コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

松本花奈

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
まつもと はな
松本 花奈
松本 花奈
第29回 東京国際映画祭(2016年)
生年月日 (1998-01-24) 1998年1月24日(26歳)
出生地 日本の旗 日本大阪府
身長 164 cm
職業 映画監督
活動期間 2006年 -
事務所 SDP
公式サイト 松本花奈.com
主な作品
監督
明け方の若者たち
脚本
今夜、世界からこの恋が消えても
出演
サイドカーに犬』/『獣道
テンプレートを表示

松本 花奈(まつもと はな、1998年1月24日 - )は、日本映画監督演出家女優大阪府出身。

略歴

[編集]

父親の転勤にともなって3才から5才までニュージーランドで過ごす[1]。東京に戻ったのち、ダンスレッスンを受けるため劇団ひまわりに所属。2006年、8才のとき映画『ハリヨの夏』で子役デビューを果たす。その後も『サイドカーに犬』(2007年)、『呪怨 黒い少女』(2009年)など、子役として多くの映画やTVドラマに出演した[1]

中学2年生でドラマ『鈴木先生』に出演、担当のカメラマンと親しくなったことがきっかけで映像制作に興味を持ち始め[1][2]日本大学鶴ヶ丘高等学校在学中の2014年に監督・脚本・編集を手掛けた短編映画『真夏の夢』が、NPO法人「映画甲子園」の主催する映画コンテスト「eiga worldcup」で最優秀作品賞を受賞[3]。さらに同作は翌年、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のフォアキャスト部門に正式出品された[4]

2016年、慶應義塾大学総合政策学部に進学。同年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭に出品した『脱脱脱脱17』がオフシアター・コンペティション部門の審査員特別賞・観客賞を受賞[4]。同年、第29回東京国際映画祭のフェスティバル・ナビゲーターに就任[5]。2018年にはTBSのドキュメンタリー番組『情熱大陸』に出演し、若手映画監督として注目を集めた[6]

2021年、映画『明け方の若者たち』を監督。また、2022年には映画『今夜、世界からこの恋が消えても』で月川翔と共同脚本を担当。さらに、Amazonプライムビデオのアニメ『【推しの子】』や日本テレビのドラマ『3年C組は不倫してます。』などでも監督を務めている[6]

監督作品

[編集]

映画

[編集]

テレビドラマ

[編集]

配信・Web

[編集]
  • 片思い送信中(2017年、Simeji特設サイト)[11]
  • cancam LOVEVIDEO特集 ショートムービー(2018年)
  • ネスレシアター 星に願いを(2018年)
  • 中学聖日記 スピンオフムービー「聖ちゃんと会う前の僕たち」(2018年9月 - 、YouTube配信)[12]
  • ロリエ「ゆれ動いたって、いいんじゃない?」40周年記念 web cm(2018年)
  • ファン(2018年、「楽しかったよね」内一編 講談社)
  • TVアニメ 織田シナモン信長 ティザーPV(2019年11月 - 、Youtube配信)
  • 富士通キャンパスPC「Wednesday Girlfriend〜水曜日の図書館〜」ショートムービー(2019年)
  • 東京タワー×AbemaTV web cm(2019年)
  • Hot pepper beauty「春、変わる時」web cm(2019年)
  • Xperia 5「Pursue your passion」ショートムービー(2020年)
  • HONDA「バイクに乗っちゃう?」TV cm(2020年)
  • すべての恋は片想いからはじまるっぽい」(2021年6月-、YouTube配信)

MV

[編集]

写真集

[編集]
  • 私が撮りたかった女優展Vol.2 小西桜子を撮影
  • 太田夢莉ファースト写真集「ノスタルティメンタル」
  • 祷キララファースト写真集「はじめての三人」

執筆

[編集]
  • 松本花奈の恋でも恋でも進まない(2018年 - 、DVD&動画配信でーたにてコラム連載中)
  • 群像エッセイ『突然の告白』(2018年)
  • 宣伝会議「窓の灯り」エッセイ『窓の灯りを好きになりたい』(2019年)
  • 装苑「レンズが写すもの」ページディレクション『いつか忘れゆく、今。』(2020年)

出演

[編集]

映画

[編集]

テレビドラマ

[編集]

テレビドキュメンタリー

[編集]

インターネット

[編集]

劇場アニメ

[編集]

ラジオドラマ

[編集]
  • 四頭の羊(2008年、NHK-FM

CM

[編集]

舞台

[編集]

MV

[編集]

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b c 朝日新聞 2020.03.26”. 2024年10月30日閲覧。
  2. ^ 【その人、スキあり!】映画監督・松本花奈さん(17歳)< 前篇 >”. YOUTH STUDIO (2015年7月29日). 2016年2月29日閲覧。
  3. ^ 第10回高校生フィルムコンテスト最優秀賞決定”. 調布市 (2014年11月12日). 2016年3月4日閲覧。
  4. ^ a b 18歳の現役女子高生監督が「ゆうばり映画祭」審査員特別賞受賞!”. シネマカフェ (2016年2月29日). 2016年2月29日閲覧。
  5. ^ “第29回東京国際映画祭フェスティバル・ナビゲーターに松本花奈さんが就任!”. 第29回東京国際映画祭公式サイト. (2016年9月12日). http://2016.tiff-jp.net/news/ja/?p=35336 2016年9月15日閲覧。 
  6. ^ a b 松本花奈”. スターダストプロモーション (2022年5月31日). 2024年11月1日閲覧。
  7. ^ “HKT48×監督48人の短編映画企画に福田雄一、三宅唱、清水崇、根本宗子ら”. CINRA.NET (株式会社 CINRA). (2017年11月2日). https://www.cinra.net/news/20171102-hkt48 2018年3月31日閲覧。 
  8. ^ “HKT48×48人の映画監督、12月発売の1stアルバムに全メンバー48人の短編映画48作を収録!先行上映会も実施”. M-ON! MUSIC (株式会社エムオン・エンタテインメント). (2017年11月2日). https://web.archive.org/web/20180331180521/https://www.m-on-music.jp/0000235366/ 2018年3月31日閲覧。 
  9. ^ “岡山天音、松本穂香&片山友希と“平成生まれ”で青春ドラマ「平成物語」放送”. cinemacafe.net (株式会社イード). (2018年3月15日). https://www.cinemacafe.net/article/2018/03/15/55913.html 2018年3月31日閲覧。 
  10. ^ “日向亘・大倉空人がドラマ「君となら恋をしてみても」でW主演、江ノ島が舞台の恋物語”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年9月15日). https://natalie.mu/eiga/news/541092 2023年9月15日閲覧。 
  11. ^ Mrs. GREEN APPLE楽曲が川栄李奈×Fischer'sのWebドラマ主題歌に”. 音楽ナタリー (2017年11月15日). 2018年2月1日閲覧。
  12. ^ “松本花奈が手がけた「中学聖日記」スピンオフムービー公開、ドラマの前日譚描く物語”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2018年9月25日). https://natalie.mu/eiga/news/301117 2018年11月12日閲覧。 
  13. ^ 零戦〜搭乗員たちが見つめた太平洋戦争〜”. NHK (2013年8月3日). 2021年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月17日閲覧。
  14. ^ 過去エピソード - AbemaTV
  15. ^ 夏子と松本花奈が映画を“ぶった斬る”「二十代映画欲求」AbemaRADIOでスタート”. 映画ナタリー (2018年10月16日). 2018年11月15日閲覧。

外部リンク

[編集]