタル部門・限定シングル1位を獲得した[14]。また、同年11月25日の『ベストヒット歌謡祭』では地上波テレビ初出演し歌唱、同年末の『第52回日本レコード大賞』でも新人賞を受賞した[15]。
2010年、2011年と夏の野外フェスティバル「a-nation」に2年連続出演。2010年はこの年リリースしたシングル「TOKYO LADY」、2011年は未発表曲「LADIES」を披露した。
2012年3月14日、昨年のa-nationで初披露された「LADIES」と新たに作られた新曲「MAKE IT RIGHT」をデジタルシングルとして同時リリースした。
音楽活動の一方で『Girls Award 2012 SPRING/SUMMER』などのファッションイベントにも出演し、写真展『ICONIQ UNKNOWN展』を開催。女優として2011年4月の『どんど晴れ スペシャル』を皮切りに『間違われちゃった男』『白衣のなみだ』などのテレビドラマに出演。2013年1月にはビューティー演劇『14番目の月〜僕達が貴女をキレイにします!〜』で初舞台にして初主演、同年11月には宮本亜門演出の『メリリー・ウィー・ロール・アロング〜それでも僕らは前へ進む〜』でミュージカルに初出演しヒロイン役を演じた[16]。
2016年-:伊藤ゆみとして再始動
2016年8月10日発売の雑誌『SENSE』グラビアを皮切りに、「伊藤 ゆみ」に名前を戻し、女優業を中心に再始動[17]。8月26日発売の写真週刊誌『フライデー』でグラビアに初挑戦し、9ページにわたって撮影の為に作り上げた究極ボディを披露した[18][19]。同年9月の舞台『ReLIFE』で伊藤ゆみとして初舞台を踏む[20]。
人物
脚本家の鄭義信とは遠縁の親戚にあたる。
母語は日本語だが、現在では韓国語も流暢に話す。在日韓国人二世の父親と韓国人の母親の元に生まれ韓国籍[21]。日本国内では在日韓国人として事務所が大きく公表することはない[注 2]が、Sugar時代は「風と花束/Present/Heart&Soul」の販促用フライヤーにおいて国籍が「韓国」であると明記され、それ以後のものにも同様に記載された。
上記のように、日本にて再デビューするにあたり韓国でのSugar時代の経歴を意図的に隠したのではないかという批判がかつてあった。しかし2012年現在では、公式プロフィールでもSugar時代の経歴は表示されている。また2012年2月15日に『グータンヌーボ』に出演した際には本人の口から韓国でのキャリアが語られ、字幕でもSugarとして活動していたことが紹介された。
趣味は乗馬と絵を描くこと[6]。特技は幼い頃から習っていたダンス[6]。好きな歌手はアリシア・キーズ、リアーナ、クリスティーナ・アギレラなどの洋楽の女性アーティストら[6]。
出演(日本)
テレビドラマ
- 伊藤ゆみ名義
-
- 貧乏男子 ボンビーメン(日本テレビ 2008年)倉田若葉 役
- 音女(OTOME)(テレビ朝日 2008年7月9日)「伺うオトメ」恵理 役
- 四つの嘘(テレビ朝日 2008年)宮部(ナース) 役
- ICONIQ名義
-
- どんど晴れスペシャル(2011年4月24日、NHK BSプレミアム) - 氷室雪子 役
- ATARU 第7話(2012年5月27日、TBS) - 柏原由美 役
- 福岡恋愛白書8(2013年3月22日、九州朝日放送) - 古賀恵 役
- 間違われちゃった男(2013年4月13日 - 6月22日、フジテレビ) - 桃山エリカ 役
- 白衣のなみだ 第二部(2013年4月29日 - 5月31日、東海テレビ) - 井村美鈴 役
- ムッシュ! 第5話(2013年5月20日、中部日本放送) - 山内歩美 役
- 月曜ゴールデン 芸者弁護士 藤波清香(2014年6月23日、TBS) - 奥野佐織 役
テレビ番組
- アユミ(Sugar)名義
-
- 音楽戦士 MUSIC FIGHTER レギュラー(2005年4月 - 2006年3月)
- ICONIQ名義
音楽番組
映画
舞台
- ICONIQ名義
-
- ビューティー演劇 14番目の月〜僕達が貴女をキレイにします!〜(2013年1月30日 - 2月3日、CBGKシブゲキ!!) - 主演・麗香 役
- メリリー・ウィー・ロール・アロング-それでも僕らは前へ進む-(2013年11月1日 - 12月8日、東京 / 大阪) - ガッシー 役[注 3][23][24]
- 伊藤ゆみ名義
-
- ReLIFE(2016年9月8日 - 25日、サンシャイン劇場、シアター・ドラマシティ) - 佐伯みちる 役[20]
イベント
- ICONIQ名義
-
- Girls Award 2012 SPRING/SUMMER(2012年5月16日、国立代々木競技場 第一体育館)
- 写真展『ICONIQ UNKNOWN展』(2012年7月6日 - 7月12日、表参道ヒルズ 本館 吹抜け大階段)
テレビCM
- 伊藤ゆみ名義
- ICONIQ名義
-
- 資生堂 マキアージュ(2010年)
- 全日本空輸(2010年)
- スターバックスコーヒー(2010年)
- マセラッティ(2010年)
- kitson(2010年)
- rhythm zone(2010年)
- mu-mo(2010年)
- ウィダーinゼリー(2010年)
雑誌
- ICONIQ名義
-
- GINGER 2010年2月号 (2010年: 幻冬舎)
- anan
- BARFOUT!
- ViVi
- FRaU
- bea's UP
- VoCE
- 装苑
- JJ
- SWAK
ディスコグラフィー
デジタルシングル
- Ahyoomee(アユミ)名義(韓国)
枚 発売日 タイトル 備考 1st 2006年7月3日 Cutie Honey 倖田來未「キューティーハニー」を自ら韓国語に訳詞したカバー曲[注 4][注 5]。 2nd 2006年11月7日 잘못된 만남
(チャルモッテンマンナム=間違った出会い)韓国の歌手金健模(キム・ゴンモ)のカバー曲。
- ICONIQ名義
枚 発売日 タイトル 備考 1st 2009年12月9日 I'm lovin' you EXILE ATSUSHIとのコラボレーション曲。
資生堂「マキアージュ」CMソング。2nd 2010年1月1日 Change Myself 資生堂「マキアージュ」CMソング。 3rd 2012年3月14日 LADIES 4th MAKE IT RIGHT
シングル
- ICONIQ名義
枚 発売日 タイトル 備考 1st 2010年8月11日 TOKYO LADY 資生堂「マキアージュ」、森永製菓「ウイダーinゼリー」CMソング。
アルバム
- ICONIQ名義
枚 発売日 タイトル 1st 2010年3月10日 CHANGE MYSELF
ミニアルバム
- ICONIQ名義
枚 発売日 タイトル 1st 2010年9月15日 Light Ahead
参加作品
- Ahyoomee(アユミ)名義(韓国)
-
- SM Town 「여행을 떠나요(Let's go on a trip)」
- コンピレーション・アルバム『2007 Summer SM Town』(2007年7月5日発売、SMエンターテインメント)の2曲目に収録。
- SM Town 「사랑 하나죠(Only Love)」
- コンピレーション・アルバム『2007 Winter SM Town』(2007年12月10日発売、SMエンターテインメント)の1曲目に収録。
- SM Town 「여행을 떠나요(Let's go on a trip)」
- ICONIQ名義
受賞歴
- MBC放送芸能大賞(2005年)
- 第52回日本レコード大賞 新人賞 「Change Myself」(2010年)
脚注
注釈
出典
- ^ a b “Sugar?”. Sugar Official Website. トイズファクトリー. 2006年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月8日閲覧。
- ^ a b “ICONIQあらため伊藤ゆみ『豊穣なる裸』”. 週プレNEWS (集英社). (2016年9月4日) 2016年9月8日閲覧。
- ^ a b “PROFILE”. ICONIQ Official Website. 2015年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月14日閲覧。
- ^ “Sugar?”. Sugar Official Website. トイズファクトリー. 2005年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月8日閲覧。
- ^ “すばらしき同胞・この人この顔 アイドルグループ「sugar」 李亜由美さん”. 在日韓国人 Online Community. 在日本大韓民国民団中央本部 (2002年12月27日). 2015年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月6日閲覧。
- ^ a b c d e f 「ICONIQ 大型コラボやタイアップが続くベイビーショートの新歌姫」『日経エンタテインメント!』第14巻第5号、日経BP社、2010年3月、pp.7。
- ^ “프로필(プロフィール)”. Sugar 공식 홈페이지(公式ホームページ). スターワールド. 2003年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月15日閲覧。
- ^ “グループ・シュガー、結成4年で解散へ”. 中央日報. (2006年12月20日)
- ^ “ICONIQ、2/24より着うた3曲同時配信決定!”. エキサイトミュージック. (2010年2月25日)
- ^ “ICONIQ 日本デビューアルバムがオリコン3位”. 中央日報. (2010年)
- ^ “エイベックスが社運を掛けた"新人"ICONIQ 早くも「大コケ」が顕在化!?”. 日刊サイゾー 2010年6月15日閲覧。
- ^ “音楽部門 ネット番付2010決選投票! - Yahoo! JAPAN”. YAHOO!JAPAN. 2011年3月4日閲覧。
- ^ “「着うたフル®」・「着うた®」なら「レコチョク」 - 年間ランキング”. レコチョク. 2011年3月4日閲覧。
- ^ “2010年 レンタルCD 【限定シングル】ランキング - TSUTAYA online - ランキング”. TSUTAYA. 2011年3月4日閲覧。
- ^ “第52回 輝く!日本レコード大賞 | TBSテレビ”. TBSテレビ. 2011年3月4日閲覧。
- ^ “ICONIQ、ミュージカル初出演でヒロイン”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2013年7月27日). オリジナルの2013年7月31日時点におけるアーカイブ。 2016年9月14日閲覧。
- ^ “ICONIQから伊藤ゆみへ。30歳を迎え、更なる高みを目指し、ネクストステージへ旅立つ 。雑誌『SENSE』撮影時の貴重なオフショットも披露!”. 2016年8月10日閲覧。
- ^ ““ICONIQ”あらため“伊藤ゆみ”、グラビアで究極ボディ披露” (2016年8月26日). 2016年8月30日閲覧。
- ^ ““ICONIQ改め伊藤ゆみ、再出発へ決意のフルヌード スリムボディを惜しげも無く披露” (2016年8月30日). 2016年8月30日閲覧。
- ^ a b “「ReLIFE」追加キャスト6人、ICONIQ改め伊藤ゆみは初舞台”. ステージナタリー. (2016年8月22日) 2016年8月23日閲覧。
- ^ 「ジョイニュース24」のインタビューより(2006年8月)
- ^ [1]
- ^ スポーツ報知 (2013年7月27日). “ICONIQ、ミュージカル初出演でヒロイン”. 2013年7月27日閲覧。
- ^ マイナビニュース (2013年7月27日). “ICONIQ、宮本亜門演出でミュージカルデビュー! 高橋愛相手に、不倫略奪婚!?”. 2013年7月27日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 伊藤ゆみ(ICONIQ)|avex management Web
- 伊藤ゆみ by ICONIQ Official Ameba Ownd - オフィシャルサイト
- 伊藤ゆみ OFFICIAL BLOG by ICONIQ - Ameba Blog
- 伊藤ゆみ (ICONIQ) OFFICIAL (@iqaymiq) - Instagram
- 伊藤ゆみ(ICONIQ)STAFF (@itoyumi_staff) - X(旧Twitter)
- ICONIQ Official Website - ウェイバックマシン(2015年9月5日アーカイブ分)
- ICONIQ UNKNOWN展