コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

イマジン (ジョン・レノンの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジョン・レノン > 作品リスト > イマジン (ジョン・レノンの曲)
「イマジン」
ジョン・レノンシングル
初出アルバム『イマジン
B面
リリース
規格 7インチシングル
録音
ジャンル
時間
レーベル アップル・レコード
作詞・作曲
プロデュース
ゴールドディスク
後述を参照
チャート最高順位
後述を参照
ジョン・レノン シングル U.S.日本 年表
  • イマジン
  • (1971年)
ジョン・レノン シングル U.K. 年表
  • イマジン
  • (1975年)
イマジン 収録曲
イマジン
(A-1)
クリップルド・インサイド
(A-2)
ミュージックビデオ
「Imagine (Ultimate Mix, 2020)」 - YouTube
テンプレートを表示

イマジン」(Imagine)は、ジョン・レノンの楽曲である。1971年に発売された同名のアルバムに収録された。歌詞は、国家や宗教や所有欲によって起こる対立や憎悪を無意味なものとし、曲を聴く人自身もこの曲のユートピア的な世界を思い描き共有すれば世界は変わる、と訴えかけるもの。生前にレノンは、歌詞の一部がオノ・ヨーコの詩から拝借したものであることを明かしており、2017年に本作がオノとの共作であると認定された。

レノンとオノとフィル・スペクターの共同プロデュースである本作は、1971年5月にアスコット・サウンド・スタジオでレコーディングが開始され、同年7月にレコード・プラント・スタジオオーバー・ダビングが行なわれた。10月にアメリカでシングル・カットされ、Billboard Hot 100で最高位3位を記録。イギリスでは、1975年にコンピレーション・アルバム『シェイヴド・フィッシュ〜ジョン・レノンの軌跡』と同時発売でシングル・カットされ、同年の全英シングルチャートで最高位6位を記録し、1980年のレノンの死後に第1位を獲得した。

放送音楽協会は、1999年に「20世紀を代表する100曲」(Top 100 Songs of the 20th Century)の1つとして「イマジン」を挙げた。2002年にはギネスブックを発行しているギネス・ワールド・レコーズ社が30,000人以上から取った「英国史上最高のシングル曲は?」というアンケートの結果、クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」に次ぐ第2位を獲得し、2004年に『ローリング・ストーン』誌が選んだ「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」では第3位にランクインした。2005年1月にカナダ放送協会はリスナーによる投票で本作を過去100年のうちで最も偉大な歌とした。多数のアーティストによるカバー・バージョンが存在しており、これまでにマドンナスティーヴィー・ワンダージョーン・バエズレディー・ガガエルトン・ジョンダイアナ・ロスらによってカバーされている。

2023年4月12日アメリカ議会図書館より、永久保存録音物として全米録音資料登録簿へ登録されることが発表された[3]

歌詞と作曲

[編集]

「イマジン」の歌詞は、1964年に発表されたオノ・ヨーコの詩集『グレープフルーツ』に収録されている詩から着想を得ている[4]。特に、キャピトル・レコードから発売されたアルバム『イマジン』の裏ジャケットにも掲載された「Cloud Piece」には、Imagine the clouds dripping, dig a hole in your garden to put them in(雲が滴り落ちると想像しなさい。あなたの家の庭にそれを受け止める穴を掘りなさい)という一文が含まれている[5][6]。後にレノンは、この曲は「レノン/オノの曲としてクレジットされるべきだった。歌詞とコンセプトの大部分はヨーコに由来していた。あの当時は自分勝手で男らしさをはき違えていた。彼女の貢献についてあえて触れなかったけど、彼女の本『グレープフルーツ』から着想を得ていた」と語っている[7][8]。1980年12月の『プレイボーイ』誌のデヴィッド・シェフによる取材を受けたレノンは、同曲の意味についてディック・グレゴリー英語版から小さな祈祷書を受け取り、それが「イマジン」の背景にある概念に影響を与えたと説明している[4]

Cloud Piece」とグレゴリーから受け取った祈祷書からの影響を組み合わせて、レノンは「イマジン」を書いた[7]。伝記作家のジョン・ブラニーは、本作について「レノンは世界の調和は私たちの手の届くところにあると主張しているが、それは人間の可能性を制限する社会統制のメカニズムを拒否するときに限られる」と書いている[9]。『ローリング・ストーン』誌のデヴィッド・フリック英語版は、「(レノンは)地政学的な境界線、組織化された宗教、経済格差など、現代の社会秩序を完全になくしたうえに築かれた団結と平等を求めている」とコメントしている[10]。レノンは「『イマジン』は「もう宗教も国も政治も存在しないと想像してごらん」と歌っていて、言ってみれば共産主義者宣言だけど、僕は別に共産主義じゃない」と述べている[9]。オノは「ただジョンが信じていることを歌った曲。『世界はひとつで、国や人々の間に隔たりは存在しない』という考えを、彼は世界中の人々と共有しようとしていた」と語っている[11][12]

1969年1月に行なわれたゲット・バック・セッション中には、後に「John's Piano Piece」と呼ばれる「イマジン」の初期版が作られている[13]。1971年初頭のある朝、レノンはバークシャー州アスコットにある邸宅の寝室で、オノが見守る中でスタインウェイ・ピアノを使用して「イマジン」の作曲と作詞を行なった[11]。演奏時間が3分3秒の本作はCメジャーで演奏され、曲のテンポは75BPM[14]

レコーディング

[編集]

本作およびアルバムをレノンやオノとともにプロデュースしたフィル・スペクターは、「僕らは自分たちが何をしようとしているのかわかっていた…それはジョンが政治的声明を発表することだったが、それは同時にとても商業的なものでもあった…僕はいつも『イマジン』は国歌のようなものだと思っていた」と語っている[15]。レノンは、オノやスペクターとの共同作業について「フィルはアレンジとかそういった類いのことはやってない。(ヨーコと)フィルはただ別の部屋にいて「このサウンドを試してみない?」とか「ピアノがうまく弾けてない」とか叫ぶんだ。僕が最初のアイデアを出して、(そこから)音を見出していくだけだった」と語っている[16]

「イマジン」のレコーディングは、1971年5月27日にレノンの自宅ティトゥンハースト・パーク英語版内に新設されたアスコット・サウンド・スタジオで開始され、7月4日にニューヨークにあるレコード・プラント・スタジオストリングスオーバー・ダビングされた[17]。セッションは昼近くに始まり、夕方の夕食前まで続いた。レノンはミュージシャンに対してコード進行と「イマジン」に関する打ち合わせ事項を伝え、ミュージシャンの準備が整うまで曲のリハーサルを行なっていた[7]。レノンが望むサウンドを再現するにあたり、スペクターはレコーディングの初期段階でレノンとニッキー・ホプキンスに1台のピアノで異なるオクターブを演奏させていた。また、スペクターは当初レノン夫妻の部屋で白い小型のグランドのピアノを使用してピアノのパートを録音しようと考えていたが、部屋の音響がレコーディングには不向きであることから断念することとなった[9]。セッションは数分で終わり、3テイク録音された中からテイク2が選ばれた[18]。最終バージョンは、レノン(ピアノとボーカル)、クラウス・フォアマンベース)、アラン・ホワイトドラム)、ザ・フラックス・フィドラーズ(ストリングス)という編成になっている[19]

政治的解釈

[編集]

研究者による様々な政治的解釈は、社会主義への共感、平和に満ちたグローバルな共産主義のヴィジョン、ニューレフト的立場などを列挙した。[20]

レノンは本作について「反宗教的、反国家主義的、反伝統、反資本主義的な曲[21]」「今は僕も、自分が何をしなければいけないのかわかってる。政治的なメッセージには、少しばかりハチミツをかけて出した方がいいんだ[22]」と語っている。『メロディ・メイカー英語版』誌に掲載されたポール・マッカートニーへの公開状の中で、レノンは「イマジン」について「君のような保守派に対する『労働階級者ここにあり(Working Class Hero)』という曲だ」と述べている[23][24]

ユリッシュとビーレンは、ロック以前の時代の音楽と比較して、本作の演奏を「過度に感傷的で芝居がかっている」と批判し、ボーカルのメロディーは控えめと述べている[2]。ブラニーは、本作について「矛盾に満ちている。賛美歌のようなこの曲は、宗教のない世界を想像するようにという作者の懇願と相まって、居心地が悪い」という考えを示している[9]。伝記作家のクリス・インガムは、「大邸宅に住む億万長者のロックスターであるレノンが、財産のない生活を送ることを想像するようにリスナーに勧めている」とし、レノンの偽善だと指摘した[25]。元ビートルズのリンゴ・スターは、1981年のバーバラ・ウォルターズとのインタビューで、本作の歌詞を擁護して「(レノンは)「想像してごらん」と言った、ただそれだ。想像してごらん」と述べている[2]

商業的成功

[編集]

1971年10月にアメリカのアップル・レコードから発売されたシングル『イマジン』は、レノンのソロ・キャリアで最も売れたシングルとなった[26]。アメリカの『ビルボード』誌のHot 100では最高位3位を記録[27]し、カナダの『RPM』誌のシングルチャートでは2週連続で第1位を獲得した[28][29]。楽曲の発表後、本作の歌詞、とりわけ「Imagine there's no heaven(想像してごらん 天国なんてないんだと)」というフレーズが、一部の宗教団体を動揺させた[30]。1971年10月30日、アルバム『イマジン』が全英アルバムチャートで第1位を獲得[31]し、レノンのソロ・キャリアで最も商業的に成功し、絶賛されたアルバムとなった[32]

ローリング・ストーン』誌は、「イマジン」をレノンによる「世界に向けた最高の音楽のギフト」と表現し、「穏やかなメロディー、柔らかいコード進行、手招きする4音の音型」を称賛した[11]。音楽批評家のロバート・クリストガウは、「運動の聖歌や妻に向けたラブソングでありながら、ヨーコの思想とマルクーゼの思想の両方をほめたたえている」と評している[33]。1991年に放送音楽協会は、20世紀で最も再生された100曲をリストアップし、第94位に「イマジン」を挙げた[34]。同年にグラミーの殿堂入りを果たし[35]、2001年10月にロックンロールの殿堂によるリスト「ロックンロールを形作った500曲」に加えられた[36]。2002年、ギネス・ワールド・レコーズ社が30,000人以上から取った「英国史上最高のシングル曲は?」というアンケートの結果、クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」に次ぐ第2位を獲得[37]Gold Radioが発表したリスト「Gold's Top 1000」では第3位を獲得[38]

『ローリング・ストーン』誌の「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」(2004年版)では第3位にランクイン[39]し、2021年に発表された改訂版では第19位にランクインした[40]。2001年のアメリカ同時多発テロ事件の発生直後、クリアチャンネル英語版放送自粛曲リストを作成。同リストには本作も含まれている[41][注釈 1]

2005年1月1日、カナダ放送協会は『50 Tracks』のリスナー投票で、本作を「過去100年間で最高の楽曲」と表現した[43]アメリカレコード協会による「世紀の歌」では、第30位にランクイン[44]。同年にヴァージン・ラジオ英語版が実施した調査では第1位を獲得[45]。オーストラリアのラジオ局Triple Jが2009年7月11日に発表した「Hottest 100 of All Time」では第11位にランクインした[46]

元アメリカ合衆国大統領のジミー・カーターは、「妻とともに訪れた約125か国の多くで、ジョン・レノンの『イマジン』が国歌と同じくらい大切な曲として歌われていた」と語っている[47][22]。レノンの70歳の誕生日にあたる2010年10月9日、リヴァプールのチャバス・パーク英語版で行なわれた記念碑の除幕式では、リヴァプール合唱団が本作をはじめとしたレノンの楽曲3曲を歌唱した[48]。ビートルズのプロデューサーであるジョージ・マーティンは、レノンのソロ作品を称賛し、お気に入りの曲として「イマジン」を挙げた[49]。音楽評論家のポール・デュ・ノイエ英語版は、「イマジン」をレノンの「最もあがめられた」ポスト・ビートルズの曲と見なしている[50]。作家のベン・ユリッシュとケン・ビーレンは「最高傑作の地位を得るために録音された最も反体制的なポップ・ソング」と表現している[2]。フリックは、「『イマジン』はかすかに議論を引き起こす楽曲で、バラード奏者で扇動者でもあるレノンの最大の功績」と評している[10]

2017年6月14日、全米音楽出版者協会英語版から「世紀の歌」として表彰され、同時にオノが共作者として正式に認定された[8]

映像集および再発売

[編集]

1972年、レノンとオノは、アルバム『イマジン』に収録された楽曲を映画的にコラージュした映像集を発表[51][52]。同作はレノンとオノが濃い霧の中、ティトゥンハースト・パークに向かって歩くところから始まり、家に到着する前のシーンで「イマジン」のイントロが流れる。その後、場面が切り替わり、薄暗い真っ白な部屋で白いグランドピアノを弾くレノンが映し出される。その後ろでオノは雨戸を開けていて、曲が進むごとに部屋が明るくなっていく[53]。曲の終わりに、オノはレノンの隣に座り、お互いを見つめ合った後に短いキスをする[54]

この映像集には、アンディ・ウォーホルフレッド・アステアジャック・パランスディック・キャヴェット英語版ジョージ・ハリスンなど多数の人物が出演している。1972年にアメリカで公開されると、批評家からは「史上最も高価なホーム・ビデオ」と揶揄された[51]。1986年、ズビグニュー・リプチンスキーが本作のミュージック・ビデオを制作。翌年のカンヌ国際広告祭で銀賞、リオデジャネイロ国際映画祭英語版で特別賞を受賞した[55][56]

イギリスでは、1975年10月24日にシングル・カットされ[57]、同日にはコンピレーション・アルバム『シェイヴド・フィッシュ〜ジョン・レノンの軌跡』も発売された[58]。シングル盤は、全英シングルチャートで最高位6位を記録[59]。スリーブカバーには、1974年にメイ・パンが撮影した写真が使用された[60]。1980年のレノンの死後、全英シングルチャートに再びチャートインし、1981年1月に4週連続で第1位を獲得[61][62]。1988年にイギリスで再発売されたシングル盤は同チャートで最高位45位[63]、1999年に最高位3位を記録した[64]。2013年6月時点でシングルの売上枚数は164万枚を記録しており、最も売れたレノンのシングルとなっている[26][65]。2003年に再発売されたシングル『ハッピー・クリスマス(戦争は終った)』のB面に収録された[66]

楽曲の披露および他のアーティストによるカバー

[編集]

1970年代 - 1980年代

[編集]

1972年にジョーン・バエズがアルバム『カム・フロム・ザ・シャドーズ英語版』、1973年にダイアナ・ロスがアルバム『タッチ・ミー・イン・ザ・モーニング英語版』でカバー[67]

1980年、エルトン・ジョンセントラル・パークで開催した無料コンサートで「イマジン」を演奏し、同年のワールドツアーでも複数の公演で演奏した[68]。レノン殺害の翌日にあたる同年12月9日、クイーンウェンブリー・アリーナ公演でレノンへの追悼として本作を演奏[69]

1983年、デヴィッド・ボウイが「シリアス・ムーンライト・ツアー」の香港コロシアム公演で本作を演奏[70]

1990年代

[編集]

1991年、当時ゴッドファーザーズ・ピザ英語版の最高経営責任者であったハーマン・ケインが、オハマ・プレス・クラブの前で本作を替え歌にして「Imagine All the Pizza(想像してごらん、すべてがピザだったらと)」と歌唱していて、2012年のアメリカ大統領選挙の際に当時のビデオ映像が出回った[71]。1991年から1992年にかけて、ライザ・ミネリラジオシティ・ミュージックホールで行なわれたショーで本作を歌唱[72]

1995年、ブルース・トラベラー英語版がトリビュート・アルバム『ワーキング・クラス・ヒーロー/ジョン・レノン・トリビュート英語版』でカバー[73]。同年にはデイヴ・マシューズがライブで演奏している[67]

1996年アトランタオリンピックの閉会式で、スティーヴィー・ワンダーが本作を演奏[74]

2000年代

[編集]

2001年、ニール・ヤングが慈善コンサート「アメリカ : ア・トリビュート・トゥ・ヒーローズ英語版」で演奏[75]

2002年、エヴァ・キャシディによるカバー・バージョンが同名のアルバムのタイトル曲として発売された[76]。キャシディによるカバー・バージョンは、全英インディペンデント・シングル・チャート英語版で初登場35位を記録[77]

2004年、マドンナが慈善コンサート「Tsunami Aid: A Concert of Hope」で演奏[78][注釈 2]

2005年、ドリー・パートンがアルバム『Those Were the Days』でカバー[81]。同年の大晦日にタイムズ・スクエアで行なわれた舞踏会では、イベント主催者により「イマジン」が再生された。これ以来、毎年大晦日のタイムズ・スクエアでは、年越しのボールが落とされる前に本作が演奏されるようになっている[82][22]

2006年トリノオリンピックの開会式で、ピーター・ガブリエルが本作を演奏[83]

2008年にデヴィッド・アーチュレッタによるカバー・バージョンが発売され、Billboard Hot 100で最高位36位[84]Canadian Hot 100で最高位31位を記録[85]

2009年にマルコ・カータ英語版によるカバー・バージョンが発表され、イタリアのシングルチャートで最高位14位を記録[86]

2010年代

[編集]
映像外部リンク
Herbie Hancock's "Imagine", featuring Pink, Seal, India.Arie - YouTube

2010年、ハービー・ハンコックがアルバム『イマジン・プロジェクト』で、シールピンクインディア・アリージェフ・ベックコノノNo.1英語版ウム・サンガレとともにカバー。このカバー・バージョンは、第53回グラミー賞で最優秀ポップ・コラボレーション賞を受賞した[87][88]

大晦日のタイムズ・スクエアでは、この年(2010-11年)から特別アーティストにより「イマジン」が生演奏されるようになり、2010年にタイオ・クルーズ[89]、2011年にシーロー・グリーン[90]、2012年にトレインが担当した[91]。このうち、グリーンは本作の「Nothing to kill or die for / And no religion too」というフレーズを「Nothing to kill die for / And all religion is true」に変えて歌っており、レノンのファンから反発の声が上がった[92][93]。歌詞の変更について、グリーンは「歌詞を変えることで侮辱するつもりだったわけじゃない!信じたいことを信じることができる世界だって言おうとしたんだ」とコメントしている(後に投稿を削除)[92][93]

「イマジン」は、2012年ロンドンオリンピックの閉会式の演出の1つとして披露された。最初のヴァースをリヴァプール・フィルハーモニー・ユース合唱団とリヴァプール合唱団が歌唱した後、オリジナルのレノンのボーカルと映像が流れた[94]BBCはオリンピックの報道を締めくくるモンタージュ映像で、エミリー・サンデーによるカバー・バージョンを使用[95]。オリンピックの閉会から1週間後の全英シングルチャートには、本作を含むオリンピックで使用された楽曲が複数上位にチャートインした[96]

2014年、国際連合児童基金児童の権利に関する条約25周年を記念し、「ユニセフ イマジン・プロジェクト」が始動[97]。ユニセフの資金集めを目的にオノ、ケイティ・ペリーウィル・アイ・アムデヴィッド・ゲッタらによるカバー・バージョンが発表され、このカバー・バージョンにはリスナーも自分のバージョンの「イマジン」を録音できるという参加型ビデオが付属[98]。「ユニセフ イマジン・プロジェクト」を広めることを目的に、国際連合児童基金はソーシャルネットワーク上に「イマジン」のカバー・バージョンを公開できるアプリを発表した[98]

映像外部リンク
Lady Gaga - Imagine (Live at Baku 2015 European Games Opening Ceremony) - YouTube

2015年6月12日、ヨーロッパ競技大会のオープニング・セレモニーで、レディー・ガガが「イマジン」をカバー[99]。ガガは、7万人の観衆を前に花いっぱいに囲まれたグランドピアノの弾き語りで披露[100]。同年11月14日、前夜にパリ同時多発テロ事件が発生したことを受けて、ドイツ人ピアニストのダヴィデ・マルテロ英語版が、事件の現場となったバタクランの前で自ら運び込んだピアノで本作のインストゥルメンタル・バージョンを演奏[101]

2018年平昌オリンピックの開会式で、ハ・ヒョヌ英語版アン・ジヨン英語版イ・ウンミ英語版チョン・イングォン英語版が本作を歌唱[102]。同年、オノは2017年に共作者として認定されて以降では初となる本作のカバー・バージョンを発表し、アルバム『ウォーゾーン英語版』に収録された[103]

2020年代

[編集]

2020年、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)世界的流行に伴う外出制限などが強いられる中で、ガル・ガドット何が起きても私たちは一緒。皆で乗り越えようというメッセージとともに、ガドットをはじめとした海外の著名人24人が「イマジン」を一節ずつ歌い継ぐ動画を公開[104][105]。この動画について「勇気づけられた」などの声がある中、「安っぽくて恥ずかしい」などの批判の声もあった[106]

2021年7月23日、東京オリンピック開会式で、杉並児童合唱団(アジア)、アンジェリーク・キジョー(アフリカ)、アレハンドロ・サンス(ヨーロッパ)、ジョン・レジェンド(アメリカ)、キース・アーバン(オセアニア)がそれぞれの大陸を代表して「イマジン」を披露[107][注釈 3]。アレンジはハンス・ジマーが手がけた[107]。翌年の北京オリンピック開会式でも「イマジン」が使用された[108]

2022年、ロシアのウクライナ侵攻に際して、グローバル・シチズン英語版がウクライナからの難民救済を目的に開催したSNS上のイベント「スタンド・アップ・フォー・ウクライナ」に賛同したジュリアン・レノンが、ギタリストのヌーノ・ベッテンコートとともに本作をカバー[109]

2024年、パリオリンピック開会式でもジュリエット・アルマネの歌唱により演奏された[110]

クレジット

[編集]

※出典[111][19]

チャート成績

[編集]

週間チャート

[編集]

1971年盤

[編集]
チャート (1971年 - 1972年) 最高位
オーストラリア (Go-Set National Top 40)[112] 1
オーストラリア (Kent Music Report)[113] 1
ベルギー (Ultratop 50 Flanders)[114] 12
ベルギー (Ultratop 50 Wallonia)[115] 17
Canada Top Singles (RPM)[28] 1
Canada Adult Contemporary (RPM)[116] 4
日本 (オリコン)[117] 14
オランダ (Dutch Top 40)[118] 6
オランダ (Single Top 100)[119] 5
ノルウェー (VG-lista)[120] 6
南アフリカ (Springbok Radio)[121] 1
スイス (Schweizer Hitparade)[122] 5
US Billboard Hot 100[27] 3
US Adult Contemporary (Billboard)[123] 7
US Cash Box Top 100 Singles[124] 2
US Top Singles (Record World)[125] 1
西ドイツ (Official German Charts)[126] 18

1975年盤

[編集]
チャート (1975年) 最高位
アイルランド (IRMA)[127] 1
スウェーデン (Sverigetopplistan)[128] 19
スイス (Schweizer Hitparade)[122] 2
UK シングルス (OCC)[59] 6

レノンの死後

[編集]
チャート (1981年) 最高位
オーストラリア (Kent Music Report)[113] 43
オーストリア (Ö3 Austria Top 40)[129] 4
ベルギー (Ultratop 50 Flanders)[114] 6
フィンランド (Suomen virallinen lista)[130] 16
アイルランド (IRMA)[127] 1
オランダ (Single Top 100)[119] 5
ニュージーランド (Recorded Music NZ)[131] 23
ノルウェー (VG-lista)[120] 3
スイス (Schweizer Hitparade)[122] 2
UK シングルス (OCC)[61] 1
西ドイツ (Official German Charts)[126] 7
チャート (1986年 - 2020年) 最高位
1986 US Mainstream Rock (Billboard)[132] 20
1988 アイルランド (IRMA)[127] 29
UK シングルス (OCC)[63] 45
1989 オーストラリア (ARIA)[133] 21
オランダ (Single Top 100)[119] 83
1990 フランス (SNEP)[134] 88
1994 フランス (SNEP)[135] 9
1999 アイルランド (IRMA)[127] 3
オランダ (Single Top 100)[119] 76
UK シングルス (OCC)[64] 3
2000 Canadian Digital Song Sales (Billboard)[136] 10
イタリア (FIMI)[137] 12
オランダ (Single Top 100)[119] 56
スペイン (PROMUSICAE)[138] 8
UK シングルス (OCC)[139] 42
2007 オランダ (Single Top 100)[119] 37
スイス (Schweizer Hitparade)[122] 59
UK シングルス (OCC)[140] 75
US Digital Song Sales (Billboard)[141] 47
US Hot 100 Recurrents (Billboard)[142] 28
2008 オーストラリア (ARIA)[143] 94
2010 オーストラリア (ARIA)[143] 85
オーストリア (Ö3 Austria Top 40)[129] 66
ドイツ (GfK Entertainment charts)[144] 94
スペイン (PROMUSICAE)[138] 49
スウェーデン (Sverigetopplistan)[128] 46
スイス (Schweizer Hitparade)[122] 50
2012 スペイン (PROMUSICAE)[138] 42
UK シングルス (OCC)[145] 18
2013 スペイン (PROMUSICAE)[138] 44
2015 フランス (SNEP)[135] 11
オランダ (Single Top 100)[119] 67
スペイン (PROMUSICAE)[138] 40
スイス (Schweizer Hitparade)[122] 61
2016 フランス (SNEP)[135] 169
2020 Canadian Digital Song Sales (Billboard)[136] 46
US Hot Rock & Alternative Songs (Billboard)[146] 6

年間チャート

[編集]
チャート (1971年) 順位
Canada Top Singles (RPM)[147] 15
オランダ (Dutch Top 40)[148] 67
オランダ (Single Top 100)[149] 82
チャート (1972年) 順位
オーストラリア (Kent Music Report)[150] 19
日本 (オリコン)[117] 98
南アフリカ (Springbok Radio)[151] 5
チャート (1981年) 順位
ベルギー (Ultratop 50 Flanders)[152] 86
オランダ (Dutch Top 40)[153] 70
オランダ (Single Top 100)[154] 73
チャート (1999年) 順位
UK Singles (Official Charts Company)[155] 65

年代末チャート

[編集]
チャート (1980年 - 1989年) 順位
UK Singles (Official Charts Company)[156] 25

オールタイム・チャート

[編集]
チャート (1952年 - 2013年) 順位
UK Singles (Official Charts Company)[157] 19

認定

[編集]
国/地域 認定 認定/売上数
デンマーク (IFPI Danmark)[158] Gold 45,000double-dagger
イタリア (FIMI)[159]
2009年以降の売上による
Platinum 50,000double-dagger
Japan (Oricon Charts) 118,000[117]
イギリス (BPI)[160] Platinum 1,714,351[161]
アメリカ合衆国 (RIAA)[162] 3× Platinum 3,000,000double-dagger

double-dagger 認定のみに基づく売上数と再生回数

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 1991年の湾岸戦争中、BBCは本作の再生を制限していた[42]
  2. ^ マドンナは、2004年の「The Re-Invention Tour」のセットリストにも「イマジン」を加えており、当時の演奏は2006年に発売されたドキュメンタリー作品『アイム・ゴーイング・トゥ・テル・ユー・ア・シークレット』に収録されている[79][80]
  3. ^ ただし、ステージ上で歌唱したのは杉並児童合唱団のみで、他の4名は映像での出演[107]

出典

[編集]
  1. ^ Otte, Jef (11 January 2012). "Imagine that: John Lennon fans turn into zealots over Cee Lo's change in lyrics". Westword. Denver Westword. 2014年7月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月31日閲覧
  2. ^ a b c d Urish & Bielen 2007, p. 27.
  3. ^ 「天国への階段」「イマジン」『スーパーマリオ』テーマ曲、アメリカで永久保存録音物に”. BARKS. 2023年5月13日閲覧。
  4. ^ a b Sheff 1981, pp. 212–213.
  5. ^ Spizer, Bruce (2005). The Beatles Solo on Apple Records. 498 Productions, LLC. p. 54. ISBN 978-0-9662649-5-1 
  6. ^ 楠見清 (29 September 2017). "オノ・ヨーコ:時代を変革したアーティスト=アクティビスト". nippon.com. ニッポンドットコム. 2022年8月31日閲覧
  7. ^ a b c Blaney 2007, p. 51.
  8. ^ a b "オノ・ヨーコ、「イマジン」の共作者に正式認定". Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 16 June 2017. 2022年9月4日閲覧
  9. ^ a b c d Blaney 2007, p. 52.
  10. ^ a b Fricke 2012, p. 59.
  11. ^ a b c Wenner 2010, p. 13.
  12. ^ "ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高の500曲」". Rolling Stone Japan. CCCミュージック・ラボ. 16 September 2021. 2022年9月4日閲覧
  13. ^ Leone, Dominique (19 November 2003). "The Beatles: Let It Be... Naked Album Review". Pitchfork. Condé Nast. 2022年8月31日閲覧
  14. ^ Lennon 1983, pp. 5–9.
  15. ^ Levy 2005, p. 87.
  16. ^ Blaney 2007, pp. 50–51.
  17. ^ Madinger & Raile 2015, pp. 239, 247.
  18. ^ Fricke 2012, p. 58.
  19. ^ a b Blaney 2007, p. 53.
  20. ^ 久野陽一 著「恩恵を想像することーー 「イマジン」と「アメイジング・グレイス」に見る救済のかたち」、田所光男 編『20世紀ポピュラー音楽の青葉:その文学的および社会的文脈の解明』名古屋大学大学院国际言語文化研究科〈平成16年一平成17年度科学研究兼補助金基盤研究(C) (2)研究成果報告書課題番号16520205〉、2006年、69頁https://nagoya.repo.nii.ac.jp/record/11268/files/16520205.pdf 
  21. ^ "レノンの「Imagine」、小学校のコンサートでは不適当". BARKS. ジャパンミュージックネットワーク. 20 July 2006. 2022年9月2日閲覧
  22. ^ a b c Atkins 2020.
  23. ^ Doggett, Peter (2009). You Never Give Me Your Money: The Beatles After the Breakup (1st US hardcover ed.). New York: Harper. p. 179. ISBN 978-0-061-77446-1 
  24. ^ "ビートルズ、ジョン・レノンがポール・マッカートニーに書いた手紙がオークションに出品". NME Japan. BandLab UK. 8 August 2022. 2022年9月2日閲覧
  25. ^ Ingham 2009, p. 99.
  26. ^ a b Roberts 2005, p. 292.
  27. ^ a b "Billboard Hot 100". Billboard. 13 November 1971. 2022年9月1日閲覧
  28. ^ a b "Top RPM Singles: Issue 4309". RPM. Library and Archives Canada. 2022年9月1日閲覧
  29. ^ "Top RPM Singles: Issue 4383". RPM. Library and Archives Canada. 2022年9月1日閲覧
  30. ^ Harry 2000, p. 382.
  31. ^ "Official Albums Chart Top 50". UK Albums Chart. 2022年9月3日閲覧
  32. ^ Goldman, Albert (1988). The Lives of John Lennon. New York: William Morrow and Company. p. 397. ISBN 1-556-52399-8 
  33. ^ Christgau, Robert (1981). “John Lennon: Imagine”. Christgau's Record Guide: Rock Albums of the Seventies. Ticknor & Fields. ISBN 0-8-9919-025-1 
  34. ^ "BMI Announces Top 100 Songs of the Century". BMI.com. Broadcast Music, Inc. 13 December 1999. 2022年9月4日閲覧
  35. ^ "Grammy Hall of Fame > I". GRAMMY.com. Recording Academy. 2022年9月4日閲覧
  36. ^ Womack 2014, p. 457.
  37. ^ "Queen rock on in poll". BBC News. BBC. 8 May 2002. 2022年9月4日閲覧
  38. ^ "Gold's Top 1000: Day 4". www.mygoldmusic.co.uk. 2014年10月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月4日閲覧
  39. ^ "500 Greatest Songs of All Time (2004)". Rolling Stone. 11 December 2003. 2022年9月4日閲覧
  40. ^ "The 500 Greatest Songs of All Time". Rolling Stone. 15 September 2021. 2022年9月4日閲覧
  41. ^ "It's the End of the World as Clear Channel Knows It". Slate Magazine. The Slate Group. 17 September 2001. 2022年9月4日閲覧
  42. ^ Peddie, Ian (2006). The Resisting Muse: Popular Music and Social Protest. Farnham, Surrey: Ashgate Publishing. p. 13. ISBN 0-7546-5114-2 
  43. ^ Jackson, Andrew Grant (2012). Still the Greatest: The Essential Songs of the Beatles' Solo Careers. Scarecrow Press. p. 30. ISBN 978-0-810-88222-5 
  44. ^ "Songs of the Century". CNN.com. CNN. 7 March 2001. 2008年10月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月4日閲覧
  45. ^ Sandbrook, Dominic (2015). The Great British Dream Factory: The Strange History of Our National Imagination. London: Penguin Books. p. 455. ISBN 978-0-141-97931-1 
  46. ^ "Hottest 100 of All Time 2009". www.abc.net. Australian Broadcasting Corporation. 2019年10月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月4日閲覧
  47. ^ Elliott, Debbie (5 November 2006). "Carter Helps Monitor Nicaragua Presidential Election". www.npr.org. NPR. 2022年9月4日閲覧
  48. ^ "Peace monument unveiled in Liverpool for John Lennon's 70th (VIDEO & PICS)". Liverpool Echo. Reach plc. 11 October 2010. 2022年9月4日閲覧
  49. ^ Coleman, Ray (1992). Lennon: The Definitive Biography (Updated ed.). New York: Harper Perennial. p. 370. ISBN 978-0-060-98608-7 
  50. ^ Du Noyer 1971, p. 1.
  51. ^ a b Harry 2000, p. 378.
  52. ^ "IMAGINE <イマジン> | あらすじ・内容・スタッフ・キャスト・作品情報". 映画ナタリー. ナターシャ. 2022年9月3日閲覧
  53. ^ Edmondson, Jacqueline (2010). John Lennon: A Biography. Greenwood. p. 140. ISBN 978-0-313-37938-3 
  54. ^ Norman, Philip (2008). John Lennon: The Life. New York: HarperCollins. p. 763. ISBN 978-0-060-75401-3 
  55. ^ "Polish Film Festival in Los Angeles Artist / VIP Gallery". www.polishfilmla.org. 2013年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧
  56. ^ メディアアート学科客員教授 ズビグニュー・リプチンスキー氏インタビュー」『女子美』第155号、女子美術大学、2006年9月15日、3頁。 
  57. ^ Womack, Kenneth (2014) [2000]. The Beatles Encyclopedia: Everything Fab Four. Santa Barbara, California: ABC-CLIO. p. 457. ISBN 978-0-313-39172-9 
  58. ^ Badman, Keith (2009). The Beatles Diary Volume 2: After the Break-Up 1970-2001. London: Omnibus Press. p. 390. ISBN 978-0-857-12001-4 
  59. ^ a b "Official Singles Chart Top 100". UK Singles Chart. 2022年9月11日閲覧。
  60. ^ Pang 2008.
  61. ^ a b "Official Singles Chart Top 100". UK Singles Chart. 2022年9月11日閲覧。
  62. ^ Sullivan 2013, p. 231.
  63. ^ a b "Official Singles Chart Top 100". UK Singles Chart. 2022年9月11日閲覧。
  64. ^ a b "Official Singles Chart Top 100". UK Singles Chart. 2022年9月11日閲覧。
  65. ^ "Daft Punk's Get Lucky becomes one of the UK's biggest selling singles of all-time!". Official Charts Company. 27 June 2013. 2022年9月4日閲覧
  66. ^ Blaney 2007, p. 282.
  67. ^ a b Fricke 2012, p. 63.
  68. ^ Bernardin, Claude; Stanton, Tom (1995). Rocket Man: The Encyclopedia of Elton John. Santa Barbara, California: Greenwood. p. 158. ISBN 978-0-313-29700-7 
  69. ^ Sutcliffe, Phil (2009). Queen: The Ultimate Illustrated History of the Crown Kings of Rock. Voyageur Press. p. 150. ISBN 978-0-760-33719-6 
  70. ^ "Watch David Bowie Perform "Imagine": A Touching Tribute to His Friend John Lennon (1983)". Open Culture. 12 February 2018. 2022年9月4日閲覧
  71. ^ "米共和党候補者討論会、ロムニー氏とペリー氏が激しく応酬". AFPBB News. クリエイティヴ・リンク. 19 October 2011. 2022年9月4日閲覧
  72. ^ Holden, Stephen (25 April 1991). “Review/Pop; Liza Minnelli Pays a Musical Tribute”. The New York Times (New York: The New York Times Company): p. 15 
  73. ^ “Records”. The Michigan Daily: p. 6. (1 November 1995) 
  74. ^ Frey, Jennifer (5 August 1996). "A Curtain Call in Atranta". The Washington Post. Washington D.C.: Nash Holdings. 2022年9月4日閲覧
  75. ^ Melnick, Jeffrey (2009). 9/11 Culture. Hoboken, New Jersey: Wiley-Blackwel. pp. 39, 61. ISBN 978-1-405-17372-8 
  76. ^ Bakker, Johan (2012). Behind the Rainbow: The Tragic Life of Eva Cassidy. London: Omnibus Press. p. 235. ISBN 978-0-857-12748-8 
  77. ^ "Official Independent Singles Chart Top 50". UK Independent Singles Charts. 2022年9月6日閲覧
  78. ^ Mitchell, Claudia A.; Reid-Walsh, Jacqueline, eds (2007). Girl Culture: An Encyclopedia. 1. Santa Barbara, California: Greenwood. p. 413. ISBN 978-0-313-33909-7 
  79. ^ Timmerman, Dirk (2007). Madonna Live! Secret Re-inventions and Confessions on Tour. Maklu. p. 27. ISBN 978-9-085-95002-8 
  80. ^ Billboard Staff (27 April 2006). "Madonna Spilling 'Secrets' In June". Billboard. 2022年9月4日閲覧
  81. ^ Schmidt, Randy L. (2017). Not Dumb, Not Blonde: Dolly in Conversation. London: Omnibus Press. p. 291. ISBN 978-1-783-23967-2 
  82. ^ Chau, Thomas (1 January 2016). "Jessie J Sings John Lennon's 'Imagine' at New Years Eve Ball Drop". PopCrush. Townsquare Media. 2022年9月4日閲覧
  83. ^ Billboard Staff (10 February 2006). "Gabriel, Pavarotti Participate In Surreal Olympic Opening". Billboard. 2022年9月4日閲覧
  84. ^ "Billboard Hot 100". Billboard. 7 June 2008. 2022年9月8日閲覧
  85. ^ "David Archuleta Chart History (Canadian Hot 100)". Billboard. 2022年9月8日閲覧
  86. ^ "Marco Carta - Imagine". Top Digital Download. 2022年9月8日閲覧
  87. ^ "53rd Annual GRAMMY Awards | 2010". GRAMMY.com. Recording Academy. 2022年9月8日閲覧
  88. ^ "ジェフ・ベック、第53回グラミー賞3部門受賞". TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 31 January 2011. 2022年9月8日閲覧
  89. ^ "Taio Cruz to Perfom "Imagine" at Times Square Ball Drop". NBC New York. NBC Universal Media. 10 December 2010. 2022年9月6日閲覧
  90. ^ Perpetua, Matthew (2 January 2012). "Cee Lo Green Outrages John Lennon Fans by Changing Lyrics to 'Imagine'". Rolling Stone. 2022年9月6日閲覧
  91. ^ Billboard Staff (31 December 2012). "Live Times Square New Year's Eve Webcast: Watch Train, Cassadee Pope". Billboard. 2022年9月6日閲覧
  92. ^ a b Michaels, Sean (2012年1月3日). “Cee Lo Green criticised for changing lyrics to John Lennon's Imagine”. The Guardian (Guardian News & Media). https://www.theguardian.com/music/2012/jan/03/cee-lo-green-john-lennon 2022年9月6日閲覧。 
  93. ^ a b Suzuki, Ako (4 January 2012). "シー・ロー・グリーン、「イマジン」の歌詞を変えジョン・レノン・ファンからひんしゅく". BARKS. ジャパンミュージックネットワーク. 2022年9月6日閲覧
  94. ^ Makarechi, Kia (12 August 2012). "John Lennon & Closing Ceremony: Video Of Late Beatle Singing 'Imagine' Wows At London Olympics". HuffPost Entertainment. BuzzFeed. 2022年9月8日閲覧
  95. ^ Holden, Steve (2012年8月15日). “Olympics closing ceremony sales boost for music artists”. BBC News. BBC. 2022年9月8日閲覧。
  96. ^ Szalai, Georg (20 August 2012). "Summer Olympics Opening, Closing Ceremony Performers Rise on U.K. Charts". The Hollywood Reporter. 2012年9月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月8日閲覧
  97. ^ "『イマジン ワールド・バージョン』発表 ユニセフ イマジン・プロジェクト 140カ国以上から届いた歌声". 国際連合児童基金. 2022年9月9日閲覧
  98. ^ a b "オノ・ヨーコ、著名アーティストとともに「イマジン」をカバー". cinemacafe.net. イード. 25 November 2014. 2022年9月10日閲覧
  99. ^ "レディー・ガガ、ジョン・レノンの"Imagine"を歌うライヴ映像公開". rockin'on.com. ロッキング・オン. 16 June 2015. 2022年9月10日閲覧
  100. ^ "レディー・ガガ、ジョン・レノンの「イマジン」をピアノ弾き語りで生披露". Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 19 June 2015. 2022年9月10日閲覧
  101. ^ "パリ同時多発テロの被害を受けたバタクラン、その前で"Imagine"を演奏したピアニストが話題に". NME Japan. BandLab UK. 17 November 2015. 2022年9月4日閲覧
  102. ^ Matheson, Anna (10 February 2018). "Watch four Korean artists cover John Lennon's 'Imagine' at the 2018 Winter Olympics". www.nme.com. NME Networks. 2022年9月10日閲覧
  103. ^ Beaumont-Thomas, Ben (2018年10月10日). “Yoko Ono releases new version of John Lennon's Imagine”. The Guardian (Guardian News & Media). https://www.theguardian.com/culture/2018/oct/10/yoko-ono-john-lennon-imagine-warzone 2022年9月10日閲覧。 
  104. ^ Yang, Rachel (21 March 2020). "Gal Gadot sings Imagine with Sia, Will Ferrell, Jimmy Fallon, and more". EW.com. Meredith Corporation. 2022年9月10日閲覧
  105. ^ "ガル・ガドット、24人歌い継ぐ「イマジン」投稿 コロナ版「We Are The World」と話題". Sponichi Annex 芸能. スポーツニッポン新聞社. 21 March 2020. 2022年9月10日閲覧
  106. ^ "コロナ禍で「イマジン」を歌いバッシングを受けたガル・ガドット、この騒動について初めてコメント「純粋にいいことをするつもりだった」". tvgroove. TVグルーヴ・ドット・コム. 14 October 2020. 2022年9月10日閲覧
  107. ^ a b c “開会式「イマジン」披露にオノ・ヨーコさん「私たちは今も一緒にいます」”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2021年7月25日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202107250000262.html 2022年9月10日閲覧。 
  108. ^ "ジョン・レノン「イマジン」北京五輪の開会式でも流れる 東京五輪に続き...「また」「人気すぎる」". J-CAST ニュース. ジェイ・キャスト. 4 February 2022. 2022年9月10日閲覧
  109. ^ “誓いを破りジュリアン・レノンが父の代表曲「イマジン」初披露 ウクライナでの悲劇に心が動いた”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2022年4月12日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202204120000407.html 2022年9月10日閲覧。 
  110. ^ 産経新聞 (2024年7月27日). “開会式の定番ジョン・レノン「イマジン」、パリ五輪でも登場 ピアノが燃える演出で演奏”. 産経新聞:産経ニュース. 2024年8月15日閲覧。
  111. ^ "Imagine - John Lennon Plastic Ono Band (with The Flux Fiddlers)". www.johnlennon.com. 2022年9月10日閲覧
  112. ^ Go-Set Australian charts - 1 January 1972”. gosetcharts.com. 2022年9月10日閲覧。
  113. ^ a b Kent, David (1993). Australian Chart Book 1970?1992 (Illustrated ed.). St Ives, N.S.W.: Australian Chart Book. p. 175. ISBN 0-646-11917-6 
  114. ^ a b "Ultratop.be – John Lennon / Plastic Ono Band – Imagine" (in Dutch). Ultratop 50. 2022年9月11日閲覧。
  115. ^ "Ultratop.be – John Lennon / Plastic Ono Band – Imagine" (in French). Ultratop 50. 2022年9月11日閲覧。
  116. ^ "Top RPM Adult Contemporary: Issue 7554". RPM. Library and Archives Canada. 2022年9月11日閲覧
  117. ^ a b c 『SINGLE CHART-BOOK COMPLETE EDITION 1968-2010』オリコン・リサーチ、東京都港区六本木、2011年。ISBN 978-4-87131-088-8 
  118. ^ "Nederlandse Top 40 – week 47, 1971" (in Dutch). Dutch Top 40 2022年9月11日閲覧。
  119. ^ a b c d e f g "Dutchcharts.nl – John Lennon / Plastic Ono Band – Imagine" (in Dutch). Single Top 100. 2022年9月11日閲覧。
  120. ^ a b "Norwegiancharts.com – John Lennon / Plastic Ono Band – Imagine". VG-lista. 2022年9月11日閲覧。
  121. ^ "SA Charts 1969 - 1989 Acts (L)". South African Rock Lists Website. 2022年9月11日閲覧
  122. ^ a b c d e f "Swisscharts.com – John Lennon / Plastic Ono Band – Imagine". Swiss Singles Chart. 2022年9月11日閲覧。
  123. ^ "John Lennon Chart History (Adult Contemporary)". Billboard. 2022年9月11日閲覧
  124. ^ "Cash Box Top 100 11/20/71". cashboxmagazine.com. 2022年9月11日閲覧
  125. ^ “The Singles Chart”. Record World: 33. (20 November 1971). ISSN 0034-1622. http://www.americanradiohistory.com/Archive-Record-World/70s/71/RW-1971-11-20.pdf. 
  126. ^ a b "Offiziellecharts.de - John Lennon / Plastic Ono Band - Imagine". GfK Entertainment charts. 2022年9月11日閲覧
  127. ^ a b c d "The Irish Charts - Search Results - Imagine". Irish Singles Chart. 2022年9月11日閲覧
  128. ^ a b "Swedishcharts.com – John Lennon / Plastic Ono Band – Imagine". Singles Top 100. 2022年9月11日閲覧。
  129. ^ a b "Austriancharts.at – John Lennon / Plastic Ono Band – Imagine" (in German). Ö3 Austria Top 40. 2022年9月11日閲覧。
  130. ^ Pennanen, Timo (2021). “John Lennon” (フィンランド語). Sisaltaa hitin - 2. laitos Levyt ja esittajat Suomen musiikkilistoilla 1.1.1960-30.6.2021. Helsinki: Kustannusosakeyhtio Otava. p. 146. https://musiikkiarkisto.fi/oa/_tiedostot/julkaisut/sisaltaa-hitin.pdf#page=146 
  131. ^ "charts.nz - John Lennon / Plastic Ono Band - Imagine". Top 40 Singles. 2022年9月11日閲覧
  132. ^ "John Lennon Chart History (Mainstream Rock)". Billboard. 2022年9月11日閲覧
  133. ^ "Australian-charts.com – John Lennon / Plastic Ono Band – Imagine". ARIA Top 50 Singles. 2022年9月11日閲覧。
  134. ^ "Le Detail par Artiste". InfoDisc (フランス語). ドロップダウンメニューから「John Lennon」を選択することで確認できる. 2016年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月11日閲覧
  135. ^ a b c "Lescharts.com – John Lennon / Plastic Ono Band – Imagine" (in French). Les classement single. 2022年9月11日閲覧。
  136. ^ a b "John Lennon Chart History (Canadian Digital Song Sales)". Billboard. 2022年9月11日閲覧
  137. ^ "Italiancharts.com – John Lennon / Plastic Ono Band – Imagine". Top Digital Download. 2022年9月11日閲覧。
  138. ^ a b c d e "Spanishcharts.com – John Lennon / Plastic Ono Band – Imagine" Canciones Top 50. 2022年9月11日閲覧。
  139. ^ "Official Singles Chart Top 100". UK Singles Chart. 2022年9月11日閲覧。
  140. ^ "Official Singles Chart Top 100". UK Singles Chart. 2022年9月11日閲覧。
  141. ^ "John Lennon Chart History (Digital Song Sales)". Billboard. 2022年9月11日閲覧
  142. ^ "John Lennon Chart History (Hot 100 Recurrents)". Billboard. 2022年9月11日閲覧
  143. ^ a b Ryan, Gavin (2011). Australia's Music Charts 1988-2010. Mt. Martha, VIC, Australia: Moonlight Publishing 
  144. ^ "Offiziellecharts.de – John Lennon / Plastic Ono Band – Imagine". GfK Entertainment Charts. 2022年9月11日閲覧。
  145. ^ "Official Singles Chart Top 100". UK Singles Chart. 2022年9月11日閲覧。
  146. ^ "John Lennon Chart History (Hot Rock & Alternative Songs)". Billboard. 2022年9月11日閲覧
  147. ^ "Top Singles of '71". RPM. Library and Archives Canada. 2022年9月11日閲覧
  148. ^ "Top 100-Jaaroverzicht van 1971". Dutch Top 40. 2022年9月11日閲覧
  149. ^ "Jaaroverzichten - Single 1971". Single Top 100. Hung Medien. 2022年9月11日閲覧
  150. ^ Kent, David (1993). Australian Chart Book 1970-1992 (Illustrated ed.). St Ives, N.S.W.: Australian Chart Book. p. 424. ISBN 0-646-11917-6 
  151. ^ "Top 20 Hit Singles of 1972". South Africa's Rock Lists Website. 2022年9月11日閲覧
  152. ^ "Jaaroverzichten - Single 1981". Ultratop. Hung Medien. 2022年9月11日閲覧
  153. ^ "Top 100-Jaaroverzicht van 1981". Dutch Top 40. 2022年9月11日閲覧
  154. ^ "Jaaroverzichten - Single 1981". Single Top 100. Hung Medien. 2022年9月11日閲覧
  155. ^ “Best Sellers of 1999: Singles Top 100”. Music Week: 27. (22 January 2000). 
  156. ^ Rice, Tim; Rice, Jonathan; Gambaccini, Paul (1990). Guinness Hits of the 80s. Guinness Publishing. p. 288. ISBN 978-0-85112-398-1 
  157. ^ Lane, Daniel (27 June 2013). "Daft Punk's Get Lucky becomes one of the UK's biggest selling singles of all-time!". Official Charts Company. 2022年9月11日閲覧
  158. ^ "Danish single certifications – John Lennon – Imagine". IFPI Danmark. 2022年9月11日閲覧 Click on næste to go to page 9234 if certification from official website
  159. ^ Italian single certifications – John Lennon – Imagine” (Italian). Federazione Industria Musicale Italiana. 2022年9月11日閲覧。 Select "2018" in the "Anno" drop-down menu. Select "Imagine" in the "Filtra" field. Select "Singoli" under "Sezione".
  160. ^ "British single certifications – John Lennon – Imagine". British Phonographic Industry. 2022年9月11日閲覧
  161. ^ Copsey, Rob (19 September 2017). "The UK's Official Chart 'millionaires' revealed". Official Charts Company. 2022年9月11日閲覧
  162. ^ "American single certifications – John Lennon – Imagine". Recording Industry Association of America. 2022年9月11日閲覧

参考文献

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]