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2016年9月29日 (木) 13:23時点における版

VAIO Phone
製造 広達電脳
発売日 2015年3月20日
概要
OS Android 5.0 Lollipop (32bit版)
CPU Qualcomm Snapdragon 410 MSM8916 1.2GHz 4コア
音声通信方式 GSM:850/900/1800/1900
データ通信方式 UMTS:800(B19)/2100(B1)MHz
LTE:800(B19)/1800(B3)/2100(B1)MHz
形状 ストレート型
サイズ 141.5 × 71.3 × 7.95 mm
質量 130 g
バッテリー 2500mAh
内部メモリ RAM:2GB
ROM:16GB
外部メモリ microSD
(最大64GB)
赤外線通信機能 無し
テザリング あり
Bluetooth 4.0
放送受信機能 FMラジオ(88-108MHz帯)
備考 SIMフリー
メインディスプレイ
方式 TFT
IPS方式
解像度 HD
(1280×720ドット)
サイズ 5インチ
表示色数 約1677万色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 1300万画素
機能 LED
サブカメラ
画素数・方式 500万画素
カラーバリエーション
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

VAIO Phone(バイオ フォーン)は、台湾クアンタ・コンピュータによって開発された、第4世代移動通信システム対応のSIMフリーAndroidスマートフォンである。

製品番号はVA-10J(日本版)。

概要

VAIO Phoneは、日本通信VAIOが商品企画を行い、製造及び開発はODMによりクアンタ・コンピュータが行っている。日本通信から販売予定の端末となる。

VAIOの名前が付いたスマートフォンとしては初となる。性能はミッドレンジに位置付けられており、CPUがSnapdragon 410の1.2GHz、2GBメモリ、HDのディスプレイを搭載している。

OSはAndroid 5.0 Lollipopを搭載しているが、AOSPベースであるためカスタマイズが殆どされていない素のAndroidとなる[1]。カスタマイズされた点としては、日本通信独自のファイルマネージャーアプリとVAIOオリジナル壁紙が一枚プリインストールされている[2]

なお本体にはMicroSIMカードが付属されているが、これはVAIO Phone専用にIMEIロックされており、他の端末に差し替えて使用できないように制限されている[3]

評価

VAIOというブランドを冠しながら、それを反映させたのはロゴやデザインの一部に限られることから、VAIOならではのこだわりが感じられず「単にVAIOのロゴが付いたスマートフォンに過ぎなかった」[4]と言われ、VAIO Phoneの詳細が発表された直後から、VAIOブランドに期待を寄せていたユーザーを失望させた[5]

さらに、日本通信の2016年3月期連結業績予想の下方修正について、VAIO Phoneを完売するために在庫評価減が迫られたことが悪影響を及ぼしていると指摘された[6]

リブランド製品疑惑

デザインや内部設計は、パナソニックによって開発されたELUGA U2とほとんど同じ仕様となっており、ELUGA U2のリブランド品の可能性についても指摘もされている。しかし、これについて日本通信側は「たまたまだと思う」と否定している。

またELUGA U2が約3万円(発表時点の為替レート)であるに比べ、VAIO Phoneが約5万円となっており、実質2万円ほど価格が上がっている[7]

脚注

外部リンク