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「建築」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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建築に関する賞 2005年11月20日 (日) 03:37 UTC を統合
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'''建築に関する賞'''(けんちくにかんするしょう)には、建てられた建築物に対して贈られる賞と建築物を創作した建築家、団体に贈られる賞がある。

==建築物に与えられる賞==
===日本===
*[[日本建築学会賞]]
*[[村野藤吾賞]]
*[[吉田五十八賞]]
<!-- *[[日本都市計画学会石川賞]] 記事が作成されておらず、どちらか特定されていないのでコメントアウト -->
===海外===
*[[アガ・カーン賞]]

==建築家・団体に与えられる賞==
===日本===
*日本建築学会賞
===海外===
*[[AIAゴールドメダル]](アメリカ建築家協会)
*[[プリツカー賞]](ハイアット財団)
*[[RIBAゴールドメダル]](王立英国建築家協会)
*[[UIAゴールドメダル]](国際建築家連合)

[[Category:建築の賞|しよう]]
[[Category:賞|けんちく]]

2005年12月29日 (木) 06:07時点における版


建築けんちく)とは、人間がその内部空間において活動する為の構造物を、計画設計施工そして使用するに至るまでの行為の過程全体、あるいは一部。もしくは、そのような行為によって作られた構造物そのもの(=建築物)。

後述のように、建築とはArchitectureの訳語であるが、Architectureは個々の建物ではなく、建物を造る行為(過程、技術)を指す。個々の建物(Building)を示す場合は「建築物」と呼ぶべきところであるが、実際には混同されて使われることも多い。

ローマ時代の建築家、ウィトルウィウスが著した、現存する最古の建築理論書「建築書(建築論、建築十書とも)」によると、(utilitas)・(firmatis)・(venustas)を兼ね備えることが求められるものであり、これを実現する為に、芸術的かつ科学的見地に立たねばならないとされる。

対象とするものの範囲は、大は地域計画都市計画景観デザインなどの総合的な環境デザイン構築、それに関わるコミュニティ形成まで。小は家具、小物に至る物作り全般までに及ぶ場合もあり、明確な線引きはない。(通常は一定の敷地単位で捉えられる)

日本の建築関連の法令の一つである建築基準法では同法第2条十三号により「建築物を新築し、増築し、改築し、又は移転することをいう」と定義されている。

語源

Architectureの訳語。古くは「造家」の語が当てられていたが、明治時代建築史家、建築家である伊東忠太の提案により、造家学会が建築学会に改められて以後、一般的に用いられるようになる。建築という言葉自体はそれ以前から存在していたが、伊東忠太は、1894年(明治27年)の「アーキテクチュールの本義を論じて其の訳字を撰定し我が造家学会の改名を望む」という文章の中で「世の所謂Fine Artに属すべきものにして、Industrial Artに属すべきものに非ざるなり」と述べており、工学ではなく総合芸術としての属性を表す語として「建築」という訳語がふさわしいと主張した。(それまでは建築のみならず西洋式の絵画も、建築図面を描くための工学として輸入し、工学系の学校で教えられたこともあった。)

建築計画

建物の用途(住宅、事務所、店舗、公共施設など)、利用者、立地条件などから求められる機能を満たし、動線や避難路などを考慮してプラン(間取り)を決定してゆく。

建築設計

建築計画にて設定されたアウトラインに従い、建築物の形状・材質を決定していく。

建築意匠

建築物の形状・材質を、主として芸術的観点から決定していく分野であり、構造・設備に特別な機能が求められない限り全体の構成・形状の決定を主導し、建築物が施主から求められた美観と機能を兼ね備えるべく設計を行う。いわゆる建築家と呼ばれる人々は、この分野を担当する。

建築構造

建築物が自重、積載荷重、地震積雪その他の外力によって倒壊することのないよう、設計を行う分野。多くの場合、意匠設計家が行った設計が、構造上必要な耐力を備えているか検証する立場であるが、超高層ビル体育館など大規模な空間を要する建築物や、複雑な形状の建築物においては、全体の設計に支配的となる。

建築設備

電気空調衛生通信設備などの配置、昇降設備の仕様などを決定する。

建築施工

建設業者に請負をさせて施工させることが一般的である。 設計図書を元に複数の建設業者に見積もりを依頼して業者を選定し契約する。

監理

施工が設計図書通りに行われているかどうかを監督する業務を監理といい、通常は設計者が担当する。

分離発注

従来行われてきた一括請負契約と異なり、建築構造(躯体)と建築設備(電気、空調、衛生設備)などを区分ごとに分割して複数の業者に発注することを分離発注と呼ぶ。 一括発注に比べ建設費の低減や質の向上といった利点がうたわれ、官公庁の発注する建築物や比較的大規模な建物では一般的になっている。しかし中小規模の建物では、これまでの日本の建設現場の慣習と相容れない部分もあり、うまく活用しなければ必ずしも利点ばかりではないため、施工業者の選定時に施工業者・設計者と相談すべきである。

関連項目

外部リンク

建築に関する賞(けんちくにかんするしょう)には、建てられた建築物に対して贈られる賞と建築物を創作した建築家、団体に贈られる賞がある。

建築物に与えられる賞

日本

海外

建築家・団体に与えられる賞

日本

  • 日本建築学会賞

海外