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2016年10月17日 (月) 12:45時点における版
土屋昌巳 | |
---|---|
出生名 | 土屋昌巳 |
生誕 | 1952年8月22日(72歳) |
出身地 | 日本・静岡県富士市 |
ジャンル |
J-POP ロック |
職業 |
ミュージシャン 音楽プロデューサー ギタリスト |
担当楽器 | ギター |
活動期間 | 1970年代 - |
共同作業者 |
りりィ & バイバイセッションバンド 大橋純子 & 美乃家セントラル・ステイション 一風堂 JAPAN VITAMIN-Q featuring ANZA 他はプロデュースしたアーティストを参照 |
公式サイト | Masami Tsuchiya Official Web Site |
土屋 昌巳(つちや まさみ、1952年8月22日 - )は、静岡県富士市出身のミュージシャン、音楽プロデューサー、ギタリスト、血液型AB型。
『すみれ September Love』(1982年)のヒットで知られる一風堂のリーダー、エレキギター兼ボーカリストである。
概要
- 静岡県富士市出身。姉と共に幼少期よりクラシックピアノを習わされたが好きではなかった。ロックやギターに興味を持つも、父親の強い反対を受け、深夜に自宅の屋上でこっそり練習を重ねる毎日であった。その後、地元で開かれた数々のギターコンクールで優勝するなど、ギターテクニックに磨きをかけていき15歳で家出。ボブ・ディランの「窓からはい出せ」のタイトルの通り、文字通り風呂の窓からはい出し、1969年(昭和44年)に上京。年齢を偽りザ・ゴールデン・カップスのバンドボーイを勤めるも、ほどなく家族に連れ戻された。
- 日本大学芸術学部放送学科に入学を機に再度上京。初めてのアルバイトで購入したヴィンテージギターを校庭で弾いていたところを、斉藤ノブに声をかけられ、以来音楽の世界で身を立てることとなる。本人も「僕が音楽業界に入るきっかけを作ってくれたのはノブちゃん」と言う通り、この出会いが土屋の運命を大きく変える事になる。
- 1970年代に入ってからはスタジオ・ミュージシャンとして活動を開始。りりィのバックバンド「バイバイ・セッション・バンド」、大橋純子のバックバンド「美乃家セントラル・ステイション」を経て、1978年に見岳章、藤井章司、平田謙吾らと「一風堂」を結成し、1984年まで活動。その間、イギリスのバンドジャパンのワールドツアーにサポートメンバーとして参加したこともある。それがきっかけで1985年には同じイギリスのバンドであるデュラン・デュランのサイモン・ル・ボン、ニック・ローズ、ロジャー・テイラーが結成したアーケイディアのレコーディングにも参加している。その後ソロに転じ5枚のアルバムを発表。
- 1990年よりロンドンに移住。1990年代はTHE WILLARD、BLANKEY JET CITY、マルコシアス・バンプのプロデュースで健在振りをアピール。その後LUNA SEAのギタリスト・SUGIZOの勧めで再びソロアーティストとしても復帰した。
- また2001年には佐久間正英の呼びかけで屋敷豪太、ミック・カーン、ビビアン・スーと共にThe d.e.pを結成。アルバム1枚とシングル2枚をリリースした他、単独ライヴやGLAYのライヴへのゲスト出演などをしている。2008年3月、加藤和彦、小原礼、屋敷豪太、ANZAとVITAMIN-Q featuring ANZA結成。12月にアルバムをリリース。2009年9月、ロック・フェスティバル「BUCK-TICK FEST 2007 ON PARADE」にソロ名義で出演。スティーヴ_エトウ、TOKIE、ひぐちしょうこがバックを務めた。
- 2013年11月に15年振りに自身主宰のレーベルよりソロアルバムを発表。
人物
- 自身のフェイスブックやインタビューなどでは、「20代のころからベジタリアンになった」「お酒は30代の頃に既に止めているが、タバコだけは止められない。」とも記載している。
- 一風堂時代は身長174cm、体重は45kg〜47kgと非常にスリムな体型で、還暦を過ぎた現在でもデビュー当時と体型は変わっていない。
- ギターラボのインタビューでは、「自分はインターネットはやらない」と否定的なコメントをしていたが、数年前からフェイスブックを開設。定期的に更新している。
- 現在は日本に住んでいる。
作品
シングル
- スターライト・シャワー(STARLIGHT SHOWER)(1984年6月1日)
- 東京バレエ(TOKYO BALLET)(1985年7月21日)
- さよならフォリナー(LIKE A FOREIGNER)(1985年9月21日)
- レディ・ロキシー(LADY ROXY)(1989年8月21日)
アルバム
- RICE MUSIC(1982年6月21日)
- スティーヴ・ジャンセン、ミック・カーン、ビル・ネルソン、坂本龍一、ナチコ、EVE参加。
- TOKYO BALLET(1985年6月21日)
- 井上鑑が共同制作。
- LIFE IN MIRRORS(1987年10月21日)
- 吉田美奈子、デヴィッド・シルヴィアン、ミック・カーン、福岡ユタカ、アンディ・マッケイ参加
- HORIZON(1988年6月22日)
- 清水靖晃との共同制作。ミック・カーン、デヴィッド・パーマー、福岡ユタカが参加
- TIME PASSENGER(1989年9月1日)
- 小原礼参加
- Mod' Fish(1997年10月1日)
- 清水三恵子、ミック・カーン参加
- 森の人 Forest People(1998年10月21日)
- 櫻井敦司、ミック・カーン、リチャード・バルビエリ参加
- Swan Dive(2013年11月6日)
ベストアルバム
- VERY BEST〜すみれSeptember Love(1998年4月1日)
- 一風堂の作品も含むベストアルバム
- ESSENCE:THE BEST OF MASAMI TSUCHIYA(2010年2月24日)
- 一風堂の作品も含むベストアルバム
楽曲参加
- Life in Tokyo -a tribute to JAPAN(1996年9月4日)
- M-9 「Visions Of China」
- PARADE〜RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK〜(2005年12月21日)
- M-4 「見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だ」
- LUNA SEA MEMORIAL COVER ALBUM -Re:birth-(2007年12月19日)
- M-12 「MOON」
- 果てしなきグラムロック歌謡の世界(2011年8月3日)
- M-10 「花の首飾り」
プロデュースしたアーティスト
- THE BLANKEY JET CITY
- GLAY
- キム・ワイルド
- 藤井尚之
- 小比類巻かほる
- 小泉今日子
- THE MODS
- 森山達也
- 杏子
- ジャパハリネット
- 惑星
- 三上博史
- SPARKS GO GO
- THE BACK HORN
- マルコシアス・バンプ
- THE WILLARD
- MAGIC
- THE PRIVATES
- 中島美嘉
- KAT
- かげぼうし
- 山口美央子
楽曲を提供したアーティスト
出演
テレビ番組
- 夕やけニャンニャン(1985年 - 1986年)
- AXEL(ゲストとして、1998年)
- 森田一義アワー 笑っていいとも!(テレフォンショッキングゲストとして、1985年頃)
- TOKIO ROCK TV (1985年 - 1987年)
- オールナイトフジ (ゲストとして、1985年)
- BS☆フジイ (ゲストとして、2007年)
- 僕らの音楽(松任谷由実、加藤和彦らと共にゲストとして、2009年)
- ニュースザップ(ゲストとして、2016年6月30日)
映画
- 沙耶のいる透視図(1986年、ヘラルド)
- ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム(2004年、アルタミラピクチャーズ)
ドラマ
- 天女の涙(1986年、TBS)
舞台
- ショート・アイズ(1985年)
CM
KA.F.KA
2013年6月[1]、ロックバンドKA.F.KAを結成し配信音源を発表。初ライヴは京都の伝説的ライヴハウス「磔磔」にて行われた金子マリ主催のイベントで、このために急遽組織されたバンドであったと言われている(実際、KenKenはこのライヴにのみ参加)。
2014年1月[1]、東京でのお披露目となるライヴが行われた。このライヴは、バンドとしてのオリジナル曲を一曲も持たない状況で行われた前代未聞のデビューライヴであった。
2015年6月28日、LUNA SEA主催『LUNATIC FEST.』に出演。
メンバー
- Issay - Vocal (DER ZIBET)
- 土屋昌巳 - Guitar、Vocal
- ウエノコウジ - Bass (the HIATUS、ex.TMGE)
- 宮上元克 - Drums (ex.THE MAD CAPSULE MARKETS)
- 森岡賢 - Keybourd (minus(-)、ex.ソフトバレエ)
元メンバー
ディスコグラフィー
- KA.F.KA(2曲入り配信シングル)2014/6/11
- The Prisoner
- Silent Party
- Fantome † Noir (CDアルバム) 2015/5/9
- Jack The Midnight
- The Prisoner
- 夜明け前~Before the Dawn~
- Labiera Beladen
- Silent Party
- Coyote
ライヴ(イベント含む)
- 2013年4月6日 - 『たっぷり金子な7日間』の6日目[2](京都燦燦)w/ 金子マリ presents 5th Element Will
- 2014年1月30日 - 『Fantome † Noir episode Un』(渋谷WWW)w/ Der Zibet
- 2014年4月11日 - 『Fantome † Noir episode deux』(渋谷WWW)w/ ホッピー神山
- 2014年11月23日 - 『Fantôme † Noir épisode trois』(渋谷クラブクアトロ)w/ SUGIZO[3]。
- 2015年6月28日 - 『LUNATIC FEST.』2日目(幕張メッセ)出演予定
- 2015年8月23日 - 『WORLD HAPPINESS 2015』(夢の島公園陸上競技場)出演予定
脚注
- ^ a b 土屋昌巳Official | Masami Tsuchiya Official
- ^ “土屋昌巳の新ユニット「KA.F.KA」に森岡賢、KenKenら”. 音楽ナタリー (2013年2月22日). 2015年5月19日閲覧。
- ^ “【ライブレポート】SUGIZO、土屋昌巳率いるKA.F.KAと共演「僕の親友です」”. BARKS音楽ニュース (2014年12月21日). 2015年5月19日閲覧。