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'''ワオキツネザル'''(輪尾狐猿、学名 {{snamei|Lemur catta}})は、[[サル目|霊長目]][[キツネザル科]]に分類されるサルの1種。本種のみでワオキツネザル属 {{snamei|Lemur}} 成する。
'''ワオキツネザル'''(''Lemur catta'')は、[[霊長目]][[キツネザル科]]に分類される霊長類。本種のみでワオキツネザル属を成する。

== 学名 ==
{{snamei|Lemur}}は、[[ローマ神話]]の[[死霊|死者の霊]] {{la|lemur}}([[複数形]] [[レムレース|{{la|lemures}}]] で言及されることが多い)から。{{snamei|catta}} は[[ラテン語]]で[[ネコ]]の意。

なお、[[キツネザル属]] {{snamei||Eulemur}} を {{snamei|Lemur}} に含める説があり、その場合、{{snamei|Lemur}} の和名をキツネザル属とすることがある。


== 分布 ==
== 分布 ==
[[マダガスカル]]南部(ムルンダヴァからフォールドファンにかけて、アンドリンギトラ山地)<ref name="koyama"/>[[固有種]]
[[マダガスカル島]]南部および南西部[[固有種]]。他のキツネザルの[[生息]]域より高地にも生息する。


== 形態 ==
== 形態 ==
[[体長]]39cm-46cm。ワオキツネザルのトレドマークといえるふさふさしたは体よりく、56cm-63cmにもなる。体重約5.5kg。背側は灰色で、腹や手足は淡い色をしている。顔は白、眼の周りと鼻に黒い模様がある。[[虹彩]]は黄色。尾は白地に黒の輪状の模様14-15本あり、先端は黒い。
[[体長]]38.5 - 45.5センチメトル<ref name="wilson"/><ref name="koyama"/><ref name="anderson"/>。尾長56 - 62.4センチメートル<ref name="wilson"/><ref name="anderson"/>。体重2.3 - 3.5キログラム<ref name="koyama"/><ref name="anderson"/>。背側は灰色で、腹や手足は淡い色をしている。顔は白、眼の周りと鼻に黒い模様がある。[[虹彩]]は黄色。尾に白と黒の輪状の斑紋り、和名の由来になっている<ref name="koyama"/>。先端は黒い。
<!-- en:Ring-tailed Lemurによると生まれたてのワオキツネザルは目が青いらしいですが真偽不明 -->
<!-- en:Ring-tailed Lemurによると生まれたてのワオキツネザルは目が青いらしいですが真偽不明 -->


ほっそりとした体型。他のキツネザル科の種と同じように後肢は前肢より長く、足裏の皮膚は軟らかく、なめし皮のようである。前肢の指は細長く、平たく鋭い爪がある。彼らはそれらを器用に使いこなす。後肢の第2趾に鉤爪があるが、これは[[グルーミング]]のために特化したものである。
ほっそりとした体型。他のキツネザル科の種と同じように後肢は前肢より長く、足裏の皮膚は軟らかく、なめし皮のようである。前肢の指は細長く、平たく鋭い爪がある。彼らはそれらを器用に使いこなす。後肢の第2趾に鉤爪があるが、これは[[グルーミング]]のために特化したものである。


== 生態 ==
== 分類 ==
属名''Lemur''は、ラテン語で「幽霊・亡霊」の意があるlemuresに由来する<ref name="iwamoto"/>。種小名''catta''はラテン語で「ネコ(メスネコ)」の意<ref name="iwamoto"/>。
[[落葉樹林]]の茂みに生息する。中でも[[原生林]]や、川沿いの森([[拠水林]])に生息することが多い。樹上生活に適した体を持つが、キツネザル科の中でも地上棲の傾向が強く、地上を疾走している姿がしばしば見られる。


以前は''Lemur''属にブラウンキツネザル属の構成種も含まれていた(旧キツネザル属)<ref name="iwamoto"/>。一方で本種は形態や染色体がジェントルキツネザル属に類似し、体色に性的二型のある旧キツネザル属の他種とは近縁ではないとする説もあった<ref name="iwamoto"/>。1988年に本種以外の種をチャイロキツネザル属''Eulemur''へ分割する説が提唱された<ref name="iwamoto"/>。
社会性が強く、オス、メスそれぞれ4,5頭と数頭の子どもからなる15頭程度の群れを形成する。群れは6-23[[ヘクタール]]の広い行動域をもち、他の群れと縄張りが重複してしまうこともある。群れの階級は雌雄別の順位が決められる。メスははっきりとした階級があるが、オスの階級は不明瞭でよくランクが変わる。メスはオスより上位で、食事においても優先される。オスは群れの活動から離れる傾向があり、3年半ほどの周期で別の群れに移動する。メスとその子どもに優位なオスが加わってサブグループを形成する。


== 生態 ==
昼行性で、夜は樹上で数頭でかたまって眠る。地上を歩くときは尾を高く上げ、樹上で食事するときなどは下に垂れ下げる。また、尾は仲間同士の視覚的コミュニケーションに用いられている。オスは両手首に皮脂腺を持つ。この分泌物を木にこすり付け、においづけ行動を行う。これは果実が生る木の所有権を主張や、威嚇の意味があると考えられている。また、尾を皮脂腺になすりつけた後に、尾を前方に振りかざしながら上下に動かす「テールウェービング」という威嚇行動を他のオスに対してしばしば示す。
[[落葉樹林]]の茂みに生息する。中でも[[原生林]]や、川沿いの森([[拠水林]])に生息することが多い。アンドリンギトラ山地では標高2,600メートルで見られることもある<ref name="koyama"/>。樹上生活に適した体を持つが、キツネザル科の中でも地上棲の傾向が強く、地上を疾走している姿がしばしば見られる。3 - 25匹の群れを形成して生活するが、13 - 15匹の複数の雌雄が含まれる群れを形成することが多い<ref name="koyama"/>。6 - 30[[ヘクタール]]の行動域内で活動し、行動圏は山地と比較すると川辺林の方が狭く密度が高い傾向がある<ref name="koyama"/>。他の群れと縄張りが重複してしまうこともある。群れの階級は雌雄別の順位が決められる。メスははっきりとした階級があるが、オスの階級は不明瞭でよくランクが変わる。メスはオスより優位で、採食時にオスを追い払うこともある<ref name="koyama"/>。オスは群れの活動から離れる傾向があり、3年半ほどの周期で別の群れに移動する。メスとその子どもに優位なオスが加わってサブグループを形成する。昼行性で<ref name="koyama"/>、夜は樹上で数頭でかたまって眠る。地上を歩くときは尾を高く上げ、樹上で食事するときなどは下に垂れ下げる。また、尾は仲間同士の視覚的コミュニケーションに用いられている。オスは手首の皮脂腺を木の枝などに直接擦りつけたり、尾に擦りつけた後にふりまいて臭いづけ(マーキング)を行う<ref name="koyama"/>。これは果実が生る木の所有権を主張や、威嚇の意味があると考えられている。


体温調節が苦手なため、冷え込むなどに日光浴をすることが知られている。両手を左右に広げ、日光にお腹を向けるユーモラスな姿が人気である。愛知県犬山市の[[日本モンキーセンター]](世界サル類動物園)のワオキツネザルたちは、冬期にストーブに向かって同じ行動をする。
朝に腹部を太陽へ向け日光浴を行う<ref name="anderson"/>。愛知県犬山市の[[日本モンキーセンター]](世界サル類動物園)のワオキツネザルたちは、冬期にストーブに向かって同じ行動をする。


食性は雑食で、[[果実]]、木の芽、[[葉]]、[[昆虫]]などを食べる。彼らは1日5.6kmもの距離を歩きまわって食料を探す。
[[果実]]、[[花]]、[[葉]]、[[草本]]、[[昆虫]]、[[カメレオン科|カメレオン]]などを食べる<ref name="koyama"/>。彼らは1日5.6kmもの距離を歩きまわって食料を探す。


繁殖は4-5月。メスの発情期は24-48時間である。妊娠期間はおよそ146で、一度の出産で1-2子を産む。子供は生後2か月で母乳以外の食べ物も口し始め、生後5か月で完全に離乳する。オスは30か月、メスは19.5か月ほどで成熟する。
繁殖様式胎生。4 - 5月に交尾を行う<ref name="koyama"/>。メスの発情期4 - 10時間<ref name="koyama"/>。妊娠期間は134 - 138<ref name="koyama"/>。主に8 - 9月に1回に1 - 3匹(主に1匹)の幼獣を産む<ref name="koyama"/>。生後2か月で固形物を食べるようなり<ref name="wilson"/>、生後5か月で完全に離乳する。生後1年以内の新生児の死亡率は30 - 50%<ref name="anderson"/>。オスは生後2年半成熟する<ref name="anderson"/>。メスは生後3年で初産を迎える個体が多いが<ref name="anderson"/>、生後2年で出産した例もある<ref name="koyama"/>


ワオキツネザルは短い爪を使って縄張り争いのけんかをするが、闘うのはつねにメス同士である。。その様子は「ジャンプファイティング」と呼ばれていて、子供を背負ったままジャンプして蹴り合うなど、生傷が絶えない激しい闘いである。メスはまた当然のように、オスが食べているものを奪ったりする<ref>[http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2013-12-16&ch=10&eid=39&f=1855 NHKワイルドライフ「珍獣の島 マダガスカル 子を守れ!ワオキツネザルの母は戦う」]</ref>。
ワオキツネザルは短い爪を使って縄張り争いのけんかをするが、闘うのはつねにメス同士である。。その様子は「ジャンプファイティング」と呼ばれていて、子供を背負ったままジャンプして蹴り合うなど、生傷が絶えない激しい闘いである。メスはまた当然のように、オスが食べているものを奪ったりする<ref>[http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2013-12-16&ch=10&eid=39&f=1855 NHKワイルドライフ「珍獣の島 マダガスカル 子を守れ!ワオキツネザルの母は戦う」]{{リンク切れ|date=2015年7月}}</ref>。


<!-- {{要出典範囲|date=2013-03|ワオキツネザルが人間に襲いかかった記録として、[[アメリカ合衆国]]の[[アップルバレー]]にある[[ミネソタ動物園]]での事例がある。遠足で動物園に来ていた幼い少年が、展示されていたワオキツネザルにむかって石を投げたのである。少年は怒ったワオキツネザルに引っ掻かれ、咬みつかれて、病院に運ばれた。少年に襲いかかったワオキツネザルは後日、[[殺処分|安楽死]]させられた。}} -->
<!-- {{要出典範囲|date=2013-03|ワオキツネザルが人間に襲いかかった記録として、[[アメリカ合衆国]]の[[アップルバレー]]にある[[ミネソタ動物園]]での事例がある。遠足で動物園に来ていた幼い少年が、展示されていたワオキツネザルにむかって石を投げたのである。少年は怒ったワオキツネザルに引っ掻かれ、咬みつかれて、病院に運ばれた。少年に襲いかかったワオキツネザルは後日、[[殺処分|安楽死]]させられた。}} -->
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== 脚注 ==
== 人間との関係 ==
マダガスカルの国獣に指定されている<ref name="koyama"/>。生息地ではmakiと呼称される<ref name="iwamoto"/>。

牧場用の野焼き・過放牧・木炭用の森林伐採などによる生息地の破壊、食用やペット用の採集、旱魃などにより、生息数は減少している<ref name="iucn"/><ref name="anderson"/>。1985年における生息数は最大933,000匹、2000年における生息数は最大751,000匹と推定されている。

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== 参考文献 ==
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== 外部リンク ==
== 関連項目 ==
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* [[キツネザル科]]


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2016年6月4日 (土) 09:48時点における版

ワオキツネザル
ワオキツネザル
ワオキツネザル Lemur catta
保全状況評価[1][2]
ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: 霊長目 Primates
亜目 : 曲鼻亜目 Strepsirrhini
下目 : キツネザル下目 Lemuriformes
上科 : キツネザル上科 Lemuroidea
: キツネザル科 Lemuridae
: ワオキツネザル属
Lemur Linnaeus, 1758[3]
: ワオキツネザル L. catta
学名
Lemur catta Linnaeus, 1758[2][3]
シノニム

Maki mococo Muirhead, 1819[3]

和名
ワオキツネザル[4][5]
英名
Ring-tailed lemur[2][3][4][5][6]

分布域

ワオキツネザルLemur catta)は、霊長目キツネザル科に分類される霊長類。本種のみでワオキツネザル属を構成する。

分布

マダガスカル南部(ムルンダヴァからフォールドファンにかけて、アンドリンギトラ山地)[4]固有種

形態

体長38.5 - 45.5センチメートル[3][4][6]。尾長56 - 62.4センチメートル[3][6]。体重2.3 - 3.5キログラム[4][6]。背側は灰色で、腹や手足は淡い色をしている。顔は白、眼の周りと鼻に黒い模様がある。虹彩は黄色。尾に白と黒の輪状の斑紋が入り、和名の由来になっている[4]。先端は黒い。

ほっそりとした体型。他のキツネザル科の種と同じように後肢は前肢より長く、足裏の皮膚は軟らかく、なめし皮のようである。前肢の指は細長く、平たく鋭い爪がある。彼らはそれらを器用に使いこなす。後肢の第2趾に鉤爪があるが、これはグルーミングのために特化したものである。

分類

属名Lemurは、ラテン語で「幽霊・亡霊」の意があるlemuresに由来する[5]。種小名cattaはラテン語で「ネコ(メスネコ)」の意[5]

以前はLemur属にブラウンキツネザル属の構成種も含まれていた(旧キツネザル属)[5]。一方で本種は形態や染色体がジェントルキツネザル属に類似し、体色に性的二型のある旧キツネザル属の他種とは近縁ではないとする説もあった[5]。1988年に本種以外の種をチャイロキツネザル属Eulemurへ分割する説が提唱された[5]

生態

落葉樹林の茂みに生息する。中でも原生林や、川沿いの森(拠水林)に生息することが多い。アンドリンギトラ山地では標高2,600メートルで見られることもある[4]。樹上生活に適した体を持つが、キツネザル科の中でも地上棲の傾向が強く、地上を疾走している姿がしばしば見られる。3 - 25匹の群れを形成して生活するが、13 - 15匹の複数の雌雄が含まれる群れを形成することが多い[4]。6 - 30ヘクタールの行動域内で活動し、行動圏は山地と比較すると川辺林の方が狭く密度が高い傾向がある[4]。他の群れと縄張りが重複してしまうこともある。群れの階級は雌雄別の順位が決められる。メスははっきりとした階級があるが、オスの階級は不明瞭でよくランクが変わる。メスはオスより優位で、採食時にオスを追い払うこともある[4]。オスは群れの活動から離れる傾向があり、3年半ほどの周期で別の群れに移動する。メスとその子どもに優位なオスが加わってサブグループを形成する。昼行性で[4]、夜は樹上で数頭でかたまって眠る。地上を歩くときは尾を高く上げ、樹上で食事するときなどは下に垂れ下げる。また、尾は仲間同士の視覚的コミュニケーションに用いられている。オスは手首の皮脂腺を木の枝などに直接擦りつけたり、尾に擦りつけた後にふりまいて臭いづけ(マーキング)を行う[4]。これは果実が生る木の所有権を主張や、威嚇の意味があると考えられている。

早朝に腹部を太陽へ向け日光浴を行う[6]。愛知県犬山市の日本モンキーセンター(世界サル類動物園)のワオキツネザルたちは、冬期にストーブに向かって同じ行動をする。

果実草本昆虫カメレオンなどを食べる[4]。彼らは1日5.6kmもの距離を歩きまわって食料を探す。

繁殖様式は胎生。4 - 5月に交尾を行う[4]。メスの発情期間は4 - 10時間[4]。妊娠期間は134 - 138日[4]。主に8 - 9月に1回に1 - 3匹(主に1匹)の幼獣を産む[4]。生後2か月で固形物を食べるようになり[3]、生後5か月で完全に離乳する。生後1年以内の新生児の死亡率は30 - 50%[6]。オスは生後2年半で性成熟する[6]。メスは生後3年で初産を迎える個体が多いが[6]、生後2年で出産した例もある[4]

ワオキツネザルは短い爪を使って縄張り争いのけんかをするが、闘うのはつねにメス同士である。。その様子は「ジャンプファイティング」と呼ばれていて、子供を背負ったままジャンプして蹴り合うなど、生傷が絶えない激しい闘いである。メスはまた当然のように、オスが食べているものを奪ったりする[7]


人間との関係

マダガスカルの国獣に指定されている[4]。生息地ではmakiと呼称される[5]

牧場用の野焼き・過放牧・木炭用の森林伐採などによる生息地の破壊、食用やペット用の採集、旱魃などにより、生息数は減少している[2][6]。1985年における生息数は最大933,000匹、2000年における生息数は最大751,000匹と推定されている。

画像

参考文献

  1. ^ Appendices I, II and III<http://www.cites.org/>(accessed July 4, 2016)
  2. ^ a b c d Andriaholinirina, N., Baden, A., Blanco, M., Chikhi, L., Cooke, A., Davies, N., Dolch, R., Donati, G., Ganzhorn, J., Golden, C., Groeneveld, L.F., Hapke, A., Irwin, M., Johnson, S., Kappeler, P., King, T., Lewis, R., Louis, E.E., Markolf, M., Mass, V., Mittermeier, R.A., Nichols, R., Patel, E., Rabarivola, C.J., Raharivololona, B., Rajaobelina, S., Rakotoarisoa, G., Rakotomanga, B., Rakotonanahary, J., Rakotondrainibe, H., Rakotondratsimba, G., Rakotondratsimba, M., Rakotonirina, L., Ralainasolo, F.B., Ralison, J., Ramahaleo, T., Ranaivoarisoa, J.F., Randrianahaleo, S.I., Randrianambinina, B., Randrianarimanana, L., Randrianasolo, H., Randriatahina, G., Rasamimananana, H., Rasolofoharivelo, T., Rasoloharijaona, S., Ratelolahy, F., Ratsimbazafy, J., Ratsimbazafy, N., Razafindraibe, H., Razafindramanana, J., Rowe, N., Salmona, J., Seiler, M., Volampeno, S., Wright, P., Youssouf, J., Zaonarivelo, J. & Zaramody, A. 2014. Lemur catta. The IUCN Red List of Threatened Species 2014: e.T11496A62260437. http://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.2014-2.RLTS.T11496A62260437.en. Downloaded on 04 June 2016.
  3. ^ a b c d e f g Don E. Wilson & Elizabeth Hanlon, "Lemur catta (Primates: Lemuridae)". Mammalian Species, No. 854, American Society of Mammalogists, 2010, pp. 58-74.
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 小山直樹 「ワオキツネザル」『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ8 太平洋、インド洋』小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著、講談社2001年、155頁。
  5. ^ a b c d e f g h 岩本光雄 「サルの分類名(その8:原猿)」『霊長類研究』第5巻 2号、日本霊長類学会、1989年、129-141頁。
  6. ^ a b c d e f g h i Anderson, R. 1999. "Lemur catta" (On-line), Animal Diversity Web. Accessed July 16, 2015 at http://animaldiversity.org/accounts/Lemur_catta/
  7. ^ NHKワイルドライフ「珍獣の島 マダガスカル 子を守れ!ワオキツネザルの母は戦う」[リンク切れ]

関連項目