パティ (歌手)

パティ
出生名	パトリシア・アン・フィンク Patricia Ann Fink
別名	パティ・フィンク
生誕	(1960-11-05) 1960年11月5日（64歳）
出身地	埼玉県入間市ジョンソン基地
学歴	ヨコタ高校
ジャンル	ポップス 映画音楽
職業	歌手 タレント
担当楽器	ボーカル
活動期間	1979年〜現在
レーベル	キングレコード、東芝EMI
公式サイト	Patricia Fink　フェースブック

パティ（本名：パトリシア・アン・フィンク（Patricia Ann Fink）、1960年11月5日 - ）は、日本の元アイドル歌手・タレント・英会話講師。埼玉県入間市出身。

来歴・人物

ジョンソン基地所属の米空軍人の父と、台東区浅草生まれの日本人の母タカハシ・ヒロコ（漢字不詳）との間に、埼玉県入間市で第一子として出生。沖縄県北中城村のクバサキ高校 (Kubasaki High School) 、宜野湾市のカデナ高校 (Kadena High School) を経て、1979年に横田基地内ヨコタ高校を卒業。1979年に、キングレコード傘下セブンシーズ・レーベルより、1978年のマラソン映画『マイ・ライフ』（原題；See How She Runs）のサウンドトラック主題歌を発売してデビュー（日本限定）。この当時はパティ・フィンクを名乗っていた。1980年2月5日、東芝EMI傘下イーストワールドレーベルより、パティとして「太陽のユートピア」をリリースする。以後、日本語、英語ともに流暢な歌唱及び会話を特徴として活躍した。現在はローカルミュージシャンをバックに歌うことがあるがセミ引退状態であり、米国フロリダ州タンパにて、チワワ2匹と暮らしている。レイキ三段所有者。

音楽

日本テレビ系列のテレビドラマの主題歌を歌うことが多かった。商業施設でのプロモーションを多数こなす。

• マイ・ライフ （パティ・フィンク名義、LP盤でFinckの誤表記あり）
• 太陽のユートピア（『太陽は沈まず 海よ!小さな戦士の歌を聞け』主題歌、オリコン18位、13万枚の売り上げ、作詞賞・作曲賞受賞）
• この夢の果てまで（『黄金の犬』主題歌、オリコン最高位27位、8万枚、Radmila Horákováの歌によるチェコ版あり）
• KONO YUME NO HATEMADE 2
• KONO YUME NO HATEMADE 3
• 気まぐれにさよなら
• 明日…咲く（『竹とんぼ』主題歌、オリコン最高位29位、12.1万枚）
• 恋のエトランゼ
• ブルー・マイ・ラヴ
• 愛のカントリー・ソング
• 愛のコーヒー・ブレイク
• 思い出のペンダント（季節の迷い子）
• シスコより愛をこめて
• ニューオーリンズの旅人
• パリの恋人たち
• ミッドナイト・サン
• 自由への航海
• アモール
• SUMMER LOVE AFFAIR
• スコール・ラヴ
• DREAM OF ME
• 真珠諸島
• 渚の想い出
• 夢いろハート
• 季節（とき）の迷い子
• INTRODUCTION

楽曲提供者

ジミー・ハスケル、ジョージ・J・メイヤー、木森敏之、東海林良、ケーシー・ランキン、鈴木茂、丹羽しげお、ジョン・スタンレー、竹田和夫、馬飼野康二、橘篤、井上大輔、大和圭太郎、三浦徳子、筒美京平、戸塚修、丹羽喜子、藤崎良、小坂由衣、森田公一、若草恵、和泉常寛

アルバム

• マイ・ライフ（1979年、オリジナルサウンドトラック）
• ファー・アウェイ（1980年、売上0.8万枚、ジャケット2種類あり）
• セカンド・インプレッション（1981年）
• アイドル・ミラクルバイブルシリーズ Patty Best（2003年）

オムニバス等

• アイドル・ヒストリーVol.2 東芝EMI篇《20世紀BEST》 -　明日…咲く
• アイドル・ベスト30 -　明日…咲く
• 筒美京平ウルトラ・ベスト・トラックス GIRLS POP 80's - ブルー・マイ・ラヴ
• BOMB presents「永遠の'80蔵出しアイドル大集合!」 -　明日…咲く
• 昭和ドラマ・ヒッツ　- 明日…咲く
• ヤンメロ(3)アイドル篇　- 明日…咲く (初CD化)
• '81夏 総合演奏盤 - ブルー・マイ・ラヴ
• Beauty J-POP-EMI EDITION - この夢の果てまで
• アイドル・ヒット・パレード　Girls，Girls，Girls　- 愛のコーヒー・ブレイク
• 黄金の犬　サウンドトラック、DVD-BOX　- この夢の果てまで

テレビ

• びっくり日本新記録(よみうりテレビ)

  番組内では、「パティー」と長音を含む表記となっていた。歴代アシスタント役と同じように、優勝者にレイをかけ頬に接吻する役目を果たしていた。

• カックラキン大放送!!

  1981年1月9日、16日　「明日…咲く」
  

  同年5月8日 「ブルー・マイ・ラヴ」

• レッツゴーヤング
• 8時だョ!全員集合　（学校コント等、DVDに収録）
• 紅白歌のベストテン
• ヤンヤン歌うスタジオ
• 紅白ピチピチ芸能人水泳大会

ラジオ

• 文化放送、ラジオたんぱ　百万人の英語

  ハイディ矢野との共演で、従来にはない米語発音指導で人気番組であった。アメリカン・イングリッシュ道場と題されるこの番組に限り本名であるPatty Finkを名乗っていた。一般視聴者も参加出来たが、高額の参加料が設定されていた。

• TBSラジオ　夜はともだち 小朝のハッピートーク

小朝の下ネタ誘導が多かった。

• ニッポン放送　明石家さんまのオールナイトニッポン

雑誌

• 週刊プレイボーイ 1980年4月29日号 (No.18) ミニスカート
• 週刊プレイボーイ 1980年9月9日号 フレッシュ・シンガーBest10
• 週刊プレイボーイ 1980年12月9日号 (No.49)　ビキニ　
• 週刊プレイボーイ 1981年5月26日号 (No.22)　パティ(ビキニ水着姿/両面折り込みピンナップ)
• 週刊プレイボーイ 1983年1月18日号(No.04)ビキニ
• 週刊プレイボーイ特別編集　ギャルズ・メイト　'82　
• DELUXEプレイボーイ 1982年8月1日号
• 週刊平凡パンチ 1981年3月2日号 (No.850) 表紙

撮影者

• 崎山健一郎

エピソード等

• ヨコタ高コンサートでは、ソロを務め神経過敏になっていて、音程を外さないように気をつけていた。

• 専属マネージャーなしで、営業的に苦戦を強いられた。
• 現在も友人とカラオケに行っているが、加齢などにより歌声がアデル調になってきている。 花粉症に苦しむことがある。
• 不動産業と保険の免許がある。（本人談、詳細不明）
• 日本テレビ音楽祭金の鳩賞落選で納得いかない表情を見せた。
• 1982年、スティクス来日時にインタビューの機会を得たが、大物スターを前にして固まってしまい、ほとんど話が出来なかった。
• 山口百恵に後ろのチャックを上げてもらい、西城秀樹、松田聖子とは英語の練習をし、サザンオールスターズメンバーの英語力には感心した。
• ワム!のジョージ・マイケルには、恥ずかしがり屋の印象を持った。
• 同じぐらいの背丈のマイケル・J・フォックスは、笑わせる面白いお話が多かった。
• 東京都町田市の鈴木楽器本店で握手サイン会を行う。
• 幼少の頃からお転婆で、カエル、蛇、トカゲ等が好きである。
• 1994年に、日本アムウェイが招聘したダイアナ・ロスの東京ドームコンサートにマネージャーとして同行した。
• 好きなスポーツは体操、バレーボール、バスケットボールで、ヨコタ高時代はチアリーダーをしていて、　明治大対ブリガムヤング大のハーフタイムショー、銀座通りパレードなどで演技をした。また、ホームカミング・アテンダントも務めた。2015年時点でやってみたいスポーツはボクシング。
• 若い頃の趣味は油絵、スケッチ、料理で、特にケーキのデコレーションが得意だった。現在の趣味は、音楽とレイキ。
• 現役時好きな色は、茶系統や紅葉した赤の多い秋の色で、現在では明るい配色、特にピンクが好きである。
• EMI在籍時はマルチーズを飼っていた。
• 1977年頃、福生ゲート付近、ユースセンターとHaciendaとの間にあったアイスクリーム屋バスキン・ロビンスでアルバイトをしていた。（実妹談）
• 友人Patty Livelyの自宅で、オーディションを受けた。
• 1990年代、オレゴン州ポートランドに妹と住んでいた。

外部リンク

• Patricia Fink　フェースブック