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2016年11月11日 (金) 01:35時点における版
小室 等 | |
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生誕 | 1943年11月23日(81歳) |
出身地 | 日本 東京都葛飾区 |
学歴 | 多摩美術大学彫刻科卒業 |
ジャンル | フォーク・劇伴 |
職業 | 歌手 |
活動期間 | 1961年 - 現在 |
事務所 | オフィス・キーズ |
共同作業者 | 六文銭 |
公式サイト | 小室等 公式サイト |
小室 等(こむろ ひとし、1943年11月23日 - )は、日本のフォークシンガーで、PPMフォロワーズ、六文銭のリーダー。フォーライフ・レコード初代社長。オフィス・キーズ所属。娘は歌手のこむろゆい。
人物
東京都葛飾区出身。聖学院中学校・高等学校、多摩美術大学彫刻科卒業。
活動歴
- PPMフォロワーズ
- 多摩美術大学在籍中に結成。1967年に唯一のアルバム『オリジナル・フォーク 君はある日』をリリース。
- 六文銭
- 初期:主なメンバーに、 岩沢幸矢、石川鷹彦、入川捷、小室のり子がいた。バンド名は「四谷3丁目で目に付いた居酒屋の名」を採ったと岩沢幸矢が書いている。その後、別役実の芝居などに楽団「六文銭」として参加。この時期には歌手・役者など様々なメンバーが出入りしたという。中川五郎とのカップリングのインディーズアルバム『六文銭/中川五郎』でURCからデビュー。
- 最盛期:主なメンバーに、及川恒平、四角佳子、原茂、橋本良一がいた。『キングサーモンのいる島』をベルウッドレコードからリリース。『サーカスゲーム』や上條恒彦と六文銭が歌った『出発の歌』(たびだちのうた)がヒットした。その1年後に解散。『六文銭メモリアル』『六文銭シングルス』を残す。
- 新六文銭
- キングレコード,ベルウッドレコード時代のソロ
- 『私は月には行かないだろう』をキングレコードからリリース。『東京』、『デッドヒート(ライヴアルバム)』の2枚をベルウッドレコードからリリース。
- フォーライフ・レコード
- 詩人谷川俊太郎とのコラボレーションアルバムを次々とリリース。
- 自らのシンガーとしての活動の他に、『テレポートTBS6』『高原へいらっしゃい』『白い影』『老人と海』などテレビ番組、ドラマ、映画の音楽も担当。
- また、『俺たちの朝』(松崎しげる)、『淋しいのはお前だけじゃない』(西田敏行)など他アーティストへの楽曲提供の活動も多い。
- 1993年、『小室等 東京昔の音』(文化放送)、『ソングス~小室等と子どもたち』(日本短波放送)のラジオパーソナリティーが評価され、第30回ギャラクシー賞・ラジオ部門個人賞を受賞[1]。
- 1995年、TOKYO MXの開局と共に「LOG IN TOKYO」の月曜パーソナリティに就任。当時まだ珍しかったインターネットやFAXを使った双方向番組という、テレビにしては珍しいコンセプトの番組において、フォーク歌手らしいパーソナリティぶりを発揮。一度、火曜放送分に招かれ、パーソナリティの葉千栄と共演したことがある。このときは後ろの黒板に「歓迎 小室等大兄」と中国語で歓迎されていた。月・火通しのテーマソングは小室の「ここから風が」であり、本編エンディングで使用されていた。後に、当時のMXでは珍しい人気番組にもかかわらず局の都合で月曜のみとなり、小室と葉が隔週でパーソナリティを務めることになった。
- 1996年、『俺たちの朝』をセルフカバーした「青空に問いかけて」が映画「八つ墓村」(市川崑監督)の主題歌に起用される。
- 2002年 - 2007年まで、中山千夏、永六輔、矢崎泰久 と設立した「学校ごっこ」にて、月に1度「小室等的フォークの歴史」講座を日本青年館で開いていた。
- 2005年3月、「マガジン9条」発起人となった[2]。
- 近年は、及川恒平、四角佳子と共に、まるで六文銭のように(2009年4月にこむろゆいが加入し、「六文銭'09」に改名)として、また、こむろゆいとの親子デュオ「Lagniappe(ラニヤップ)」としても活動している。
アルバム
- 「私は月には行かないだろう」 1971.4.25
- 「東京」
- 「デッド・ヒート 74年ライブ」(ライブアルバム)
- 「70年9月16日 小室等コンサート」(ライブアルバム)
- 「明日」(1975年)
- 「いま生きているということ」(1976年、谷川俊太郎とのコラボレーション第1弾)
- 「父の歌」(1977年、谷川俊太郎とのコラボレーション第2弾・一部ライブ音源)
- 「プロテストソング」(谷川俊太郎とのコラボレーション第3弾)
- 「23区コンサート 東京旅行」(ライブアルバム)
- 「長い夢」
- 「ニューヨーク24時間漂流コンサート」(ライブアルバム)
- 「目撃者」
- 「小室等 TV MUSIC SELECTION IN MEMORY OF 40 YEARS」(テレビ番組への提供楽曲集・未CD化)
- 「「会い」I am a … 」
- 「午後のレフュージー」
- 「時間のパスポート 」
- 「武満徹ソングブック」
- 「NO GOOD WITHOUT YOU」
シングル
- 「雨が空から降れば」(ファーストアルバムからのシングル)(EP盤・キングレコード)
- 「かげろうの唄」(テレビドラマ「丹下左膳」主題歌)(EP盤・ベルウッドレコード)
- 「愛よこんにちわ」(EP盤・フォーライフレコード)
- 「お早うの朝」(テレビドラマ「高原へいらっしゃい」主題歌)(EP盤・フォーライフレコード)
- 「岬まで」(EP盤・フォーライフレコード)
- 「雨が空から降れば」(NHKみんなのうたに採用され新録音)(EP盤・フォーライフレコード)
- 「老人と海」(以下はCD・フォーライフレコード)
- 「青空に問いかけて」(映画「八つ墓村」主題歌)
- 「まゆげの唄」
- 「ベラルーシの少女/雨のベラルーシ」(日本チェルノブイリ連帯基金限定発売)
参加アルバム
- 「クリスマス」(井上陽水、吉田拓郎、泉谷しげるとのクリスマスアルバム)
- 上條恒彦「Stage 橋はいつも」
- 「中原中也ソングブック~サーカス」
- 「まんてん」オリジナル・サウンドトラック (「満天島唄」)
- 谷山浩子フィンランドはどこですか?
映画音楽
- 「YONAGUNI 与那国」(映画「老人と海」サウンドトラック)
- 映画「ゆんたんざ沖縄(うちなー)」(1987年,西山正啓監督)
- 「ナージャの村」(映画「ナージャの村」サウンドトラック)
- 「日本歌謡祭'72」に白石ありす作詞、小室等作曲の「橋」で入賞。
ドラマ音楽
- 吉井川 (1972年-73年 TBS 原作:棟田博『美作ノ国吉井川』脚本:山田正弘)
- 高原へいらっしゃい (1976年 TBS 原作:山田太一 主演:田宮二郎)
- 早春スケッチブック (1983年 フジテレビ 原作 脚本:山田太一 主演:岩下志麻、河原崎長一郎、鶴見辰吾、二階堂千寿、山崎努)
- 3年B組貫八先生 (1982年-83年、TBS 主題歌「だけど泣かないさ」小室等 作詞、吉田拓郎 作曲 川谷拓三唄)
- 木枯し紋次郎 主題歌「だれかが風の中で」(1972年-73年 フジテレビ、 作詞:和田夏十、作曲:小室等、編曲:寺島尚彦、歌:上條恒彦)
演劇音楽
CDBOX
- 「小室等BOX」(「私は月には行かないだろう」「東京」「デッド・ヒート74年ライブ」「70年9月16日 小室等コンサート」)
- 「六文銭BOX」(「キング・サーモンのいる島」「六文銭メモリアルI」「六文銭メモリアルII」「ボーナスCD」)
著書
単著
- 小室等対談集ポップス談議 ヤマハ音楽振興会 1975
- 出会いは旅のなかで 小室等 著 晶文社 1980
- 涙よ枯れるな 話の特集 1982
- さて、コーヒーの話だが… : 小室等のコーヒーブレイクエッセイ 旺文社 1982 (旺文社文庫)
- 小室等的「音楽的生活」事典 晶文社 1989
- ここから風が : 小室等対話集 ぶどう社 1995
- 人生を肯定するもの、それが音楽 岩波書店 2004 (岩波新書)
共著
映画
音楽・ナレーター・他
- 「やさしいにっぽん人」(出演・六文銭として)
- 「あゝ声なき友」
- 「愛こんにちわ」
- 「詩雨おばさん」
- 「11ぴきのねこ」
- 「海と太陽と子供たち」
- 「やがて…春」
- 「人間の街 大阪被差別部落 」
- 「ゆんたんざ沖縄」
- 「若人よ いのちと愛のメッセージ」
- 「戦場の女たち」
- 「老人と海」
- 「しがらきから吹いてくる風」
- 「地球っ子 いのちと愛のメッセージ」
- 「水からの速達」
- 「先生あした晴れるかな」
- 「渡り川」
- 「八つ墓村」
- 「ナージャの村」
- 「すきなんやこの町が1995 神戸 ある避難所の記録」
- 「原野の子ら」
- 「あかね色の空を見たよ」
- 「すきなんや この町が パート2 ~神戸 震災から6年~ 」
- 「神の子たち」
- 「軍隊をすてた国」
- 「タイマグラ ばあちゃん」
- 「タカダワタル的 」
テレビ
テレビドラマ出演
- 幕末青春グラフィティ 坂本竜馬(1982)桂小五郎役
- ただ一度の人生(1986)
- 今夜もテレビで眠れない(1995)
- 連続テレビ小説 まんてん(2002)漫画家役。劇中挿入歌「満天島唄」も担当。
- 月曜ゴールデン「遠い国から来た男」(2007年7月、TBS)歌声喫茶の歌手役、番組の音楽も担当。
音楽番組
- あなたのメロディー - 審査員
ヴァラエティ番組
- 土曜イレブン (1972年) - 司会担当
ドキュメンタリー番組
トーク番組
ラジオ
- アフタヌーン・パラダイス(エフエム世田谷、2011年4月 - )毎週水曜日13:00 - 17:00。ただし、15:00 - 17:00の放送については、ミュージックバード系の全国のコミュニティFM放送で聴取可能。
- 「ラジオフォーラム」(ラヂオきしわだ)(2回出場)
2005年レギュラー
2005年以前
- 「小室等の音楽夜話」(エフエム東京)
- 「パックインミュージック」(TBSラジオ)(1974年4月 - 1975年9月)
脚注
- ^ “第30回ギャラクシー賞受賞作品”. 放送批評懇談会. 2014年11月14日閲覧。
- ^ マガジン9とは?