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{{バスケットボール選手 |
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|本名=Wardell Stephen Curry II |
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|アルファベット表記=Stephen Curry |
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|誕生日={{生年月日と年齢|1988|3|14}} |
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|出身地=[[オハイオ州]][[アクロン (オハイオ州)|アクロン]] |
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|出身=[[デビッドソン大学]] ({{Flagicon|North Carolina}}[[ノースカロライナ州]]) |
|出身=[[デビッドソン大学]] <br> ({{Flagicon|North Carolina}}[[ノースカロライナ州]]) |
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|身長=191cm |
|身長=191cm |
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|体重=84kg |
|体重=84kg |
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|垂直飛び= |
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|最高到達点= |
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|CAP数={{Flagicon|USA}} |
|CAP数={{Flagicon|USA}} 2010- |
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|賞歴=*[[NBAファイナル|NBAチャンピオン]]:2015 |
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|賞歴= |
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*[[NBA最優秀選手|MVP]]: 2015 |
*[[NBA最優秀選手|MVP]]: 2015 |
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*2×[[NBAオールスターゲーム]]出場 2014, 2015 |
*2×[[NBAオールスターゲーム]]出場 2014, 2015 |
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*[[フリースロー]]成功率1位 : 2015 |
*2×[[フリースロー]]成功率1位 : 2011, 2015 |
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*[[オールNBAチーム]] |
*[[オールNBAチーム]]1stチーム:2015 |
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*[[オールNBAチーム]]2ndチーム: 2014 |
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**2ndチーム: 2014 |
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*[[NBAスリーポイント・シュートアウト]]コンテスト優勝 2015 |
*[[NBAスリーポイント・シュートアウト]]コンテスト優勝 2015 |
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*[[NBAスキルチャレンジ]]優勝 2011 |
*[[NBAスキルチャレンジ]]優勝 2011 |
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*[[NBAオールルーキーチーム]] |
*[[NBAオールルーキーチーム]] 1stチーム 2010 |
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*[[NBAスポーツマンシップ賞]] |
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|経歴=[[ゴールデンステート・ウォリアーズ]] |
|経歴=[[ゴールデンステート・ウォリアーズ]] |
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|経歴年=2009- |
|経歴年=2009- |
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{{MedalCountry|{{USAmb}}}} |
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'''ステフィン・カリー'''('''Wardell Stephen Curry II'''({{pron-en|STEFF-in}}<ref>{{cite web|url=http://sports.espn.go.com/ncb/columns/story?id=2703294 |title=Ex-NBA shooter's son is star frosh at Davidson |publisher=[[ESPN]] |date= |accessdate=2010-11-05}}</ref>), [[1988年]][[3月14日]] - )は[[アメリカ合衆国]]出身の[[バスケットボール]]選手。アメリカ男子プロバスケットボールリーグ[[NBA]]の[[ゴールデンステート・ウォリアーズ]]に所属している。ポジションは[[ポイントガード]]と[[シューティングガード]]の[[コンボガード]]。父親は名3Pシューターであった元NBA選手の[[デル・カリー]]。弟の[[セス・カリー]]も大学バスケットボール界の名門[[デューク大学]]卒業後、ドラフト外で[[NBA]]の[[ゴールデンステート・ウォリアーズ|ウォリアーズ]]、[[メンフィス・グリズリーズ|グリズリーズ]]などのチームを経て、現在は、[[ |
'''ステフィン・カリー'''('''Wardell Stephen Curry II'''({{pron-en|STEFF-in}}<ref>{{cite web|url=http://sports.espn.go.com/ncb/columns/story?id=2703294 |title=Ex-NBA shooter's son is star frosh at Davidson |publisher=[[ESPN]] |date= |accessdate=2010-11-05}}</ref>), [[1988年]][[3月14日]] - )は[[アメリカ合衆国]]出身の[[バスケットボール]]選手。アメリカ男子プロバスケットボールリーグ[[NBA]]の[[ゴールデンステート・ウォリアーズ]]に所属している。ポジションは[[ポイントガード]]と[[シューティングガード]]の[[コンボガード]]。しばしNBA史上最高の3Pシューターと謳われる。父親は名3Pシューターであった元NBA選手の[[デル・カリー]]。弟の[[セス・カリー]]も大学バスケットボール界の名門[[デューク大学]]卒業後、ドラフト外で[[NBA]]の[[ゴールデンステート・ウォリアーズ|ウォリアーズ]]、[[メンフィス・グリズリーズ|グリズリーズ]]、[[フェニックス・サンズ|サンズ]]などのチームを経て、現在は、[[サクラメント・キングス]]に所属している。 |
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== 生い立ち == |
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1988年3月14日、デル・カリーと[[バージニア工科大学]]のバレーボール選手だった母親との間に[[オハイオ州]][[アクロン (オハイオ州)|アクロン]]生まれた。父親が[[ニューオーリンズ・ペリカンズ|シャーロット・ホーネッツ]]に入団したことから、[[ノースカロライナ州]][[シャーロット (ノースカロライナ州)|シャーロット]]で育った。ステフィンや弟のセスは、父親の試合に連れて行かれ、試合開始前のウォームアップの時にはシュートを打たせてもらったこともある。母親から[[モンテッソーリ教育]]を受けた<ref>{{cite web|url=http://www.gospelherald.com/articles/50474/20140219/golden-state-warriors-nba-star-stephen-curry-shares-christian-faith.htm |title=Golden State Warriors’ Stephen Curry Shares His Christian Faith |publisher=GOSPEL HERALD |author=Lauren Leigh Noske |date=2015-02-19 |accessdate=2015-06-25 }} </ref>。 |
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2001年から2002年にかけては、父親が[[トロント・ラプターズ]]に所属したため、[[トロント]]に移り住んで、[[オンタリオ州]][[エトビコ]]のクイーンズウェイクリスチャンカレッジで8学年を過ごした。そこで7学年、8学年のバスケットボールチームに入った。彼のチームはその年、無敗でシーズンを終えた<ref>{{cite web|url=http://www.thestar.com/sports/basketball/2015/02/26/stephen-currys-grade-8-season-at-tiny-toronto-school-remembered.html |title=Stephen Curry's Grade 8 season at tiny Toronto school remembered |publisher=[[トロント・スター]] |author=Alex Ballingall |date=2015-02-26 |accessdate=2015-05-30 }} </ref><ref>{{cite web|url=http://www.sportsnet.ca/basketball/nba/northern-touch-steph-currys-toronto-connection/ |title=Northern Touch: Steph Curry’s Toronto connection |publisher=トロント・スター |author=Dave Zarum |date=2014-01-16 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。 |
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== 学生時代 == |
== 学生時代 == |
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⚫ | 今では綺麗なシュートフォームで打っているものの、高校時代までは[[NBA]]選手の[[ショーン・マリオン]]のようなフォームでシュートを打っていたが、父で元[[NBA]]選手の[[デル・カリー]]の指導により改善した<ref>{{cite web|url=http://probasketballtalk.nbcsports.com/2013/04/03/the-summer-vacation-where-stephen-curry-remade-his-jumper/ |title=The summer vacation where Stephen Curry remade his jumper |publisher=[[NBCスポーツ]] |author=Kurt Helin |date=2013-04-03 |accessdate=2015-05-30 }} </ref>。 |
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シャーロット・クリスチャン高校に入学、彼は在学中チームを3回プレーオフに導き、カンファレンス優勝を3回果たした。またカンファレンス及び州のオールチームにも選ばれた。高校の最終学年当時、身長が6フィート(183cm)、体重160ポンドだった彼は、メジャーカンファレンスに所属する大学からの奨学金オファーを受けることができなかった。彼は父親が[[殿堂]]入りを果たしている[[バージニア工科大学]]でプレーすることを臨んだが、奨学金を受けることのないウォークオンでのオファーしかもらえなかった。デビッドソン大学、バージニアコモンウェルス大学、ウィンスロップ大学からオファーを受けた彼は、地元のデビッドソン大学に進学した。 |
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[[ノースカロライナ州]][[シャーロット (ノースカロライナ州)|シャーロット]]の高校を卒業後、地元の[[デビッドソン大学]]に進学。1年目の2006-07シーズンは、[[ミシガン大学]]との試合で1年生ながら32得点4アシスト9リバウンドの成績を残し注目される。その後、1年目で平均21.6得点2.8アシスト4.6リバウンドの成績を残し、サザン・カンファレンスの新人王やトーメントMVPなどの賞を総なめにする。2年目の2007-08シーズン以降も父親譲りのシュート力を武器にチームを牽引。3年生時は平均28.6得点を記録し、ウッデン賞の受賞やNCAAオールアメリカンのファーストチームに選ばれた。 |
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1年目の2006-07シーズンは、大学でのデビュー戦となった[[東ミシガン大学]]戦で15得点をあげたが、13ターンオーバーを喫した。続く[[ミシガン大学]]戦で1年生ながら32得点4アシスト9リバウンドの成績を残し注目される。この年、[[サザン・カンファレンス]]トップの平均21.5得点をあげた。平均21.5得点は全米の1年生の中でも[[テキサス大学]]の[[ケビン・デュラント]]に次ぐ2位の記録であった。彼の活躍もあり、チームは29勝5敗で[[サザン・カンファレンス]]優勝を果たした。[[ファーマン大学]]とのカンファレンス準々決勝でシーズン113本目の3ポイントシュートを成功させて、NCAAの1年生における3ポイントシュート成功数新記録を作った<ref>{{cite web|url=http://www.soconsports.com/ViewArticle.dbml?DB_OEM_ID=4000&ATCLID=812781 |title=And Then There Were Two: Championship Set for Saturday |publisher=サザン・カンファレンス |date=2007-03-02 |accessdate=2015-05-30 }} </ref>。3月15日、チームは[[2007年NCAA男子バスケットボールトーナメント|NCAAトーナメント]]1回戦で[[メリーランド大学]]と対戦、70-82で敗れたものの彼自身は30得点をあげた<ref>{{cite web|url=http://scores.espn.go.com/ncb/recap?gameId=274000051 |title=No. 4 seed Maryland survives against upstart Davidson |publisher=ESPN |date=2007-03-16 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。この年、彼はカンファレンスの新人王やトーメントMVPなどの賞を総なめにした。シーズン終了後、彼は2007年[[バスケットボールU-19世界選手権]]のメンバーとして、平均19.4分プレーし、9.4得点、3.8リバウンド、2.2アシストをマーク、銀メダルを獲得した。 |
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2年目の2007-08シーズン、彼の身長は6フィート3インチ(191cm)に成長した。この年カンファレンストップの平均25.5得点、4.7リバウンド、2.8アシストをあげた。チームは26勝6敗、カンファレンス内の対戦では20戦全勝を果たし、3年連続NCAAトーナメント出場を決めた。[[2008年NCAA男子バスケットボールトーナメント|NCAAトーナメント]]では、3月21日の[[ゴンザガ大学]]戦で11点リードされて前半を終了したが、後半カリーが30得点をあげる活躍を見せて、チームは82-76で逆転勝利、1969年以来となるNCAAトーナメントでの勝ち星をあげた。この試合でカリーは10本中9本の3ポイントシュートを成功させた。2回戦では[[ジョージタウン大学]]と対戦した。前年のトーナメントでファイナル4に残ったジョージタウン大学が圧倒的に有利と見られていた。前半カリーはわずか5得点に終わり、チームは17点差で後半を迎えたが、後半カリーは25得点をあげる活躍を見せて、チームは74-70で逆転勝利をおさめた<ref>{{cite web|url=http://scores.espn.go.com/ncb/recap?gameId=284000013 |title=No. 10 seed Davidson clinches Sweet 16 berth after upset of Hoyas |publisher=ESPN |date=2008-03-25 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。3回戦の[[ウィスコンシン大学マディソン校|ウィスコンシン大学]]戦でも33得点をあげ、チームは73-56で勝利、エリート8に進出した<ref>{{cite web|url=http://scores.espn.go.com/ncb/recap?gameId=284000014 |title=Curry's sweet touch continues as Davidson eludes Wisconsin |publisher=ESPN |date=2008-03-30 |accessdate=2015-05-30 }} </ref>。[[クライド・ラブレット]]、[[ジェリー・チェンバース]]、[[グレン・ロビンソン]]に次いでNCAAトーナメントでのデビュー戦から4試合連続30得点以上をあげた4人目の選手となった<ref>{{cite web|url=http://scores.espn.go.com/ncb/recap?gameId=284000014 |title=Curry's sweet touch continues as Davidson eludes Wisconsin |publisher=ESPN |date=2008-08-30 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。[[バトラー大学]]の[[ダリン・フィッツジェラルド]]が作ったNCAA記録に並ぶ158本の3ポイントシュートをあげていた彼は、4回戦の[[カンザス大学]]戦で159本目の3ポイントシュートを成功、25得点をあげたが、チームは57-59で敗れた<ref>{{cite web|url=http://scores.espn.go.com/ncb/recap?gameId=284000015 |title=Goliath slays Davidson, Curry as Kansas holds on |publisher=ESPN |date=2008-03-31 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。この年彼はNCAAオールアメリカンセカンドチームに選ばれた<ref>{{cite web|url=http://sports.espn.go.com/ncb/news/story?id=3322266 |title=For first time in six decades, no seniors on AP All-America team |publisher=ESPN |date=2008-04-01 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。カンザス大学に敗れた後、彼は[[NBAドラフト]]にアーリーエントリーしないことを表明した<ref>{{cite web|url=http://sports.espn.go.com/ncb/ncaatourney08/news/story?id=3321332 |title=Sophomore sensation Curry returning to Davidson |publisher=ESPN |date=2008-03-31 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。 |
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2008年11月18日の[[オクラホマ大学]]戦では自己ベストの44得点をあげたが、チームは78-82で敗れた<ref>{{cite web|url=http://sports.espn.go.com/ncb/recap?gameId=283230201 |title=Curry's career-high 44 points not enough as Griffin-led Oklahoma tops Davidson |publisher=ESPN |date=2008-11-19 |accessdate=2015-05-30 }} </ref>。11月21日のウィンズロップ大学戦では30得点に加えて、自己ベストの13アシストをあげ、チームは97-70で勝利した<ref>{{cite web|url=http://sports.espn.go.com/ncb/recap?gameId=283262166 |title=Curry, Lovedale have double-doubles as No. 21 Davidson routs Winthrop |publisher=ESPN |date=2008-11-22 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。11月25日のロヨラ大学戦では終始ダブルチームを受けて、シュート数はわずか3回でいずれも失敗し、大学時代唯一となる無得点に終わった。2桁得点をあげられなかったのも、2度目であった<ref>{{cite web|url=http://sports.espn.go.com/ncb/recap?gameId=283302166 |title=Curry held scoreless on just three shots, but Davidson still blows out Loyola |publisher=ESPN |date=2008-11-26 |accessdate=2015-05-30 }} </ref>。11日後に行われた[[ノースカロライナ州立大学]]戦では自己ベストの44得点をあげた。2009年2月14日のファーマン大学戦で足首を負傷、2月18日のシタデル大学戦を欠場した。この年、チームはカンファレンス内で18勝2敗となり、サウスディビジョン優勝を果たした。カンファレンスのトーナメント、[[アパラチアン州立大学]]戦では43得点をあげて、チームは84-68で勝利したが、カンファレンス準決勝の[[チャールストン大学]]戦で52-59と敗れ、NCAAトーナメント出場はならず、NITトーナメントに回った。チームは2回戦で敗れ、これがカリーの大学での最後の試合となった。 |
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== NBAキャリア == |
== NBAキャリア == |
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[[File:Stephen Curry shooting.jpg |
[[File:Stephen Curry shooting.jpg|200px|thumb|ジャンプショットを放つカリー]] |
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[[2009年のNBAドラフト]]において、[[ゴールデンステート・ウォリアーズ]]から全体7位指名を受けた。同じコンボガードでありチームメイトである[[モンタ・エリス]]との共存が心配されたが、HCの[[ドン・ネルソン]]のラン&ガンオフェンスにフィットし、平均17.5得点5.9アシスト1.9スティール、3P成功率43.7%を記録。その年の新人王の[[タイリーク・エバンス]]を上回る月間最優秀新人賞を3回受賞した。 |
[[2009年のNBAドラフト]]において、[[ゴールデンステート・ウォリアーズ]]から全体7位指名を受けた。7月に4年1270万ドルの契約を結んだ<ref>{{cite web|url=http://www.sfgate.com/sports/article/Curry-signs-deal-3224388.php |title=Curry signs deal |publisher=SF GATE |author=Rusty Simmons |date=2009-07-09 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。同年10月28日の[[ヒューストン・ロケッツ]]とのシーズン開幕戦から先発出場し、36分間の出場で14得点、7アシスト、4スティールの成績を残した<ref>{{cite web|url=http://www.sfgate.com/sports/article/Curry-s-debut-is-solid-but-not-off-the-charts-3212458.php |title=Curry's debut is solid, but not off the charts |publisher=SF GATE |author=Scott Ostler |date=2009-10-29 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。2010年2月10日、36得点、13アシスト、10リバウンドをマーク、初の[[トリプルダブル]]を達成した。2010年4月7日、[[ドン・ネルソン]]ヘッドコーチがNBA歴代ヘッドコーチ最多勝となる1333勝目をあげた試合では27得点、14アシスト、8リバウンド、7スティールの活躍を見せた。同じコンボガードでありチームメイトである[[モンタ・エリス]]との共存が心配されたが、HCの[[ドン・ネルソン]]のラン&ガンオフェンスにフィットし、平均17.5得点5.9アシスト1.9スティール、3P成功率43.7%を記録。その年の新人王の[[タイリーク・エバンス]]を上回る月間最優秀新人賞を3回受賞した。新人王の投票ではエバンスに次ぐ2位の票を得た。[[2009-2010シーズンのNBA|この年]]、平均17.5得点、4.5リバウンド、5.9アシスト、1.9スティールをマーク、オールルーキーファーストチームにエバンス、[[ブランドン・ジェニングス]]とともに満票で選ばれた。 |
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[[2011-2012シーズンのNBA|11-12シーズン]]開幕前の5月にカリーは右足の[[靱帯]]の修復手術を受けたものの、[[ロックアウト]]の影響により短縮されたシーズン開幕直前のプレシーズンゲーム、[[サクラメント・キングス]]戦で右足首の捻挫をした<ref>{{cite web|url=http://espn.go.com/nba/recap?gameId=311225009 |title=New-look Clippers open season with road victory over Warriors |publisher=ESPN |date=2011-12-27 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。[[ロサンゼルス・クリッパーズ]]とのシーズン開幕戦では先発出場したものの、シュート12本中2本の成功、4得点に終わった。続く[[シカゴ・ブルズ]]戦では21得点、10アシストでチームを勝利に導いたが、再び足首を痛めて、次の試合を欠場した。続く3試合に出場したが、1月4日の試合で右足首を再度痛めた。1月20日の試合で復帰し、16試合に出場したが、2月22日の[[フェニックス・サンズ]]戦で[[アキレス腱]]を痛めた。3月5日の[[ワシントン・ウィザーズ]]戦で復帰し、4試合に出場したが、[[間接鏡手術]]を受け、シーズン残り試合を棒に振った。この年、66試合中、26試合の出場にとどまり、14.7得点、3.4リバウンド、5.3アシスト、1.5スティールと成績を落とした。 |
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2012年10月31日、4年4400万ドルの契約延長を果たした<ref>{{cite web|url=http://sports.yahoo.com/news/nba--stephen-curry-lands--44m-contract-extension-31571909.html |title=Stephen Curry lands $44M contract extension |publisher=Yahoo! Sports |date=2012-10-31 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。 |
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11-12シーズン開幕前にカリーは右足首の手術を受けたものの、[[ロックアウト]]の影響によりシーズン開幕が遅れ、なんとか開幕出場に間に合わせることができた。しかしシーズン中の度重なる右足首の故障により出場機会を逃し試合出場は26試合にとどまり、思うような成績を残すことは出来なかった。 |
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⚫ | [[2012-2013シーズンのNBA|12-13シーズン]]は一転してカリー、ウォリアーズ共々躍進の年となった。シーズン78試合に出場し、個人成績としては22.9得点、4.0リバウンド、6.9アシストを記録した。2013年2月27日に行われた[[ニューヨーク・ニックス]]戦ではチーム記録となる11本の3ポイントを含む54得点を記録し、自身の持つ爆発的な攻撃力をいかんなく発揮した。[[マディソン・スクエア・ガーデン]]でニックスの対戦相手の選手があげた得点としては、[[コービー・ブライアント]]の61得点、[[マイケル・ジョーダン]]の55得点に次ぐ歴代3位の記録であった<ref>{{cite web|url=http://www.nj.com/knicks/index.ssf/2013/02/stephen_curry_scores_54_points.html |title=Stephen Curry scores 54 points, but Knicks prevail, 109-105, over Warriors |publisher=スター・レジャー |author=Craig Wolff |date=2013-02-27 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。なおこれはこのシーズンのリーグハイの得点記録でもあった。またカリーはシーズンを通して272本の3ポイントシュートを決め、[[レイ・アレン]]の持つ269本の3ポイントシュート記録を更新した<ref>{{cite web|url=http://www.nba.com/warriors/news/stephen-curry-establishes-new-nba-single-season-three-point-record |title=Stephen Curry Establishes New NBA Single-Season Three-Point Record |publisher=nba.com |date=2013-04-17 |accessdate=2015-05-30 }} </ref>。このシーズン、ウォリアーズは47勝35敗を記録し[[ウェスタン・カンファレンス (NBA)|ウェスタン・カンファレンス]]第6シードで6年ぶりのプレイオフ出場を獲得し、カリーや多くのチームメートが、キャリア初のプレイオフ出場を果たした<ref>{{cite web|url=http://www.nba.com/2013/news/04/18/warriors-playoff-rookies.ap/index.html |title=Warriors head to Denver lacking playoff experience |publisher=nba.com |date=2013-04-18 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。プレイオフ1回戦では、第3シードの[[デンバー・ナゲッツ]]を下すアップセットを演じ、続く2回戦では、この年にファイナルまで進んだ[[サンアントニオ・スパーズ]]相手に2勝を奪う好戦を演じた。カリー自身もプレーオフ中、23.4得点、3.8リバウンド、8.1アシストを記録し、スパーズ戦の第1ゲームでは44得点を記録するなど、リーグにカリーの存在を強く印象付けた。 |
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[[2013-2014シーズンのNBA|13-14シーズン]]では昨年に続いて好調を維持し、24得点4.1リバウンド8.5アシスト3P成功率42.4%を記録した。 |
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⚫ | 12-13シーズンは一転してカリー、ウォリアーズ共々躍進の年となった。シーズン78試合に出場し、個人成績としては22.9得点4.0リバウンド6.9アシストを記録。2013年2月27日に行われた[[ニューヨーク・ニックス]]戦では11本の3ポイントを含む54得点を記録し、自身の持つ爆発的な攻撃力をいかんなく発揮した。なおこれはこのシーズンのリーグハイの得点記録でもあった。またカリーはシーズンを通して272本の3ポイントシュートを決め、[[レイ・アレン]]の持つ269本の3ポイントシュート記録を更新した<ref>{{cite web|url=http://www.nba.com/warriors/news/stephen-curry-establishes-new-nba-single-season-three-point-record |title=Stephen Curry Establishes New NBA Single-Season Three-Point Record |publisher=nba.com |date=2013-04-17 |accessdate=2015-05-30 }} </ref>。このシーズン、ウォリアーズは47勝35敗 |
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12月7日の[[メンフィス・グリズリーズ]]戦では[[ジェイソン・リチャードソン]]が持っていた3ポイントシュート成功、700回の[[ゴールデンステート・ウォリアーズのチーム記録|チーム記録]]を更新した。リチャードソンが在籍6シーズンで作った記録をカリーは5シーズン目に塗り替えた<ref>{{cite web|url=http://www.csnbayarea.com/warriors/curry-sets-franchise-record-3-pointers |title=Curry sets franchise record for 3-pointers |publisher=COMCAST SPORTSNET |date=2013-12-07 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。 |
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[[NBAオールスターゲーム]]ではファン投票でスターターに選ばれた<ref>{{cite web|url=http://www.nba.com/2014/news/01/23/nba-all-star-2014-starters-announced-release/ |title=Curry starts in first All-Star Game; LeBron top vote-getter |publisher=nba.com |date=2014-01-23 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。この年ウォリアーズは51勝31敗を記録し、強豪の仲間入りを果たした。プレイオフ1回戦で、リーグ屈指の司令塔[[クリス・ポール]]擁する[[ロサンゼルス・クリッパーズ]]と対戦し、第7戦まで好戦を演じたが、惜しくも敗退した。この年カリーは、[[オールNBAチーム|オールNBAセカンドチーム]]に選ばれた。 |
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[[2014-2015シーズンのNBA|14-15シーズン]]は、[[クレイ・トンプソン]]らと共に快進撃を演出。シーズン80試合に出場し、個人成績としては23.8得点4.3リバウンド7.7アシスト3P成功率44.3%FT成功率91.4%を記録したほか、シーズンを通して286本の3ポイントシュートを決め、自身が12-13シーズンに樹立したNBA記録を大幅に更新するなど、自身の能力をいかんなく発揮したシーズンとなった。キャリア369試合目となった、2015年1月7日の[[インディアナ・ペイサーズ]]戦で3ポイントシュート1000回成功を果たした。従来の最速記録は[[デニス・スコット]]の455試合目であり、88試合も早く記録を達成した。2月4日の[[ダラス・マーベリックス]]戦では、3ポイントシュート10本成功を含む、シーズンハイの51得点を記録した。また2015年[[NBAオールスターゲーム]]では、ファン投票で全選手最多の投票を集め、チームウェストのスターターとして出場した<ref>{{cite web|url=http://www.nba.com/2015/news/as.game/01/22/release-all-star-starters/ |title=Warriors' Curry leading vote-getter, surpassing LeBron, for 2015 All-Star Game |publisher=nba.com |date=2015-01-22 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。なおこれに先立って開催された[[NBAスリーポイント・シュートアウト]]決勝では、13本連続成功を含む27点を記録し、自身初の栄冠に輝いた<ref>{{cite web|url=http://espn.go.com/blog/statsinfo/post/_/id/102875/stats-to-know-about-currys-3-point-shootout-victory |title=Stats to know about Curry's 3-point shootout victory |publisher=ESPN |date=2015-02-16 |accessdate=2015-05-30 }} </ref>。このシュートアウトでは、2月10日にノースカロライナ州[[チャペルヒル (ノースカロライナ州)|チャペルヒル]]でイスラム系学生3人が射殺された事件({{enlink|2015 Chapel Hill shooting}})の被害者であり、カリーのファンだったデア・バラカットの名前を入れたスニーカーでプレーした<ref>{{cite web|url=http://ftw.usatoday.com/2015/02/steph-curry-deah-shaddy-barakat-chapel-hill-shooting |title=Steph Curry plans to give special sneakers to family of Chapel Hill victim |publisher=[[USAトゥデイ]] |author=Hemal Jhaveri |date=2015-02-16 |accessdate=2015-05-30 }} </ref>。4月9日の[[ポートランド・トレイルブレイザーズ]]戦では8本の3ポイントシュートを決め、自身が12-13シーズンに作ったNBA記録を更新する273本目の3ポイントシュートを決めた<ref>{{cite web|url=http://www.nba.com/games/20150409/PORGSW/gameinfo.html |title=Curry breaks 3-point record, Warriors beat Blazers 116-105 |publisher=ESPN |date=2015-04-09 |accessdate=2015-05-30 }} </ref>。最終的にウォリアーズは67勝15敗を記録し、ウォリアーズ史上最高の成績を収めると共に<ref>{{cite web|url=http://www.nba.com/warriors/news/warriors-franchise-records-20150415 |title=Warriors Finish Regular Season with a Franchise-Record 67 Wins |publisher=nba.com |date=2015-04-15 |accessdate=2015-05-30 }} </ref>、自身もシーズン終了後に[[NBA最優秀選手|MVP]]を初受賞した<ref>{{cite web|url=http://www.tsp21.com/sports/nba/news2015/0504.html |title=ステフィン・カリー MVPを初受賞 |publisher=TSPスポーツ |date=2015-05-05 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。 |
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13-14シーズンでは昨年に続く好調を維持し、24得点4.1リバウンド8.5アシスト3P成功率42.4%を記録。[[NBAオールスターゲーム]]では一躍初出場にしてスターターに選ばれた。ウォリアーズも51勝31敗を記録し強豪の仲間入りを果たした。プレイオフ第一回戦で、[[クリス・ポール]]率いる[[ロサンゼルス・クリッパーズ]]と対戦、第7戦まで粘るも惜しくも敗退した。 |
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=== NBA制覇 === |
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14-15シーズンは、[[クレイ・トンプソン]]らと共に快進撃を演出。シーズン80試合に出場し、個人成績としては23.8得点4.3リバウンド7.7アシスト3P成功率44.3%FT成功率91.4%を記録したほか、シーズンを通して286本の3ポイントシュートを決め、自身が12-13シーズンに樹立したNBA記録を大幅に更新するなど、自身の能力をいかんなく発揮したシーズンとなった。また2015年[[NBAオールスターゲーム]]では、ファン投票で全選手最多の投票を集め、チームウェストのスターターとして出場した。なおこれに先立って開催された[[NBAスリーポイント・シュートアウト]]決勝では、13本連続成功を含む27点を記録し、自身初の栄冠に輝いた<ref>{{cite web|url=http://espn.go.com/blog/statsinfo/post/_/id/102875/stats-to-know-about-currys-3-point-shootout-victory |title=Stats to know about Curry's 3-point shootout victory |publisher=ESPN |date=2015-02-16 |accessdate=2015-05-30 }} </ref>。最終的にウォリアーズは67勝15敗を記録し、ウォリアーズ史上最高の成績を収め<ref>{{cite web|url=http://www.nba.com/warriors/news/warriors-franchise-records-20150415 |title=Warriors Finish Regular Season with a Franchise-Record 67 Wins |publisher=nba.com |date=2015-04-15 |accessdate=2015-05-30 }} </ref>、自身もシーズン終了後に[[NBA最優秀選手|MVP]]を初受賞した<ref>{{cite web|url=http://www.tsp21.com/sports/nba/news2015/0504.html |title=ステフィン・カリー MVPを初受賞 |publisher=TSPスポーツ |date=2015-05-05 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。優勝候補筆頭として臨んだプレイオフ1回戦では、第8シード[[ニューオーリンズ・ペリカンズ]]を危なげなくスイープし、カリー自身もこのシリーズ第3戦の終了間際に、起死回生の同点3ポイントシュートを決めるなど活躍した。続くプレイオフ準決勝では第5シード[[メンフィス・グリズリーズ]]と対戦し、4勝2敗で下し、[[ヒューストン・ロケッツ]]との対戦となった[[NBAカンファレンスファイナル|カンファレンスファイナル]]でも、次々とビッグショットを決め、ウォリアーズを1975年以来40年振りの[[NBAファイナル]]に導いた。プレーオフ13戦目となる第3戦には、59本目の3ポイントシュートを決めて、[[1999-2000シーズンのNBA|2000年]]に[[レジー・ミラー]]が22試合の出場で作ったプレーオフ3ポイントシュート記録58を更新した<ref>{{cite web|url=http://probasketballtalk.nbcsports.com/2015/05/23/stephen-curry-sets-record-for-most-threes-in-playoffs-passing-reggie-miller/ |title=Stephen Curry sets record for most threes in playoffs, passing Reggie Miller |publisher=[[NBCスポーツ]] |author=Kurt Helin |date=2015-05-23 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。 |
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優勝候補筆頭として臨んだプレーオフ1回戦では、第8シード[[ニューオーリンズ・ペリカンズ]]を危なげなくスイープし、カリー自身もこのシリーズ第3戦の終了間際に、起死回生の同点3ポイントシュートを決めるなど活躍した。続くプレイオフ準決勝では、第5シード[[メンフィス・グリズリーズ]]と対戦し、これを4勝2敗で下した。またプレーオフ出場28試合目となったこのシリーズ第5戦において、プレーオフ通算100本目の3ポイントシュートを決め、[[レイ・アレン]]が保持していたプレーオフ35試合目での3ポイントシュート100本成功のNBA記録を更新した<ref>{{cite web|url=http://www.nba.com/games/20150513/MEMGSW/gameinfo.html |title=Warriors whip Grizzlies 98-78, take 3-2 series lead |publisher=ESPN |date=2015-05-13 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。第2シード[[ヒューストン・ロケッツ]]との対戦となった[[NBAカンファレンスファイナル|カンファレンスファイナル]]でも、、ウォリアーズを1975年以来40年振りの[[NBAファイナル]]に導いた。プレーオフ13戦目となる第3戦には、59本目の3ポイントシュートを決め、[[1999-2000シーズンのNBA|2000年]]に[[レジー・ミラー]]が22試合の出場で記録した58本のプレーオフ3ポイントシュート記録を更新した<ref>{{cite web|url=http://probasketballtalk.nbcsports.com/2015/05/23/stephen-curry-sets-record-for-most-threes-in-playoffs-passing-reggie-miller/ |title=Stephen Curry sets record for most threes in playoffs, passing Reggie Miller |publisher=[[NBCスポーツ]] |author=Kurt Helin |date=2015-05-23 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。そして[[イースタン・カンファレンス]]王者[[クリーブランド・キャバリアーズ]]との対戦となった[[NBAファイナル]]でも、随所にタイムリーなショットを連発し、同シリーズ第5戦では[[3ポイントシュート]]7本成功を含む37得点の活躍を見せた。ファイナルMVPこそ[[アンドレ・イグダーラ]]に譲ったものの、ウォリアーズを1975年以来40年振りの[[NBAファイナル|NBAチャンピオン]]に導いた。 |
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| style="text-align:left;"| {{Nbay|2014}} |
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| 21 || 21 || 39.3 || .456 || .422 || .835 || 5.0 || 6.4 || 1.9 || .1 ||3.9 || 28.3 |
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| style="text-align:left;"|キャリア |
| style="text-align:left;"|キャリア |
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| style="text-align:left;"| |
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| 40 || 40 || 40.5 || .447 || .410 || .862 || 4.4 || 7.3 || 1.8 || .2 ||3.7 || 25.9 |
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{{S-end}} |
{{S-end}} |
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==受賞歴== |
==受賞歴== |
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*オールNBA |
*[[オールNBAチーム]]2ndチーム 2014 |
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*[[オールNBAチーム]]1stチーム 2015 |
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*[[NBAオールスターゲーム]]出場 2014, 2015 |
*[[NBAオールスターゲーム]]出場 2014, 2015 |
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*[[NBAスリーポイント・シュートアウト]]優勝 2015 |
*[[NBAスリーポイント・シュートアウト]]優勝 2015 |
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141行目: | 158行目: | ||
*[[NBAオールルーキーチーム]]1stチーム 2010 |
*[[NBAオールルーキーチーム]]1stチーム 2010 |
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*[[フリースロー]]成功率1位 2011, 2015 |
*[[フリースロー]]成功率1位 2011, 2015 |
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*[[3ポイントシュート]]成功数1位 2013, 2014, 2015 |
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*[[NBA最優秀選手|MVP]]: 2015<ref>{{cite web|url=http://www.nba.com/2015/news/05/04/golden-state-warriors-stephen-curry-named-2014-15-nba-mvp.ap/index.html?ls=iref:nbahpts |title=Warriors star Curry collects 2014-15 Kia NBA MVP award |publisher=[[NBA]].com |date=2015-05-04 |accessdate=2015-05-05 }}</ref> |
*[[NBA最優秀選手|MVP]]: 2015<ref>{{cite web|url=http://www.nba.com/2015/news/05/04/golden-state-warriors-stephen-curry-named-2014-15-nba-mvp.ap/index.html?ls=iref:nbahpts |title=Warriors star Curry collects 2014-15 Kia NBA MVP award |publisher=[[NBA]].com |date=2015-05-04 |accessdate=2015-05-05 }}</ref> |
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== プレイスタイル == |
== プレイスタイル == |
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父で元[[NBA]]選手である[[デル・カリー]]譲りのシュートセンスを武器に得点を重ねるシューター型スコアラー<ref>{{cite web|url=http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/2013/04/23/post_168/ |title=【NBA】今季大ブレイク。父親譲りの新星シューター現る! |publisher=Sportiva |author=宮地陽子 |date=2013-04-23 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。 |
父で元[[NBA]]選手である[[デル・カリー]]譲りのシュートセンスを武器に得点を重ねるシューター型スコアラー<ref>{{cite web|url=http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/2013/04/23/post_168/ |title=【NBA】今季大ブレイク。父親譲りの新星シューター現る! |publisher=Sportiva |author=宮地陽子 |date=2013-04-23 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>。 |
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カリー最大の特徴は、自らの高いボールハンドリング技術及びドリブル技術を用いて、シュートスペースを作りだし、そこから高確率で3ポイントシュートを決めることでができる点である。 |
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これは、味方選手のスクリーンやアシストに依存してきた従来のシューターとは、大きく異なる点である。 |
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またスクープシュートやフローターシュートの技術にも優れており、ゴール下のビッグマンを躱すための大きな武器となっている。 |
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== 選手としての評価 == |
== 選手としての評価 == |
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⚫ | 卓越したシュート力を武器に、驚異的なペースで3ポイントシュートを量産し、3ポイントシュート関連の記録を塗り変えている。2013-14シーズンMVPの[[ケビン・デュラント]]はツイッター上で、「彼が歴代最高のシューターだ」という旨の発言をしており<ref>{{cite web|url=http://bleacherreport.com/articles/1934312-kevin-durant-stephen-curry-is-best-shooter-to-ever-play-in-nba |title=Kevin Durant: Stephen Curry Is 'Best Shooter to Ever Play' in NBA |publisher=bleacherreport.com |author=Adam Fromal |date=2014-01-23 |accessdate=2015-05-30 }}</ref>、2014-15年レギュラーシーズン終了後には、その年をもって引退した[[スティーブ・ナッシュ]]も「本当に、彼はこれまでで最高のシューターだ」と述べていように、「NBA史上最高のシューターの1人」に挙げられる。 |
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その卓越したシュート力を武器に、驚異的なペースで3ポイントシュートを決めていることから、しばしば「NBA史上最高のシューターの1人」に挙げられることもある。 |
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'''プレドラフトキャンプ時の身体データ''' |
'''プレドラフトキャンプ時の身体データ''' |
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164行目: | 180行目: | ||
|align=center| 191cm ||align=center| 74.9cm ||align=center| 3.28秒 ||align=center| 10回 |
|align=center| 191cm ||align=center| 74.9cm ||align=center| 3.28秒 ||align=center| 10回 |
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<small>※スプリントはコート3/4(約21m)走。 |
<small>※スプリントはコート3/4(約21m)走。</small> |
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==交遊関係== |
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*[[デトロイト・ピストンズ]]に所属する[[ブランドン・ジェニングス]]と親交がある。両者ともに、[[2009年のNBAドラフト]]でNBA入りし今でも良きライバルであり、同じシューズメーカー ([[アンダーアーマー]]) と契約している間柄でもある。 |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
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{{NBAフリースロー成功率リーダー}} |
{{NBAフリースロー成功率リーダー}} |
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{{NBAスポーツマンシップ賞}} |
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{{ゴールデンステート・ウォリアーズ 2014-15NBA優勝}} |
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{{2010年バスケットボール世界選手権アメリカ合衆国代表}} |
{{2010年バスケットボール世界選手権アメリカ合衆国代表}} |
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{{デフォルトソート:かりい すてふいん}} |
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2015年7月22日 (水) 17:32時点における版
ゴールデンステート・ウォリアーズ No.30 | ||||||||||||
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ポジション | PG/SG | |||||||||||
基本情報 | ||||||||||||
愛称 | Steph | |||||||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | |||||||||||
生年月日 | 1988年3月14日(36歳) | |||||||||||
出身地 | オハイオ州アクロン | |||||||||||
身長 | 191cm (6 ft 3 in) | |||||||||||
体重 | 84kg (185 lb) | |||||||||||
ウィングスパン | 191.5cm (6 ft 4 in) | |||||||||||
キャリア情報 | ||||||||||||
出身 |
デビッドソン大学 (ノースカロライナ州) | |||||||||||
ドラフト | 2009年 7位 | |||||||||||
選手経歴 | ||||||||||||
2009- | ゴールデンステート・ウォリアーズ | |||||||||||
受賞歴 | ||||||||||||
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Stats Basketball-Reference.com | ||||||||||||
代表歴 | ||||||||||||
キャップ | 2010- | |||||||||||
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ステフィン・カリー(Wardell Stephen Curry II(発音: [STEFF-in][1]), 1988年3月14日 - )はアメリカ合衆国出身のバスケットボール選手。アメリカ男子プロバスケットボールリーグNBAのゴールデンステート・ウォリアーズに所属している。ポジションはポイントガードとシューティングガードのコンボガード。しばしNBA史上最高の3Pシューターと謳われる。父親は名3Pシューターであった元NBA選手のデル・カリー。弟のセス・カリーも大学バスケットボール界の名門デューク大学卒業後、ドラフト外でNBAのウォリアーズ、グリズリーズ、サンズなどのチームを経て、現在は、サクラメント・キングスに所属している。
生い立ち
1988年3月14日、デル・カリーとバージニア工科大学のバレーボール選手だった母親との間にオハイオ州アクロン生まれた。父親がシャーロット・ホーネッツに入団したことから、ノースカロライナ州シャーロットで育った。ステフィンや弟のセスは、父親の試合に連れて行かれ、試合開始前のウォームアップの時にはシュートを打たせてもらったこともある。母親からモンテッソーリ教育を受けた[2]。
2001年から2002年にかけては、父親がトロント・ラプターズに所属したため、トロントに移り住んで、オンタリオ州エトビコのクイーンズウェイクリスチャンカレッジで8学年を過ごした。そこで7学年、8学年のバスケットボールチームに入った。彼のチームはその年、無敗でシーズンを終えた[3][4]。
学生時代
今では綺麗なシュートフォームで打っているものの、高校時代まではNBA選手のショーン・マリオンのようなフォームでシュートを打っていたが、父で元NBA選手のデル・カリーの指導により改善した[5]。
シャーロット・クリスチャン高校に入学、彼は在学中チームを3回プレーオフに導き、カンファレンス優勝を3回果たした。またカンファレンス及び州のオールチームにも選ばれた。高校の最終学年当時、身長が6フィート(183cm)、体重160ポンドだった彼は、メジャーカンファレンスに所属する大学からの奨学金オファーを受けることができなかった。彼は父親が殿堂入りを果たしているバージニア工科大学でプレーすることを臨んだが、奨学金を受けることのないウォークオンでのオファーしかもらえなかった。デビッドソン大学、バージニアコモンウェルス大学、ウィンスロップ大学からオファーを受けた彼は、地元のデビッドソン大学に進学した。
1年目の2006-07シーズンは、大学でのデビュー戦となった東ミシガン大学戦で15得点をあげたが、13ターンオーバーを喫した。続くミシガン大学戦で1年生ながら32得点4アシスト9リバウンドの成績を残し注目される。この年、サザン・カンファレンストップの平均21.5得点をあげた。平均21.5得点は全米の1年生の中でもテキサス大学のケビン・デュラントに次ぐ2位の記録であった。彼の活躍もあり、チームは29勝5敗でサザン・カンファレンス優勝を果たした。ファーマン大学とのカンファレンス準々決勝でシーズン113本目の3ポイントシュートを成功させて、NCAAの1年生における3ポイントシュート成功数新記録を作った[6]。3月15日、チームはNCAAトーナメント1回戦でメリーランド大学と対戦、70-82で敗れたものの彼自身は30得点をあげた[7]。この年、彼はカンファレンスの新人王やトーメントMVPなどの賞を総なめにした。シーズン終了後、彼は2007年バスケットボールU-19世界選手権のメンバーとして、平均19.4分プレーし、9.4得点、3.8リバウンド、2.2アシストをマーク、銀メダルを獲得した。
2年目の2007-08シーズン、彼の身長は6フィート3インチ(191cm)に成長した。この年カンファレンストップの平均25.5得点、4.7リバウンド、2.8アシストをあげた。チームは26勝6敗、カンファレンス内の対戦では20戦全勝を果たし、3年連続NCAAトーナメント出場を決めた。NCAAトーナメントでは、3月21日のゴンザガ大学戦で11点リードされて前半を終了したが、後半カリーが30得点をあげる活躍を見せて、チームは82-76で逆転勝利、1969年以来となるNCAAトーナメントでの勝ち星をあげた。この試合でカリーは10本中9本の3ポイントシュートを成功させた。2回戦ではジョージタウン大学と対戦した。前年のトーナメントでファイナル4に残ったジョージタウン大学が圧倒的に有利と見られていた。前半カリーはわずか5得点に終わり、チームは17点差で後半を迎えたが、後半カリーは25得点をあげる活躍を見せて、チームは74-70で逆転勝利をおさめた[8]。3回戦のウィスコンシン大学戦でも33得点をあげ、チームは73-56で勝利、エリート8に進出した[9]。クライド・ラブレット、ジェリー・チェンバース、グレン・ロビンソンに次いでNCAAトーナメントでのデビュー戦から4試合連続30得点以上をあげた4人目の選手となった[10]。バトラー大学のダリン・フィッツジェラルドが作ったNCAA記録に並ぶ158本の3ポイントシュートをあげていた彼は、4回戦のカンザス大学戦で159本目の3ポイントシュートを成功、25得点をあげたが、チームは57-59で敗れた[11]。この年彼はNCAAオールアメリカンセカンドチームに選ばれた[12]。カンザス大学に敗れた後、彼はNBAドラフトにアーリーエントリーしないことを表明した[13]。
2008年11月18日のオクラホマ大学戦では自己ベストの44得点をあげたが、チームは78-82で敗れた[14]。11月21日のウィンズロップ大学戦では30得点に加えて、自己ベストの13アシストをあげ、チームは97-70で勝利した[15]。11月25日のロヨラ大学戦では終始ダブルチームを受けて、シュート数はわずか3回でいずれも失敗し、大学時代唯一となる無得点に終わった。2桁得点をあげられなかったのも、2度目であった[16]。11日後に行われたノースカロライナ州立大学戦では自己ベストの44得点をあげた。2009年2月14日のファーマン大学戦で足首を負傷、2月18日のシタデル大学戦を欠場した。この年、チームはカンファレンス内で18勝2敗となり、サウスディビジョン優勝を果たした。カンファレンスのトーナメント、アパラチアン州立大学戦では43得点をあげて、チームは84-68で勝利したが、カンファレンス準決勝のチャールストン大学戦で52-59と敗れ、NCAAトーナメント出場はならず、NITトーナメントに回った。チームは2回戦で敗れ、これがカリーの大学での最後の試合となった。
3年生時は平均28.9得点を記録し、NCAAオールアメリカンのファーストチームに選ばれた。3年生終了後、2009年のNBAドラフトにアーリーエントリーした[17]。
NBAキャリア
2009年のNBAドラフトにおいて、ゴールデンステート・ウォリアーズから全体7位指名を受けた。7月に4年1270万ドルの契約を結んだ[18]。同年10月28日のヒューストン・ロケッツとのシーズン開幕戦から先発出場し、36分間の出場で14得点、7アシスト、4スティールの成績を残した[19]。2010年2月10日、36得点、13アシスト、10リバウンドをマーク、初のトリプルダブルを達成した。2010年4月7日、ドン・ネルソンヘッドコーチがNBA歴代ヘッドコーチ最多勝となる1333勝目をあげた試合では27得点、14アシスト、8リバウンド、7スティールの活躍を見せた。同じコンボガードでありチームメイトであるモンタ・エリスとの共存が心配されたが、HCのドン・ネルソンのラン&ガンオフェンスにフィットし、平均17.5得点5.9アシスト1.9スティール、3P成功率43.7%を記録。その年の新人王のタイリーク・エバンスを上回る月間最優秀新人賞を3回受賞した。新人王の投票ではエバンスに次ぐ2位の票を得た。この年、平均17.5得点、4.5リバウンド、5.9アシスト、1.9スティールをマーク、オールルーキーファーストチームにエバンス、ブランドン・ジェニングスとともに満票で選ばれた。
10-11シーズンには、オールスターウィークエンドのスキルズチャレンジに出場し優勝を果たした。フリースローではリーグ首位の93.4%を記録し、リック・バリーの持っていたウォリアーズのFT%記録を塗り替えた。この年、平均18.6得点、3.9リバウンド、5.8アシスト、1.5スティールをマーク、NBAスポーツマンシップ賞を受賞した。
11-12シーズン開幕前の5月にカリーは右足の靱帯の修復手術を受けたものの、ロックアウトの影響により短縮されたシーズン開幕直前のプレシーズンゲーム、サクラメント・キングス戦で右足首の捻挫をした[20]。ロサンゼルス・クリッパーズとのシーズン開幕戦では先発出場したものの、シュート12本中2本の成功、4得点に終わった。続くシカゴ・ブルズ戦では21得点、10アシストでチームを勝利に導いたが、再び足首を痛めて、次の試合を欠場した。続く3試合に出場したが、1月4日の試合で右足首を再度痛めた。1月20日の試合で復帰し、16試合に出場したが、2月22日のフェニックス・サンズ戦でアキレス腱を痛めた。3月5日のワシントン・ウィザーズ戦で復帰し、4試合に出場したが、間接鏡手術を受け、シーズン残り試合を棒に振った。この年、66試合中、26試合の出場にとどまり、14.7得点、3.4リバウンド、5.3アシスト、1.5スティールと成績を落とした。
2012年10月31日、4年4400万ドルの契約延長を果たした[21]。 12-13シーズンは一転してカリー、ウォリアーズ共々躍進の年となった。シーズン78試合に出場し、個人成績としては22.9得点、4.0リバウンド、6.9アシストを記録した。2013年2月27日に行われたニューヨーク・ニックス戦ではチーム記録となる11本の3ポイントを含む54得点を記録し、自身の持つ爆発的な攻撃力をいかんなく発揮した。マディソン・スクエア・ガーデンでニックスの対戦相手の選手があげた得点としては、コービー・ブライアントの61得点、マイケル・ジョーダンの55得点に次ぐ歴代3位の記録であった[22]。なおこれはこのシーズンのリーグハイの得点記録でもあった。またカリーはシーズンを通して272本の3ポイントシュートを決め、レイ・アレンの持つ269本の3ポイントシュート記録を更新した[23]。このシーズン、ウォリアーズは47勝35敗を記録しウェスタン・カンファレンス第6シードで6年ぶりのプレイオフ出場を獲得し、カリーや多くのチームメートが、キャリア初のプレイオフ出場を果たした[24]。プレイオフ1回戦では、第3シードのデンバー・ナゲッツを下すアップセットを演じ、続く2回戦では、この年にファイナルまで進んだサンアントニオ・スパーズ相手に2勝を奪う好戦を演じた。カリー自身もプレーオフ中、23.4得点、3.8リバウンド、8.1アシストを記録し、スパーズ戦の第1ゲームでは44得点を記録するなど、リーグにカリーの存在を強く印象付けた。
13-14シーズンでは昨年に続いて好調を維持し、24得点4.1リバウンド8.5アシスト3P成功率42.4%を記録した。 12月7日のメンフィス・グリズリーズ戦ではジェイソン・リチャードソンが持っていた3ポイントシュート成功、700回のチーム記録を更新した。リチャードソンが在籍6シーズンで作った記録をカリーは5シーズン目に塗り替えた[25]。 NBAオールスターゲームではファン投票でスターターに選ばれた[26]。この年ウォリアーズは51勝31敗を記録し、強豪の仲間入りを果たした。プレイオフ1回戦で、リーグ屈指の司令塔クリス・ポール擁するロサンゼルス・クリッパーズと対戦し、第7戦まで好戦を演じたが、惜しくも敗退した。この年カリーは、オールNBAセカンドチームに選ばれた。
14-15シーズンは、クレイ・トンプソンらと共に快進撃を演出。シーズン80試合に出場し、個人成績としては23.8得点4.3リバウンド7.7アシスト3P成功率44.3%FT成功率91.4%を記録したほか、シーズンを通して286本の3ポイントシュートを決め、自身が12-13シーズンに樹立したNBA記録を大幅に更新するなど、自身の能力をいかんなく発揮したシーズンとなった。キャリア369試合目となった、2015年1月7日のインディアナ・ペイサーズ戦で3ポイントシュート1000回成功を果たした。従来の最速記録はデニス・スコットの455試合目であり、88試合も早く記録を達成した。2月4日のダラス・マーベリックス戦では、3ポイントシュート10本成功を含む、シーズンハイの51得点を記録した。また2015年NBAオールスターゲームでは、ファン投票で全選手最多の投票を集め、チームウェストのスターターとして出場した[27]。なおこれに先立って開催されたNBAスリーポイント・シュートアウト決勝では、13本連続成功を含む27点を記録し、自身初の栄冠に輝いた[28]。このシュートアウトでは、2月10日にノースカロライナ州チャペルヒルでイスラム系学生3人が射殺された事件( (2015 Chapel Hill shooting) )の被害者であり、カリーのファンだったデア・バラカットの名前を入れたスニーカーでプレーした[29]。4月9日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦では8本の3ポイントシュートを決め、自身が12-13シーズンに作ったNBA記録を更新する273本目の3ポイントシュートを決めた[30]。最終的にウォリアーズは67勝15敗を記録し、ウォリアーズ史上最高の成績を収めると共に[31]、自身もシーズン終了後にMVPを初受賞した[32]。
NBA制覇
優勝候補筆頭として臨んだプレーオフ1回戦では、第8シードニューオーリンズ・ペリカンズを危なげなくスイープし、カリー自身もこのシリーズ第3戦の終了間際に、起死回生の同点3ポイントシュートを決めるなど活躍した。続くプレイオフ準決勝では、第5シードメンフィス・グリズリーズと対戦し、これを4勝2敗で下した。またプレーオフ出場28試合目となったこのシリーズ第5戦において、プレーオフ通算100本目の3ポイントシュートを決め、レイ・アレンが保持していたプレーオフ35試合目での3ポイントシュート100本成功のNBA記録を更新した[33]。第2シードヒューストン・ロケッツとの対戦となったカンファレンスファイナルでも、、ウォリアーズを1975年以来40年振りのNBAファイナルに導いた。プレーオフ13戦目となる第3戦には、59本目の3ポイントシュートを決め、2000年にレジー・ミラーが22試合の出場で記録した58本のプレーオフ3ポイントシュート記録を更新した[34]。そしてイースタン・カンファレンス王者クリーブランド・キャバリアーズとの対戦となったNBAファイナルでも、随所にタイムリーなショットを連発し、同シリーズ第5戦では3ポイントシュート7本成功を含む37得点の活躍を見せた。ファイナルMVPこそアンドレ・イグダーラに譲ったものの、ウォリアーズを1975年以来40年振りのNBAチャンピオンに導いた。
年 | ソース[35] | 身長シューズ無し | 身長シューズ有り | 体重 | ウィングスパン | スタンディングリーチ | 体脂肪 | ノーステップ垂直跳び | 最高垂直跳び |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2009 | NBA Draft Combine | 6ft2in(188cm) | 6ft3.25in(191cm) | 181lb(83kg) | 6ft3.5in(191.5cm) | 8ft1in(246cm) | 5.7% | 29.5in(74.9cm) | 35.5in(90.2cm) |
個人成績
略称説明 | |||||
---|---|---|---|---|---|
GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | TO | 平均ターンオーバー数 | PPG | 平均得点 |
太字 | キャリアハイ | * | リーグリーダー | † | 優勝シーズン |
NBAレギュラーシーズン
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | TO | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2009–10 | ウォリアーズ | 80 | 77 | 36.2 | .462 | .437 | .885 | 4.5 | 5.9 | 1.9 | .2 | 3.0 | 17.5 |
2010–11 | ウォリアーズ | 74 | 74 | 33.6 | .480 | .442 | .934 | 3.9 | 5.8 | 1.5 | .3 | 3.1 | 18.6 |
2011–12 | ウォリアーズ | 26 | 23 | 28.2 | .490 | .455 | .809 | 3.4 | 5.3 | 1.5 | .3 | 2.5 | 14.7 |
2012–13 | ウォリアーズ | 78 | 78 | 38.2 | .451 | .453 | .900 | 4.0 | 6.9 | 1.6 | .2 | 3.1 | 22.9 |
2013–14 | ウォリアーズ | 78 | 78 | 36.5 | .471 | .424 | .885 | 4.3 | 8.5 | 1.6 | .2 | 3.8 | 24.0 |
2014–15 | ウォリアーズ | 80 | 80 | 32.7 | .487 | .443 | .914 | 4.3 | 7.7 | 2.0 | .2 | 3.1 | 23.8 |
キャリア | 426 | 410 | 35.0 | .471 | .440 | .900 | 4.1 | 6.9 | 1.7 | .2 | 3.2 | 20.2 |
NBAプレイオフ
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | TO | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012–13 | ウォリアーズ | 12 | 12 | 41.4 | .434 | .396 | .921 | 3.8 | 8.1 | 1.7 | .2 | 3.3 | 23.4 |
2013–14 | ウォリアーズ | 7 | 7 | 42.3 | .440 | .386 | .881 | 3.6 | 8.4 | 1.7 | .1 | 3.7 | 23.4 |
2014–15 | ウォリアーズ | 21 | 21 | 39.3 | .456 | .422 | .835 | 5.0 | 6.4 | 1.9 | .1 | 3.9 | 28.3 |
キャリア | 40 | 40 | 40.5 | .447 | .410 | .862 | 4.4 | 7.3 | 1.8 | .2 | 3.7 | 25.9 |
受賞歴
- オールNBAチーム2ndチーム 2014
- オールNBAチーム1stチーム 2015
- NBAオールスターゲーム出場 2014, 2015
- NBAスリーポイント・シュートアウト優勝 2015
- NBAスキルチャレンジ優勝 2011
- NBAオールルーキーチーム1stチーム 2010
- フリースロー成功率1位 2011, 2015
- MVP: 2015[36]
プレイスタイル
父で元NBA選手であるデル・カリー譲りのシュートセンスを武器に得点を重ねるシューター型スコアラー[37]。 カリー最大の特徴は、自らの高いボールハンドリング技術及びドリブル技術を用いて、シュートスペースを作りだし、そこから高確率で3ポイントシュートを決めることでができる点である。 これは、味方選手のスクリーンやアシストに依存してきた従来のシューターとは、大きく異なる点である。 またスクープシュートやフローターシュートの技術にも優れており、ゴール下のビッグマンを躱すための大きな武器となっている。 攻撃的なプレイスタイルが災いし、ターンオーバー数が多いことが欠点としてあげられる[38]。
選手としての評価
卓越したシュート力を武器に、驚異的なペースで3ポイントシュートを量産し、3ポイントシュート関連の記録を塗り変えている。2013-14シーズンMVPのケビン・デュラントはツイッター上で、「彼が歴代最高のシューターだ」という旨の発言をしており[39]、2014-15年レギュラーシーズン終了後には、その年をもって引退したスティーブ・ナッシュも「本当に、彼はこれまでで最高のシューターだ」と述べていように、「NBA史上最高のシューターの1人」に挙げられる。
プレドラフトキャンプ時の身体データ
ウイングスパン | ジャンプ力 | スプリント | ベンチプレス |
---|---|---|---|
191cm | 74.9cm | 3.28秒 | 10回 |
※スプリントはコート3/4(約21m)走。
交遊関係
- デトロイト・ピストンズに所属するブランドン・ジェニングスと親交がある。両者ともに、2009年のNBAドラフトでNBA入りし今でも良きライバルであり、同じシューズメーカー (アンダーアーマー) と契約している間柄でもある。
脚注
- ^ “Ex-NBA shooter's son is star frosh at Davidson”. ESPN. 2010年11月5日閲覧。
- ^ Lauren Leigh Noske (2015年2月19日). “Golden State Warriors’ Stephen Curry Shares His Christian Faith”. GOSPEL HERALD. 2015年6月25日閲覧。
- ^ Alex Ballingall (2015年2月26日). “Stephen Curry's Grade 8 season at tiny Toronto school remembered”. トロント・スター. 2015年5月30日閲覧。
- ^ Dave Zarum (2014年1月16日). “Northern Touch: Steph Curry’s Toronto connection”. トロント・スター. 2015年5月30日閲覧。
- ^ Kurt Helin (2013年4月3日). “The summer vacation where Stephen Curry remade his jumper”. NBCスポーツ. 2015年5月30日閲覧。
- ^ “And Then There Were Two: Championship Set for Saturday”. サザン・カンファレンス (2007年3月2日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ “No. 4 seed Maryland survives against upstart Davidson”. ESPN (2007年3月16日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ “No. 10 seed Davidson clinches Sweet 16 berth after upset of Hoyas”. ESPN (2008年3月25日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ “Curry's sweet touch continues as Davidson eludes Wisconsin”. ESPN (2008年3月30日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ “Curry's sweet touch continues as Davidson eludes Wisconsin”. ESPN (2008年8月30日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ “Goliath slays Davidson, Curry as Kansas holds on”. ESPN (2008年3月31日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ “For first time in six decades, no seniors on AP All-America team”. ESPN (2008年4月1日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ “Sophomore sensation Curry returning to Davidson”. ESPN (2008年3月31日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ “Curry's career-high 44 points not enough as Griffin-led Oklahoma tops Davidson”. ESPN (2008年11月19日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ “Curry, Lovedale have double-doubles as No. 21 Davidson routs Winthrop”. ESPN (2008年11月22日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ “Curry held scoreless on just three shots, but Davidson still blows out Loyola”. ESPN (2008年11月26日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ [1]
- ^ Rusty Simmons (2009年7月9日). “Curry signs deal”. SF GATE. 2015年5月30日閲覧。
- ^ Scott Ostler (2009年10月29日). “Curry's debut is solid, but not off the charts”. SF GATE. 2015年5月30日閲覧。
- ^ “New-look Clippers open season with road victory over Warriors”. ESPN (2011年12月27日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ “Stephen Curry lands $44M contract extension”. Yahoo! Sports (2012年10月31日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ Craig Wolff (2013年2月27日). “Stephen Curry scores 54 points, but Knicks prevail, 109-105, over Warriors”. スター・レジャー. 2015年5月30日閲覧。
- ^ “Stephen Curry Establishes New NBA Single-Season Three-Point Record”. nba.com (2013年4月17日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ “Warriors head to Denver lacking playoff experience”. nba.com (2013年4月18日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ “Curry sets franchise record for 3-pointers”. COMCAST SPORTSNET (2013年12月7日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ “Curry starts in first All-Star Game; LeBron top vote-getter”. nba.com (2014年1月23日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ “Warriors' Curry leading vote-getter, surpassing LeBron, for 2015 All-Star Game”. nba.com (2015年1月22日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ “Stats to know about Curry's 3-point shootout victory”. ESPN (2015年2月16日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ Hemal Jhaveri (2015年2月16日). “Steph Curry plans to give special sneakers to family of Chapel Hill victim”. USAトゥデイ. 2015年5月30日閲覧。
- ^ “Curry breaks 3-point record, Warriors beat Blazers 116-105”. ESPN (2015年4月9日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ “Warriors Finish Regular Season with a Franchise-Record 67 Wins”. nba.com (2015年4月15日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ “ステフィン・カリー MVPを初受賞”. TSPスポーツ (2015年5月5日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ “Warriors whip Grizzlies 98-78, take 3-2 series lead”. ESPN (2015年5月13日). 2015年5月30日閲覧。
- ^ Kurt Helin (2015年5月23日). “Stephen Curry sets record for most threes in playoffs, passing Reggie Miller”. NBCスポーツ. 2015年5月30日閲覧。
- ^ “STEPHEN CURRY Predraft Measurements”. DraftExpress.com (2009-0-). 2015年4月26日閲覧。
- ^ “Warriors star Curry collects 2014-15 Kia NBA MVP award”. NBA.com (2015年5月4日). 2015年5月5日閲覧。
- ^ 宮地陽子 (2013年4月23日). “【NBA】今季大ブレイク。父親譲りの新星シューター現る!”. Sportiva. 2015年5月30日閲覧。
- ^ Mike Prada (2015年1月20日). “Stephen Curry's mom fines him for turnovers”. SB NATION. 2015年5月30日閲覧。
- ^ Adam Fromal (2014年1月23日). “Kevin Durant: Stephen Curry Is 'Best Shooter to Ever Play' in NBA”. bleacherreport.com. 2015年5月30日閲覧。
外部リンク
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