コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「ドン・ドッケン」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼:ロック・ミュージシャンのカテゴリ修正依頼 - log
77行目: 77行目:
{{singer-stub}}
{{singer-stub}}
{{DEFAULTSORT:とつけん とん}}
{{DEFAULTSORT:とつけん とん}}
[[Category:アメリカ合衆国の歌手]]
[[Category:アメリカ合衆国のロック歌手]]
[[Category:ドッケンのメンバー]]
[[Category:ドッケンのメンバー]]
[[Category:ノルウェー系アメリカ人]]
[[Category:ノルウェー系アメリカ人]]

2016年10月18日 (火) 09:10時点における版

Don Dokken
Don Dokken live on June 21, 2008 in West Fargo, North Dakota. Photo by Matt Becker
基本情報
出生名 Donald Maynard Dokken
生誕 (1953-06-29) 1953年6月29日(71歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州
ロサンゼルス
ジャンル ハードロック
ヘヴィメタル
職業 ミュージシャン, プロデューサー
担当楽器 ボーカル, ギター
活動期間 1977-present
レーベル エレクトラ・レコード
CMC
共同作業者 ドッケン
公式サイト http://www.dondokken.com

ドン・ドッケンDonald Maynard Dokken1953年6月29日 - )は、アメリカ合衆国ハードロックヴォーカリストである。ドッケンのリーダー。ノルウェー系アメリカ人。バンドの結成時にジョージ・リンチが加入するまではギターも担当していた。彼の音楽ルーツはクラシックにあり、アコースティック、クラシックギターも相当な腕前。アメリカのバンドの割にはヨーロッパ的な曲調が多いのは彼の存在が大である。また、若手のバンドを発掘してアルバムのプロデュースを行ったりもしている。身長183cm。

経歴

デビューまで

最初に結成したバンドは1977年で、当時のメンバーはデレク・レヴィン(Gt)、ビル・ロードン(Dr)、ラスティ・アレン(B)で"HARD ROCK WOMAN"を「HARD RECORD」なる自主レーベルからリリースしている。その後、1978年に後のラットのボビー・ブロッツアーとともに"AIRBORN"を結成。「スターウッド・クラブ」や「ウイスキー・ア・ゴー・ゴー」といったクラブでプレイしていた。この時"THE BOYZ"というバンドに出会う。当時そのバンドには、ジョージとミックがプレイしていた。その後すぐに"AIRBORNE"は崩壊してしまう。1979年に、ドン自らをバンド名とする「DOKKEN」を結成。当時のメンバーは、後のラットのフォアン・クルーシェ(B)と、グレッグ・ペカ(Dr)。78年にドイツをツアーし、その後、アメリカに戻って一度バンドは解散している。が、ドンは、ベースのフォアンとともにDOKKENを再結成させる(ドラムには、新たにゲイリー・ホーランドを加入させている。)。そして、新たにギターにグレッグ・レオン、ベースにゲイリー・リンクを加入させ、『BACK ON THE STREET』をリリースする(当時のプロデューサーがバンドに無断でリリース)。が、しかしそのゲイリーもグレイト・ホワイトに加入するためにバンドを去ってしまう。そして、再びバンドを解散させ、ドンは一人ドイツに渡り、再びボビー・ブロッツアーとフォアンの兄のトム・クルーシェと出会い、デモテープ制作を行う。そして、CARRERE RECORDS社と契約するようになる。そして、再びフォアン・クルーシェ(B)加入させた後、1981年ドイツで急遽レコーディングをすることになり、当時流動的なメンバーだったためXCITERのミックを加入させたが、彼はジョージがいっしょに加入するという条件でOKした。(ドン自身がギターをプレイするのでギターリストがいらなかったと後のインタビューで語っている。ジョージがオジー・オズボーンで活動していた頃、ウォーレン・デ・マルティーニもDOKKENで活動していた。)

メジャーデビュー~解散

ドイツにてレコーディングを行い、ドン・ドッケン、ジョージ・リンチ、フォアン・クルーシェ、ミック・ブラウンというラインナップでデビュー・アルバム『BREAKIN' THE CHAINS』を制作した(実際、ベースをプレイしているのはピーター・バルテス)。その後フォアンの後任にジェフ・ピルソンが加入し、1983年にエレクトラ・レコードと契約。デビュー・アルバムである『BREAKING THE CHAINS』(曲を一部差し替え)の再発を経て、1984年に出世作となった2ndアルバム『TOOTH AND NAIL』を発表(「Alone Again」がスマッシュ・ヒット)。その後、1985年に『UNDER LOCK AND KEY』、1987年に『BACK FOR THE ATTACK』を発表。発売2週間でダブルプラチナを獲得(全米チャート13位)。1988年、来日公演の模様を収録したライブアルバム『BEAST FROM THE EAST』をリリース。しかし、ドンとジョージの確執が深刻化してゆき、「モンスターズ・オブ・ロック」のツアーを終了と同時にドンが脱退する形でバンドは解散する。

ソロ活動~DON DOKKENバンドの誕生

ドンはピーター・バルテス(現アクセプト)、ミッキー・ディー(元キング・ダイアモンド、現モーターヘッド)、ジョン・ノーラム(現ヨーロッパ)、ビリー・ホワイト(元ウォッチタワー。現在は引退して僧侶になった)と共に、ゲフィン・レコードからアルバム『UP FROM THE ASHES』を発表。その後、メンバーが次々と去って行き解散。

なお、結成当初はベースにパトリック・ヤング(ブラック・アンド・ブルー)とヘンポ・ヒルデン(ミッドナイト・サン)がメンバーだった。

再結成~メンバーチェンジ~現在

1994年に全盛期のメンバーで再結成されるが、2枚のアルバム(『DOKKEN』、『SHADOW LIFE』)をリリース後、1997年にジョージが再び脱退(実際は解雇)。ツアーにはジョン・ノーラムがヘルプする形で行っていた。その後、後任には、レブ・ビーチ(現ウィンガー、現ホワイトスネイク)を迎え『ERASE THE SLATE』を発表、その後、ジョン・ノーラムにギター交代させると今度はジェフが脱退(現在は、フォリナーで活動中)、ベースを新たにバリー・スパークスを迎えて『LONG WAY HOME』をリリース。その後、ツアー中にジョンが怪我で、アレックス・デロッソが代役で参加させる(ジョンはそのままバンドを去る)。その後、『HELL TO PAY』のレコーディングに入ろうとするが、アレックスのビザの関係でアメリカに来られず、新たに元WARLOCKのメンバーで1997年に一度、ドッケンのライブに参加したことがあるジョン・レヴィン(ギター)を迎えてレコーディングを行い、アルバムをリリース。また、2008年にはDOKKENとして最後のアルバムとされている『LIGHTNING STRIKES AGAIN』をリリース。また、初のソロアルバム『SOLITARY』をリリース。

また、2007年、2008年と「ROCKLAHOMA」にも参加している(2008年には「LYNCH MOB」も参加)。

2009年10月17日幕張メッセで開催された「LOUD PARK」の初日に出演した際、ジョージ・リンチが往年の代表曲"Tooth and Nail"にて飛び入り参加した(ステージ上でドンとジョージがハグをする場面もあった)。 ジョージはリンチ・モブにて同日出演しており、約12年ぶりの共演となった。

2009年11月29日に「House of Blues」で、DOKKENが、LYNCH MOBをスペシャル・ゲストとして一緒にLIVEが行われた。 DOKKENのステージのラスト2曲("When Heaven Comes Down"と"In My Dreams")で、ジョージとジェフが参加し、黄金期メンバーでの共演が実現となった。

2009年、「Hollywood F.A.M.E. Awards」のSinger/Songwriter部門を受賞

2010年、往年の曲のリ・コーディングと新曲2曲、カヴァー2曲(日本盤ボーナストラック)編成の『Greatest Hits』をリリース(日本盤ボーナストラックは「ショーン・マクナブ」がプレイしている)。

2010年6月26日「That Metal Show」にドンとジョージが2人で出演した。

2012年、『BROKEN BONES』を最後にDOKKENの活動を終え、マイケル・シェンカーと「Faith」という作品を制作すると語っている。

プロデューサー業

若手のバンドのアルバムのプロデュースをすることでも有名。ブラック・アンド・ブルーのデビュー前のデモのプロデュースを行ったりもしていた。また「Phantom Blue」のデビューにも関わっている。その他、アルバムでのプロデュースに関わった作品は下記のとおり。

  • 「ON YOUR KNEES」 '82 GREAT WHITE
  • 「GET UP AND GET HAPPY」 '84 ANTIX
  • 「SHIRE」 '84 SHIRE
  • 「NO BRAIN, NO PAIN.」 '90 V.A.
  • 「XYZ」 '91 XYZ
  • 「C.O.D.」 '92 SAINT VITUS
  • 「CAN'T GET THERE FROM HERE」 '99 GREAT WHITE

人物・エピソード

  • ドッケンのギタリスト「ジョージ・リンチ」との確執は有名な話。ドッケンの加入時から性格の不一致とドンがギターをプレイしたいという気持ちが常にあったためだと言われている。
  • ファンをとても大事にしサインや写真にも気軽に応じる。
  • 鼻腔がよくなく、よく風邪をひいたりしていた。たばことお酒の影響もあって、ここ何年かの間に声が出なく(特にハイトーン)なってきている。

ディスコグラフィー

スタジオ・アルバム

DON DOKKEN(BAND)

DON DOKKEN(SOLO)

  • SOLITARY (2008)

外部リンク