「NARUTO -ナルト-の登場人物/log20120612」の版間の差分
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: 内戦中の雨隠れの里の長を務めていた忍。過去に自来也、綱手、大蛇丸らと戦ったことがあり、彼らに三忍の呼び名を与えた。[[山椒魚]]を口寄せすることから「[[山椒魚]]の半蔵」とも呼ばれ、忍の世界ではその名が知られていた。内戦の末、弥彦の組織の存在を黙ってみていられず、一旦三大国への平和交渉のために手を組む。しかしその気は無く、あくる日に弥彦の組織と落ち合う場所で小南を人質に取り、弥彦を長門に殺害させる形を取った。「口寄せ・外道魔像」により部下の忍を殺害され、一度姿を消した。最終的に、ペインに殺害され、一族に関係する者ごと滅ぼされた。 |
: 内戦中の雨隠れの里の長を務めていた忍。過去に自来也、綱手、大蛇丸らと戦ったことがあり、彼らに三忍の呼び名を与えた。[[山椒魚]]を口寄せすることから「[[山椒魚]]の半蔵」とも呼ばれ、忍の世界ではその名が知られていた。内戦の末、弥彦の組織の存在を黙ってみていられず、一旦三大国への平和交渉のために手を組む。しかしその気は無く、あくる日に弥彦の組織と落ち合う場所で小南を人質に取り、弥彦を長門に殺害させる形を取った。「口寄せ・外道魔像」により部下の忍を殺害され、一度姿を消した。最終的に、ペインに殺害され、一族に関係する者ごと滅ぼされた。 |
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; [[暁 (NARUTO)#ペイン / 長門|長門]] |
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; 長門 |
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: 声 - [[前野智昭]] |
: 声 - [[前野智昭]] |
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: 里の内戦の時、自来也に世話をされていた輪廻眼を持つ少年。後の暁のリーダー。 |
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: 里の内戦の時、自来也に世話をされていた少年。木ノ葉の忍に両親を殺害された時、その眼は伝説上の輪廻眼と化していた。自来也に世話をされていた時は、あらゆる性質変化を使いこなした。自来也が去った後の内戦の末、半蔵の裏切りで弥彦が命を落とし、ついには「口寄せ・外道魔像」を使用し、半蔵らの忍を多数殺害した。その後の生死は不明だったが、雨隠れの里の一番高い建物の中で、6体のペインを多数のケーブルが繋がった機械らしき装置に座って操る形で生存していた。しかし、チャクラを多量に消費する「神羅天征」や「地爆天星」などの影響があるためか、体が骨と皮になるまで痩せ細っており、喀血する場面も見られることから、暁の小南に看病されている。最終的に外道輪廻天生の術により力尽きた。 |
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; 弥彦 |
; 弥彦 |
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: 声 - [[羽多野渉]] |
: 声 - [[羽多野渉]] |
2010年1月16日 (土) 04:30時点における版
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NARUTO -ナルト-の登場人物一覧(ナルトのとうじょうじんぶついちらん)では、週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品『NARUTO -ナルト-』に登場する架空の人物を列挙する。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
木ノ葉隠れの里(火の国)
カカシ班(第七班)
通称第七班。第一部ではナルト・サスケ・サクラの三人に上忍のカカシが加わった四人一組(フォーマンセル)。第二部ではサスケが抜け忍となったため三人一組(スリーマンセル)で人数割れしていたが、サスケの後釜で暗部の「根」所属のサイがメンバーのひとりになり、暗部所属のヤマトが先の任務で負傷したカカシの代役として加わり、ナルト・サクラ・サイ・カカシ(ヤマト)の四人一組(フォーマンセル)になる。師弟の系譜を辿れば、初代火影・二代目火影→三代目火影→自来也→四代目火影→カカシ→ナルト・サスケ・サクラとなり、木ノ葉でも屈指の由緒を誇るメンバー。また、ナルト・サスケ・サクラの三人は、自来也を含む伝説の三忍にそれぞれ関わりがある。
第一部
- うずまきナルト
- 声 - 竹内順子/演 - 屋良朝幸
- 主人公。体に九尾を宿している。
- うちはサスケ
- 声 - 杉山紀彰/演 - 町田慎吾
- ナルトのライバル。うちは一族の末裔。
- 春野サクラ
- 声 - 中村千絵/演 - 三倉茉奈、三倉佳奈(ダブルキャスト)
- ヒロイン。第七班の紅一点。
- はたけカカシ
- 声 - 井上和彦/演 - 岩崎大
- 第七班の教官。『写輪眼のカカシ』の異名を持つ。
第二部
アスマ班(第十班)
第一部では、アスマ・シカマル・いの・チョウジのフォーマンセル。頭脳戦に優れているのが特徴。なお、この班のシカマル・いの・チョウジ(通称・いのシカチョウトリオ)は、親の代から親交がある。第二部での暁追跡中は、アスマ・シカマル・コテツ・イズモのフォーマンセル。いのとチョウジは並足ライドウ・山城アオバとフォーマンセルを組んでいる。アスマの死後、臨時の隊長としてカカシが加わり、再びシカマル、いの、チョウジとともにフォーマンセルを組む。
- 猿飛アスマ
- 声 - 小杉十郎太
- 十班を担当する教官。上忍。第二部で暁の飛段に殺害される。
- 奈良シカマル
- 声 - 森久保祥太郎
- 「めんどくせ~」が口癖で、常にやる気のなさを丸出しにしているが実はIQ200を超える戦略家。
- 山中いの
- 声 - 柚木涼香
- アスマ班の紅一点。サクラのライバルであり、最高の親友でもある。
- 秋道チョウジ
- 声 - 伊藤健太郎
- 秋道一族期待のポッチャリ系忍者。シカマルの大親友。
ガイ班(第三班)
ナルトたちよりも一期上のメンバー。体術に優れているのが特徴。班結成時の正式名称は第三班であったが、その年の中忍試験に出なかったために、正式名称をガイ班と変え任務に就くようになる。
- マイト・ガイ
- 声 - 江原正士
- ガイ班を担当する教官。上忍。 自称カカシのライバル。熱血指導は名物。
- ロック・リー
- 声 - 増川洋一
- マイト・ガイの愛弟子。体術を駆使する。
- 生真面目な性格で、熱く爽やかな青春を謳歌している。
- 日向ネジ
- 声 - 遠近孝一、根本圭子(幼少時代)
- 日向一族の分家出身で“白眼”の血継限界を受け継いでいる。
- 性格は常に冷静沈着だが、ストイックな面も併せ持っている。
- テンテン
- 声 - 田村ゆかり
- お団子頭が特徴的なガイ班の紅一点。よく無茶をするリーのなだめ役。
紅班(第八班)
紅、キバ、シノ、ヒナタのフォーマンセルで、探索力に優れているのが特徴。第二部では紅が妊娠のため任務から離れており、カカシが臨時の隊長に就いている。また原作では殆ど出番や活躍がないため、アニメのオリジナルストーリーで出番と活躍を補われる事が多い。
- 夕日紅
- 声 - 落合るみ
- 八班を担当する才色兼備の女性教官で、猿飛アスマの恋人。木ノ葉でもトップクラスの幻術使い。
- 犬塚 キバ
- 声 - 鳥海浩輔
- 犬と共に戦う犬塚一族の少年。
- 鋭い嗅覚と野生の勘の持ち主。気性が激しく、理論よりも本能で行動するワイルドな性格。両頬に赤い逆三角形が描いてある。相棒の忍犬・赤丸と常に行動をともにし、修行に励んできた。赤丸との散歩が日課であり、里の地理に詳しい。戦闘時においても洗練された連携を生かした攻撃を見せる。中忍試験でナルトと対戦して敗北してからは、それまでナメてかかっていたナルトの力を認めライバル心を抱くようになる。サスケ奪還の任務では左近・右近と交戦。赤丸ともども重傷を負うが、カンクロウの助けもありこれを倒した。第一部では下忍であったが、ナルトの修行中に中忍となる。第2部では忍犬以上に鼻が利くようになっている。うちはサスケ捜索任務ではナルトとフォーメーションBを繰り出したらしいが、どういった術なのかは描かれていない。ペインが木の葉を襲撃した際には母親のツメと共にペインの一体と対峙するも木の葉壊滅によりナルトの戦いを見守る。里の復興作業中にナルトとサクラにダンゾウが六代目火影に就任しサスケの始末許可を出した事を知らせに行った。その後は同期生達との話し合いでサスケを自分達、木ノ葉の手で処理することを決意する。
- 母は特別上忍、犬塚ツメ。姉は中忍の犬塚ハナ。
- 油女 シノ
- 声 - 川田紳司
- 蟲使いとして名を馳せる油女一族の少年。サングラスが特徴(第二部からはゴーグルに近いものを着用)。
- 自分のチャクラを餌として与える代わりに奇壊蟲を使う契約を結ぶ。その用途は攻撃・防御・捕獲・治癒・探索・追尾などと多岐に渡る。寡黙で冷静沈着だが、少々回りくどい話し方をする傾向がある。口癖は「なぜなら~」。蟲の性質を巧みに利用した知能戦を得意とし、戦闘の数手先を読む分析力と高い戦闘力を備え、自我の強いナルトでさえ「優秀な奴といえばシノ」と一目置いている。中忍試験第三試験・予選では音隠れのザク・アブミを圧倒。その後、木ノ葉崩しにて砂隠れのカンクロウと戦うも、痛み分けに終わった。サスケ奪還任務には別任務のせいで参加できなかった。しかし、第二部でのサスケ捜索任務には参加し、トビとの戦いでは仲間達から多くの蟲を的確に操れることに感心されている。ペインの木ノ葉襲撃の際には、父と共に小南と対峙する。ペイン戦終結後は同期生達と話し合い、サスケを木ノ葉の手で処理することに同意する。滅多に笑わず、考え方は常に論理的。第一部では下忍だったが、ナルトの修行中に中忍となる。第二部からは、服の中にすっぽり顔を隠している。
- ポーカフェイスであり動揺こそしないものの、意外と寂しがりやでもあるようで、サスケ奪還任務に同期男子メンバーで一人参加できなかったことやナルトの自分に対する扱いを結構気にしている。
- 父は上忍、油女シビ。
- 日向 ヒナタ
- 声 - 水樹奈々
- 日向宗家の嫡子で、一族に伝わる、相手のチャクラを見切る血継限界「白眼」の使い手。
- 温和で優しいが、気弱で消極的かつ諦めがちな性格。その性格故に実力がなかなか伸びず、妹のハナビに劣っているとされているため、父ヒアシに見捨てられた。分家出身である日向ネジは彼女の従兄にあたり、ひとつ年上である彼を「ネジ兄さん」と呼んでいる。だがネジとの関係は決して良好ではなく、彼の父親が殺されるきっかけを作り、実力が遙かに上回るにも関わらず分家であるという理由だけで虐げられてきたネジに恨まれていた。しかしネジがナルトに敗北してからは和解し、良好な間柄を築き上げている。なお、父ヒアシとも和解しており、アニメオリジナルストーリーでも会話シーンがある。中忍試験第三試験・予選ではネジに惨敗したものの、ナルトの応援で最後まで諦めない信念を見せた。
- 真っ直ぐで明るいナルトに対して憧れと同時に好意を抱いており、よく彼を物陰から見つめている。ナルトの顔を見ると頬を赤らめ指をツンツンさせる癖があり、正面から見ると顔を真っ赤にして気絶してしまう。ナルトのことを仲間や任務よりも優先させ、中忍試験では同じ班のキバよりも彼の方を応援した。第一部では下忍だったが、ナルトの修行中に中忍となる。
- ペインが木ノ葉を襲撃した際には一人でペインと戦うナルトを見て助けようとしていたがコウに止められる。しかし、ペイン天道に拘束されたナルトを見て我慢できず飛び出し、ペインに攻撃を仕掛ける。ナルトに今まで募っていた想いを告白しながら、命がけで特攻するも一撃で返り討ちに遭い重傷を負う。その後は任務から里に戻ってきていたガイ班に救助され、サクラの治療を受ける。ペイン戦終結後は同期生達と話し合い、サスケを木ノ葉の手で処理することに同意した。
- 一人称は「私」。第二部からは髪を伸ばした。ちなみにアニメ第二部のおまけでは、意外と大食いであることが判明している。また、「ナルト君」というセリフ集も好評だった。
- 父は日向ヒアシ、日向ハナビは妹。日向ヒザシは叔父、日向ネジは従兄。
火影
- 初代火影・千手柱間
- 声 - 菅生隆之
- 数多の忍一族から一目置かれ且つ恐れられた森の千手一族の長であり、木ノ葉隠れの里の創設者。忍の世界において(後のヤマトを除き)唯一木遁忍術を扱うとともに尾獣をも操り、その傑出した力を駆使し戦国の世で頂点を極めた。また人心を掌握するカリスマ性をも併せ持った稀代の英雄である。かつて共に最強と恐れられ、木ノ葉隠れ設立に協力したうちは一族の頭領、うちはマダラを以ってして「この忍の世界の頂点であり、オレの憧れの忍」と言わしめた。五代目火影綱手の祖父でもある。
- 里の者達を自分の体の一部と捉えるほど愛情に溢れ、何よりも里の者達のことを第一に考えた。過去には暁の角都と戦い、これを退けている(原作での描写はなく、角都の発言による)。木ノ葉隠れの里を創設した後、里の方針を巡りマダラと対立、「終末の谷」で倒したとされている(柱間自身もそう思っていた可能性が高い)。
- 第一部開始時にはすでに亡くなっていたが、大蛇丸の口寄せ・穢土転生により甦り、三代目と戦うことになる。最終的に、屍鬼封尽により封印された。
- 二代目火影・千手扉間
- 声 - 堀内賢雄
- 初代火影・千手柱間の弟。兄の意志を受け継ぎ、アカデミー、木ノ葉警務部隊を創始した。“水遁”系の術を得意とし、水がない所でもレベルの高い水遁忍術を使うことができる。穏やかな兄とは対照的に、目的に向かい情熱的に邁進する性格であった。猿飛ヒルゼンを弟子にしており、「サル」と呼び親しんでいた。初代とともに、死後に大蛇丸の術により復活し三代目と戦わされ最終的に、屍鬼封尽により封印された。
- 三代目火影・猿飛ヒルゼン
- 声 - 柴田秀勝
- 歴代の火影の中でも最強といわれている三代目の火影。二代目の弟子。木の葉に存在する全ての術を使いこなす事が出来たといわれている。現役時代“プロフェッサー”及び“忍の神”と謳われた。指導能力も抜群であり、彼の発案したカリキュラムは今でも採用されている。伝説の三忍(綱手、自来也、大蛇丸)を下忍時代に担当したのは他でもない彼である。里を愛し、里の者達を護る立派な忍。途中、四代目に火影の座を譲るが、その四代目の死後に復帰。九尾の妖狐を体内に封印させられたナルトを、里を守った英雄として育てたいと考え、里の大人達に九尾の妖狐の事を他言しないように厳命していた。中忍選抜試験に乗じて木ノ葉隠れの里へ侵攻した大蛇丸の手から里を守り、命を落とした。口寄せで、猿猴王・猿魔を呼び出すことができる。木ノ葉丸の実の祖父であり、アスマの父親でもある。かつて、自来也を火影に推薦しようとしていたらしい。ダンゾウとご意見番同様うちはイタチの真実を知る者で、ダンゾウとご意見番とは違いうちは一族の隔離について反対していてうちは一族との和解も考えていた。またサスケを上役から守るよう、イタチに頼まれていた。皆に慕われた最高の火影である。疾風伝では、ハヤテと共にナルトの夢枕に現れたこともあった。
- 四代目火影・波風ミナト
- 声 - 森川智之
- 自来也の弟子であり、カカシの師匠。十数年前に木ノ葉隠れの里を壊滅状態にまで追いやった九尾の妖狐と戦い、ナルトの臍の緒に九尾を封印し、その代償として命を落とす。
- 五代目火影・綱手
- 声 - 勝生真沙子、寺田はるひ(幼少時代)
- “伝説の三忍”の紅一点。三代目の死後より火影となる。医療忍術のスペシャリスト。
上忍
- シズネ
- 声 - 根本圭子
- 綱手の一番弟子であり、秘書を務める。綱手に心から信頼されている数少ないくノ一。医療忍者で、その実力はトップクラス。攻撃の際は毒系統の術を使う。暗器使いであるため服装は武器を隠せる袖の長い着物を着ている。綱手の亡き恋人・ダンの姪にあたる。焦ったり驚いたりすると「あひィー」という変な口癖が出てしまう。「トントン」というペットの子豚を飼っている(主人は綱手)。ペインの木ノ葉襲撃時には、ペインの能力の正体に気づきかけ、山中いのいち達とともにその分析に奔走するが、ペイン人間道に人質にとられ、ナルトが妙木山にいる情報を読み取られ、魂を抜かれる。それにより一度は死んだものの、その後改心した長門が放った「外道・輪廻転生の術」で生き返った。
- 油女 シビ[1]
- 声 - 浜田賢二
- シノの父。どんな時も冷静に対処する。木ノ葉崩しの際は、カンクロウの傀儡の毒にやられたシノを治療する。ペイン襲撃時は、息子とともに小南と対峙する。
- 秋道 チョウザ
- 声 - 福田信昭
- チョウジの父。かつてはシカク・いのいちとフォーメーション猪・鹿・蝶を結成していた。息子のチョウジ以上に食いしん坊。倍化の術が武器。ペイン襲撃の際、カカシ、チョウジと共に戦う。重傷を負うものの綱手の手により辛うじて命を落とさずに済む。
- 奈良 シカク
- 声 - 家中宏
- シカマルの父。かつてはチョウザ・いのいちとフォーメーション猪・鹿・蝶を結成していた。恐妻家で、妻ヨシノには頭が上がらない。シカマルを叱咤したシーンから、意外な熱さが窺い知れる。作中、あまり表立ってはいないが、将棋でシカマルを軽く捻るほどの頭脳の持ち主。影縛りの術(影真似の旧称)、影首縛りの術を使いこなす。第二部でペインが木ノ葉を襲撃した際、本体の長門へ接触しようとしたナルトをそのまま行かせた。上忍班長として火の国大名との会議に出席し、綱手の後任火影としてカカシを推挙するが、ダンゾウに抑え込まれた。
- 山中 いのいち
- 声 - 中村大樹
- いのの父。かつてはシカク・チョウザとフォーメーション猪・鹿・蝶を結成していた。かなりの親バカで一人娘のいのを溺愛。心乱心の術が得意技。第二部では、自来也が捕らえた雨隠れの忍が持つと思われる、ペインの情報を探るため森乃イビキに協力し、術で雨隠れの忍の頭の中を走査し、その最中に襲撃してきた新たな畜生道ペインの姿を見たことで、ペインの正体を解き明かす手がかりを発見した。長門の元へ一人で行こうとするナルトを止めるが、シカクの一言で見送ることにした。
特別上忍(第一部時点)
特別上忍は上忍と中忍の間にあり、専門的な任務に従事する。分野は多岐に渡る。
- エビス
- 声 - 飛田展男
- 未来の火影候補生を育てるエリート家庭教師の特別上忍。とても自信家。ナルトから「ムッツリスケベ」と呼ばれており、ナルトの“ハーレムの術”で鼻血を出し失神している。当初はナルトを「九尾のガキ」と呼び敵視していたが後に木ノ葉丸を良い方向に導いた一件から認めるようになり、ナルトの修行に付き合った事もある。また、彼と同じく敵視していた忍達も、ナルトを次第に認めるようになった。
- 第二部からは、木ノ葉丸・ウドン・モエギの班を受け持つ。
- 森乃 イビキ
- 声 - 楠大典
- 木ノ葉暗部の拷問・尋問部隊隊長。抜け目のない拷問・尋問で別名「サディスト」とも言われる。第一部、中忍選抜第一試験の審判を務めた。全身に拷問された傷跡が残っている。第二部では裏社会の死体換金所の男へ尋問を行ったり、雨隠れの忍が持つと思われる秘密を探った。
- みたらし アンコ
- 声 - 本田貴子
- 大蛇丸の元弟子。大蛇丸から天の呪印を刻まれている。第一部、中忍選抜第二試験(死の森での試験)の審判を務めた。自らの命を使って大蛇丸を殺そうとしたが果たせなかった。大胆な言動や行動が目立つ。場の空気が読めない性格。超甘党で、中忍試験の休憩中には団子53本とお汁粉1缶を平らげていた。大蛇丸同様大蛇を口寄せし、それを用いた術を使う。第二部では、サイ、ヤマトと共にカブトを追跡する。[2]
- ダンゾウと接点があった大蛇丸の元弟子だった事もあり、現在は暗部の「根」に監視されている。
- 不知火 ゲンマ
- 声 - 平田広明
- くわえ千本が特徴の、第一部中忍選抜第三試験本戦の審判。常に冷静で飄々としているが実力は高く、千本吹きはクナイの威力を相殺するほどの威力がある。第一部終盤での任務ではシズネ・ライドウ・イワシと組んだ。
- 犬塚 ツメ
- 声 - 藤生聖子
- キバの母。息子同様ワイルドな性格である。相棒の忍犬は黒丸。
- 並足 ライドウ
- 声 - 土田大
- 任務ではシズネ・ゲンマ・イワシと組んだ。顔に火傷の痕がある。火影と風影のやり取りに口を挟むほど正義感が強い。新編成された20小隊ではチョウジ、いの、アオバとともにフォーマンセルを組む。アスマ班の増援として駆けつけるも一足遅く、アスマの死を見取ることとなる。猛毒を染み込ませた黒刀を使う。
- 月光 ハヤテ
- 声 - 佐々木望
- 第一部、中忍選抜第三試験予選の審判を務めた。常に咳きこんでいる。刀を使って戦う。砂隠れ上忍バキとの戦闘により殉職。得意技は“三日月の舞”。
- 山城 アオバ
- 声 - 津田健次郎
- サングラスを掛けている。どんな時も決して取り乱さない。新編成された20小隊ではチョウジ、いの、ライドウとともにフォーマンセルを組む。アスマ班の増援として駆けつけるも一足遅く、アスマの死を看取ることとなる。
中忍(第一部時点)
- うみの イルカ
- 声 - 関俊彦、山本泰輔(少年時代)
- 里の戦力となる忍者を養成する忍者学校アカデミーの教師。九尾の妖狐に両親を殺され辛い幼少時代を送ってきた。産まれてからずっと一人ぼっちだったナルトを九尾ではなく「一人の人間」として初めて認めた人間であり、序盤ではナルトの数少ない良き理解者だった。ナルトの保護者のような存在で、ナルトに終末の谷で「父ちゃんがいたらこんな感じかな」とまで言われた。鼻に横一文字の傷跡がある。教師以外にも雑務を兼任している。三代目火影から直接「火の意志」を伝授される。任務に出ることがないため出番は少ないが、その人柄と優しさゆえに根強く熱烈なファンが数多く、人気投票でもメインキャラ達と肩を並べるほどで5位以下に落ちた事は一度もない。そのためゲーム「激闘忍者大戦シリーズ」でもプレイヤーキャラクターになっており、原作には無いオリジナルの奥義も存在する。
- ミズキ
- 声 - 三木眞一郎、菅沼久義(少年時代)
- 元忍者学校教師。表向きはお人好しの性格だが、裏の顔は野心家で残忍な性格。ナルトを騙して禁術の巻物を盗ませ、九尾が封印されていることをナルトに向かって暴露した上、ナルトとイルカを殺そうとしたが、ナルトの影分身の術で返り討ちに遭い、計画は失敗に終わる。主に背中の巨大な手裏剣を使用して戦う。その後の状況については、原作では不明だが、アニメ版では厳重施設に投獄されていた。ゲーム「激闘忍者大戦!2」では隠しキャラクターとしても登場した。
- 奈良 ヨシノ
- 声 - 松井菜桜子
- シカマルの母。夫と息子にとても厳しい。シカク曰く、時折見せる笑顔が彼女の魅力らしい。
- 犬塚 ハナ
- 声 - 斎藤恵理
- キバの姉。相棒の忍犬は灰丸三兄弟。木ノ葉隠れの里で優秀な獣医として活躍している。
- たたみ イワシ
- 声 - 船木真人
- 中忍試験官。第一部終盤での任務ではシズネ、ライドウ、ゲンマと組んだ。名前とは相反し苦手な食べ物は魚介類。
- はがね コテツ
- 声 - 河野智之
- 中忍試験・第一の試験では試験官を務めた。バンテージを付けている。イズモと共に行動をすることが多い。綱手が火影になってからは彼女の秘書業務もしている。第二部ではアスマ、シカマル、イズモとフォーマンセル小隊を組んでいる。暁の飛段と角都戦では鎖のついた大きなハンマーのようなものを巻物から出して戦った。
- 神月 イズモ
- 声 - 坪井智浩
- 中忍試験・第一の試験では試験官。綱手が火影になってからは彼女の秘書業務もしている。第二部ではアスマ、シカマル、コテツとフォーマンセル小隊を組んでいる。暁の飛段と角都戦では水遁を使用。コテツとは子供の頃からの仲。
暗部
正式名称「暗殺戦術特殊部隊」の略。面で顔を覆い、腕(男は左肩、女は右肩)には刺青を彫っており、背中には鍔のない刀を背負っている。火影直轄の組織で上・中・下忍の中の選りすぐりの忍で構成されている。女の暗部のみで構成された女暗部部隊もある。また、暗部の功績などは一切公表されていない。
- 卯月 夕顔
- 声 - 根本圭子
- 月光ハヤテの恋人で、カカシを先輩と呼ぶ。とても一途で、お月見が趣味。ハヤテを失った哀しみを仮面で覆い隠し、現在も任務を遂行している。本名は『闘の書』で判明。
- フー
- 「根」の一人でその中でもトップクラスの実力者。五影会談の際のダンゾウの護衛。
- トルネ
- 「根」の一人でその中でもトップクラスの実力者。五影会談の際のダンゾウの護衛。
- テライ
- 「根」の一人。ダンゾウからはカブトについて調べるよう命じられた。
木ノ葉丸軍団
- 猿飛 木ノ葉丸
- 声 - 大谷育江・小池亜希子(疾風伝、代役)
- 三代目火影の孫であり猿飛アスマの甥である。両親は九尾の妖狐との戦いの際に戦死。第二部から下忍。火影の孫として扱われ、誰も「自分自身」を見てくれないことに不満を持ち、祖父や家庭教師などに反発していた。ナルトとの出会いで祖父のような火影を目指そうと思うようになり、ナルトにライバル宣言をした。以来ナルトを「ナルト兄ちゃん」と慕う。幼い時から高度な“変化の術”を使い、第二部では下忍の身ながら“影分身の術”を使うなど前途有望な才能の片鱗を見せ、ペイン襲撃の時はナルトから伝授された螺旋丸を習得しており、ペインの地獄道に手痛い一撃を与えた。口癖は「~コレ」。
- モエギ
- 声 - 下屋則子
- 木ノ葉丸軍団の一人。ナルトをリーダーと呼び慕う。第二部から下忍。
- ウドン
- 声 - 重松朋
- 木ノ葉丸軍団の一人。第二部から下忍。眼鏡を掛けており、ボーっとしたような顔をしている。因数分解が大好きである。
『カカシ外伝』
- うちは オビト
- 声 - 小森創介
- カカシ・リンとスリーマンセルを組んでいた、うちは一族の中忍。仲間想いの熱い心の持ち主だが実力に乏しく、自分がうちは一族であることにコンプレックスを抱く。反対に冷たいのに実力者のカカシとよく喧嘩をしていた。
- 最終的にはカカシと絆が深まり、更に戦闘中に写輪眼を開眼しながらも敵の術により死亡。死ぬ直前にカカシに写輪眼を与えた。現在は慰霊碑に名前が刻まれており、カカシが遅刻するのは出かけると必ずここに足を運ぶからである。当時は白眼視されていたカカシの父・サクモを英雄として尊敬し、またリンに好意を抱いていた。また、自身は自分を落ちこぼれと言っているが、"うちは"で使いこなせたら一人前といわれる火遁・豪火球の術を使うことができる。
- リン
- 声 - 寺田はるひ
- カカシ・オビトとスリーマンセルを組んでいた中忍のくノ一。医療忍術に長けている。カカシの上忍昇格のプレゼントとして、お守りを縫い付けた「個人用特別医療パック」を贈った。カカシに好意を抱いていた。その後はカカシの発言から死亡していることが判明している。
その他
忍
- 自来也
- 声 - 大塚芳忠、奈良徹(幼少時代)
- 伝説の三忍の一人でナルトの師匠。第二部で暁のペインと交戦、水底に沈んでいった。
- トントン
- 声 - 根本圭子
- 綱手とシズネのペット。ミニブタ(忍豚)。並の忍犬より優れた嗅覚を持つ。口寄せ動物ではなく、ただの豚なので話すことはできない。
- 縄樹
- 声 - 小林由美子
- 綱手の弟で元下忍。12歳の誕生日に、綱手から彼の祖父にあたる初代火影の首飾りをプレゼントされる。しかし奇しくもその翌日の任務中に死去。火影を夢見ていた。なお疾風伝によると、その任務には大蛇丸も参加していた。
- ダン
- 声 - 鈴木琢磨
- 綱手の最愛の恋人で元上忍。綱手から首飾りを贈られるが、敵戦線での任務中に、綱手の目の前で帰らぬ人となった。縄樹と同じく、火影になることを夢見ていた。シズネの伯父である。
- 水戸門 ホムラ
- 声 - 宮田光
- 三代目火影と同世代の木ノ葉のご意見番。眼鏡を掛けている。初代火影、二代目火影の教え子であった。うちはイタチの真実を知っている人物である。
- うたたね コハル
- 声 - 翠準子
- ホムラと同じく三代目火影と同世代のご意見番。初代火影、二代目火影の教え子であった。ホムラ同様うちはイタチの真実を知っている。
- はたけ サクモ
- カカシの父。白光を放つチャクラ短刀を持っていた。木ノ葉の白い牙という異名を持ち、各国に知られていた。彼の前では三忍(自来也・網手・大蛇丸)の名も霞むほどの天才忍者だった。21年前、隊長としてある極秘任務で敵地に潜入した際、「仲間の命」か「任務遂行」かの二択を迫られ、「仲間の命」を選び任務を中断。その結果、火の国や里の仲間、さらには助けた仲間達にまで中傷され、心身を患って自殺した。今では戦闘での功績やその生き様は伝説として語り継がれている。作中ではシルエットのみが出ていたが、カカシがペインにより死の世界に入り込んだときに容姿が判明。カカシと違いマスクは付けていない。
- ダンゾウ
- 声 - 糸博
- 木ノ葉の暗部養成部門「根」の創設者でありリーダー。「忍びの闇」の代名詞が付く男。顔に傷がある。武闘派路線の主導者で穏健派の三代目と対立していた。それ故に常に不穏な行動を取っていると疑われる。しかし彼の行動はあくまでも武闘派として木ノ葉を守る事が目的であり、不穏分子のそれとは異なる所もある。任務から帰ってきたサイが感情を取り戻したことを見抜いた。ご意見番同様うちはイタチの真実を知る者である。また、かつて雨隠れの里の長であるハンゾウと手を組み、弥彦を殺害する事で、長門がペインへと変貌する決定的な理由を作った張本人でもある。
- ペイン襲撃の際にナルトを呼び戻すために待機していた連絡蛙のコウスケを殺害し、ナルトを妙木山に閉じ込めようとした。ペイン襲撃により綱手が意識不明になり、その間に六代目火影を会議で襲名する。そして、部下のサイにはナルトに監視を、サスケには抹殺指令を出す(サイには自身の秘密を公言されないよう術を掛けている)。
- 普段から包帯で隠している右目には、イタチによって殺されたとされているうちはシスイの写輪眼を持ち、その力によって他者を本人に気付かれる事無く操る事ができる。
- ちなみに綱手とシズネは、少年の頃の彼の写真が入っているアルバムを見て驚いていた。
- 地陸
- 声 - 大塚明夫
- 元・守護忍十二士の一人で、火ノ寺の僧。暁の飛段と角都と戦うも飛段の術により絶命、その遺体は換金所に持ち込まれる。アニメでは原作に先駆け守護忍十二士編に登場し、オリジナル技も披露した。
- うずまき クシナ
- 声 - 篠原恵美
- 元・渦の国のくの一でナルトの母親。四代目火影・波風ミナトの妻。綱手と自来也曰く子供の頃はお転婆で男の子のようだったが、成長するにつれ美人になった。ナルトの性格と忍術は母親譲りである。現在の生死は不明。「元・渦の国のくの一」とあるが、渦の国が既に現存しないので「元・渦の国」なのか、渦の国のくの一だったが木ノ葉に移ったので「元・渦の国」なのか判然としない。
- シホ
- 暗号部に所属するくの一。ぐるぐる眼鏡にボサボサの髪の毛が特徴。シカマルに頬を染めるなど密かに想いを寄せている様子。自来也の残した暗号をシカマルとサクラと共に解読していた。
- ソラ
- 声 - 平川大輔
- アニメオリジナルキャラクター。火ノ寺の忍僧で、元・守護忍十二士のカズマの息子。敵や気に入らない相手には「戒名付けてやる。」と言って戦いを挑む。ナルト同様風のチャクラ性質を持ち、右手に装備した鉤爪を用いた接近戦を得意とする。
- 5歳の頃、カズマの手により九尾のチャクラをその身に封じられており、封印を解かれた際は我を忘れて暴走し、最終的にナルトの体を張った呼びかけにより九尾のチャクラを体外に全て放出し元に戻る。その後は火ノ寺に戻らず旅に出る。(しかしこの後これがきっかけで暁の飛段と角都からの襲撃から無事に逃れることになった。)
- キタネ
- 声 - 加藤亮夫
- アニメオリジナルキャラクター。雷遁系の術を得意とする元・守護忍十二士の一人。同じ守護忍十二士で構成され、最強の雷遁使いと謳われた雷遁四人衆の一人。既に故人であり、遺体は火ノ寺付近の隠し墓に埋葬されていたが、フリド一味によって奪われ、土遁蘇生術・死屍土壌により蘇生させられる。生前は冷静で思慮深い性格でアスマのストッパーであった模様。棺には「玄」と書かれている。「雷夢雷人」発動時の配置は北。
- ナウマ、セイト、トウウ
- 声 - 利根健太朗、藤吉浩二、宇乃音亜季
- アニメオリジナルキャラクター。元・守護忍十二士でキタネと同じく雷遁四人衆のメンバー。棺にはそれぞれ「青」、「白」、「朱」の文字が書かれている。「雷夢雷人」発動時の配置は順に東、西、南。
一般人
- テウチ
- 声 - 朝倉栄介
- ラーメン屋「一楽」の店主。カカシの素顔を見た数少ない人。ナルトは幼い頃から一楽に通っているためか、彼を嫌っている殆どの一般市民とは違い、ナルトに優しく、時々サービスで奢ってあげる事もある。アニメでアヤメに付き合ってダイエットラーメンを食べてるうちに激やせしたことがある。
- アヤメ
- 声 - 細野雅世
- 「ラーメン一楽」の看板娘で、店主であるテウチの愛娘。父と共にカカシの素顔を見て、うっとりしていた。アニメでは一時的に激太りしたことがある。また、同じくアニメ版『疾風伝』では、ラーメン職人の修行に出かけていて、修行先でつけ麺の良さに目覚め、里に帰郷後、一楽をつけ麺の専門店に変えてしまい、普通にラーメンを食べたいナルトから文句を言われていた。
日向一族
- 日向 ハナビ
- 声 - 浅井清己
- ヒナタの5歳下の妹。姉のヒナタを超える才能と実力を持つと言われ、父からエリート教育を受けている。趣味はヒアシとの修行。原作、アニメでは目立った描写はなかったが、PS2のアクションゲームであるナルティメットヒーロー3では参戦キャラクターの一人になっており、同作品ではナルトとの交流イベントも用意されている。第二部の現況は不明。日向一族の跡取り候補。年齢は第二部現在10歳。
- 日向 ヒアシ
- 声 - 津田英三
- ヒナタ・ハナビの父で、ネジの叔父。日向宗家の当主。才能の乏しいヒナタを切り捨てるほど非常に厳格だが、弟ヒザシが自分の身代わりとして殺される事には最後まで反対していた。ヒザシ絡みの事で甥のネジに対して罪悪感を持っており、ネジからは父の仇と恨まれていたが、後に和解し彼の修行にも付き合うようになる。ヒナタに対しても原作でネジとともに3人で茶を飲むシーンがあり、和解している様子。
- 日向 ヒザシ
- 声 - 伊藤和晃
- ネジの父。ヒアシの双子の弟で、ヒナタ・ハナビの叔父にあたる。宗家の事は憎んでいたが、雲隠れの里との戦争回避の際、ヒアシの影武者として自ら死を選ぶ。
- 日向コウ
- 日向一族分家の男。ペインが木ノ葉を襲撃した際にヒナタの側に居た護衛的役割。ナルトの元へ行こうとするヒナタを一度は止めたものの、片目と足を負傷していたため二回目は制止する事が出来なかった。
うちは一族
- うちは フガク
- 声 - 浜田賢二
- イタチ、サスケの父。元木ノ葉警務部隊隊長で、責任感が強い。木ノ葉隠れの里のクーデターの首謀者であったが、それが原因で一族抹殺の命令を受けたイタチに殺害された。
- うちは ミコト
- 声 - 相楽恵美
- イタチ・サスケの母。イタチに殺害された。ファンブックでは上忍であったことが判明している。
- うちは シスイ
- 瞬身のシスイという異名を持つ。イタチに慕われていたが、そのイタチが“万華鏡写輪眼”を得るために自殺に見せかけて殺害された。シスイの瞳術は相手の脳内に入り、己の意志であるかのように疑似体験させ操る術であり、操られていることにすら気付かない、瞳術でも最高クラスのものである。詳細は公表されていないが、その写輪眼はダンゾウの右眼にある。
- うちは マダラ
- 声-内田直哉
- うちは一族、及び暁の創始者。木ノ葉隠れの里創始者の一人。イタチの師であり相棒である。数十年前に「終末の谷」で里の方針を巡って初代火影と戦うも敗北、死亡したと思われていたが、密かに暁を設立する。万華鏡写輪眼を開眼した一人目である。イタチが里を抜ける際にイタチと協力し、うちは一族をサスケ以外皆殺しにした。
- うちはイズナ
- うちはマダラの弟。幼少の頃から兄・マダラと互いに競い合い、その力を高めあっていた。そして兄弟共々に写輪眼、万華鏡写輪眼に開眼し、その力を以って兄とともに一族を束ねる立場となった。しかし、万華鏡写輪眼の代償としてマダラが視力を失い、一族滅亡を防ぐため、迷い無くマダラに両目を差し出した。やがて、戦乱の中で命を落とす。
砂隠れの里(風の国)
- 我愛羅
- 声 - 石田彰
- 砂の三姉弟の末っ子。砂の守鶴を宿した人柱力。第二部では五代目風影となる。
- テマリ
- 声 - 朴璐美
- 我愛羅とカンクロウの姉。第二部では、シカマルと共に中忍試験の係員を務める。
- カンクロウ
- 声 - 加瀬康之
- 我愛羅の兄でテマリの弟。「~じゃん」が口癖。
- 三代目風影
- 第二部に登場。歴代最強と謳われた風影。チャクラを磁力に変えることが出来る特殊な体質を利用して、砂鉄を変幻自在に操る。この術が歴代最強と言われた所以である。ある日突然里から姿を消し、行方知れずとなっていたが、実は里を抜けたサソリに殺されており、サソリがチヨバアと対峙した時は、彼の傀儡人形と化していた。サクラにより破壊される。
- 四代目風影
- 声 - 田中正彦
- テマリ・カンクロウ・我愛羅の父。本名は不明。風の国の大名の軍縮の方針の中、妻・加瑠羅やその息子・我愛羅(テマリ・カンクロウが同腹の兄弟かは不明)を犠牲にしてまでも里の力の強化を図っていた。実子である我愛羅に刺客を差し向けるなど、その親子関係は劣悪だった(我愛羅の回想に素顔が出ているが、息子を見る表情は冷酷だった)。中忍試験に現れるが、その正体は大蛇丸とカブトの交互による変装であり、本物は大蛇丸によって暗殺され、側近と共に虫の集った死体姿で発見された。
- バキ
- 声 - 中田譲治
- 砂隠れの里の上忍で里の上役。木ノ葉崩しの際、我愛羅・テマリ・カンクロウを率いて木ノ葉隠れの里に入る。テマリからは先生と呼ばれる。信頼が厚く実力者である。木ノ葉崩しの計画に気づかれそうになり、木ノ葉の忍者月光ハヤテを殺害。我愛羅の監視役等を務める。風遁系の術を得意とする。第2部では新たな風影となった我愛羅の部下として活動。
- 夜叉丸
- 声 - 保志総一朗
- 砂隠れの医療忍者。我愛羅を産むと同時に命を落とした加琉羅の弟で、我愛羅の叔父にあたる。我愛羅の世話係。彼が唯一心を開く存在だったが、実は姉の命を奪って生まれた我愛羅を心の底で憎んでいた。四代目風影の命により我愛羅暗殺を試みるも、激昂した我愛羅の反撃に遭い、最後は自爆。我愛羅に痛み、愛情の概念を教える。
- マツリ
- 声 - 坂本真綾
- アニメオリジナルキャラクター。アニメ第一作終盤のエピソードにて登場。かつて両親が忍に殺され、刺さった武器を目の当たりにしたため、武器を持つのに躊躇していたが、我愛羅の指導により克服し、忍具の使い方を教わった。『疾風伝』にもテマリの部下として登場している[3]。
- 由良
- 声 - 渡辺英雄
- 里の上役(第二部開始の4年前に就任)で上忍。周囲からの信頼も厚かったが、実は暁のサソリの配下だった。暁に体を利用されて“象転の術”の生贄になり死亡。
- チヨ
- 声 - 谷育子
- 砂隠れの里の相談役(相談役は五影クラス)で御姉弟の一人。砂隠れの里の同盟国やそれ以外の里と多くつながりを持つパイプ役でもある。傀儡人形を操って戦う傀儡師。暁の赤砂のサソリの実の祖母。普段はぼぅっとしており、「死んだフリ」「ボケたフリ」とリアルなボケをかまして弟のエビゾウを心配させているが、いざ戦闘となると老齢とは思えぬ身のこなしを見せる。先の大戦で息子を木ノ葉の白い牙(はたけサクモ)に殺されているためか、木ノ葉からの使節として訪れたカカシをサクモと見間違え襲い掛かったこともあり、その攻撃を防いだナルトをはじめ周囲を驚愕させた。また、綱手とも先の大戦時にて彼女が作り出した毒物を瞬時に解析され対抗策を編み出されたりと、ある種の因縁の仲ともいえる(その綱手からは砂のチヨ様と呼ばれている)。それ故に綱手の弟子であるサクラに色々語りかけたことも。孫と壮絶な傀儡合戦を繰り広げ、辛くも勝利。その後、守鶴を抜かれて死亡した我愛羅を蘇生させるために、死を承知で“転生忍術”を使用。ナルトたちに忍の未来を託して静かにこの世を去っていった。
- 使う傀儡は、サソリによる傀儡「サソリの父と母」と自ら封印していた「白秘技・十機近松の集」。白秘技・十機近松の集は、十体の傀儡を操るためこれを使用できることは傀儡師としてのチヨの実力の高さを示している。
- エビゾウ
- 声 - 城山堅
- 砂隠れの里の相談役で御姉弟の1人。チヨバアの弟。
音隠れの里(田の国)
- 大蛇丸
- 声 - くじら、山口由里子(草忍変装時)、山口眞弓(少年時代)、小島幸子(幼少時代)
- 伝説の三忍の一人。元木ノ葉の忍、音隠れの里の長。サスケに殺害される。
- うちはサスケ
- 木ノ葉を抜け大蛇丸に師事するが、その大蛇丸を殺害し、蛇を組織する。
- 薬師カブト
- 声 - 神奈延年
- 大蛇丸の側近。音隠れの医療忍者。かつてはサソリのスパイだった。
- 赤胴 ヨロイ
- 声 - 桐本琢也→勝杏里
- 音隠れの里の忍。カブト同様、音隠れのスパイとして木ノ葉隠れの里に入り込んでいた、頭巾に黒いレンズの男。年齢やスパイとしての地位はカブトより上だが、カブトの実力に焦りを感じており、そのことを当のカブト本人から指摘され、半ば馬鹿にされていた。チャクラを吸い取ってしまう能力の持ち主。中忍試験第三試験予選ではサスケと対戦、自身の能力を活かした近接戦闘でサスケを苦しめたがその底力の前に敗退。アニメオリジナルストーリーで再登場し、水遁系の高等忍術や幻術でナルトらを苦しめるが、シノに敗北する。
- 剣 ミスミ
- 声 - 河本邦弘→小泉一郎太
- ヨロイ、カブトの同僚。カブトとヨロイ同様に音隠れのスパイとして木ノ葉隠れの里に入り込んでいた、頭巾に丸眼鏡の男。ヨロイ同様、やはりカブトからは軽んじられていた。加減を知らない冷酷な性格。情報収集のために様々な場所に潜入出来るように関節を外して腕を曲げたり伸ばしたり等の改造をされた体質の持ち主。中忍試験第三試験予選ではカンクロウと対戦、その体質を使った締め技を披露するものの敗退。アニメオリジナルストーリーではヨロイと共に再登場するが、いのに心乱身の術で操られて動きを封じられ、洞窟に生き埋めにされた。
- 幻幽丸
- 声 - 三戸貴史
- 大蛇丸の器を決めるための残酷な殺し合いの中で唯一生き残った。自らが器になることと引き換えに、実験材料に使われている自分の一族の解放を願っていた。大蛇丸はサスケが来るまでに体が持たず、この幻幽丸に転生した(そのため、アニメの5代目オープニングの大蛇丸が途中から幻幽丸の姿に変わった)。
下忍
大蛇丸の命令で表向きは受験者として中忍試験に送り込まれたドス、ザク、キンの3人からなる。中忍試験にて暗躍。大蛇丸からは捨て駒としか思われていないため、薬師カブトが味方だと知らなかった。3人とも最終試験の予選まで勝ち進むが、ザク、キンは予選敗退後、大蛇丸の術の生け贄として死亡、ドスは本選に勝ち残るものの本選開始前に我愛羅を殺そうと接触したところを返り討ちに遭い、全滅。また、彼らの名前の由来は、耳小骨である。
- ドス・キヌタ
- 声 - 江川大輔
- 顔を包帯で覆った、下忍3人のリーダー格。冷酷で好戦的だが冷静で礼儀正しく、時として交渉としての命乞いをして状況打開をしてみせるなどしたたかな所もある。響鳴穿(きょうめいせん)という武器を装備し、その内部で発生した音を増幅させ、さらにチャクラでそれを統制し、敵の聴覚を攻撃する。これによってザク、キンと共に薬師カブトに攻撃を仕掛けた際、その眼鏡を音の攻撃で割り嘔吐させた(ただし、カブトは小手調べのためわざと攻撃を受けたのだが)。また、中忍試験一次試験の時はちょっとした音やリズム感から正確な答えの字の書き順などを割り出してみせている。木ノ葉の秋道チョウジを破って中忍試験最終試験予選を勝ち抜き、我愛羅を消すため近づいたが、守鶴となった我愛羅に殺された。最後まで包帯の下の素顔が明かされることはなかった。自分達が大蛇丸にとって捨て駒でしかない事に内心不満を抱いており、三人の中では唯一、胸中でとはいえ大蛇丸に反旗を翻した少年。一人称は「ボク」。
- ザク・アブミ
- 声 - 奥田啓人、保志総一朗(少年時代)
- 自信家で好戦的な少年。両腕に穿たれた孔から風または超音波を放出する事で物理的攻撃や超音波攻撃を行う。貧困を極めた幼少の折に、大蛇丸に才能を見出され拾われて音忍になった。かなり激情的。自分を見出した大蛇丸に対して強い忠誠心を誓い、それを拠り所としている。中忍試験の予選で油女シノと闘ったが、サスケに折られた両腕で無理をしたこと、シノの術を過小評価したことなどの不運が重なり敗北、同時に片腕を失った(アニメでは腕は繋がっていたものの、かなりの重傷を負っていた)。大蛇丸が三代目との戦いで用いた転生忍術“穢土転生”の二代目火影の器にされ、大蛇丸の野望のため命を落とした。一人称は「オレ」。
- キン・ツチ
- 声 - 小池亜希子
- かかとまで届くほどの長髪を持つ音隠れのくの一。性格は冷酷かつ陰険で嫉妬深く、自分の髪よりも美しいサクラの髪に嫉妬し、死の森では彼女の髪を掴んで追い詰めた(これがきっかけで、サクラはショートカットになった)。中忍試験最終試験の予選では鈴と千本(針)を使った複合攻撃で聴覚、身体共に奈良シカマルを攻撃したが、影真似の術に引っかかって敗退。大蛇丸が三代目との戦いで用いた“穢土転生”の初代火影の器にされ、ザクと同様、大蛇丸の野望のために命を落とす。
音の四人衆(音の五人衆)
三尾出現の章
以下に挙げるのは、アニメオリジナルストーリー「三尾出現の章」に登場する人物である。
- 幽鬼丸(ゆうきまる)
- 声 - かないみか
- 三尾をコントロールする能力を持つ少年。天真爛漫な性格だが、幼い頃に母を殺された経験があり、「自分の帰る場所」にこだわるなど不思議な言動が多い。熱を出した自分を看病してくれた紅蓮のことを「帰る場所」だと思っており懐いていた。その為、彼女に危機が及ぶと三尾のコントロール能力が飛躍的に上昇する。しかし、使い果たしてしまい、力を失い倒れ、ナルト達の保護されたが、紅蓮が生きていることを感じ取り、紅蓮の下へ向かいナルト達を見届けて去って行った。
- 紅蓮(ぐれん)
- 声 - 宮島依里
- あらゆる物質を結晶と化す晶遁忍術の使い手。かつては大蛇丸の器の候補でもあったが三年前は転生の儀式に間に合うことができなかったため、次の器であるサスケには反感を抱いている。
- カブトから幽鬼丸の護衛を命じられ、任務に向かうに当たって辺境アジトで部下の選抜戦を行う。そしてその道中での出来事から、幽鬼丸と心を通わせていく。
- 実は幽鬼丸の母を殺した張本人で、数年前、大蛇丸と一緒に音隠れ建設のため、ある村を殲滅するという命令を受けていたが、チャクラの使い過ぎで倒れた所を幽鬼丸の母親に助けてもらい、その恩から一度は見逃す。しかし大蛇丸から強制される形で、結局幽鬼丸の母親を殺害してしまう。冷酷で好戦的な性格だが幽鬼丸との出会いの中で、本人は当惑しながらも優しさに目覚めていく。後にカブトらを裏切り、ナルトとも共闘する。カブトの口寄せで操られた麟児と戦い道連れにしたが、牛頭に助けられ、幽鬼丸と共にナルト達を見届けてその場を去った。なお、カブトは彼女が生存していることを知らなかった為、大蛇丸に報告した際には死亡という扱いにされた。
- 牛頭(ごず)
- 声 - 斧アツシ
- 普段は大男だが、肉体を泥に変えることにより、状況に応じて体型を変化できる。幽閉されていた頃の恩義から、紅蓮に対して絶対的な忠誠を誓っている。
- 辺境アジトでの選抜戦をたった一人で勝ち残った実力の持ち主。後の木ノ葉との交戦で、シノの寄壊蟲によって形勢が逆転し、ピンチに陥った紅蓮をカカシの雷切からかばう形で死亡したかに見えたが、泥の状態で湖底に潜んでおり、戦いに敗れ沈んできた紅蓮を再び救出する。
- 麟児(りんじ)
- 声 - 内田夕夜
- 蝙蝠を使う感知タイプの忍。
- 頭の回転が速く、鬼霧らのリーダー的存在で彼らと協力し、辺境アジトでの選抜戦に生き残る。実は、晶遁との相性も兼ねて大蛇丸に派遣されていたスパイであったが、カブトを出し抜き出世を目論んでいたため、カブトに邪魔者と見なされ暗殺される。その後は、カブトが成りすましていたが、紅蓮が裏切った際にカブトの死魂の術で生ける屍となり紅蓮と戦う。蝙蝠の超音波で晶遁を無力化するが、紅蓮の捨て身の攻撃で倒される。出世を目論んだ理由は本人曰く妹を救うためだったらしいが、結局のところ真偽は不明。
- 鬼霧(きぎり)
- 声 - 細谷佳正
- ガスマスクを装備した忍。ガスマスクから吐き出されるガスは、視覚・嗅覚がなくなる。この能力で嗅覚で動くキバとの交戦時は優位に立った。
- 但し、麟児がいないと自らも味方の位置を把握できないという欠点がある。2回目ではそのためにリーたちと戦ってあっさりと敗北。瀕死状態になったが、カブトが彼らに呪印の力を与え復活した。その後はカカシと戦い、煙重分身を使って一時優位に立つが、カカシの頭脳戦の前に敗れる。
- 鬼鳳(きほう)
- 声 - 松田健一郎
- 腕に大型のリボルバーのような武器を装備している小柄な忍。煙で砲撃を行い、煙龍を呼び出すことができる。鬼霧ら同様、リーとの戦いで瀕死状態になるが、カブトから呪印の力を与えられた。その後はヤマトと戦うが、水遁で得意の煙を液化され、木遁に敗れる。
- 濡羅吏(ぬらり)
- 声 - 利根健太朗
- 水色の装束をまとった忍。オカマ口調。
- 見かけ通り全身を水の粘膜質のようなもので覆っておりチャクラを通さないため、ヒナタとの交戦時はこの能力で柔拳を封じ一方的な展開に持ち込んだ。鬼鳳ら同様、リー戦で瀕死状態になるが、カブトから呪印の力を得た。シノとの戦いでも能力のため優位に立つが、寄壊蟲によって体の粘液を剥がされ敗北する。その後は同じく倒された鬼霧と鬼鳳を取り込み、もはや人とは呼べない状態で復活するも、浮上してきた三尾に潰されて水に溶けてしまい死亡。
抜け忍
元・霧隠れの里
- 桃地 再不斬
- 声 - 石塚運昇
- 霧隠れの抜け忍。霧隠れの鬼人としてその名を轟かせた元霧隠れの暗部で“無音殺人術”(サイレントキリング)の達人。かつての忍者学校の卒業試験で同期の生徒を皆殺しにした過去をもつ。霧隠れの実力者・霧の忍刀七人衆の一人だったが、水影暗殺のクーデター未遂の末に、数人の部下とともに里抜けを行う。常に巨大な大刀「首斬り包丁」(現在は水月が所有)を担ぎ、口を包帯で覆っており、残忍な表情の奥に大いなる野望を持つ。
- 霧隠れの術、及び水遁系の術を得意とし、体術・忍術・分析力全てが優れており、カカシとも互角に渡り合った。腹心の部下・白のことは道具扱いしていたが、本当は忍としてのあるべき姿と白への愛情とのジレンマに苦悩していた。重傷を負った体で白の死を愚弄した元雇い主・ガトーを殺したが、ガトーの部下の攻撃に遭いついに死亡。白とともに波の国に葬られた。
- 白
- 声 - 浅野まゆみ
- 幼い頃再不斬に拾われ、戦闘術を教わった彼の相棒。ナルト達より3歳年上。性格は非常に温厚で雪のように静かだが、常に再不斬に忠実につき従い、再不斬に危害を加えようとする者には容赦しない。かつて再不斬が水影暗殺を謀っていた頃追い忍として働いていたため、人体の構造を知り尽くしており、千本を得物とする。里抜け後も追い忍時代の仮面をかぶって戦うが、仮面の下の顔はナルトに女性と間違われ、「サクラちゃんよりも可愛い」と評されるほど美しい。水と風の性質変化を組み合わせて氷を作り出す血継限界“氷遁忍術”の使い手で、秘術“魔鏡氷晶”を切り札とする。また、一度見た技に対して分析を行い対抗策を編み出すほど頭脳明晰である。
- 血継限界が原因で両親を失った悲しい過去を持つ。そのため、自身の「呪われた血」に価値を見出し、存在を認めてくれた再不斬を心から慕っていたが、再不斬に対して素直すぎたため、最後まで忍=道具と信じて再不斬の本当の気持ちに気づくことはなかった。
- 波の国では、一度はカカシによって追い詰められた再不斬を「抜け忍狩り」を装って抹殺したように見せかけ助ける。次の戦いではナルト、サスケと交戦し、サスケを気絶させたが、九尾のチャクラをまとったナルトに追いつめられる。ここでナルトの忍道に直接関わる重大な会話を行い、自分をナルトに殺させようとするが、カカシの“雷切”から再不斬を庇い、意図的に自分の心臓を狙わせ事実上自殺。再不斬とともに波の国に葬られた。
- 本編においてナルトの人生に深く影響する重要人物であり、何度も回想で登場している。特に、最初の出会いの際に呟いた「人は大切な何かを守りたいと思った時、本当に強くなれるもの」という言葉はナルトの心に今もなお深く刻み込まれている。
- 鬼兄弟
- 再不斬の配下で元・霧隠れの中忍の兄弟、兄の業頭と弟の冥頭(声 - くわはら利晃)によるコンビ。兄は冷静で残虐、弟は凶暴な性格である。双方が身に付けた特殊な籠手を刃付きの鎖で繋ぎ、それで標的を捕らえバラバラにする。タズナの暗殺を試みるも、あえなくカカシに敗れて失敗。小説版ではそのまま放置されている。
暁(あかつき)
蛇(へび)/鷹(たか)
うちはサスケが大蛇丸を殺したのち、その支配下にいた者から組織した四人一組の小隊。当初は『蛇』と名乗り、うちはイタチの抹殺を目的としていたが、それを果たした後は『鷹』と名乗り、木ノ葉隠れの里の殲滅を目指す。利害が一致したため『暁』と手を組んでいる。
- うちはサスケ
- ナルトの親友でもあり、最大の宿敵でもある。うちは一族の末裔。
- 鬼灯 水月(ほおずき すいげつ)
- 声 - 近藤隆
- 大蛇丸の獄に封じられていた霧隠れ出身の青年で鬼灯兄弟の片割れ(兄・満月は共に忍刀を継承することを夢見て日々の過酷な任務を送っていたが、志半ばで命を散らした)[4]。「鬼人・再不斬の再来」とまで言われる神童であり、その名は【暁】の干柿鬼鮫にも知られていた(鬼鮫曰く「よく笑うかわいい子」)。大蛇丸から自分を解放したサスケの実力を認め、同行している。同じ里出身である再不斬を「大先輩」と呼んでいるが、波の国にある彼の墓の墓石代わりになっていた大刀「首切り包丁」を「受け継ぐ」という名目で盗んでいることから畏敬の念があるかは疑わしい。相手を殺す際、手足を切り落としてから頭にとどめをさすというスタイルを好むが、蛇に所属してからは(多少不満に思いつつも)サスケの「急所を外せ」という言葉に従っている。戦闘では独自の水遁忍術「水化の術」とその応用術を操る。アニメ版のみだが、鬼鮫と対峙した際に「あの小僧(再不斬)よりはマシにその大刀(首斬り包丁)を扱う様だ」と言われている。しかし、あまりに単調な攻め方故に鬼鮫は「一本調子だ。再不斬より上だと言ったのは取り消す」と前言撤回している。
- 香燐(かりん)
- 声 - 東條加那子
- 南アジト監獄の管理者。チャクラを感じ取ることのできる感知タイプのくノ一で、その能力を買われ蛇に所属することになった。
- 眼鏡をかけており、基本的に乱暴な口調で喋り、口より先に手が出るタイプである。しかしサスケには好意を抱いており、彼と2人きりになると眼鏡を外して迫ってくるという、いわゆるツンデレである。サスケに同行するのもその好意ゆえである(アニメではサスケのチャクラの質に魅力を感じているらしく、逆に水月のチャクラは嫌らしい)。また腕には対象者が噛むと対象者のチャクラが回復するような効果があるが詳細は不明。言い訳などする時いつも眼鏡を「くいっ」とする癖がある。
- 重吾(じゅうご)
- 声 - 阪口周平
- 本来はおとなしい性格であるが、精神の一部に異常な殺人衝動が隠れており、その衝動をコントロールできない自分を更生させるために「自ら望んで」北アジトの人体実験場に囚われていた。生前の君麻呂に対して「自分の殺人衝動を抑えることができる唯一の人物」という理由で心を開いており、君麻呂が命に代えて招き入れたサスケの価値を見極めるために同行する。香燐によると呪印の唯一のオリジナルであり、大蛇丸がサスケや音の五人衆に与えた呪印は彼の体液から作られたものであるとのこと。そのため呪印の扱い方がサスケや音の五人衆より多岐に渡る(体の一部を戦闘に特化した形に変化させる、呪印を聴覚にのみ作用させ、小動物と意志の疎通を図るなど)。ちなみに身長は202cmあり、全キャラクターの中で一番高かったが、キラービーとの戦いで重傷を負ったサスケに対し、自身のチャクラと身体を分け与えたため、一時的に身体が縮んでしまった。
フリド一味
疾風伝のオリジナルストーリーに登場した4人組。火ノ寺付近の隠し墓から元守護忍十二士である雷遁四人衆の遺体を盗み出し、木ノ葉に侵攻した。
- フリド
- 声 - 中井和哉
- リーダー。錫杖のような武器を使う。その正体はかつてクーデターを起こしアスマや地陸との戦いの末死んだはずのソラの父親であり元・守護忍十二士のカズマ。九尾のチャクラを宿したソラを利用して里への復讐を企てたが、それがアスマの怒りを買い、一騎打ちの末倒れる。アスマ同様、物事を将棋に喩えた言い回しをする。白く長い髪と顔の傷痕が特徴的。さつま芋が好物。
- フドウ
- 声 - 伊丸岡篤
- 土遁系の術と怪力による戦法を得意とする。体を岩より硬くする能力がある。ヤマトと最初に対戦した時は土遁で勝負し追い詰めるが、とどめの確認をしなかったため、木ノ葉で2度目の対戦をすることになる。この時は自分の能力を利用された上、水遁で追い詰められ、木遁で縛り上げられ、圧死、ヤマトの言う通り木ノ葉の土となった。
- フエン
- 声 - 上田燿司
- 相手を洞窟に閉じ込め、幻術、罠、毒でじわじわと弱らせる戦法をとるくノ一。この戦法でサイに傷を負わせるが、2度目はサクラに術を看破され、サクラの鉄拳を浴び、敗れる。
- フウカ
- 声 - 浅川悠
- 屍鬼接吻と屍鬼転身を組み合わせることで、5つのチャクラ属性を使い分けることができるくノ一。本体は髪の毛の化け物。ナルトを殺し肉体を奪おうとした。最初の戦闘ではナルトを惑わせ追い詰めた。しかし2度目は術の特性に気づかれ、螺旋丸を食らい敗れる。
霧隠れの里(水の国)
- 四代目水影・やぐら
- 三尾の人柱力で尾獣を完全に制御できた数少ない忍。暁に裏で操られ、里を恐怖政治で支配していた。
- 五代目水影・照美 メイ(てるみ-)
- 現在の霧隠れの里を束ねる長。セクシーな容姿を持つ妙齢の女性だが、三十路かつ独身の為に「結婚」「婚期」「遅れる」「破棄」という類の言葉に過剰に反応し、唐突に機嫌を損ねる事がある。
- 青
- 五影会談の時に現在の水影の護衛として同行。眼帯で覆い隠した右眼には日向一族の『白眼』が宿っている。日向の者やうちは一族のうちはシスイなどの実力者との戦闘経験を持つ歴戦の手練であり、右眼の白眼も過去の戦いで手に入れた「戦利品」。五影会談の最中、ミフネの言動を不審に思い白眼を使用、ダンゾウが写輪眼でミフネを操っていたことを見抜く。また、過去に四代目水影の幻術を解いたことがある。
- メイの勘違いによる八つ当たりのとばっちりを受けている。
- 長十郎
- 霧の忍刀七人衆の一人で、大双剣ヒラメカレイを所有。気弱なメガネ男子。五影会談の時に水影の護衛として同行。
- 白の母
- 声 - 皆川純子
- 呪われた一族として忌み嫌われた血継限界の血族である事を隠して結婚、白を生むが、後にそのことを夫に知られ、殺される。
- 白の父
- 妻が血継限界の血族である事を知り、殺してしまう。さらに白をも手にかけようとするが、命の危機に際して血継限界の血を目覚めさせた白により、逆に殺された。
岩隠れの里(土の国)
- 三代目土影・オオノキ
- かつて「両天秤のオオノキ」と恐れられていた、小柄な高齢の老人。未だに現役だが高齢の為に腰痛持ちで重い物が持てない。団子っ鼻が特徴で、頑固な性格。
- 赤ツチ
- 巨漢の男。五影会談の時にオオノキの護衛として同行。
- 黒ツチ
- 言葉づかいが乱暴な女忍者。土影にすらタメ口で話す。五影会談の時にオオノキの護衛として同行。
- カッコウ
- 声 - 志村知幸
- 上忍。カカシ外伝にて登場。任務ではタイセキ・マヒルと組む。岩隠れでも屈指の実力者だった。うちはオビトを死に追いやったがカカシにとどめを刺され死亡。
- タイセキ
- 声 - 鈴森勘司
- 上忍。カカシ外伝にて登場。任務ではカッコウ・マヒルと組む。強面の風貌だが冷静沈着。迷彩隠れの術を使いこなし、カカシの左目に深い傷を負わせたが、オビトの写輪眼に見極められて死亡。
雲隠れの里(雷の国)
- 四代目雷影・エー
- 雲隠れの里の長。キラービーの兄。バーベルで腕を鍛えており、プロテインをこよなく愛する為、身体は筋肉質である。暁の暴挙に激怒し、誘拐されてしまったキラービーに思いを馳せ男泣きする、わざわざガラスを突き破って外出するなど、非常に暑苦しい性格をしている。戦闘では自らの肉体に雷遁のチャクラを鎧のように纏い、パワーもスピードも格段に向上させた「忍体術」を得意とする。特にスピードは波風ミナトの「飛雷神の術」に匹敵する程速く、一旦発動したら不可避の天照を発動後に反射神経で避けるほどになる。
- サスケらを有する暁にキラービーが捕らえられたことを知ると激怒し、雲隠れの忍にサスケらの捜索を命令。また暁の活動、抜け忍のサスケを木ノ葉が始末しなかったことが気に入らなかったため、サスケの殺害に同意を求める文書を用意させ他の五影を招集した。
- 五影会談に向かう際にナルトにサスケの殺害をやめるよう陳情されたが、逆にナルトに対して諭す形で拒絶する。
- 五影会談でその場に姿を現したゼツにサスケのことを聞かされ激怒し、超人的な握力で左半身のゼツの首を折り、その後外にいたサスケらを見つけ交戦。水月の首切り包丁と両腕を片腕だけで簡単にへし折る、状態2の重吾をガードの上からパンチ一発で致命傷を負わせるなど、戦闘能力が非常に高いことが窺える。
- (旧)忍頭
- ヒナタが3歳の頃、木ノ葉との和平条約を結ぶために木ノ葉を訪れるが、真の目的は白眼の秘密を探ることだった。ヒナタの誘拐を試みるが失敗、日向ヒアシに討たれる。
- 二位ユギト
- 声 - 園崎未恵
- 体内に二尾(化け猫)を宿す女忍者。齢二つで二尾の人柱力となり、厭忌の対象とされるも修行の末、自らの意思で尾獣化を制御できるようになった。ただしダンゾウ曰く、完全に制御していたわけでは無い。暁の角都と飛段に捕らえられ、二尾を引き剥がされ死亡。人柱力としては珍しく里の者からはビー同様慕われていた。
- キラービー
- 声 - 江川央生
- 夜月一族の忍で、エーの弟。体内に八尾を持つ人柱力。通称ビー。ナルトとは違い尾獣の力を完全に制御することができ、後にマダラからも「人柱力として完璧な忍」と評される。また、尾獣とは何かしらの会話をするなど仲が良い。口調は「ヘイ、YO、チェケラッチョ」など、ラッパーの如く韻を踏む(ただし下手でセンスがない)。ユギト同様慕われており、弟子までいる。
- 戦闘スタイルは刀7本を体の至る所に挟み、回転しながら敵に襲いかかる。あまりの速さと奇天烈な動きから刀の動きが見えず、これによりサスケに大きなダメージを与えた。また、サスケと同じく刀に雷遁系のチャクラを流すこともできる。八尾のチャクラをまとっている状態では、刀を使わず直接攻撃で挑む。幻術は八尾のチャクラのお陰で効果を成さず、万華鏡写輪眼さえも通じない。尾獣化すると半分が牛で、8本の足を持つタコとなる。
- そのふざけたような戦闘スタイルからは想像もつかない程の強さを誇り、自らを捕えに来た「鷹」の面々を4対1でありながらも圧倒した。サスケに二度も重傷を負わせ、水月を戦闘不能に追い込んだが、回復したサスケの「天照」を食らい捕獲される。しかし、それは尾獣状態の足で作った分身にすぎず、本体はサスケに切断された八尾の足の中に潜んでいたため無事だった。
- 元々国の情勢に縛られるのに嫌気が差していて、「鷹」との戦いで捕獲されたフリをしてそのまま里の外で遊び歩いている。勝手に里から脱走した後はラッパーをやめて演歌忍者サブちゃんを目指して演歌を歌っていくつもりである。その後は所在が分かっておらず、自らの失踪が原因で、五影の里の間で緊張が走っている。
- サムイ
- 雲隠れの小隊の一人で、オモイとカルイを従えるクールな女の忍。巨乳のためか、肩凝りである。
- オモイ
- 色黒の男。常にネガティブ思考である。雷影の命令でプロテインを買い溜めに行かされている。師匠であるビーを連れ去ったサスケへの復讐心はあるが、裏切り者であっても仲間であるサスケを売ろうとしなかったナルトの強い意志は、個人的に認めている。
- カルイ
- 色黒の女忍者。常にポジティブ。しかし、キラービーを師匠として強く敬愛していたため、そのビーを連れ去ったサスケに対して強い憎悪を抱く。木ノ葉に来た時は「サスケの情報を出せ」とナルトに詰め寄りそれを拒んだナルトに容赦なく殴りかかるなど、喧嘩っ早い性格であることが窺える。
- ダルイ
- 五影会談における雷影の護衛。その名の通り常にダルそうな色黒の男で、雷影の暑苦しさについていけない時もある。水遁系と雷遁系のチャクラ性質を持っている。
- シー
- 五影会談における雷影の護衛で感知タイプの忍者。ダルイとは対照的に真面目な男。視覚に影響を及ぼす幻術を使用する。
- ジェイ
- 声 - 松田健一郎
- 眼鏡をかけた男。サクケたちの拉致されたキラービー(実は変わり身)を追跡していたが、サスケたちに見つかってしまい、雲隠れの捜索隊によって死体となって発見された。
波の国
- タズナ
- 声 - 青野武
- 第七班が護衛した波の国の橋作り職人。国に勇気と希望をもたらそうと、遮断されている物流を活発化させるために、命懸けで橋の建設を試みる。本来の難度を偽って依頼をするなど、したたかな食わせ者の一面もある(大名ですら貧しい波の国にて国家レベルの相手と戦うには仕方ないが)。七班の活躍もあり、無事に橋は完成。その活躍とイナリや島民の心を開かせたナルトの功績を称えて「ナルト大橋」と名づける。疾風伝ではその間に依頼で一年近く雷の国に滞在していたが、木ノ葉復興の為にイナリと共に再登場した。言葉の頭に必ず「超」をつけるのが口癖。
- イナリ
- 声 - 石川静
- タズナの孫。慕っていた義父・カイザを殺されたことにより心を閉ざしていたが、ナルトと出会ったことで大きく影響を受け、国を守るために島民とともに立ち上がる。
- ツナミ
- 声 - 渡辺美佐
- イナリの母親でタズナの娘。イナリを守るため、ゾウリとワラジに人質にとられる。
- カイザ
- 声 - 高瀬右光
- イナリの義父。言葉に必ず「モロ」をつけるのが口癖。元は他国の人間だった。かつては国の「英雄」と呼ばれたがガトーにより処刑された。
- ガトー
- 声 - 坂東尚樹
- 海運会社・ガトーカンパニーを経営する大富豪だが、裏では麻薬や禁制品の販売、企業や国の乗っ取りまで行う、悪徳組織の長。波の国を乗っ取り、物流を遮断。抜け忍である再不斬らを雇い、橋の建設を試みるタズナを暗殺しようと企む。カカシとの戦闘で致命傷を負った再不斬を裏切るが、再不斬のクナイ一本での捨て身の奇襲から逃れることはできずに首を刎ねられ(アニメでは海に落とされ)死亡。
- ゾウリ
- 声 - 奥田啓人
- ガトーのボディガード。ツナミを襲い、助け出そうとしたイナリを殺そうとするが、駆けつけたナルトに不意討ちにされる。後に疾風伝に再登場し、水月に脅迫され行方不明になった首切り包丁に関する情報を吐かされた。
- ワラジ
- 声 - 酒井敬幸
- ゾウリの同僚でガトーのボディガード。居合いの使い手。冷酷な男。ゾウリ同様、ナルトに不意討ちにされる。
雨隠れの里(川の国)
- シグレ、バイウ、ミダレ
- 声 - 川村拓央、藤本隆行、ヤスヒロ
- 雨隠れの里の下忍達。シグレは長身(195.6cmと、作中に出てくる人物の中で2番目)で、仕込み千本による攻撃を得意とするリーダー格、バイウは小柄ながら怪力の持ち主、ミダレは頭脳派といったチーム。中忍試験に参加し、第二試験の際に我愛羅につっかかるが、3人とも砂漠送葬であえなく死亡。
- 篝、夢火、朧
- 声 - 原田正夫、上田陽司、大水忠相
- 雨隠れの里の下忍達。幻術や分身を用いた戦法を得意とする。中忍試験に参加し、死の森にて第七班とカブトと対峙するが敗北し、天の書を奪われる。アニメのオリジナルストーリーで再登場を果たしたが、再び敗北。その後の生死は不明。
- 半蔵
- 声 - 沢木郁也
- 内戦中の雨隠れの里の長を務めていた忍。過去に自来也、綱手、大蛇丸らと戦ったことがあり、彼らに三忍の呼び名を与えた。山椒魚を口寄せすることから「山椒魚の半蔵」とも呼ばれ、忍の世界ではその名が知られていた。内戦の末、弥彦の組織の存在を黙ってみていられず、一旦三大国への平和交渉のために手を組む。しかしその気は無く、あくる日に弥彦の組織と落ち合う場所で小南を人質に取り、弥彦を長門に殺害させる形を取った。「口寄せ・外道魔像」により部下の忍を殺害され、一度姿を消した。最終的に、ペインに殺害され、一族に関係する者ごと滅ぼされた。
- 長門
- 声 - 前野智昭
- 里の内戦の時、自来也に世話をされていた輪廻眼を持つ少年。後の暁のリーダー。
- 弥彦
- 声 - 羽多野渉
- 里の内戦の時、長門と共に自来也に世話をされていた少年。自来也が去った後の内戦の末、自らを筆頭に「武力に頼らない平和」を見つけるべく、組織を形成した。黙っていられなかった半蔵は、三大国への平和交渉のために半蔵を中心として同意を得ようとしていた。しかし、落ち合う場所で小南が半蔵らに人質に取られ、半蔵の要求を嫌々呑む形で長門のクナイを自らの腹に刺し、命を落とした。自来也が雨隠れに侵入した時にはペインの天道らしき人物となっていた。最終的に、小南から天道が弥彦であることが明かされた。
- リュウスイ、ユウダチ
- 声 - 柳田泰道、中西としはる
- 雨隠れの里の下忍。ペイン派の末端であり、ペインに関する情報を知るため自来也に拘束され尋問を受ける。片方は自来也の身代わりにされた後解放され、もう片方は蛙に変えられたまま木ノ葉に送られ、ペインの情報を引き出される。
滝隠れの里
- シブキ
- ジャンプフェスタ2004のアニメに登場した、滝隠れの里の長。まだ若く、臆病な性格。
この節の加筆が望まれています。 |
鉄の国
- ミフネ
- 鉄の国の大将。五影会談では進行役を務めた。
- オキスケ、ウラカク
- ミフネの側近。侍に直接命令を下す。
尾獣(びじゅう)
口寄せ動物
脚注
- ^ アニメでは名前がゲンとなっていたこともある。現在はシビに戻されている。
- ^ この登場は第一部の中忍試験以来で、ジャンプフェスタ2008でサスケ役の杉山紀彰が「好きなのに出てこない」と言ったところ、作者は「(アンコのことを)忘れていた」と答えた。
- ^ オフィシャルデータBOOK「者の書」にも名前が記載されているが、我愛羅より僅かに年上となっており、年齢設定に矛盾が生じている。
- ^ 「者の書」より
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。