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2016年11月11日 (金) 00:20時点における版
櫻井敦司 | |
---|---|
出生名 | 櫻井敦司 |
生誕 | 1966年3月7日(58歳) |
出身地 | 日本, 群馬県藤岡市 |
学歴 | 群馬県立藤岡高等学校卒業 |
ジャンル |
ロック J-POP |
職業 | BUCK-TICKのボーカル、作詞家 |
担当楽器 | ボーカル |
活動期間 |
1985年 - 現在 2001年(SCHWEIN) 2004年(ソロ) 2015年(THE MORTAL) |
レーベル | HAPPY HOUSE |
事務所 | BANKER |
共同作業者 |
BUCK-TICK SCHWEIN |
公式サイト |
櫻井 敦司|@Victor Entertainment THE MORTAL official website |
櫻井 敦司(さくらい あつし、1966年3月7日 - )は、日本のミュージシャンで、ロックバンド・BUCK-TICKのヴォーカリスト。群馬県藤岡市出身。血液型はO型。
初期の頃は新字体で「桜井敦司」、または「ATSUSHI」と表記されていた。愛称は「あっちゃん」。
BUCK-TICKの所属事務所である有限会社バンカーの代表取締役(二代目)を務める(初代社長はドラムスのヤガミトール)。
来歴
2004年にはデビュー17年目にして初となる本格的なソロ活動を行い、シングル3枚、アルバム1枚をリリース。
2015年、10年ぶりのソロ活動としてソロプロジェクト「THE MORTAL」を始動。映画『ウーマン・イン・ブラック2 死の天使』へ楽曲「MORTAL」を提供[1]。
人物
バンド内において
- バンド内では主に作詞を担当し、幅広い音楽性の内包された楽曲を独特の簡潔な抽象性でまとめる役割を担っている。
- 作曲に携わった例はほとんどなく「今井やヒデが曲を持ってこないと詞は書けない。自分はあくまで待つ側の立場。今井とヒデはミュージシャン。俺はバンドマン」と語っている。
生い立ち
- 2人兄弟の次男。顔立ちが似ており、自身のルーツであると語る父親とは誕生日も血液型も同じ。「父親は不器用で愛情表現が苦手だった」人物であり、自身や母親に暴力を振るうことも度々あったという[2]。父はバンドの拠点を東京に移す前後に、母はバブル期の多忙さの最中に亡くなっている。
- 群馬県立藤岡高等学校出身。高校時代は他校の友人とばかり絡んでいたため、学校にいる間は一言も口を利かないことも多かったという。しかし3年次に仲間の1人が警察沙汰となる事件を起こしたため、グループは分解してしまう。その後は校内の友人とも関わりをもつようになり、その中の1人に今井の実家へと連れて行かれる。これがヤガミ以外のメンバーとの出会いとなる。[2]
- 高校卒業後、一旦地元の自動車部品メーカーに就職。後に退職し上京。BUCK-TICKの前身バンドである『非難GO-GO』を結成。バンド初期はドラムを担当していたが、ストレートなパンクロックからの転換を迎えていたバンドとの音楽的アプローチの齟齬から、当時のボーカリストが脱退したことでボーカルへと転向。後任のドラムには樋口豊の実兄ヤガミトールを迎えた。
- 1996年、撮影のため訪れていたネパールにて急性腹膜炎を発症。即帰国、及び即入院を与儀なくされ、予定していたツアー『CHAOS After dark』を延期する。復帰後のライブでは「改造されて帰ってきました」という台詞も飛び出している。
- 2004年、デビュー17年目にソロ活動を開始し、国内外のニューウェイヴ、オルタナティヴ・ロックのビッグ・ネームや旧知の仲であるミュージシャンを招いて、シングル三枚、アルバム一枚、ライヴDVDを一年強の間にリリースする。また北村龍平監督の中編映画『LONGINUS』、写真集『SACRIFICE photo and frame』、詩集『夜想』と、音楽媒体にとどまらない活動をみせた。
その他
- デヴィッド・ボウイ、DEAD END、DER ZIBETなどの他、バウハウスをはじめとしたゴシック・ロックなどを愛好している。
- ソロアルバム『愛の惑星』に伴うツアーではボウイの「Space Oddity」のカヴァーを披露した。
- 2006年にCreature Creatureでカムバックを遂げたMORRIEと雑誌『音楽と人』で対談を果たし、ISSAYとはDER ZIBET、ISSAYのソロ、そしてBUCK-TICKとそれぞれの楽曲で共演しており、『TABOO』や『悪の華』などバブル期のバンドの音楽性には櫻井の志向が反映されているなど、自身にも大きな影響を与えている。
- 無類の愛猫家で、ファンクラブの会報やバンドのオフィシャルサイトには愛猫の写真が頻繁に掲載されている。
- またBUCK-TICKのメンバー共々相当な愛酒家でもある。
THE MORTAL
2015年に始動したソロプロジェクト名称。作詞は櫻井、作曲をバンドメンバーが担当し、5人の固定メンバーでアルバム制作とツアーを行った。表記はすべて大文字で、ロゴではTHEのみフォントサイズが小さい。
バンドメンバー
- 櫻井敦司 - Vo.
- Jake Cloudchair(ex. Guniw Tools) - Gt.
- 村田有希生(my way my love) - Gt.
- 三代堅(ex. M-AGE) - Ba.
- 秋山タカヒコ(downy) - Dr.
作品
アルバム
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
1st | 2015年11月11日 | I AM MORTAL | CTCR-14876, CTCR-14875/B(初回版) | 全12曲
作詞はすべて櫻井敦司。( )内は作曲
MV収録DVD
|
初回生産盤特典としてDVD付スペシャルパッケージ仕様 |
Mini Album | 2015年10月14日 | Spirit | CTCR-14874 | 全5曲
|
初回生産分のみスリーヴ仕様 |
DVD、Blue-ray
- IMMORTAL(2016年3月9日) - 2015年11月26日NHKホール公演を全曲収録。初回版のみCD2枚組ライブ音源付き。
ライブ
- TOUR THE MORTAL 2015(2015年11月16日 - 大阪なんばHatch、11月17日 - 大阪オリックス劇場、11月19日 - 東京新木場STUDIO COAST、11月25日・26日 - 東京NHKホール)
エピソード
- 高校のOBで当時BOØWYのボーカルでデビューしていた氷室京介から「お前、顔が良いからボーカルやった方がいいよ」と言われた逸話がある。ただしこのことがボーカル転向への直接のきっかけとなった訳ではないと本人は語っている。
- インディーズ時代のライブで、あと20秒ほどでステージに上がるという状況にも関わらず、楽屋に戻って衣装を総替えしたというエピソードがある。そのため今井が1曲目のFLY HIGHのイントロを5分ほど弾き続けなければならない羽目になったという。後に今井はバンドの衝撃事件として「イントロ弾き続け事件」と称している[3]。
作品
シングル
- SACRIFICE (2004年5月26日)
- 胎児/SMELL (2004年7月21日)
- 惑星 -Rebirth- (2005年2月23日)
アルバム
- 愛の惑星 (2004年6月23日)
DVD
- LONGINUS (北村龍平監督による初主演ショートムービー)
- -EXPLOSION-愛の惑星Live2004
その他
- Various Artists 『DANCE 2 NOISE 002』 - 初のソロ曲「予感」収録(後にリミックスしてソロアルバムに収録)
- 土屋昌巳 『森の人 Forest People』 - 「真夏の夜の森」、「小さな森の人」の作詞・ボーカルを担当
- ISSAY 『FLOWERS』 - 「恋のハレルヤ」にヴォーカルで参加
- DER ZIBET 『思春期II』 - 「マスカレード」にヴォーカルで参加
- PIG 『NO ONE GETS OUT OF HER ALIVE』 - 「NO ONE GETS OUT OF HER ALIVE」にコーラスで参加
- 栗山千明 『CIRCUS』 - 「深海」の作詞を担当 (同曲に星野英彦もギター、作曲、編曲、プロデュースで参加)
書籍
写真集
- SACRIFICE(ぴあ)
- 櫻井敦司 Live写真集(通信販売限定商品)
詩集
- 夜想(シンコーミュージック)
参考文献・出典
- ^ “「BUCK-TICK」櫻井敦司のソロプロジェクト、「ウーマン・イン・ブラック2」に新曲提供&予告公開”. 映画.com (2015年9月30日). 2015年10月1日閲覧。
- ^ a b c d e BUCK-TICK LOVE ME (1989年 シンコー・ミュージック) ISBN 4-401-61275-2
- ^ ニコニコ生放送『西川貴教のイエノミ!!』に櫻井と今井寿が出演した際のコメント
外部リンク
- 櫻井 敦司|Victor Entertainmentレーベル公式サイト
- THE MORTAL official websiteソロプロジェクト公式サイト
- ||| BUCK-TICK |||バンド公式サイト
- THE MORTAL (@TheMortal2015) - X(旧Twitter)
- THE MORTAL (TheMortal2015) - Facebook
- THE MORTAL (@the_mortal2015) - Instagram