「刺激惹起性多能性獲得細胞」の版間の差分
記事主題から逸脱した内容を削除 |
|||
183行目: | 183行目: | ||
* {{Cite journal|和書|title=NEWS SCAN 国内ウォッチ 研究倫理 STAP細胞 見えてきた実態-遺伝子解析が示した 名が体を表さないSTAP実験の杜撰さ|author=古田彩|author2=詫摩雅子|journal=日経サイエンス|volume=44|number=12|year=2014g|pages=34-37|url= http://www.nikkei-science.com/201412_034.html |ref=harv}} |
* {{Cite journal|和書|title=NEWS SCAN 国内ウォッチ 研究倫理 STAP細胞 見えてきた実態-遺伝子解析が示した 名が体を表さないSTAP実験の杜撰さ|author=古田彩|author2=詫摩雅子|journal=日経サイエンス|volume=44|number=12|year=2014g|pages=34-37|url= http://www.nikkei-science.com/201412_034.html |ref=harv}} |
||
* {{Cite book|和書|author=須田桃子|title=捏造の科学者 STAP細胞事件|date=2015-01-07|publisher=[[文藝春秋]]|isbn=978-4163901916|url= http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163901916 |ref=harv}} |
* {{Cite book|和書|author=須田桃子|title=捏造の科学者 STAP細胞事件|date=2015-01-07|publisher=[[文藝春秋]]|isbn=978-4163901916|url= http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163901916 |ref=harv}} |
||
== 小保方を擁護する立場 == |
|||
小保方を擁護する立場が存在する。 |
|||
武田邦彦[http://takedanet.com/] |
|||
その他、個人ブログや掲示板等で擁護する意見が広く存在するが、wikipediaの編集方針から著名でないものは参照できない。 |
|||
彼らの言い分のまとめ |
|||
* アメリカ[http://www.nature.com/articles/srep17355]、ドイツ[http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0006291X16303448]の研究者がstap現象の確認に成功した。小保方の論文を引用している。 |
|||
* 理研からハーバード大へstapの権利が譲渡[http://www.zaikei.co.jp/article/20160511/306692.html]され、将来的に日本にとって多大な損失となる可能性がある。 |
|||
* 新しい発見は間違いが含まれるのが常であり、後のプロトタイプとなれば価値は十分にある。[http://takedanet.com/archives/1057355088.html] |
|||
* 細胞実験は再現が難しい事が多い。容器のメーカーが違うだけで結果が変わる。[http://biz-journal.jp/2016/05/post_15081_2.html]プロトコルの試行錯誤を必要とした事を理由に元のプロトコルを無価値とは言えない。 |
|||
* マスコミや世間が必要性無く研究者を叩き、集団ヒステリーになっている。多数の個人ブログ、掲示板等から。 |
|||
== 関連項目 == |
== 関連項目 == |
2016年5月15日 (日) 18:31時点における版
刺激惹起性多能性獲得細胞[1][2](しげきじゃっきせいたのうせいかくとくさいぼう、英: Stimulus-Triggered Acquisition of Pluripotency cells[1][3])は、動物の分化した細胞に弱酸性溶液に浸すなどの外的刺激(ストレス)を与えて再び分化する能力[注 1]を獲得させたとされた細胞。その英語名から一般にはSTAP細胞(スタップさいぼう、STAP cells)と呼ばれる[注 2]。この細胞をもたらす現象をSTAP現象、STAP細胞に増殖能を持たせたものをSTAP幹細胞、胎盤形成へ寄与できるものをFI幹細胞と独自に呼んだ[7][8]。
2014年1月に小保方晴子(理化学研究所)と笹井芳樹(理化学研究所)らが、チャールズ・バカンティ(ハーバード・メディカルスクール)や若山照彦(山梨大学)と共同で発見したとして、論文2本を世界的な学術雑誌ネイチャー(1月30日付)に発表した[9][10]。発表直後には、生物学の常識をくつがえす大発見とされ[3][11]、小保方が若い女性研究者であることに注目した大々的な報道もあって世間から大いに注目された。
しかし、論文発表直後から様々な疑義や不正が指摘され、7月2日に著者らはネイチャーの2本の論文を撤回した[12][13]。その後も検証実験を続けていた理化学研究所は、同年12月19日に「STAP現象の確認に至らなかった」と報告し、実験打ち切りを発表[14][15]。同25日に「研究論文に関する調査委員会」によって提出された調査報告書は、STAP細胞・STAP幹細胞・FI幹細胞とされるサンプルはすべてES細胞の混入によって説明できるとし、STAP論文はほぼ全て否定されたと結論づけられた[16]。
研究の特徴
研究の着想
研究の着想は「植物のほか、動物の中でもイモリは傷つくなど外からの刺激をきっかけに、万能細胞化して再生する。ヒトを含めた哺乳類でも同様のことが考えられないか」という素朴な疑問にあるとされた[17]。小保方が大学院時代に留学したハーバード大学医学大学院のブリガムアンドウィメンズ病院麻酔科教授のチャールズ・バカンティらは、成体内に小型の細胞が極少数存在し、これが休眠状態の多機能細胞ではないかとの仮説を唱えていた(胞子様細胞)[1]。小保方はこの研究室で組織細胞をガラスの細管に通して小型細胞を選別する実験を行った。この実験で小型の幹細胞は取り出せるが、元の組織には幹細胞が観察されないこと、繰り返し細管に通すと少しずつ小型の幹細胞が出現することなどを知った。小保方は「小さい細胞を取り出す操作をすると幹細胞が現れるのに、操作しないと見られない。幹細胞を『取り出している』のではなく、操作によって、『できている』という考えに至った」と話している[18]。
主張された意義
従来、遺伝子の導入などによらず、外的刺激を与えることのみで、動物細胞の分化した状態を無効にして初期化(リプログラミング)し、万能細胞にすることはできないとされていたため、STAP細胞の発見は生命科学の常識を覆す大発見とされ[3][11]、細胞初期化原理の解明や医療への応用が期待された[19][20]。ここで外的刺激とは細胞を弱酸性溶液(pH5.7)に短時間浸すというような簡単な処理であるとされた[9]。
また、発表当初はiPS細胞と比較したSTAP幹細胞の優位性についても強調された[21]。しかし、iPS細胞の発見者である山中伸弥により反論され[22]、理化学研究所も「誤解を招く表現があった」として、3月18日には当初の主張を撤回している[23][24]。
STAP細胞はiPS細胞とは異なり、体内での臓器再生等、別の可能性があることが期待されていた[19][25]。また、小保方は細胞初期化を制御する原理が解明できれば、細胞の状態を自在に操作可能な技術につながると語り[26]、山中も初期化のメカニズムに迫るにあたって有用だとしていた[19]。
また、共著者の一人である東京女子医科大学教授の大和雅之は、外的刺激による初期化は生物が生存のために環境に適応する進化的意味合いを持つとし、未知の生命現象が解決する可能性[注 3]や生物学におけるインパクト、波及効果を指摘していた[20]。
懸念された問題点
STAP細胞は胎児にも胎盤にもなれることから、多能性細胞を越える「全能性細胞」であるかもしれないと言われていた[27]。もし人間でも作成できることができ、それが全能性を持っていた場合、子宮に移植することにより人間そのものができてしまう可能性があり、それに伴う倫理的問題が指摘された[28]。チャールズ・バカンティはマウスの胎盤にSTAP細胞と主張する細胞の細胞塊を注入する実験を行い、胎児に育つことを期待したと言われている[29]。現在はマウスでの研究段階であるが、もし人でも全能性を持つSTAP細胞が作れるとすれば完全なクローン人間を作れることになり、中絶反対派などとの論争が懸念された[27]。また、生存中の人間と同じ遺伝子情報を持つ別の人間が存在してしまうことになるが、これは体細胞由来のiPS細胞やクローンES細胞でも同様に起こり得る問題である[30]。このような問題はイギリスの科学雑誌「NewScientist」[31][32]を中心に取り上げられた[33]。
研究の詳細
撤回された論文の要旨
刺激によるSTAP細胞の生成
小保方らは、まず未分化細胞で特異的に発現するOct4遺伝子の挙動を観察した。Oct4プロモーターの下流にGFP遺伝子配列を繋いだコンストラクトをマウスに導入し、Oct4の挙動を可視化した。このOct4::GFPマウスのリンパ球を使用し、細胞外環境を変えることによる細胞の初期化の状況を解析した[8]。細いガラス管に通すという物理刺激を与えたり[注 4]、毒素(細胞毒素ストレプトリジンO)で細胞膜に穴をあけたり、飢餓状態にしたり、熱刺激を与えたりなどさまざまな方法を試した結果、酸性溶液による細胞刺激が最も有効であることを発見した[18]。小保方らの試行では、生後1週のマウス脾臓のリンパ球をpH 5.7、37℃の酸性溶液に25分浸して刺激を与え[34][注 5]、B27と多能性細胞の維持・増殖に必要な増殖因子である白血病阻止因子(LIF)を含むDMEM/F12培地に移して培養する方法が、最も効率的にSTAP細胞を作製できた[8][36]。
STAP細胞における多能性の検証
次に、小保方らは、生きた細胞を長時間培養しながら顕微鏡で観察するライブイメージング法で7日間にわたって解析を行った。その結果、得られる未分化の細胞は、分化したリンパ球が初期化されたものであり、試料に含まれていた未分化の細胞が酸処理を経て選択されたものではないことを示唆した[1][8][37][38]。遺伝子解析を実施してOct4陽性細胞を検証した結果、Oct4陽性細胞のT細胞受容体遺伝子に、リンパ球T細胞が分化した時に生じる特徴的な遺伝子再構成であるTCR再構成が検出された[8][37][注 6][注 7]。このことから、Oct4陽性細胞は、T細胞に一度分化したリンパ球由来の細胞を酸性溶液処理で初期化して得られたものであり、Muse細胞のような既存の多能性幹細胞が酸性溶液処理によって選択されたものではないことを検証した[8]。また、このOct4陽性細胞は、Oct4以外にも多能性細胞に特有のSox2、 SSEA1、Nanogといった遺伝子マーカーを発現していた[8][40]。さらにOct4陽性細胞は3胚葉組織への分化能を持っていた[8][41][注 8]。その後、小保方らは、脳・皮膚・骨格筋・脂肪組織・骨髄・肺・肝臓・心筋などの組織の細胞についても同様に処理し、いずれの組織の細胞からもSTAP細胞が産生されることを確認した[42]。
STAP幹細胞・FI幹細胞の培養
また、LIFと副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)を含む培地を用いることにより[42]、多能性と自己複製能を併せ持つ細胞株を得る方法が確立された[8]。これがSTAP幹細胞と呼ばれるものである[19]。STAP幹細胞は胎盤組織への分化能を持たないが[8][43]、STAP細胞の培養条件を変え、栄養膜幹細胞の作製法と同様にFgf4を含む培地で長期間の接着培養することにより得られた幹細胞(FI幹細胞またはFGF4誘導幹細胞[注 9])からは胎盤を誘導することができた[45][46]。
論理の破綻と矛盾
STAP幹細胞にはTCR遺伝子再構成が認められなかった問題
2014年1月30日発表のアーティクル論文[9]では分取できたリンパ球系のSTAP細胞にTCR遺伝子再構成が認められ[注 10]、培養条件を変えることによりそのSTAP細胞からSTAP幹細胞を樹立できたと報告し[47]、『体細胞の分化状態の記憶を消去し初期化する原理を発見』したとしていた[8]。しかし、プロトコル・エクスチェンジの中で、8クローンのSTAP幹細胞を調査したところ、いずれにおいてもTCR遺伝子再構成が認められなかった[注 11]ことが公表されたことにより[35][48]、STAP幹細胞が分化した体細胞に由来したと主張する証拠が無いことが判明した[49][50][51]。
若山照彦はこのことについて、「STAP細胞が出来た重要な証拠の1つである特定の遺伝子の変化について、論文発表前、研究チーム内では『変化がある』と報告され、信じていたが、先週、理化学研究所が発表した文書の中では、変化はなかったと変わっていた」とし「STAP細胞の存在に確信がなくなった」と述べた[52]。3月10日、若山はこの矛盾を始めとして、STAP細胞が3胚葉組織への分化能を持つことを示す画像が博士論文と酷似していた事実を受けて、論文の撤回を呼び掛けた[53][54]。
2014年6月10日、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの自己点検検証委員会(CDB 自己点検検証委員会)は、小保方晴子、丹羽仁史、笹井芳樹が、2014年1月30日のアーティクル論文[9]発表の1年前の2013年1月時点で、STAP幹細胞にTCR遺伝子再構成がなくなっていたという結果を共有していたが、STAP幹細胞にTCR遺伝子再構成がないことを記載せずネイチャーに発表していたことを報告した[55][注 12][注 13]。
公開遺伝子データ解析により明らかにされた矛盾
理化学研究所統合生命医科学研究センター上級研究員の遠藤高帆は、小保方らのレター論文の発表に付随してWEB上で公開されていたmRNAの配列データの一塩基多型(SNP)を解析することにより以下の結論を得[7][61][62]、9月21日、日本分子生物学会の英文誌 Genes to Cells 上で発表した[63][64]。
- FI幹細胞
- FI幹細胞(FGF4誘導幹細胞)のものとされるmRNAデータが、ES細胞が9割、胎盤になる能力のある幹細胞であるTS細胞が1割が混ざった特徴を持っていた[62][64]。
- STAP細胞
- STAP細胞のmRNAの発現量をSMARTerを使用して解析したデータにおいて、これを分析した結果、ほぼすべての細胞に8番染色体が通常の2本より1本多くなる「トリソミー」と呼ばれる異常のあることが示された[7][64]。この異常を起こしたマウスは、通常は胎児の段階で死亡することから、生後1週間ほどのマウスからリンパ球を採取してSTAP細胞を作ったとする小保方らの主張と合致しない[7]。
- なお、8番染色体のトリソミーは、すでに研究で広く使われているマウスのES細胞を長期間培養するとしばしば起きる異常としても知られている[7]。
- 多能性を示す指標遺伝子
- STAP細胞のmRNAの発現量をTruSeqを使用して解析したデータにおいて、多能性を示す指標遺伝子がまったく転写されていなかった。従前よりSTAP細胞作成の根拠の一つとされる蛍光が、指標遺伝子の発現によるものではなく、死にかけた細胞がよく発する自家蛍光ではないかと指摘されていたが、それを補強する結果であった。また、SMARTerで解析した結果と一致せず、STAP細胞とされるものが2種類存在したことになる[7]。
ドナーマウスとSTAP幹細胞の間の重大な矛盾
論文撤回理由として以下の説明のつかない重大な矛盾があることが報告された。ドナーマウスとSTAP幹細胞では違う染色体にGFP遺伝子が挿入されていた。また、そのGFP遺伝子はドナーマウスはホモ接合であるのに、STAP幹細胞はヘテロ接合であった[65]。
研究不正の認定と研究の実態
理化学研究所調査委員会最終報告
2014年4月1日、理化学研究所は研究論文の疑義に関する調査最終報告を公表し、2項目について不正と認定した[66][67][68][69][注 14]。
- アーティクル論文 の Figure 1i[37](TCR再構成を示すDNAゲル電気泳動の画像)に認められた切り貼り(改竄)[69]。
- アーティクル論文 の Figure 2d, 2e[41](STAP細胞が3胚葉組織への分化能をもつことを示すものとして掲載された組織の蛍光顕微鏡画像)と小保方の博士論文に使用された画像との間に認められた一致(捏造)[69]。
論文の撤回とその理由
画像や解析結果の誤りなどにより、7月2日にネイチャーに投稿された論文は撤回に追い込まれ[70][65][71][72][73]、「STAP現象全体の整合性を疑念なく語ることは現在困難」[74]などの著者らのコメントも発表された[75][76] [77][78]。
撤回理由は調査委員会が調査した疑義や不正認定した2枚の画像に加え、1) レター論文のキメラ胚の写真において、ES細胞由来とSTAP細胞由来の写真がともにSTAP細胞由来のものであったこと、2) アーティクル論文の2倍体キメラ胚の写真に、4倍体キメラ胚の別の写真が使用されていたこと、3) デジタル画像処理によるものを「長時間露光」と誤って記載していたこと、4) レター論文のSTAP細胞とES細胞の図において、ラベルが逆になってしまっていたこと、5) 『ドナーマウスと報告された STAP幹細胞では遺伝背景と遺伝子挿入部位に説明のつかない齟齬がある。』、の5点があげられている[79][80]。
理化学研究所 研究論文に関する調査報告書
2014年12月25日、理化学研究所は研究論文に関する調査報告書を公表し、以下のように結論した。
- STAP幹細胞およびFI幹細胞は、ES細胞由来である[81]。
- STAP細胞やSTAP幹細胞由来のキメラは ES細胞由来である可能性が高い[82]。
- STAP細胞から作製されたテラトーマは、ES細胞に由来する可能性が高い[83]。
- アーティクル論文Fig.5c(細胞増殖曲線)[34]およびFig.2c(DNAメチル化解析)[41]のデータの捏造を認定[84]。
実験手技と追試結果
公表されていた実験手技解説
理化学研究所によるプロトコル
実験手技要旨[34]に加え、理化学研究所は2014年3月5日に、より詳細な実験手技解説[35]を公開した[48]。なお、アーティクル論文とレター論文の取り下げに伴い、この実験手技解説も7月2日付けで取り下げられている。
このプロトコル・エクスチェンジには、「単純に見えるが、細胞の処理と培養条件、さらに細胞個体群の選択に、とりわけ慎重さを要する」という「注意書」があり、カリフォルニア大学デービス校准教授のポール・ノフラーは、これは「STAP細胞は作るのがきわめて難しい」と同義だと指摘した[85]。また、ウォール・ストリート・ジャーナル紙も、プロトコル・エクスチェンジが、元の論文と矛盾するとした[86]。
チャールズ・バカンティらによるプロトコル
更に同年3月20日には、細いガラス管に通した後で弱酸性液に浸す改善版実験手技[87]を、チャールズ・バカンティらが公表した[88]。これについて、ノフラーは「作製効率や検証方法が書かれておらず、筆者が誰かの明示がない。実際に作製できるかは疑問」と指摘した[89]。同年4月9日には、米国の幹細胞学者でマサチューセッツ工科大学教授であるルドルフ・イエーニッシュが、STAP細胞の作製法を今すぐ公開すべきだとし、既報の作製法が既に4種類も存在するのは異常だと指摘した[90]。
なお、この実験手技についてチャールズ・バカンティと小島宏司は、同年9月3日に連名でさらなる修正版[91]を発表した[92]。簡単に作成できるという発言を撤回し、ATPを加えることに言及している[93][94][95]。
酸刺激による実験主技の追試
論文が公開されるまでに、論文共著者の若山照彦は再現実験を山梨大学で数十回実施したが一度も成功しなかった[96][56]。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター内で、小保方以外の人物が独立に成功したことはなかったという[56]。
また、ポール・ノフラーはウェブサイトにて世界の研究者たちに呼びかけてSTAP細胞作製の追試のデータを集め、2014年2月14日から2月19日に間に様々な細胞で試行された10件の報告が寄せられた[97]。その中には追試に成功したという報告は無い[97]。マウス胎児線維芽細胞で追試を試み、多くの自家蛍光が見られたと報告した関西学院大学の関由行は[97]、「いくら詳細な手順が示されているといっても、論文のデータの信頼性が失われた中では再現に取り組みようがない」と述べた[98]。
近畿大ではリンパ球ではなく線維芽細胞を対象として約30回、細胞を酸に浸す実験に取り組んだ。細胞塊が出現し、万能細胞特有の遺伝子が微弱に反応して発光も見られたものの、発光には緑色だけでなく赤色の光も含まれていた。発光は死細胞の自家蛍光で、遺伝子の反応は極めて微弱で不十分なものであり、STAP細胞の再現には至っていない。また、9月に発表されたバカンティ・プロトコルで言及されたATPを酸に追加することも試したが、失敗している[95]。
酸と機械的刺激を組み合わせた実験手技の追試
2014年4月1日、香港中文大学教授の李嘉豪は、チャールズ・バカンティ発表の実験手技に基づく追試において、対照実験として研和のみを与えた細胞で予期しなかった多能性マーカー(Oct4、Nanog)の発現を確認したが、多くの細胞が死んだことや、多能性マーカーの発現量が多能性細胞に比べて10分の1以下だったことから、細胞死に伴う無秩序な遺伝子発現による副産物であろうと論じ、STAP細胞の一部の過程の再現との解釈に否定的な見解を示した[99][100]。李は「研和のみの操作は難しくないので他の研究室でも試せないだろうか」「個人的にはSTAP細胞は実在しないと考える。労力財力の無駄なので、これ以上の追試はしない」と述べ[100]、同グループは追試の結果を論文にまとめてオンライン誌で発表した[101]。
理化学研究所における検証実験
2014年4月以降、理化学研究所はSTAP現象の検証チームを立ち上げた。チームは相沢慎一・丹羽仁史を中心として小保方は除外した形で構成され、翌年3月を期限として論文に報じられていたプロトコルでのSTAP現象の再現を試みた。また、7月からはこれとは別に小保方にも11月末を期限とした単独での検証実験を実施させた[102][103]。同年8月27日の中間発表の段階では、論文に記載されているプロトコルでのSTAP細胞の出現を確認することはできなかった[104][95]。同年12月19日、理化学研究所は、検証チーム・小保方のいずれもSTAP現象を再現できなかったとし、以下の検証結果を発表し、実験打ち切りを発表した[14][15]。
- 検証実験に用いたマウスの遺伝子系統、リンパ球を採取する部位、弱酸性溶液の種類
- 検証実験では、生後5~10日目の、Oct-GFPを導入した2種類の遺伝系統のマウス:C57BL/6〔以下、B6〕とF1(C57BL/6×129)〔以下、F1〕の、脾臓・肝臓・心臓の3部位から採取したリンパ球を用い(小保方実験では脾臓)、HClとATPの2種類の弱酸性溶液で処理する、の組み合わせでSTAP現象の再現を試みた[14]。また、対照実験として弱酸性処理なしの試料でも実験した[14]。
- STAP細胞様細胞塊の出現数の検証
- HCl処理、ATP処理いずれも多くの細胞塊でGFP遺伝子発現による緑色蛍光が確認されたが(以下、STAP細胞様細胞塊)、個々の細胞レベルでは10/106播種細胞ほどしか光っておらず(小保方実験)、撤回論文報告の数百/106とは異なっていた[14]。
- また、STAP細胞様細胞塊の出現率がマウス系統の違いにより異なるかを検証したが、出現率は、B6で78%(8/28)、F1で44%(4/9)と、有意な差ではなかった(小保方実験)[14]。
- 別途、フローサイトメーターでも解析したが、19回の酸処理のうち17回はCD45-GFP+の有意な遺伝子発現が認められなかった(小保方実験)[14]。
- 多能性細胞特異的分子マーカーによる検証
- 緑色蛍光および赤色蛍光の分離検出、DAPI、E-カドヘリン、Oct3/Oct4の多能性細胞特異的分子マーカーの遺伝子発現の確認を行った[14]。
- しかし、小保方実験、検証チーム実験とも成果は乏しく、理化学研究所として「細胞塊が有する緑色蛍光を自家蛍光と区別することも困難で、その由来を判定することは出来なかった。」と帰結する結果だった[14]。
- キメラ形成能の検証
- キメラ形成能の確認(マウス実験)については、小保方実験、検証チーム実験共に、検証チームの同じ研究員が実験を担当した[14]。
- 小保方実験では、48回の独立の実験で得られた1,615の移植細胞塊のうち、845の着床後胚を得たが、リプログラミングを有意に示す(GFP陽性細胞を含む)キメラを形成した胚は0だった[14]。
- 検証チーム実験では、8回の独立の実験で得られた244の移植細胞塊のうち、117の着床後胚を得たが、リプログラミングを有意に示すキメラを形成した胚は0だった[14]。
- 幹細胞株の樹立
- 検証チーム実験では、14回の独立の実験で得られた492のSTAP細胞様細胞塊のLIF/ACTH含有培地での培養を試み、3が増殖したが、継代培養に成功したものは0だった[14]。
- FI幹細胞を再現できるかについては、検証チームのみが8回試みたが、得られた細胞株は0だった[14]。
学術界の反応
- 理化学研究所が設置した外部有識者による「研究不正再発防止のための改革委員会」は、2014年6月12日、理研CDBの構造的問題を指摘し、早急に解体すべきとしつつ、再現実験と研究不正の追及の双方を提言した[105][106]。
- 日本分子生物学会は、2014年7月4日、声明の中で、再現実験を優先して「論文不正に対して適切な対応をしないこと」は「国民に対する背信行為」であると非難し、「今回の研究不正問題が科学者コミュニティーを超えて広く国民の関心を惹くことに至ったのは、論文発表当初に不適切な記者発表や過剰な報道誘致が為されたことに原因があり、それらは生命科学研究の商業化や産業化とも関係していると考えられ」ると言明した[107]。
- 日本学術会議は、2014年7月25日、声明の中で「研究全体が虚構であったのではないかという疑念を禁じ得ない段階に達してい」ると述べ、小保方晴子を加えた再現実験が開始と、懲戒の先送りに対し「この再現実験の帰趨にかかわらず、理研は保存されている関係試料を速やかに調査し、取り下げられた2つの論文にどれだけの不正が含まれていたかを明らかにするべき」、「そこで認定された研究不正に応じて、関係者に対する処分を下すことは、この事案における関係者の責任を曖昧にしないという意味で重要」とし、「関係試料の速やかな調査による不正の解明と、関係者の責任を明確にすることを要望」した[108]。
- 山中伸弥は、2014年12月22日、「この騒動から学んだことは、生データの保存の大切さだ」と述べ、「個人に任せるのではなく、組織として未然に防ぐ体制を敷いていくしかない。理想論では無理だ」と話した[109]。
- アメリカの科学雑誌The Scientistの「2014年の論文撤回トップ10」においてSTAP論文が挙げられており、2014年の論文撤回を語る上で外せないものとしている[110]。
公表文献・公開情報
撤回論文
- Obokata, H.; Wakayama, T.; Sasai, Y.; Kojima, K.; Vacanti, M. P.; Niwa, H.; Yamato, M.; Vacanti, C. A. (2014-07-02). “Retraction:Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency”. Nature 505: 641-647 .
- Obokata, H.; Sasai, Y.; Niwa, H.; Kadota, M.; Andrabi, M.; Takata, N.; Tokoro, M.; Terashita, Y.; Yonemura, S.; Vacanti, C. A.; Wakayama, T. (2014-07-02). “Retraction:Bidirectional developmental potential in reprogrammed cells with acquired pluripotency”. Nature 505: 676-680 .
- Obokata, H.; Sasai, Y. ; Niwa, H. (2014-03-05). “Essential technical tips for STAP cell conversion culture from somatic cells”. Protocol Exchange .
特許出願文献
- Vacanti, C. A. et al. (2013年10月31日). “Generating pluripotent cells de novo WO 2013163296 A1”. 2014年2月5日閲覧。 (国際特許公開、優先日:2012年4月24日、出願日:2013年4月24日、公開日:2013年10月31日)
- (PDF) US 61/637,631 - 米国仮特許出願(出願日:2012年4月24日)
- (PDF) US 61/779,533 - 米国仮特許出願(出願日:2013年3月13日)
- (PDF) PCT/US2013/037996 - 国際特許出願(出願日:2014年4月24日、優先日:2012年4月24日)
検証論文
- Mei Kuen Tang, Lok Man Lo, Wen Ting Shi, Yao Yao, Henry Siu Sum Lee, Kenneth Ka Ho Lee (2014-05-08). Transient acid treatment cannot induce neonatal somatic cells to become pluripotent stem cells. F1000Research .(李嘉豪らの追試結果)
- Takaho A. Endo (2014-09-21). “Quality control method for RNA-seq using single nucleotide polymorphism allele frequency”. Genes to Cells .(遠藤高帆の遺伝子解析結果)
公開情報
- “Refined protocol for generating STAP cells from mature somatic cells.” (PDF) (2014年3月20日). 2014年10月23日閲覧。(機械的刺激を伴うハーバードのプロトコル)
- Charles A. Vacant, Koji Kojima (2014-09-03) (PDF), REVISED STAP CELL PROTOCOL. 09.03.14. 2014年10月23日閲覧。(訂正されたハーバードのプロトコル)
- “NGS 解析データの SHA1 チェックサム一覧”. 2014年10月14日閲覧。(著者らが公開していた遺伝子解析データの一覧)
報告書
- 研究論文の疑義に関する調査委員会 (2014年3月31日). “研究論文の疑義に関する調査報告書” (PDF). 理化学研究所. 2014年4月1日閲覧。
- CDB 自己点検検証委員会 (10 June 2014). CDB 自己点検の検証について (PDF) (Report). 理化学研究所. 2014年6月12日閲覧。
- "STAP現象の検証結果について" (PDF) (Press release). 理化学研究所. 19 December 2014. 2014年12月19日閲覧。
- 研究論文に関する調査委員会 (25 December 2014). 研究論文に関する調査報告書 (PDF) (Report). 理化学研究所.
{{cite report}}
: 不明な引数|acessdate=
は無視されます。(もしかして:|access-date=
) (説明) - 研究論文に関する調査委員会 (26 December 2014). 調査結果報告 (PDF) (Report). 理化学研究所.
{{cite report}}
: 不明な引数|acessdate=
は無視されます。(もしかして:|access-date=
) (説明)
脚注
注釈
- ^ 分化は一般には不可逆な過程とされ、一度分化すると細胞は元の未分化な状態に戻れないとされている(iPS細胞関連を除外)。「分化多能性」は「様々な細胞に分化できること」。「分化全能性」はそれよりも狭義であり、「胎盤も含むすべての細胞に分化できること」。STAP細胞は分化全能性を持つ可能性が示唆されていた。2014年7月2日付けで論文は撤回された[4]
- ^ 当初は植物のカルスになぞらえて、Animal Callus Cells と呼ばれた[5]。最初の仮特許出願でもこの名前が使用され、略称はACCsであった[6]。
- ^ 具体的にはがん幹細胞が突然変異と外的刺激の組み合わせによりできているのかもしれない等[20]。
- ^ 項目「研和」も参照のこと
- ^ 撤回されたプロトコル・エクスチェンジでは、予め4℃に冷やしたHBSSに細胞を懸濁させ、希塩酸(HBSS希釈)でpH 5.7に調整した後、37℃で25分待つなどとなっている[35]。
- ^ TCR再構成を示すPCR解析の画像に切り貼りがあった[39]。
- ^ 著者の一部はこのときすでにSTAP幹細胞ではTCR再構成は無いことを知っていたと報告されている(#STAP幹細胞にはTCR遺伝子再構成が認められなかった問題)。
- ^ 証拠となる画像が小保方の博士論文に使用された画像と一致していた[39]。
- ^ FI幹細胞[7]またはFGF4誘導幹細胞[44]は、撤回されたプロトコル・エクスチェンジ[35]ではFI stem cells、レター論文[10]ではFgf4-induced stem cellsと記述されている。
- ^ TCRはT細胞受容体のこと。分化したリンパ球(体細胞)はTCR遺伝子の再構成がおきていることがあり、それが体細胞へ分化していることの指標となる。原文では以下の叙述がある。genomic rearrangements of Tcrb (T-cell receptor gene) were observed in Oct4-GFP+ cells derived from FACS-purified CD45+ cells and CD90+CD45+ T cells (Fig. 1i, lanes 4, 5, and Extended Data Fig. 2e-g) ...[37]
- ^ プロトコル・エクスチェンジの叙述は以下の通り。 We have established multiple STAP stem cell lines from STAP cells derived from CD45+ haematopoietic cells. Of eight clones examined, none contained the rearranged TCR allele, suggesting the possibility of nagative cell-type-dependent bias (including maturation of the cell of origin) for STAP cells to give rise to STAP stem cells in conversion process. This may be relevant to the fact that STAP cell conversion was less efficient when non-neonatal cells were used as somatic cells of origin in the current protocol.[35]
- ^ CDB 自己点検検証委員会が「(5)T細胞受容体(TCR)遺伝子再構成実験に関する経緯」にまとめている(CDB 自己点検検証委員会 2014, pp. 5–6)
- ^ なお、STAP幹細胞に一度はTCR遺伝子再構成が確認されていたこと[56][57]、TCR遺伝子再構成だけで未分化の細胞ではないことの証明にはならないと考えていたこと[58]から、STAP幹細胞にTCR遺伝子再構成が認められたデータは論証に必須ではないと笹井芳樹は主張していた[59][60]。
- ^ FNNが調査最終報告の記者会見の全録をYouTubeで公開している。(全録)「STAP細胞」論文 理研の調査委員会が最終報告、(全録)「STAP細胞」論文 理研の調査委員会が最終報告 質疑応答、(全録)「STAP細胞」論文 理研・野依理事長らが会見、2014年4月1日閲覧。
出典
- ^ a b c d 理研CDB 2014.
- ^ “新たな万能細胞開発 iPSより効率的に 神戸の理研など”. 神戸新聞NEXT. (2014年1月29日). オリジナルの2014年2月1日時点におけるアーカイブ。 2014年2月2日閲覧。
- ^ a b c “新しい万能細胞作製に成功 iPS細胞より簡易 理研”. 朝日新聞デジタル. (2014年1月29日). オリジナルの2014年1月30日時点におけるアーカイブ。 2014年1月30日閲覧。
- ^ “多能性細胞 真偽については疑問を呈する意見もある”. Weblio事典 - 新語時事用語辞典 (2014年1月30日). 2014年2月13日閲覧。
- ^ 須田桃子 2015, p. 20.
- ^ 米国仮特許出願 2012, p. 4.
- ^ a b c d e f g 古田彩 & 詫摩雅子 2014.
- ^ a b c d e f g h i j k 理化学研究所 2014.
- ^ a b c d Obokata, H.; Vacanti, C. A. et al. 2014, pp. 641–647.
- ^ a b Obokata, H.; Wakayama, T. et al. 2014, pp. 676–680.
- ^ a b “理研、万能細胞を短期で作製 iPS細胞より簡単に”. 日本経済新聞. (2014年1月29日) 2014年1月30日閲覧。
- ^ “ネイチャー、STAP細胞論文を撤回 研究成果、白紙に”. 朝日新聞. (2014年7月2日). オリジナルの2014年7月2日時点におけるアーカイブ。 2014年7月2日閲覧。
- ^ “STAP細胞、5カ月で白紙 ネイチャーが論文撤回”. 日本経済新聞. (2014年7月2日) 2014年7月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 検証実験結果 2014.
- ^ a b “理研「STAPできず」=検証実験打ち切り-小保方氏退職へ”. 時事ドットコム. (2014年12月19日). オリジナルの2014年12月19日時点におけるアーカイブ。 2014年12月19日閲覧。
- ^ 研究論文に関する調査委員会 2014.
- ^ “若手研究者、泣き明かした夜も 新たな万能細胞開発”. 神戸新聞NEXT. (2014年1月29日). オリジナルの2014年2月6日時点におけるアーカイブ。 2014年1月30日閲覧。
- ^ a b “「生物のロマン見ている」小保方さん会見一問一答”. 朝日新聞. (2014年1月30日). オリジナルの2014年1月30日時点におけるアーカイブ。 2014年1月30日閲覧。
- ^ a b c d “iPS細胞とSTAP幹細胞に関する考察”. 京都大学iPS細胞研究所 (2014年2月12日). 2014年2月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月15日閲覧。
- ^ a b c “【新型の万能細胞「STAP」】東京女子医大・大和雅之教授「10年以内に臨床研究」、慶応大・岡野栄之教授「慎重な検証が必要だ」(1/2ページ)”. 産経ニュース. (2014年2月10日) 2014年6月10日閲覧。
- ^ “迫真・幻のSTAP(2) iPSへの対抗心”. 日本経済新聞. (2014年6月24日) 2014年7月27日閲覧。
- ^ “STAP細胞「研究に取り入れたい」山中氏 iPS細胞に「3つの誤解」”. MSN産経west. (2014年2月10日) 2014年2月13日閲覧。
- ^ “理研、STAP記者向け資料撤回 iPSと比較、誤解招いた”. 47NEWS. 共同通信. (2014年3月18日). オリジナルの2014年7月13日時点におけるアーカイブ。 2014年3月18日閲覧。
- ^ “理研、STAP記者向け資料撤回 iPSと比較、誤解招いた”. 琉球新報. (2014年3月18日). オリジナルの2014年7月28日時点におけるアーカイブ。 2014年3月18日閲覧。
- ^ 鍛治信太郎、野中良祐 (2014年2月10日). “STAP細胞「ノウハウ教えて」山中教授が会見で称賛”. 朝日新聞. オリジナルの2014年2月12日時点におけるアーカイブ。 2014年6月13日閲覧。
- ^ “STAP細胞 謎の解明に期待”. NHK. (2014年1月31日). オリジナルの2014年2月7日時点におけるアーカイブ。 2014年2月6日閲覧。
- ^ a b 粥川準二 2014, p. 90-91.
- ^ 粥川準二 2014, p. 89-92.
- ^ 粥川準二 2014, p. 91-92.
- ^ 粥川準二 2014, p. 89-90.
- ^ Helen Thomson 2014.
- ^ “Stem cell breakthrough could reopen clone wars”. New Scientist. (2014-01-29) 2015年1月2日閲覧。.
- ^ 粥川準二 2014, p. 85.
- ^ a b c Obokata, H.; Vacanti, C. A. et al. 2014, p. 646.
- ^ a b c d e Obokata, H.; Sasai, Y. ; Niwa, H. 2014.
- ^ “(時時刻刻)万能細胞、新時代 STAP細胞、液に浸して25分で誕生”. 朝日新聞. (2014年1月30日). オリジナルの2014年1月30日時点におけるアーカイブ。 2014年1月30日閲覧。
- ^ a b c d Obokata, H.; Vacanti, C. A. et al. 2014, p. 642.
- ^ “Pluripotent cells generated by STAP/ リンパ球初期化3日以内 YouTube 理研チャンネル”. 理化学研究所. 2014年1月30日閲覧。
- ^ a b "研究論文(STAP細胞)の疑義に関する調査中間報告について" (Press release). 理化学研究所.
- ^ Obokata, H.; Vacanti, C. A. et al. 2014, pp. 642–643.
- ^ a b c Obokata, H.; Vacanti, C. A. et al. 2014, p. 643.
- ^ a b Obokata, H.; Vacanti, C. A. et al. 2014, p. 644.
- ^ Obokata, H.; Wakayama, T. et al. 2014, p. 677.
- ^ CDB 自己点検検証委員会 2014, p. 22.
- ^ Obokata, H.; Wakayama, T. et al. 2014, pp. 677–678.
- ^ Smith, A. 2014, p. 623.
- ^ Obokata, H.; Vacanti, C. A. et al. 2014, pp. 644–645.
- ^ a b “STAP細胞作製に関する実験手技解説の発表について” (PDF). 理化学研究所 (2014年3月5日). 2014年3月5日閲覧。
- ^ “STAP細胞は実在するのか? 理研の調査報告から小保方論文を検証する”. 日経BP (2013年3月17日). 2013年3月17日閲覧。
- ^ Alexander Martin (2014年3月12日). “Five Allegations Against Riken Stem-Cell Researcher in Japan”. The Wall Street Journal 2014年3月13日閲覧。
- ^ Alexander Martin (2014年3月13日). “理研のSTAP細胞論文に対する5つの疑惑”. ウォール・ストリート・ジャーナル 2014年3月13日閲覧。
- ^ “STAP細胞 確信なくなった”. NHK. (2014年3月10日). オリジナルの2014年3月10日時点におけるアーカイブ。 2014年3月10日閲覧。
- ^ Alexander Martin (2014年3月11日). “理研「STAP細胞」論文取り下げ検討―ハーバード大教授は擁護”. ウォール・ストリート・ジャーナル 2014年3月24日閲覧。
- ^ “STAP細胞「確信持てず」 共著の教授、撤回呼び掛け”. 朝日新聞. (2014年3月10日). オリジナルの2014年3月10日時点におけるアーカイブ。 2015年1月2日閲覧。
- ^ CDB 自己点検検証委員会 2014, p. 5-6.
- ^ a b c CDB 自己点検検証委員会 2014, p. 6.
- ^ 須田桃子 2015, p. 320.
- ^ 須田桃子 2015, p. 320-321.
- ^ 須田桃子 2015, p. 317-321.
- ^ "調査報告STAP細胞 不正の深層". NHKスペシャル. 27 July 2014. NHK総合。
- ^ “STAP「ES細胞に酷似」理研研究員、遺伝子解析し論文発表”. 産経新聞. (2014年9月24日) 2014年10月14日閲覧。
- ^ a b “「STAP論文の説明は成立しない」理研・遠藤氏がデータ解析で指摘(要点資料全文)”. 弁護士ドットコム. (2014年10月1日) 2014年10月14日閲覧。
- ^ “理研・遠藤高帆 上級研究員が「STAP細胞」遺伝子配列データの再解析結果を論文で報告”. ワイリー・サイエンスカフェ (2014年9月26日). 2014年10月14日閲覧。
- ^ a b c Takaho A. Endo 2014.
- ^ a b H. Obokata, et al. (2014-07-02). “Retraction: Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency”. Nature 511 (112) 2014年7月3日閲覧。.
- ^ “研究論文(STAP細胞)の疑義に関する調査報告について”. 理化学研究所 (2014年4月1日). 2014年4月7日閲覧。
- ^ “研究論文(STAP細胞)の疑義に関する調査報告について(その2)”. 理化学研究所 (2014年4月1日). 2014年4月7日閲覧。
- ^ “小保方さんの捏造・改竄認定 STAP細胞論文で理研”. 朝日新聞. (2014年4月1日). オリジナルの2014年4月1日時点におけるアーカイブ。 2014年4月1日閲覧。
- ^ a b c 調査報告書 2014.
- ^ “STAP retracted - Two retractions highlight long-standing issues of trust and sloppiness that must be addressed”. NATURE EDITORIAL Sharing. (2014年7月2日) 2014年7月3日閲覧。
- ^ H. Obokata, et ak, (2014-07-02). “Retraction: Bidirectional developmental potential in reprogrammed cells with acquired pluripotency”. Nature 511 (112) 2014年7月3日閲覧。.
- ^ H. Obokata, et al. (2014-07-02). “Retraction: Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency”. Nature 511 (112) 2014年7月3日閲覧。.
- ^ H. Obokata, et ak, (2014-07-02). “Retraction: Bidirectional developmental potential in reprogrammed cells with acquired pluripotency”. Nature 511 (112) 2014年7月3日閲覧。.
- ^ 笹井芳樹 (2 July 2014). "論文撤回に際して" (PDF) (Press release). 2014年7月2日閲覧。
- ^ 小保方晴子 (4 July 2014). "小保方晴子研究ユニットリーダーコメント" (PDF) (Press release). 2014年7月4日閲覧。
- ^ 若山照彦 (2 July 2014). "Nature 誌へ掲載した2 つの論文の撤回について" (PDF) (Press release). 2014年7月2日閲覧。
- ^ 丹羽仁史 (2 July 2014). "Nature論文撤回について" (PDF) (Press release). 2014年7月2日閲覧。
- ^ “共著者ら「深くおわび」=STAP論文撤回で”. 時事通信社. (2014年7月2日). オリジナルの2014年7月5日時点におけるアーカイブ。 2014年7月2日閲覧。
- ^ 池田宏之 (2014年7月3日). “STAP論文「新たに5つの誤り」、撤回”. m3.com. 2014年7月3日閲覧。
- ^ "STAP 細胞に関する研究論文(Article および Letter)の取り下げについて" (PDF) (Press release). 2014年7月3日閲覧。
- ^ 研究論文に関する調査委員会 2014, p. 4-11.
- ^ 研究論文に関する調査委員会 2014, p. 10-13.
- ^ 研究論文に関する調査委員会 2014, p. 11-13.
- ^ 研究論文に関する調査委員会 2014, pp. 17–20, 29–30.
- ^ “STAP細胞、「コツはない」と共著者バカンティ教授が断言 小保方氏と異なる見解の理由とは?”. NewSphere. (2014年5月4日) 2014年5月4日閲覧。
- ^ “STAP論文撤回か? 「再現できない」海外研究者から相次ぐ疑問”. NewSphere. (2014年3月14日) 2014年3月14日閲覧。
- ^ Harvard Protcol 2014.
- ^ “PROTOCOL FOR GENERATING STAP CELLS FROM MATURE SOMATIC CELLS” (2014年3月20日). 2014年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月24日閲覧。
- ^ “STAP細胞の作製法公開 論文撤回反対の米教授”. 産経新聞. (2014年3月21日) 2014年3月24日閲覧。
- ^ “STAP作製法「今すぐ公開すべきだ」…米学者”. 読売新聞. (2014年4月9日). オリジナルの2014年4月28日時点におけるアーカイブ。
- ^ Vacanti Kojima Protcol 2014.
- ^ Charles A. Vacanti, Koji Kojima (2014年9月3日). “PROTOCOL FOR GENERATING STAP CELLS FROM MATURE SOMATIC CELLS”. CENTER FOR TISSUE ENGINEERING & REGENERATIVE MEDICINE. 2015年10月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月20日閲覧。
- ^ “「STAP簡単に再現、間違い」米教授が文書公開”. 産経ニュース. (2014年9月13日). オリジナルの2015年7月3日時点におけるアーカイブ。 2014年9月20日閲覧。
- ^ Gretchen Vogel , Dennis Normile. “EXCLUSIVE: Nature reviewers not persuaded by initial STAP stem cell papers”. SCIENCE INSIDER 2014年9月20日閲覧。
- ^ a b c “STAP、確認できず 近畿大、独自に検証 2月から実験30回”. 朝日新聞. (2014年11月13日). オリジナルの2014年11月13日時点におけるアーカイブ。 2014年11月16日閲覧。
- ^ “万能細胞:STAP論文問題 小保方氏ノート「見ていれば」 共著者の若山氏、ずさんな研究見抜けず謝罪”. 毎日新聞. (2014年6月15日) 2014年6月15日閲覧。
- ^ a b c “STAP NEW DATA”. 2014年3月24日閲覧。
- ^ “STAP再現実験「不可能では」 調査委の姿勢に疑問符”. 神戸新聞NEXT. (2014年3月15日) 2014年3月24日閲覧。
- ^ “New hope for embattled STAP cell researchers?”. Los Angeles Times. (2014-04-01) .
- ^ a b Lee, Ka-Ho (2014年). “Review of article: Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency”. 2014年4月7日閲覧。
- ^ Mei Kuen Tang, Kenneth Ka Ho Lee, et al. 2014.
- ^ "STAP細胞に関する問題に対する理研の対応について" (Press release). 理化学研究所. 30 June 2014. 2015年1月2日閲覧。
- ^ “小保方氏が検証参加=STAP副論文も調査-共著者も懲戒審査中断・理研”. 時事ドットコム. (2014年6月30日). オリジナルの2014年12月20日時点におけるアーカイブ。
- ^ “STAP現象の検証の中間報告”. 理化学研究所. (2014年8月27日) 2014年8月27日閲覧。
- ^ "「研究不正再発防止のための提言書」の公表について" (PDF) (Press release). 理化学研究所. 12 June 2014.
- ^ “理研再生研の解体、提言 改革委「構造に欠陥」 STAP問題”. 朝日新聞. (2014年6月13日). オリジナルの2015年1月14日時点におけるアーカイブ。 2014年12月24日閲覧。
- ^ “理事長声明『STAP細胞論文問題等への対応について、声明その3』” (PDF) (2014年7月4日). 2014年12月24日閲覧。
- ^ “日本学術会議幹事会声明『STAP 細胞事案に関する理化学研究所への要望と日本学術会議の見解について』” (PDF) (2014年7月25日). 2014年12月24日閲覧。
- ^ “「生データの保存大切」 山中教授、STAP問題で指摘”. 産経ニュース. (2014年12月22日) 2014年12月22日閲覧。
- ^ Adam Marcus; Ivan Oransky (2014年12月23日). “The Top 10 Retractions of 2014”. The Scientist Magazine. 2015年1月19日閲覧。
- ^ 須田桃子 (2015年9月24日). “STAP細胞:133回の再現実験ですべて作れず”. 毎日新聞. オリジナルの2015年9月23日時点におけるアーカイブ。
- ^ STAP revisitedNature | Editorial"Reanalysis of the controversy provides a strong example of the self-correcting nature of science."23 September 2015
- ^ http://www.nature.com/news/failed-replications-put-stap-stem-cell-claims-to-rest-1.18412 Failed replications put STAP stem-cell claims to rest]Multiple labs conclude that the seemingly miraculous results originated from contamination with ordinary stem cells. David Cyranoski 23 September 2015
- ^ 合田禄 (2015年9月25日). “STAP細胞「真実でないと立証」 英誌、騒動に区切り”. 朝日新聞
- ^ “STAP細胞、ハーバード大も「作れず」 7チームが133回実験”. 産経WEST. (2015年9月24日)
参考文献
論文発表当初の文献
- “※2014年7月2日付けで本論文は取り下げられました。体細胞の分化状態の記憶を消去し初期化する原理を発見” (PDF). 理化学研究所 (2014年1月29日). 2014年1月30日閲覧。
- “60秒でわかるプレスリリース 体細胞の分化状態の記憶を消去し初期化する原理を発見”. 理化学研究所 (2014年1月29日). 2014年1月30日閲覧。[リンク切れ]
- “(記事取り下げ)細胞外からの強いストレスが多能性幹細胞を生み出す”. 独立行政法人 理化学研究所 神戸研究所 発生・再生科学総合研究センター (2014年1月30日). 2014年2月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月4日閲覧。
- Helen Thomson (2014年1月29日). “Stem cell power unleashed after 30 minute dip in acid”. Health. NewScientist. 2015年1月2日閲覧。
- Cyranoski, D. (2014-01-29). “Acid bath offers easy path to stem cells”. Nature 505: 596 . (2014年9月17日更新)
- Smith, A. (2014-01-30). “Cell biology: Potency unchained Retraction (July, 2014)”. Nature 505: 622-623 .
- 赤谷拓和「STAP細胞とは何か?-生物学や再生医療の分野に衝撃! 新たな"万能細胞"は,どのようにして生みだされたのか?」『Newton』第34巻第4号、2014年4月、10-17頁。
疑義発覚後の文献
- 詫摩雅子、古田彩「研究倫理 緑のマウスはどこから-STAP細胞は存在したのか」『日経サイエンス』第44巻第6号、2014a、54-61頁。
- 詫摩雅子、古田彩「NEWS SCAN - 研究倫理 - 終わらないSTAP問題」『日経サイエンス』第44巻第7号、2014b、14-18頁。
- 古田彩、詫摩雅子「(2014年6月11日付号外)STAP細胞 元細胞の由来論文と矛盾」(PDF)『日経サイエンス』2014年6月11日、2014年6月11日閲覧。
- 粥川準二「STAP細胞事件が忘却させたこと」『現代思想』第42巻第12号、2014年8月、84-99頁。
- 古田彩、詫摩雅子「NEWS SCAN - 研究倫理 - STAP細胞の正体」『日経サイエンス』第44巻第8号、2014d、54-61頁。
- 古田彩、詫摩雅子「国内 News Scan STAP幹細胞はどこから?」『日経サイエンス』第44巻第9号、2014e、13-15頁。
- 古田彩、詫摩雅子「NEWS SCAN 国内ウォッチ 研究倫理 STAP細胞論文,全容調査へ-疑義の指摘から7カ月,ようやく科学的な調査が始まった」『日経サイエンス』第44巻第11号、2014f、16-19頁。
- 古田彩、詫摩雅子「NEWS SCAN 国内ウォッチ 研究倫理 STAP細胞 見えてきた実態-遺伝子解析が示した 名が体を表さないSTAP実験の杜撰さ」『日経サイエンス』第44巻第12号、2014g、34-37頁。
- 須田桃子『捏造の科学者 STAP細胞事件』文藝春秋、2015年1月7日。ISBN 978-4163901916 。
関連項目
- 万能細胞(多能性幹細胞)
- 胚性幹細胞(ES細胞)
- 人工多能性幹細胞(iPS細胞)
- カルス (植物)
- チャールズ・バカンティ
- 小島宏司
- 大和雅之
- 小保方晴子
- 若山照彦
- 笹井芳樹
- 丹羽仁史
- 科学における不正行為
- 11jigen
- あの日
外部リンク
- 朝日新聞社 (2014年1月29日). “新発見「STAP細胞」の記者発表”. YouTube. 2014年10月14日閲覧。
- “研究論文(STAP細胞)に関する取組み、情報等について”. 理化学研究所. 2015年1月2日閲覧。
科学的な報道・解説
- “The rise and fall of STAP”. Specials and supplements archive. Nature. 2014年1月2日閲覧。
- 関由行、武田俊之. “STAP現象を理解するための多能性幹細胞入門”. CANVAS学習支援システム. 2014年7月15日閲覧。
- Toshiyuki Takeda (2014年7月3日). “サイエンス・カフェ「STAP細胞はあったのか?-STAP細胞論文を科学的に検証する-」”. 2015年1月12日閲覧。(2014年6月28日開催)
- 古田彩、詫摩雅子 (2014年12月25日). “「STAP幹細胞」として用いられたES細胞を特定 東大,東北大など”. きょうの日経サイエンス. 日経サイエンス. 2015年1月2日閲覧。
- 片瀬久美子 (2014年12月30日). “理研外部調査委員会報告の内容整理1-STAP細胞の正体はES細胞”. warblerの日記. 2015年1月2日閲覧。
科学的な疑義の指摘・検証
- “PubPeer > Nature > "Bidirectional developmental potential in reprogrammed cells with acquired pluripotency"”. 2014年5月21日閲覧。
- Paul S. Knoepfler. “Knoepfler Lab Stem Cell Blog - Building stem cell bridges”. 2014年6月8日閲覧。
- “STAP NEW DATA”. 2014年6月9日閲覧。 (ポール・ノフラーによるSTAP再現実験の情報サイト)
- 関由行 (2014年5月13日). “STAP細胞騒動を振り返る”. 2014年6月10日閲覧。
- “STAP細胞由来幹細胞の正体は既存幹細胞なのか?”. 2014年6月18日閲覧。
- 11jigen. “小保方晴子のSTAP細胞論文の疑惑”. 2014年5月21日閲覧。
- “Haruko Obokata, STAP stem cells”. 2014年6月10日閲覧。
- 世界変動展望. “小保方晴子が筆頭著者の論文の不適切さについて”. 2014年6月9日閲覧。
- kaho. “kahoの日記”. 2014年6月4日閲覧。(公開遺伝子データを解析し、疑義を指摘)- STAP細胞の非実在について、同#2、同#3、同#4、同#5、オオカミ少年
- 片瀬久美子. “6/16の若山教授の会見で判明した事など-STAP細胞がES細胞である可能性について” (2014年6月18日). 2014年6月18日閲覧。
- “Nature誌のSTAP細胞論文取り下げ告知文に関する経緯について” (2014年7月10日). 2014年7月10日閲覧。
- “若山さんの記者会見(2014/6/16)の配布資料にあるPCR解析データ” (2014年7月12日). 2014年7月15日閲覧。
- “STAP現象の検証実験に関する会見記録 2014年8月27日” (2014年9月2日). 2014年10月16日閲覧。
- 大隅典子 (2014年4月16日). “STAP細胞を前提にしないと説明できない?”. 大隅典子の仙台通信. 2014年6月27日閲覧。
- “STAP細胞の遺伝子解析からわかったこと” (2014年6月26日). 2014年7月4日閲覧。