「ジュリアン・レノン」の版間の差分
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2016年10月17日 (月) 13:26時点における版
ジュリアン・レノン Julian Lennon | |
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基本情報 | |
出生名 | John Charles Julian Lennon |
生誕 | 1963年4月8日(61歳) |
出身地 | イングランド・リヴァプール |
ジャンル | ロック |
職業 |
ミュージシャン シンガーソングライター 作家 音楽プロデューサー 写真家 俳優 |
担当楽器 |
ギター ボーカル ベース バンジョー ピアノ ドラムス ハーモニカ |
活動期間 | 1984年 - |
レーベル |
カリスマ・レコード ヴァージン・レコード アトランティック・レコード |
ジョン・チャールズ・ジュリアン・レノン(John Charles Julian Lennon、1963年4月8日 - )は、イギリスのミュージシャン。
生い立ち
ガールフレンドたるシンシア・パウエルが1962年に妊娠したのでジョン・レノンは両親と同じくリヴァプールのマウント・プレザント登記所にて1962年8月23日にシンシアとひっそりと結婚した。ビートルズのメンバーであるジョン・レノンと最初の妻シンシア・レノンの長男として生まれた[1]。1969年、ジュリアンが5歳のときに両親が離婚[2]。両親の離婚後は母方で育った。その後何度かはジョンの新しい家庭にも遊びに行ったり[3]、ジョンとヨーコの間の息子で、ジュリアンの異母弟でもあるショーンとは遊ぶなどして仲がよい。
5歳の頃、両親の仲が険悪だった時に、ポール・マッカートニーがジュリアンを励ますため、「ヘイ・ジュード」を作ったと言われている。1996年に、ロンドンで「ヘイ・ジュード」のレコーディング用楽譜類譜がオークションに出された際、「ポールが僕のために作ってくれた曲だから」とジュリアンが2万5千ポンドで落札している。
音楽活動
父・ジョンに影響されてか、音楽活動にも興味を持ち始めたジュリアンは、ジョンの1974年のアルバム『心の壁、愛の橋』に収録の「ヤ・ヤ」ではドラムを叩いている。1984年、ビリー・ジョエルなどを手がけたことで知られるフィル・ラモーンがプロデュースした『ヴァロッテ』でレコード・デビュー。チャートでもかなりの成功を収め「トゥー・レイト・フォー・グッドバイ」(1984年)「ソルトウォーター」(1991年)などの全米、全英トップテンの大ヒット曲を生んだ。1993年、日本のアニメーション映画『遠い海から来たCOO』にメインテーマ「CHILDREN OF THE WORLD」を提供。
ディスコグラフィ
アルバム
- 『ヴァロッテ』 - Valotte (1984年)(全米17位、全英19位、プラチナディスク、1984年グラミー賞新人賞ノミネート)
- 『デイドリーミング』 - The Secret Value of Daydreaming (1986年)(全米32位、ゴールドディスク)
- 『イン・ヘヴン』 - Mr. Jordan (1989年)(全米87位)
- 『ヘルプ・ユアセルフ』 - Help Yourself (1991年)
- 『フォトグラフ・スマイル』 - Photograph Smile (1998年)(日本77位)
- VH-1 Behind the Music - Julian Lennon (日本未発売のベスト盤、2001年)
- 『エブリシング・チェンジズ』 - Everything Changes (2011年)
シングル
- 1984 "Valotte" 全米#7、メインストリームロックチャート全米#6、全英#55
- 1985 『Too Late For Goodbyes』 全米#5、メインストリームチャート全米#11、ホットアダルトコンテンポラリーチャート全米#1(2週)、全英#6(『ヴァロッテ』)
- 1985 『Say You're Wrong』 全米#21、メインストリームロックチャート全米#18、全英#75(『ヴァロッテ』)
- 1985 『Because』 全英#40(Dave Clark's Time Soundtrack)
- 1985 『Jesse』全米#54、全英#24(『ヴァロッテ』)
- 1986 『Stick Around』全米#32、メインストリームロックチャート全米#1(2 weeks)、全英#86(『デイドリーミング』)
- 1989 『Now You're in Heaven』全米#93、モダンロックチャート全米#27、メインストリームロックチャート全米#1(1 week)、全英#59(『イン・ヘヴン』)
- 1991 『ソルト・ウォーター』 全英#6、オーストラリア#1(4週間)(『ヘルプ・ユアセルフ』)
- 1991 『Help Yourself』全英#53(『ヘルプ・ユアセルフ)
- 1992 『Get A Life』 全英#56(『ヘルプ・ユアセルフ)
- 1995 『Cole's Song』(Mr. Holland's Opus Soundtrack)
- 1998 『Day After Day』 全英#66(『フォトグラフ・スマイル)
- 2009 『Lucy』
CM
脚注
- ^ いわゆる「できちゃった結婚」である。
- ^ ジョンが日本人の前衛芸術家であるオノ・ヨーコと結婚したため。
- ^ 著書の『ジョン・レノンに恋して』の序文において以下の記述をしている -「僕が5歳のときに両親が離婚したあと、父には数えるほどしか会っていない。そして実際に会ったその貴重な時間のなかでも、目の前の父の心は遠く離れていて、僕を怯えさせることの方が多かった。……父の人生のなかでは、僕は取るに足らない存在で、拒絶されているようにすら感じていた」。