コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「窪園千枝子」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m カテゴリ付け替え(日本の俳優日本の女優)(議論
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼:ポップ歌手のカテゴリ修正依頼 - log
143行目: 143行目:
[[Category:日本の評論家]]
[[Category:日本の評論家]]
[[Category:日本の女優]]
[[Category:日本の女優]]
[[Category:日本の歌手]]
[[Category:日本の女性歌手]]
[[Category:群馬県出身の人物]]
[[Category:群馬県出身の人物]]
[[Category:1950年生]]
[[Category:1950年生]]

2016年11月10日 (木) 20:05時点における版

くぼぞの ちえこ
窪園 千枝子
本名
別名義 窪園 千絵子
生年月日 1950年1月
出生地 日本の旗 日本 群馬県
身長 164cm
職業 実業家、元歌手・元女優・元評論家
ジャンル 劇場用映画成人映画)、歌謡曲
活動期間 1975年 - 1978年
配偶者 窪園秀志 (離別)
事務所 東映芸能
主な作品
映画
好色元禄㊙物語
レコード
しおふき小唄
テンプレートを表示

窪園 千枝子(くぼぞの ちえこ、1950年1月[1] - )は、日本の実業家、元歌手・元女優、元評論家である[1][2][3][4][5][6]。本名同じ[3]。おもな活動時期は1970年代半ばであり、当時は東映芸能(1965年設立、現在の東映ビデオの前身の一社)に所属した[3]。楽曲『しおふき小唄』で知られる[3]。別名窪園 千絵子黒澤 千枝子

人物・来歴

1950年(昭和25年)1月、群馬県に生まれる[1]。この生年月は『芸能人物事典 明治大正昭和』の窪園の項に記されたものだが、同記事に「27歳で芸能界デビュー、テレビ、雑誌に活躍」との記述があり[1]、満27歳の時点(1977年1月)では、すでに映画出演、レコードデビューから1年以上経過しており、矛盾がある[4][5][6]。ただし「27歳で芸能界デビュー」の年齢記述[1]は、『週刊ポスト』(1975年7月)での松方弘樹との対談時に記された年齢が「27歳」[7]であることとは矛盾しない。

高校在学中の18歳のときに「ミス群馬」に選ばれたとされる[3][1]。その後、大学在学中に「ミス・インターナショナル」および「ミス着物」に選ばれたとされる[1]。19歳のときにノーベル本舗社長の窪園秀志と結婚[1]、1974年(昭和49年)には同社のテレビコマーシャルに出演するが[8]、6年で離婚した[1]。前夫との間に子どもあり[9]

潮吹き」で知られ、1975年(昭和50年)、27歳[1][7]のときに東映岡田茂社長に起用され、ひし美ゆり子が主演した『好色元禄㊙物語』(監督関本郁夫)に「おせん」役で出演[10][11][12]、ヌード&潮吹きを披露した[12]。同作は成人映画に指定され、同年10月14日に公開された[11]。同年12月、テイチクレコード(現在のテイチクエンタテインメント)でシングル「しおふき小唄」を発表、艶歌歌手としてレコードデビューした[3]。同作のB面カップリング曲『女の浮世絵巻』では自ら作詞を行なった[3]石川弘義は、窪園を「(1975年に)もっとも活躍した女性」と評した[13]ばばこういちは、翌1976年(昭和51年)に発表した『戦後日本をダメにした100人』に窪園を選び、前年が国際婦人年であったことから「潮吹き一発、国際婦人年の火を消した」と評した[14]

1979年(昭和54年)、一時、窪園 千絵子と改名、1980年(昭和55年)まで活動する。引退後は母が経営を行なっていた不動産賃貸業を引き継ぐ[1]

フィルモグラフィ

ディスコグラフィ

シングル

オムニバス

  • 『あなたと死にたい私 幻の名盤解放歌集 テイチクお色気編』、Pヴァインレコード、1998年2月25発売 - 『しおふき小唄』収録
  • 『(禁断)エロチカ!歌謡show』、テイチクエンタテインメント、2012年2月発売 - 『しおふき小唄』収録
  • 『黄金演歌・歌謡曲百景 テイチクアーティストによるわが心の流行歌 テイチクレコード80周年記念企画 6 特別編 歌芸 昭和45-53年』、テイチクエンタテインメント、2013年4月発売 - 『しおふき小唄』収録

ビブリオグラフィ

国立国会図書館蔵書にみる書誌である[2]

単著

  • 『ほんとうの私』、潮出版社〈ゼロ・ブックス〉、1975年、全国書誌番号:75078440
  • 『窪園千枝子の体験的SEX論』、スポーツニッポン新聞社出版局、1976年、全国書誌番号:75074215

対談・インタヴュー等

  • 「『30億円のダイヤ』をCMで堂々誇示する窪園千枝子という女」 : 『週刊文春』第16巻第29号通巻786号所収、文藝春秋、1974年7月、p.132-135.
  • 「喜劇のヒロイン・窪園千枝子が語る『こんな女に誰がした』」 : 『週刊文春』第17巻第7号通巻815号所収、文芸春秋、1975年2月、p.27-30.
  • 「全男性に私の名器で演奏させてあげたいの」 : 『週刊ポスト』第7巻第27号通巻307号所収、小学館、1975年7月、p,32-35.
  • 「松方弘樹の『黒沢年男さんも突撃対談 藤岡弘さんも私の "潮吹き" を絶讃したのよ』」窪園千枝子・松方弘樹 : 『週刊ポスト』第7巻第29号通巻309号所収、小学館、1975年7月、p.146-150.
  • 「窪園千枝子に挑戦した怪女」 : 『週刊文春』第17巻第37号通巻845号所収、文芸春秋、1975年9月、p.24.
  • 「告白特集 子どもを連れて離婚した妻の生き方」マダム路子・窪園千枝子 : 『婦人生活』第29巻第11号所収、婦人生活社、1975年10月、p.165-171.
  • 「藤田弓子の〝渦中の人〟直撃訪問11 窪園千枝子」藤田弓子 : 『週刊平凡』第17巻第42号所収、平凡出版、1975年10月、p.134.
  • 「泉ピン子と窪園千枝子が大学で講演!」 : 『週刊平凡』第17巻第45号所収、平凡出版、1975年11月、p.44.
  • 「ハンソン番外対談 国際婦人年を飾った女性ベスト2」イーデス・ハンソン五月みどり・窪園千枝子 : 『週刊文春』第17巻第48号通巻856号所収、文芸春秋、1975年11月、p.46-52.
  • 「窪園千枝子サンが大胆な再婚宣言!」 : 『週刊平凡』第18巻第5号所収、平凡出版、1976年1月、p.148.
  • 「完全なオーガスム獲得法」蠣崎要・窪園千枝子 : 『婦人生活』第30巻第2号所収、婦人生活社、1976年2月、p.257-268.
  • 「有名有の身上相談 - 窪園千枝子・専売特許 "潮吹き" が涸れるとき」 : 『週刊文春』第18巻第11号通巻871号所収、文芸春秋、1976年3月、p.120-121.
  • 「婚約した窪園千枝子の "恋人"」 : 『週刊文春』第18巻第23号通巻883号所収、文芸春秋、1976年6月、p.20.
  • 「黒沢年男の婚約に窪園千枝子爆弾発言」 : 『週刊平凡』第18巻第25号所収、平凡出版、1976年6月、p.42.
  • 「特別対談 窪園千枝子VS.サロメ角田 "名器日本一" 決着論争」窪園千枝子・サロメ角田 : 『週刊現代』第18巻第24号所収、講談社、1976年6月、p.164-168.
  • 「シリーズオトコ白状番外編『ポテンツ、長さ、太さETC 男の機能能力をフル回転させるには』」窪園千枝子・衣麻遼子二条朱実 : 『週刊ポスト』第9巻第2号通巻382号所収、小学館、1977年1月、p.175-179.
  • 「角川春樹氏と窪園千枝子女史にまつわるオモロイ話題! 『潮吹き千枝子に直撃したら、あれれ、やっぱり潮吹いた』」角川春樹・窪園千枝子 : 『週刊ポスト』第9巻第6号通巻386号所収、小学館、1977年2月、p.160-163.
  • 「性豪(窪園千枝子・デイック・ミネら)が伝授する "活球セックス"」窪園千枝子・ディック・ミネ : 『週刊ポスト』第9巻第20号通巻400号所収、小学館、1977年5月、p.176-178.
  • 「インサイドスペシャル『私の出番』フォード前大統領、大屋政子、麻生良方、河埜和正、窪園千繪子、岩下志麻、キューピット」 : 『週刊サンケイ』第28巻第2号通巻1517号、サンケイ出版、1979年1月、p.24.
  • 「窪園千繪子 カネやん対談第九回ゲスト "いま別居結婚中だからダメよ"」金田正一大滝譲司 : 『週刊ポスト』第11巻第27号通巻507号所収、小学館、1979年7月、p.66-71.
  • 「創刊10周年・追跡ワイド SEX暴露ふたたび…あの激女たち五月みどり・沖山秀子・サロメ邂田・窪園千繪子 の新・色ざんげ」五月みどり・沖山秀子サロメ邂田・窪園千繪子 : 『週刊ポスト』第11巻第30号通巻510号所収、小学館、1979年7月、p.36-41 .
  • 「故引田天功(45)の『口説きの魔術』 - 小桜京子元夫人、窪園千繪子女史らが明かす」引田天功小桜京子・窪園千繪子 : 『週刊ポスト』第12巻第4号通巻534号所収、小学館、1980年1月、p.36-38.
  • 「ワ、これはおったまげた剛腕写真家 カネやんが窪園千繪子のヌード激写」 : 『週刊ポスト』第12巻第34号通巻564号所収、小学館、1980年8月、p.33-35.
  • 「人間追跡 セックス評論家で話題を呼んだ 窪園千繪子さん」 : 『週刊平凡』第24巻第18号所収、平凡出版、1982年5月、p.174.
  • 「過去には触れない窪園千枝子」 : 『週刊文春』第26巻第40号通巻1207号所収、文芸春秋、1984年10月、p.192.
  • 「窪園千枝子の『潮吹き』その後」 : 『サンデー毎日』第65巻第40号通巻3600号所収、毎日新聞社、1986年10月、p.161-162.
  • 「37年間を彩った女の事件簿お騒がせ主役たちはいま」東京ローズ榎美沙子重信房子竹久みちデビ夫人・窪園千繪子・永田洋子三浦良枝榎本三恵子 : 『週刊サンケイ』第37巻第21号通巻2093号、サンケイ出版、1988年6月、p.74.
  • 「元祖潮吹きVS元祖ホンバン女優 窪園千枝子と松田暎子 "後遺症"」窪園千枝子・松田暎子 : 『週刊文春』第31巻第19号通巻1536号所収、文芸春秋、1989年5月、p.61-62.

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k 窪園千枝子jlogos.com, エア、2014年7月5日閲覧。
  2. ^ a b 国立国会図書館サーチ検索結果、国立国会図書館、2014年7月5日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 『しおふき小唄』(SN-1491)ジャケット記事、テイチクレコード、1975年。
  4. ^ a b 窪園千枝子KINENOTE、2014年7月5日閲覧。
  5. ^ a b 窪園千枝子、日本映画情報システム、文化庁、2014年7月5日閲覧。
  6. ^ a b 窪園千枝子日本映画データベース、2014年7月5日閲覧。
  7. ^ a b 週刊ポスト[1975], p.146-150.
  8. ^ 週刊文春[1974], p.132-135.
  9. ^ 婦人生活[1975], p.165-171.
  10. ^ 好色元禄(秘)物語、KINENOTE, 2012年7月1日閲覧。
  11. ^ a b 好色元禄(秘)物語、日本映画情報システム、文化庁、2014年7月5日閲覧。
  12. ^ a b ひし美[2011], p.227.
  13. ^ 石川[1981], p.222.
  14. ^ ばば[1976], p.195, 257.

参考文献

関連項目

外部リンク