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2016年11月13日 (日) 03:32時点における版
松浪 健太 まつなみ けんた | |
---|---|
| |
生年月日 | 1971年8月17日(53歳) |
出生地 | 大阪府 |
出身校 | 早稲田大学商学部 |
前職 | 産経新聞社記者 |
所属政党 |
(自由民主党→) (日本維新の会→) (維新の党→) (おおさか維新の会→) 日本維新の会 |
称号 | 商学士 |
親族 | 叔父 松浪健四郎(元衆議院議員) |
公式サイト | 松浪ケンタ公式サイト |
選挙区 |
(大阪10区→) (比例近畿ブロック→) (大阪10区→) 比例近畿ブロック |
当選回数 | 5回 |
在任期間 |
2002年10月29日 - 2003年11月10日 2005年9月12日 - 現職 |
松浪 健太(まつなみ けんた、1971年8月17日 - )は、日本の政治家。日本維新の会所属の衆議院議員(5期)、日本維新の会代議士会長。
元大阪府議会議員の松浪啓一は伯父。元衆議院議員の松浪健四郎は叔父。啓一の長男で、従兄にあたる松浪武久は大阪府議会議員、元泉佐野市議会議長。
来歴
大阪府出身。
1990年に清風高等学校を卒業。早稲田大学商学部へ進学。在学中1年間休学し、1997年に卒業。産経新聞社に入社[1]。
10月に退社し、辻元清美衆議院議員(社会民主党_)の辞職(辻元清美秘書給与流用事件)に伴う大阪10区補欠選挙に自由民主党公認(公明党・保守党推薦)で出馬。松浪を含め8人が立候補した混戦を制し、初当選[2]。党内派閥では江藤・亀井派に所属[1]。
2003年の第43回衆議院議員総選挙では、大阪10区で民主党前職の肥田美代子に敗れ、比例復活もならず落選。2005年、第44回衆議院議員総選挙に大阪10区から自民党公認で出馬。社民党公認の辻元、民主党公認の肥田を破り、国政に復帰した(辻元は比例復活)。
2007年、第1次安倍改造内閣で厚生労働大臣政務官に任命され、福田康夫内閣まで務める。福田康夫改造内閣では内閣府大臣政務官に任命された[3]。麻生内閣でも再任されるが、2009年1月、衆議院本会議における第2次補正予算案の採決で、定額給付金への反対を理由に投票を棄権したため、内閣府大臣政務官を罷免された。
同年8月の第45回衆議院議員総選挙では大阪10区で辻元に敗れたが、重複立候補していた比例近畿ブロックで復活し、3選。2010年4月、自由民主党中央政治大学院副学院長に就任[1]。5月、所属していた伊吹派を退会[要出典]。
2012年9月、日本維新の会の結党に参加するため、自民党に離党届を提出。これに対し、党大阪府連は10月27日の府連大会で「自民党に投票した有権者の思いを踏みにじる行為」だとして、松浪の議員辞職を求める宣言を採択した[4]。その後、維新に合流した松浪と谷畑孝衆議院議員に対し、除名処分が下った。
日本維新の会結党に伴い、国会議員団幹事長に就任(太陽の党の合流に伴い退任、後任は松野頼久)。以降、一貫して橋下徹と行動を共にする。同年12月の第46回衆議院議員総選挙では、日本維新の会公認、みんなの党推薦で大阪10区から出馬。民主党前職の辻元を約6,000票差で破り、4選。2013年10月15日、衆議院決算行政監視委員長に就任[1]。
2014年6月の日本維新の会分裂時、次世代の党に参加した藤井孝男に代わり党国会議員団総務会長兼選挙対策委員長に就任。同年9月に維新の党が発足すると、国会議員団国会対策委員長に就任。2014年12月の第47回衆議院議員総選挙では、維新の党公認で大阪10区から出馬。前回下した辻元に敗れたが、比例復活で5選。その後の役員人事で党幹事長代行に就任。2015年10月の維新の党分裂時も橋下とともにおおさか維新の会に参加する。
政策・主張
- 道州制の導入を推進[5]。
- 選択的夫婦別姓制度の導入に反対[6][7][8]。
- 2012年9月29日に、大阪維新の会が日本維新の会結党に先立ち実施した公開討論会に参加した際、「僕らも橋下(徹大阪維新の会)代表には言いたい放題言う。ざっくばらんにやっていかないと持たない。これからは遠慮なくやらせてもらう」と発言し[9]、さらに公式ブログに「もはや、最初と違ってお客さんではない」「国政における決定は議員団ですべきことを橋下代表も認めた」と書き込んだことに対し、橋下は「松浪議員だって、日本維新の会に所属しなければ、こうやって天下の朝日新聞にブログのチェックなんかされなかった」「日本維新の会に所属しなくでもいいではないか」と不快感を示した。松浪は同ブログで読売新聞と、自らの出身である産経新聞を「大変、不本意な記事である」と批判した上で「維新は議論して、決める政党だということを述べたにすぎない」と釈明、橋下について「橋下徹という政治家は特別な存在である」と称賛した上で「マスコミに言葉尻で質問されれば、橋下代表も売り言葉に買い言葉で答えざるをえないと思うが、マッチポンプな報道はやりきれない」と逆に記者を批判した[10][11][12]。
政治献金
2011年6月13日、松浪が支部長を務める自民党大阪府第10選挙区支部が、暴力団との関係を理由に大阪府の公共工事の入札から2010年7月以降は排除されていた大阪府高槻市の建設会社から、2005年〜2010年までの5年間に合計約60万円の政治献金を受けていた事実が報道されている[13]。
人物
自民党在籍中、「夜回り先生」水谷修と並んだツーショットのポスターを選挙区内に掲示していた。自民党を離党し、日本維新の会に鞍替えした後も同ポスターを記者会見の背景等に使用し続けたため、水谷は自身のブログで「今の彼には、子どもたちへの想いは消えたようです。……私は、今の彼を応援していませんし、期待もしていません」「(維新の会は)子どもたちへの想いをひとつも語ることのない組織です」として、写真の無断使用を「哀しいです。卑怯です」と批判した[14]。
所属団体・議員連盟
- 日本会議国会議員懇談会[15]
- みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会[15]
- 創生「日本」[15]
- 国家主権と国益を守るために行動する議員連盟
- 国際観光産業振興議員連盟(事務局次長)
- 新憲法制定議員同盟(事務局次長)
- イクメン議員連盟
- 道州制統治機構研究会
- 運輸物流改革議員連盟(事務局長)
- オートバイ議員連盟(事務局長)
- 町の酒屋を守る議員連盟(事務局長)
- 動物愛護管理推進議員連盟
脚注
- ^ a b c d 公式ページ プロフィール
- ^ “自民新人松浪氏が初当選 保守分裂の乱戦制す”. 共同通信社. 47NEWS. (2002年10月27日) 2013年4月18日閲覧。
- ^ “政務官26人を閣議決定 郵政造反組の2人起用”. 共同通信社. 47NEWS. (2008年8月6日) 2013年4月18日閲覧。
- ^ 維新への離党者に辞職勧告を 自民府議団など要請 日本経済新聞 電子版 2012/9/16配信
- ^ 自身のブログ
- ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。
- ^ 松浪健太は夫婦別姓に反対し続けてきました 自身のブログ
- ^ 第174回国会 法務委員会 第10号
- ^ 共同2012年9月29日
- ^ 維新の会松浪議員が「橋下独裁にはしない」 代表に一喝され、すぐに火消しに走る
- ^ [1]
- ^ 松浪健太 オフィシャルブログ「道州制バカ一代」
- ^ “自民支部に暴力団関係企業の献金 松浪健太代表”. 共同通信社. 47NEWS. (2011年6月2日) 2013年4月18日閲覧。
- ^ 水谷修オフィシャルブログ
- ^ a b c 俵義文、日本会議の全貌、花伝社、2016年
外部リンク
- 松浪ケンタ 公式サイト
- 松浪健太 オフィシャルブログ 「道州制バカ一代」 Powered by Ameba(2012年1月26日 - )
- 松浪健太 (@matsunamikenta) - X(旧Twitter)
公職 | ||
---|---|---|
先代 戸井田徹・加藤勝信・西村明宏 |
内閣府大臣政務官 宇野治・並木正芳と共同 2008年 - 2009年 |
次代 岡本芳郎・宇野治・並木正芳 |
先代 菅原一秀・松野博一 |
厚生労働大臣政務官 伊藤渉と共同 2007年 - 2008年 |
次代 金子善次郎・戸井田徹 |
議会 | ||
先代 谷畑孝 |
衆議院決算行政監視委員長 2013年 - 2014年 |
次代 石関貴史 |
党職 | ||
先代 (結党) |
おおさか維新の会代議士会長 初代:2015年 - |
次代 (現職) |
先代 (結党) |
維新の党国会議員団国会対策委員長 2014年 |
次代 馬場伸幸 (維新の党国会対策委員長に改組) |
先代 藤井孝男 |
日本維新の会国会議員団総務会長兼選挙対策委員長 第3代:2014年 |
次代 (維新の党へ) |
先代 (新設) |
日本維新の会国会議員団幹事長 2012年 |
次代 松野頼久 |