「阿部芙蓉美」の版間の差分
379行目: | 379行目: | ||
[[Category:1983年生]] |
[[Category:1983年生]] |
||
[[Category:存命人物]] |
[[Category:存命人物]] |
||
[[Category:日本のシンガーソングライター]] |
[[Category:日本の女性シンガーソングライター]] |
||
[[Category:日本のポップ歌手]] |
[[Category:日本の女性ポップ歌手]] |
||
[[Category:フォーライフミュージックエンタテイメントのアーティスト]] |
[[Category:フォーライフミュージックエンタテイメントのアーティスト]] |
2016年11月10日 (木) 20:21時点における版
阿部芙蓉美 | |
---|---|
生誕 | 1983年2月20日(41歳) |
出身地 | 北海道稚内市 |
ジャンル | J-POP |
職業 | シンガーソングライター・歌手 |
担当楽器 | アコースティックギター |
活動期間 | 2004年 - |
レーベル |
HIP LAND MUSIC(2006年) 3rd Stone Records(2007年) FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENT(2007年 - ) |
事務所 |
3rd Stone Records(2006年 - 2010年) FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENT(2010年 - ) |
共同作業者 |
谷本新 島田昌典 |
公式サイト | http://www.abefuyumi.com/ |
阿部芙蓉美(あべ ふゆみ、1983年2月20日[1] - )は、日本のシンガーソングライター・歌手。北海道稚内市出身[2]。身長170cm。
概要
略歴
2001年、単身上京し、音楽の専門学校へ入学[3]。2003年に学校の講義で作曲家として活動する谷本新と出会い、デモテープの制作を開始する[4]。
2004年8月、東京都内のライブハウスやストリートライブで活動を開始。2005年4月、新宿駅西口へストリートライブの場所を移し、アコースティックギター弾き語りの演奏スタイルを始める。当時自主制作で販売していた6曲入CDは、11月末までに1,000枚を手売りで完売する。
2007年3月、ミニアルバム『ミニアルバム』で3rd Stone RecordsからCDデビュー。6月、シングル「群青」でFOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENTよりメジャーデビュー。
2008年、楽曲「開け放つ窓 〜piano version」がハウスメイト企業CMソングに起用され、注目を集める[5]。3月に3枚目のシングル「開け放つ窓/なみだは乾かない」、4月に初のフルアルバム『ブルーズ』をそれぞれ発表。8月にはフジテレビ系音楽番組『僕らの音楽』の未公開総集編においてテレビ番組初出演し、「trip -うちへかえろ-」のスタジオライブを披露[6]。
2009年、コンセプトミニアルバム『Birthday』を発表。2010年8月発表の5枚目のシングル「空に舞う」のPVでは、ウクライナのサンドアーティスト(砂絵画家)であるクセニア・シモノヴァとのコラボレーションにより、砂絵パフォーマンスを取り入れて制作された。
2011年、デビュー5年目を迎え、8月にメジャー2枚目のミニアルバム『町』を発表。
音楽性
幼い頃から身近に流れている音楽に触れたのが音楽に興味を持ったきっかけ[4]。
サラ・マクラクランやコールドプレイ、ルーファス・ウェインライトなどを好きなアーティストとして挙げている[3]。
ウィスパーボイスの歌声が特徴。もともと声量が小さく腹式発声が苦手なため、谷本のアドバイスによって現在の歌い方を確立させた[4]。楽曲は、全ての曲において自ら作詞を行っている。シンガーソングライターとして作曲も行っているが、谷本と共同での作曲もしくは谷本からの楽曲提供の場合が多い。また、2008年にはCMソングとして「moon river」で初めてカバー曲を発表した。「群青」や「trip -うちへかえろ-」など、楽曲によってはPVにおいて自らアコースティックギターを弾きながら歌うこともある。
音楽性について以下のような評価がある。映像作家の牧鉄馬は『黄桜』のCMソングのスキャットに阿部を起用して以降は自らがPVの監督を手掛けており、また広告クリエイター集団である「風とバラッド」に在籍するコピーライターの箭内道彦やシングル「青春と路地」の制作にも携わった中村聖子らにも評価を得ている[7]。広告業界以外にも、作家の石田衣良は阿部の歌声を「多くの人の心を結ぶ、細いけれど強くしなやかな懸け橋のよう」[8][出典無効][9]とコメントしており、アルバム『ブルーズ』発売時には女優の永作博美も「美しいアルバム」[9]とコメントを寄せている。阿部自身が作品を愛読している漫画家のジョージ朝倉からは、ウェブサイトでの対談企画を通してアルバム『ブルーズ』の評価を受けた[10]。2009年には『GINZA』誌上にモデルとして抜擢され、掲載されている。
ディスコグラフィー
シングル
タイトル | 発売日 | 規格品番 | 順位 | |
---|---|---|---|---|
配信限定 | あたためてやるよ[11] | 2006年3月22日 | ||
1st | 群青 | 2007年6月20日 | FLCF-7136 | - |
2nd | 青春と路地 | 2007年11月7日 | FLCF-7141 | - |
3rd | 開け放つ窓/なみだは乾かない | 2008年3月5日 | FLCF-7151 | 122位 |
4th | ワン ナイト トリップ EP | 2008年9月10日 | FLCF-4252 | 185位 |
配信限定 | 私たちの望むものは | 2009年4月28日 | ||
配信限定 | tell me (you make me feel better) [japanese ver.] | 2010年8月11日 | ||
5th | 空に舞う | 2010年8月25日 | FLCF-4344 | 196位 |
会場限定 | 世界[12] | 2010年12月17日・12月18日[13] | ||
配信限定 | 町 (ドラマバージョン) | 2011年8月10日 |
アルバム
タイトル | 発売日 | 規格品番 | 収録曲 | 順位 | |
---|---|---|---|---|---|
インディーズミニ | ミニアルバム[11] | 2007年3月7日 | JHCA-1006 |
|
- |
1stフル | ブルーズ | 2008年4月30日 | FLCF-4232(期間限定生産盤) FLCF-4233(通常盤) |
CD
期間限定生産盤DVD
|
146位 |
1stミニ | Birthday | 2009年12月23日 | FLCF-4314 | - | |
2ndミニ | 町 | 2011年8月24日 | FLCF-4401 | 212位 | |
2ndフル | 沈黙の恋人 | 2012年3月7日 | JHCA-1008 |
|
266位 |
3rdフル | HOW TO LIVE | 2013年4月3日 | JHCA-1014 |
|
159位 |
3rdミニ | ABEFUYUMI EP | 2014年8月20日 | JHCA-1020 |
|
150位 |
参加作品
- 大友良英『大友良英サウンドトラックス Vol.0』(2010年6月12日)
- 「「その街のこども」 -エンディングテーマ-」「私たちの望むものは」収録
- 大友良英『『胡桃の部屋』大友良英サウンドトラックス Vol.1』(2011年8月20日)
- 「町」「胡桃の部屋 A」「桃子のワルツ -ヴォーカル・バージョン-」「町 -アルタナティブ・バージョン-」収録
- レキシ『レシキ』(2014年6月4日)レキシネーム「阿部sorry大臣ちゃん」名義
- 「アケチノキモチ」
- 森山直太朗 アルバム『嗚呼』「とは。」コーラス参加(2016年6月1日)
- 赤い靴 アルバム『AKAIKUTSU』 作詞参加(2016年6月15日)
- 戸渡陽太 アルバム『I wanna be 戸渡陽太』「グッデイ」プロデュース(2016年6月15日)
タイアップ
曲名 | タイアップ |
---|---|
planetary | 黄桜「小林繁・江川卓対談篇」CMソング |
開け放つ窓 〜piano version | ハウスメイト企業CMソング |
moon river | NEXCO中日本企業CMソング |
journey (english version) | うごく!プロジェクト『うごく!岐阜<生>』キャンペーンウェブサイト使用曲 |
trip -うちへかえろ- | ヘキサゴン・ピクチャーズ配給フランス映画『ベティの小さな秘密』日本公開版イメージソング |
TBS系『CDTV』2008年9月度エンディングテーマ | |
lullaby | 興和『新キャベジンコーワS』CMソング |
Birthday | 花王『アジエンス』「輝き続けるために」篇CMソング |
その街のこども | NHK総合阪神・淡路大震災15年特集ドラマ『その街のこども』主題歌 |
私たちの望むものは | リトルモア配給映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』エンディングテーマ |
空に舞う | 北海道テレビ放送『夢チカ18』2010年9月度エンディングテーマ |
ABCテレビ『スタンダップ』2010年9月度エンディングテーマ | |
ABCテレビ『MUSIC FILE』2010年9月度エンディングテーマ | |
町 | NHK総合ドラマ10『向田邦子ドラマ・胡桃の部屋』エンディングテーマ |
CM音楽
- 黄桜「小林繁・江川卓対談篇」(2007年)
- ハウスメイト(2008年)
- NEXCO中日本(2008年 - )
- 興和『新キャベジンコーワS』(2009年 - )
- 花王『アジエンス』「輝き続けるために」篇(2009年)
- 小田急電鉄『小田急ロマンスカー』(2010年 - )
- 佐川急便「ビジネスに染まる篇」[14](2010年 - )
ミュージックビデオ
監督 | 曲名 |
Samo Smon | 「あたためてやるよ」 |
添野知秋 | 「空に舞う」 |
Dicky Chalmers | 「群青」 |
牧鉄馬 | 「Birthday」「trip-うちへかえろ-」「開け放つ窓 〜piano version」「青春と路地」 |
森ゆうき | 「highway, highway」 |
主なライブ
ワンマンライブ・主催イベント
- 2011年 - 阿部芙蓉美ワンマンライブ2011
- 2012年 - 「沈黙の恋人」リリース記念ワンマンライブ
- 2013年 - 阿部芙蓉美ワンマンライブ LIQUIDROOMの真ん中で
- 2013年 - 阿部芙蓉美×PERIDOTS東阪ツアー「QUIET ROOM 2013 -8月のうた-」
- 2014年 - 阿部芙蓉美ワンマンショー CAY 2days
- 2014年 - 阿部芙蓉美ワンマンライブ@キリスト品川教会グローリア・チャペル
出演イベント
- 2010年08月01日 - FUJI ROCK FESTIVAL '10
- 2011年08月12日 - RISING SUN ROCK FESTIVAL 2011 in EZO
- 2011年08月27日 - ARABAKI ROCK FEST.11(「阿部芙蓉美×柿本ケンサク」として出演)
- 2012年04月29日 - ARABAKI ROCK FEST.12
- 2012年07月06日 - THE FUTURE OF LIVE -extra-
- 2012年07月27日 - FUJI ROCK FESTIVAL '12
- 2012年08月24日 - Slow Music Slow LIVE '12 in 池上本門寺(「阿部芙蓉美×永野亮(APOGEE)」として出演)
- 2013年04月15日 - QUATTRO MIRAGE VOL.6
- 2013年08月10日 - SUMMER SONIC 2013
- 2014年04月26日 - ARABAKI ROCK FEST.14(「阿部芙蓉美と前野健太」として出演)
- 2014年07月25日 - FUJI ROCK FESTIVAL '14
- 2014年08月16日 - RISING SUN ROCK FESTIVAL 2014 in EZO(「IN THE MIDNIGHT HOURS (阿部芙蓉美,佐藤タイジ,曽我部恵一,山内総一郎(フジファブリック))」として出演)
- 2014年10月11日 - MINAMI WHEEL 2014
- 2014年10月12日 - uP!!! Presents とぶ音楽祭2014
- 2015年04月26日 - ARABAKI ROCK FEST.15(「阿部芙蓉美×大友良英 with 迫田悠」として出演)
出典・脚注
- ^ 内本順一 (2010年5月24日). “阿部芙蓉美、KUMAMI、倉品翔@渋谷・BYG。|「怒るくらいなら泣いてやる」”. Ameba blog. 2010年8月15日閲覧。
- ^ タナカヒロシ (2008年4月30日). “阿部芙蓉美 インタビュー”. So-net Music. 2008年9月17日閲覧。
- ^ a b “阿部芙蓉美 - Amazon.co.jpメッセージ”. Amazon.com. 2013年1月3日閲覧。
- ^ a b c 平賀哲雄 (2008年4月30日). “hotexpress 阿部芙蓉美 インタビュー”. hot express music magazine. 2008年9月17日閲覧。
- ^ “〈ハウスメイト〉のCMソング“開け放つ窓”で注目を集める阿部芙蓉美が4月30日に『ブルーズ』をリリース”. oops (2008年3月17日). 2011年8月25日閲覧。
- ^ “阿部芙蓉美、『僕らの音楽』に破格の扱いで初出演”. BARKS (2008年8月8日). 2011年8月27日閲覧。
- ^ “阿部芙蓉美、各界の著名人をとりこに”. BARKS (2008年3月23日). 2008年9月17日閲覧。
- ^ “excite MUSIC 音楽関連ニュース 直木賞作家から支持されるシンガーとは?”. excite MUSIC (2008年3月6日). 2008年9月17日閲覧。
- ^ a b アルバム『ブルーズ』CDパッケージ貼付シール記載コメント文より。
- ^ 森朋之 (2008年9月10日). “特別対談 阿部芙蓉美×ジョージ朝倉 "ワン・ナイト・トリップ" トーク”. CDJournal. 2011年8月27日閲覧。
- ^ a b インディーズ活動時代による発表作品。
- ^ ワンマンライブ『阿部芙蓉美ワンマンライブ2010』東京・仙台両公演物販限定。楽曲は後にミニアルバム『町』(2011年)に収録。
- ^ “★2010年ワンマンライブ 東京〜仙台 乾杯!”. FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENT (2010年12月20日). 2011年8月25日閲覧。
- ^ 永野亮(APOGEE)とのコラボレーションによる。
外部リンク
- FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENTによる公式サイト
- FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMANTによるアーティストページ
- 阿部芙蓉美 - Myspace
- 阿部芙蓉美 (@abefuyumi) - X(旧Twitter)
- 阿部芙蓉美マネージャー (@usarinrinrin) - X(旧Twitter)
インタビュー
- NOSVIS
- CDJournal(2008年3月)
- VIBE-NET.COM(2008年4月)
- Billboard JAPAN(2008年4月)
- Billboard JAPAN(2010年8月)
- ライブドア(2010年9月)
- Billboard JAPAN(2011年8月)
- Billboard JAPAN(2012年3月)
- Billboard JAPAN(2013年4月)
- HMV(2014年8月)