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2016年11月10日 (木) 14:34時点における版

たかぎ れに
高城 れに
生年月日 (1993-06-21) 1993年6月21日(31歳)
出生地 日本の旗 日本 神奈川県
身長 158cm[1]
血液型 O型
職業 歌手タレント女優
活動期間 2007年 -
事務所 スターダストプロモーション
公式サイト ブログ 「ビリビリ everyday」
主な作品

映画『幕が上がる

備考

ももいろクローバーZのメンバー
高城れに
百田夏菜子
玉井詩織
佐々木彩夏
有安杏果

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高城 れに(たかぎ れに、1993年6月21日 - )は、ももいろクローバーZのメンバー、女優である。グループでのイメージカラーは紫色

神奈川県出身。スターダストプロモーション所属[注釈 1]

人物像

繊細さと感受性の豊かさが特徴である[3]。書籍『Quick Japan(Vol. 112)』の特集で精神科医の斎藤環筑波大学教授)による鑑定が行われた結果、「ユニークな内面や豊かな感情、そして衝動渦巻く無意識の世界」を持っているとされた。本人いわく幽体離脱の経験があり、イメージトレーニングをしたところ、夢と現実の境界線のところで魂が抜けるようになり、夢をコントロールできるようにもなったと述べている[4]。馬のものまねなどの「変顔」を特技とし、所属するももいろクローバーZではトークなどのオチを担当することが多い[3]

もともとは極度の人見知りで、緊張しやすい気質を持つ[3]。グループ結成当初は「本当に私がももクロにいていいのかな」と悩み続けていたが、"アイドルはかわいらしく"という固定観念を外すことで自分の素を出せるようになったという[5]。「悩むからこそ成長できる部分がたくさんある」と前向きに捉えることができるようになったとし、自身の存在意義について以下のように述べている。

私「幸せじゃない」って思っている人も、絶対に幸せなはずだと思うんですよ。幸せなことに気づいてないだけ。それって損だと思うし、自分もそれを味わってきたからわかるの。だから、それをどうにかして教えてあげたいの。

そのきっかけにももクロが少しでもなれたらいいなって思うし、それができるようになるためにも、どんなことがあっても自分は幸せでいようって思う。

歌って踊って笑顔を届ける、みたいなざっくりとした感じじゃなくて、ちゃんと内面的な部分もしっかりしていないと、本当のアイドルにはなれないと思う。 — Quick Japan Vol. 112 (p. 58)

自分を変えてくれた「ももクロ」の存在に恩を感じており、プライベートのカラオケでも持ち歌をよく歌うなどグループへの愛着心が強い[5]。さらに、自身がももクロのメンバーでなかったらモノノフ(同グループの熱狂的なファン)になっていたと度々述べており、ファンを「ももクロの一員」と位置づけている[6]。なお、高城れにの熱狂的なファンは紫族(むらさきぞく)とも称される[7]

笑った時に慈愛に満ちた表情を見せることから、ライブでは「笑顔が一番、れにちゃん!」というファンによる合いの手が定着している[3]。本人も気に入っており、迷ったとき辛いとき、笑顔を無くしそうになるとき、そのかけ声を思い出すと述べている[8]

ソロ活動としては、柔らかい声質を活かしてナレーターラジオパーソナリティなどを経験している[9]。将来的な仕事の目標は、ずっとももクロを続けながら、色々な地域に行って色々な人と出会い接する中で、感性を磨いていくこと[10]。「知らない土地の空気に触れるとすごく神経が敏感になって、いろんなことを感じる力が強くなる」と述べている[10]

経歴・エピソード

「れに」は本名である[5]。名前の由来は、もともと母親のなりたかった名前が「れに」であり、大事にしていた人形にもそう名付けていたことから[11]。人形の名前の由来は明かされていないが、ラジオ番組『高城れにのKing of Rock!』の特集記事では、「“れに”の名前は、レニー・クラヴィッツTHE STONE ROSESのドラマー、レニにも通じるリアルロックを体現するキーワード」だとする独自の解釈も示されていた[12]。一人っ子であり、雑誌のインタビューで「幻滅する男性は?」との質問に、「家族を悪く言う人。家族も大切にできない人は、絶対に他人を大事にできないと思う」と答えている[4]

小学生の時に、母親が自分と似た内向的な性格を直すため、ヒップホップダンスタップダンスのレッスンを始めさせ、エキストラの仕事も経験させた[5]。本人はアニメ『きらりん☆レボリューション』に強く影響を受け、月島きらり久住小春)のファンであった。

2007年(中学2年生の時)、現在の事務所にスカウトされ芸能界入り[5]。同年秋に、ももいろクローバー(後のももいろクローバーZ)の0期メンバーとなる(構想段階のメンバーのことで、この中で現在もメンバーなのは高城だけである)。

2008年の結成時は最年長ということでリーダーを務めていたが、同年秋ごろに退任(後任は百田夏菜子)。グループのマネージメントを行ってきた川上アキラは当時を振り返り、真面目で考え過ぎて余裕がなくなってしまう状態だったため、一歩引いた立場の方が本人の色が出せると判断し、交代を決断したと述べている[13]。その後は「ももクロの感電少女」というキャッチフレーズ[注釈 2]で活動し、個性的なキャラクターで知られるようになっていった。

2012年の春には、メンバーでいち早く高校を卒業。同月のライブで、「高校を卒業したので一生をももクロに捧げます! なのでみなさんも一生をももクロに捧げて下さい!」と述べ[14]、“毎日ヒロイン”を名乗り始めた(ももいろクローバーZのキャッチフレーズは“週末ヒロイン”)。癒し系の柔らかい声質を活かしてラジオパーソナリティを務めるなど活躍の場を広げた(InterFM『高城れにのKing of Rock!』)。

2015年の夏には、ライブのリハーサルで転倒し、左手の橈骨遠位端(とうこつえんいたん)を骨折[15]。3か月間は、手首を固定した状態でライブに出演していた。その後も10か月近く、腕に金属プレートが埋め込まれた状態で活動を続けたが、本人は前向きにモチベーションを保ち、「ももクロの鋼少女」というキャッチフレーズを使い始めるほどであった。

2015年3月9日、ももいろクローバーZでは初のソロコンサートとなる『高城の60分4本勝負』を開催(名古屋CLUB QUATTRO)。この日に開催した理由は、大好きだったひいおばあちゃんが亡くなってしまった後に聴いていた曲がレミオロメンの「3月9日」であったためである。歌詞の「瞳を閉じれば あなたが まぶたのうらに いることで どれほど強くなれたでしょう」という部分を、ひいおばあちゃんと重ね合わせていたという[16]。1日4回公演で、それぞれで異なるセットリスト(曲目)であったが、「3月9日」だけは全ての公演のラストに歌われた。

翌年には、2度目のソロコンサート『さくさく夢楽咲喜共和国 ~笑う門にはノフ来る~』を開催(名古屋市民会館。申し込み倍率が高かったため、全国15ヶ所の映画館でも生中継)。同時に、自身も作詞に関わったソロ曲「しょこららいおん」を、3月9日にちなんで39円で配信開始するなど、様々な話題を提供した。

2016年10月からは、レギュラーラジオ番組『高城れにの週末ももクロ☆パンチ!!』もスタート。

駅名表示が「西鉄紫駅だZ!」となっている西鉄紫駅

西日本鉄道紫駅はファン人気のスポットとなっており、九州でグループのライブがある際は、駅舎看板が写真の様にアレンジされるのが恒例となっており、本人が一日駅長を務めたこともある。

女優としての活動

北川景子柴咲コウ竹内結子らを擁する芸能事務所スターダストプロモーションに所属しており、ももいろクローバーZの活動と並行して、かねてから演技レッスンを重ねてきている。

映像外部リンク
『幕が上がる』映画予告編 - YouTube

2015年には、踊る大捜査線シリーズで知られる本広克行監督の指名で、他のメンバー4人とともに青春映画『幕が上がるでの主演を果たした(加えて、2014年のベルリン国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した黒木華や、同年の日経トレンディにおいて「今年のヒット人」に選ばれたムロツヨシらが出演)。

第40回報知映画賞ではメンバー5人の演技が認められ、特別賞が贈られた[17]。さらに第39回日本アカデミー賞の話題賞(ももいろクローバーZ)、TSUTAYA映画ファン賞(幕が上がる)なども受賞した。

ソロ活動

ラジオ

癒し系の声質を活かしてラジオパーソナリティを務めるなど、活躍の場を広げている。

テレビ

書籍

  • ニュータイプ 2011年12月号
  • HONKOWA 2012年1月号 - 不思議と神秘のパワーコミック
  • HONKOWA 芸能人心霊体験特集号(2012年)
  • もぎたて☆アイドル人間 第2巻(2012年)- コミック。帯にコメント、さらに直筆イラストを収録
  • ケトル Vol.07(2012年)
  • Quick Japan Vol.100(2012年)Vol.112(2014年)
  • Zipper(2012年11月号 - 2013年3月号) - 『風雲!たかぎ城』のコーナーを連載
  • De☆View 2013年4月号
  • GooBike 2013年4月1日号 - 表紙写真も
  • non-no 2013年6月号 - 高城のファンであるという岸本セシルの連載コーナーに登場
  • 20±SWEET【トゥエンティ・スウィート】2013 AUTUMN - 表紙写真も
  • ビッグコミックスピリッツ 27合併号(2015年) - Team紫式部として、表紙写真も
  • BRODY Vol.5(2016年) - 所十三と対談

イベント

  • 春の全国交通安全運動(2014年4月5日) - 横浜市西区でのイベントに1日警察署長として出演
  • 「危険ドラッグ」撲滅運動(2014年12月7日) - 墨田区・向島防犯協会のイベントに出演
  • 高城の60分4本勝負(2015年、名古屋CLUB QUATTRO、4回公演) - グループ初となるソロコンサート
  • フォーク・デイズ 第92章〜フォークソングは世代を超えて〜(2015年) - ゲスト出演
  • 神戸三宮映画祭(2015年) - 「幕が上がる」舞台挨拶として、本広克行監督とともにゲスト出演
  • Cloud Days 2015「ももクロウド Days in 九州」
  • 仙台短篇映画祭2015 - バリアフリー上映「幕が上がる」舞台挨拶として、本広克行監督とともにゲスト出演
  • さくさく夢楽咲喜共和国 ~笑う門にはノフ来る~(2016年、名古屋市民会館) - 2回目のソロコンサート
  • すぎなみフェスタ2016「すぎなみ犯罪根絶ステージ」(2016年11月5日) - 杉並区のイベントに出演

ミュージック・ビデオ

その他

ソロ曲・ユニット曲

高城れに

事務所に推され隊
ももいろクローバーZの有安杏果と高城れにによる、「所属事務所内の格差」をテーマとしたユニット

山形
ももいろクローバーZの高城れにと佐々木彩夏による、「さくらんぼ」をテーマとしたユニット

  • 私のアメリカンチェリー(2015年) - 未音源化、作詞・作曲:CHI-MEY

関連項目

脚注

注釈

  1. ^ 2008年までの旧芸名は高木れに[2]
  2. ^ マネージャーが考えたもので意味は不明であるが、高城本人は「霊感など人と違った感性があり、一緒にしゃべっていると感電する」という意味だと解釈していた。さらにさかのぼって初期の頃は「ももクロの癒し系」「幽体離脱少女」などのキャッチフレーズであった。

出典

  1. ^ プロフィール”. ももいろクローバーZ 公式サイト. 2015年11月9日閲覧。
  2. ^ HAPPY birthday☆れに☆”. 3年B組School Girlブログ. 2012年10月7日閲覧。
  3. ^ a b c d 「93ページ全力特集 高城れに 生まれつきの笑顔」『Quick Japan』Vol.112、太田出版、2014年2月12日。 
  4. ^ a b 「ももクロ特集」『S Cawaii!』2013年6月号、主婦の友社 
  5. ^ a b c d e 「5号連続特集 ももいろクローバーZ パーソナルインタビュー 最終回 高城れに」『Quick Japan』Vol.100、太田出版、2012年2月20日。 
  6. ^ 高さんえぶりでい!!”. 高城れにオフィシャルブログ. 2015年10月11日閲覧。
  7. ^ ももクロ化した紫駅に紫族集結 西鉄「ファンのために」”. 乗りものニュース. 2015年11月17日閲覧。
  8. ^ プレゼントだょ♪”. ももいろクローバーZ 高城れに オフィシャルブログ 「ビリビリ everyday」. 2012年12月25日閲覧。
  9. ^ 2016年2月29日 4:14”. 佐々木敦規公式ツイッター. 2016年2月29日閲覧。
  10. ^ a b 『SWITCH』VOL.34 NO.3(2016年)
  11. ^ 『「ももクロ夏のバカ騒ぎSummer Dive 2012 Tour」公式ツアーパンフレット』、SDP、2012年6月17日。 
  12. ^ Power Push 高城れにのKing of Rock! #1”. ナタリー. 2012年10月7日閲覧。
  13. ^ Ustream『梶原放送局 #22-2』(2012年3月6日配信)
  14. ^ モーレツ☆大航海ツアー2012 名古屋公演にて(ももクロChan #71)
  15. ^ 高城れにに関するお知らせ”. 2015年7月18日閲覧。
  16. ^ 17:18 - 2015年3月9日”. 所十三公式ツイッター. 2015年12月4日閲覧。
  17. ^ [1]
  18. ^ “ももクロ・高城れに「声だけはかわいいねと言われてきました」文化放送で新番組挑戦”. スポーツ報知. (2016年9月20日). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20160920-OHT1T50027.html 2016年9月20日閲覧。 
  19. ^ ももクロとのコラボ実現も!? 湘南乃風・若旦那が“逆ラブコール””. RBB TODAY. 2015年11月9日閲覧。
  20. ^ 新しい家族”. ももいろクローバーZ 高城れに オフィシャルブログ 「ビリビリ everyday」. 2013年1月16日閲覧。
  21. ^ 幸せ!”. ももいろクローバーZ 高城れに オフィシャルブログ 「ビリビリ everyday」. 2015年10月25日閲覧。
  22. ^ Google+ 2016年3月9日付田島芽瑠本人投稿記事
  23. ^ 茄子に願いを”. ももいろクローバーZ 高城れに オフィシャルブログ 「ビリビリ everyday」. 2013年6月15日閲覧。
  24. ^ テレビ朝日『ももクロChan』(2013年6月11日放送)
  25. ^ 幸せな気持ち”. ももいろクローバーZ 高城れに オフィシャルブログ 「ビリビリ everyday」. 2012年11月27日閲覧。

参考文献

  • 「5号連続特集 ももいろクローバーZ パーソナルインタビュー 最終回 高城れに」『Quick Japan』Vol.100、太田出版、2012年2月20日。 
  • 「93ページ全力特集 高城れに 生まれつきの笑顔」『Quick Japan』Vol.112、太田出版、2014年2月12日。 

外部リンク