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[[ファイル:Dressing_gown_wiki.jpg|thumb|ガウン([[バスローブ]])]]
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'''ガウン'''([[英語]]: gown)とは、[[洋服]]の一形式で、膝あるいは床に届くような丈の長い衣を指す<ref>田村芳子「ガウン」『[[日本大百科全書]]』</ref>。
'''ナイトガウン'''とは、[[綿]]や[[ウール]]、[[絹]]、[[ポリエステル]]、[[ナイロン]]、[[アクリル繊維]]、[[フリース]]、[[ニット]]で出来た[[ジャケット]]のことで、主に[[寝間着]]として着用する。夏用に[[麻]]を使った物もある。室内着のため来客の応対やポストの手紙を取りに行く、ゴミ捨てに行く以外では外出に用いることはない。無地から柄まで様々な物が存在する。[[着物]]で言う[[袢纏]]や[[丹前]]、茶[[羽織]]に近い用途がある。海外では[[タキシード]]の前身である、スモーキングジャケットと言う室内着に用途が近いと言う。[[帯]]や[[ベルト (服飾)|ベルト]]で締めるのが本流だが中には[[ボタン (服飾)|ボタン]]で留める種類もある。


== 解説 ==
仲間としては[[大学]]の[[卒業式]]で扱う[[アカデミックドレス]]やバス[[タオル]]の代わりに使う[[バスローブ]]がある。
[[中世ラテン語]]の "gunna" (毛皮の服の意)に由来し、長くてゆったりとした外衣として[[中世ヨーロッパ]]において男女ともに着用された。また、ガウンは[[ドレス]]とほぼ同義にも用いられ、[[フランス語]]の「[[ローブ]]」(robe)とも重複する概念である。また、男性用のガウンもしくは[[ナイトシャツ]]状のものをハウスコート(英:housecoat)と呼ぶ。


今日でもガウンは特定の儀礼等において着用される。例えば[[法服]]ではゆったりとしたガウンを着用し、また[[大学]]の儀礼で用いる[[アカデミックドレス]]でもガウンを用いる。
==関連項目==
* [[ローブ]]
* [[ニットガウン]]
* [[ナイトキャップ]]
* [[ジャケット]]


また、英語圏では女性用の[[イブニングドレス]]をイブニングガウン、[[ウェディングドレス]]をウエディングガウン、[[寝間着]]をナイトガウン等と呼ぶが、[[日本語]]では室内着・寝間着として着用する外衣([[バスローブ]]や{{ill2|ドレッシングガウン|en|Dressing gown}})を単に「ガウン」と呼ぶ場合もある<ref>「ガウン」『[[日本国語大辞典]]』等</ref>。
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== その他 ==
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スポーツの世界では、[[ボクサー (スポーツ)|ボクサー]]や[[プロレスラー]]がリングに上がる際に着用するコスチュームとして有名である。
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また[[医療]]用品として、主に[[防疫|感染予防]]などで使われるのもある。
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== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
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* {{仮リンク|病衣|en|Patient gown}}
* {{仮リンク|医療用ガウン|en|Medical gown}}
* [[アカデミックドレス]]

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[[Category:衣類]]
[[Category:ドレス]]

2023年6月5日 (月) 04:08時点における最新版

ガウン(バスローブ

ガウン英語: gown)とは、洋服の一形式で、膝あるいは床に届くような丈の長い衣を指す[1]

解説

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中世ラテン語の "gunna" (毛皮の服の意)に由来し、長くてゆったりとした外衣として中世ヨーロッパにおいて男女ともに着用された。また、ガウンはドレスとほぼ同義にも用いられ、フランス語の「ローブ」(robe)とも重複する概念である。また、男性用のガウンもしくはナイトシャツ状のものをハウスコート(英:housecoat)と呼ぶ。

今日でもガウンは特定の儀礼等において着用される。例えば法服ではゆったりとしたガウンを着用し、また大学の儀礼で用いるアカデミックドレスでもガウンを用いる。

また、英語圏では女性用のイブニングドレスをイブニングガウン、ウェディングドレスをウエディングガウン、寝間着をナイトガウン等と呼ぶが、日本語では室内着・寝間着として着用する外衣(バスローブドレッシングガウン英語版)を単に「ガウン」と呼ぶ場合もある[2]

その他

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スポーツの世界では、ボクサープロレスラーがリングに上がる際に着用するコスチュームとして有名である。

また医療用品として、主に感染予防などで使われるのもある。

脚注

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  1. ^ 田村芳子「ガウン」『日本大百科全書
  2. ^ 「ガウン」『日本国語大辞典』等

関連項目

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