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2016年6月8日 (水) 05:06時点における版
まの つるこ 馬野 都留子 | |
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別名義 | 馬野 都畄子 |
生年月日 | 1909年3月11日 |
没年月日 | 不詳年 |
出生地 | 日本 東京府東京市(現在の東京都) |
民族 | 日本人 |
職業 | 女優 |
ジャンル | 演劇、劇映画(現代劇・時代劇、トーキー)、テレビ映画 |
活動期間 | 1930年代 - 1965年 |
主な作品 | |
『ゴジラ』 『空の大怪獣ラドン』 『クレージー作戦 先手必勝』 |
馬野 都留子(まの つるこ、1909年3月11日[1] - 没年不詳)は、東京市(現在の東京都)出身の女優。別名は馬野 都畄子(読み同じ)。特技は薙刀[1]。
来歴・人物
築地座やムーランルージュ新宿座を経て、1939年に東宝に入社する。翌年、東宝映画東京撮影所製作、衣笠貞之助監督映画『蛇姫様』(主演:長谷川一夫、丸山定夫、原節子)で映画デビューした。さらに1941年の南旺映画製作、成瀬巳喜男監督映画『秀子の車掌さん』ではおこまの母親役として、おこま役の高峰秀子と共演している。
1942年以降、出演記録が一時途絶えるも戦後の1949年に再び映画界に復帰。その後も東宝を中心に幅広い作品に脇役として活躍した。東宝特撮映画の出演も多数ある。
しかし1965年の東宝映画製作、松山善三監督映画『戦場にながれる歌』(主演:加山雄三、児玉清、久保明)に出演した以降の出演記録が見当たらない。以後の消息についても、手がかりとなる資料が無く不明である。没年不詳
出演作品
映画
- 蛇姫様(1940年、東宝映画東京、衣笠貞之助監督):五兵衛女房お光
- ハモニカ小僧(1940年、東宝映画東京、斎藤寅次郎監督):芸者花勇の母
- 時の花形(1940年、東宝映画東京、島津保次郎監督)
- なつかしの顔(1941年、東宝映画京都、成瀬巳喜男監督)
- 馬(1941年、東宝映画東京、山本嘉次郎監督):善蔵さんの女房
- 人生は六十一から(1941年、東宝映画東京、斎藤寅次郎監督):奥さん
- 秀子の車掌さん(1941年、南旺映画製作・東宝映画配給、成瀬巳喜男監督):おこまの母
- 指導物語(1941年、東宝映画東京、熊谷久虎監督):その母
- 若い先生(1942年、東宝映画東京、佐藤武監督):雑貨屋
- 続 青い山脈(1949年、東宝、今井正監督):岡本先生の妻
- 石中先生行状期(1950年、新東宝映画製作・東宝配給、成瀬巳喜男監督)
- 女の四季(1950年、東宝、豊田四郎監督):女中
- 白い野獣(1950年、東宝、成瀬巳喜男監督):高田女史
- 夫婦(1953年、東宝、成瀬巳喜男監督)
- 妻(1953年、東宝、成瀬巳喜男監督)
- 愛情について(1953年、東宝、千葉泰樹監督):つる
- 次郎長三国志 第四部 勢揃い清水港 (1953年、東宝、マキノ雅弘監督)
- 続 思春期(1953年、東宝、本多猪四郎監督):善助の母
- 亭主の祭典(1953年、東宝、渡辺邦男監督)
- 白魚(1953年、東宝、熊谷久虎監督):老婆
- 坊っちゃん(1953年、東京映画製作・東宝配給、丸山誠治監督):いか銀女房
- 女心はひと筋に(1953年、東宝、杉江敏男監督)
- 山の音(1954年、東宝、成瀬巳喜男監督)
- 芸者小夏(1954年、東宝、杉江敏男監督)
- 七人の侍(1954年、東宝、黒澤明監督):村人C
- わたしの凡てを(1954年、東宝、市川崑監督)
- 次郎長三国志 第八部 海道一の暴れん坊(1954年、東宝、マキノ雅弘監督):豚松の母親
- 晩菊(1954年、東宝、成瀬巳喜男監督):巡礼
- 君死に給うことなかれ(1954年、東宝、丸山誠治監督):藤森家の婆や
- ゴジラ(1954年、東宝、本多猪四郎監督):山田くに
- 恋化粧(1955年、東宝、本多猪四郎監督)
- 浮雲(1955年、東宝、成瀬巳喜男監督)
- おえんさん(1955年、東宝、本多猪四郎監督):おたつ
- むッつり右門捕物帖 鬼面屋敷(1955年、東宝、山本嘉次郎監督)
- 赤いカンナの花咲けば(1955年、東京映画製作・東宝配給、小田基義監督):山田たき
- 旅路(1955年、東宝、稲垣浩監督)
- 青い果実(1955年、東宝、青柳信雄監督):お峰
- 若い樹(1956年、東宝、本多猪四郎監督)
- イカサマ紳士録(1956年、東宝、田尻繁監督):アパートの住人
- おとぼけ放射能 続イカサマ紳士録(1956年、東宝、田尻繁監督)
- のり平の浮気大学 愉快な家族(1956年、東宝、丸林久信監督)
- 現代の欲望(1956年、東宝、丸山誠治監督):豆腐屋の内儀
- 囚人船(1956年、東宝、稲垣浩監督):桶屋の妻
- 女囚と共に(1956年、東京映画製作・東宝配給、久松静児監督):富士てるよ
- 嵐(1956年、東宝、稲垣浩監督):お霜婆さん
- 哀愁の街に霧が降る(1956年、東宝、日高繁明監督):飯場の小母さん
- 空の大怪獣ラドン(1956年、東宝、本多猪四郎監督):お澄
- 忘却の花びら(1957年、東宝、杉江敏男監督):藤崎家の婆や
- この二人に幸あれ(1957年、東宝、本多猪四郎監督)
- 雪国(1957年、東宝、豊田四郎監督)
- あらくれ(1957年、東宝、成瀬巳喜男監督):駄菓子屋のお婆さん
- ひかげの娘(1957年、東京映画製作・東宝配給、松林宗恵監督):若梅の下働きの婆さん
- 恐怖の弾痕(1957年、東宝、日高繁明監督):掃除婦
- 忘却の花びら 完結篇(1957年、東宝、杉江敏男監督):婆や
- 初恋物語(1957年、東宝、丸山誠治監督):留守番の婆さん
- 青い山脈 新子の巻(1957年、東宝、松林宗恵監督):岡本まつ代
- 下町(1957年、東宝、千葉泰樹監督):隣りのお内儀
- 続 青い山脈 雪子の巻(1957年、東宝、松林宗恵監督):岡本まつ代
- 負ケラレセン勝マデハ(1958年、東京映画製作・東宝配給、豊田四郎監督):町の人A
- 女殺し油地獄(1958年、東宝、堀川弘通監督):茶屋の婆さん
- 東京の休日 HOLIDAY IN TOKYO(1958年、東宝、山本嘉次郎監督)
- 無法松の一生(1958年、東宝、稲垣浩監督):茶店の女房
- 弥次喜多道中記(1958年、東宝、千葉泰樹監督)
- 杏っ子(1958年、東宝、成瀬巳喜男監督)
- 大番 完結篇(1958年、東宝、千葉泰樹監督):家政婦
- 駅前旅館(1958年、東京映画製作・東宝配給、豊田四郎監督)
- 裸の大将(1958年、、堀川弘通監督)
- 弥次喜多道中双六(1958年、東宝、千葉泰樹監督):婆あの女中
- こだまは呼んでいる(1959年、東宝、本多猪四郎監督)
- 手錠をかけろ(1959年、東宝、日高繁明監督)
- 或る剣豪の生涯(1959年、東宝、稲垣浩監督):おすえ
- 男性飼育法(1959年、東京映画製作・東宝配給、豊田四郎監督):母子寮の女
- 夜を探がせ(1959年、東宝、松林宗恵監督):くら
- 現代サラリーマン 恋愛武士道(1960年、東宝、松林宗恵監督):お手伝いの小母さん
- 僕は独身社員(1960年、東宝、古澤憲吾監督):寮の小母さん
- 電送人間(1960年、東宝、福田純監督):漁夫の婆さん
- 恐妻党総裁に栄光あれ(1960年、東宝、青柳信雄監督)
- 接吻泥棒(1960年、東宝、川島雄三監督):小使
- 幽霊繁盛記(1960年、東京映画製作・東宝配給、佐伯幸三監督):おかみさんA
- ふんどし医者(1960年、東宝、稲垣浩監督):百姓のおかみ
- 新・女大学(1960年、東宝、久松静児監督):シゲ
- 青い夜霧の挑戦状(1961年、東宝、古澤憲吾監督):お茂
- ゲンと不動明王(1961年、東宝、稲垣浩監督)
- 野盗風の中を走る(1961年、東宝、稲垣浩監督):茶店の女房
- サラリーマン権三と助十(1962年、東宝、青柳信雄監督)
- 早乙女家の娘たち(1962年、東宝、久松静児監督):少女の母
- 忠臣蔵 花の巻 雪の巻(1962年、東宝、稲垣浩監督):年増の女
- クレージー作戦 先手必勝(1963年、東宝、久松静児監督):大福ふく子
- 秘剣(1963年、東宝、稲垣浩監督)
- ああ爆弾(1964年、東宝、岡本喜八監督):小使いのおばさん
- 天才詐欺師物語 狸の花道(1964年、東宝、山本嘉次郎監督):緑の小母さん
- 花のお江戸の無責任(1964年、東宝、山本嘉次郎監督)
- 戦場にながれる歌(1965年、東宝、松山善三監督)
テレビドラマ
- 花のビデオ 第6回(NTV)
- なおらぬ仮病(1953年10月24日放送)